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信ずることと、すること。 https://mori-to-seiza.hatenablog.jp/

読書と読書会について書いていきます。学芸全般について、新書をよく読みます。小説も読みますよ。読書会を主催しているので、遊びにいらしてくださいね。

しょうじ
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2023/03/01

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  • 【マチナカ読書会】レジュメ『生きづらい明治社会』⑤ 第5章

    こんにちは。 今日は午前中に一件レジュメを既に公開しているのですが、なるべく早いタイミングで全巻についてのご案内を完結させたくて、二件目に取り掛かりました。このブログ記事では、第5章を取り扱います。どうぞおつき合いください。 生きづらい明治社会 不安と競争の時代 (岩波ジュニア新書) 作者:松沢 裕作 岩波書店 Amazon 第5章 競争する人びと―—立身出世 小見出し一覧 ①日清戦争②地租の増税と地方利益誘導の政治③貧民救助論争④逃れられない「わな」⑤立身出世の時代 ※ 上記の①~⑤の番号は、ブログ作成者が便宜的に割り振ったものであることをお断りしておきます。 本章の概要 日清戦争(1894…

  • 【マチナカ読書会】レジュメ『生きづらい明治社会』④

    こんにちは。 ①~③に続けて、23/05/28(日)のオフライン読書会を中心に行う読書会で扱う『生きづらい明治社会』(松沢裕作さん著)のレジュメをお届けいたします。今回は、4章のみを扱います。ぼくとしては、本著の「白眉」の部分と思っていますので、どうぞ最後までおつき合いください。会への参加もご検討くださいますと幸いです。なお、以下にある「小見出し」に振った①~④の数字は、ブログ作成者が便宜的に割り振っていることをお断りします。 生きづらい明治社会 不安と競争の時代 (岩波ジュニア新書) 作者:松沢 裕作 岩波書店 Amazon 第4章 小さな政府と努力する人びと―—通俗道徳 小見出し ①カネの…

  • 【マチナカ読書会】レジュメ『生きづらい明治社会』③

    こんにちは。 今回の『生きづらい明治社会』(松沢裕作さん著)のレジュメは、第二章・三章をまとめて書いてみます。おつき合いくださいますと幸いです。 生きづらい明治社会 不安と競争の時代 (岩波ジュニア新書) 作者:松沢 裕作 岩波書店 Amazon 第二章 その日暮らしの人びと―—都市下層社会 小見出し一覧 ①ドヤ街とネットカフェ②貧民窟③貧民窟のルポルタージュ④住居と家族⑤職業と食事⑥都市下層社会の特徴 ※①~⑥の数字は、ブログ作成者がつけたものです。次章も同じです。 章の概要 ネカフェ難民やドヤ街の淵源を考えると、江戸時代の都市における不安定な肉体労働の労働者が視界に入ってくる。 1897年…

  • 100分de名著テキスト『福音書』を読みながら②への追記 ~「同苦」をめぐって~

    NHK 100分 de 名著 新約聖書 福音書 2023年 4月 [雑誌] (NHKテキスト) NHK出版 Amazon こんにちは。 先ほど、今晩(23/04/20)のclubhouseルーム「100分de名著を語ろう」のためのレジュメを公開したところです。下線がある部分にリンクが埋め込まれていますので、ご参照くださると幸いです。 そのレジュメには、この記事に先立って書かれたブログ記事を紹介しているのですが、そこに「書き忘れ」があったことに気がつきました。本ブログ記事では、その「書き忘れ」てしまったことを中心に書き進めてまいります。できれば、そのレジュメとブログ記事とを併せ読んでくださいます…

  • 各種関連コミュニティのご案内

    建造中

  • 100分de名著テキスト『福音書』を読みながら②

    こんにちは。 昨日(23/04/17)、Eテレ「100分de名著」をオンタイムで視聴しました。若松英輔さんがナビゲートする「福音書」の3回目の放送で、サブタイトルは「祈りという営み、ゆるしという営み」。前回の放送にも増して学ぶところが多く、感動を禁じ得ませんでした。 www.nhk.jp 第2回の放送視聴時に、ぼくはブログを既に書いているのですが、今回はその「追記」のつもりで書いてみようと思っています。なお、前回放送に関するブログ記事は、こちら からご覧いただくことができますので、よろしければご参照になってみてください。 なお、このブログ記事とは別個に、clubhouse「100分de名著を語…

  • ドラマDVD『心の傷を癒すということ』を見る

    こんにちは。 阪神淡路大震災が起きたのは1995年1月17日。既に30年近くも前のことになります。「その日」の前後、関西方面限定でNHKドラマ『心の傷を癒すということ』編集版が単発で放送されました。それがNHKプラスで、全国で配信されるとTwitterで知り、ぼくはまず、このサービスを利用して編集版を視聴しました。 しかし、やはり全4話を見たくなりました。始めはセル版を入手しようとも考えましたが、幸いTSUTAYA DISCASで上下2枚のDVDとしてレンタルできることを知って、都合2便に分けて視聴いたしました。やはり、全編を見ておいて損はない、むしろ「必見」と言ってもいいと思っています。 心…

  • 【マチナカ読書会】生きづらい明治~②第1章 突然景気が悪くなる

    こんにちは。 松沢裕作さんの『生きづらい明治社会』(岩波ジュニア新書)を、ようやく第4章まで読みました。推薦してくださった方の言う通り、第4章はとてもおもしろかったです。しかし、今日のところは慌てずに、第1章を中心に考えていきたいと思います。以前書いたものは、以下にありますので、ご興味がありましたら参照なさってください。 mori-to-seiza.hatenablog.jp 第1章 突然景気が悪くなる―—松方デフレと負債農民騒擾 以下、小見出しに連番を振って、閲覧に役立てたいと思います。なお、「 」で括っている部分は、本文からの引用(=丸写し)となります。 景気変動 世界恐慌(1929年)や…

  • 100分de名著テキスト『福音書』を読みながら

    こんにちは。 今月(23/04)のEテレ「100分de名著」は『新約聖書』の福音書がテキストで、担当講師は若松英輔さんです。これはまだ前半の2回を見て読んだだけなのですが、ぼくが奉じている日蓮仏法とも、著しく共鳴しているので、ちょとそれを書いてみようと思い立った次第です。おつき合いくださると幸いです。 新約聖書 福音書 2023年4月 (NHKテキスト) 作者:若松 英輔 NHK出版 Amazon 100分de名著テキスト目次 ・はじめに 神のコトバと対話し、自分自身と向き合う・第1回 悲しむ人は幸いである・第2回 魂の糧としてのコトバ・第3回 祈りという営み、ゆるしという営み・第4回 弱き者…

  • 【マチナカ読書会】生きづらい明治社会~①はじめに

    こんにちは。 今回から、松沢裕作さんの『生きづらい明治社会』(岩波ジュニア新書)についての記事を分けて書き、5月28日(日)開催の会の準備としたいと思います。今回は、「はじめに」を概括していきます。 生きづらい明治社会 不安と競争の時代 (岩波ジュニア新書) 作者:松沢 裕作 岩波書店 Amazon 裏表紙のまとめから 日本が近代化に向けて大きな一歩を踏み出した明治時代は実はとても厳しい社会でした。景気の急激な変動、出世競争、貧困・・・。さまざまな困難と向き合いながら、人々はこの時代をどう生きたのでしょうか? 不安と競争をキーワードに、明治という社会を読み解きます。 はじめに 明治時代=大きな…

  • 「再開発」の進む街で

    こんにちは。 23/04/23(日)に投票が行われる統一地方選、積極的に「取りに」行かないと、争点や論点が何なのか、よくわからないように思います。ぼくは、ある時に育った街から逃げるようにして今の場所に移ってきたのですが、その以前住んでいた街は、「再開発」の名において、大きく姿を変えつつあります。一つには、大手私鉄が高架化だか地下化だかを進めていることに伴い、駅舎が変わること。もう一つには、道路が片道だったところを往復の道に拡幅される予定があること。元々が小さな商店街だったのですが、その個人経営だったお店にシャッターが降り、多少きらびやかな構えの店舗が散見されるようになった。しばらく前に用事があ…

  • 「やさしさ」は平和の力たりえるか?~大江健三郎さんの問いかけから

    こんにちは。 2023年3月3日、文学者の大江健三郎さんが亡くなりました。ぼくは熱心な読者でも、よい読者でもありませんでした。小説とエッセイ合わせても3~4冊程度を読んだだけです。しかし、幸いなことに、学部生時代に講演を聴講することができました。1980年代のことで、『新しい人よ眼ざめよ』が発刊されてしばらくしたころだったと記憶しています。 新しい人よ眼ざめよ (講談社文芸文庫) 作者:大江健三郎 講談社 Amazon 演題は、この稿の題目として掲げている「『やさしさ』は平和の力たりえるか?」だったと思われます。お話しの内容は、人に対してやさしくあろうとすることを不可能にすることに抗うのであれ…

  • 『高校生からわかる社会科学の基礎知識』~(5)第2章 近代法③

    こんにちは。 なかなか思うようには進められない『基礎知識』ですが、今回は「第2章 近代法」の3回目として、 8 西欧政治の流れ 近代憲法の確立過程と、9 憲法 とを中心として扱います。おつき合いくださいますと幸いです。 8 西欧政治の流れ 近代憲法の確立過程 (以下の「項目」ごとに付いている数字は、引用者が便宜的に付与しているものです。以後に書かれる記事についても、これに準じています) 中世・封建社会 複数の権力が入り乱れた時代 9世紀西欧=王政と封建制(古代の土地制度と主従関係を引き継ぐ) 荘園制 複数の権力が併存 双務契約 中世末期 教皇と諸侯の権威が低下しつつあった時代 強い権威=ローマ…

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