2月にエンパイア・エステートビルの絵を描きましたが、同じツアーで、雨降る中を歩いた街角でのワンショットをもとに描いてみました。シカゴから始まったアメリカでの団体ツアーでしたが、ニューヨークでの2泊はとりわけ印象深いものがあり、夜ともなればフリータイムとばかりに、ジャズやクラシックの生演奏、さらにはミュージカルも楽しむなど好きなものに浸りましたが、あちこちフラフラと歩き回りもしました。その時のスナッ...
サラリーマン生活に別れを告げサンデー毎日となった身で、何か新しいことでもやってみるかと思い立った一つが絵を描くということでした。 遅々として進まずとなるかも知れませんがご覧いただければ嬉しい限りです。
背景をどうするか悩みましたが「迷ってもしょうがない、これでいこう!」とばかりに黄色系で塗りました。山吹色と言ったらいいでしょうか?そういうイメージで色を混色して、中心部から上下両端に向けて色を薄くして塗っていきました。自然の中に群生しているイメージです。初めは、同系の緑色、それもかなり濃い、焦茶と混色した黒いに近い緑系の色で塗っていこうかとも思いましたが、面積的にかなり大きく、葛そのものが背景色に...
先週の水彩画講座のモチーフはやはり草花でした。風景画を続けて描いていたので、今回は草花を描いてみようと鉛筆で形を捉えることにしました。モチーフは葛。捉えどころのないクネクネと好き放題に伸びた葉っぱ。紫色の花が綺麗に咲いています。当然来週までは持たないので、形だけは捉えておかねばと描き進めましたが、途中でこれをペンで描いてみようと思い立ち、そして目の前の葉っぱだけではちょっと寂しいので、これまた架空...
先月、スペイン、ミハスの街の建物群は描きましたが、今回同じ街のお土産屋さんを小さなサイズの紙に描いてみました。紙は「Ohuhu」のWatercolor Pad で 229×305mm 。小さいので意外に早く描けました。土産物屋というのに人が少ないためか、ちょっと寂しい雰囲気になってしまいました。このお土産屋さんは、日本人観光客がよく訪れるようで入口の看板に日本語で花の説明が書いてありました。...
「浜木綿」「富良野」の2枚ともにさらに手を加えました。「浜木綿」は今日の午前中開催の水彩画講座に持ち込み講師の先生からアドバイスをもらい、葉の色を濃くし、背景全体を青緑系の色で画面下部から中程に掛けて薄くなるようグラデーションを掛けました。帰宅後さらに色を塗り重ねています。結果オーライか否か?良くなったようにも見えますが、今度は少し暗過ぎたか?(笑)そして「富良野」、これは先生からはアドバイスをも...
浜木綿がイマイチ納得にいかない出来で、ちょっとモヤモヤしていたので、全く別の描き方で風景を一枚描いてみようと思い立ちました。10年くらい前に北海道へ旅した際の一コマ。今になってその時の写真を見ると、どれも絵を描くために撮ったものではないのでなかなか描きたくなるような写真がありません。それでもと、拾い出した一枚を見て描いてみました。今回は水彩画らしい淡い感じを出してみたくて描き始めました。まずはHBの鉛...
仕上げてみて思ったのは、やっぱり上手く描けないなあ、ということになってしまいました。なんとなくそうなりゃしないか?どうしたらそうならないように描けるか?いろいろ考えながら描いてみたんですが、どうもそれらしく見えず、しかも汚れたような色合いになってしまいイメージ通りにはなりませんでしたね。当初考えていた、浜木綿は海岸端に見られる、というイメージで、背景に海を入れようとしたんですが・・・。発想は悪くは...
厳しい指導(笑)を受けてさあどうしたものかと戸惑うものの、毎週の水彩画講座はいつも通りやってきます。先週の課題は、季節の花が主体でしかも生花です。風景画を描いて散々な結果だったので、ここは気分を変えるには花もいいかと水盤に生けてある「浜木綿(ハマユウ)」を描くことにしました。が、毎度のことですが、花を描くのは良しとしても、やっぱり背景に大きな空間が出来てしまいます。これをどう描くか?何もせずそのま...
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2月にエンパイア・エステートビルの絵を描きましたが、同じツアーで、雨降る中を歩いた街角でのワンショットをもとに描いてみました。シカゴから始まったアメリカでの団体ツアーでしたが、ニューヨークでの2泊はとりわけ印象深いものがあり、夜ともなればフリータイムとばかりに、ジャズやクラシックの生演奏、さらにはミュージカルも楽しむなど好きなものに浸りましたが、あちこちフラフラと歩き回りもしました。その時のスナッ...
久しぶりに東京へ行ってきました。このところ上京となると交通費節約のため往きは東名高速バスの利用が多くなっています。JRの利用も「ジパング倶楽部」の会員になっているので新幹線も30%off(自由席利用で片道約5,500円)で利用は出来るのですが、それでもバスのほうが安い(片道3,800円)ですね。ただし、バスは4時間以上掛かってしまうので時間に余裕がないと利用は出来ませんが・・・。ということで、往きはバスでした。バ...
自宅の比較的近くを天竜川の支流が流れています。その川の土手沿いにソメイヨシノの桜並木が点在し、春ともなれば淡いピンク色の花で埋め尽くされます。桜は市内の川沿いにはあちこちに植樹されており、何処も見事な景色を眺めることができます。今回は、その自宅からほど近い川の桜を描いてみました。が、桜並木の向こうに見える民家やマンションを忠実に絵の中に入れても風情のないこと著しく、それならばと勝手に背景を創作して...
或る方のお店のカウンターに置いてあるガラスの花瓶に生けた花の写真を見まして、あまりにも綺麗だったので描いてみようと思い筆を取りました。写真を見てから1週間以上経ってしまった気がするので、蕾だった花は咲き開き、咲いていた花は萎んでしまったりと随分変わってしまったのだろうと思うと、あまり時間を掛けて描いているのも躊躇われ、とにかく色を置いて仕上げてみました。毎度のことで背景の処理に悩んだものの、実際に...
先日、富士山の麓にある「富士高原トマトフィールド」という施設にキャンプに出掛けまして、雄大な富士山を一日中眺めていました。富士山はホントに癒される山ですね。実は、キャンプも好きなもので、今年に入って2度目のキャンプでした。夜中にはまだまだ氷点下にまで下がる日もあるようですが、ストーブを持ち込んでテントの中で過ごすのもいいものです。幸い、行った日は今年一番の暖かな日となりまして、昼間は薄手の長袖1枚...
風景画が続いたので久しぶりに花を描きました。 水彩画教室でのモチーフのひとつで鉢植えのシクラメンです。 真っ白な花がいっぱいに咲いているので白い水彩画紙にどう表現するのがいいのか、葉脈が目立つ葉をどう描くか、またまた迷いましたね。 ( F10 水彩紙 ) にほんブログ村にほんブログ村...
雪景色を描いてみたくなり、また古い写真を眺めていたところ、15年前の冬に南会津の大内宿に行った時の写真が出てきたので、これを元に描いてみました。この写真は現地に行ったことのある人ならすぐ分かる一番奥の高台から撮ったもので、ネットで大内宿を探すと必ず出てくる写真で、この位置から描いた絵も随分多いのだろうと思いましたが、構わず描いてみました。一面真っ白な雪が広がる景色、表現が難しかったのですが、とりあえ...
昨年夏にスペイン南部のミハスの街並みを描いて小木曽誠先生の鬼講評会に出したところ、持ち時間4分で指摘ばかりの厳しい講評で、描くのにえらく時間が掛かったというのにこれか!とかなり落胆した覚えがあります。もっともその後も提出した絵はどれもみな厳しい指摘ばかりで、少々凹んでしまい、いったいどういう風に描いたらいいものかと悩み続けているわけですが、先生の描く水彩画を見ては真似られるところは真似て、とコツコ...
一昨日描き上げた山の名は不明でしたが、今日は同じ北アルプスの五竜岳を描いてみました。この絵の元になっている写真は、泊まった白馬ハイランドホテルのロビーフロアから撮ったものです。このホテルは、アルプスの山並みを眺めるにはベストなロケーションですね。五竜岳頂上直下にあの信玄の「武田菱」がうっすらと見えています。...
一昨日描き上げた山の名は不明でしたが、今日は同じ北アルプスの五竜岳を描いてみました。この絵の元になっている写真は、泊まった白馬ハイランドホテルのロビーフロアから撮ったものです。頂上直下にあの信玄の「武田菱」がうっすらと見えていましたが、絵では実際より少しハッキリ目に描いています。( Ohuhu Wartercolor Pad 22.9cm × 30.5cm )...
2年前の5月、クルマで白馬岳方面を目指して走っていた途中で撮った一枚の写真。どうと言うことのない風景でしたが、描いてみたくなり筆をとりました。...
前回、Ofufu の水彩紙( 229mm × 305mm )で透明水彩絵具でエンパイアステートビルを描いてみましたが、もう少し大きいサイズの紙で描いてみようという思い立ち、今度は四つ切りサイズ( 590mm × 400mm )でアクリル絵具を使って描いてみました。実はアクリル絵具で描くのは初めて。使って驚いたのは、すぐ乾いてしまうこと。乾くと固まってしまい水で溶くことは不可能なこと。そのため、パレットは紙を使いました。そして、筆も傷...
今から15年近く前、アメリカを訪れた際の一コマ。初めてのニューヨーク、泊まったホテルから歩いて然程遠くなかったエンパイアステートビル。上まで行くことは出来なかったものの、あのキングコングもしがみついていたこのビルを間近に見て、ニューヨークにいるんだ、と結構気持ちが昂っていたのを思い出しました。絵の方はビルの窓を描くのがかなり面倒なことになってきたので、かなり端折りました。( Ohuhu Warter color Pad 2...
佐渡島でもう一枚、初めに描いた「弾崎灯台」の西2.5kmほどのところに位置する「二ツ亀」と呼ばれる島を描いてみました。二匹の亀がうずくまっているように見えることからこの名がついたようです。描いた島は陸続きになっていますが、潮が満ちれば海の中に沈みます。ここは佐渡随一の透明度を誇る海で夏は海水浴場になります。「日本の快水浴場100選」にも選ばれているそうです。描いた絵ではそのスケール感は出せませんでしたが、...
何か描きたくなって、ちょっと古い写真でしたが、佐渡島で出会った寂れた灯台を描いてみました。どうということのない写真でしたが、草も茫茫で人気のない灯台になんとなく引っかかるものがあり絵にしてみたところです。写真を見ると看板に「弾埼灯台」という文字が見えました。...
去年暮れには、正月明けまでの間にまとめて描いてみようと密かに思っていたのですが、残念ながら描けませんでした。酒ばっか飲んで、挙句の果てに正月三が日が明けようかという頃になって風邪を背負い込みましてね、結局当初の志は見事に砕けちりまして、とは言え1枚だけはなんとか描きました。水彩画教室の方も今年第1回目が予定通り始まりまして、下絵だけは描いて少しだけ色を付けて持っていったんですが、これを完成させたと...
今週今年最後の水彩画教室がありました。年賀状書きに追われ絵の方は全く進みませんで、欠席しようとも思ったのですが他の皆さんに年末のご挨拶をしなければと参加しました。ということで、絵の方は前回下絵を描いたままストップしていた水仙の絵に色付けして今年の教室は終えました。やっぱり水盤に生けてある花だけでは物足りなく、寂しい雰囲気になりました。毎度のことですが、背景処理に迷い、また水盤が下で分詰まりの窮屈な...
12月も早くも中旬に差し掛かろうとしているので、また例年の如く来年の年賀状の準備をしなくてはと、今年の年賀状から始めた水彩画を使って作成しようと描き始めました。ここ2〜3年、年賀状仕舞いというのが多くなってきたような気もしますが、送る相手もちょっと絞ってもうしばらく続けてみようと思ってます。さて、来年の干支は辰。龍の絵ですね。とまあ、つい最近出掛けた京都の禅寺「建仁寺」にあった小泉画伯が描かれた双龍...
10月下旬に松本市山中標高1,500m地点にあるキャンプ場に出掛けた際、紅葉というか黄葉というべきか、見事に色付いた樹々を見てラフに鉛筆スケッチしたものを自宅に帰ってから描き加え着彩してみました。...
静物が続いたので今度は風景をと思ったものの、描く題材もないのでまた以前撮った写真の中から1枚選んで描いてみました。もっともこの風景はちょうど1年前に別のアングルで描いたことがあったので2度目のトライとなりますが、久しぶりに描く風景もなかなか難しいなあと感じています。1年前の時は、その絵を見た人達から『何を描きたかったの?』と言われたのを思い出していました。今回は、手前に木を入れ棚田を見下ろした風景...
遅々として進まず、新しい絵を描くのが億劫になってしまいました。当然、ブログに載せる絵も無く、前回の記事からずいぶん時間が経過してしまいました。今回、ようやく、と言いたかったのですが、まだ完成した絵がありません。それでも何か描こうともがいている中で、少しばかり時期遅れになってしまいましたが、桜を描くことにしました。話は飛びますが、実は私お酒が好きなんです。それも日本酒を好んで口にします。その日本酒も...
先週の水彩画講座で菜の花を描き始めたことは前回のブログに書きましたが、その続きを自宅で描いたので、今週の講座で講師の先生に見てもらったところ、背景に山を描いて見たらどうかとのアドバイス。 もともと水盤に生けた菜の花なのですが、それを遥かに超えた空想の世界の絵となります。 『遠い山並みをうっすらと色をつけて描く、下に向かうにつれて色を落とすグラデーションの美しい山を描くんです。』 『これによりこの...
現在通っている水彩画講座の先生が今月初め突然脳梗塞で倒れ入院されました。 講座に復帰するのは難しい厳しい状態のようで、講座の方は日本画の講座を担当されている先生が当面担当されることになりました。 当然、指導方法も画風も変わります。教室の皆さん、戸惑いがあるようですが、絵が好きで通った来られる方ばかりゆえそのまま続いていくのだろうと思っています。かくいう自分はどうかと言えば、あ...
かれこれ15年位前のこと、10日間程アメリカに滞在した際に撮った写真がかなりあり、思い出したように眺めていたらちょっと描きたくなりまして、シカゴのホテル近くで撮った写真1枚を見て描いてみました。 ヒルトンホテルに泊まったんですが、確かホテルから歩いて行ったお店を撮った写真です。夜なので写りは悪かったのですが、夜の雰囲気を描いてみたいと思ったわけです。 ブルースをライブで聴かせてくれるお店でした。本場の...
先週の水彩画教室で描いていた「法被に提灯とラッパ」の絵は、今週の教室でほぼ仕上げの段階まで描き進みました。全体の雰囲気は、やはり背景の塗りでイメージとは違う出来になってしまい、あらためて静物画における背景の描き方の難しさを感じた次第です。こういうことを毎回繰り返しているようで、どうも背景の描き方が判然とせず、どうしたらいいのか迷うばかりです。実際のモチーフは壁際の台に置かれ、バックには淡いピンク色...
前回のブログを書いてからから2ヶ月近いブランクが出来てしまいました。12月はいろいろやりたいこと、というかやらなければならないことが沢山あってなかなか筆を握る余裕もなかったのですが、その時は新年を迎えたら気持ちも新たに描こう、そう思っていたのです。ところが、正月3が日が明けた頃から咳、鼻水、と風邪のような症状が出てこれはもしや新型コロナか?、と正月休み明けのクリニックに駆け込みまして・・・・。風邪の...
クリスマスツリーを描いたあとに描くモチーフを探していましたが、以前から気になっていた風景があったのでそれを描こうと写真をもとにスケッチを始めました。今から15年ほど前に行ったスペイン南部の街の家々を撮った写真です。密集した白い壁の家並み、屋根は煉瓦色の瓦で覆われていてモザイクタイルのようでもあります。風景というより一つのデザインのようにも見えます。かなりゴチャゴチャしてスケッチそのものも時間が掛かり...
お正月はまだもう少し先ですが、その前にクリスマスですね。通っている水彩画講座も先月下旬から新しいモチーフで描くことになりましたが、鉢植えの花、置き物に加えクリスマスツリーの中からひとつ選ぶことになりました。クリスマスも近いこの時期なので、ちょっと面倒ではありましたが、クリスマスツリーを描くことにしまして、鉛筆の下絵はそこそこに色を塗り始めました。ホンモノの樅木というわけにはいきませんで、当然造花で...