ペルー南部の町、アレキパにいます。標高2300m。涼しくて気持ち良い。火山が目の前にあります。ミステイ火山, 5822m。チヤチヤニ火山, 6057m。にほんブログ村
人間嫌いの隠遁者、OTTO翁が、メキシコ西海岸シナロア州の海辺の町で、真夜中に一人ぼっちで書いているブログ
農学修士。 社会不適合者。 子供のころから一人で自然の中にいるのが好きで人付き合いが苦手でした。 25歳で日本を逃げだしアメリカに10年、それからメキシコで28年になります。 メキシコ人の妻と4人の息子たちがいます。 今はメキシコ西海岸の町で超庶民の隠遁ひきこもり生活をしています。 悲しい事や辛いこともありますが気楽で自由です。 それは僕が日本に居続けていたら絶対に手に入らなかったものです。
パツクアロ、モレリア紀行ーIX リメンバーミーのママ・ココを訪ねて
プラザと教会がある村の中心地からママ・ココの家に向かいます。10分ほど歩きます。 古い小さな家が続いています。 この先を左に曲がったところだと言われました。こんな素敵な家があった。 これかなと思ったが違った。左側のこの家でした。 この辺りでは比較的最新し
パツクアロ、モレリア紀行ーVIII リメンバーミーのサンタフェ・デ・ラ・ラグナ村のプラザと教会。
ツィンツンツァン(Tzintzuntzan)遺跡を訪問した後、急遽情報を得て予定に入れたサンタ・フェ・デ・ラ・ラグナ村(Santa Fe de la Laguna)へ向かいました。 人口約5000人。 この村でリメンバーミーのインスピレーションを得たという。 村にはママ・ココおばあちゃん
ツィンツンツァン(Tzintzuntzan)はミチョアカン州を中心とする湖沼地帯の覇者プレペチャ族の王国の首都だった。 14世紀に建国され、スペイン人どもが来寇した16世紀初頭においてアステカ王国に次ぐ2番目の大国であり対抗勢力で、度々の侵攻を退けた。 凄いですね。プ
ツィンツンツァン(Tzintzuntzan)はパツクアロ湖の北東岸にある人口約400人の村です。 今回4泊したパツクアロ湖南岸の町パツクアロから約20km。 かってこの地域を支配していたプレペチャ族の主要都市であり遺跡があります。ところでツィンツンツァンとはプレペチ
ハニツィオ(Janitio)島はパツクアロ(Patzcuaro)湖に浮かぶ小島だ。 大昔から人が住み、漁業基地であり生活の場だった。 死者の日に盛大なお祭りがあり、ディズニー映画リメンバーミーのインスピレーションを得たと言う。 パツクアロ近郊の目玉観光地になっている。 人
パツクアロの町のセントロの市場近く。 安くて美味しい屋台や安食堂がぎっしリ。庶民と一緒に(僕たちもですけどね)懐具合を気にせずに腹いっぱい食べられます。 繁盛店では待ち時間があったり。 OTTO翁はどこだかわかりますか? すっかり溶け込んでるでしょう。
パツクアロ(Patzcuaro)はミチョアカン州(Michoacan)の人口約6万人の町。 標高2140m。 パツクアロ湖畔から南へ続く緩斜面に町並みが広がっている。 西暦1300年頃にプレペチャ族(Purepecha)が作った都市とされている。 もちろんこの辺りの湖沼地帯はメキシ
旅の初日。 マサトラン発メキシコシティ行きは格安航空ボラリス7時20分発だ。 早朝便はいつも空港へのアクセスに苦労するんだけど今回は上の息子がいたので車で送ってもらった。 飛行機は予定より10分早く出た。 順調な滑り出しだ。メキシコシティに着き、空港のす
赤いところが今回行ったパツクアロ(Patzcuaro)とモレリア(Morelia)があるミチョアカン州(Michoacan)です。 ちなみに青丸が僕が住むマサトラン、茶丸がメキシコシティ、緑丸がモレリアです。ミチョアカン州はメキシコ中西部にあります。 内陸部はメキシコの文化の中心
まだまだ暑いマサトラン。8泊のミチョアカン州(Michoacan)への旅から昨夜戻ったところです。 ミチョアカン州はメキシコ中央高地西部の湖沼地帯でして、行ったのは州都モレリア(Morelia)周辺で標高2000mぐらい。 涼しくて快適そのもの、まさに楽園でした。で、ほ
マサトランの交差点。 バケツを下げて大声を張り上げてるおじさんがいます。 さて、何を売ってるのかな?手には小さな袋。 チレ・チルテピン(Chile Chiltepin)ですな。 半砂漠地帯の荒野に雨期に生える野生のチレでして、世界でいちばん辛いとされてるチレです。 栽培は
散歩道にあるパキポディウム・ラメリー(Pachypodium lamerei)。パキポディウム属はキョウチクトウ科の植物群で、鉢植えの観葉植物として人気があります。 主にマダガスカル島や南アフリカの乾燥地帯が原産とこのと。 幹の基部がボールのように膨れた塊根植物が多いんですが
幹線道路の脇にあるこの木なんですが。 年中こんな感じで目につく花や実もなし。葉っぱはこんな感じです。 グアバによく似ています。そして時々、おばさんがカギ棒を持ってガサガサをやってるのを見る。 ずっと気になってたんですが、今朝通りかかったら実が一つ落ちてい
トトポス(Totopos)ってご存じでしょうか? そう、三角形のパリッとしたスナックですよね。ああ、ドリトスね? まあそうなんですが、あれは商品名ですからね。 本場ではトトポスと言います。トトポスはコーントルティージャを素揚げするだけで簡単にできます。 塩を振っ
まだ薄暗い5時40分に家を出て、海へ向かって歩き出す。 海の匂いを感じるころ、夜はすっかり明け放し、雲がばら色に染まり始める。ラグーンに朝日が昇る。海岸遊歩道、朝霧と浪の音。1時間20分の散歩を終えて家に帰りつけば、玄関のハナキリンで生まれたての白いチョ
夕暮れマサトラン。 10月だと言うのに暑い日が続いてます。 マサトランは熱帯域にあるんですがその中でも5月から10月が真夏でことさら暑い。 そして年々真夏が長くなり、暑さがこたえます。 気候変動もですが歳のせいもあるのかな。 夏バテ防止にバランスの良い食
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ペルー南部の町、アレキパにいます。標高2300m。涼しくて気持ち良い。火山が目の前にあります。ミステイ火山, 5822m。チヤチヤニ火山, 6057m。にほんブログ村
今日から避暑に行きます。 行き先は南米のとある町。 今回は一人で、無職の隠遁者OTTO翁ですから完全なプライベートです。マサトランの暑い夏から逃れて真冬の南米へ。 避暑はここ数年ずっと願い続けてましたが、やっと実現します。 9月の第一週に戻ります。それからで
これ、近所の公園に突如出現しました。 毎日通ってるのにいつ描いたんだろう?見事ですね。 落書きの域を超えて立派な絵画アートです。 自信たっぷりにサインまで入ってる。 しかしテーマはなんだろう? さっぱり分からん。 知らぬが花よ、ふっふっふ、なんて言ってた
先日、スーパーの特売で買ったパイナップル。 2つで4.8kg、80ペソ(600円ぐらい)。 メキシコではパイナップルは年中採れますが、強いてシーズンを言えば乾季の終わりの3月から6月です。 乾燥して暑い時期で甘味が乗り風味も濃厚になります。ご覧のように
初夏のマサトランの街路の花。 全て熱帯性の花々です。ツルマツリ。 名前の通り、蔓性の植物です。 そよ風に優しく揺れる涼しげな青い花がすてき。黄花アリアケカズラ。 メキシコではアラマンダと言います。 これも蔓性。 大きくて清楚できれいでまさに南国の花ですね
メキシコと言えばタコス。 その美味しさときたら。 タコスは世界一の食べ物です。タコスを食べるなら屋台がいちばん。 タコスの屋台はメキシコでは巷のどこにでもあります。 でも諸物価高騰の折、貧乏庶民OTTO翁ファミリー、屋台とは言えそうそう気楽に外食できない。
午後の散歩のついでのお買い物。 一昨日はこれ。 長ささげとサボテンの葉。 それぞれ20ペソ(150円ぐらい)。 市民病院横の歩道の露店で買いました。 それから卵は脇道の食品雑貨屋。 卵の値段、やっと普通になってLサイズが30個で80ペソ。 一個20円ですね
初夏のマサトランの街路の花々。グアバの花。 グアバは良い香りの熱帯果物です。 メキシコも原産地です。 庭木や街路樹に植えられています。 丈夫で日陰樹にもなるし実も採れる。 花は3cmぐらい。 雄蕊の髭もじゃが凄い。 アデニウム。 アフリカ、アラビア半島原
もう6月。 マサトラン、セントラルパークの湖面を滑るアメリカオオバンのつがい。アメリカオオバンは渡り鳥で4月から数が減って5月にはほとんどいなくなってしまうんですが少数の居残り組がいます。 真夏でもヒナを連れているつがいもいる。 空を飛ぶ鳥のように自由に
早朝の散歩は愛妻が尿管結石で手術を行けた際に医者から生活習慣の改善を命じられ、お付き合いに始めたんですが、丸2年になりました。 1時間少々、約5km。 時には石に躓いてあんよが痛いからパスなんて日もあって稼働率は9割5分ぐらいです。 愛妻ともども良く頑張
散歩道のお宅の庭何ですが、棘だらけのちょっと異様な木があります。 パキポディウム・ラメリー(Pachypodium lamerei )。 マダガスカル原産。 人気の塊根植物です。寒さに弱いので日本では鉢植えが主ですが、熱帯気候で乾季が長い南シナロアではこうして地植えで大きく
培養スタート準備完了、紅茶キノコ。皆様、紅茶キノコってご存じでしょうか? 家庭でできる発酵飲料でして、発酵有機酸やビタミンが豊富な健康飲料です。 僕が高校生のころ、ほんの一時だけですが日本ですごく流行りました。 クラスメートに作ってる娘がいて飲ませてもら
マサトランセントラルパークの汽水湖の日の出。 5月末の今、冬鳥たちは旅立ち水鳥はほとんどいなくなりました。 今いるのは鵜ばかり。 それからアメリカオオバンはうんと数は減りましたがヒナを連れているカップルもいます。 渡りをするグループと留まって繁殖すいるグ
マサトランには町中至る所に落書きと言うか壁絵がありまして、芸術作品としてもなかなかのレベルで町の景観をつくってます。 でもギャング系とか骸骨系とかパンク系とかグロイのが多くて僕にはちょっとね。 で、上の写真のは我が家の近くの市営市場の裁縫屋さんのシャッタ
お日様が真上から照る南シナロアの5月末。 港湾都市のマサトランは、夕暮れ時には風がピタリと止んで蒸し風呂状態になります。 夕凪現象ですね。 そして街路に花の香りでいっぱいになる。 香りの元をお見せしましょう。 インドセンダン。 英名のニーム(Neem)で知ら
5月の青い空に青い花。メキシコにも在来種の青いシマツユクサ、Commelina diffusaがあるが、マサトランの道端のツユクサは日本を含むアジア起源のツユクサCommelina communisかホウライツユクサCommelina auriculataようだ。 メキシコでは外来種です。空が白むころにはも
寄り目の愛猫、サンフリー。にほんブログ村
歩道にヤシの実がコロリン。 朝の散歩でヤシの実を拾うなんて、なんとロマンチックなんでしょう。 南国の夢ここに極まれりって思いませんか? さっそくマチェテで叩き割っていただこうではないか。拾ったのはここ。 熱帯地方に住んでればヤシの木なんてどこにでもありま
5月になってマサトランでは暑い日が続いてます。 今日も最高気温は33℃。 でも5月の暑さは嫌いじゃない。 乾季の終わりのからっと晴れた青い空。 木陰に入れば吹き渡る熱風すら心地よい。 そんな5月の南シナロアの、木に咲く花々をお見せしましょう。 ゴールデ
昨日記事にした野生ミニニガウリの試食結果です。昨日の夕方に採取したのをポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保管してました。 今日のお昼に出してみましたらオレンジ色に熟れていた実の一つが開裂していました。 この皮の部分をそのまま口に含む。 柔らかでざらついた舌ざ
トルカ近郊の町、テナンゴ・デル・バジェ(Tenango del Valle)の市場の乾物屋さんのモレミックス(モレの素、下の桶に入ってるやつね)。 左から普通のモレ(普通って何だろう?)、チョコレート味モレ、アーモンド味モレ、緑のモレ、赤のモレ。モレは代表的なメキシコ料理
トルカで食べた、僕が住むシナロアでは見かけない果物。ライチ(Lychee)。 テモアヤの露店で買いました。 キロ40ペソ(350円ぐらい)。 メキシコではリチ(Lichi)って呼んでます。 初夏にたまにローカル市場見や露店で見かける果物ですが、高いし品も悪いんでスル
トルカの市場で見つけた、セタ(Seta)というキノコ。 日本で言うヒラタケですな。 僕が日本にいた頃は栽培品がシメジって名前で売られてたやつです。皆さん、キノコはお好きですか? 僕、大好きです。 日本にはいろんなキノコがマーケットで売ってますよね。 しかも安
トルカ市の路線バス。今回の旅では、市内や近郊への移動は全て路線バスでした。 2人で50回ぐらい乗ったよ。 料金はケレタロでは11ペソ、トルカは12ペソ。 まあ100円だね。 市域の外へ行く路線なら少し余計に払うけど、知れたもの。 もしタクシー使ったら膨大
テオテナンゴ遺跡を訪問した後、僕たちは遺跡の南西のピラミッドの横を通って脇道を下り、そのままテナンゴの町へ歩いて行きました。 20分ほどで教会や市庁舎がある中心地に着きます。 町へ行くなら遺跡入場ゲートに戻ると倍歩くことになります。この町、地図上ではテナ
入場ゲートから遺跡への道は急な上り坂だ。 この遺跡は河川平原を見降ろす急な岩崖に囲まれた台地の上にある。 メキシコ中央高地の古代遺跡はたいていそんな立地だ。 不便だろうにね。 なぜだろう? 僕が思うに、山の上の遺跡は支配者層が住んでいて、社交や政治や儀式
トルカ最終日は、テオテナンゴ遺跡(Teotenango)に行きました。 トルカ市から南へ約35km、テナンゴ・デル・バジェ(Tenango del Valle)市にあります。 あまり知られていない遺跡ですが良かったです。 この遺跡と一昨日記事にしたカリストラワカ遺跡だけでもトルカに
メキシコは、国民の7割以上に先住民(インディヘナ)の血が流れている国です。 まあメキシコ人って基本白人ワナビーですから実際はもっと多いでしょう。 先住民には何十もの部族がいるんですが、オトミ族(Otomi)は今回旅したメキシコ中央高地に広く分散して住んでいます
カリストラワカ遺跡は平原を見渡す山の中腹の斜面にあった。 小さな丸いピラミッドがあるだけかと思っていたが、とんでもない。 とても広大な遺跡だった。カリストラワカ遺跡も多くのメキシコの遺跡のように建設が始まったのは紀元前のかなり古い時代のようだ。 数千年の
円形のピラミッドがあるカリストラワカ遺跡(Calixtlahuaca)に行きました。 あまり情報がない遺跡ですが、とても良かったです。 トルカから10kmほどで、ローカル路線バスで簡単に行けます。僕たちの宿はトルカの中心街(セントロ)の近くだった。 セントロに歩いて行
セントロを探索し終わると、あとは特に何もないトルカ。 民泊のオーナーに聞けば立派な博物館や美術館、ショッピングモールなんかはあるよ。 そりゃまあメキシコの大都市ですもんね。 でも僕たちはそういうのは興味がない。 それならと勧められたのが、コスモビトラル植
ケレタロで4泊のあと、この日はトルカへ移動です。 トルカはケレタロから南へ200kmほど。 標高2700mの高地にある人口約100万人の大都市です。 トルカはメキシコシティの西方60kmですぐ傍なんですが、観光するものは何もないよ、誰もトルカなんかに
ケレタロのメルカード(市営市場)のクレメリア(Cremeria,乳製品やハムソーセージなんかを売ってる店)の店先にこんなのがぶら下がっていました。 何だろう? チーズだろうか? なんだか分からないけど、小麦色の色合いといい、艶や形といい、紐で縛られ様といい、すごく
ケレタロではずっと外食でしたが、特に変わった食べ物には出会わなかった。 メキシコシティと同じ文化圏なんだと思う。 サクッと行きます。宿の前のサンタクルス教会の広場の屋台。 先日お見せしましたっけ。 見にくいですが、上にメニュ-が写真付きであります。 左か
ケレタロ最終日。 遺跡から町に戻ったのは午後遅くだった。 熱波に痛めつけられた4日間。 蒸し風呂のような部屋には戻りたくなかった。 歴史地区を散歩することにした。ケレタロは標高1800m。 夕風が吹き始め、街は息を吹き返したようだ。 熱波が来てても朝夕は
ケレタロ3日目。 明日はトルカへの移動日だから実質最終日になる。 相変わらずの猛暑。 遠出はしたくない。 でもケレタロの町は昨日歩き尽くした。 近場で良いとこないかな? 白羽の矢が立ったのが、ケレタロ市域内にあるエル・セリト(El Cerrito)のピラミッドだっ
ケレタロの2日目も猛暑だった。 この日はペニャデベルナルという村の岩山を登るつもりだったが、予定を変更してケレタロの町巡りに充てることにした。 日本人転落死、猛暑でザイル溶ける、なんてなりかねないもんね。炎天下の歴史地区を縦横に歩いた。教会がたくさんある
今回の旅は、ちょうど熱波が来ていてケレタロの4泊はぶっちゃけ最悪だった。 最高気温は40℃で、しかもAirbnbの宿の廊下に温水器があって熱がこもるんだな。 小さな扇風機だけでは暑くて眠れない。 ホストのお姐さんに文句を言ったが、こんなに暑いの初めてなの、ごめ
メキシコの長距離バスは、たいていのガイドブックではプリメラプラス(Primera Plus)とETNの一等直通バスがお勧めになっている.。 広くて乗り心地が良いらしい。 もっとも安全とか。 サンドイッチと飲み物もくれるとか。 でも高いんですよ。 それに面白くないじゃん、
メキシコシティ空港には10時半に着いた。 これからメトロで北バスターミナルに行き、ケレタロ行きのバスに乗る予定だけど急ぐ旅でもない。 朝飯にするか。 今日はまだなにも食ってないもんね。 メトロの駅を素通りして歩道橋を登り、道路の反対側へ出る。 このあたり