ペルー南部の町、アレキパにいます。標高2300m。涼しくて気持ち良い。火山が目の前にあります。ミステイ火山, 5822m。チヤチヤニ火山, 6057m。にほんブログ村
人間嫌いの隠遁者、OTTO翁が、メキシコ西海岸シナロア州の海辺の町で、真夜中に一人ぼっちで書いているブログ
農学修士。 社会不適合者。 子供のころから一人で自然の中にいるのが好きで人付き合いが苦手でした。 25歳で日本を逃げだしアメリカに10年、それからメキシコで28年になります。 メキシコ人の妻と4人の息子たちがいます。 今はメキシコ西海岸の町で超庶民の隠遁ひきこもり生活をしています。 悲しい事や辛いこともありますが気楽で自由です。 それは僕が日本に居続けていたら絶対に手に入らなかったものです。
放置して台所の野菜クス捨て場になっていた植木鉢に紫カタバミの花が咲いていました。なんて可憐なんでしょう。カタバミの仲間の学名はオキザリス(Oxalis)と言います。 置き去りにされ忘れられた植木鉢にオキザリスの花が咲いた、あははは。 恵みに感謝ですね。少しオキ
マサトラン海岸遊歩道の夜明け。 朝の散歩、再開です。皆さん、クリスマスはいかがお過ごしでしたか? 我が家は愛妻と次男と3人の静かなクリスマス。 それでも鶏の丸焼き(ローストチキンですな)やマッシュポテトやいつもと少し違うものを食べ、ケーキもたっぷり食べま
OTTO家のクリスマスイブディナー。4人の息子たちのうち3人は巣立って家を去り、高1の末娘は1000km離れた町に住む長女の所で冬休みを過ごす。 今年はついに愛妻と2人だけのクリスマスになるなと思っていたんですが、マサトランで一人暮らしをしている次男が仕事帰り
ひとりぼっちの僕たち、遠く離れていても、心はいつも一緒だよ。...悲しむものは幸いである 彼らは慰められるであろう...メリークリスマス。 世界中が幸せになれ!にほんブログ村
マサトランのセントラルパーク(Parque Central)は海岸遊歩道沿いにあって我が家から歩いて10分ほど。 普段は普通の公園ですから閑散としてるんですが、クリスマスから新年にはイルミネーションの飾りをやります。 入場料は無料です。 スケートリンクもクリスマス映画
昨日の夕方、西空に現れた幻日。 冬の幻日は透き通った虹のようにきれいに分光しているのが多い。今日の夕方。 夕日を浴びてくつろぐ人たち。今の時期、メキシコでも中央高地では霜が降りるほど冷え込みますから常夏のマサトランは憧れの楽園です。 だけども今年のマサト
マサトランの新しい博物館、カサ・デル・マリノ(Casa del Marino)に行ってきました。この博物館、マサトラン旧市街西側の通称南浜(Playa Sur)の海岸遊歩道沿いにありまして9月11日にオープンしたばかりです。 テーマは漁業とか船乗りとか海洋関係全般とのこと。 ま
マサトランの12月は冷え込む日があって今朝は15℃。 朝霧もかかりました。 早朝の散歩、元気に続けてます。 もちろん短パンにTシャツです。 OTTO翁は小学校の時、強制的に真冬でも短パン半袖で登校させられた世代ですからへっちゃらです。 今でも日本、やってるんで
先日タコの頭の記事を書きましたが、今度はタコの内臓が手に入りました。 また海鮮食堂でバイトやってる息子からです。 先週タコの頭もってきたときに、タコは毎日20kgひと箱使う、内臓はみんな捨ててると。 ピクリ!OTTO翁は神戸育ちで母は明石の浦の漁師の娘で
本日の夕食。 豚汁。 卵かけご飯。 このみそ汁は佳作です。使った材料はこれ。 サツマイモ、ニンジン、メキシコの在来種若カボチャ、青ネギ。 豚肉はモモの脂が多いところを使いました。 メキシコではモモ肉のほうがバラ肉より安いので。 日本ではどうなんでしょうか
今朝は漁師から魚を買いに北浜へ行きました。今OTTO翁家は3人暮らし。 愛妻は魚嫌い。 末娘はジャンクフード系でたまに僕に付き合う程度。 魚食いの長男長女が独り立ちしてからは、我が家で魚を食べるのは基本OTTO翁だけです。 だから魚を買う予算はだいたい月200ペ
マサトラン、セントラルパーク。 全身に朝日を浴びる。 快調な一日の始まり。今朝はアメリカトキコウが来ていました。 学名、Mycteria americana コウノトリ科。 マサトランでは単にシウエーニャ(Cigüeña,コウノトリ)と呼んでいます。 この辺りで見かける唯一のコ
すっかり日の出が遅くなりました。 今朝の日の出時刻は6時35分です。 朝6時に家を出て海岸遊歩道を歩き、ユーターンして通り一つ隔てたセントラルパークに回ったころ、汽水湖に朝日が顔を出す。 水面に光の道。 張り詰めた空気が緩み、水草も木々も輝きはじめる。
長い間探していた歌との再会。2016年7月、僕はアルゼンチンのマル・デル・プラタ(Mar del Plata)にいた。 ブエノスアイレスから400kmほど南の港町。 海産物冷凍工場での仕事で2週間ほど滞在した。早朝に作業場に入り、原料の評価や製品の品質管理を従業員たち
タコの頭が手に入りました。 先週から息子がシーフードレストランでアルバイトしてまして特別に分けてもらったと。メキシコでもタコって高くてね、生ダコで1キロ250ペソ(2000円)ぐらいします。 おまけに内蔵と口取って茹でたら半分になる。 だから貧乏庶民のOTT
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ペルー南部の町、アレキパにいます。標高2300m。涼しくて気持ち良い。火山が目の前にあります。ミステイ火山, 5822m。チヤチヤニ火山, 6057m。にほんブログ村
今日から避暑に行きます。 行き先は南米のとある町。 今回は一人で、無職の隠遁者OTTO翁ですから完全なプライベートです。マサトランの暑い夏から逃れて真冬の南米へ。 避暑はここ数年ずっと願い続けてましたが、やっと実現します。 9月の第一週に戻ります。それからで
これ、近所の公園に突如出現しました。 毎日通ってるのにいつ描いたんだろう?見事ですね。 落書きの域を超えて立派な絵画アートです。 自信たっぷりにサインまで入ってる。 しかしテーマはなんだろう? さっぱり分からん。 知らぬが花よ、ふっふっふ、なんて言ってた
先日、スーパーの特売で買ったパイナップル。 2つで4.8kg、80ペソ(600円ぐらい)。 メキシコではパイナップルは年中採れますが、強いてシーズンを言えば乾季の終わりの3月から6月です。 乾燥して暑い時期で甘味が乗り風味も濃厚になります。ご覧のように
初夏のマサトランの街路の花。 全て熱帯性の花々です。ツルマツリ。 名前の通り、蔓性の植物です。 そよ風に優しく揺れる涼しげな青い花がすてき。黄花アリアケカズラ。 メキシコではアラマンダと言います。 これも蔓性。 大きくて清楚できれいでまさに南国の花ですね
メキシコと言えばタコス。 その美味しさときたら。 タコスは世界一の食べ物です。タコスを食べるなら屋台がいちばん。 タコスの屋台はメキシコでは巷のどこにでもあります。 でも諸物価高騰の折、貧乏庶民OTTO翁ファミリー、屋台とは言えそうそう気楽に外食できない。
午後の散歩のついでのお買い物。 一昨日はこれ。 長ささげとサボテンの葉。 それぞれ20ペソ(150円ぐらい)。 市民病院横の歩道の露店で買いました。 それから卵は脇道の食品雑貨屋。 卵の値段、やっと普通になってLサイズが30個で80ペソ。 一個20円ですね
初夏のマサトランの街路の花々。グアバの花。 グアバは良い香りの熱帯果物です。 メキシコも原産地です。 庭木や街路樹に植えられています。 丈夫で日陰樹にもなるし実も採れる。 花は3cmぐらい。 雄蕊の髭もじゃが凄い。 アデニウム。 アフリカ、アラビア半島原
もう6月。 マサトラン、セントラルパークの湖面を滑るアメリカオオバンのつがい。アメリカオオバンは渡り鳥で4月から数が減って5月にはほとんどいなくなってしまうんですが少数の居残り組がいます。 真夏でもヒナを連れているつがいもいる。 空を飛ぶ鳥のように自由に
早朝の散歩は愛妻が尿管結石で手術を行けた際に医者から生活習慣の改善を命じられ、お付き合いに始めたんですが、丸2年になりました。 1時間少々、約5km。 時には石に躓いてあんよが痛いからパスなんて日もあって稼働率は9割5分ぐらいです。 愛妻ともども良く頑張
散歩道のお宅の庭何ですが、棘だらけのちょっと異様な木があります。 パキポディウム・ラメリー(Pachypodium lamerei )。 マダガスカル原産。 人気の塊根植物です。寒さに弱いので日本では鉢植えが主ですが、熱帯気候で乾季が長い南シナロアではこうして地植えで大きく
培養スタート準備完了、紅茶キノコ。皆様、紅茶キノコってご存じでしょうか? 家庭でできる発酵飲料でして、発酵有機酸やビタミンが豊富な健康飲料です。 僕が高校生のころ、ほんの一時だけですが日本ですごく流行りました。 クラスメートに作ってる娘がいて飲ませてもら
マサトランセントラルパークの汽水湖の日の出。 5月末の今、冬鳥たちは旅立ち水鳥はほとんどいなくなりました。 今いるのは鵜ばかり。 それからアメリカオオバンはうんと数は減りましたがヒナを連れているカップルもいます。 渡りをするグループと留まって繁殖すいるグ
マサトランには町中至る所に落書きと言うか壁絵がありまして、芸術作品としてもなかなかのレベルで町の景観をつくってます。 でもギャング系とか骸骨系とかパンク系とかグロイのが多くて僕にはちょっとね。 で、上の写真のは我が家の近くの市営市場の裁縫屋さんのシャッタ
お日様が真上から照る南シナロアの5月末。 港湾都市のマサトランは、夕暮れ時には風がピタリと止んで蒸し風呂状態になります。 夕凪現象ですね。 そして街路に花の香りでいっぱいになる。 香りの元をお見せしましょう。 インドセンダン。 英名のニーム(Neem)で知ら
5月の青い空に青い花。メキシコにも在来種の青いシマツユクサ、Commelina diffusaがあるが、マサトランの道端のツユクサは日本を含むアジア起源のツユクサCommelina communisかホウライツユクサCommelina auriculataようだ。 メキシコでは外来種です。空が白むころにはも
寄り目の愛猫、サンフリー。にほんブログ村
歩道にヤシの実がコロリン。 朝の散歩でヤシの実を拾うなんて、なんとロマンチックなんでしょう。 南国の夢ここに極まれりって思いませんか? さっそくマチェテで叩き割っていただこうではないか。拾ったのはここ。 熱帯地方に住んでればヤシの木なんてどこにでもありま
5月になってマサトランでは暑い日が続いてます。 今日も最高気温は33℃。 でも5月の暑さは嫌いじゃない。 乾季の終わりのからっと晴れた青い空。 木陰に入れば吹き渡る熱風すら心地よい。 そんな5月の南シナロアの、木に咲く花々をお見せしましょう。 ゴールデ
昨日記事にした野生ミニニガウリの試食結果です。昨日の夕方に採取したのをポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保管してました。 今日のお昼に出してみましたらオレンジ色に熟れていた実の一つが開裂していました。 この皮の部分をそのまま口に含む。 柔らかでざらついた舌ざ
トルカ近郊の町、テナンゴ・デル・バジェ(Tenango del Valle)の市場の乾物屋さんのモレミックス(モレの素、下の桶に入ってるやつね)。 左から普通のモレ(普通って何だろう?)、チョコレート味モレ、アーモンド味モレ、緑のモレ、赤のモレ。モレは代表的なメキシコ料理
トルカで食べた、僕が住むシナロアでは見かけない果物。ライチ(Lychee)。 テモアヤの露店で買いました。 キロ40ペソ(350円ぐらい)。 メキシコではリチ(Lichi)って呼んでます。 初夏にたまにローカル市場見や露店で見かける果物ですが、高いし品も悪いんでスル
トルカの市場で見つけた、セタ(Seta)というキノコ。 日本で言うヒラタケですな。 僕が日本にいた頃は栽培品がシメジって名前で売られてたやつです。皆さん、キノコはお好きですか? 僕、大好きです。 日本にはいろんなキノコがマーケットで売ってますよね。 しかも安
トルカ市の路線バス。今回の旅では、市内や近郊への移動は全て路線バスでした。 2人で50回ぐらい乗ったよ。 料金はケレタロでは11ペソ、トルカは12ペソ。 まあ100円だね。 市域の外へ行く路線なら少し余計に払うけど、知れたもの。 もしタクシー使ったら膨大
テオテナンゴ遺跡を訪問した後、僕たちは遺跡の南西のピラミッドの横を通って脇道を下り、そのままテナンゴの町へ歩いて行きました。 20分ほどで教会や市庁舎がある中心地に着きます。 町へ行くなら遺跡入場ゲートに戻ると倍歩くことになります。この町、地図上ではテナ
入場ゲートから遺跡への道は急な上り坂だ。 この遺跡は河川平原を見降ろす急な岩崖に囲まれた台地の上にある。 メキシコ中央高地の古代遺跡はたいていそんな立地だ。 不便だろうにね。 なぜだろう? 僕が思うに、山の上の遺跡は支配者層が住んでいて、社交や政治や儀式
トルカ最終日は、テオテナンゴ遺跡(Teotenango)に行きました。 トルカ市から南へ約35km、テナンゴ・デル・バジェ(Tenango del Valle)市にあります。 あまり知られていない遺跡ですが良かったです。 この遺跡と一昨日記事にしたカリストラワカ遺跡だけでもトルカに
メキシコは、国民の7割以上に先住民(インディヘナ)の血が流れている国です。 まあメキシコ人って基本白人ワナビーですから実際はもっと多いでしょう。 先住民には何十もの部族がいるんですが、オトミ族(Otomi)は今回旅したメキシコ中央高地に広く分散して住んでいます
カリストラワカ遺跡は平原を見渡す山の中腹の斜面にあった。 小さな丸いピラミッドがあるだけかと思っていたが、とんでもない。 とても広大な遺跡だった。カリストラワカ遺跡も多くのメキシコの遺跡のように建設が始まったのは紀元前のかなり古い時代のようだ。 数千年の
円形のピラミッドがあるカリストラワカ遺跡(Calixtlahuaca)に行きました。 あまり情報がない遺跡ですが、とても良かったです。 トルカから10kmほどで、ローカル路線バスで簡単に行けます。僕たちの宿はトルカの中心街(セントロ)の近くだった。 セントロに歩いて行
セントロを探索し終わると、あとは特に何もないトルカ。 民泊のオーナーに聞けば立派な博物館や美術館、ショッピングモールなんかはあるよ。 そりゃまあメキシコの大都市ですもんね。 でも僕たちはそういうのは興味がない。 それならと勧められたのが、コスモビトラル植
ケレタロで4泊のあと、この日はトルカへ移動です。 トルカはケレタロから南へ200kmほど。 標高2700mの高地にある人口約100万人の大都市です。 トルカはメキシコシティの西方60kmですぐ傍なんですが、観光するものは何もないよ、誰もトルカなんかに
ケレタロのメルカード(市営市場)のクレメリア(Cremeria,乳製品やハムソーセージなんかを売ってる店)の店先にこんなのがぶら下がっていました。 何だろう? チーズだろうか? なんだか分からないけど、小麦色の色合いといい、艶や形といい、紐で縛られ様といい、すごく
ケレタロではずっと外食でしたが、特に変わった食べ物には出会わなかった。 メキシコシティと同じ文化圏なんだと思う。 サクッと行きます。宿の前のサンタクルス教会の広場の屋台。 先日お見せしましたっけ。 見にくいですが、上にメニュ-が写真付きであります。 左か
ケレタロ最終日。 遺跡から町に戻ったのは午後遅くだった。 熱波に痛めつけられた4日間。 蒸し風呂のような部屋には戻りたくなかった。 歴史地区を散歩することにした。ケレタロは標高1800m。 夕風が吹き始め、街は息を吹き返したようだ。 熱波が来てても朝夕は
ケレタロ3日目。 明日はトルカへの移動日だから実質最終日になる。 相変わらずの猛暑。 遠出はしたくない。 でもケレタロの町は昨日歩き尽くした。 近場で良いとこないかな? 白羽の矢が立ったのが、ケレタロ市域内にあるエル・セリト(El Cerrito)のピラミッドだっ
ケレタロの2日目も猛暑だった。 この日はペニャデベルナルという村の岩山を登るつもりだったが、予定を変更してケレタロの町巡りに充てることにした。 日本人転落死、猛暑でザイル溶ける、なんてなりかねないもんね。炎天下の歴史地区を縦横に歩いた。教会がたくさんある
今回の旅は、ちょうど熱波が来ていてケレタロの4泊はぶっちゃけ最悪だった。 最高気温は40℃で、しかもAirbnbの宿の廊下に温水器があって熱がこもるんだな。 小さな扇風機だけでは暑くて眠れない。 ホストのお姐さんに文句を言ったが、こんなに暑いの初めてなの、ごめ
メキシコの長距離バスは、たいていのガイドブックではプリメラプラス(Primera Plus)とETNの一等直通バスがお勧めになっている.。 広くて乗り心地が良いらしい。 もっとも安全とか。 サンドイッチと飲み物もくれるとか。 でも高いんですよ。 それに面白くないじゃん、
メキシコシティ空港には10時半に着いた。 これからメトロで北バスターミナルに行き、ケレタロ行きのバスに乗る予定だけど急ぐ旅でもない。 朝飯にするか。 今日はまだなにも食ってないもんね。 メトロの駅を素通りして歩道橋を登り、道路の反対側へ出る。 このあたり