chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
初めての歌舞伎を楽しもう https://munakatayoko.hatenablog.com/

歌舞伎初心者に、歌舞伎の魅力を伝えます。 趣味は歌舞伎、文楽、落語、映画鑑賞。 ブログでは、初心者も通の方も納得する歌舞伎にまつわる楽しい話をつづっていきます。日常生活もぽちっと。

むうむう
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2022/07/14

arrow_drop_down
  • 今月の振り返り 「挑戦」と「盤石」な手ごたえ

    梅雨が明けた!?マジか。7月20日過ぎに3日雷が鳴る日が続いて、パーッと夏空になる…というパターンはもはや思い出の中にしかないのか? それにしても6月中に梅雨明けとは早すぎないか?どんな夏になるのだろう。 今月は各劇場、充実していたなあ。私が行ったのは、歌舞伎座、国立劇場、博多座だったけれど、どの部もおかわりしたいくらいよかった。すばらしいことだ。 歌舞伎座は1部が猿之助の猪八戒がチャレンジングでよかった。車引きもチャレンジングでよかった。 あれ。2部も染五郎がチャレンジ。3部も玉三郎が仁左衛門の救援で急遽演目差し替えという大胆なチャレンジング。 ああ。歌舞伎座は全部チャレンジングだったのだ。…

  • 菊之助の「鷺娘」が最高だった件~博多座にて

    博多座昼の部。二つ目は、菊之助の鷺娘。 最初の出は舞台全体が雪げしきの中、ぼーっと出てくる白無垢の菊之助。舞台も白、衣裳も白。襟と裾から出ている赤、そしてぽっちりと口にひいた紅にはっとさせられる。 菊之助で「鷺娘」を観たのは、2019年すみだトリフォニーホールと今回博多座での2回の計3回。特に今回博多座6月22日に観たものは一番素晴らしかった。1回目は1階、2回目は幕見で観たのだけれど、2回目の方がよかったので、席は関係ないようだ。 月並みな言い方しかできないが、美しい。かわいい。可憐。切ない。壮絶。苦悶。死。どの場面の菊之助も美しく、しなやかだった。 菊之助が素晴らしかった一方で、菊之助が「…

  • 菊之助の魚屋宗五郎~新皿屋舗月雨暈(しんさらやしきつきのあまがさ)~博多座

    菊之助の魚屋宗五郎。よかった! けれどどうしても菊五郎と比べると、いや比べたらかわいそうなのだけれど。 どこが違うのかなあ。 菊之助は美しくて綺麗すぎるから 「ええっと。君は魚屋だよね」という気になる。若いのをいっぱい従えた鳶頭みたいになっちゃう。 呑むまでの真面目でイケメンなところはいい。けれど酔っ払っていたのが醒めて、しょぼくれちんとなるところは菊五郎には敵わなかった。そこで醒めたのか、醒めていないのかがいまいち判然としなかった。 そして殿様に支度金を200両もらったことでとっても助かったと感謝していることを言うこのセリフ 「魚は芝の活ものを安く売るので直に売れ、毎日銭がもう買ってね、好き…

  • 團十郎襲名が歌舞伎界にもたらすもの

    オールアバウトにて、こちらの記事アップしました。 襲名興行ってなに? 市川團十郎ってそんなにすごい名前なの? 海老蔵は、襲名にふさわしいの? という疑問に答えて 襲名とは「名を受け継ぐこと」 2年半延期された襲名披露公演 江戸歌舞伎の荒事を創始したのが、初代市川團十郎 脈々と受け継がれた團十郎の精神 海老蔵は「團十郎」の名にふさわしいか 私たちは十三代目團十郎に何を求めるか という流れで、書いています。よろしければ読んでくださいね。 allabout.co.jp

  • 橋弁慶 絵本のような美しさ

    まるで昔の絵本をみているような美しい舞台だった。書き割りが芸術的に美しく、彦三郎弁慶、萬太郎牛若丸のピタリとはまった絵面。 美しく笛を吹きながら登場の牛若丸。人を斬るのが趣味らしいから、ずいぶんサイコな牛若丸という設定だから、よく知る設定と逆ですね。(ちょっとそれ、どうなの?)菅田将暉義経ならアリ? 人を斬るのが趣味の牛若丸を、成敗しようと現れるのが弁慶。 ドスドスと、力強く自信満々。最初は女と思って見過ごそうとするのですが、あにはからんや、足をすくわれそうになってしまいます。その女かと思われたのが牛若丸でした。ひらひらとかわされ、翻弄され、ついには負かされる。 弁慶はすっかり感心して家来にな…

  • 博多座終演から福岡空港までは、どのくらい時間をみておくか

    最後の日はチケット取っていなかった。でも、あとで昼の部取れるような時間に飛行機のチケットを取ったつもりだったのに、ミスった。 歌舞伎座の3部制に慣れていて、遅くとも1時15分には終わるだろうと踏んで、3時の飛行機をとってしまった。 実際には昼の部の終演は2時10分。 飛行機の出発時間まで50分しか余裕がない。 アクセスがいいと聞いてるし、電車で10分位だから、これはいけるかな?昼の部も見られるかなと思ったが、ちょっと不安でTwitterで聞いてみた。 すると、ギリギリ運が良ければ間に合う位で、おすすめしないという意見を何人かのフォロワーさんからいただいた。 幕間があるので、いがみの権太は諦めて…

  • アニメージュとジブリ展

    博多座に早くつきすぎたので、向かいにある福岡アジア美術館に行ってきました! 今、アニメージュとジブリ展やっていて、アニメファン、ジブリファンにとってはものすごい情報量の充実した展示です。 私のお目当ては、これ ナウシカ。 米吉くんも予習に訪れていましたね。

  • 博多座

    念願の博多座にやってきた! よく、役者さんたちがずらっと階段のところに並んでいる図。のとこ。 そしてよく言われているように空港からのアクセスもよく、博多座の中も素敵で、スタッフも感じが良く、とてもいい気持ち。 そして不思議なことがあった。 私よく劇場に行く夢を見るんだけれど、夢の中の劇場が歌舞伎座でもなくて国立劇場でもなくて、なんだろ?と思っていたけれど、本日わかりました。博多座です!見たことなかったけれど。 寸分違わず同じというわけではないけれど、螺旋階段みたいなのが両方から来ていて、会場に入っていくみたいなところが、 「あ!これ,夢で出てくる劇場だ!」 って感じで鳥肌たちました! 歌舞伎に…

  • 作者と劇評家のコトバで読み解く「歌舞伎のセカイ」第4回 受付開始

    作者と劇評家のコトバで読み解く「歌舞伎のセカイ」いよいよ次回のチケも売り出しになりました! 今回は劇評家編。 そしてテーマは、満を持しての 「寺子屋」で探る松王丸と源蔵の苦悩 です。 寺子屋も、熊谷陣屋と同じく我が子を身代わりにして殺してしまうお話。いやそればかりか、源蔵は、いきなり他人の子供を殺しちゃうわけですし。全く現代の常識からは、理解できないところなんですがなぜか感動を呼びます。 それはなぜなんでしょう。 今回も冴わたる田中さんの謎解き、木ノ下さんの軽妙な語り。息もピタリあって、スルスルと寺子屋の世界が、腑に落ちて行くに違いありません。 めちゃくちゃ面白くて、古典歌舞伎がもっと好きにな…

  • 猪八戒 ふわふわ感とダイナミック感で楽しい♪観劇レポ~♪

    先日書いた「猪八戒」は、95年前の達筆で書かれた台本を元に書いたが、今回の「猪八戒」はずいぶん変わっていた。 澤瀉十種の内 猪八戒 - 「初めての歌舞伎を楽しもう」munakatayoko’s blog なので、観劇レポをば。 あらすじ、すなわち 「人々を困らせている霊感大王を、三蔵法師一行が退治するというお話」 というのはそのまま。いや、三蔵法師出てこなかったな? ただし、「全然違った」ように感じたけれど、 「どこがどう違ったか」については、もう一度検証しないと、逐一は書けない。 自信をもって全くちがったと言えるのは、最後の「通天河の場」だ。 これから観る人は、逐一ストーリーを予習する必要は…

  • 今年も始まった♪ 国立劇場歌舞伎鑑賞教室 演目紹介とおススメの理由

    今年もやってきました国立劇場の「歌舞伎鑑賞教室」の季節♪ 毎年6月7月に国立劇場で行われる歌舞伎鑑賞教室は、「チケット代安い」「わかりやすい」「短時間」と3拍子揃ったおすすめの企画です。 安い わかりやすい ストーリーを重視したいなら 6月「毛谷村」 より、歌舞伎っぽさを求めたいなら 7月「紅葉狩」 短時間 安い 学生は全席1800円! 一般1等席4500円、2等席3000円 花道横だろうが、どセンターであろうが4500円!学生なら1800円! 歌舞伎座なら16000円の値段です。ただし、中高生の団体が入るので、なかなかどセンは取れないですが、国立劇場は2階も3階も比較的見やすいのでぜひとれる…

  • 歌舞伎って、いつどこでやっているの?

    歌舞伎ってなんだろう?難しそうと思う人も多いですね。値段が髙そうと思う人も多いです。でも意外と敷居は高くない!思い立ったが吉日。ぜひ、一歩を踏み出してみてください。 いつどこでやっているの 歌舞伎座はほぼ毎日やっている 東京の歌舞伎座以外の劇場 国立劇場 その他 地方の劇場 シネマ歌舞伎 チケットはどこで買うか いつどこでやっているの 歌舞伎座はほぼ毎日やっている 東京では、歌舞伎座が一番メインの劇場です。歌舞伎座では、毎月、初旬から27日ころまで、毎月欠かさずやっています。意外じゃないですか? つまり、行こうと思えば月末月初以外は、いつでも行けるということ。思い立ったが吉日。歌舞伎座に行って…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、むうむうさんをフォローしませんか?

ハンドル名
むうむうさん
ブログタイトル
初めての歌舞伎を楽しもう
フォロー
初めての歌舞伎を楽しもう

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用