教員である皆様であればご理解いただけるかと思いますが、1単位時間の授業において、教えるだけが教員の仕事ではありません。知識や技能を教えることももちろん重要ですが、教えたことを活用する力や教えようとしていることを読み取る力、自ら考えようとする力など、目に見えない力を養う必要があります。
私が一番活きたなと思う経験は、授業運営に関するものです。これまでの記事でも書いてきましたが正直なところ、授業の進め方は大学教員よりも小・中・高校教員のほうが100倍上手いと感じています。 全ての大学というわけではないですが、批判を恐れずに言うと、偏差値の低い大学ほど、授業運営が難しいと聞いています。
今回は事務職員の方々との関係性についてお話ししたいと思います。現在働いている大学の事務員の方々を見ていると、頭が上がりません。多大なる支援をしていただき、授業、学生対応、会議など、様々な面でお世話になっています。 事務職員の方々のおかげで、我々教員がストレスなく仕事ができているといっても決して過言ではありません。
レポート課題を出したときに、多くの学生に見られる内容として、「授業のメモ」というものがあります。 そのままの意味であり、授業中に説明された内容をメモのように書き連ねるだけのレポートです。高校までの授業であれば、きちんと字数を守って授業内容をきれいにまとめていれば満点でしょう。ただ、大学においては最低ランクの評価です。
国公立と私立で働く教員においては、同じ仕事でもその重さや大きさが変わってくることがあります。そこで、よく言われる国公立と私立の大学教員の仕事の違いについてみていきたいと思います。まずは、大学教員の主な仕事となる授業数についてです。1回の授業を1コマとカウントし、1週間の中に何コマあるかという部分を見ます。
私が大学生の時だったかと思います。長期休暇の際に実家へと戻った時、母親からある占いの結果を伝えられました。なんでも、江原啓之氏のようなスピリチュアル系の方に私を含めた家族を占ってもらったらしいのです。しかも、占い師の人が言うには、江原啓之氏は後天的な能力者であり、その占い師は先天的な能力者だとのこと。
国民的アニメ「ONE PIECE」より、主人公を支える戦闘員の一人、ロロノア・ゾロが言った言葉です。 簡単に状況を説明すると、大規模な戦闘の後、相手の親玉をなんとか倒し、戦ったみんなが一息つこうとしていた瞬間、さっき倒した親玉と同等、もしくはそれ以上の相手が現れた、といった場面です。
卒業生の職場を訪れ、元気にやっているか話を聞いてくるという訪問です。訪問自体はその年の3月に卒業した学生を対象に、4月から9月を目安に行われます。訪問に当たっては、基本的に卒業生本人に話を聞きますが、就職先の上司に話が聞ける場合は上司にも話を聞きます。
公募戦士の精神衛生をつかさどると言っても過言ではない大学教員公募の「結果通知」。 公募に応募してから結果が来るまでの期間は、期待と不安が入りまじった、まさに地獄のような苦しみに苛まれる期間でもあります。私も公募戦線に出ていたころは、結果通知を今か今かと待ちわびていたものです。
4歳になると、個人での遊びに加え、ペアや小集団での遊びが活発化してきます。そのため、フープの操作をお互いに見られる環境を作ってみましょう。友達のフープ操作を見ることで、まねをしながら操作の向上が期待できます。また、色のついたフープであれば、色を識別する遊びを取り入れることで、遊びの幅を広げることができます。
2~3歳になってくると、フープの特性を活かした遊びができるようになります。つまり、転がしたり、くぐったり、内と外を区別したりといった遊び方がです。いろいろなタイミングや体の動かし方、友達との協力など、多くのことを学ぶことができます。個人はもちろんのこと、ペアや小集団など、友達との関わり合いも取り入れてみましょう。
今回は1歳児のフープ遊びについてお話しします。歳児は当たり前ですがフープの使い方を理解することは難しいです。そのため、まずはフープに触れながら、歩行が安定してきたら大人と一緒に遊ぶことを前提にフープに触れてみましょう。少しずつなれてきたら、電車ごっこなどのフープを介して外と中を分ける遊びにも挑戦してみましょう。
4歳児の縄遊び!!~縄跳びを中心とした跳び越す動きに挑戦しよう!!~
4歳児はいよいよ短縄や長縄を使った連続跳びができるようになる段階です。縄遊びは短縄や長縄を使った遊びだけではないのですが、連続跳びができるようになると挑戦できる技のバリエーションも増え、縄跳びに対する興味がさらに高まっていきます。また、縄跳びは目標を跳んだ回数で設定できるため、数に対する認識も高めることができます。
2~3歳児の縄遊び!!~ジャンプや追い越す動きにチャレンジしてみよう!!~
2~3歳児は少しずつ縄が跳べるようになってくる段階です。1歳児はその場でもジャンプすることが難しい段階でしたが、2~3歳になるとその場でジャンプすることができるようになり、縄を跳び越す遊びも楽しめるようになってきます。そのため、遊びの幅がこれまでより広がります。縄を跳び越す遊びも含めながら、縄遊びを楽しみましょう。
1歳児は縄を含めた道具で遊ぶことにまだ慣れていませんので、まずは縄で遊ぶことに慣れ、縄に親しむということが重要となります。縄遊びは首や体に絡まることがあるため敬遠されがちですが、遊び方に注意さえすれば活動量を十分に確保する遊びとなります。そして、使い方次第では幅広く遊ぶことができる道具です。
4歳児の鬼遊び!!~戦術や駆け引きをしながら友達との関わりを楽しもう!!~
4歳児は集団での鬼遊びが活発になる段階です。3歳までも小集団で遊ぶことはできていたかと思いますが、より大人数での活動が可能となるため、友達と協力する機会が増えます。そのため、捕まえたり、逃げたりするための戦術が自然と生まれ、より高度な駆け引きがみられるようになります。
2歳~3歳児の鬼遊び!!~いろいろなルールにそって遊んでみよう!!~
2~3歳児は歩行が安定し、走ることができるようになる段階です。1歳児は追いかける、追いかけられるという動作をルールのない状態で行うことが多いのですが、2~3歳児はタッチをしたら鬼が変わるというように、一定のルールのもとで遊ぶことができるようになります。遊びの幅が一気に広がる時期ですので幅広い鬼遊びに挑戦してみましょう。
1歳児の鬼遊び!!~移動に慣れてきたら追いかけっこをしてみよう!!~
鬼遊びはどこでも誰でも楽しむことのできる遊びであり、運動の強度に関しては「高強度」に分類されるなど、運動量の確保に関しても申し分ない遊びです。体の動かし方も学ぶことができ、個人的には最強の運動遊びだと思っています。種類も豊富ですので、発達に合わせていろいろな鬼遊びを楽しみましょう。
4歳児の表現遊び!!~身近な道具を利用して表現の幅を広げよう!!~
4歳児は身近なものの特徴をつかむことが上手になり、動物や乗り物の表現が巧みになっていく時期です。架空の表現だけではなく、布や段ボール、紙などの身近な素材に注目することで、普段の生活行動にも表現をつなげるとができます。道具や絵本、ペットボトル、新聞紙などを上手く活用しながら、表現遊びを個でも集団でも楽しみましょう。
2~3歳児の表現遊び!!~リズムに合わせて体を動かそう!!~
2~3歳児は自分の体の使い方が少しずつわかってくる段階のため、表現遊びの幅もかなり広がってきます。特に、音楽を使った遊びに関しては、曲調やリズムに合わせた動きができるようになるため、表現の仕方に変化が見られます。身近なものを表現しつつも、テンポやリズムを感じながら、自由な表現を楽しみましょう。
1歳児は歩行が安定していないこともあり、全身を使った動きもまだまだ未熟な部分があります。月齢が上がるにつれて、楽しいときには手を上げたり、音楽に合わせて拍手をしたりと、自分の思いを少しづつ表現できるようになってきますので、動きのバリエーションを増やしながら、楽しく体を動かしてみましょう。
4歳児のマット遊び5選!!~友達と競い合う遊びを取り入れてみよう!!~
4歳児はマットの安全性を活かした活動的な遊びが増えてくる時期です。マットの上で押しあったり、引っ張ったり、マット自体を揺らしたりと、マットの使い方やマットの上での遊び方が変化してきます。自分の身体を動かすことが中心だった3歳までと違い、友達との関わりも増えてくることから、少人数やグループ遊びも取り入れて楽しみましょう。
2~3歳児のマット遊び4選!!~いろいろな体の動かし方を知ろう!!~
2~3歳児は歩行も安定してくることから、マットでの遊びも移動手段が中心ではなく、前や後ろに転がったり、ジャンプして着地したりと様々な遊びができるようになってきます。そのため、自分の身体の動かし方をより意識した動きが可能となります。使い方を工夫しながら、転がったり、揺れたり、走ったりと、全身を使った動きを経験しましょう。
1歳児のマット遊び2選!!~全身を使いながら安全に遊ぼう!!~
1歳児は移動手段が安定していないため、子どもによっては歩いてる子、ハイハイしている子、ズリバイしている子と様々かと思います。しかし、マットの利点はどのような発達段階の子でも安全に遊ぶことができるという点です。マットは歩いたり、寝転んだり、転がったりと、全身を使った遊びが安全にできるため、低年齢児にもおすすめです。
4歳児の固定遊具遊び5選!!~固定遊具を活用した遊び方を考えてみよう!!~
4歳は固定遊具を活発に利用して遊ぶ段階となります。 そのため、固定遊具本来の遊び方に加え、固定遊具を活用した遊び方を考えてみましょう。普段、運動場や遊戯室などで行っている遊びを固定遊具でも行ってみたり、固定遊具だからこそできる遊びで遊んでみたりと、これまで以上に遊びに工夫を加えて楽しみましょう。
2~3歳児の固定遊具遊び5選!!~固定遊具そのものの遊び方を楽しもう!!~
2~3歳児は歩行も安定してくるため、固定遊具でも遊びの幅が広がってきます。何より、1人で遊べるようになるため、遊べる固定遊具の種類も増えてきます。固定遊具そのものの遊び方を楽しみながら、少しずつ固定遊具を活かした遊びに挑戦していきましょう。そして、その過程でいろいろな体の動かし方を経験しましょう。
1歳児の固定遊具遊び2選!!~大人と一緒に固定遊具を楽しもう!!~
今回は1歳児の固定遊具遊びについてお話しします。1歳児は歩き始めている子、ハイハイで移動する子など、まだまだ移動手段が定まっていない時期かと思いますが、大人と一緒に固定遊具でも楽しむことができます。固定遊具遊びの一番のメリットは、普段の生活
2020年から大学を含めた高等教育機関においては、いわゆる「無償化制度」が始まりました。 これは大々的に報じられていましたので、無償化というワードだけは聞いたことがあるのではないのでしょうか。その名の通り条件を満たせば、高等教育機関の入学金、学費が免除、減額になるほか、給付型奨学金ももらうことができます。
大学における学修には様々なものがあります。進学する専門分野によって、より特化した知識、技能を学びます。そして、忘れていきます。大学は知識、技能を学ぶ場所ではありますが、知識、技能、特に座学で学んだ知識に関しては、使わなければ忘れてしまうのが人間という生き物です。
腹をくくらなければならない場面はどういう場面なのかということを説明しておきます。簡単に言うと 「自分しか対処ができない状況」 が訪れた時です。助けを求めることができず、助けを求めることで子ども達に悪影響を与えてしまうような状況です。結論から言いますと、そのような状況になった時、人は「無」の感情で対処することができます。
今回は小学校教員から短大教員になることについてお話ししたいと思います。私は小学校教員から短大教員へとなり、その後大学教員となっています。経緯についてご存知ない方は、過去の記事をご覧ください。 これまでに記事にも同じようなことを書いているかもしれませんが、短大教員を経由して大学教員になるメリットについてお話しします。
これまでも大学教員公募について記事を書いてきましたが、今回の記事は少しイレギュラー的な内容となるかもしれません。結論から申しておくと「自分の業績に合った大学に応募しなければ、採用は厳しい」ということです。当たり前のように聞こえますが、私が申し上げたいのは、「業績が多すぎると警戒される」ということです。
大学教員公募においては、論文の数が重要となります。もちろん、判断材料はそれだけではなく、現場経験や学会発表、非常勤講師をはじめとした教歴なども判断材料にはなるのですが、最も重要視されるのは「論文」といっても過言ではありません。そして、論文は「質と量」のどちらが重要か、ということでよく議論になりますが、両方大事です。
私が勤めていた県では「指導主事訪問」というイベントがありました。イベントというと楽しいものかと思われるかもしれませんが、まったく楽しいものでなく、むしろ、大きな負担でした。この指導主事訪問とは、教育委員会の指導主事が各学校を訪問し、その学校に属している教員の授業を観察、指導するというものです。
あまり聞き慣れない「指導書」という言葉ですが、教員の方であれば多くの方がご存じかと思います。そして、中にはお世話になっている方もいらっしゃるのではないかと思います。簡単に説明しますと、指導書とは「教科書の解説書」のようなものです。解説だけではなく各単元における問いかけの仕方、内容の活用方法などについても書かれています。
説明する必要もないかもしれませんが、念のため、説明します。 教育研究業績書とは、その名の通り、これまでにどのような教育、研究を行ってきたのか、ということを書く書類であり、大学教員公募の要となります。この書類を基に採否(特に書類審査)が決まるといっても過言ではありません。
言うまでもありませんが、小学校教員の仕事は多忙を極めます。これは今に始まったわけではありませんが、近年は働き方に異を唱える行動が顕著にみられるようになり、教員の働き方はブラック中のブラックとされています。確かに激務であることは認めましょう。ただ、教員という職業を選んだ以上、激務だと言っていても現状は変わらないわけです。
大学生であればこの言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、それでも、聞いたことがあるというだけで、あまりピンとはこないかもしれません。また、「学友会」「学生自治会」「学友自治会」といったように、呼び方も大学によって様々です(この記事では「自治会」で統一したいと思います)。
授業力とは、「授業を円滑に進め、正しい知識を教授するとともに、学びに対する意欲をかき立てる内容を展開する力」とでも申しておきます。簡単にいうと、受講者が授業に集中でき、授業内容を正しく理解し、次の授業も受けたくなるような意欲をかき立てるような授業内容を展開できる力です。
今回は大学教員という職業を意識し始めた時期についてお話ししたいと思います。私が大学教員という職業に漠然となりたいな、と考え始めたのは大学3年生の時でした。就活が始まっていたわけではなかったのですが、ゼミ配属が決まり、少しずつ卒業研究に向けて研究の「け」の文字に触れていこうとしていた時期でした。
大学教員とは、基本的に研究によって得られた知見を授業等で教育、ひいては社会に還元する、という役割を担っているため、研究を行う責務があります。そのため、研究を遂行するための費用、つまり「研究費」が支給されます。基本的には所属する機関から支給される研究費が中心となるのですが、学内研究費は年々削られていると聞きます。
タイトルが意味不明ではあるとは思いますが、その説明は後回しとさせていただき、まずは大学院へ進学する方というのはどのような方なのか、ということについて考えてみたいと思います。大学院とは一般的に「大学院博士前期課程(修士課程)」のほうを示すことが多いのですが、「大学院博士後期課程(博士課程)」も存在します。
今回は、大学教員公募における「履歴書」についてお話ししたいと思います。 結論から言うと、履歴書における優劣は「ほぼつきません」。 基本的に履歴書というのは、その名の通り、その人のこれまでの履歴を書くためのものですので、その人にどのような経歴があるか、ということで優劣をつけることはありません。
大学教員は基本的に「研究室」として個室が与えられます。ごく稀に小規模大学や専門学校などの場合は、小学校などと同様の職員室スタイルの学校もありますが、研究を行う必要性があることから基本的には個室が与えられます。 これは個人的には大変良いことだと思うのですが、気をつけないとあっという間に泥沼にはまってしまうことがあります。
大学教員公募において、「志望理由書」は比較的求められやすい書類と言えます。 履歴書、研究教育業績書の次に求められることが多いのではないでしょうか。 年度末に切羽詰まって、誰でもいいから採用したがっている学校でなければ、ほとんど求められる書類となります。
実務家教員とは、現場での経験を経てから大学教員になられた方で、学校現場の場合、一般的には10年の実務経験が求められます。そのため、実務家教員になられる方は、最速で30代前半となりますが、多くの場合は現場で勤め上げた後に大学教員になられるため、60歳前後でなられる方が多い印象です。
大学教員の服装は本当にバラバラです。基本的に服装の規程がないため、皆、各々の好きな格好で大学にやってきます。男性はやはりスーツを着ている方が多い印象ですが、ジーパンにポロシャツで来る人もいれば、夏以外の季節はストールを巻いている方もいます。女性は本当にバラバラです。
学会発表とは、簡単にいうと自分の研究を発表する場所です。日本にはたくさんの学会があり、かなりマニアックな学会も存在しています。(日本Shock学会、日本思春期学会、日本ウマ科学会、など)内情はピンキリですが、マニアックなジャンルだとしても、非常に深く、科学的に分析を行っている学会もあり、名前だけではバカにできません。
大学教員や研究者であれば誰もが知っている言葉かと思います。論文検索ツールの一つである「Googleスカラー」のトップページにも表示されているこの言葉、かの有名なアイザック・ニュートンが広めたという説や、最初に用いたのはシャルトルのベルナールであるという説があったりします。
大学はストッパー的な役割を担っています。それは「免許・資格に関わる単位を認めるかどうか」という部分です。 免許・資格の取得に関連しない学部、学科であれば関係はないのですが、免許・資格を卒業時に認めるようなカリキュラムが組まれている場合、大学は免許・資格の取得に必要な単位を取っていることを前提に免許・資格を認めます。
失敗するチャンスを与えてやる。教育者にできることはそれだけだ。
今回の記事のタイトルは、私の大好きな漫画のセリフです。DAYS(デイズ)とは、気弱な主人公がサッカーと出会い、気弱なまま部活にのめりこみ、気弱なまま仲間たちと上を目指していくというストーリーです。この気弱な主人公は運動神経も良くなく、サッカーもしたことがない本物の素人ですが、「実直さ」「根性」で困難を打破していきます。
高校や大学は義務教育学校とは異なり、各大学におけるアピールポイントが必要となります。それはもちろん、他の学校との差別化を図るためです。 このアピールポイントは、HPやオープンキャンパスにおいて強く押し出され、うちの大学に入学すればこのような資格が取れます、このような経験ができます、といったことが説明されます。
民間企業ではありえないことを教育現場では当たり前のようにやっているといった投稿です。 実際に教員として働いている方からも、教育現場は激務だといった投稿が見られます。私は小学校、短大、大学と教育畑で働いてきたため他の職業との比較ができないのですが、少なくとも小・中・高校における業務は「激務」に当たると感じます。
今回は「挙手」における小学校と大学の違いについてお話ししたいと思います。 授業における挙手 授業における挙手とは、基本的には、教員の問いに対する自分の意思表示のための行為です。 教員の問いに対して具体的に回答をする場合、与えられた選択肢を選択する場合に「自分はこう考えます。」という意思表示を行います。
今回は紀要についてお話ししたいと思います。「紀要」という言葉は大学関係者や研究を仕事としている方でなければ馴染みがない言葉だと思います。「紀要」とは大学などの研究機関が発刊している学術情報誌のことです。(学術情報誌とは、様々な研究成果をまとめた雑誌のことです。)基本的には大学であればほとんどの大学で発刊されています。
今回は「善意」についてお話ししようと思います。善意という言葉について辞書を引いてみると、「よい心」「他人のためを思う親切心」といった説明があります。総じて、「他人のために自らが良いと思って行う行為」といえるのではないかと思います。 時折、私は周りの方からいろんなものを勧められる場面に出くわすことがあります。
今回は女子大を選択するということについてお話ししたいと思います。 前回も女子大について記事を書いていますので、ご覧になっていない方はぜひご覧ください。 前回は女子大における学生対応についてお話をしたのですが、今回は現代において女子大を選択する利点について考えてみたいと思います。
今回は女子大でよくある学生対応についてお話をしたいと思います。 私は短大で教員をしていたのですが、その短大は女子短大であったため、私が対応してきた中でも数の多かった3つお話しします。これは女子大ならではではないのかもしれませんが、圧倒的に多かった対応が人間関係に関する問題です。
私は小学校、短大、大学と10年近く教員を続けてきましたが、授業前は今でも緊張します。 もちろん、多少の慣れというものは出てきますので、学校に着任して初めて行う授業と、一年後、二年後に授業を行う授業とでは緊張の度合いは違いますが、それでも、全く緊張しない、ということはありません。
非常においしそうな名前の論文ですが、その実はまったくおいしくない論文の一種です。 サラミ論文とは、「本来1つの論文として掲載可能な研究を複数に分散して作成する論文」のことです。 例えば、「おいしいサラミ」に関する論文があったとしましょう。 (以下、空想の研究です。)
私は授業において基本的にパワーポイントを使っています。パワーポイントの活用には賛否両論ありますが、画像や動画、重要事項などをまとめやすいため、個人的には好きで使っています。そして、授業で使ったパワーポイントは授業後に学生が見られるように、大学のシステムを活用してアップロードしています。
大学教員公募というものは分野を限定しなかった場合、基本的には1年中行われていることがほとんどです。公募が1件もない時期というのはありません。 ただ、自分の専門とする分野において公募がでているか、というと話は別です。 これは各大学がどのタイミングで教員を補充するのかによって変わりますので、予測が難しいところがあります。
今回は「継続」ということについてお話ししたいと思います。 私がタイトルにある言葉と出会ったのは小学校3年生の時でした。私が通っていたスイミングスクールでは、水泳を行う際の約束事を全員で読み上げる習慣があり、一番最後に「継続は力なり」と読み上げてから水泳を始めるというルーティンがありました。
結論から申しますが、大学教員としての実績は、やはり「論文」だと思うのです。 現代ではテレビやネットが発達し、YouTubeなどを通じて情報を発信できる時代となりました。 そのため、大学教員もテレビだけでなくネットを通じた露出が比較的しやすくなり、その露出を業績とする方も増えてきました。
今回は科研費の獲得方法についてお話ししたいと思います。※今回の記事は大学教員を含め、研究者向けの記事となります。どうか、ご承知おきください。科研費とは研究者向けの記事と書きましたが、初めて科研費という言葉に触れる方もいらっしゃるかと思います
タイトルだけ見ると保護者対応に苦しんできたと思われるかもしれませんが、決してそうではありません。むしろ、保護者の方々に助けていただいたことが多く、非常に恵まれていた環境でした。もちろん、何のトラブルもなかったかというとゼロということはありませんが、学年主任や教頭、校長が召喚されるような大きなトラブルはありませんでした。
非常勤講師について説明をしておくと、非常勤講師とはその大学の「常勤」ではない、つまり専任ではない教員のことを指します。そして、主に2通りのパターンがあります。 ①非常勤講師をいくつかの大学で掛け持ちし、専任教員としての所属がない場合 ②数コマの授業を非常勤講師として担当しつつ、他大学に専任教員として所属している場合
いきなりですが、私は友達と呼べる人が少ないです。コロナ禍がさらに拍車をかけましたが、仕事関係以外の人とプライベートで会ったのは年に1回、2回程度だと思います。 悲しい人だと思われるかもしれませんが、私自身が人との関わりが苦手なため、特に悲観することもなく、充実した毎日を送っています。
まず、公募戦士とは、大学教員になるべく、大学教員公募に応募し続けている方々のことを俗に「公募戦士」と呼びます。同時に、公募に応募し続けている状況を「公募戦線」と呼んだりします。公募による採用形態をとっているのは大学教員や私立の教員が中心となるかと思いますので、国公立の教員の方々はあまり馴染みがないかもしれません。
私はこれまで小学校、短大、大学と渡り歩いてきましたが、それぞれの校種において、恋愛の傾向はすべて一緒だったと感じています。 その傾向とは、「職場恋愛が多い」というものです。 これはある意味自然と言えるのですが、教育現場は非常に閉鎖的な環境です。地域との関わりはありますが、プライベートな関わりはあまりないといえます。
小学校教員だった頃、悩ましかった業務の一つに「コメント入れ」というものがあります。教員の方、特に小学校教員の方々はお分かりかと思いますが、生活科の絵日記や図工で作った製作物、各教科における提出物など、様々な場面でコメントを入れることがあります。特に教室内の掲示物に関しては、確実にコメントを入れてから掲示をしていました。
学校という組織では授業などの本来の業務とは別に、学内全体に関わる仕事を割り振って担当します。 教員の方はわかるかと思いますが、学務分掌とは、いわゆる学内業務のことであり、小・中・高校でいう校務分掌に当たる仕事です。 この学務分掌は年度初めに学長や学部長から発表され、学部や学科の垣根を越えて業務が割り当てられます。
小学校教員だった頃、私は「こども達のために」という想いで働いていました。こども達が興味をもってくれそうな授業の構想や、丸つけ、作品へのコメント、掲示、などに加え、年賀状など、長期休暇の間もこども達へのアクションは欠かしませんでした。こども達の反応も悪くなく、保護者の皆さんも比較的理解を示してくださっていたと思います。
自分の話が長いと自覚したのは大学4年生の時でした。教員採用試験に向けて面接指導をしてもらっていたとき、自分の話が長すぎて、何を質問されていたのか分からなくなったことがありました。「つまり、何がいいたかったんだ?」と、自分でも何を回答しているのか分からなくなっていましたので、相手にも自分の考えが伝わるわけがありません。
まず、行事に対する準備についてですが、小学校では企画、準備、運営までを教員が全て行います。 夏に行われるPTAの行事などは例外となりますが、そのような例外を除くと、行事は全て教員主導で行われます。 一方、大学では入学式や卒業式は事務職員が主導となり、学園祭などの行事は学生、事務職員が主導します。
大学教員の肩書きには、基本的に助教、講師、准教授、教授という4種類があります。 厳密には助教の前に助手という肩書も入ったりしますが、基本的には助教から始まることが多いです。 また、これは日本における肩書きであり、海外では講師、助教授、准教授、教授といった順番、肩書であったり、上級講師という肩書が存在したりします。
大学教員の学歴、職歴といった経歴については、基本的にネット上で公開されています。これは、情報公開しなければならない内容の一部ですので、公開されていない大学があれば問題となります。また、研究者の情報を登録している「researchmap」というサイトがあるのですが、多くの大学教員はそちらにも自分の情報を登録しています。
最高の子育ては親がお金を稼ぐこと?~大きな声では言えない「裏教育論」~
本日は「最高の子育て」について考えてみたいと思います。マシュマロテストまず、「マシュマロテスト」と呼ばれる研究についてお話しします。マシュマロテストとは、最近流行りの「非認知能力」の一部である「忍耐力」を検証したテストです。1960年代~7
今回は、ダンベルと名言についてお話ししようかと思います。※教員とは全く関係のない話となります。ご理解ください。変わらないものタイトルにも上げた「ダンベル」と「名言」についてですが、この2つに共通することがおわかりでしょうか。一見、全く関係が
今回は卒論指導についてお話ししたいと思います。卒業論文卒論指導は小学校教員にはもちろんなく、大学教員の授業の中でも1年(ゼミ配属から考えると2〜3年)を通して行う授業であり、最も重い授業の一つだと考えています。ちなみに、4年制大学では芸術系
今回は私の年度末の給与明細についてご紹介したいと思います。国立大学であればある程度給与は同じになるのですが、私立大学は本当に大学によるため、ネット上にあふれている転職サイトや就職サイトにおける大学教員の平均給与などはあてになりません。以前も
今回は小学校教員と大学教員の休日の時間についてお話ししたいと思います。これまでの記事でもお話しした内容が出てくるかもしれませんが、悪しからず。小学校教員時代の休日これまでの記事でもお話をしてきましたが、私が勤めていた学校は激務の象徴のような
今回は大学教員公募についてお話ししたいと思います。最後は運?大学教員公募に関する情報はネット上に溢れていますので、進め方ややっておいた方がいいことについては、他の素晴らしい記事を参照していただけたらと思います。私が今回お話しすることは、公募
今回は「補教と補講」のお話をしようと思います。「補教」まず、補教と補講という言葉の意味について簡単に説明しておきますが、「補教」というのは、主に小学校で使われる言葉です。担任教員が研修などの出張や病欠をした際に、他の教員が代わって授業を行う
今回は周囲の信頼を得る方法について、私なりの考えをお話ししたいと思います。最初に断っておきますが、何をもって信頼を得られているのか、ということは人それぞれ違うと思います。そのため、今回お話しする方法を実践したからと言って、必ずしも信頼が得ら
今回は小学校教員と大学教員の人事についてお話ししたいと思います。小学校教員の人事小学校教員の人事は国公立と私立によって変わります。私立の小学校でお勤めの先生方は、「会社員」という位置付けになるため、その会社(学校)を退職しない限り、基本的に
今回は令和4年7月1日に廃止された教員免許状更新講習についてお話ししたいと思います。廃止された講習のことについてお話ししても仕方がありませんが、今だからお話しできる裏話もありますので、記事にしておきます。講習の準備まず、講習の準備は前年度か
「思考は現実化する」とは思わない。だが、「思考しなければ現実化することはない」
今回は、「思考が現実化する」ということについてお話ししたいと思います。あまり精神論を語るのは好きではないのですが、私が大学教員になるために必要な要素であったことは間違いありませんので、お話しさせていただきます。「思考は現実化する」とは思わな
今回は学会の役割についてお話ししたいと思います。 学会とは、ある専門分野に対しての研究成果を持ち寄る場であり、簡単に言えば、勉強会のような場です。 大学教員は研究成果を社会に還元するという責務がありますので、この学会で研究成果を発表することが一つの仕事となります。
大学教員の公募には、「一本釣り」という採用方法があります。 これは、最初から採用候補者が決まっており、その候補者を採用するために公募を起こすことです。このような言い方をすると、あたかも悪いことをしているような雰囲気が出てしまいますが、いわゆる縁故採用のようなもので、昔ほど多くはありませんが、今でも普通に行われています。
今回は「シラバス作成」についてお話ししたいと思います。小・中・高校の教員とは違い、大学教員特有の仕事の一つとして「シラバス作成」があります。 シラバスとは、簡単に言えばこれから行う授業の概要が書かれた授業計画書のようなものであり、学生はこのシラバスを確認して、受講する授業を決めます。
今日は子どもから学んだ出来事をご紹介します。 我が家には2歳とちょっとの子どもがいますが、先日、外泊した時の出来事です。 18時ごろに外を移動していたとき、子どもが 「お外、なんで暗いの?」 と聞いてきました。
今回は教員を辞める際のお話をしていこうと思います。 私は2度転職をしており、最初は小学校教員を辞め、次に短大教員を辞めています。 そのため、教員という職業を2回辞めているということになります。 他の職業にも言えることですが、教員は辞めづらい職業だと感じます。
小学校教員とも大学教員とも全く関係ありませんので、本当に興味のある方のみ、お読みいただけたらと思います。 内容についても、コツや秘訣などが書いてあるのではなく、自分の経験を書いていくエピソード形式で書いていくつもりですので、体験談としてお読みください。
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教員である皆様であればご理解いただけるかと思いますが、1単位時間の授業において、教えるだけが教員の仕事ではありません。知識や技能を教えることももちろん重要ですが、教えたことを活用する力や教えようとしていることを読み取る力、自ら考えようとする力など、目に見えない力を養う必要があります。
大学教員公募において、運は大変重要な要素と言えます。なぜかというと、他の校種とは違い、毎年採用試験が行われるわけでもなく、過去問があるわけでもなく、必要な人材の条件が公募ごとに変わるからです。何が言いたいのかと言うと、公募に定期的に起こされるものではなく、ある大学のあるポストに空きが出ない限り、公募は起こらないということです。
近ということではないのですが、前々から違和感を感じていたことがあります。 それは、「お金より幸せなことがある」「学歴が全てじゃない」と言った内容のことを周りに諭すように話す人達のことです。確かに、お金より幸せなことや、学歴だけが全てではないという世界もあるでしょう。 それは間違いありません。
現在、卒論指導の真っただ中ではありますが、最近ふと思うのは、「学生をいかにして救うか」という考えが染みついてしまっているなあ、ということです。 卒論指導だけでなく、普段の授業においてもレポートの内容がひどかったり、授業への取り組みが良くなかったりする学生がいたとしても、何とか単位をあげられないかと考えてしまっています。
大学教員公募も冬の時期に差しかかり公募情報から焦りが見え始める今日この頃ですが、公募情報を見ていると「update」という表示を見かけることがあるかと思います。jrecinでは緑色で表示されており、「新規」の表示である赤色のアイコンとは別の色で表示されているため、公募一覧を見ていると違いに気が付くのではないでしょうか。
見出しの出し方から予想できるかと思いますが、私個人として根性論は悪だと思っていません。 大学生と関わっている中でも、「つべこべ言わずにやれ」感じることは多々あります。ただ、社会の流れとして根性論はタブー視されるようになっており、根性論を唱えることとパワハラ認定されることは紙一重だと感じております。
世間的には「教え子に積極的にかかわる先生」がいわゆる「良い先生」として映るのではないかと思っています。確かに、子どもたちと積極的に関わり、学校生活の時間を共有することで、子どもたちの情報は手に入るかもしれません。ただ、「こどもと積極的にかかわる先生」=「良い先生」というのが妄想であるということをお話ししたいと思います。
今回は秋の公募が小学校教員におすすめだということについてお話ししたいと思います。タイトルと冒頭には「小学校教員におすすめ」と書きましたが、中学校、高校、特別支援学校、高専など、他の校種の先生方にもおすすめです。異動を考えている大学教員にもおすすめとなりますので、小学校教員だけにこだわらずにお読みいただけたら幸いです。
タイトルを見るとややこしく感じてしまうかもしれませんが、何を言いたいのかといいますと「何事も予定していたこと、予想していたことの通りにはいかない」ということです。例えば、週末にディズニーランドへの旅行を計画していたとしましょう。多くの方は週末を楽しみにモチベーションをあげたり、当日のスケジュールを考えたりするでしょう。
公募内容が細かく書かれているというのは、どういうことなのか説明したいと思います。例えば、担当予定の科目や授業内容、賞与の有無、公募スケジュールなど、それぞれの項目において詳細に書かれている、ということを意味しています。ただ、細かく書かれている公募から読み取れる意図としては、二つの背景が考えられます。
「イライラした時の対処法」「ストレス解消法」などと言った方法は巷に溢れておりますので、今更お話しすることもないかと思っていました。 ただ、私のイライラした時の対処法は特殊だと知人に指摘されたことから、一つの考え方として、何かのきっかけになればと思い、今回、記事にしてみることにしました。
教員の方は聞きたくもないくらい聞いたことのあるワードだと思いますが、指導案をご存じない方のために簡単に説明しておくと、授業を進めるための計画案のようなものです。 授業を行う意図、板書、子ども達への質問、子ども達からの予想される回答、子ども達の動き、授業の流れ、などが書かれた計画案といえます。
大学教員公募の数が徐々に増えてきており、公募人事が本格化する夏を迎えようとしております。そのような中で、転出先を決める最重要事項ともいえる項目が「待遇」だと思います。もちろん、研究環境や立地、学生の質など、何を重要視するかはそれぞれですが、待遇は生活に直結する事項ですので、昔も今も最重要事項の一つといえるでしょう。
ご存じでない方もいらっしゃるかと思いますので「サイヤ人」について説明しておくと、漫画「ドラゴンボール」に登場する異星人の種族名です。サイヤ人は戦闘民族でありますので、戦闘に特化した様々な特性を持っているのですが、その中でも特筆すべき特性があります。それは、瀕死の状態から回復した際、戦闘力が大幅に上昇するというものです。
最近の傾向についてお話しする前に、年度が変わり、徐々に公募数が増えてきました。大規模大学の一部は前年度(2023年度)から次年度(2025年度)の募集をすることがあるため、例外的なところもありますが、ほとんどの大学がここから夏にかけて公募数を増やしてきます。 そのため、これから大学教員の闘いが本格化してきます。
今年度は2つの場所で非常勤の採用をいただきました。 採用は前期1つ、後期1つとなりますので、現在進行形で進んでいる前期の非常勤先についてお話をします。今期の非常勤は2コマ担当となっており、本務校で教えている内容と重なっているため、本務校と合わせると3回同じ内容の授業を行うこととなります。
大学や研究職に就かれている方でないとぴんと来ないかもしれませんが、研究費というのはその名の通り、研究を遂行するために使えるお金であり、自分の私腹を肥やすためのものではありません。たまに研究費の不正利用で話題になる人がいますが、それは、研究以外に研究費を使ってしまっているからです。
jrecinをご存じない方のために簡単に触れておくと、jrecinというのは大学教員の公募情報が集まるサイトのことです。基本的に大学教員を目指す、または大学を異動したいと思った時には、こちらのサイトで公募情報を確認し、応募します。大学のホームページにしか載らない公募などもありますが、ほぼすべての公募が集まります。
義務教育学校まではあまり関わりがないかもしれませんが、高校、さらに大学になると、髪の毛の色を染めてくる生徒、学生が出てきます。髪の毛の色を染めること自体に何も感じることはありません。私も学生の頃は染めたこともありますし、おしゃれの一環として楽しむ分には全く問題ないでしょう。
仕事が早い人の要因には様々なものがあります。事務処理能力が高い、集中力が高い、的確に仕事を振ることができるなど、その他にも多くの要因があるかと思います。そもそも仕事が少ない、仕事が簡単など、ネガティブな要因ももちろん含まれている可能性があります。ただ、個人的には共通している点があると感じています。
最近の傾向についてお話しする前に、年度が変わり、徐々に公募数が増えてきました。大規模大学の一部は前年度(2023年度)から次年度(2025年度)の募集をすることがあるため、例外的なところもありますが、ほとんどの大学がここから夏にかけて公募数を増やしてきます。 そのため、これから大学教員の闘いが本格化してきます。
今年度は2つの場所で非常勤の採用をいただきました。 採用は前期1つ、後期1つとなりますので、現在進行形で進んでいる前期の非常勤先についてお話をします。今期の非常勤は2コマ担当となっており、本務校で教えている内容と重なっているため、本務校と合わせると3回同じ内容の授業を行うこととなります。
大学や研究職に就かれている方でないとぴんと来ないかもしれませんが、研究費というのはその名の通り、研究を遂行するために使えるお金であり、自分の私腹を肥やすためのものではありません。たまに研究費の不正利用で話題になる人がいますが、それは、研究以外に研究費を使ってしまっているからです。
jrecinをご存じない方のために簡単に触れておくと、jrecinというのは大学教員の公募情報が集まるサイトのことです。基本的に大学教員を目指す、または大学を異動したいと思った時には、こちらのサイトで公募情報を確認し、応募します。大学のホームページにしか載らない公募などもありますが、ほぼすべての公募が集まります。
義務教育学校まではあまり関わりがないかもしれませんが、高校、さらに大学になると、髪の毛の色を染めてくる生徒、学生が出てきます。髪の毛の色を染めること自体に何も感じることはありません。私も学生の頃は染めたこともありますし、おしゃれの一環として楽しむ分には全く問題ないでしょう。
仕事が早い人の要因には様々なものがあります。事務処理能力が高い、集中力が高い、的確に仕事を振ることができるなど、その他にも多くの要因があるかと思います。そもそも仕事が少ない、仕事が簡単など、ネガティブな要因ももちろん含まれている可能性があります。ただ、個人的には共通している点があると感じています。
新年度となり、ほとんどの職場で新入社員や新入職員が入ってきたのではないでしょうか。それに伴い、新体制が構築され、会社や学校でも新しい組織として年度が始まっていきます。私の職場でも、新任教員、新任職員が着任し、全体での顔合わせの会議が行われたところです。年を重ねるにつれ、この新年度に感じるようになったことがあります。
まず一つ目の人種は研究に傾倒する「研究没頭人」です。その名の通り、研究に全ての力を注ぎますので、業績が大量に蓄積されており、外部資金もガンガン取得してきます。大学教員の主な仕事は研究と教育ですので、最も大学教員らしい人種と言えるかもしれません。大学としても、顕著な研究成果を挙げる人というのは、外部向けの宣伝になります。
以前の記事でもお話ししていますが、私は現在1校の非常勤講師を務めており、次年度からさらにもう1校の非常勤講師を務めさせていただく予定です。持論ですが、時間が許すのであれば、非常勤講師はやったほうが良いと思っています。時間や労力が割かれるのは仕方がないのですが、デメリットを超えるメリットがあると感じています。
研究の世界というのは、想像以上に残酷な世界だと感じています。 大きな研究ができる人はさらに大きな研究へと進みますが、小さな研究をいくら積み重ねたところで、大きな研究へとつながることはほとんどありません。稀に小さな研究が大きな研究へとつながることがあるかもしれませんが、確率的に宝くじのようなものでしょう。
今回は自己点検委員会に絞ってお話ししたいと思います。簡単に紹介すると、大学がきちんと運営されているかどうかをチェックする内部機関となります。大学に勤めていなければ聞き慣れない機関かもしれませんが、おそらく、一般企業であれ、教育機関であれ、どのような部署であれ、自分達の活動を振り返る機会があると思います。
春休みである2月、3月は大学教員にとって研究を進める絶好の機会となります。そのため、夏ほどではないですが、学会などが開催される機会も多くなり、研究に打ち込める時間が確保しやすい時期です。 ただ、3月に入ると、途端に増える仕事というのがあります。小学校教員の皆様であれば、成績評価、要録の作成などが挙げられます。
、小見出しの言葉は「木を見て森を見ず」という故事成語に倣った言葉です。 故事成語本来の意味としては「小さいことに心を奪われて、全体を見通さないことのたとえ」ということですが、その意味に倣って、大学だけを見て、その運営母体である法人まで確認しないのは危険だということをお伝えしたいと思います。
私は海外の大学で働いたことがないため、実体験をお話しすることができないのですが、海外から日本に戻られた先生方は口をそろえて、「日本の大学教員は事務作業が多い」と言われます。最近拝見したYouTubeの中でも筑波大学の柳沢正史先生が同様のことをおしゃっていました。京都大学の山中伸弥先生も同様のことをおっしゃっていました。
ポジティブマンとは、私が勝手に考え出した言葉ですので、一般的には使われていない言葉です。Kis-My-Ft2というグループがPositive Manという楽曲を出されているようですが全く関係ありません。テキトーに呼んでいるだけですので意味づけもテキトーでして「常にポジティブ思考な人」という意味合いでしか考えていません。
現在、大学は春休み中です。小学校から高校までの先生方も、3月下旬からほんの少しだけ春休み期間に入るのではないかと思います。もちろん、春休みというのは「学生や子ども達が」ということであり、教員に休みはありません。ただ、授業という職務から解放されるだけでも、気持ち的にだいぶ楽になるのは事実です。
本来行うべきであった仕事が諸事情により延期となり、延期となったが故に、私が以前から予定していた仕事とバッティングしてしまうという事態が起きました。 以前から予定していた仕事は研究関係のものだったため、優先順位としては本務のほうが高くなるのですがどうしても外すことができず、同僚の先生に代わってもらうこととなりました。
これまでの人生を振り返っていただき、一度も努力をしたことがないという人は、おそらく皆無でしょう。 子供の頃から、どこかしらで「頑張らないといけない」という機会が訪れていたのではないかと思います。 幼稚園のお遊戯会の練習や学校のテスト、資格の勉強など、年齢が上がったとしても、その機会は幾度となく押し寄せてきます。
百聞は一見に如かずという言葉は、誰しもが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。「百聞は一見に如かず」という故事の意味を確認しておくと、人から何度も聞くより、一度実際に自分の目で見るほうが確かであり、よくわかる。という意味ですが、これは「見る」ということに限らず、広い意味で「経験」にも置き換えられると思っています。
大学教員になれるかどうかというのは、最終的には運だと思っていますが、様々な要素が重なり合って採用が決まるというのは否定できません。今回はその要素の中で3つを取り上げ、その要素の組み合わせから確率を導き出したいと思います(個人の偏見ですので、私の経験以外の根拠はありません。悪しからず。)