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初めての歌舞伎を楽しもう https://munakatayoko.hatenablog.com/

歌舞伎初心者に、歌舞伎の魅力を伝えます。 趣味は歌舞伎、文楽、落語、映画鑑賞。 ブログでは、初心者も通の方も納得する歌舞伎にまつわる楽しい話をつづっていきます。日常生活もぽちっと。

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2022/07/14

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  • 9月の振り返り

    歌舞伎座は、7月8月がコロナに振り回されててんやわんやだったが9月はほぼメンバーも変わらず初日から千穐楽まで上演できたこと、本当に大変よかった。 9月は秀山祭。観劇パスポートで満喫させていただいた. 10公演見ることができた。喜び…。感謝…。 観劇パスポートについて詳しくはこちら。 munakatayoko.hatenablog.com 秀山祭では、幼い兄弟の初舞台。私は今後何年見られるかわからないけれど、すくすくまっすぐ育ってほしいと思うばかりだ。また播磨屋の若手3人がこれから重責を担って頑張っていくことを応援していきたい。 3日 菊之丞の会 munakatayoko.hatenablog.…

  • 『荒川十太夫』上演記念 神田松鯉・神田伯山歌舞伎座特撰講談会~神田松鯉傘寿を祝って

    千穐楽を終えたばかりの9月28日(水)、歌舞伎座で『荒川十太夫』上演記念 神田松鯉・神田伯山歌舞伎座特撰講談会が行われました。 ■新作「荒川十太夫」歌舞伎化記念 ■私が松之丞を知ったきっかけ ■歌舞伎座満員 ■安兵衛駆け付け~婿入り ■特別鼎談 ・今回の公演について ・今回の歌舞伎化で苦労していること ・今後について ・「荒川十太夫」の見どころ ■松鯉「荒川十太夫」 ■私がリクエストしたいもの。 ■新作「荒川十太夫」歌舞伎化記念 歌舞伎の中堅どころが次々と新作を発表する中、こんな新作もあるのね!という新鮮な驚き、そしてうれしさでこのニュースを聞いたものです。 漫画でもないゲームでもない、その原…

  • 歌舞伎の後のお楽しみ

    昨日は久々に、友達と歌舞伎1部。これで見納めかと思うと哀しい! 充実の9月でした。 1部が始まる前に、めでたい焼きをゲット。ドリンクとセットにして幕間に「鳳」に届けてもらいます。めでたい焼きも久々~。3年ぶりくらいかなあ。鳳で食べるのはアツアツを届けてくれるので(アツアツといってもやけどしない程度)うれしいですよ。 とは言っても、10月からは観客席、ロビーで飲食が可能になるので、鳳のサービスもなくなるのかな? 寺子屋を見納めたあとは、5階の寿月堂にて。おいしいパスタでした~。 そのあと、銀座蔦屋に行って、もう一度播磨屋の本棚を満喫して友達と別れました。 なんと充実した時間であることよ。こういう…

  • 「藤戸」 背景・あらすじ・みどころたくさん・感想レポ

    3部の「藤戸」。初めて観ましたが、とても素晴らしかったです。 あらすじ見どころ感想です。 ■概況 ■平家物語「藤戸」 ■佐々木盛綱、自分が殺した漁夫の母に会う みどころ 品格のある舞台 ■間狂言。 ・みどころ 踊り達者な丑之助と支える米種に心和む ■悪龍現る ・みどころ 悪龍の成仏 武力に勝る祈りの力が現代にも通じますように 菊之助の「母の哀しみ」 今後も古典として上演を望む ■概況 原作は、平家物語巻第十にある「藤戸」。能「藤戸」にもなっている。これを松貫四が構成、川崎哲男が脚本を作り、1998年に厳島神社で行われた「宮島歌舞伎 厳島神社中村吉右衛門奉納公演」で初演。 ■平家物語「藤戸」 平…

  • 買ってよかった観劇パスポート

    観劇パスポートなるものを松竹がこの9月に初めて販売した。松竹歌舞伎会会員のみの限定サービスなので、「初めての歌舞伎を楽しもう」というブログに書くにはふさわしくないかもしれないが、このパスポートを買う前、相当私は逡巡したので、なぜ迷ったか買ってどうだったかを書きとめておきたい。 ■観劇パスポートとは ■パスポートを買う前の懸念 ・懸念その1 値段 ・懸念その2 申し込み方法 ・懸念その3 公演中止と払い戻しの場合 ■買ってよかったこと ・席がよい ・桟敷席を経験できた ・いろいろな席から楽しめる ・マナーが良い ・案外観に行けた ・仕事のモチベーションアップにつながった ・芝居の理解が深まった …

  • 2部 松浦の太鼓 揚羽蝶繍姿 観劇レポ

    松浦の太鼓 追善口上 揚羽蝶繍姿 松浦の太鼓 追善口上 松浦の太鼓は、白鸚初役で松浦候。白鸚なりの松浦候を作っていて、吉右衛門の松浦候がイメージにある身としては、あれ?なんだかちがうな的な感じでしたが、あれもまた正解なのでしょう。 うしろの近習たちの中に染五郎クンがおり、生き生きと楽しそうに演じていました。 松浦の太鼓のあと、追善の口上がありました。 「苦労に苦労を重ね、播磨屋の芸を後世に残るよう努めてきた弟を誇りに思う。たった一人の弟との別れは、寂しい。わびしい」 と語る齢80歳の老優、白鸚。 80歳での初役は弟のため、どうぞ鷹揚の御見物を。と深々と。 梅玉は、松浦の太鼓では6回吉右衛門と共…

  • 松浦の太鼓 あらすじと見どころ おもしろいよ

    松浦の太鼓のあらすじ・見どころをご紹介します。 わかりやすいので予習もいらないかと思いますが、其角、お縫い、大高源吾の関係だけは押さえておいた方がいいかと思います。お時間がなければ、登場人物だけ読んでおいてくださいませ。 登場人物 あらすじと見どころ <両国橋の場> 見どころ <松浦邸の場> 見どころ <松浦邸玄関先の場> 見どころ 実際の大高源吾 登場人物 松浦候 吉良上野介の隣の館に住む。浅野内匠頭の切腹後、四十七士たちに心を寄せ討ち入りを今か今かと期待している。 宝井其角 松浦候の俳諧の師。大高源吾も以前の弟子。その縁で大高源吾の妹を松浦候の屋敷の奉公に推薦してあげた。 大高源吾 元赤穂…

  • 歌舞伎座2階東席〜初めての桟敷席

    本日、2階の東席です。はじめての桟敷席に浮かれています。 初めての桟敷席 今月は観劇パスポートを購入したので、行ったことのない席をいろいろ試すつもり。で、2階の東席です。3階の東席は、上手の役者が下手に向かってしゃべるセリフが聞こえ辛かったりしましたが、2階の東席はほぼそんなこともありませんでした(声の小さな人いなかったし)、義太夫が聞きづらいこともありませんでした。 尤も、東席の1番だったから、舞台に近いとまた違うかもしれません。東の桟敷席は、2席ずつ区切られています。 親しい人とならいいけれど、知らない人が隣はちょっとどうかな? と思っていたのですが、実際は普通の席よりずっとスペースが空い…

  • 【受付開始】作者と劇評家のコトバで読み解く歌舞伎のセカイ 第5回「河竹黙阿弥」

    作者と劇評家のコトバで読み解く歌舞伎のセカイ 第5回「作者編」テーマは河竹黙阿弥 申込がはじまりました(^^)/ 毎回、木ノ下さんと田中さんの軽妙な語りと深い洞察が人気の本講座。 今回は木ノ下さんの作者編、テーマは満を持しての「黙阿弥」です! 今なお多くの人に愛されている黙阿弥の作品。七五調のリズムが心地よい世話物の「弁天小僧」に「髪結新三」、「三人吉三」。大胆な舞踊の「連獅子」や「土蜘」など、現代に残る名作をその生涯で多く書いています。江戸時代の風俗を色濃く残した作品が印象的ですが、実はそんな作品ばかりではありません。 黙阿弥が生きた時代は幕末から明治時代にかけて。時代の波に翻弄されて新しい…

  • 今月の銀座百点

    2022年9月号の銀座百点。歌舞伎座横の松崎煎餅でゲットしました。お目当ては、百点対談。今月は中村又五郎さんです。山川静夫さんとの対談は、幼い中村光輝時代から播磨屋中村吉右衛門さんとのさまざまな思い出、今月の秀山祭でのお孫さんの初舞台など、とても幅広くお話が弾んでいます。写真もとても柔らかな表情をされていて、素敵です。今月の秀山祭では、 1部では「白鷺城異聞」で、イケメン本多平八郎忠刻「寺子屋」では、打って変わって涎くり3部では「藤戸」で佐々木盛綱で泣かせるという、大車輪のご活躍。どうぞお怪我のないように!襲名でのお怪我のお話、びっくりしました。詳しくは銀座百点で。銀座百点をゲットできるのは …

  • 中村吉右衛門 舞台に生きる

    家に帰ったら、不在票。 やっと届きました。 中村吉右衛門 舞台に生きる :芸に命を懸けた名優 中村吉右衛門 舞台に生きる: 芸に命を懸けた名優 作者:中村 吉右衛門 小学館 Amazon 予想以上にすばらしい本でした。 内容がものすごく濃いので、少しずつ少しずつ宝物を愛でるように、いつまでも読み終わることのないように、そばに置いておきたいと思います。 お写真もすばらしいのですが、深い芸談、軽妙洒脱なエッセイ、絵、未完成の絵本、吉右衛門丈の想いのいっぱい詰まった本でした。 すごく深いことを書いていると思ったら、さりげないユーモアがまたよくって。 関係者の方々のご苦労も忍ばれる、本当に立派なご本を…

  • 銀座アショカ新宿店

    今日は、取材で行ったところが、気づいてみたら大昔の職場の近くだった。 取材が終わって出て見たら、懐かしい店があった。なんと昔よく行っていたカレー屋さん。 銀座アショカ新宿店 毎日お弁当を持って行っていたんだけれど、金曜だけは外で食べようと言って、金曜の外ランチを楽しみにしていた若き頃の私と同僚たち。 それでよく来たんだ。まさかまだあるとは、そしてこわごわ入って行ったら雰囲気も変わらず、頼んだカレーは1000円以下でコーヒーもついて、味も変わらず「これこれ!」という感じ。うれしかったな~。 豆カレー コーヒーも美味! 時間も2時過ぎていたから店の客は一人しかおらず、静かな午後。なつかしい味をかみ…

  • 白鷺城異聞 ~あらすじ観劇レポ 秀山祭

    初日の秀山祭に行って1部、2部を観劇してきた。 抜けるような秋の空に、胸を張るようにたなびく「秀山祭」の幟。吉右衛門丈の追善とは哀しいことだけれど、せめて青空でよかった。 まずは白鷺城異聞。松貫四(吉右衛門のペンネーム)の構成・演出によるものだ。 とても歌舞伎らしくて面白かった。松貫四の作品は面白い。歌舞伎のセカイを壊さずに、作ってくれるから。2017年の秀山祭で上演された 再桜遇清水(さいかいさくらみそめのきよみず)も、面白かったのだけれど、今にして思えば清玄と桜姫のセカイのアレンジだった。 その時にも「すごく面白くて、これが歌舞伎の楽しさだ」とか「宙乗りなんてないが、歌舞伎の良さを満喫でき…

  • 「尾上菊之丞の会」に行ってきた!

    本日は、「尾上菊之丞の会」に行ってきた。いろいろな意味でとても良かったのでご紹介します。 猩々 鏡の松 蝶の道行 八俣の大蛇 最後に 猩々 猩々は伝説の妖精。その中のエピソードの一つが日本に伝わって、能「猩々」ができました。 どれだけ酒を飲んでも顔色も変わらない妖精、猩々と高風の物語。 高風 尾上墨雪 猩々 尾上松也 猩々 尾上菊之丞 振り付けはおじい様、そしてお父様(墨雪)が創作した「猩々意想曲」を挿入し、菊之丞さんの演出で「猩々が二人」という作品として上演。まさに三代の結晶ともいうべき作品となりました。 墨雪さん(菊之丞さんのお父さん)のしっかりとした動き。ピシリと微動だにしない首、背中、…

  • チラシあれこれ

    歌舞伎座に行くと、今月のチラシ、来月のチラシ、他の劇場のチラシなど、あちこちに置かれています。 お芝居を観る前にぜひ一枚とっておきましょう。チラシから得られる情報はいっぱいです。 ちなみに今月のチラシは写真入りだけれど、来月のチラシはずいぶんそっけないなあなんて思いませんか? 字ばっかりで写真がないし、スカスカ。 でもこれは進化するチラシ。 この2枚のチラシを見てください。 同じ?ちょっと違いますよ。 よーく見ると、字ばっかりのチラシでも進化しています。 右と左のチラシ。どこが違うかわかりますか。 そうです。最初に出るチラシは、演目と主役脇役程度の情報しか載っていません。 右のチラシはもうひと…

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