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2022/04/20

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  • ヒグマの食料

    北海道東部の牧畜農家を恐怖なさしめたヒグマ、OSO18が射殺された。撃ったのは役所勤めでハンター歴5年程度の新人さん。警戒地域外であったので、無造作に撃ち、その肉の一部は既に出荷されてジビエ料理として客の胃袋の中だそうだ。ひとまず安心だが、第二、第三のOSOが出没しそうで怖い。このOSO18が恐れられたのは、従来のヒグマとは異なる捕食行動を取ったからだ。クマは通常、獲物を埋めるなどして保管して、定期的に訪れて食べる。そこを狙うのがクマ撃ちの常道であった。しかし、このOSO18は異常に警戒心が強く、牧場の牛を60頭以上襲っても再び食べに戻ることはしていない。それゆえにベテランの熊撃ちハンターの追撃を逃れてきた。そこを事情を知らぬ新人ハンターが仕留めたというから分からないものだ。最もこの新人ハンターさん、エゾ...ヒグマの食料

  • 汚染水放出報道

    シナの政府が、日本の汚染水放出に執拗に文句を言っている。馬鹿なマスコミと、それに踊らされたアホな政治家が丁寧に科学的安全性を説得するなどと言っているが、見当違いだと思う。シナ人が外に向かって吠える時は注意が必要だ。ほとんどの場合、裏がある。今回の件では、放射能処理水に関して日本のみをターゲットにしている。これは日本ならば何を言っても大丈夫だと認識しているからだ。放射能処理水を海中に放出している国はけっこう多い。もちろんシナもそうだし、欧米のみならず世界中に散在している。しかし抗議のターゲットは日本だけである。日本だけならば、実質的な反撃はないと見下しているからに他ならない。そして、抗議の結果にはこだわらない。必要なのは世間の耳目を、この放射能処理水に集中させることが本当の目的だからだ。何故か?そこにこそ真...汚染水放出報道

  • 宇宙消失 グレッグ・イーガン

    久々に本格的なSF小説を読んだ。私が十代の頃は、空想科学小説と揶揄されて文壇では低く見られていた。いや一般的にも子供だましの娯楽小説だと蔑まれてきた。そんな風潮を私は嫌悪した。戦争の悲惨さをめそめそと嘆き平和の大切さを訴える小説や、男女の出会いと別れをうじうじと書き綴る小説ばかりを純文学だと持ち上げる大人たちに反発した。私にはSF小説こそ未来のフロンティアだと思えてならなかった。もちろんスペースオペラと称する娯楽小説もあまたあった。しかしACクラークやアシモフ、ハイラインのように人間の未来の可能性を高らかに謳い上げる本格的なSF小説は格別の存在であった。しかし、残念なことにSF小説は、映像の力を借りてようやく世間から認知された。そのきっかけとなったのは「未知との遭遇」であり「ET」であった。もちろん「20...宇宙消失グレッグ・イーガン

  • エンジンの製造は難しい

    地味な技術を侮るなと云いたい。ここ数年、EV車に積極的でない日本の自動車メーカーを誹謗し、コリアやシナの自動車メーカーを持ち上げる自動車評論家が目につく。日本の自動車メーカーがEV車に消極的なのは事実だし、コリアやシナが積極的なのは事実。その意味では間違いではないが、私は些かこの手の記事に違和感を持っている。ガソリン価格の上昇は、原油の枯渇問題と強く関連しており、従来のようなガソリン(軽油含む)燃焼型のエンジンによる自動車は、将来的には大きく減少するだろう。しかし、その解決策としてEV車は決して理想的ではない。現在、ほとんどの国では火力(重油や石炭、LPGガス)発電により電気を生み出している以上、電力供給網が十分配備されていない途上国ではEV車は適切ではない。またEV化を強制的に推し進めようと目論むEUで...エンジンの製造は難しい

  • 終わりなき戦い

    プーチンとゼレンスキー、どちらかが死なない限りウクライナ戦争は終わらない気がしてきた。まず大前提としていえば、ウクライナの地はロシアにとって絶対防衛線である。それを承知でウクライナをNATO軍側に引き込もうとしたのは他ならぬEUとアメリカだ。いわばロシアからすれば、先に手を出してきたのは西側である。一方、ウクライナからすればロシアは、ほぼ同族ではあるが過去散々に酷いことを強要してきた憎い相手でもある。しかしマルクスレーニン主義という金看板があった時は我慢できた。崇高な理想を実現する努力を共有できた。しかしペレストロイカによりソ連邦内部の事実上の崩壊が明らかになると混乱が生じた。ウクライナは地理的にもロシアに近く、また民族的にもかなりの融合が進んでいたため、そうそう割り切れなかった。実際、ソ連分裂以降、親ロ...終わりなき戦い

  • ゴッドサイダー 巻来巧士

    登場したのが早すぎた、あるいは掲載誌を間違えた不遇の漫画家だと思う。才能は確かだった。「北斗の拳」の原哲夫のアシスタント出身であり、「ジョジョの奇妙な冒険」の荒木飛呂彦のライバルとまで呼ばれた。画風は力強く、正統派の劇画と称しても良い。しかし少年誌に掲載するにはあまりにグロテスクな描写が多かった。それが魅力の一つではあったし、そのストーリーからしても必然性のあるグロテスクだと私は認めている。でも週刊少年ジャンプは子供向けの漫画雑誌であることが基本だ。ジャンプにはけっこう際どい描写がある漫画が少なくない。しかし、この作品は抜きんでてグロテスクな描写が特徴的であった。多分、親からの苦情もあっただろうと思う。あの頃、ヤングジャンプのような青年誌があったのならば、そのほうが掲載誌として相応しかったと思う。成人向け...ゴッドサイダー巻来巧士

  • 誤魔化しの謝罪会見

    組織というものは、大きければ大きいほど内部の不正を隠したがる。数年前、伝統あるアメリカンフットボールの名門である日大アメフト部が監督の指示で相手チームの選手を大怪我させたことが発覚した。当初は否定し、逃げ回った日大側だが最終的には認めざるを得ず、外部から理事を入れて、経営体質の刷新を図った。しかし、巨大な組織故に内部で不正を処理して、表ざたにしたがらない体質は改善されていなかった。それが分かったのが、今回の日大アメフト部員のマリファナ及び覚醒剤所持事件であろう。既報によると日大アメフト部では既に内部調査で薬物使用について分かっていたようだが、大学の面子を気にする経営陣がそれを隠蔽しようと画策していたようだ。しかし、それを良しとしない人たちがマスコミに漏らして事を大きくして、遂に警察が動き出す低落である。外...誤魔化しの謝罪会見

  • 山登りと遭難救助

    若い頃、山登りに夢中だった私だが、実は子供の頃は登山は好きではなかった。理由は簡単で、単に登るのが苦しいからであった。まだ両親が離婚する前だったと思うが、既に父は家に不在であった。そのせいか、母は私たち兄妹を外に積極的に連れ出すようになった。山登りもその一環であったようで、最初は東京西部の高尾山であった。この山は標高6百メートルあまりであり、登山道も整備してあり、幼い子供でも登れる。現在は外国人に人気の観光地と化している。問題は次の登山が、奥多摩の御岳山であったことだ。この山はハイキングの対象ではあるが、小学1年生の私にはきつかった。当然、幼い妹たちにもかなりの労苦であったと思うが、最初に根を上げたのは私だった。登山道の真ん中で座り込んでしまい、立ち上がる気持ちになれなかった。結局、近くの広場で昼食をとっ...山登りと遭難救助

  • アラバスター 手塚治虫

    手塚治虫が日本の漫画文化の象徴的存在であることは否定しない。ただ、手塚氏は性格が基本的に善人だったので、徹底した悪役を描くのが下手だと思っていた。だが、表題の作品を思い出してみると、悪役を描くのが下手だったのではなく、悪役を描くのが嫌いだったのだと分かる。週刊少年チャンピオンに1970年代初頭に連載された本作は、子供の心に深い傷をつけかねない危ない作品だった。そのせいで単行本化は遅れている。また秋田書店も積極的にセールスしたくなかったのか、どちらかといえば幻の作品に近い扱いであったと思う。実際、手塚治虫全集が刊行されるまで、私は記憶の奥底にしまい込んでいたほどだ。後のインタビューで手塚治虫自身が嫌いな作品として、この作品を上げている。思うに1960年代に吹き荒れた劇画ブームに抗い、人気作家の地位を失ってい...アラバスター手塚治虫

  • 日本女子サッカーの奮闘

    スターがいないから視聴率が取れない。これが試合を放送しない理由であるらしい。馬鹿らしくて腹が立つ。現在、オーストラリアとニュージーランドの二か国共催で行われている女子ワールドカップ大会で、日本代表チームが強豪ノルウェーを破ってのベスト8入りである。沢穂希擁するチームがアメリカを破って優勝したのが遠い昔に思えるほど近年は苦戦していたのが嘘のようだ。ところがマスコミがボンクラだ。TV放送をしないどころか、新聞のスポーツ面でも扱いは小さい。その理由が上記だという。馬鹿じゃなかろうか。私はネットで視聴しているが、見応えのある迫力ある試合をしている。少し前に欧州でも人気の長谷川唯選手を取り上げたが、この大会では彼女がサポートにまわり、代わりに若い選手が欧州や南米のチーム相手に大活躍している。その戦い方は、男子とも違...日本女子サッカーの奮闘

  • もつ鍋屋

    景気が悪くなるともつ鍋が流行るんだよな。そう私に呟いたのは、ある飲食店のオーナーだった。丁度バブルが弾けて、銀行の統廃合が相次いだ頃だった。当時、確かに雨後の筍のようにもつ鍋店が繁華街に増えだした。これはモツと呼ばれる内臓肉が安いからだ。私はそのオーナーにもつ鍋を献立に増やすのですかと問うと、その方は首を振り「面倒だから嫌だ」と答えた。変に思ったのは、このオーナー、自ら包丁を握るだけでなく、献立作り、ライバル店への視察と研究熱心な方で、仕事に関しては面倒くさがることは皆無であったからだ。不審がる私に教えてくれたのは内臓肉の仕入れの難しさであった。正肉と呼ばれる赤身の肉と内臓肉では仕入れルートが違うという。解体する市場自体が別系統であり、取り扱う業者も異なるそうだ。そして、内臓肉の仕入れは年季が要る。なにせ...もつ鍋屋

  • 古事記異聞 鬼の棲む国 高田崇史

    世界最古の王族と云われるのが日本の天皇家だ。なぜに天皇家が生き残ったのか、このことを不思議に思わないのは歴史的センスに欠けると思う。少なくとも実権を失った旧支配者は、歴史から消される。それが普通だ。子や孫はもちろん親戚でさえ情け容赦なく消されるのは、有史以来当然の理であったはず。少数ながら生き残った王族はいるにはいる。多くの場合、新しい支配者の眷属としてであり、利用価値がなくなれば消えていく。あるいは山奥やジャングルの奥深くに埋没して、人々の意識から消え去っているだけで、取り敢えず生き残った王族もいる。しかし新しい支配者にとって古い支配者は概ね邪魔である以上に危険な存在として認識される。だからこそ根絶されてきた。ところが日本列島のかつての支配者である天皇家は今日まで生き残った。実権もなく金銀財宝を持つでも...古事記異聞鬼の棲む国高田崇史

  • 声を聞かず

    学業成績優秀な政治家は役人に騙されやすい。いくら勉学が優秀でも、霞が関のエリート官僚には及ばない。そしてエリート官僚は作文の名人だ。分かりやすい資料を基に、政治家を上手に丸め込む。真面目で勉学優秀であった政治家ほど、エリートの手のひらで踊らされる。その典型が岸田首相だろう。河野も同罪だ。人の話を聞くのが自分の美点だとか言っているけど、役人の話を聞くだけで、国民の声に耳を傾けない。いや、傾けるふりをして、実際は役人の手のひらで踊らされている。だから、これだけ反対が根強いマイナンバーカードに固執し、健康保険証との統合を役人のスケジュール通りに進める自分に酔い痴れている。馬鹿だね。どうも自民党の政治家は公明党の固定票による応援に慣らされて、選挙区の有権者の声を聞くことを忘れているらしい。冗談抜きで、次の選挙で自...声を聞かず

  • 予想外の一撃

    厄介なことになった。今年10月から施行される改正消費税法におけるインボイス制度が、現在ふらついている。このインボイス制度は非常に問題が多く、私ども税理士会では5年前から反対していた。しかし、世間の反応というか新聞やTVといったマスコミ様の反応は鈍かった。その問題点を一言でいえば、零細事業者苛めになるからだ。これは元々、零細事業者を保護するため、規模の小さい事業者は消費税の納税義務を免除していることに原因がある。何時の時代でも経済は、弱い者の犠牲が必ずある。日本の場合、多層的な経済の流通システムが必然的に末端の下請け、孫請け業者に負担を求める。これは世界各国も同様であり、ヨーロッパでも小規模事業者へ無理な負担がいかないように、大型間接税(日本の消費税に該当)は免税の処置がなされている。これに倣い、日本でも同...予想外の一撃

  • 2026アジア予選の心配

    スポーツは政治とは無縁でありたい。でもそれは幻想に過ぎない。その典型例の一つがアジアサッカー連盟、通称AFCである。Jリーグ以前のワールドカップのアジア予選を覚えている人は少ないと思う。当時は中東の地での集中開催方式が主流だった。AFCは地域のサッカー協会としては世界最大である。中東から東アジア、中央アジア、オセアニアまでをも含み現在は世界の総人口の半数を擁する。まぁシナとインド、インドネシアがあるので必然ではある。広大なエリアであるため、一次予選、二次予選、最終予選まである激戦区ではあるが、欧州や南米に比べてレベルは低い。少し前まではアフリカにも大差をつけられていたが、近年はイラン、日本が本大会で好成績を上げており、徐々にではあるがレベルは上がってきている。だがAFC自体は中東のアラブ諸国に牛耳られてい...2026アジア予選の心配

  • 下るな

    誰だって苦しい時には楽をしたい。山岳事故は往々にして、そのような時に起こる。愛媛県の石墨山で77歳の女性が遭難死したとの報があった。同行していた76歳の男性と登山中に道に迷い、男性は川筋へ下ろうとしたところ、女性は滑落が怖いと言って別れた数日後の遺体発見であった。ちなみに遺体は白猪の滝近くで見つかったという。正直、報道だけではよく分からないが、山で道に迷った時の大原則を確認したい。まず第一にやるべきことは、元のルートに戻ること。しかし、道に迷った人の大半はこれが出来ない。読図をしながら行動する習慣がないので、元に戻れない。では、その次にやるべきことは現在位置を調べることだ。でも、これも出来ない人が多い。最近はGPS機能を付けたスマホなどもあるので、それを活用できれば良いが、なければ仕方ない。こうなると精神...下るな

  • 河童の三平 水木しげる

    幼い子供の頃の最大の恐怖は、母親がある日突然に居なくなること。だからこそ、この漫画を原作としたTVドラマは怖かった。ストーリーなんてろくに覚えていないが、帰宅した三平少年は母がいなくなったことが判明した場面だけが鮮明に思い出せる。というか、他の場面が思い出せない。当時はTVっ子だった私だけに、番組は見ていたはずなのだが、まるで覚えていない。ただ母がいなくなるという恐怖だけが心に刻まれている。ちなみに当時は、幼過ぎて原作の漫画はまるで読んでいなかった。大人になって漫画喫茶の存在を知ってからも、ほとんどトラウマ化していたが故に、手を出す気になれなかった。ところで2015年(平成27年)のことだが、原作者である水木しげる氏がお亡くなりになった。私はどちらかといえば、漫画家としてよりもイラストレーターとしての水木...河童の三平水木しげる

  • 8月は水曜休み

    東日本大震災以来なのですが、当初は節電のために8月水曜日は事務所を閉鎖していました。かなり電気を消費するので、節電に協力するつもりだったのです。で、いざやってみると仕事にメリハリが出て好評だったので、現在も継続しています。実は業界的には、8月は研修のシーズン。もっぱら改正税法などの勉強にあてていました。ぶっちゃけ仕事があまりない月なので、下手するとだらけてしまうのです。それを避ける効果があるので、今も継続している次第です。なお9月からは通常通り、平日は毎日更新する予定です。8月は水曜休み

  • プロレスってさ 上間馬之助

    ウルトラマンよりレッドキング、仮面ライダーよりも蜘蛛男。どちらかといえば悪役好きな私は、プロレスでも悪役贔屓である。しかし、外見的に好きになれなかったレスラーもいる。その代表が「まだら狼」こと上田馬之助だ。190センチの長身であり、大相撲出身のがっちりした体形なのだが、腹が出ているのが嫌で、あまり好きになれなかった。日本人レスラー初の悪役専門が上田馬之助だと云われているが、実力は相当なものであった。あの悪役王であるタイガー・ジェットシンが認めた数少ない相方であり、二人で肩を組んで入場する場面をご記憶の方もあろうかと思う。サーベルを振り回すシンと、竹刀で叩きまくる上田の入場時には、リング近くの観客は逃げ回って楽しんだものである。ターバンにサーベル、褐色の逞しい体躯のシンが目立ちすぎて、上田は地味な存在であっ...プロレスってさ上間馬之助

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