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  • ほぼ30年ぶりに学生になりました。

    昨日が職業訓練校の「通学」初日だった。 朝の9時に学校へ到着するよう家を出て、久しぶりの通勤渋滞を味わった。なんだか懐かしい。懐かしいのだが、通学ルートが会社員時代の通勤ルートそのままなので、同時にいやーな気分にもなった。またあの会社に通うような「かえりたいっ」という気分。 来週からは通学ルートをちょっと考え直そうと思った。 僕が受ける職業訓練は「総務・経理実務コース」なので、いわゆる小中規模の会社の事務・経理就職を希望する人が集まっている。そのため大半が若い女性だ。20人中、男性は僕を含めて4人だった。しかもそのうち3人は僕と年齢が近そうだ。とても心強い。 午前中は館内の案内や生活面 (食事…

  • 退職金をゲットした

    来た。ついに来た。会社からもらえる最後のお金、退職金が振り込まれた。 金額は503万円だった。 中小の一般企業の定年退職金として多いのか少ないのかは知らないが、僕自身の体感では「えっこんなに!」という金額だ。 そのうち174万円は早期退職制度による特典なので、勤続30年の純粋な定年退職金は300万円ちょっとということになる。 確定拠出年金の会社負担分はここに含まれていないので、それも入れるとあと200万円程度は多いということになるのかな。 これが通常の中途退職であれば、どんなに評価が高い社員であっても60万円程度らしいので (同期社員から聞いた)、ここは素直に「こんなにたくさんのお金をありがと…

  • 朝から家に警察が来た話

    今朝は7月にしては珍しく気温が低く清々しかったので、久しぶりに散歩をしてきた。 家に戻り、汗を流すために軽くシャワーを浴びる。 風呂から出たタイミングで「ピンポーン」と玄関のチャイムがなった。まだ朝の8時過ぎのことだ。 宅急便も心当たりがないし、こんな朝っぱらからってことはきっと宗教の勧誘かな、と思いながらインターホンの画面を見たら、背中に「POLICE」と書かれた上着を着た男性が後ろ向きで立っていた。なぜ後ろ向きなのかはわからない。POLICEを強調したかったのだろうか。 しかし、朝から警察に来られる心当たりなんて全くない。 玄関の外はなんだか慌ただしく、ただならぬ気配を発していた。ひょっと…

  • 職業訓練選考会の合否通知が来た

    先日、職業安定所主催の「総務・経理実務コース」職業訓練選考会を受けてから、今日で6日が経った。 選考会当日の説明で「1週間以内に合否通知が届きます」と言われていたので、あれから毎日ポストを覗くのが日課になっていた。 2日や3日では合否通知が来るわけないと分かっているのに、ポストを覗いては「ちっまだかよ」とソワソワする毎日を過ごしていたのだが、6日目の今日になって、ついに封書が入っていた。 選考会のときに「受講決定者にはあらためて説明会を行なうから、合否通知に同封されている説明を読んでね」と言われていたので、合格であればきっと封書は厚みがあるはずだろうと読んでいたのだが…。 受け取った封書はペラ…

  • 僕の知らない昔の家族の話

    この間は自分が高校生だった頃の話をしたが、自分が生きていた時代は全部ひっくるめて「最近」と僕は表現している。 そんな最近のことよりも、もっと昔の、自分が生まれる前の人々の生活を知るのが僕は好きだ。身近なところでいうと両親や祖父母の若い頃の話や、さらには本からしか知り得ない江戸時代以前の話など。 身近な人から聞く昔の話というのはたいてい何かしらの補正がかかっているので、厳密にそうだったとは言いがたいところはあるが、それでも自分の知らない時代の話を聞くのは楽しい。 なのでまだ生き残っている母(昭和17年生まれ)との会話では、なるべく思い出話を引き出すような話題を振ることが多い。 今まで母から聞いて…

  • 高校生時代の話

    現在のおじさんたちが、昭和50年代後半の高校生だった頃に、どんな青春時代を送っていたかという話でもしよう。 僕がどうだったかというより、当時の若者全般の話だ。 僕は昭和39年のオリンピックイヤー生まれなので、その近辺に生まれた人なら共感してもらえるところがあるかもしれない。 高度経済成長期はとっくに終わって、バブルはまだ来ていないという、そんな高校時代。 当時、芸能界はアイドル全盛期で、たのきん、キョンキョン、中森明菜、早見優、松田聖子、松本伊代、堀ちえみなどが活躍していた。おニャン子やチェッカーズも同年代ではあるが、高校時代に彼らはまだ登場していなかった。 ちなみに、山口百恵、南沙織、麻丘め…

  • 職業訓練の選考会

    職業訓練の選考会に行ってきた。 クリーニングに出していたスーツは間に合った。数年ぶりにスーツを着たが、ネクタイを締めるとどことなく気が引き締まる。少し緊張してきた。 髪もひさびさに整えて、鏡で見る姿とは裏腹に、ガッツリ就活生な気分だ。 僕の希望する「総務・実務コース」は20名の募集枠に対し40名超の応募があるのだが、指定時間の20分前に選考会場に到着したにもかかわらず、すでに半数程度の人が着席していた。ほとんどが僕よりずっと若い女性だ。みな就職面接用の黒っぽいスーツを着ていて、その中にポツンと入った僕はとても場違いな雰囲気が漂う。 係の人に案内され、40人が入るには少し手狭な机の間を「すんませ…

  • 9年ぶりに鰻丼を食べた

    岐阜県関市の老舗鰻料理店へ行ってきた。 ウナギを食べるのは9年ぶりだろうか。 鰻の漁獲量は平成25年の記録的不漁の頃からあまり劇的に上がっておらず、しばらく食べるのを控えていたのだ。世の中がウナギ自粛の傾向にあるせいか、以前に比べて老舗の鰻料理店が随分減っているように感じる。 牛丼チェーン店で格安の鰻丼が供されるようになったり、ここ2年のコロナ禍不況もあって、ますますそういった老舗店は苦境に立たされ続けているのだろう。 しかし食べるのを我慢したせいで、せっかくお客さんに食べてもらうために用意された食材が無駄になるというのも本末転倒である。 鰻屋さんにはどうか生き延びてほしい。そんな思いを抱えな…

  • 息子の敵を母が討った話

    今日は参議院議員通常選挙の投票日。 ぼくは当日投票と期日前投票どちらにするか悶々と悩んだ挙句、どうせ平日は暇だしと、期日前投票を選んでしまった。 Twitterのハッシュタグは #ゼロ票確認ガチ勢 で賑わっていて、中には現役高校生が初の投票で投票所一番乗りを達成したという報告もある。 不戦敗を選択した僕としては、指を咥えて眺めているしかない。悔しい。 と思っていたら、80歳の母から「一番乗りを果たした!」というLINEが来た。 母のすぐあとに、一番乗りを目指したと思しき派手なシャツの男性が意気揚々とやってきたが、母の姿を見るなり愕然としてガックリうなだれていたそうだ。 母は、勝ち誇ったように嬉…

  • 雇用保険と職業訓練を申し込んできた

    昨日は国民年金と健康保険の支払いの手続きについて話したが、今日は受給のほうの話をしよう。 ようやくハローワークへ行ってきた。 目的は2つ。 雇用保険 (失業保険) 受給の手続き 職業訓練の申し込み どういう説明を受けたかは省くが、僕は1日あたり6,000円で150日間もらえることになった。年齢と勤続年数から算出されたのは最大レベルの支給額だ。 これまで長年たくさんの税金や保険を払ってきたのだ、このくらいのキャッシュバックはもらえて当然だという気持ちで望みたい。 通常、受給までには待機期間というものがあり、約3ヶ月経過しないと認定対象期間にならない。だから10月からの支給となる。ただし、職業訓練…

  • 国民健康保険と国民年金

    真っ当な無職となり、会社の保険証を返納した日のこと。 まずは新たに保険証を手にしないと心配で仕方がないので、とりあえず市役所へ行ってきた。 退職前に会社の総務から、「健康保険は無職であっても2年間だけ社会保険を任意継続することができますよ」という説明は聞いていた。国民健康保険と社会保険 (協会けんぽ) のどちらかを選択できるらしい。 離職票や健康保険資格喪失証明書など、会社から送られてきた書類を根こそぎ持ち、市役所で説明を受けてきた。 国民健康保険と社会保険どちらにするべきか悩んだが、国民健康保険を選択した。国民健康保険の金額は、前年の1月〜12月の所得などから算出される。社会保険と比較してシ…

  • 由比の桜エビ

    先日の誕生日で58歳を迎えた。 フィジカルもメンタルもそれなりに健康でこの歳を迎えられたことは、非常にありがたい。 誕生日のお祝いと、退職祝いと、時々頼まれるバイトの報酬を兼ねて、静岡県の由比で彼女に桜エビをごちそうになった。 由比は静岡県静岡市に属するが、静岡市の中心部よりはかなり北東に位置しており、富士市や富士宮市のほうが距離的には近い。 東海道の由比宿として古くから栄えた場所だ。 由比といえば桜エビというほど有名だが、実は桜エビ漁の歴史は浅く、明治の中頃にアジ漁でたまたま深く潜ってしまった網を引き上げたら大量の桜エビが獲れたのが始まりだそうだ。 雲がかかっていたけど富士山は見えた 旧東海…

  • 最後のボーナス

    今日、ボーナスが出た。 昨日付で退職したところなので、本来ボーナスはもらえないはずなのだが、早期退職の場合は中途退職と違って、辞めた後でも在職期間分の査定でボーナスがもらえる。(僕の会社では。) 金額は71万円だった。 これは、今までもらったことのないレベルの高い金額だ。 推測だけれども、おそらく上司の温情で高評価をつけてくれたのだろう。直属の上司は、公私共に仲良くしてくれた友人でもある。仕事中以外はタメ口で話し、若い頃は一緒に遊んだりもした仲間なのだ。本当にありがとう。 とはいうものの、6月給与は手取り金額が極少だったので、その分を補填したとするとだいたいいつものボーナス額だった。 それを考…

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早期定年退職おじさんの日常
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