予定通り下記の「はてなブログ」へ引っ越しました。まだ全然勝手が分かりません。まぁ習うより慣れろ、為せば成るの精神で怠けつつやっていこうと思います。https://numanntak.hatenablog.com/引っ越し先
サッカーの世界は意外と変化が激しい。現在、カタールで行われているU23大会はオリンピック予選を兼ねているせいか、マスコミの注目度も高い。大岩監督率いるU23日本代表チームは、開催国カタールに辛勝して、五輪出場まであと一勝である。4-2の勝利でなんで辛勝なんだと思われるでしょうが、相手は前半にGKが一発レッドで退場しての10人。それなのに2-2の同点で延長突入、疲労困憊のカタールを突き放しての勝利です。正直かなり情けない勝利と言わざるを得ない。私が驚いたのは決勝トーナメントの顔ぶれです。Jリーグが始まる前でアジアの大会といえば東アジアは韓国の一強で、西アジアはサウジ、イラン、UAEが常連でした。そこに日本が加わり、更にオーストラリアやウズベキスタンが参戦して激戦となった。しかし、ワールドカップ大会でのアジア...U23カタール大会
平和を守るとは、紛争解決の手段として武力行使はしないことではない。日本国憲法は、紛争解決の手段として武力の行使を否定している。だがこの異様な規定、特に第9条は太平洋戦争直後のアメリカ政府の意向を汲んだものだ。アメリカ建国以来、初めて近代兵器をもって戦争を挑み、苦戦し恐怖さえした日本帝国軍の牙を抜くための平和憲法であった。ところが仇敵として日本を憎み、徹底的に骨抜きにするつもりでGHQの首班として赴任したダグラス・マッカーサーは自分が誤解していたことを実感した。朝鮮半島に敵対的勢力があると、日本列島の安全を守ることが出来ない現実を知ってしまった。すなわち朝鮮戦争である。だかこそ警察守備隊から格上げして軍隊を作ることを日本政府に命令した。マッカーサーは日本国憲法を軽視していたのではなく、改正すれば良いだけだと...F3の輸出
不思議なのだが、成功作よりも失敗作のほうが記憶に残ることがある。そんな代表作の一つが2002年公開の「コラテラル・ダメージ」でした。A・シュワルツェネッガーがテロで家族を失った消防士として、役に立たない政府を見切って自ら復讐のために敵地に乗り込むといった映画でした。正直言えば、筋肉で演技すると云われたシュワルツェネッガーの演技力のなさが際立ってしまったのは否めません。同じ設定ながら「コマンドー」が大ヒットしたのに比べ、この作品が売れなかったのも致し方ないと思います。でも、よくよく見直すとシュワルツェネッガー君、けっこう努力はしているのです。家族を奪われた中年男性の悲しみや、政府が助けてくれないことへの絶望と、ならば自分でやってやるとのアメリカ的思考を演じようと頑張っている。でも実は敵役のテロリストも同様の...コラテラル・ダメージ
知らなかったことって結構ある。冬場に自販機で時折買うのがロイヤルミルクティーだ。冷えた身体に美味しい飲み物だと気に入っている。なんとなくミルクティの本場イギリスの王室で愛飲されている印象を持っていた。ところがどっこい、これは和製英語でむしろイギリス人が不思議に思っていたらしい。いや、イギリスだけでなく、欧米から日本に来た外国人は一様に不思議がる。あるいはただのミルクティだと思い、いざ飲んでみると美味しさにビックリするらしい。ちなみにミルクティー自体、和製英語で本場では通用しなかった。ただ観光客の日本人があまりに誤用するので、分かる人は分かるらしい。正確にはTeawithMilkと呼ばれる。もちろんロイヤルミルクティーなんて存在しない。いくつか諸説があるが、リプトンの極東支店喫茶部が考案した説と、大阪の喫茶...ロイヤルミルクティー
役人は間違えを認めない。認めないのだから失敗は存在しないし、反省する必要もない。法制度の改正を実施した段階で成功であり、その改正が現実にどのような効果を出したのかは人事考課には影響しない。これは日露戦争以来、日本政府の伝統であり、何人たりともこの伝統を崩すことは認めない。だからこそ日本政府、特に霞が関は同じ過ちを繰り返す。その典型的な具体例が、今年度の景気対策の目玉である特別減税である。初めに結果を予言しておくと、この特別減税で景気回復は見込めない。この場合の景気回復とは、個人景気のことである。外国人観光客によるインバウンドでもなく、また史上最高値を更新した株式市場のことでもない。もちろん大企業の経営成績とも関係ない。本来の目的は相変わらず冷え込んだままの個人消費を刺激して、個人の財布のひもを緩めることだ...定額減税
あまり褒められた話ではないだろうが、私は投資が苦手だ。税理士としてどうよ、との思いはあるのだが、どうも余計な知識とか邪念があり過ぎて狙いは良いのに時期を失したり、その逆だったりと失敗ばかり。だから投資には手を出さなくなって久しい。大蔵省がバブル崩壊後、低迷した株価対策で渋々設けたNISA制度だが、今年に入り日経平均で4万円台となり、更に利便性の増した新NISAを打ち出してきた。低金利はまだまだ続くと思われるので、株式配当と株の値上がり益に期待する方は多いと思う。実際、堅実に投資を続けて利益を上げている普通のサラリーマンや主婦も珍しくないのは事実だ。だが、今の日本の株式市況はいささか加熱し過ぎな感もある。一ドル150円台の円安状況だと、海外の投資家からすれば、まだまだ安く感じる日本の株式市況なだけ。国内景気...積み立てNISA
戦後、初めて日本軍は空母を持った。これは戦前の日本の軍事的野心復活の顕れだと、一部のマスコミ様がお騒ぎになっていらっしゃる。なにせ全長300メートルの巨艦である。戦前のどの空母よりもデカい。マスコミ様の軍事的知識の欠如は今更であり、むしろネタがあれば盛んに平和を守り、政府の軍事的冒険を諫める正義の味方面するのが大好きなだけ。どうせ報じるならば、もう少し正確、あるいは的確な報道をして欲しいと思う。20世紀後半から今日に至るまでアメリカが軍事的覇権を握っていられる大きな根拠が空母艦隊である。一国の軍隊に匹敵する戦闘機を搭載し、世界中の国を威圧できる一方、空母自体は広い海を常に移動しているため、なかなか攻撃されにくい。ソ連もフランスも空母艦隊の保有を計画したが、その膨大な建築コストと技術的困難さから断念している...軽空母かが
元横綱の曙が亡くなった。若貴のライバルというよりも敵役としての扱いが多く、やもすると悪役的役割を担わされた感がある。まぁ日本人ではありえない異形の肉体だけに、下手すりゃ怪獣扱い。でも根は非常に真面目で、自分なりの相撲の確立に試行錯誤したが故に横綱まで上り詰めたと思います。それでも上半身の強さに頼り過ぎた。あの長い手から突き出される突っ張りは、巨漢の大乃国ですら土俵外へ吹っ飛ばす。しかし、下半身が細く、重量感のある上半身を支えるのには足りなかった。結果的に膝を壊しての引退であるから残念だ。膝を壊した格闘家は無残の一言に尽きる。しかも両足の膝だけに格闘技への挑戦は無理過ぎた。だからこそプロレスのほうが才能を活かせた。それでも自分なりのプロレスを身に着けるのには苦労している。相撲引退後の曙は、負け試合が続いたの...曙関の死去
TVゲームというかコンピューターゲームには効果音だけでなく、ゲームミュージックと呼ばれる音楽が必要不可欠である。多分、世界で一番有名なゲームミュージックは、スーパーマリオブラザーズのあの「タラッタラッタ、タン!♪」だと思う。実際、ゲームミュージックがないと、ゲームは酷く間の抜けたものとなる。私は学生の頃からシューティングゲームが好きであった。これもゲームミュージックが良くないと、ひどく退屈なものとなってしまう。だからゲーム制作会社はゲームのシステムプログラミングや画像と同じくらい音楽に重点を置く。有名なのは「ドラゴン・クエスト」のすぎやまこういち、「スーパーマリオ」の近藤浩治、「ファイナルファンタジー」の植松伸夫、「モンスターハンター」の小宮山優子と多彩な人材がゲームミュージックを作曲している。他にも多数...ピアノコンクール
見栄を張りなさるな、林さん。先だって林官房長官が日米首脳会談に先立って、戦時の自衛隊の指揮権は日本政府にあり、アメリカの指揮下に入る訳ではないと発言した。馬鹿なの?馬鹿なのか。日本は政治的には独立国である。しかし、太平洋戦争でアメリカに敗北し、アメリカに支配されて以来、軍事的には従属下にある。だいたい、首都を外国の駐留基地に包囲されていて、なにが独立かといいたくなる。航空機の航路に関しても、米軍基地を大きく迂回するかたちでしか認められず、首都でありながら大回りしないと成田も羽田も離発着が出来ない。日本の軍隊は、備蓄兵器(銃弾、砲弾、火薬等)についても10日分最大でも2週間分しか用意しておらず、米軍からの補給待ちを基本とした防衛体制を長年やってきている。戦闘機やイージス艦に搭載された敵味方識別装置はアメリカ...軍事的指揮権
表題の書を読み始めたのは、なんと3月初旬である。文庫本一冊読むのに、これだけ日数をかけたのは初めてだ。理由は明白で体力の低下である。「ヌマンタの書斎」などと銘打ってはいるが、私の読書の場所の大半は通勤電車の中である。ラノベや漫画だと寝床で横たわって読むが、本格的な小説は電車の中で読む。ところが心臓の機能の低下が著しく、今年に入ってようやく健常値の4割強である。しかも通勤電車は座っていくことを心がけているため、本の頁を開くよりも、目を閉じて半睡状態であることが多くなってしまった。おそらく近年痛感していた加齢による体力低下も災いしていると思う。だからつまらないと判じた本はさっさと諦める。しかし、この本は面白かった。いや、体力のある頃ならば徹夜して読むだけの面白さがあると思う。残念ながら私は寝床で熟睡することを...そしてミランダを殺すピーター・スワンソン
やはり父に倣うのか。そう言わざるを得ないのが、慰安婦問題などで半島に媚び売った河野洋平の息子である河野太郎である。登場した当初こそ、父を反面教師とした硬骨の政治家を装っていたが、次第に化けの皮が剝がれてきた。デジタル化などで官僚を叱咤して強硬な一面を見せていたが、その裏で北京政府に餌付けされていた臭いが漂ってきた。伊豆の崩落事故をはじめ、日本各地に作られた太陽光パネルによる発電施設だが、その大半が中華製の太陽光パネルである。とにかく値段が安いので、国産を追いやり、半島産を追い詰め、ほぼ独占状態である。もちろん補助金絡みなので、当然に役人も関わってくるが、その背後にいた政治家の一人がどうやら河野太郎であるようだ。シナに媚び売ることが日本の平和につながると信じているおバカな政治家は野党に多いが、自民党にも実は...太陽光パネル
高橋陽一先生が引退を宣した。こう書いてもピンとこないと思うが、「キャプテン翼」の作者だと書けば分かりやすいと思う。漫画家の引退宣言って、わりと珍しいと思う。よほど知名度があるか、話題性のある漫画家でないと、例え引退を口にしてもニュースになることは稀だ。どうも締め切りに追われる漫画創作が次第にきつくなってきたようで、短編読み切りぐらいなら復活しそうだ。サッカー漫画である「キャプテン翼」を知らない人はいないと思うが、実は世界的な知名度は、日本の漫画家でもトップクラスだ。自衛隊がアフリカのソマリアへPKO活動で駐留した際、トラックに翼君のイラストを描いた。現地民にサッカーが人気だと知り、高橋陽一先生の了解を得てのことだ。おかげで現地の子供たちが自衛隊の車両を追い掛け回すほど注目を浴びた。現地で暗躍するテロ組織が...高橋陽一の引退
少し気になる情報だ。半島の刈り上げデブ君だが、どうも言っちゃいけないことを言ってしまったらしい。金王朝の創業者である金日成も、その二代目である金正日も、南コリアのことを決して敵とはみなさなかった。あくまでアメリカ帝国主義者の圧政に喘ぐ同じ民族の同胞であり、統一とは民族の団結に他ならなかった。しかし、刈り上げデブ君は、今年に入ってから遂に言ってしまった。「南の政権は敵である」と。私ら外部の人間からすれば、当然の現状認識であり、今まで同胞として敵ではないと看做しているほうが不自然であった。しかし、北の国では違う。金王朝を支える平壌に住む特権層にとって、金日成、金正日は神聖な存在であり、その発言は北の支配層にとっても順守すべき聖なる言葉である。それをいくら孫とはいえ否定してしまったのである。もちろん公に反発がさ...小さな綻び
昔、いじわる婆さんという漫画があったが、人は年を取ると案外と意地悪になるらしい。現在、ニュースとなっているのが小林製薬が製造した紅麹を原材料としたサプリメント等の健康被害だ。小林製薬?はて、どっかで聞いた名前だと思ったらブルーレットなどのトイレ用品などで有名な会社だった。サプリメントの販売もやっていたのだと改めて思いだした。そのサプリメントの一部に怪しい物質が混入したらしく、既報の死者だけで5人。腎臓に障害が生じて入院した患者だけで数百人という健康被害が出ている。しかも、この危ない紅麹を原材料として製造された商品などは多岐にわたることが分かり、軽いパニックを引き起こしている。問題は、この危ない紅麹を製造した工場設備は、既に大阪市内から和歌山へ移転済みで、原因の調査が困難になっていることだ。その報道を見た時...紅麹
嫌な予測だが、まだまだ当分は円安は続くと思う。先週、財務省やら日銀やらのお偉いさんが、投機的な円安誘導は許さないなどとほざいていたが、相変わらず責任回避が上手い人たちである。その国の発効通貨の評価は、その国の経済状況だけでなく政治的安定度、軍事的安定度などが複雑に絡み合って決まる。もっとも投資家の対象となる一定の先進国の通貨だと、投資の有効度なども評価の対象となる。現在、一ドル150円台に入っている日本円だが、これは三十数年ぶりの円安であり、ぶっちゃけ日本の評価の低さでもある。先に結論から言えば、岸田政権の間は決して円高基調にはなれないと思う。多少の変動の枠内でも140円台後半に入れば御の字だと思う。これは岸田首相一人の責任ではなく、むしろ変化を厭う日本国民全体の意向を汲んだ円安だと私は考える。平成のバブ...円安は続く
頭痛は怖い。20年以上前のことだが、昼食後のんびりと資料を読み漁っていると電話がなった。受話器を取ると、いきなり「なんで来ないんだぁ~」と怒鳴られた。ディスプレイに映った番号からすると、クライアントの社長さんだと分かる。はて、訪問日は月末のはずで、月初の今日には予定は入っていない。それにいきなり怒鳴りつけるような人でもなかった。妙に思い夕刻、訪問すると伝えてから、所長に相談すると首を傾げながら私も同行するという。夕刻、二人で訪問するとニコニコと出迎えてくれる。適当に雑談し、その最中に所長が「社長さん、最近頭痛がヒドクなったりしてないかい」と訊くと、「さすが、先生。よく分かりましたね」と嬉しそうに頭痛の辛さを語ってくれる。その間、私は打合せ通り自宅に伺い奥様にいくつか質問をすると、予想通りの返答が得られた。...薬屋のひとりごと第13巻原作・日向夏作画・猫クラゲ
昨夜、小雨に濡れて体を冷やしたせいで風邪です。一日寝てます。風邪
愚者は同じ誤りを繰り返す。令和6年6月より岸田内閣の肝いりの景気対策として定額減税が施行されます。所得税が一人3万円、住民税1万円で月々の給与から控除される形式で実施されます。要は煩雑な事務手続きは民間任せ。役所の負担が少ない、お手軽減税制度です。私は当初、この減税策の資料を読んだ際、思わず「低額減税か?」とぼやいたくらいしみったれた景気浮揚策です。大体想像つくと思いますが、この定額減税の導入で景気が浮揚することはまずないでしょう。岸田政権というか財務省のケチぶりが鼻につきますが、敢えて書きますと新聞やTVの無能ぶりも腹が立ちます。どうせマスコミ各社の出世コースである霞が関の官庁担当の記者主導の政府広報記事でしょうから、批判的な内容など書けないのは承知しています。でも、せめて論評くらい出せと言いたくなりま...定額減税に思うこと
自分が正しいと決めつけると失敗を反省することが出来なくなる。現在、自民党のパーティー券収入のキックバックの政治資金収支報告書未記載の件で野党が猛々しい。近年自民党内の最大派閥であった安倍派を叩き潰さんと頑張る野党はともかく、それに便乗して自民党内での主導権を握ろうと暗躍する岸田政権の共闘の側面もある。私は野党の役割は自民党に対する牽制役だと割り切っているので、増長著しい自民党をしっかりと叩いて欲しいと思っている。でも次の選挙で野党に票を投じることはない。それは断言出来る。野党の先生方は、正義の味方面をして与党を叩いていれば有権者は自分たちを支持してくれると思い込んでいる。私の知る限り、1970年代からずっと変わらない。いや、変われないのだろう。万年野党ではあるが、かつて与党の座に就いたことはある。日本新党...自覚なし
ほぼトラウマになりかけた衝撃作。原作は子供の頃に児童向けに抄訳されたものを読んでいたので、最後はハッピーエンドだと知っていた。この作品のアニメ化は私が大学生の頃であり、当時はアニメどころかTVさえあまり視ていなかった。私が関心があったのは、当時お気に入りであったシンガーの下成さと子がオープニングソングを歌っていたからだ。軽い気持ちでTVアニメを視たのだが、丁度ヒロインがお嬢様から下女に転落した時分の回であったため、高慢そうな元クラスメイトからの虐めの場面に泡食った。学生の虐めは、男性より女性のほうがえぐいと知ってはいたが、これは衝撃的だった。世界名作劇場のアニメでは多分初めてといってよいほどに陰惨な場面が続いた。目を逸らしたくなるほどの虐めの場面に目が離せなくなってしまったほどだ。まぁ最後はハッピーエンド...小公女セーラ
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素人の趣味だと軽く考えていたが、とんでもない勘違いだったようだ。素人という言葉には、どこか軽く見る雰囲気が漂う。しかし、この素人たるアマチュアの人たちが日本の考古学、とりわけ文献の無い石器時代の研究に貢献してきたことには驚きを隠せえない。もっとも本書でも触れられているが、藤村真一氏による旧石器の捏造事件に代表されるように、個人の邪な願望を優先した事例もある。これが氷山の一角なのか、あるいは特異な事例なのか私は判断できる自信がない。だが現代の科学は、一つの事例について多方面からの考察と研究を求めており、第三者客観性を重んじる。藤村氏の捏造事件以降、旧石器時代の遺構の発掘作業は、多様な研究手法が活用されるようになった。それはそれで喜ばしいことである。私が本書を読んで驚いたのは、素人であるはずの高校生の考古学ク...古代史の謎はどこまで解けたか
学生の頃は毎年ゴールデンウイークには山に登っていた。そのせいで、今は憂鬱になることが時たまある。街中では、春であり、時には半袖で歩きたくなるほど快適な季節である。しかし山の上は違う。一言で云えば春と冬とを行き来する狭間の時期である。これが怖いが美しい。冬の蒼天は輝くほどに美しく、緑の芽吹いた山稜とのコントラストが目を奪う。山が最も美しく見える時期かもしれない。だがまだ高層の空気は不安定であり、高気圧も冬型である場合もある。つまり晴天でも空気は冷たい。この高気圧の後にやってくる低気圧は、この時期不思議なくらい連弾型というか通称二つ玉と呼ばれる暴れん坊だ。大気は気圧の高い(高気圧)ところから低い(低気圧)に流れる。冷たく湿気た大気が低気圧に沿い降下して地表にぶつかり急上昇する。この時に雨雲が発生する。GWの時...GWと雪崩
いやはや南友、もとい、いやはや何とも時間がかかる。なにがってブログ記事の引っ越しデータ作成である。現在申込はしたが未だ終了の連絡はない。どうもかなり混みあっているようだ。まぁ今が最盛期なのだろう。果報は寝て待て、ですね。引っ越し準備
だからサウジは弱くなった。それが痛感できたのが、先日に横浜マリノスに圧勝したサウジのクラブチームであるアル・ナスルを見た時の感想である。AFCアジア・チャンピオンシリーズ・エリートと称するアジアのクラブチームNo1を決める大会である。アr・ナスルはサウジアラビア・リーグではアル・ヒラルとの二強で知られている。特徴はなんといってもオイルマネーをつぎ込んでの著名選手を海外から招聘していることだ。ポルトガルのCロナウド、コロンビアのデュラン、セネガルのマネと有力な選手を抱えている。試合を観てみると、攻撃は明らかに外国人助っ人選手の独壇場であり、辛うじてDFとGKだけがサウジの選手である。日本のJリーグも当初10年以上、攻撃は外国人選手が中心であったが、それでも徐々に日本人の若手を競わせてプレーの質の向上を目指し...サッカーの強化方法
やばいくらいに快適だ。何がってハンズフリーシューズである。なにせ靴ベラを使わずに履けるかけでなく、脱ぐのも楽なのだ。私の本性はナマケグマなので、こんな怠惰な靴には本能的に惹かれてしまう。少し前から足腰の衰えを感じていた。心臓の機能が4割弱に低下したので、必然的に歩く速度が遅くなり、歩行距離も短くなっていたから当然だと思う。だから歩く時間を増やそうと思っていたが、スーツに合わせた革靴は長時間の歩行には向かない。だからスーツにも違和感のないスニーカーを少しづつ試している。やはり靴底が分厚くクッション性の高いスニーカーのほうが長時間歩いても疲労度が違う。30年前ならカラフルなスニーカーが主流であったが、現在はスーツ姿で履いても不自然に見えないスニーカーがけっこうある。私は歩くこと自体は嫌いではない。むしろ好きな...ハンズフリーシューズ
日本に戦争の危機が迫るとしたら、一に台湾、二に半島だと思う。特に台湾は共産シナが固執しており、軍事上の衝突が起きる可能性が高い。そして日本は無関係ではいられない。共産シナが台湾を欲するのは、国民党が国宝級の歴史的遺物を奪っていったからだと主張しているが、本音はかつての仇敵の殲滅であろう。シナ人の執念深さを軽視してはいけない。だが、もう一つの本音は、西大西洋への自由な出入り口を保持して、アメリカに対して強烈なアピールをすることだ。中国とは世界の中心の国を意味する言葉であり、アメリカではなくシナこそが世界の中心でなければならないと確信している。これはかつて太平洋を二分割することをアメリカに提案したことで顕在化した野心だが、もちろんアメリカが受け入れる訳がない。このアメリカの態度に期待を寄せるのは台湾の人たちだ...台湾危機と日本
戦うだけでは十分ではない。そのことを痛感したのは、大学4年の就職活動の時だった。以前にも書いたが、私は中学2年の秋までは大学どころか高校にも進学する気のない落ちこぼれであった。別に勉強嫌いであった訳ではない。母子家庭で家計に余裕がないと分かっていたので、中卒で働くつもりであった。だから勉強なんて必要ないと割り切っていた。ところが7歳の時に離別した父が突然連絡をとってきて単身会いにいくと、大学までの学費を負担するから進学しろと言うではないか。今更父親面かよと内心思ったが、進学できるならば、それに越したことはない。とはいえクラスどころか学年でも下から数えて一桁台の落ちこぼれの私だ。急いで私のような馬鹿でも相手してくれる塾を探して通うことになった。当然に今までの夜遊びの時間は激減した。当時はゲーセンや公園の裏で...デッドマウントディスプレイ第15巻
いつの時代にも騙される人はいるものだ。日本政府の負債が地方政府分と合わせて1,317兆円に達したと報じられ、国民一人当たりの負担額は1,063万円になるとの記事が出た。素直に「これじゃ、減税なんて言っている場合じゃないね」とのコメントもネット上に上げられていた。はっきり言いますけど、馬鹿ですね。馬鹿でなければ、財務省側の情報操作の一環でしょう。まず国の借金とは国債であり、その国債の所有者こそが債権者です。地方債も同様ですが、債権の所有者は主に金融機関、財団等の半公共団体、そして日本銀行です。個人の国債保有者が極めて少ないのが特徴です。この国債の保有者が外国人や外国企業、外国政府だったりするとデフォルト(債務不履行)の発生の可能性が高まります。つまり国家の破産ですね。日本の場合はまずあり得ません。何故なら国...バカは騙される
世界で最も人気のあるスポーツがサッカーだ。そして4年に一回開催されるサッカーの国別の世界一を決める国際大会がワールドカップ大会である。200か国を超える国が参加するだけに、予選を行うだけでも膨大な時間がかかる。その予選は各大陸別に開催される。欧州、アフリカ、アジア、オセアニア、北中米、南米に大別されるのだが、この中で最も巨大なのがアジアである。なにせ中近東から中央アジア、東南アジア、極東を含むのだから、予選も3段階に分けて行われる。このアジア予選を仕切るのがAFC(アジア・フットボール・コンフェデレーション)であるが、あまり評判が良くない。なにせ組織を牛耳っているのは豊富なオイルマネーを持つアラブ諸国である。組織の事務局こそマレーシアのクアラルンプールにあるが、その運営はアラブ諸国に牛耳られている。日本で...AFCの分割
金の問題ではない。このことが理解できていないマスコミ報道が多すぎる。トランプ大統領が、より多くの軍事貢献を求めていることをお金の問題にすり替える間抜けな報道が多くて困る。それどころか、これをトランプの横暴だと認識しているおバカが巷に溢れている。そうではない、これは20年以上前からアメリカが求めていたものだ。それをアメリカ軍の駐在費用の分担の問題にすり替えたのが日本のマスコミ様である。この問題は古くて新しい問題でもある。1960年代から70年代にかけて日米安全保障条約の改訂がなされるたびに、左派学生や労働組合、教職員組合が動員されて国会議事堂前で反対デモが盛大に行われた。しかし、集まっている反対派で、日米安全保障条約の内容を理解しているものは皆無であった。この軍事条約の本質は、アメリカは日本を守ってやるが、...アメリカが求めるもの
本を読むのは大好きだが、文章を書くのは決して得意ではなかった。特に簡潔に分かり易く書くのは苦手であった。だからインターネットが始まってから、ネット上のコミュニティに参加して、そこの掲示板に書くことで文章書きが上手くなれたら良いなと考えていた。それがAOLの会員限定のコミュニティであった。私はそこで掲示板に多数書き込み、徐々に文章を書く楽しさを覚えていった。しかし、AOLがコニュニティーの掲示板を廃止し、替わりにブログを導入した。それが2005年の秋であった。私のブログ書きは、ここから始まっている。数年間、AOLでブログを書き続けていたが遂にAOL自体が事業撤退となり、後継としてTeacupを紹介されたので、そちらに引っ越した。そこで十年近く書き続けたがやはりブログサービスの撤退を受けて引越し先として推奨さ...ブログについて
現生人類がその存在を認められるのは今から4~5万年前である。単純にネアンデルタール人からクロマニョン人へ移行したのではなく、混在したり、分化したり複雑な進化の経路を辿って現行人類が圧倒的な支配者となったことが分かっている。ただ、その移行の時期は氷河時代だと分かっている。氷河期が終わり、間氷期に入ったのは概ね一年前であるからして、現生人類が農業を始めたのは今から8千年ぐらい前だと言われている。つまり人類はその生存期間の過半以上、概ね3万年以上は遊牧生活で暮らしてきたと想像できる。農耕が始まったのは間氷期に入ってからで、そこから農産物の蓄積により富が溜まり、都市文明が花開いた。現代の人類はこの都市文明の発展から育ったものなので、遊牧生活は野蛮なものだとの偏見が、当然の考えとして広まっている。そう、遊牧生活が農...逆転の大中国史楊海英
私は以前から21世紀は、原油と食料と水を求めて戦争が起こると考えています。ただ20世紀に起きた二度の世界大戦のような形ではなく、局地的な紛争の頻発となるのではないかと予想しています。実際問題、冷戦終結以降、世界各地で起こった戦争は、規模が小さく他の国の支援を受けての地域紛争ばかりです。現在の覇権国であるアメリカの最新兵器は、基本的に対ソ連向けが中心で技術の粋を尽くしたものが中心です。多額の開発資金を投じ、大学や研究所、軍需企業等に協力を要請して製造した兵器は、いずれも高性能なものばかり。ただあまりに高額過ぎた。世界第一位の経済力を誇るアメリカでさえ、その高額な軍事費に疑問を感じざるを得なかった。特に税金の使途に厳しいアメリカの議員たちが疑問視したのが、コストパフォーマンスでした。ゲリラやテロリストたちが保...21世紀の戦争
お昼時になると、美味いと評判の店にはサラリーマンやOLが行列をつくる。ナマケグマの癖に食べ物に関してはせっかちな私は行列に並んでまでして昼食を食べるのは好きではない。時間の無駄に思えて仕方ないからだが、それでも美味しい昼食を気軽に楽しみたい気持ちはある。事務所の近くにある冒頭のカリー屋は、昼時になると常時行列の出来る店である。興味はあったが、並ぶのが嫌でいつも通り過ぎていた。実は神田界隈はカレーの名店が幾つもあるカレー激戦区でもある。時折人気投票などをやっているが、「ジンコック」は上位の常連店でもある。だから気になっていた。その日は氷雨が横殴りの風と共に吹き付けるせいで、外を出歩く人の姿は少なかった。もしやと思い、ジンコックに行くと2人しか並んでいない。これはチャンスと思い初めて並んだ。冷たい氷雨に吹かれ...ジンコック
どうも冷たい風に吹かれたせいで風邪を引いた模様。なので一日静養します。やわな身体になったもんですわ。お休み
日本サッカーの二つの欠点が明らかになったのが今回のU17アジア大会だ。初戦がUAEに3-1で勝利、次戦がヴェトナムに1-1で引き分け、そして三戦目がオーストラリアに2-3で敗北である。ヴェトナムとUAEが引き分けた為、得失点差で決勝リーグに進出、合わせて世界大会への出場も決まった。私は三戦ともネット観戦したが、個々人の選手の技量は決して低くない。ただチーム戦術が中途半端だ。特に二戦目のヴェトナム戦は勝ち切れたはずの試合だった。終盤で失点しての引き分けだが、あれはしっかりと守り切れなかった日本側の当然の失点だ。守るのか、攻め切るのかが明白でない中途半端な戦い方が失点を招いた。いったい廣山監督は何をしていたのだ。これはオーストラリア戦でも同様で、攻めるのは個人の技量次第で、守りのコンセプトが曖昧だった。守らな...U17アジア大会
いきなりブログサービスの終了のお知らせ。参ったね、teacupから引っ越してきて3年足らずなのに・・・仕方ない。次を探すか。gooblog終了
戦争でやってはいけないことの代表が、戦力の逐次投入だ。戦力を小出しして、相手の反応をみて方針を決める。歴史上、数多の政治家、将軍がやらかした典型的失敗である。やるのならば投入できる最大戦力を惜しまず出して、相手を圧倒して有利なポジションを得てから交渉に入る。戦争における王道であるのだが、これが出来なかった事例もまた多い。実は最大戦力を一気に投入するにはいくつかの条件がある。まず事前の情報収集であり、次に迅速な行動を可能にする連絡網の構築であり、具体的な行動のための道筋を明確にすることだ。そして困ったことに日本人はこれが苦手なことが多い。だからこそ歴史上の勝者である武将や政治家は、この迅速にして果敢な攻勢をするための準備を欠かさない。典型的なのは織田信長で、情報収集のための努力を惜しまず、街道の整備、海運、...10円値下げでいいよね
「お触りはダメよ」といきなり言われた。十数年前だが、銀座9の新橋側に新しい店舗が出来た。なんでもアメリカ版キャバクラもどきらしい。私はそもそも酒をさほど好きではないし、女性を侍らせて酒を楽しむ趣味もない。どちらかといえば、食事や会話を楽しむための酒である。第一、飲むならば自分のペースで飲みたい。だから女性が横について一々グラスを満たしてくれるのは、有難迷惑とさえ思っている。ただ、そうはいっても仕事の延長線上で飲みに行くこともある。友人ならまだしも、お客さんだと会話が途切れた時の空白がよろしくない。そんな時は場慣れしたホステスさんが仕切る銀座のクラブはけっこうありがたい。また若い顧客と飲む時は賑やかな新宿あたりのキャバクラを使うこともあった。だからアメリカ版のキャバクラってどんなもんだとの興味はあった。幸い...HOOTERS
連帯責任は無責任と同意語だと思う。要は失敗の責任の重さを、当事者ではなく無関係な人たちにまで背負わせて軽減しようとする誤魔化しだと思う。実のところ私は学生時代、この連帯責任という奴を散々取らされている。だからはっきりと言ってやる。連帯責任を取らされて、真剣に責任の重さを痛感したことなんざ一度たりともない。思い出すのは「俺、関係ないじゃん」という口には出せない愚痴だけだ。はっきり言うが、連帯責任が有効なのが一定の仲間意識が成立している場合だけだ。だが大概の場合、なんで自分が巻き込まれるのだとの被害者意識が出るだけで、事態の改善には役に立たないと思う。ところが日本では別の使い方もある。それは個人の責任を薄めて、個人攻撃をさせないための連帯責任である。先日、高知県の中学校のプールで起きた水死事故がこのケースだと...プール中止
日本の大マスコミ様はとっても偉いので、国民は新聞やTVで報じられた真実を信じなければいけないと考えていらっしゃるようでアリマス(ケロロ軍曹の口調で)。特に大陸や半島へのお気遣いを欠かさないマスコミ様におかれましては、石破、小泉、河野はお気に入りでアリマス。八方美人主義で誰にでも媚を売り、勇ましい発言はしても必ず尻切れトンボになるヘタレっぷりは、我が日本国の首相として相応しいでアリマス。この三人ならば誰であろうと、きっと正義と潔白の野党との連合政権も可能でアリマス。ケロ?アメリカが心配でありますか。いやいや、大丈夫でアリマス。あの鳩ポッポや怒鳴る菅でも出来る仕事でアリマス。それどころか、きっと日米安保を破棄して、沖縄を中国に献上し、高純度ウランの製造技術を半島に捧げて対話による恒久的な平和を実現してくれるで...次期自民党総裁は
好きな怪獣は、と問われれば即座に「レッドキング」と答える。初代ウルトラマンに出てきた怪獣で、太平洋上の孤島である多々良島に生息する。骸骨みたいな小さな頭部にどれだけの脳みそがあるのか不明だが、頑丈な体躯と暴れっぷりは怪獣番長に相応しい乱暴者である。蛇腹模様の逞しい体と怪力で暴れまわるだけで、知恵もなく、落ち着きもない。ただただ暴れるしか能がない単細胞でもある。まさに怪獣とはかくあるべしを体現した偉大な怪獣様なのです。それなのに、何だこの漫画は、主人公の奴、正義のヒーローに変身するならまだしも、よりにもよって怪獣に変身するとは何事か。しかも、一丁前に悩んだり、愚痴ったりと人間臭いことこの上ない。怪獣なら怪獣らしく人類壊滅に貢献せんかい。この裏切り者めェ~。まったくもって、この怪獣8号はとんでもない奴である。...怪獣8号
なんか気になる。山梨県の富士吉田市の学校給食で出されたビワが原因で、小中学校の生徒126人が中毒を起こしたと報じられた。たしかにビワはリンゴや桃と同じくらいで、一定数のアレルギー反応を引き起こすことで知られている。だが割と珍しく、まさかビワがと驚いた方も多いと思う。私が子供の頃に住んでいた借家の庭にはビワがあり、夏ごろになると熟したビワを食べていた。この熟した時の見極めが難しく、早過ぎると不味い。その点、野鳥は凄い。一番美味しい時を見極めてビワを食べにくる。だから夏が近づくと、毎朝鳥に食われていないかを確認するのが日課だった。もっとも、ほとんどの場合鳥の勝利で、私らが食べられるのは全体の三分の一程度であった。もちろん熟しているので大変に美味しいし、アレルギーも出なかった。ただ親から種は絶対に食べるなと教わ...ビワの中毒
戦闘機のロールスロイス、そう呼ばれたのがアメリカのかつての主力戦闘機であるF15である。なにせ初期の頃は、あまりに高額すぎて日本とサウジアラビアしか買えなかったほどだ。だが実戦での墜落は皆無で、その戦闘力の高さは有名だった。その後F15Eという対地攻撃力を大幅に向上させたタイプが登場してからは、多くの国で採用されている。もっともアメリカ本国ではF22ラプターへと交替が進み、やがてはF35に代替されるはずであった。ところがその後、F15EXという改良機が発表された。ステルス性皆無のF15だが、このEXタイプは大量のミサイルを搭載した攻撃特化タイプであった。軽量な機体に大出力のエンジンをもつF15ならではの活用法であった。私は最近までF15を名機だと思っていた。ただF15には妙な話がいくつかあった。模擬戦闘に...弱いが強い
暑くなると、素肌の露出が増える。スケベ心丸出しでなんだが、やはり若い娘の日焼けした肌がのぞける姿には無意識にも視線を奪われる。もう還暦過ぎても、このスケベ心は健在なのだから、男の本能の強さには肩をすくめるしかない。とはいえ、男たちのスケベな目線にさらされる若い娘の心情は複雑であるらしい。厭らしい中年男のジメジメしたスケベな目線で見られるのは不愉快極まりない。これはまぁ分かる。しかし、イケメンの格好良い男性の目を引き付けるセクシーな姿には憧れるらしい。私が十代後半、多分大学浪人をしていた頃だと思う。当時私は予備校通いをする一方で、渋谷のホテルの駐車場で、係員のアルバイトをしていた。基本的に遅番が多く、仕事を終えるのは23時である。あの頃は、三軒茶屋に住んでいたから、その気になれば歩いて帰宅できた。まぁ一時間...政治家がするべきこと
>2021年、北海道旭川市で凍死した中学2年(当時)の女子生徒がいじめを受けていた問題で、市教委の第三者委員会が“黒塗り”で非公表にしていたとみられる文書がインターネット上に流出していることがわかりました。今頃になって良心がうずいたのか、はたまた隠し通せないと思ったのか爆弾文章が密かに公開された。被害者家族の心情を思いやり、敢えて黒塗りにしたそうだが、やはり本音は犯人の隠匿と事件の矮小化であろう。そもそもね、凍死に追いやるような暴挙を「いじめ」で済ませること自体おかしい。本来なら殺人事件として警察が動くべき事件だと思う。しかし、旭川市は左派系の労働組合が強い影響力を持ち、その筆頭である教職員組合が率先して事件の隠蔽を図る異常な地域である。教育委員会は当初は「いじめ事件」はなかったものとしようとした。しかし...子育てに不向きな町
悲しいことに歴史の授業を嫌う学生は多い。歴史好きの私だが、正直無理はないと思っている。だって年号と歴史上の史実だけを丸暗記するだけの勉強が面白い訳がないと痛感していたからだ。私が歴史を好んだのは、歴史小説を先に読み、歴史を面白いと思っていたからで、歴史の授業は大学予備校で武井先生や山村先生の講義を受けるまではつまらないと思っていた。日本の学校の歴史の授業がつまらない最大の理由はマルクス主義である。共産党宣言で名高いマルクスは、自分の主張を裏付けるために歴史を科学で化粧した。すなわち事実と年号だけで歴史を組み立てた。マルクス主義には同意できない歴史学者も、この科学的な歴史には惹かれてしまった。これを唯物史観という。しかし、この科学的偽装こそが歴史をつまらなくさせた最大の原因である。いい国作ろう(1192年)...なぜ、地形と地理がわかれば世界史が面白くなるのか関真興
騒げばいいのか?そんな印象が否めないのが、史上最多の立候補者が乱立した東京都知事選である。とにかく都知事の候補者ポスターを展示する掲示板がひどい。特に元N党の立花の遣り口がひどい。私はNHKが嫌いだが、都知事選とは関係ないと思っている。ところが立花の遣り口は、都知事候補者のポスターを展示するべき掲示板を利用して自分の主張をアピールするポスターを貼り散らかす。正直言って今回の都知事選挙は50人を超す立候補者がいるが、そのうち当選が本当に出来ると考えている候補者は十人に満たないと思う。つまり残りの候補者は、都知事になりたいのではなく、自分の政治的主張をアピールするだけに立候補している。その意味で元N党の立花と似たり寄ったりではあるが、掲示板を占拠するような暴挙はしていない。はっきり言って選挙妨害だと思うが、何...騒げば良しなのか
ワールドカップ大会アジア三次予選の組み合わせが決まった。正直、このC組をトップで突破できないようでは、本大会での活躍は絶望的だ。アジアの国々との対戦は、日本にとって厄介なのは承知の上。なにせ日本は今やアジアトップクラスの実力国だと看做されている。だから対戦相手は引いて守っての引き分け狙いも平気でしてくる。それでも無敗で予選を勝ち抜けたのは、日本人選手の基礎的な能力が向上したうえに、戦術的理解が格段に上がっているからだ。特に前線の選手の大半が欧州リーグで活躍しており、相手の守備陣を切り裂ける。選手たちの相互理解により、無人のスペースを作り、そこへボールを出しての得点機の創出は、日本サッカーの進歩を象徴する動きだと思う。ただ日本人選手はアジアではスター選手であり、その情報は広く知られており、対策をされるケース...三次予選分け決定
絶望の淵にある時こそ真価が問われる。平凡な人生を望んでいたのだが、それでもこれはヤバいと深刻に悩んだことがある。あれは大学4年の8月のことだ。たまたま出会った高校のWV部の後輩と飲んだ際、岩登りをしたいというので、当時私が練習によく登った奥多摩の岩場へ連れて行った。夏休み中とはいえ平日であるため、誰もおらず自由にコースをとれたのはありがたかった。40メートルほどの簡単なルートを登攀し、昼食のお弁当を河原で食べて、さあもう少しランク高めのルートへ挑んだ時だ。やはり2ピッチ、つまり40メートルほどのルートであり、1ピッチ目を慎重に登りテラスで一休み・・・のつもりであった。ところがセルフビレイのためのザイルをカラピナにつなげた直後のことだ。ザイルがするするっと滑り落ちていくではないか。慌てて手を伸ばしたが間に合...ロストバケーション
どうやら令和5年の日本政府の税収は70兆円を超えそうである。コロナが終わり、外国人観光客が戻り、円安効果で輸出が好調なのだから不思議ではない。私が不思議でならないのは、日ごろ財政赤字を声高に叫ぶ役人様や、その手先と化しているマスコミ様におかれましては、一向に減税の声が出てこないことだ。日ごと財務省の発表する財政赤字のニュースは大々的に報じる癖に、いざ税収が増えているにもかかわらず黙り込む。私は何度も書いているけれどマスコミ様は報じたがらないので、嫌みったらしく再び書くぞ。日本政府が膨大な財政赤字を抱えているのは事実だ。しかしその赤字の中身は国債が中心だ。国債は借金であり返済しなければならない。既に国債の返済は始まっており、日本政府の支出のうち4割近くがこの国債という借金の返済に充てられてる。だから財政危機...税収好調
真面目な人って突然切れるから怖い。そんな生きた実例が新日本プロレス育ちで、のちのパンクラスや藤原組で活躍した船木誠勝だと思う。私が主に観ていたのは、1980年代中盤の新日本プロレスの前座の試合だった。野上らと組んでの試合はスピーディーでありながらパワーも感じさせる活気のある試合だった。彼はバランスが良かった。鍛え上げた筋肉が不自然ではなく、動きも滑らかで、跳躍力もある。そして何よりも顔立ちが良かった。顔立ちの良さは善玉レスラーとして必須の項目であり、未来のエース候補だと思っていた。ただ身長が180前半なので、ヘビー級としてはいささか物足りなさを感じたが、同じくらいの身長の藤波辰爾が成功しているので、彼の後継者として新日本プロレスはかなり期待していました。ただ彼は良くも悪くも真面目であった。当時はUWF勢が...プロレスってさ船木誠勝
馬鹿にせずに一度は読んで欲しいと思う作家の一人にディーン・R・クーンツがいる。ホラー小説を娯楽作品として極めている作家だと思っている。どんなに恐ろしい怪物が登場しようと、あるいは凄まじく絶望的な状況下であろうと最後はハッピーエンドで終わる安心のホラー小説を提供してくれる。キングやマキャモンと比べると、ホラーの深度は浅いかもしれない。でも、必ず読者を安心させて笑顔で最終頁を読み切れる。変に後を引きずるホラー作家が少なくない中、徹底して娯楽作品に徹するクーンツは凄いと思う。ところが皮肉なことにハッピーエンドが分かっているが故に、クーンツの作品を過小評価されることが多い。とんでもない誤解というか、理解が斜め上過ぎる。陰惨なエンディングならば、ホラー小説としての面白いといえるのか。救いようのない絶望が待ち構えてい...12月の扉ディーンRクーンツ
日本の軍隊は強いのかと問われると答えに窮する。兵士の教育練度は高い。日本では各地方で自衛隊の募集拠点があり、各高校に生徒の斡旋を依頼している。ちなみにそれを妨害するのは平和ボケした左派活動家である。もっとも阪神淡路大震災や東日本大震災により、自衛隊が国民を守るために泥まみれで奮闘している姿を直に見た人たちから、劇的に評価が上がったのは確かだ。なにせ世界最強の軍隊を有するアメリカ軍の最大の悩みは、基礎的な教育程度が低い兵士たちである。とりわけハイテク兵器の多くは、高度な知的訓練を前提にしている。だが多くの下級兵はそれに対応でしない。そこでPMC(民間軍事会社)を利用しているのは隠せぬ事実である。もっとも日本でもあまり偏差値の高くない高校の卒業生が、最後の伝手で自衛隊を選ぶことも多く、その教育練度はさほど高く...少子化の怖さ
戦後の日本人の最大の欠点は、世の中の動きを経済中心で観てしまうことだ。私が事務所でたまに聴くラジオでのことだ。>タレントの大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組『大竹まことゴールデンラジオ』(文化放送・毎週月〜金曜13:00~15:30)6月17日の放送では大竹が、経済アナリストの森永卓郎氏と共に、在日米軍再編に伴う在沖縄米海兵隊の米領グアム移転に関する東京新聞の記事を取り上げた。移転は今年12月から行われ、28年までに海兵隊約4千人をグアムに移すほか、ハワイや米本土などに約5千人を移動させることが見込まれている。森永卓郎氏今アメリカが何をやろうとしているかというと…グアムに海兵隊を移転させるというのは、今まで日本列島がアメリカを守るための防衛ラインだったのを下げるということです大竹まことグアムに。...軍事音痴
1980年代後半、私は病院と自宅を往復するだけの人生を送っていた。たまに入院もしていたが、家で巣篭りというか引きこもっていることが多かった。時間はいくらでもあったが、体力がなかった。それなりに衰弱もしていたが、なによりも免疫力が低く、人込みなんて怖くていけなかった。なにせ電車に乗っていて同じ車両に咳をする人がいれば、その日の夕方には感染して発熱して寝込んでいたほどだ。サッカー部の部員と間違えられるほど太かった大腿筋は痩せ細り、上半身は骨と皮。別にマッチョ願望はなかったが、長年の闘病生活で病み衰えた身体は私の劣等感そのものだった。だからこそだと思うのだけど、この頃はけっこうマッチョな俳優が主演する映画を良く観ていた。ただ風邪などの感染症が怖かったので、映画館には行かず、もっぱらレンタルビデオ屋で借りて自宅の...プレデター
昨今、日本中で多発する熊による被害を拡大したいのが日本政府だ。ヒグマはもちろん、一回り小型のツキノワグマでさえ拳銃や散弾銃では倒せない。必然的にクマを狩る場合に使用するのはライフル銃かハーフライフル銃となる。ところが今年になり、ライフル銃及びハーフライフル銃に対する規制が強化された。現状、これらの銃器を保有するのは、長年クマの駆除に貢献してきた猟友会のハンターたちである。そして、猟友会のメンバーは高齢化により年々減少しているのは時折報道されている。具体的には、現在は狩猟免許の取得後すぐに所持することができるハーフライフル銃について、許可の基準をライフル銃と同じ、『猟銃を10年以上継続して所持している人』などに限定するとしています。ただでさえ銃規制は厳しくなり、特に威力のあるライフル銃などは規制強化され保有...会議室にクマはいない
車に関心がない人でもジープの愛称で知られる小型車は知っていると思う。第二次世界大戦中に開発されて戦場に投入された小型自動車である。小柄な車体だが走破性能は高く、壊れにくく、修理も容易である。武装はなく、装甲もないが、その抜群の機動力で兵士たちに愛用された。重い重機関銃を運んだり、傷病兵を後方に送ったり、まさに万能の自動車であった。戦後、ソ連も似たような車両を作ったが、ジープほどの信頼性の高いものではなかった。呆れたことに冷戦時代、アメリカに敵対していた左派ゲリラでさえもジープを愛用していたほどだ。その後アメリカ軍はジープの後継として大型の自動車を採用した。横幅が広く、車高が高い独特のスタイルで、愛称はハンビィーである。やはり固定の武器はなく、装甲も薄いがジープよりも大型であるため兵士の移動や武器、食料など...戦場を駆ける車
あの野郎、出入り禁止とはふざけんな。過去映像の使用も禁止だと!高慢も過ぎるぞ。俺たちマスコミ様が報道してやったからこそ人気者になれたという恩を仇で返すとはなんたることだ。お前らスポーツ選手なんて報道してやらなかったら、ただの運動馬鹿だろう。我々マスコミ様が報道してやっているからこそ知名度は上がり、報酬も上がり、人気も上がるってもんだ。なに?12億円の豪邸を勝手に公開して何が悪い。セレブの邸宅は強盗の的になるだと。それならそれで大ニュースとして報じてやるぜ。有名税だ諦めろ。強盗に新婦が傷つけられたらどうするかだと。それこそ号外ものの大ニュースじゃねえか。喜んで報道してやるから、出入り禁止を解除しろ。過去映像も無償で使わせろ。まったく運動馬鹿はマスコミ様の偉大さを分かってない。後になって泣いても知らねんぞ、フ...怒れる大谷