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2022/04/20

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  • デューン2

    観たいような、観たくないような気分。戦後の日本にSF小説を根付かせようと意気込んで刊行されたのが、早川書房のSFシリーズであった。戦前は空想科学小説とされたが、子供向けの読み物だと看做され、あまり高く評価されていなかった。だからこそ早川書房の心意気は、SFファンに広く歓迎された。創元推理文庫も追随したが、SFマガジンという雑誌を刊行し、安い文庫本には人気のある漫画家に挿絵を依頼してSF文庫は本屋の書棚に並んだ。たかが挿絵と言うなかれ。正直に云えば、私がはじめて読んだスペースオペラはバロウズの「火星のプリンセス」だが、きっかけは武部画伯の表紙絵であった。当時の早川SF文庫には、SF未体験の読者をひきつけるため挿絵、表紙画にも力を入れていた。なかでも漫画家を登用したのは素晴らしいアイディアであった。松本零士や...デューン2

  • スパイ対策

    戦前の方がずっとマシであった。実はここにこそスパイ天国の土壌がある。戦前、スパイを取り締まる警察として「特高警察」があった。尋問に名を借りた拷問で悪名高い組織である。日本では特に共産党系のスパイが、この特高警察により残酷な取り締まりを受けた。これは事実だと思う。戦後GHQが特高警察を解体したのだが、多くの職員が公安警察へと転籍になった。しかし、戦後は共産党の躍進が強く、公安警察は人員、予算とも大きく制限され、かつ大衆の反感も強く煽られていたために冷戦が本格化してもなお、その強化が図られることはなかった。おかげでスパイ天国と日本はなった。自民党内には、これを危惧する声は小さくはなかった。しかし、左派系が強い映画業界やTV局などは、反戦映画のなかに特高警察を戦前の悪の象徴的な存在として活用したため、本来担って...スパイ対策

  • お休み

    本日、病院巡りのためお休みします。検査のための空腹がつらいなあお休み

  • 北朝鮮戦の中止

    本来、今日26日はサッカー・ワールドカップ大会アジア二次予選の大一番、アウェイでの北朝鮮戦であった。しかし北朝鮮側から中止通知があり、代替地の提案もなく、このまま没収試合となり規定により3-0での日本の不戦勝となり残り二試合を残しての予選突破で次の最終予選入りとなる。ちなみに北の言い分では、日本国内に致死率30%の疫病が流行中なので、防疫上の観点からの試合中止らしい。だったら代替地が選ばれるはず。少なくとも女子サッカーはサウジで試合を行っていた。では、何故に男子は代替地開催がないのか。日本嫌いで知られるAFC(アジアサッカー連盟)はノーコメントだし、FIFAに至っては規定通りの没収試合で済ませる意向のようだ。40年以上、サッカーを観てきた私も初めての事態だ。私なりにいじわるな推測をしてみようと思う。1損得...北朝鮮戦の中止

  • 青春少年マガジン 小林まこと

    現在、少年漫画を描く作家の半数以上が女性である。いや、デビューするだけなら男性漫画家もかなりいる。だが10年以上続かない。続けて描けているのは女性に多い。私はその原因の一つに精神的な逞しさにあると考えている。これは漫画に限らないが、創作の世界は厳しい。ゼロから価値ある作品を作り上げるのは精神的なスタミナが必要不可欠だ。私は白い画用紙を前にして半日なにも描けずに煩悶した経験がある。本来、絵を描くのが大好きな子供だった。ノートだけでなく教科書にも悪戯書きをやたらめったら描き散らかす悪童でもあった。しばしば先生に叱られたものである。でも描くのを止めることは出来なかった。山を登っていた頃は、写真だけでなく空いた時間があればスケッチブックに風景を描くことを楽しみにしていた。限られた時間で白いスケッチブックに描くのは...青春少年マガジン小林まこと

  • 本能寺の変427年目の真実 明智憲三郎

    歴史の謎ときは面白い。ただし、現実社会を俯瞰すれば、案外と歴史を動かした大事件は面白くもない真相であることが珍しくない。21世紀に入ってからだが、にわかに本能寺の変が歴史好きの間で話題に上がることが増えた。その一因となったのが表題の書である。明智光秀の子孫を名乗る著者は、光秀の裏切りは背後に家康と秀吉の二人の策謀があったからこそだと新説を唱えたのです。現在では歴史の専門家の多くが、この新説に否定的となっていますが、当時はけっこう話題となりました。一応確認しておくと、未だに本能寺の変の真相は明らかではなく、それゆえに新たな真相説が浮かび上がりはするものの、これが真実だとする証拠は一切ありません。表題の書に関して云えば、私は当初から疑っておりました。家康の関して云えば、桶狭間の戦いの後、清州にて同盟が結ばれて...本能寺の変427年目の真実明智憲三郎

  • 大谷の結婚報道

    報道したくない自由はマスコミ様の特権だ。確定申告で多忙だったが、それでもメジャーリーガーの大谷選手の結婚報告には目を止めざるを得なかった。流し読みなので、すべてを把握している訳ではないが、やはり大谷もマスコミが嫌いなのだと思った。うろ覚えだが、配偶者の名を言わない大谷に対して、日本人記者が何故なのかと問うと、「あなた方にプライベートを乱されますから」と笑顔で答えて記者たちを苦笑させていた。私には大谷の笑顔が作り笑いに思えて仕方なかった。大谷が頭の良い人であることは、彼の高校時代の生活習慣などからも伺える。目標を高く設定し、それを実現するための地道な努力を惜しまず、決して現状で満足せずに一歩でも先に行く試行錯誤を厭わない。早くから英会話の習得に努め、スペイン語すら片言で話せるようになりメジャーの選手たちとの...大谷の結婚報道

  • 終電

    慣れというものは恐ろしい。毎年3月15日は所得税の確定申告期限。業界の常識として、なにがなんでも期限内申告を厳守、それが常識であった。例外は天災、すなわち東日本大震災の時で、この時は税務署も閉庁してしまったので、期限は延長された。ところが、この天災を上回る事態が生じた、それがコロナ禍であった。なにせ自宅待機が奨励され、街から人の姿が消えた。当然に税務署も閉まっている。当然に申告期限も延長された。延長申請だけで期限が伸びるのだから、実に手軽なものだった。おかげで緊張感が薄れた。かつては徹夜してでも15日までに申告を終わらせる気迫があった。それが3年間のコロナ禍で失われた。これは拙いとの意識は相当にあり、私の事務所でも今回は例年以上に気合を入れて業務に打ち込んだ。そのはずだった。まさか主力の一人のベテランスタ...終電

  • お休み

    本日、確定申告最終日につきお休みします。お休み

  • 派閥はなくならない。

    民主主義国家である以上、そして議会制民主主義をとる以上、絶対に派閥はなくならない。民主主義の要諦を一言で云えば、それは数は力であろう。仮に100の議席があったとしたら過半数である51議席をとれば、政権が取れるのが議会制民主主義だ。だが現実にはその51議席のうち26議席を支配すれば、事実上政権運営は出来る。26議席を支配し、他の25議席を巧みに操る政治力があれば、議会を制することが出来る。そのための重要な手段が派閥である。人々は政治力の強い派閥を支持することで、自分も権力のおこぼれに預かろうとする。そのための政治献金であるのだから、強い派閥に金が集まるのは必然だ。分かりやすく説明するため、簡単に書いたが、要は過半数を握る必要はなく、比較多数の内側で支配力を発揮すれば政治の頂点になれるわけだ。いくら自身が正し...派閥はなくならない。

  • メガバンク初の女性役員誕生

    21世紀の日本の産業界を鑑みると、一番ダメなのは銀行、特にメガバンクだと思う。20世紀後半、敗戦の日本を経済中心に建て直した貢献を無視している訳ではない。だが、あれは霞が関主導の経済再建路線であり、旧・大蔵省に手取り足取り支えてもらっての貢献であったと今にして思う。でも、私は経済の現場を税務の面から診てきて、銀行の活躍が企業の活動の底を支えていたと信じている。クライアントの中小企業の下へ税務署の調査官がやってくるよりも目利きの銀行員が来るほうが私は緊張したものだ。倉庫に放置された在庫の原料に積もった埃を指摘された時なんて、文字通り肝が冷えたものだ。不良在庫がばれちまった。税務署の調査官でさえ気が付かなかったのに、ベテランの銀行員の目は誤魔化せなかった。結局、不良在庫の洗い直しを提出することを条件に融資の許...メガバンク初の女性役員誕生

  • 鳥山明の訃報

    デフォルメの天才、それが私にとっての鳥山明だった。子供の頃から絵を描くのが大好きだった。小学生の頃は世田谷区の区展に入選したことも何度かある。才能がなかった訳ではないが、既に小学6年生の頃には限界を感じていた。自分の才能のなさを人のせいにはしたくないが、好き勝手に描いていただけ。先生はもちろん、絵描きの方に教わった経験は皆無だった。ただ見よう見真似で描いていただけだから、壁にぶつかるとどうしようもなくなってしまった。とりわけ中学生の頃からSF小説にはまると、誇張したり意図的に拡大したりする絵を描きたいと思うようになった。ところがこれが難しい。特に縮小させるのが難しい。単にサイズを小さくすれば良い訳ではないことにはすぐに気が付いた。もっというと縮尺を測って数理的に縮尺しただけでは絵として不十分。特徴を捉えて...鳥山明の訃報

  • 玉ねぎスープ

    年々ナマケグマになっていく気がする。この時期は仕事柄非常に忙しい。帰宅するのも10時を過ぎることも珍しくない。外食で済ませてもいいが、やはりカロリーや塩分が気になる。さりとて自宅で手の込んだ料理を作る余裕はない。そんな時こそナマケグマ根性を発揮して、手抜き料理を作り出す。その一つが玉ねぎスープだ。一人分なので、割と手早くできるのが良いところ。作り方は簡単だ。玉ねぎを半分に切って皮を向き、味が染み込み易いように十字に切れ目をいれておく。鍋に玉ねぎを並べて、ひたひたに水をいれて固形コンソメを一粒。塩は小さじ一杯で、胡椒を二振りほど振りかける。ここでシャウエッセンのソーセージを三本、斜めに切って入れる。なおベーコンでも可だが、その場合は少し塩を減らす。一度強火で沸騰させたら、後は弱火で30分ほど煮込めば出来上が...玉ねぎスープ

  • 必要経費と給与所得控除額

    毎年のことだが、3月15日までは確定申告で忙しい。私は子供の頃から忙しくなるとサボりたくなり、試験が近づくと掃除をしたくなる難儀な性格をしている。まぁ、一言で云えば逃避である。今回も余計な戯言をたれ流そうと思う。法律では用語の定義が重要である。それは税法も同じこと。似て非なるものの代表が必要経費と控除である。収入から必要経費を引いて所得を計算する。この所得が課税の基本となる。この場合の必要経費とは、収入を得るために必要な支出であるからして、収入と関係ないものは必要経費とされない。この必要経費とされない部分を家事費と称する。もっとも商売においては、収入を得るために直接必要な支出と、間接的に必要な支出がある。前者は問題なく必要経費だが、後者の範囲はあいまいだ。例を挙げれば店舗に併設された事務所兼自宅の電気代な...必要経費と給与所得控除額

  • ウズラの卵

    禁じることが必ずしも子供のためにはならない。九州の小学校の給食で出されたウズラの卵を喉に詰まらせて亡くなった児童の件は痛ましいものだと思う。でも、その原因は、児童が良く噛まずに飲み込むように食べたからだと思われる。残酷な云い様だと思うけど、これって自業自得ではないのか。学校側もすぐに吐かせようとしたらしいし、その対応に問題があったとは思えない。おかしいのは給食にウズラの卵は出すべきではないとか言い出す輩だ。これこそ姑息な事なかれ主義に毒されたお役人的な対応に他ならない。教えるべきは、良く噛んで食べること。すなわち食育であろうと思う。これは本来、各家庭でなされるべきだが、親がその意識に乏しかったり、あるいは忙しさからインスタント食品を良く食べさせる家庭だと、良く噛んで食べるといった基本的なことさえ教えていな...ウズラの卵

  • 東方紅魔郷

    税理士として働きだして数年が経ち、大学の恩師に挨拶にいった時のことだ。監査論で知られた三沢教授は丁度講義中なので、研究室で待たせてもらった。その時に若手の研究者がパソコンで遊んでいたゲームに目を惹かれた。モニターの前面に広がる花火のような弾幕を掻い潜って敵キャラを攻撃するシューティングゲームであった。これが私の東方プロジェクトとの初めての出会いであった。元はPC98で動くゲームであったようだが、当時はWin98に移植されて再販されていた。私もさっそく買ってみてやってみた。実はシューティングゲームはけっこう好きだ。グラディウスや1942などをゲーセンで遊んでいたので、やる気になった。最初に大学で見かけた時は絶対無理と思ったが、若手の研究者によると弾幕の中にも攻略ルートがあり、それを見出せばクリアできるとのこ...東方紅魔郷

  • BOSS

    缶コーヒーをあまり飲まなくなって久しい。別に嫌いなわけではなく、ただ糖類の取り過ぎが嫌なだけ。さりとてブラック無糖は物足りないから嫌。ただ例外的に缶コーヒーを飲む場合もある。一つは辛いカレーを食べた後の口直し。もう一つは、車の運転中の気分直し。これは日ごろ珈琲を飲み慣れている私には眠気覚ましの効用は薄いが、荒れた気分を抑えるような気分転換に役立つからだ。これはけっこう馬鹿に出来ないと思っている。そして缶コーヒーを買う時は、ほとんど自販機で買う。種類が多くけっこう迷う。まぁ、これも楽しみの一つではある。ところで缶コーヒーの主要ブランドの一つとしてサントリーが販売するのがBOSSである。このCMを長年やっているのがアメリカの俳優トミー・リー・ジョーンズである。地球に調査にやってきた宇宙人という役割で、日本の様...BOSS

  • BLEACHバウント編

    収益を高める手法として、新たな価値観を創造することは王道である。分かりやすく言えば、新たなブランドの確立だ。スティーブ・ジョブズらアップル社が生み出したパーソナルコンピューターや、任天堂のファミリーコンピュータ、フォードのT型フォード車などが典型的な成功例である。しかし、その成功例の背後には新たなブランド確立に失敗した残骸が死屍累々であることも忘れてはならない。経営的視点からすると、新しい価値観の創造は失敗の可能性が高く、むしろ既存の価値観を活用するほうが成功する確率が高い。すなわちリスクが少ないのである。だからこそ日本テレビは、オリジナルの脚本のドラマよりも、既に知名度がある原作の実写化を収益源の柱としたのだと思う。これ自体は間違いではない。しかし、問題は彼らTV業界の傲慢さにある。彼らにとっては原作な...BLEACHバウント編

  • 武器としてのドローン

    人類の歴史に戦争は欠かせない。戦争に勝つための技術の進歩は、戦争そのものを変えてしまった。平和を守るためにこそ戦争に備えておかねばならない。それが責任ある政治家の義務であるはずです。つまり政治家にとって適切な軍事知識は必要不可欠。ちなみに防衛大臣室にプラモデルの兵器を飾ることではありません。ありゃ何の為のパフォーマンスだったんだろう?こんなアホを首相候補に持ち上げる馬鹿は日本のマスコミ様ぐらいなものです。閑話休題。さて20世紀の戦争を語る上で重要なのが19世紀末の三つの戦争です。すなわちクリミア戦争、日露戦争、南北戦争です。この三つの戦いは、20世紀における大量殺傷兵器の実験場の役割を果たしました。鋼鉄を使った榴弾砲、機関銃、潜水艦などは、この三つの戦争で初登場し、その欠陥、特性を把握されたうえで第一次世...武器としてのドローン

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