予定通り下記の「はてなブログ」へ引っ越しました。まだ全然勝手が分かりません。まぁ習うより慣れろ、為せば成るの精神で怠けつつやっていこうと思います。https://numanntak.hatenablog.com/引っ越し先
観たいような、観たくないような気分。戦後の日本にSF小説を根付かせようと意気込んで刊行されたのが、早川書房のSFシリーズであった。戦前は空想科学小説とされたが、子供向けの読み物だと看做され、あまり高く評価されていなかった。だからこそ早川書房の心意気は、SFファンに広く歓迎された。創元推理文庫も追随したが、SFマガジンという雑誌を刊行し、安い文庫本には人気のある漫画家に挿絵を依頼してSF文庫は本屋の書棚に並んだ。たかが挿絵と言うなかれ。正直に云えば、私がはじめて読んだスペースオペラはバロウズの「火星のプリンセス」だが、きっかけは武部画伯の表紙絵であった。当時の早川SF文庫には、SF未体験の読者をひきつけるため挿絵、表紙画にも力を入れていた。なかでも漫画家を登用したのは素晴らしいアイディアであった。松本零士や...デューン2
戦前の方がずっとマシであった。実はここにこそスパイ天国の土壌がある。戦前、スパイを取り締まる警察として「特高警察」があった。尋問に名を借りた拷問で悪名高い組織である。日本では特に共産党系のスパイが、この特高警察により残酷な取り締まりを受けた。これは事実だと思う。戦後GHQが特高警察を解体したのだが、多くの職員が公安警察へと転籍になった。しかし、戦後は共産党の躍進が強く、公安警察は人員、予算とも大きく制限され、かつ大衆の反感も強く煽られていたために冷戦が本格化してもなお、その強化が図られることはなかった。おかげでスパイ天国と日本はなった。自民党内には、これを危惧する声は小さくはなかった。しかし、左派系が強い映画業界やTV局などは、反戦映画のなかに特高警察を戦前の悪の象徴的な存在として活用したため、本来担って...スパイ対策
本日、病院巡りのためお休みします。検査のための空腹がつらいなあお休み
本来、今日26日はサッカー・ワールドカップ大会アジア二次予選の大一番、アウェイでの北朝鮮戦であった。しかし北朝鮮側から中止通知があり、代替地の提案もなく、このまま没収試合となり規定により3-0での日本の不戦勝となり残り二試合を残しての予選突破で次の最終予選入りとなる。ちなみに北の言い分では、日本国内に致死率30%の疫病が流行中なので、防疫上の観点からの試合中止らしい。だったら代替地が選ばれるはず。少なくとも女子サッカーはサウジで試合を行っていた。では、何故に男子は代替地開催がないのか。日本嫌いで知られるAFC(アジアサッカー連盟)はノーコメントだし、FIFAに至っては規定通りの没収試合で済ませる意向のようだ。40年以上、サッカーを観てきた私も初めての事態だ。私なりにいじわるな推測をしてみようと思う。1損得...北朝鮮戦の中止
現在、少年漫画を描く作家の半数以上が女性である。いや、デビューするだけなら男性漫画家もかなりいる。だが10年以上続かない。続けて描けているのは女性に多い。私はその原因の一つに精神的な逞しさにあると考えている。これは漫画に限らないが、創作の世界は厳しい。ゼロから価値ある作品を作り上げるのは精神的なスタミナが必要不可欠だ。私は白い画用紙を前にして半日なにも描けずに煩悶した経験がある。本来、絵を描くのが大好きな子供だった。ノートだけでなく教科書にも悪戯書きをやたらめったら描き散らかす悪童でもあった。しばしば先生に叱られたものである。でも描くのを止めることは出来なかった。山を登っていた頃は、写真だけでなく空いた時間があればスケッチブックに風景を描くことを楽しみにしていた。限られた時間で白いスケッチブックに描くのは...青春少年マガジン小林まこと
歴史の謎ときは面白い。ただし、現実社会を俯瞰すれば、案外と歴史を動かした大事件は面白くもない真相であることが珍しくない。21世紀に入ってからだが、にわかに本能寺の変が歴史好きの間で話題に上がることが増えた。その一因となったのが表題の書である。明智光秀の子孫を名乗る著者は、光秀の裏切りは背後に家康と秀吉の二人の策謀があったからこそだと新説を唱えたのです。現在では歴史の専門家の多くが、この新説に否定的となっていますが、当時はけっこう話題となりました。一応確認しておくと、未だに本能寺の変の真相は明らかではなく、それゆえに新たな真相説が浮かび上がりはするものの、これが真実だとする証拠は一切ありません。表題の書に関して云えば、私は当初から疑っておりました。家康の関して云えば、桶狭間の戦いの後、清州にて同盟が結ばれて...本能寺の変427年目の真実明智憲三郎
報道したくない自由はマスコミ様の特権だ。確定申告で多忙だったが、それでもメジャーリーガーの大谷選手の結婚報告には目を止めざるを得なかった。流し読みなので、すべてを把握している訳ではないが、やはり大谷もマスコミが嫌いなのだと思った。うろ覚えだが、配偶者の名を言わない大谷に対して、日本人記者が何故なのかと問うと、「あなた方にプライベートを乱されますから」と笑顔で答えて記者たちを苦笑させていた。私には大谷の笑顔が作り笑いに思えて仕方なかった。大谷が頭の良い人であることは、彼の高校時代の生活習慣などからも伺える。目標を高く設定し、それを実現するための地道な努力を惜しまず、決して現状で満足せずに一歩でも先に行く試行錯誤を厭わない。早くから英会話の習得に努め、スペイン語すら片言で話せるようになりメジャーの選手たちとの...大谷の結婚報道
慣れというものは恐ろしい。毎年3月15日は所得税の確定申告期限。業界の常識として、なにがなんでも期限内申告を厳守、それが常識であった。例外は天災、すなわち東日本大震災の時で、この時は税務署も閉庁してしまったので、期限は延長された。ところが、この天災を上回る事態が生じた、それがコロナ禍であった。なにせ自宅待機が奨励され、街から人の姿が消えた。当然に税務署も閉まっている。当然に申告期限も延長された。延長申請だけで期限が伸びるのだから、実に手軽なものだった。おかげで緊張感が薄れた。かつては徹夜してでも15日までに申告を終わらせる気迫があった。それが3年間のコロナ禍で失われた。これは拙いとの意識は相当にあり、私の事務所でも今回は例年以上に気合を入れて業務に打ち込んだ。そのはずだった。まさか主力の一人のベテランスタ...終電
本日、確定申告最終日につきお休みします。お休み
民主主義国家である以上、そして議会制民主主義をとる以上、絶対に派閥はなくならない。民主主義の要諦を一言で云えば、それは数は力であろう。仮に100の議席があったとしたら過半数である51議席をとれば、政権が取れるのが議会制民主主義だ。だが現実にはその51議席のうち26議席を支配すれば、事実上政権運営は出来る。26議席を支配し、他の25議席を巧みに操る政治力があれば、議会を制することが出来る。そのための重要な手段が派閥である。人々は政治力の強い派閥を支持することで、自分も権力のおこぼれに預かろうとする。そのための政治献金であるのだから、強い派閥に金が集まるのは必然だ。分かりやすく説明するため、簡単に書いたが、要は過半数を握る必要はなく、比較多数の内側で支配力を発揮すれば政治の頂点になれるわけだ。いくら自身が正し...派閥はなくならない。
21世紀の日本の産業界を鑑みると、一番ダメなのは銀行、特にメガバンクだと思う。20世紀後半、敗戦の日本を経済中心に建て直した貢献を無視している訳ではない。だが、あれは霞が関主導の経済再建路線であり、旧・大蔵省に手取り足取り支えてもらっての貢献であったと今にして思う。でも、私は経済の現場を税務の面から診てきて、銀行の活躍が企業の活動の底を支えていたと信じている。クライアントの中小企業の下へ税務署の調査官がやってくるよりも目利きの銀行員が来るほうが私は緊張したものだ。倉庫に放置された在庫の原料に積もった埃を指摘された時なんて、文字通り肝が冷えたものだ。不良在庫がばれちまった。税務署の調査官でさえ気が付かなかったのに、ベテランの銀行員の目は誤魔化せなかった。結局、不良在庫の洗い直しを提出することを条件に融資の許...メガバンク初の女性役員誕生
デフォルメの天才、それが私にとっての鳥山明だった。子供の頃から絵を描くのが大好きだった。小学生の頃は世田谷区の区展に入選したことも何度かある。才能がなかった訳ではないが、既に小学6年生の頃には限界を感じていた。自分の才能のなさを人のせいにはしたくないが、好き勝手に描いていただけ。先生はもちろん、絵描きの方に教わった経験は皆無だった。ただ見よう見真似で描いていただけだから、壁にぶつかるとどうしようもなくなってしまった。とりわけ中学生の頃からSF小説にはまると、誇張したり意図的に拡大したりする絵を描きたいと思うようになった。ところがこれが難しい。特に縮小させるのが難しい。単にサイズを小さくすれば良い訳ではないことにはすぐに気が付いた。もっというと縮尺を測って数理的に縮尺しただけでは絵として不十分。特徴を捉えて...鳥山明の訃報
年々ナマケグマになっていく気がする。この時期は仕事柄非常に忙しい。帰宅するのも10時を過ぎることも珍しくない。外食で済ませてもいいが、やはりカロリーや塩分が気になる。さりとて自宅で手の込んだ料理を作る余裕はない。そんな時こそナマケグマ根性を発揮して、手抜き料理を作り出す。その一つが玉ねぎスープだ。一人分なので、割と手早くできるのが良いところ。作り方は簡単だ。玉ねぎを半分に切って皮を向き、味が染み込み易いように十字に切れ目をいれておく。鍋に玉ねぎを並べて、ひたひたに水をいれて固形コンソメを一粒。塩は小さじ一杯で、胡椒を二振りほど振りかける。ここでシャウエッセンのソーセージを三本、斜めに切って入れる。なおベーコンでも可だが、その場合は少し塩を減らす。一度強火で沸騰させたら、後は弱火で30分ほど煮込めば出来上が...玉ねぎスープ
毎年のことだが、3月15日までは確定申告で忙しい。私は子供の頃から忙しくなるとサボりたくなり、試験が近づくと掃除をしたくなる難儀な性格をしている。まぁ、一言で云えば逃避である。今回も余計な戯言をたれ流そうと思う。法律では用語の定義が重要である。それは税法も同じこと。似て非なるものの代表が必要経費と控除である。収入から必要経費を引いて所得を計算する。この所得が課税の基本となる。この場合の必要経費とは、収入を得るために必要な支出であるからして、収入と関係ないものは必要経費とされない。この必要経費とされない部分を家事費と称する。もっとも商売においては、収入を得るために直接必要な支出と、間接的に必要な支出がある。前者は問題なく必要経費だが、後者の範囲はあいまいだ。例を挙げれば店舗に併設された事務所兼自宅の電気代な...必要経費と給与所得控除額
禁じることが必ずしも子供のためにはならない。九州の小学校の給食で出されたウズラの卵を喉に詰まらせて亡くなった児童の件は痛ましいものだと思う。でも、その原因は、児童が良く噛まずに飲み込むように食べたからだと思われる。残酷な云い様だと思うけど、これって自業自得ではないのか。学校側もすぐに吐かせようとしたらしいし、その対応に問題があったとは思えない。おかしいのは給食にウズラの卵は出すべきではないとか言い出す輩だ。これこそ姑息な事なかれ主義に毒されたお役人的な対応に他ならない。教えるべきは、良く噛んで食べること。すなわち食育であろうと思う。これは本来、各家庭でなされるべきだが、親がその意識に乏しかったり、あるいは忙しさからインスタント食品を良く食べさせる家庭だと、良く噛んで食べるといった基本的なことさえ教えていな...ウズラの卵
税理士として働きだして数年が経ち、大学の恩師に挨拶にいった時のことだ。監査論で知られた三沢教授は丁度講義中なので、研究室で待たせてもらった。その時に若手の研究者がパソコンで遊んでいたゲームに目を惹かれた。モニターの前面に広がる花火のような弾幕を掻い潜って敵キャラを攻撃するシューティングゲームであった。これが私の東方プロジェクトとの初めての出会いであった。元はPC98で動くゲームであったようだが、当時はWin98に移植されて再販されていた。私もさっそく買ってみてやってみた。実はシューティングゲームはけっこう好きだ。グラディウスや1942などをゲーセンで遊んでいたので、やる気になった。最初に大学で見かけた時は絶対無理と思ったが、若手の研究者によると弾幕の中にも攻略ルートがあり、それを見出せばクリアできるとのこ...東方紅魔郷
缶コーヒーをあまり飲まなくなって久しい。別に嫌いなわけではなく、ただ糖類の取り過ぎが嫌なだけ。さりとてブラック無糖は物足りないから嫌。ただ例外的に缶コーヒーを飲む場合もある。一つは辛いカレーを食べた後の口直し。もう一つは、車の運転中の気分直し。これは日ごろ珈琲を飲み慣れている私には眠気覚ましの効用は薄いが、荒れた気分を抑えるような気分転換に役立つからだ。これはけっこう馬鹿に出来ないと思っている。そして缶コーヒーを買う時は、ほとんど自販機で買う。種類が多くけっこう迷う。まぁ、これも楽しみの一つではある。ところで缶コーヒーの主要ブランドの一つとしてサントリーが販売するのがBOSSである。このCMを長年やっているのがアメリカの俳優トミー・リー・ジョーンズである。地球に調査にやってきた宇宙人という役割で、日本の様...BOSS
収益を高める手法として、新たな価値観を創造することは王道である。分かりやすく言えば、新たなブランドの確立だ。スティーブ・ジョブズらアップル社が生み出したパーソナルコンピューターや、任天堂のファミリーコンピュータ、フォードのT型フォード車などが典型的な成功例である。しかし、その成功例の背後には新たなブランド確立に失敗した残骸が死屍累々であることも忘れてはならない。経営的視点からすると、新しい価値観の創造は失敗の可能性が高く、むしろ既存の価値観を活用するほうが成功する確率が高い。すなわちリスクが少ないのである。だからこそ日本テレビは、オリジナルの脚本のドラマよりも、既に知名度がある原作の実写化を収益源の柱としたのだと思う。これ自体は間違いではない。しかし、問題は彼らTV業界の傲慢さにある。彼らにとっては原作な...BLEACHバウント編
人類の歴史に戦争は欠かせない。戦争に勝つための技術の進歩は、戦争そのものを変えてしまった。平和を守るためにこそ戦争に備えておかねばならない。それが責任ある政治家の義務であるはずです。つまり政治家にとって適切な軍事知識は必要不可欠。ちなみに防衛大臣室にプラモデルの兵器を飾ることではありません。ありゃ何の為のパフォーマンスだったんだろう?こんなアホを首相候補に持ち上げる馬鹿は日本のマスコミ様ぐらいなものです。閑話休題。さて20世紀の戦争を語る上で重要なのが19世紀末の三つの戦争です。すなわちクリミア戦争、日露戦争、南北戦争です。この三つの戦いは、20世紀における大量殺傷兵器の実験場の役割を果たしました。鋼鉄を使った榴弾砲、機関銃、潜水艦などは、この三つの戦争で初登場し、その欠陥、特性を把握されたうえで第一次世...武器としてのドローン
「ブログリーダー」を活用して、ヌマンタさんをフォローしませんか?
予定通り下記の「はてなブログ」へ引っ越しました。まだ全然勝手が分かりません。まぁ習うより慣れろ、為せば成るの精神で怠けつつやっていこうと思います。https://numanntak.hatenablog.com/引っ越し先
素人の趣味だと軽く考えていたが、とんでもない勘違いだったようだ。素人という言葉には、どこか軽く見る雰囲気が漂う。しかし、この素人たるアマチュアの人たちが日本の考古学、とりわけ文献の無い石器時代の研究に貢献してきたことには驚きを隠せえない。もっとも本書でも触れられているが、藤村真一氏による旧石器の捏造事件に代表されるように、個人の邪な願望を優先した事例もある。これが氷山の一角なのか、あるいは特異な事例なのか私は判断できる自信がない。だが現代の科学は、一つの事例について多方面からの考察と研究を求めており、第三者客観性を重んじる。藤村氏の捏造事件以降、旧石器時代の遺構の発掘作業は、多様な研究手法が活用されるようになった。それはそれで喜ばしいことである。私が本書を読んで驚いたのは、素人であるはずの高校生の考古学ク...古代史の謎はどこまで解けたか
学生の頃は毎年ゴールデンウイークには山に登っていた。そのせいで、今は憂鬱になることが時たまある。街中では、春であり、時には半袖で歩きたくなるほど快適な季節である。しかし山の上は違う。一言で云えば春と冬とを行き来する狭間の時期である。これが怖いが美しい。冬の蒼天は輝くほどに美しく、緑の芽吹いた山稜とのコントラストが目を奪う。山が最も美しく見える時期かもしれない。だがまだ高層の空気は不安定であり、高気圧も冬型である場合もある。つまり晴天でも空気は冷たい。この高気圧の後にやってくる低気圧は、この時期不思議なくらい連弾型というか通称二つ玉と呼ばれる暴れん坊だ。大気は気圧の高い(高気圧)ところから低い(低気圧)に流れる。冷たく湿気た大気が低気圧に沿い降下して地表にぶつかり急上昇する。この時に雨雲が発生する。GWの時...GWと雪崩
いやはや南友、もとい、いやはや何とも時間がかかる。なにがってブログ記事の引っ越しデータ作成である。現在申込はしたが未だ終了の連絡はない。どうもかなり混みあっているようだ。まぁ今が最盛期なのだろう。果報は寝て待て、ですね。引っ越し準備
だからサウジは弱くなった。それが痛感できたのが、先日に横浜マリノスに圧勝したサウジのクラブチームであるアル・ナスルを見た時の感想である。AFCアジア・チャンピオンシリーズ・エリートと称するアジアのクラブチームNo1を決める大会である。アr・ナスルはサウジアラビア・リーグではアル・ヒラルとの二強で知られている。特徴はなんといってもオイルマネーをつぎ込んでの著名選手を海外から招聘していることだ。ポルトガルのCロナウド、コロンビアのデュラン、セネガルのマネと有力な選手を抱えている。試合を観てみると、攻撃は明らかに外国人助っ人選手の独壇場であり、辛うじてDFとGKだけがサウジの選手である。日本のJリーグも当初10年以上、攻撃は外国人選手が中心であったが、それでも徐々に日本人の若手を競わせてプレーの質の向上を目指し...サッカーの強化方法
やばいくらいに快適だ。何がってハンズフリーシューズである。なにせ靴ベラを使わずに履けるかけでなく、脱ぐのも楽なのだ。私の本性はナマケグマなので、こんな怠惰な靴には本能的に惹かれてしまう。少し前から足腰の衰えを感じていた。心臓の機能が4割弱に低下したので、必然的に歩く速度が遅くなり、歩行距離も短くなっていたから当然だと思う。だから歩く時間を増やそうと思っていたが、スーツに合わせた革靴は長時間の歩行には向かない。だからスーツにも違和感のないスニーカーを少しづつ試している。やはり靴底が分厚くクッション性の高いスニーカーのほうが長時間歩いても疲労度が違う。30年前ならカラフルなスニーカーが主流であったが、現在はスーツ姿で履いても不自然に見えないスニーカーがけっこうある。私は歩くこと自体は嫌いではない。むしろ好きな...ハンズフリーシューズ
日本に戦争の危機が迫るとしたら、一に台湾、二に半島だと思う。特に台湾は共産シナが固執しており、軍事上の衝突が起きる可能性が高い。そして日本は無関係ではいられない。共産シナが台湾を欲するのは、国民党が国宝級の歴史的遺物を奪っていったからだと主張しているが、本音はかつての仇敵の殲滅であろう。シナ人の執念深さを軽視してはいけない。だが、もう一つの本音は、西大西洋への自由な出入り口を保持して、アメリカに対して強烈なアピールをすることだ。中国とは世界の中心の国を意味する言葉であり、アメリカではなくシナこそが世界の中心でなければならないと確信している。これはかつて太平洋を二分割することをアメリカに提案したことで顕在化した野心だが、もちろんアメリカが受け入れる訳がない。このアメリカの態度に期待を寄せるのは台湾の人たちだ...台湾危機と日本
戦うだけでは十分ではない。そのことを痛感したのは、大学4年の就職活動の時だった。以前にも書いたが、私は中学2年の秋までは大学どころか高校にも進学する気のない落ちこぼれであった。別に勉強嫌いであった訳ではない。母子家庭で家計に余裕がないと分かっていたので、中卒で働くつもりであった。だから勉強なんて必要ないと割り切っていた。ところが7歳の時に離別した父が突然連絡をとってきて単身会いにいくと、大学までの学費を負担するから進学しろと言うではないか。今更父親面かよと内心思ったが、進学できるならば、それに越したことはない。とはいえクラスどころか学年でも下から数えて一桁台の落ちこぼれの私だ。急いで私のような馬鹿でも相手してくれる塾を探して通うことになった。当然に今までの夜遊びの時間は激減した。当時はゲーセンや公園の裏で...デッドマウントディスプレイ第15巻
いつの時代にも騙される人はいるものだ。日本政府の負債が地方政府分と合わせて1,317兆円に達したと報じられ、国民一人当たりの負担額は1,063万円になるとの記事が出た。素直に「これじゃ、減税なんて言っている場合じゃないね」とのコメントもネット上に上げられていた。はっきり言いますけど、馬鹿ですね。馬鹿でなければ、財務省側の情報操作の一環でしょう。まず国の借金とは国債であり、その国債の所有者こそが債権者です。地方債も同様ですが、債権の所有者は主に金融機関、財団等の半公共団体、そして日本銀行です。個人の国債保有者が極めて少ないのが特徴です。この国債の保有者が外国人や外国企業、外国政府だったりするとデフォルト(債務不履行)の発生の可能性が高まります。つまり国家の破産ですね。日本の場合はまずあり得ません。何故なら国...バカは騙される
世界で最も人気のあるスポーツがサッカーだ。そして4年に一回開催されるサッカーの国別の世界一を決める国際大会がワールドカップ大会である。200か国を超える国が参加するだけに、予選を行うだけでも膨大な時間がかかる。その予選は各大陸別に開催される。欧州、アフリカ、アジア、オセアニア、北中米、南米に大別されるのだが、この中で最も巨大なのがアジアである。なにせ中近東から中央アジア、東南アジア、極東を含むのだから、予選も3段階に分けて行われる。このアジア予選を仕切るのがAFC(アジア・フットボール・コンフェデレーション)であるが、あまり評判が良くない。なにせ組織を牛耳っているのは豊富なオイルマネーを持つアラブ諸国である。組織の事務局こそマレーシアのクアラルンプールにあるが、その運営はアラブ諸国に牛耳られている。日本で...AFCの分割
金の問題ではない。このことが理解できていないマスコミ報道が多すぎる。トランプ大統領が、より多くの軍事貢献を求めていることをお金の問題にすり替える間抜けな報道が多くて困る。それどころか、これをトランプの横暴だと認識しているおバカが巷に溢れている。そうではない、これは20年以上前からアメリカが求めていたものだ。それをアメリカ軍の駐在費用の分担の問題にすり替えたのが日本のマスコミ様である。この問題は古くて新しい問題でもある。1960年代から70年代にかけて日米安全保障条約の改訂がなされるたびに、左派学生や労働組合、教職員組合が動員されて国会議事堂前で反対デモが盛大に行われた。しかし、集まっている反対派で、日米安全保障条約の内容を理解しているものは皆無であった。この軍事条約の本質は、アメリカは日本を守ってやるが、...アメリカが求めるもの
本を読むのは大好きだが、文章を書くのは決して得意ではなかった。特に簡潔に分かり易く書くのは苦手であった。だからインターネットが始まってから、ネット上のコミュニティに参加して、そこの掲示板に書くことで文章書きが上手くなれたら良いなと考えていた。それがAOLの会員限定のコミュニティであった。私はそこで掲示板に多数書き込み、徐々に文章を書く楽しさを覚えていった。しかし、AOLがコニュニティーの掲示板を廃止し、替わりにブログを導入した。それが2005年の秋であった。私のブログ書きは、ここから始まっている。数年間、AOLでブログを書き続けていたが遂にAOL自体が事業撤退となり、後継としてTeacupを紹介されたので、そちらに引っ越した。そこで十年近く書き続けたがやはりブログサービスの撤退を受けて引越し先として推奨さ...ブログについて
現生人類がその存在を認められるのは今から4~5万年前である。単純にネアンデルタール人からクロマニョン人へ移行したのではなく、混在したり、分化したり複雑な進化の経路を辿って現行人類が圧倒的な支配者となったことが分かっている。ただ、その移行の時期は氷河時代だと分かっている。氷河期が終わり、間氷期に入ったのは概ね一年前であるからして、現生人類が農業を始めたのは今から8千年ぐらい前だと言われている。つまり人類はその生存期間の過半以上、概ね3万年以上は遊牧生活で暮らしてきたと想像できる。農耕が始まったのは間氷期に入ってからで、そこから農産物の蓄積により富が溜まり、都市文明が花開いた。現代の人類はこの都市文明の発展から育ったものなので、遊牧生活は野蛮なものだとの偏見が、当然の考えとして広まっている。そう、遊牧生活が農...逆転の大中国史楊海英
私は以前から21世紀は、原油と食料と水を求めて戦争が起こると考えています。ただ20世紀に起きた二度の世界大戦のような形ではなく、局地的な紛争の頻発となるのではないかと予想しています。実際問題、冷戦終結以降、世界各地で起こった戦争は、規模が小さく他の国の支援を受けての地域紛争ばかりです。現在の覇権国であるアメリカの最新兵器は、基本的に対ソ連向けが中心で技術の粋を尽くしたものが中心です。多額の開発資金を投じ、大学や研究所、軍需企業等に協力を要請して製造した兵器は、いずれも高性能なものばかり。ただあまりに高額過ぎた。世界第一位の経済力を誇るアメリカでさえ、その高額な軍事費に疑問を感じざるを得なかった。特に税金の使途に厳しいアメリカの議員たちが疑問視したのが、コストパフォーマンスでした。ゲリラやテロリストたちが保...21世紀の戦争
お昼時になると、美味いと評判の店にはサラリーマンやOLが行列をつくる。ナマケグマの癖に食べ物に関してはせっかちな私は行列に並んでまでして昼食を食べるのは好きではない。時間の無駄に思えて仕方ないからだが、それでも美味しい昼食を気軽に楽しみたい気持ちはある。事務所の近くにある冒頭のカリー屋は、昼時になると常時行列の出来る店である。興味はあったが、並ぶのが嫌でいつも通り過ぎていた。実は神田界隈はカレーの名店が幾つもあるカレー激戦区でもある。時折人気投票などをやっているが、「ジンコック」は上位の常連店でもある。だから気になっていた。その日は氷雨が横殴りの風と共に吹き付けるせいで、外を出歩く人の姿は少なかった。もしやと思い、ジンコックに行くと2人しか並んでいない。これはチャンスと思い初めて並んだ。冷たい氷雨に吹かれ...ジンコック
どうも冷たい風に吹かれたせいで風邪を引いた模様。なので一日静養します。やわな身体になったもんですわ。お休み
日本サッカーの二つの欠点が明らかになったのが今回のU17アジア大会だ。初戦がUAEに3-1で勝利、次戦がヴェトナムに1-1で引き分け、そして三戦目がオーストラリアに2-3で敗北である。ヴェトナムとUAEが引き分けた為、得失点差で決勝リーグに進出、合わせて世界大会への出場も決まった。私は三戦ともネット観戦したが、個々人の選手の技量は決して低くない。ただチーム戦術が中途半端だ。特に二戦目のヴェトナム戦は勝ち切れたはずの試合だった。終盤で失点しての引き分けだが、あれはしっかりと守り切れなかった日本側の当然の失点だ。守るのか、攻め切るのかが明白でない中途半端な戦い方が失点を招いた。いったい廣山監督は何をしていたのだ。これはオーストラリア戦でも同様で、攻めるのは個人の技量次第で、守りのコンセプトが曖昧だった。守らな...U17アジア大会
いきなりブログサービスの終了のお知らせ。参ったね、teacupから引っ越してきて3年足らずなのに・・・仕方ない。次を探すか。gooblog終了
戦争でやってはいけないことの代表が、戦力の逐次投入だ。戦力を小出しして、相手の反応をみて方針を決める。歴史上、数多の政治家、将軍がやらかした典型的失敗である。やるのならば投入できる最大戦力を惜しまず出して、相手を圧倒して有利なポジションを得てから交渉に入る。戦争における王道であるのだが、これが出来なかった事例もまた多い。実は最大戦力を一気に投入するにはいくつかの条件がある。まず事前の情報収集であり、次に迅速な行動を可能にする連絡網の構築であり、具体的な行動のための道筋を明確にすることだ。そして困ったことに日本人はこれが苦手なことが多い。だからこそ歴史上の勝者である武将や政治家は、この迅速にして果敢な攻勢をするための準備を欠かさない。典型的なのは織田信長で、情報収集のための努力を惜しまず、街道の整備、海運、...10円値下げでいいよね
「お触りはダメよ」といきなり言われた。十数年前だが、銀座9の新橋側に新しい店舗が出来た。なんでもアメリカ版キャバクラもどきらしい。私はそもそも酒をさほど好きではないし、女性を侍らせて酒を楽しむ趣味もない。どちらかといえば、食事や会話を楽しむための酒である。第一、飲むならば自分のペースで飲みたい。だから女性が横について一々グラスを満たしてくれるのは、有難迷惑とさえ思っている。ただ、そうはいっても仕事の延長線上で飲みに行くこともある。友人ならまだしも、お客さんだと会話が途切れた時の空白がよろしくない。そんな時は場慣れしたホステスさんが仕切る銀座のクラブはけっこうありがたい。また若い顧客と飲む時は賑やかな新宿あたりのキャバクラを使うこともあった。だからアメリカ版のキャバクラってどんなもんだとの興味はあった。幸い...HOOTERS
連帯責任は無責任と同意語だと思う。要は失敗の責任の重さを、当事者ではなく無関係な人たちにまで背負わせて軽減しようとする誤魔化しだと思う。実のところ私は学生時代、この連帯責任という奴を散々取らされている。だからはっきりと言ってやる。連帯責任を取らされて、真剣に責任の重さを痛感したことなんざ一度たりともない。思い出すのは「俺、関係ないじゃん」という口には出せない愚痴だけだ。はっきり言うが、連帯責任が有効なのが一定の仲間意識が成立している場合だけだ。だが大概の場合、なんで自分が巻き込まれるのだとの被害者意識が出るだけで、事態の改善には役に立たないと思う。ところが日本では別の使い方もある。それは個人の責任を薄めて、個人攻撃をさせないための連帯責任である。先日、高知県の中学校のプールで起きた水死事故がこのケースだと...プール中止
日本の大マスコミ様はとっても偉いので、国民は新聞やTVで報じられた真実を信じなければいけないと考えていらっしゃるようでアリマス(ケロロ軍曹の口調で)。特に大陸や半島へのお気遣いを欠かさないマスコミ様におかれましては、石破、小泉、河野はお気に入りでアリマス。八方美人主義で誰にでも媚を売り、勇ましい発言はしても必ず尻切れトンボになるヘタレっぷりは、我が日本国の首相として相応しいでアリマス。この三人ならば誰であろうと、きっと正義と潔白の野党との連合政権も可能でアリマス。ケロ?アメリカが心配でありますか。いやいや、大丈夫でアリマス。あの鳩ポッポや怒鳴る菅でも出来る仕事でアリマス。それどころか、きっと日米安保を破棄して、沖縄を中国に献上し、高純度ウランの製造技術を半島に捧げて対話による恒久的な平和を実現してくれるで...次期自民党総裁は
好きな怪獣は、と問われれば即座に「レッドキング」と答える。初代ウルトラマンに出てきた怪獣で、太平洋上の孤島である多々良島に生息する。骸骨みたいな小さな頭部にどれだけの脳みそがあるのか不明だが、頑丈な体躯と暴れっぷりは怪獣番長に相応しい乱暴者である。蛇腹模様の逞しい体と怪力で暴れまわるだけで、知恵もなく、落ち着きもない。ただただ暴れるしか能がない単細胞でもある。まさに怪獣とはかくあるべしを体現した偉大な怪獣様なのです。それなのに、何だこの漫画は、主人公の奴、正義のヒーローに変身するならまだしも、よりにもよって怪獣に変身するとは何事か。しかも、一丁前に悩んだり、愚痴ったりと人間臭いことこの上ない。怪獣なら怪獣らしく人類壊滅に貢献せんかい。この裏切り者めェ~。まったくもって、この怪獣8号はとんでもない奴である。...怪獣8号
なんか気になる。山梨県の富士吉田市の学校給食で出されたビワが原因で、小中学校の生徒126人が中毒を起こしたと報じられた。たしかにビワはリンゴや桃と同じくらいで、一定数のアレルギー反応を引き起こすことで知られている。だが割と珍しく、まさかビワがと驚いた方も多いと思う。私が子供の頃に住んでいた借家の庭にはビワがあり、夏ごろになると熟したビワを食べていた。この熟した時の見極めが難しく、早過ぎると不味い。その点、野鳥は凄い。一番美味しい時を見極めてビワを食べにくる。だから夏が近づくと、毎朝鳥に食われていないかを確認するのが日課だった。もっとも、ほとんどの場合鳥の勝利で、私らが食べられるのは全体の三分の一程度であった。もちろん熟しているので大変に美味しいし、アレルギーも出なかった。ただ親から種は絶対に食べるなと教わ...ビワの中毒
戦闘機のロールスロイス、そう呼ばれたのがアメリカのかつての主力戦闘機であるF15である。なにせ初期の頃は、あまりに高額すぎて日本とサウジアラビアしか買えなかったほどだ。だが実戦での墜落は皆無で、その戦闘力の高さは有名だった。その後F15Eという対地攻撃力を大幅に向上させたタイプが登場してからは、多くの国で採用されている。もっともアメリカ本国ではF22ラプターへと交替が進み、やがてはF35に代替されるはずであった。ところがその後、F15EXという改良機が発表された。ステルス性皆無のF15だが、このEXタイプは大量のミサイルを搭載した攻撃特化タイプであった。軽量な機体に大出力のエンジンをもつF15ならではの活用法であった。私は最近までF15を名機だと思っていた。ただF15には妙な話がいくつかあった。模擬戦闘に...弱いが強い
暑くなると、素肌の露出が増える。スケベ心丸出しでなんだが、やはり若い娘の日焼けした肌がのぞける姿には無意識にも視線を奪われる。もう還暦過ぎても、このスケベ心は健在なのだから、男の本能の強さには肩をすくめるしかない。とはいえ、男たちのスケベな目線にさらされる若い娘の心情は複雑であるらしい。厭らしい中年男のジメジメしたスケベな目線で見られるのは不愉快極まりない。これはまぁ分かる。しかし、イケメンの格好良い男性の目を引き付けるセクシーな姿には憧れるらしい。私が十代後半、多分大学浪人をしていた頃だと思う。当時私は予備校通いをする一方で、渋谷のホテルの駐車場で、係員のアルバイトをしていた。基本的に遅番が多く、仕事を終えるのは23時である。あの頃は、三軒茶屋に住んでいたから、その気になれば歩いて帰宅できた。まぁ一時間...政治家がするべきこと
>2021年、北海道旭川市で凍死した中学2年(当時)の女子生徒がいじめを受けていた問題で、市教委の第三者委員会が“黒塗り”で非公表にしていたとみられる文書がインターネット上に流出していることがわかりました。今頃になって良心がうずいたのか、はたまた隠し通せないと思ったのか爆弾文章が密かに公開された。被害者家族の心情を思いやり、敢えて黒塗りにしたそうだが、やはり本音は犯人の隠匿と事件の矮小化であろう。そもそもね、凍死に追いやるような暴挙を「いじめ」で済ませること自体おかしい。本来なら殺人事件として警察が動くべき事件だと思う。しかし、旭川市は左派系の労働組合が強い影響力を持ち、その筆頭である教職員組合が率先して事件の隠蔽を図る異常な地域である。教育委員会は当初は「いじめ事件」はなかったものとしようとした。しかし...子育てに不向きな町
悲しいことに歴史の授業を嫌う学生は多い。歴史好きの私だが、正直無理はないと思っている。だって年号と歴史上の史実だけを丸暗記するだけの勉強が面白い訳がないと痛感していたからだ。私が歴史を好んだのは、歴史小説を先に読み、歴史を面白いと思っていたからで、歴史の授業は大学予備校で武井先生や山村先生の講義を受けるまではつまらないと思っていた。日本の学校の歴史の授業がつまらない最大の理由はマルクス主義である。共産党宣言で名高いマルクスは、自分の主張を裏付けるために歴史を科学で化粧した。すなわち事実と年号だけで歴史を組み立てた。マルクス主義には同意できない歴史学者も、この科学的な歴史には惹かれてしまった。これを唯物史観という。しかし、この科学的偽装こそが歴史をつまらなくさせた最大の原因である。いい国作ろう(1192年)...なぜ、地形と地理がわかれば世界史が面白くなるのか関真興
騒げばいいのか?そんな印象が否めないのが、史上最多の立候補者が乱立した東京都知事選である。とにかく都知事の候補者ポスターを展示する掲示板がひどい。特に元N党の立花の遣り口がひどい。私はNHKが嫌いだが、都知事選とは関係ないと思っている。ところが立花の遣り口は、都知事候補者のポスターを展示するべき掲示板を利用して自分の主張をアピールするポスターを貼り散らかす。正直言って今回の都知事選挙は50人を超す立候補者がいるが、そのうち当選が本当に出来ると考えている候補者は十人に満たないと思う。つまり残りの候補者は、都知事になりたいのではなく、自分の政治的主張をアピールするだけに立候補している。その意味で元N党の立花と似たり寄ったりではあるが、掲示板を占拠するような暴挙はしていない。はっきり言って選挙妨害だと思うが、何...騒げば良しなのか
ワールドカップ大会アジア三次予選の組み合わせが決まった。正直、このC組をトップで突破できないようでは、本大会での活躍は絶望的だ。アジアの国々との対戦は、日本にとって厄介なのは承知の上。なにせ日本は今やアジアトップクラスの実力国だと看做されている。だから対戦相手は引いて守っての引き分け狙いも平気でしてくる。それでも無敗で予選を勝ち抜けたのは、日本人選手の基礎的な能力が向上したうえに、戦術的理解が格段に上がっているからだ。特に前線の選手の大半が欧州リーグで活躍しており、相手の守備陣を切り裂ける。選手たちの相互理解により、無人のスペースを作り、そこへボールを出しての得点機の創出は、日本サッカーの進歩を象徴する動きだと思う。ただ日本人選手はアジアではスター選手であり、その情報は広く知られており、対策をされるケース...三次予選分け決定
絶望の淵にある時こそ真価が問われる。平凡な人生を望んでいたのだが、それでもこれはヤバいと深刻に悩んだことがある。あれは大学4年の8月のことだ。たまたま出会った高校のWV部の後輩と飲んだ際、岩登りをしたいというので、当時私が練習によく登った奥多摩の岩場へ連れて行った。夏休み中とはいえ平日であるため、誰もおらず自由にコースをとれたのはありがたかった。40メートルほどの簡単なルートを登攀し、昼食のお弁当を河原で食べて、さあもう少しランク高めのルートへ挑んだ時だ。やはり2ピッチ、つまり40メートルほどのルートであり、1ピッチ目を慎重に登りテラスで一休み・・・のつもりであった。ところがセルフビレイのためのザイルをカラピナにつなげた直後のことだ。ザイルがするするっと滑り落ちていくではないか。慌てて手を伸ばしたが間に合...ロストバケーション
どうやら令和5年の日本政府の税収は70兆円を超えそうである。コロナが終わり、外国人観光客が戻り、円安効果で輸出が好調なのだから不思議ではない。私が不思議でならないのは、日ごろ財政赤字を声高に叫ぶ役人様や、その手先と化しているマスコミ様におかれましては、一向に減税の声が出てこないことだ。日ごと財務省の発表する財政赤字のニュースは大々的に報じる癖に、いざ税収が増えているにもかかわらず黙り込む。私は何度も書いているけれどマスコミ様は報じたがらないので、嫌みったらしく再び書くぞ。日本政府が膨大な財政赤字を抱えているのは事実だ。しかしその赤字の中身は国債が中心だ。国債は借金であり返済しなければならない。既に国債の返済は始まっており、日本政府の支出のうち4割近くがこの国債という借金の返済に充てられてる。だから財政危機...税収好調
真面目な人って突然切れるから怖い。そんな生きた実例が新日本プロレス育ちで、のちのパンクラスや藤原組で活躍した船木誠勝だと思う。私が主に観ていたのは、1980年代中盤の新日本プロレスの前座の試合だった。野上らと組んでの試合はスピーディーでありながらパワーも感じさせる活気のある試合だった。彼はバランスが良かった。鍛え上げた筋肉が不自然ではなく、動きも滑らかで、跳躍力もある。そして何よりも顔立ちが良かった。顔立ちの良さは善玉レスラーとして必須の項目であり、未来のエース候補だと思っていた。ただ身長が180前半なので、ヘビー級としてはいささか物足りなさを感じたが、同じくらいの身長の藤波辰爾が成功しているので、彼の後継者として新日本プロレスはかなり期待していました。ただ彼は良くも悪くも真面目であった。当時はUWF勢が...プロレスってさ船木誠勝
馬鹿にせずに一度は読んで欲しいと思う作家の一人にディーン・R・クーンツがいる。ホラー小説を娯楽作品として極めている作家だと思っている。どんなに恐ろしい怪物が登場しようと、あるいは凄まじく絶望的な状況下であろうと最後はハッピーエンドで終わる安心のホラー小説を提供してくれる。キングやマキャモンと比べると、ホラーの深度は浅いかもしれない。でも、必ず読者を安心させて笑顔で最終頁を読み切れる。変に後を引きずるホラー作家が少なくない中、徹底して娯楽作品に徹するクーンツは凄いと思う。ところが皮肉なことにハッピーエンドが分かっているが故に、クーンツの作品を過小評価されることが多い。とんでもない誤解というか、理解が斜め上過ぎる。陰惨なエンディングならば、ホラー小説としての面白いといえるのか。救いようのない絶望が待ち構えてい...12月の扉ディーンRクーンツ
日本の軍隊は強いのかと問われると答えに窮する。兵士の教育練度は高い。日本では各地方で自衛隊の募集拠点があり、各高校に生徒の斡旋を依頼している。ちなみにそれを妨害するのは平和ボケした左派活動家である。もっとも阪神淡路大震災や東日本大震災により、自衛隊が国民を守るために泥まみれで奮闘している姿を直に見た人たちから、劇的に評価が上がったのは確かだ。なにせ世界最強の軍隊を有するアメリカ軍の最大の悩みは、基礎的な教育程度が低い兵士たちである。とりわけハイテク兵器の多くは、高度な知的訓練を前提にしている。だが多くの下級兵はそれに対応でしない。そこでPMC(民間軍事会社)を利用しているのは隠せぬ事実である。もっとも日本でもあまり偏差値の高くない高校の卒業生が、最後の伝手で自衛隊を選ぶことも多く、その教育練度はさほど高く...少子化の怖さ
戦後の日本人の最大の欠点は、世の中の動きを経済中心で観てしまうことだ。私が事務所でたまに聴くラジオでのことだ。>タレントの大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30)6月17日の放送では大竹が、経済アナリストの森永卓郎氏と共に、在日米軍再編に伴う在沖縄米海兵隊の米領グアム移転に関する東京新聞の記事を取り上げた。移転は今年12月から行われ、28年までに海兵隊約4千人をグアムに移すほか、ハワイや米本土などに約5千人を移動させることが見込まれている。森永卓郎氏今アメリカが何をやろうとしているかというと…グアムに海兵隊を移転させるというのは、今まで日本列島がアメリカを守るための防衛ラインだったのを下げるということです大竹まことグアムに。...軍事音痴
1980年代後半、私は病院と自宅を往復するだけの人生を送っていた。たまに入院もしていたが、家で巣篭りというか引きこもっていることが多かった。時間はいくらでもあったが、体力がなかった。それなりに衰弱もしていたが、なによりも免疫力が低く、人込みなんて怖くていけなかった。なにせ電車に乗っていて同じ車両に咳をする人がいれば、その日の夕方には感染して発熱して寝込んでいたほどだ。サッカー部の部員と間違えられるほど太かった大腿筋は痩せ細り、上半身は骨と皮。別にマッチョ願望はなかったが、長年の闘病生活で病み衰えた身体は私の劣等感そのものだった。だからこそだと思うのだけど、この頃はけっこうマッチョな俳優が主演する映画を良く観ていた。ただ風邪などの感染症が怖かったので、映画館には行かず、もっぱらレンタルビデオ屋で借りて自宅の...プレデター
昨今、日本中で多発する熊による被害を拡大したいのが日本政府だ。ヒグマはもちろん、一回り小型のツキノワグマでさえ拳銃や散弾銃では倒せない。必然的にクマを狩る場合に使用するのはライフル銃かハーフライフル銃となる。ところが今年になり、ライフル銃及びハーフライフル銃に対する規制が強化された。現状、これらの銃器を保有するのは、長年クマの駆除に貢献してきた猟友会のハンターたちである。そして、猟友会のメンバーは高齢化により年々減少しているのは時折報道されている。具体的には、現在は狩猟免許の取得後すぐに所持することができるハーフライフル銃について、許可の基準をライフル銃と同じ、『猟銃を10年以上継続して所持している人』などに限定するとしています。ただでさえ銃規制は厳しくなり、特に威力のあるライフル銃などは規制強化され保有...会議室にクマはいない
車に関心がない人でもジープの愛称で知られる小型車は知っていると思う。第二次世界大戦中に開発されて戦場に投入された小型自動車である。小柄な車体だが走破性能は高く、壊れにくく、修理も容易である。武装はなく、装甲もないが、その抜群の機動力で兵士たちに愛用された。重い重機関銃を運んだり、傷病兵を後方に送ったり、まさに万能の自動車であった。戦後、ソ連も似たような車両を作ったが、ジープほどの信頼性の高いものではなかった。呆れたことに冷戦時代、アメリカに敵対していた左派ゲリラでさえもジープを愛用していたほどだ。その後アメリカ軍はジープの後継として大型の自動車を採用した。横幅が広く、車高が高い独特のスタイルで、愛称はハンビィーである。やはり固定の武器はなく、装甲も薄いがジープよりも大型であるため兵士の移動や武器、食料など...戦場を駆ける車
あの野郎、出入り禁止とはふざけんな。過去映像の使用も禁止だと!高慢も過ぎるぞ。俺たちマスコミ様が報道してやったからこそ人気者になれたという恩を仇で返すとはなんたることだ。お前らスポーツ選手なんて報道してやらなかったら、ただの運動馬鹿だろう。我々マスコミ様が報道してやっているからこそ知名度は上がり、報酬も上がり、人気も上がるってもんだ。なに?12億円の豪邸を勝手に公開して何が悪い。セレブの邸宅は強盗の的になるだと。それならそれで大ニュースとして報じてやるぜ。有名税だ諦めろ。強盗に新婦が傷つけられたらどうするかだと。それこそ号外ものの大ニュースじゃねえか。喜んで報道してやるから、出入り禁止を解除しろ。過去映像も無償で使わせろ。まったく運動馬鹿はマスコミ様の偉大さを分かってない。後になって泣いても知らねんぞ、フ...怒れる大谷