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2022/11/27

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  • 私の知らない義父と義母の一面

    火葬式に使う遺影のために、なにか写真はないか、と義母に聞いたら、「昔のしかないけど、探しておくわ」と言ったので、それを受け取りに行きました。義母が用意してくれたのは、20年ほど前に(つまり、私がまだ夫と結婚する前に)北海道へ家族旅行をしたときのものと、誰かの結婚式に参列したときのもの、その二次会なのか相当お酒が入って場も乱れた様子のもの、そして娘が生まれたときのものでした。多少は今より若いものであっても良いとは思うけれども、一番近いときのものでも今より20年も前のもの。それ以上に若いときの写真となるともう、「これ、誰ですか?」というほど今とは人相が違っていて、ちょっと遺影にするのは憚られました。ですので、旅行先のスナップで、できるだけ正面を向いて映っているものにしました。(ちなみに遺影も葬儀場に頼むと3~...私の知らない義父と義母の一面

  • 義父が亡くなったあとに募る猜疑心 2

    義父が亡くなり、死亡診断書がきちんと下りたので、夫はレイの義父の弟さんに連絡を入れました。義父を施設に入れたときには、「援助してもらえないか」と夫が掛け合いに行き、すると、「12月末までだけ。いくらかかるか知らんが、援助は10万円。それ以上は出さん」と言った弟さん。(つまり、最高でも30万円)それだけでも有り難いと思わにゃいかん、とさんざ嫌味やら言われても耐えた夫。それも毎月、直接本人に感謝されながら渡したい、ということで今月末にまた見舞いに行くわ、と言っていたけれど、それを待たずして亡くなったので、結局、弟さんには全く援助を受けることなく終わったのでした。夫が弟さんに連絡し、「当初言っていたとおり、内輪のごく家族だけで火葬式を行うだけにしました」と言うと、弟さんはやはり、えっ、葬式やらんのか・・と渋られ...義父が亡くなったあとに募る猜疑心2

  • 義父が亡くなったあとに募る猜疑心

    さて、次の日の朝。予定どおり、お医者さまが死亡診断にいらっしゃいました。私と夫が施設に着いて、施設の看護師さんに、「あれから、心臓も止まりました?」と尋ねると、「う~ん・・今朝早い時間まではまだかすか~にあったように思うんですね。でも、私たち、精密な機械を持っているわけではないので、本当のところはよくわかりません。お医者さまがどういう判断をされるかですので、それまでお待ちください」とお利巧な返答を得ていました。だから、昨晩から「明日の朝まではかすかに心臓は動いているかもしれない」と言われていたくらいですから、死亡診断についてはお医者さまは何かプロっぽい、と申しますか、「なるほどぉ、それで確実に死んだ、と言えるわけか」という繊細で神妙なことが行われるのか、と思っていました。しかし、現れたお医者さまは型どおり...義父が亡くなったあとに募る猜疑心

  • 義父が亡くなりました

    いま、義父の部屋を片づけながら、たくさん用意したパジャマやら下着やら(だいたい10着以上は用意させられた)、まだ一度も手を通したものがないものを、夫が、「俺は着ないよ。サイズも違うし、もう捨てよう」と言うので、ゴミ袋に詰めながら、なんだかこれは、戦時中の捕虜に、「ここに穴を掘れ」というので穴を掘ったら、「今度はそこを埋めろ」という無意味な労働をさせることが一番気力を失わせる、という刑を思い出していました。ちょっと例えは悪いですが、それほど買ったばかり、入居させたばかりだったのにねぇ。義父にはさんざんお金を使わせられて、最後の最後まで買っただけのものをただ捨てるしかない、という結末とは。人が亡くなったというのに、こんな感想しか抱けない私は悪い嫁なのでしょうが、義父が亡くなったということそのものについては、遅...義父が亡くなりました

  • 与えられた人生を精一杯生ききりたいだけ

    昨日は、友人たちと久しぶりに出かけた、ということを書きました。そして、最後にカフェでいろいろとおしゃべりしているときに、「みんな、いろいろあって大変なんだなぁ」と思いました。ひとりは独身で、安定した収入を得て、気ままに暮らしていると思っていたら、去年、ご両親を見送ったそうな・・。施設に入れるまでが大変で、実家でお姉さまと一緒に介護をしていたから、そのときが一番大変だった、と。もうヘトヘトだった、と言いました。そして、今、私が直面しているのは義両親だけれども、彼女の場合は実の両親でしたから、父親、母親と順に亡くなったときにも、大変さからは解放されたとはいえ、その喪失感ははかりしれぬもので、どっと疲れてしまい、五十肩にもなり、ここ数か月ずっと出かけることもなく、友人と約束も出来る状態ではなかった、とのこと。ま...与えられた人生を精一杯生ききりたいだけ

  • 竜神を求めて

    名古屋に住む友人が、「岐阜にある黒龍神社っていうところは、龍の神様で有名なの?わたし、一度行ってみたい」と言いました。「あぁ、いつでもお連れするわよ。ついでに、それだけのために岐阜に来るならもったいないから、白龍がいる神社にも案内してあげるわ」と言うと、わぁ!と喜んで是非、と言うので、日程をあわせ、昨日行ってまいりました。なんと奇遇なことに、その友人とふたりだけで行くはずだったのが、友人にその前夜、「明日、うちでRちゃんとお茶するんだけどあなたも来ない?」と誘ったそのまた友人は、私の友人でもあり、Aちゃんという一緒に行くことになっていた友人が、「実は明日はえつこさんとこれこれ・・」と話すと、「私も行く!」となり、Aちゃん、Yちゃん、Rちゃん、そしてわたし、という4人の道中となったのでした。全員、すごく久々...竜神を求めて

  • たとえ生活するレベルが違っても

    先日の日曜日は、久しぶりに高校の同級生たちとのゴルフコンペに参加させてもらいました。コロナ禍になるのとほぼ同時に膝痛になり、ここのところ3年ほども参加していなかったのです。夫とは何度もゴルフには行っていますが、それは私の足腰のレベルを知っている人間だから一緒に行けるというもの。そうでない人と一緒に行ったときに、カートにもろくに乗れなかったりしてヘタれたらどうしよう・・とも思いましたが、いざとなりゃあ、コンペからは離脱してもいいし、と思って行きました。行けば、やっぱり同級生ってなんか気が置けなくて楽しいですね。私と一緒に回ったKくんとYくんなぞはいったい仲が良いんだか悪いんだか・・。グリーンに上がってきたKくんにYくんが、「おまえ、このホールの途中でボール変えただろ?はい、2打罰ね」と言うと、Kくんが、「え...たとえ生活するレベルが違っても

  • 義母の着物を売ろうとしたら・・ その査定にびっくり

    義母が施設に入るときに、「この着物を売ってちょうだい」と夫に言い残していきました。その量たるや箪笥2さお分。数にして50枚以上はありましたね。そのときに、「ない、ない。一番良い大島紬がない」と騒いでいました。私はそれにヒヤヒヤしました。というのも、私の祖母が亡くなる前にも「あれがない、これがない」と言い出していたからです。それが認知症の始まりで、それから祖母はほどなくして亡くなりました。だから、義母も認知症が始まったのではないか、と思って・・。そんなん、ないわけないやん。誰もそんなところ、触るわけがないし。義母の勘違いに決まっている。でも、「私以外の誰かが、何かした」と言わんばかりの勢いでしたから・・。しかし、ほどなくして諦めた様子でした。そして、そこから娘に、「あなた、これはとって置きなさい」と数枚を渡...義母の着物を売ろうとしたら・・その査定にびっくり

  • 夫婦喧嘩の顛末

    昨日の続きです。昨日も書きましたが、厳密に言えば夫婦喧嘩ではありません。夫婦喧嘩というものは、ふたりが同じテンションとエネルギーで、自分の主張をぶつけ合うものだと思います。つまり、ほぼ五分五分の取っ組み合いじゃないと夫婦喧嘩とは言わないと思うんですよね。うちの場合は、突如夫がキレて、それ以降は人の意見なんて受け付ける余裕の態度なので、何も私は言わないだけ、ただ険悪な雰囲気が流れ続ける----というものです。この日、夫が突如切れたのは、私が「そういう娘になってしまったのは、育てたあなたも悪い」と言った一言からでした。私はこのときまだ夫の怒りの沸点を誤解していました。”自分の娘のことを、たとえ妻でも産んで育てた母親でもない人間から批判されるのは気分が悪い”ということだと思っていたのです。だから、私は、あ、しま...夫婦喧嘩の顛末

  • 娘の引っ越しと実家の後片付けで露呈したこと

    昨日は、娘の引っ越しでした。これで生まれて初めて、娘は親、あるいは親代わりであるじぃちゃんばぁちゃんと離れて、自分と息子とふたりだけの生活が始まります。ふたりはそのことに明るい未来を見たような気になったのか、意気揚々としていました。・・・しかし、それとは裏腹に引っ越しの準備は遅々として全然進んでいませんでした。引っ越し先のアパート(マンション以外はアパートって言っていいよね)は、1週間前からもう借りてあるので、どんどん運び込んでもいいというのに、してあることといったら、カーテンをつけたことぐらい。私と夫が「段ボールの準備もしていないんだろう」とホームセンターで段ボールを買って実家に置いて行ってやっても、ちっとも使っている様子がない。大丈夫か・・?と思っていたら案の定大丈夫じゃなくて、引っ越し当日は業者さん...娘の引っ越しと実家の後片付けで露呈したこと

  • それでも、どこまでも煩悩はついて回る

    義母も義父に続いて施設に入所した次の日。義父が、施設のペースト状にしてくれた食事も喉を通らない、ヨーグルトなら食べられる、というのでヨーグルトをいくつか持って行きました。その日は夫は実家の後片付けで身動きがとれなかったので、代わりに私ひとりで持っていきました。行くと、義父の部屋に義母も来ていて、仲良くプリンを食べているところでした。義母が「あ~んして」というように義父の口元にスプーンを運び、仲睦まじいように見えました。私が、「あらあら、ラブラブのおふたりを邪魔するといけませんから、私は早々に退散しましょうかねぇ」と冗談めかして言うと、義父も、「そうや。おまえは早よ帰れ」と言いました。そして、こそっと(でも私にもなんとなく聞こえたのですが)義母に、「ばぁちゃん、あれ。えつこに金やれ」と言いました。義母も心得...それでも、どこまでも煩悩はついて回る

  • 義母が義父と同じ施設に入所しました

    5日遅れで、義父に続いて義母も同じ施設に入りました。義父のときと同様、私も付き添いました。まずは実家に行って、箪笥やらテレビやら大物を積み込み、それらをキレイに拭いて、それらが元あった場所を掃除して、義母を一緒に車に乗せ、施設に行き、もろもろの契約書にサインし手続きを済ませ、持ち込んだ持ち物にはすべて名前を記入し、すべてが終わりました。(持ち物のすべてに名前を記入しなくてはいけない、というのは洗濯をここのスタッフがするのではなく、業者に出してしまうからわからなくならないように、とのことでしたが、なんだか私は、これでは刑務所か幼稚園かヤマギシみたいな施設ではないか、と思ってちょっと嫌な気分になりましたがね・・)義母は夫から話を聞いていたように、「施設になんて行きたくない」とまたゴネはしないか、ということが心...義母が義父と同じ施設に入所しました

  • 迷走する葬儀

    昨日の続きです。この先、義父が亡くなったらどういう葬儀にしようか、と頭を悩ませていたところ(実際には、どういう葬儀というスタイルの問題ではなく、ただどれだけ価格を控えられるかで悩んでいるだけだけど)、夫がいろいろとネットを調べてこう叫びました。「よし!これだ!火葬葬にすることにするぞ」と。は?火葬葬ってなによ?葬儀をせずにただ火葬するだけで済ます、ってことと何が違うの?と聞いてみると-----それは、ただ火葬するだけで済ますのと簡単な葬儀をするを足して2で割ったようなものでした。つまり、「火葬する」だけなら文字通り、火葬場に運んで焼いてもらうだけなのですが、「火葬葬」というものだと、炉に入れる前に簡単なお花のついた祭壇を設けて、そこにお坊さんも来てもらって簡単なお経をあげてもらい、その後、祭壇に飾ったお花...迷走する葬儀

  • 葬儀費用の書き方にムカついた!

    義父については、先週の土曜日に施設に入れました。本人は24時間酸素吸入器を世話してもらっているクリニックから派遣されている訪問看護士が酸素吸入器と一緒に車に乗せて連れて行ってくれました。しかし、それ以外に必要なものは全部家族が手配しなくてはなりません。「ご入居にあたって必要となるもの」というパンフレットをもらった私たちは、ホームセンター、ドラッグストア、衣料ストアを駆け巡って忠実にそれに書いてあるとおりに用意しました。「バスタオル6枚、フェイスタオル15枚、下着6枚・・・」とかそんなやつです。そして、病院ではないので、大き目のクローゼットか衣装ケースが必要ならそれも自分たちで用意しなくてはならないし、テレビを見るのは24時間自由な代わりに自分たちで用意しなくてはならないし、でそういうものを夫が仕事で使って...葬儀費用の書き方にムカついた!

  • 「勧誘」について補足

    昨日の記事にちょっと補足したくなりました。私は、宗教の勧誘に限らず、なにかにつけ、自分がやっていること、好きなものに人を誘い込む、ということが苦手です。その必要性もとくに感じません。このことで一番心に強く足かせのようになっているのが、”もし、今は自分がそのことが大好きで、これっきゃない!と思っているけれども、時が経ち「これは違っていた・・」とか「興味がなくなった」というときに、以前誘い込んだ人に対して申し訳が立たない”と思ってしまうことです。これに関しては、ネットワークビジネスをやっていた知人に思うところがある、という経験をしたからでもあります。その知人は、あるネットワークをやっていて、私にもそれがいかに素晴らしいものか、という紹介をしてくれました。私は、「その商品が良いことは認めるけれども、私はネットワ...「勧誘」について補足

  • 宗教の勧誘

    めったに見ることのないFacebookを開いて、ちょいと見たい人のものを探していたら、なぜか全然知らない初めての方の記事に飛びました。仏教に従事してらっしゃる方だったので、思わず読みました。その方は、新米お坊さんのようで、やたらと「私のような仏教初級者が・・」と断りながら、書かれていました。その人が、仏教について語ると、多くの諸先輩方が、「それは君の解釈が違うよ」とか、「君のところの宗派はダメだね。ボクのところはね・・」とか、「もっと勉強しなさいよ」とか、やたらかまびすしいのだそうだ。それは有り難いお言葉と素直に受け止めながらも、その人は、ちょっと諸先輩方に反論したくなるときもある自分のことを、「お、ボクもまだまだ熱いエネルギーをもった人間なんだなぁ」と感慨深く思う、というような記事でした。これを読みなが...宗教の勧誘

  • 「私は自由に生きたい」

    一昨日は今度義両親が入居する施設の人と義両親の初顔合わせの日でした。私は他人の前では”ええかっこしぃ”の義母が、夫がいないと施設の人にグチグチ言ったり、逆に「私は全然大丈夫」みたいな態度をとらないかな、と思ったので、「あなたも参加したほうがいいわよ」と言うと「そうだな」と言って、その時間には夫も同席しました。夫が帰ってきてから、「どうだった?」と聞くと、「あぁ、もう大変だった。施設の人の目の前で、おふくろと大喧嘩さ」と言うので、「ええっ、なんで、そんなことになったの・・?」。どうやら義母がこれまで「最期までふたりで一緒に居たい」(ふたりというのは義父のことね)と言っていたことの化けの皮がはがれたらしいのです。最初、私は義母が「最期までふたりで」と言っていたのは、「これまで二人三脚でこの人とガンバって生きて...「私は自由に生きたい」

  • 年寄りとの食事

    昨日は母の終活の話を書きましたが、宝石店に自分のこれまでそこで買ったジュエリーを始末しに行った母に付き合ったあと、お昼どきだったので一緒に食事をとることにしました。お互いの定食が出てきたときに、母が「こんなにご飯、食べられないわ~」と言いました。すると、お店の人が、「一度お出ししてしまったものを減らしてくることは出来ませんので、このままお出しします。食べられなければ残してくださった大丈夫です。どうぞ残していってください」とおっしゃいました。そうなの?今はどこのお店でもこういうもの?まだ、お店の人が運んできただけで、母の前にお膳がセットされた状態ですらないときに言ったんですよ。目の前にお膳を据えられて、まだ手はつけてないけれどしばらく時間が経ってから「これ、多いから少し減らしてもらえる?」と言ったわけではな...年寄りとの食事

  • 母が終活をはじめました

    今日は私の母の話です。何を急に思い立ったか、母はいま、いろんなものを断捨離しはじめました。前から、「もういらなくなったものとかを整理しなくちゃ」とはしょっちゅう言っていましたが、なにかにつけ、言うだけでちっとも実行に移さない母のこと、私は信用していませんでした。しかし、先日、ご近所でもあり親戚の靴屋さん(いつも靴はここで買っています)に、一番よく履いている靴のジッパーがおかしくなったので、修理してもらおうと持って行ったところ、「あら、えっちゃん。昨日は、あなたのお母さんにいーっぱい服をもらったのよ。ほら、金山の叔母はあなたのお母さんと一緒で、身体が小さいからちょうどよかったのよぉ」と言われて、あ、そうだったんだ、とわかった次第でした。その後、わたしにも「ジュエリーを処分しようと思ってるから、あなたが欲しい...母が終活をはじめました

  • 人間不信になりそう・・・

    夫が義両親の施設を決めた次の日。”足長おじさん”となってくれるはずの義父の弟さんに、それを報告しました。施設をどこにするのか?ということについては何もわからない弟さんが「そこはいかんだろーが」などと反対するわけはなく、すんなりと「わかった」とおっしゃったそうですが、問題は、で、いくら出してくれるんだ?ってことですよね。夫としては、義父と義母のふたりを入居させるわけですが、その総額の半分、つまり義父のぶんを出してくれればいいのだが、というつもりだったようです。そうするとそれは約15万になるのです。なので夫が、「15万支援いただけませんか?」と言うと、「いや、10万までだ」「じゃあ、そこをなんとか12万」「いや、10万までだと言ってるだろう」(おいおい、骨董市の値切り交渉じゃないんだから、と思いつつ・・)とい...人間不信になりそう・・・

  • ついに夫は施設を決めました

    夫の両親を施設に入れるため、連休中にまたいくつも見学をしていた私たちですが、ついに施設が決まりました。それはケアマネさんの紹介ではなく、夫が独自にネットで検索したところでした。うちからは車で10~15分程度のところにある施設です。施設のネーミングやそのネットでのキャプションからして、「ここは相当医療に力を入れているところだな」という印象がはっきりとわかるところでした。「末期がんの方、難病指定の方、特に大歓迎」というようなことが書いてあったからです。ネットからそこを見学するための予約をとるには、そのサイトを管理しているところにまずは連絡を入れて、そこから予約をとらなくてはいけないようでした。しかし、そこに電話してみると、ちっとも出ません。「おかしいなぁ・・休みなのかなぁ・・」と残念がる夫。しかし、私たちは突...ついに夫は施設を決めました

  • 足長おじさんが現れました

    いま、義両親の施設探しをしています。すると、ある日偶然にも義父の弟さんから夫に連絡があったそうです。弟さんは70代半ば。地元でわりと大きな印刷会社を経営されています。今年、夫は義父が末期の肺がんであることを医師から告げられた、というところまでは報告したことがあるそうです。でもそれきりになっていたので、その後、どうなったのかの電話でした。「お前、ひとりで抱え込んだらあかんぞ」と夫のことを気遣ってくれ、施設に入れるなら俺も少しは援助する、と言ってくれたそうです。さて、それにより私たちの施設探しは条件的にまた振り出しに戻ってしまいました。仮に弟さんが義父の分くらいの、つまり義父と義母のふたりでかかる費用の半額程度を出してくれるのであれば、夫がひとりで負おうと思っていた費用の半額になるわけですから、もう少し良い施...足長おじさんが現れました

  • ソンしてるよなぁ・・ この先生

    歯の治療のその後なのですが、先日9回目(!)の神経を抜いたあとの歯の歯根からのお掃除が終わりました。(だいたい1週間に1度のペースでこれが行われているわけなので、もうお掃除だけでも2か月以上を費やしていることになります)その前の8回目のときに、「ようやくゴールが見えてきた」とおっしゃった先生ですが、この日も「終了」とは言われず、まだ続くようです・・最初に私が、「まだ歯が浮くのが治りません」と言うので、それを「治りました!」と言うまで続けるつもりなんだろうか?ようわからん・・歯が浮く感じはすこ~しずつ良くはなっているものの、それはずっと浮いている感じが少しずつ弱まっている感じであって、この歯に関しては全くなくなった、というような完全に消えたところがあるものではありません。食べられるものも限定しています。(食...ソンしてるよなぁ・・この先生

  • ご下付式

    先日、私はついに浄土真宗親鸞会の学徒となり、そのご下付式に参列し、ご本尊を賜って参りました。え、じゃあこれまでは何だったわけ?と言いますと、これまでは浄土真宗学院というところの初級、中級、上級とあるコースをとって学んでいただけです。(ちなみに私は中級)学徒になると、これまでとどう変わるのか?・・・実は本人である私が、全くわかっておりません。たぶん、何にも変わることはないと思います。思えば、この親鸞学徒になった経緯も「こんなんでいいの?」という成り行きでした。あれは、今からもう2か月ほども前のことだったでしょうか。何度目かの「歎異抄に学ぶ会」に参加したときのことです。(あ、それぞれ内容は変りますよ。いつもたいてい親鸞聖人の一生を描いたアニメ映画の一部を放映してから、それについて講師が講演をされる、という段取...ご下付式

  • 親が冷たいと、子どもは大きくなってからせっせとその親の面倒を見る

    昨日は、義両親の施設探しをしているなかで、義母の心ない一言に夫ならぬ私のほうがムカッときてしまい、夫に「なにさ」と義母の悪口を言ってしまったことを書きました。言ったことの内容はそのとおりだと今でも思っているんですが、人ってやっぱり、どれだけそれが身内であっても、自分の親の悪口を言われたくない、というのはあるだろう、と思うからそれに対してはちょっと「しまった・・!夫に悪かったな」というチクリとした痛みもあったのでした。自分で自分の親の悪口は言うのにね・・人に言われると腹が立つものなんだよね、誰しもね。そんなことがあった次の日、友人とジムへ行きました。この友人は、ずっと中学校の養教をやってきた人で早い話が「保健室の先生」です。とても勉強熱心で、子どもの虐待問題とか、子どもが親に抱く心理とかにはとても詳しい人で...親が冷たいと、子どもは大きくなってからせっせとその親の面倒を見る

  • 子どもは親の使い捨ての道具!?

    NHKの朝ドラが始まる前の7:15~は、昔の朝ドラの再放送を行っています。これもちょうど朝食後のくつろいでいる時間帯なもので、観ちゃうんですよねぇ。どれを再放送することにするのか?の選定基準はわかりませんが、今回は安藤サクラさん主演の「まんぷく」です。このドラマは、日清食品のチキンラーメンを開発した安藤百福さんご夫婦がモデルとなったものです。ドラマは大正時代。先日の放送では、主人公の福子の母親が、3人姉妹の長女である咲が結婚が決まったけれど、いざとなると咲に出て行かれたくなくて、原因不明の腹痛を起こしたふりをして、咲に、「ねぇ・・おまえの結婚、もう少し延ばしておくれでないかい?」と懇願するシーンがありました。福子と次女は、「おかあさん!何言ってるの!?もう式場も日にちも決まってるんだよ?」と翻意を求めます...子どもは親の使い捨ての道具!?

  • そんなことにも気づかなかった・・・! 2

    タイトルが「そんなことにも気づかなかった・・・!2」なので、昨日に引き続き、施設探しでの気づきかと思われた方も多いかもしれませんが、いいえ、全然違います。たまたま、その同じ日に「ふぅん、こんなことにどうしてこれまで気づかなかったんだろう」と思ったことがあったんです。それは、「容疑者Xの献身」という東野圭吾さん原作の映画。夕食後のことです。たまたまamazon.primevideoで夫が見つけたんだっけかな、「おい、これ、見たっけ?」と聞いてきました。私は、「あぁ・・」と言い、それは確か見ていないよ、私は原作の小説を読んで、どうしてこれが数ある東野作品のなかで直木賞をとったんだろう?と不思議に思うくらい、全然面白いと思わなかった、って言ったから、あなたも興味を失って観なかったんじゃなかったっけ、と言いました...そんなことにも気づかなかった・・・!2

  • そんなことにも気づかなかった・・・!

    いま、義両親がふたりで一緒に入れる施設探しをしているところですが、昨日は、新しいケアマネの人との初顔合わせでした。そのとき話していて、後半になり、さて、そろそろ今日のところはこれくらいで・・となってから、とんでもないことに気づかされました。新しいケアマネのYさんが、「私が知っているところで、なかなか良い施設があるのですが、そこも見学に行かれますか?」と紹介してくださったので、ありがたくお受けし、「行ってみます。そこはふたりで入れる部屋はあるところなのでしょうか?」と尋ねると、「う~ん・・たしか、それはなかったと思います。カーテンで仕切ることはできたと思うんですが・・」とおっしゃってから、「そもそもわたし、思うんですが・・おふたりで1つの部屋にいることが本当に良い事なのか、と」と話始められました。Yさんは、...そんなことにも気づかなかった・・・!

  • ほかの人のためにもなる趣味

    昨日は「らんまん」の最後の回のことから派生したことを書きましたが、今日もちょっと引っ張ります。昨日も書きましたが、壽恵子は亡くなる少し前に万太郎に、「私が死んでも、万太郎さんは植物採集をつづけてくださいね」と言い残します。そして、そのとおり万太郎は学生や子どもたちと一緒に山へ植物採集に出かける日々を送っています、というところでドラマは終わりました。それを見たとき、「ふぅん・・人間は失意の底にあるときでも趣味があったら生きていかれるのかなぁ?」ということを思いました。昨日は、義両親が「死ぬまでふたりで一緒に居たい」ということを願っている、と書きましたが、それは私も同じです。だからその気持ちはよくわかるのです。何十年も一緒にいて、苦楽を分かち合い、喜びも悲しみも感情をともにしてきたのに、いざ死ぬときになって、...ほかの人のためにもなる趣味

  • ふたりで最期まで一緒に居たい

    先週をもちまして、植物学者の牧野富太郎氏の話であるNHKの朝ドラ「らんまん」が終わりました。今日からは新しく笠置シズ子さんをモデルとしたドラマが始まります。少し前から妻である壽恵子の具合が悪く、実際にも壽恵子さんは50代で亡くなっている(ドラマでは原因も治療もわからない不治の病ということになっていましたが、実際には子宮がんだったのではないかと言われています)ので、最終回では壽恵子が死ぬんだろうな・・とは思っていました。ふたりが、出会いからこれまでのことを走馬灯のように思い浮かべて万太郎(ドラマの中では富太郎ではなく、万太郎という名前になっています)が、出来上がった図鑑を壽恵子に見せます。「わぁ・・すごい。植物が爛漫ですねぇ」「そうじゃ、爛漫じゃ」というところから、このドラマのタイトルがつけられたのだ、とい...ふたりで最期まで一緒に居たい

  • 響かないことは言わない

    昨日は、久々にカラーセラピーで人を見てあげた、ということを書きました。そしてそのなかのリーディング結果で、Kさんに対して、「なにかしら前に進めない、というネックとなっているものは、母としての産みの苦しみがあるのではないか」と書いたところがありました。この”母としての”という意味は、仕事を我が子と考えた場合の産みの苦しみと捉えることもできますが、そして実際Kさんは「いま仕事のことで悩みがあってね」とおっしゃっていたわけですから、その可能性のほうが強いとは思うのですが、実際の生活のなかでKさんにもお子さんがいらっしゃいますので、その子どもの母である、ということからの何かしら産みの苦しみとも捉えられました。それがどちらを意味することなのか、あるいは両方ともなのか、そこまでは私にはわかりません。だけど、なんとなく...響かないことは言わない

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