chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
arrow_drop_down
  • アンソニー・ホロヴィッツ『殺しへのライン』を読む

    アンソニー・ホロヴィッツ著、山田蘭訳『殺しへのライン』(創元推理文庫Mホ15-7、2022年9月9日東京創元社発行)を読んだ。創元社の内容紹介&裏表紙『メインテーマは殺人』の刊行まであと3ヵ月。プロモーションとして、探偵ダニエル・ホーソーンとわたし、作家のアンソニー・ホロヴィッツは、初めて開催される文芸フェスに参加するため、チャンネル諸島のオルダニー島を訪れた。どことなく不穏な雰囲気が漂っていたところ、文芸フェスの関係者のひとりが死体で発見される。椅子に手足をテープで固定されていたが、なぜか右手だけは自由なままで……。年末ミステリランキングを完全制覇した『メインテーマは殺人』『その裁きは死』に並ぶ、〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズ最新刊!この作品に限らず、「ホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ」全般が、...アンソニー・ホロヴィッツ『殺しへのライン』を読む

  • ウクライナ料理店へ

    吉祥寺のヨドバシカメラ裏のごたごた街にあるウクライナ避難民家族によるウクライナ家庭料理の店「BabusyaREY」でランチした。場所は、吉祥寺大通りからヨドバシカメラ南側のベルロードに入り、2本目のクックロードとの角(肉寿司の店)を右に曲がりすぐ。「吉祥ビル」手前の2F。土日祝日の11時~15時にしか開店しない。階段を上がり、この鉄のドアを開ける勇気のある人だけが入ることができる。私はドアの窓から覗いて食べている人を確かめてからドアを開けたが、満員で、外で待たされた。中はカウンター席8人できゅうきゅう。東京都のコロナ対策済のステッカーがむなしい。カウンターの中には、料理を作るウクライナ人(多分)の若い女性が3人の他に、英語ができる日本人の若い男性がいて注文などを受けてくれる。私は、ランチセット(メイン1,...ウクライナ料理店へ

  • 1月(1)の散歩

    散歩中に見かけた大きな正月飾り。今年は辰年(龍年)だったっけ?ゼラニウム。昔、我が家にもあって、たいして水やりもしないのに、四六時中咲いていて丈夫な花で良いのだが、臭いにおいがして、粗末に扱っていた。葉が赤いのだが、ゼラニウム??Googleは「金正日花」と穏やかじゃないこというのだが?「シクラメンほど寂しい花はない」と布施明が歌ったが、その通りなシクラメン。道路際の花壇が鮮やか。パンジーに、後ろに並ぶのはキンギョソウ?ピラカンサの生垣。いったい年に何回実をつけるのだろう。梅か?桃や桜はまだ早い。これは、これは、お宅はミモザじゃございません?五日市街道で見かけた建物。「犬の幼稚園いぬわん」とあるのだが、犬の訓練所?それとも犬がいる幼稚園?ぶっといタイヤの自転車。見るからに疲れそう。吉祥寺駅の南口、末広通り...1月(1)の散歩

  • 数年ぶりの「鮨たなか」

    西荻窪駅を降りて、南口の象がぶら下がる狭い「西荻南口仲通街」を行き、神明通りを横切って、五日市街道に突き当たる手前左側、駐車スペースに奥に「鮨たなか」がある。駅から10分程度。昼は営業していないし、17時を過ぎても、下の写真のように看板もなく、無地の暖簾が下がるだけ。まさに隠れた名店だ。我々はここ数年すっかりご無沙汰していて、このブログにも初登場の名店だ。今日はいつものランチでなく、ディナーなので17時からの予約。ひょうひょうとして気さくな店主の田中さんが一人でカウンターの内側にいて、あとはお手伝いの女性が二人だけ。以前は若い衆が1,2人いたのだが、コロナで10席+畳のコーナーを、カウンターの8席のみに減らしたという。一人でのびのびと握っているという様子だった。嫌いな物はないと告げて、おまかせにする。申し...数年ぶりの「鮨たなか」

  • 石田夏穂『我が友、スミス』を読む

    石田夏穂著『我が友、スミス』(2022年1月25日集英社発行)を読んだ。題名を見て、スミスってカッコいい奴なんだろうな、と思った。主人公が女性だろうとわかって、一体どんな物語なんだろうと、同志もの?恋愛もの?……、いろいろなケースを想像してしまった。ところが「ギッチョン、パイのパイのパイ」。「火曜は脚の日だ」と始まる??スミスとは、スミス・マシンのことで、筋トレのトレーニング・マシンのことだった。若き女性が筋トレを始め、はまって、ボディビルの大会に疑問を抱えながら挑戦するという話だった。以下、様々な筋トレマシンと、筋肉の話が延々と続く。昔、相方とフィットネスに週2、1年少し通っただけの私でも、これが面白い。ついつい引き込まれてしまうという、実に変な話なのだ。変な話、だ~い好き!集英社の内容紹介「別の生き物...石田夏穂『我が友、スミス』を読む

  • 台湾カステラを買う

    キラリナ京王吉祥寺の2Fの台湾カステラ専門店「名東」で台湾カステラを買った。普通のカステラは生地をそのまま焼くので、密度の高いしっかりした食感になる。一方、台湾カステラは、生地をオーブンで蒸し焼きにするので、しっとり、ふるふるのやわらかい食感になる。これが購入した台湾カステラのオリジナル。その他、タロイモクリームなど7種類ある。切り口も文字通りプルプル、フワフワ。運び方が悪かったのか、上面はしわが寄っている。かなり大きく切ったが、口の中でふんわりと小さくなって、消えてゆく。頼りないがおいしい。主要素材は現地台湾から直輸入し、開店から閉店まで(10時~21時)店内で焼き続けている。冷蔵庫で冷やすと、全体に味がなじみ生地がしっとりし、ラップをかけずに電子レンジで温めると、焼き立てのふわふわ触感になるという。台湾カステラを買う

  • キラリナ京王吉祥寺の「And Cafe Sacai」でランチ

    武蔵野市吉祥寺をプラプラすることが多いのだが、井の頭線吉祥寺駅直結の「キラリナ京王吉祥寺」にはなぜかあまり立ち寄らない。「キラリナスターバックス」や、「椿屋カフェ」で何回か休み、発酵バター専門店「HANERU」、1階の「SoupStock」と「おむすび権兵衛」を紹介したくらいだ。と言っても、我がブログを検索してみると、けっこう出てくること。そもそも、2014年4月「キラリナ」のプレオープンに行ったのだから、付き合いは長い。前置きはそれくらいにして、今回は4階の「AndCafeSacai」(アンドカフェサカイ)という変な名前のカフェ(というよりコーヒースタンド?)で、例によって簡単なランチしたというだけ。この写真の後ろに席がある。4階なのでそれほどでもないが、眺めは、とくに空が良い。私は、「ルッコラと生ハム...キラリナ京王吉祥寺の「AndCafeSacai」でランチ

  • さんまる食堂でランチ

    三鷹台駅の南東へ2,3分。インスタには「三鷹台駅徒歩30秒!!」とあった。(三鷹市井の頭1-28-45、LunchTime11:30~14:00(LO13時半)のれんの字が読みにくいが「さんまる食堂」と読む。メニューの「〇〇〇煮」は、「さんまる煮」と読む。私は、週替わりのピリ辛の鶏唐揚げ(?)。ボリュームもあってなかなかのお味。相方は鶏からあげ。美味しかったとの事。帰り道に、満艦飾の柑橘系。淡いグラデーションがあって、透き通るような赤いバラ。さんまる食堂でランチ

  • 益田裕介『精神科医の本音』を読む

    益田裕介著『精神科医の本音』(SB新書591、2022年8月15日SBクリエイティブ株式会社発行)を読んだ。裏表紙にはこうある。患者が知らない精神科医療の裏側を明かす!精神科・心療内科に通うことは、もはや珍しくない時代になった一方で、何かと批判を受ける「精神科医療」。その根源には。「こころの病」を治療するというわかりにくさがある。「なぜ診断が変わるのか」「なぜ診察が短いのか」「薬やカウンセリングに効果はあるのか」……現役精神科医が、建前抜きの本音で、精神科医療の現実を伝える。精神科医師は「弱っている人に寄り添うのが大切」などいうくせに、ろくに話も聞かず、抱きしめもせず、診療は5分で終わる。などなどわかりにくい精神科治療の理解を少しでも進めようとする本。私の評価としては、★★★★☆(四つ星:お勧め、最大は五...益田裕介『精神科医の本音』を読む

  • かじがや卓哉『今度はスゴいスマホ』を読む

    かじがや卓哉著『iPhone芸人かじがや卓哉の今度はスゴいスマホAndroidスマ―トホン対応』(2019年9月1日インプレス発行)を読んだ。私はAndroidスマホを使っているが、パソコンに比べて小さな画面で、文字が読みにくい上に文字入力が早くできないので、長文入力や、エクセル、画像処理などは基本的にパソコンを使う。ブログもパソコンで書いて、読んでいる。スマホは、カメラや、すぐに情報検索したい時のChrome、歌を聴くYouTube、予定確認のカレンダー、歩数計、アラームなど簡単な作業にしか使わない。それでも徐々に比重がパソコンからスマホに移ってきており、最近のスマホの機能の1,2割しか使っていないという自覚がある。そこでスマホの使い方の本を読んで、便利な機能をざっと知っておきたいと思った。以下、参考に...かじがや卓哉『今度はスゴいスマホ』を読む

  • 大鵬でランチ

    吉祥寺パルコの裏通り、レンガ通りと言うらしいが、「KALDI」の手前に「大鵬」という店がある。大鵬と言う名前で、前から気になっていたのだが、こんな薄暗い通路を入っていくので気味悪くて敬遠していた。ゆっくり眺めてみると、「隠れ家造りの癒しの里大鵬本店」とあり、「大船渡直送カキフライ定食」につられて11時半の開店と同時に入ってみた。店内は各テーブルの手前の大きな板と、仕切りで区切られた隠れ家的雰囲気?壁には「ルービロポッサ」じゃなくて、サッポロビールの懐かしいポスター。会社名は「大日本麦酒株式会社」とある。一番下には「飲酒運転は……」と左から書いてあって、復刻版。箸袋には、「吉祥寺パルコ前本店」とあるが、実際は「パルコ裏」だし、ホームページにも「パルコ裏にございます」とある。ランチはうな重以外はごく庶民派のメ...大鵬でランチ

  • 烏骨鶏(うこっけい)の卵、食べ納め?

    烏骨鶏という鶏の品種がある。烏骨とは黒い骨の意味で、皮膚、内臓、骨が黒色で、羽毛は白と黒がある。小さな鶏で、卵も小さい。高価なのに、懐に余裕があって気が大きくなって、何回が買って食べたことがある。今回買ったのは、4個入りで820円。1個約200円、通常の卵なら6個、1パックが買える。たまたま生ガキと並べることになったのだが、小さい!割っても当然小さい。色が濃くて黄身が盛り上がっているような気がする。1個200円と唱えながら生卵で食べたが、6倍美味しかった。今回こそ食べ治めだろう。烏骨鶏(うこっけい)の卵、食べ納め?

  • 久我山から三鷹台へブラブラ

    井の頭線の久我山駅を降りて、南へ歩き出す。玉川上水に出て、三鷹台駅南までブラブラ(ラブラブは検閲)歩いた。13,000歩の大旅行?になってしまった。まず、久我山駅南の神田川を久我山橋で超え、横断歩道を渡って岩通通りを南に一路。坂を上って延々と並ぶ商店街を抜けると、東八道路の登り車線にぶつかる。平行する玉川上水にかかる岩崎橋を渡ると、東八道路の下り車線にぶつかる。下の写真の右側が玉川上水と岩崎橋。橋の上から上水を覗いたが木々が茂っていて水面は見えなかった。近くにあった看板をいくつかご紹介。玉川上水散策マップ。上水の両側は延々と連なる散策道。羽村から四谷までの43キロを開水路で、その先の江戸市中は石管や木管で給水する。幕府の命で(後の)玉川兄弟が驚異のわずか1年有余で完成した。大きな敷地を持つ岩崎通信機。上水...久我山から三鷹台へブラブラ

  • 辻堂ゆめ『トリカゴ』を読む

    辻堂ゆめ著『トリカゴ』(2021年9月30日東京創元社発行)本書の表紙裏にはこうある。蒲田署刑事課強行犯捜査係の森垣里穂子は、殺人未遂事件の捜査中に無戸籍者が隠れ住むコミュニティを発見する。そのコミュニティ、通称“ユートピア”のリーダーはリュウ、事件の容疑者ハナは彼の妹だったのだ。無戸籍者を取り巻く状況を知った里穂子は、捜査によって彼らが唯一安心して暮らせる場所を壊してしまうのではないかと苦悩する。だが、かって日本中を震撼させた“鳥籠事件”との共通点に気づき……。辻堂ミステリーの到達点、著者最高の力作!第24回大藪春彦賞受賞作名取宏子は、鳥とともにアパートの一室に、養育を放棄し子供二人を数年間、監禁していた(鳥籠事件)。その後、施設に保護されていた被害者の3歳の将太と1歳の桃花が誘拐され、行方不明となった...辻堂ゆめ『トリカゴ』を読む

  • クレヨンハウス吉祥寺でランチ

    青山通りにあったクレヨンハウス東京店(表参道店)は11月23日に閉店し、12月17日吉祥寺大正通り沿い、藤村女子中・高等学校近くに移転、東京店(吉祥寺)としてオープンした。2階が絵本・子どもの本、木のおもちゃ、女性の本を扱い、1階がレストラン、オーガニック食材などの店。元文化放送アナウンサー・作家の落合恵子さん主宰で、大阪にも店舗がある。12月28日(水)11時半にクレヨンハウス吉祥寺に着くと、ランチは行列で、席についたのは12時過ぎ。下は1階の写真で、左側の手前が調理場、真ん中が奥まで食事テーブルで、右側壁が野菜、オーガニック商品。奥にもオーガニック化粧品などの売り場がある。食事はビュッフェスタイルで、順番が来るとトレーを渡されて、左側の真ん中のカウンターでおかずや味噌汁などを自分で取って、テーブルで食...クレヨンハウス吉祥寺でランチ

  • 傘寿の花

    私、なんと信じられないことに、暮れに80歳を迎え、傘寿となりました。今、交通事故にあったら80代老人とまるめて書かれてしまう。本当は80歳+6日なのに!気をつけねば。傘の字の略字「仐」を分解すると八十となることから傘寿(さんじゅ)。88歳は、米の字を分解すると八十八となることから米寿(べいじゅ)。90歳は、卒の字の略字「卆」が九十と読めることから卒寿(そつじゅ)。99歳は、百の字から一を引くと「白」になることから白寿(はくじゅ)。想えば、むかしむかしのことでした。48歳の時、職場の集まりで、ことしの年男として皆の前に何人かと引っ張り出された。ふと「あと一回りしたら赤いちゃんちゃんこ着て還暦だ」と愕然としたものでした。その60歳の還暦は、まだ働いていたこともあり、年寄りの自覚はまったくありませんでした。65...傘寿の花

  • 皆川明『生きる はたらく つくる』を読む

    皆川明著『生きるはたらくつくる』(2020年6月27日つるとはな発行)を読んだ。つるとはな社の内容紹介魚市場でアルバイトをしながら、たったひとりで始めたブランド「ミナペルホネン」。創業25周年を迎えて初めて明かす、これまでの人生と、はたらくことの哲学。手描きの図案によるオリジナルのテキスタイル、流行に左右されない息の長いデザイン、生地をつくり、服を縫製する工場との二人三脚のものづくりの姿勢など、独自の哲学と方法により、比類のない服づくりをつづけているブランドは、いかにしてつくられていったのか。幼い頃に両親が離婚。小学校時代はスポーツに夢中になり、中学高校時代は陸上選手を目指したものの、大きな怪我を負い、断念。目標を失い、ヨーロッパを旅行するなかで、偶然、ファッションの世界に出会う。やがて、人の仕事を手伝い...皆川明『生きるはたらくつくる』を読む

  • 元旦の井の頭公園

    元旦の初詣に本来なら武蔵野八幡宮へ行くところだが、おそらく長蛇の列。そこで井の頭公園の弁財天に行くとことにした。定点観測地点のひょうたん橋からの井の頭池。元旦の14時。人がパラパラと続く。いつもの七井橋から。ボートがないので池は静か。ボートはすべて勢ぞろい。スワンの先頭、一番手前は、ハーレムのすべての雌スワンを従える眉毛も凛々しいたった一人の王子様。何のためのテントかと思ったら、鳥のフン避け。弁財天の前は長蛇の列。並ぶのは嫌いな私は「やめだ、やめだ!」といって離れたが、相方は黙って列に並んだ。情けないことに、すぐに私も並ぶはめに。「こんなに並んでるのに」と文句だけは一応言ったら、「孫が受験するでしょ!願掛けとかあるでしょ!」とのこと。左右に並ぶ旗には、寄進者の名前が書いてあった。ようやく目の前に来た弁財天...元旦の井の頭公園

  • 正月の富士山と花

    初夢で富士山が見られるようにと、初日の出に照らされた富士山の写真(2023年1月1日7時)といっても、我がベランダからはこんなもの。しかも性能悪いスマホのピンボケ写真。これでも昨年5月には手前のマンションが工事中で、この状態だったのだから、良くなった方なのだ。初日の出に輝く新宿のビル群。送電線群さて、正月の花が12月26日に届いた。肝心のユリが4輪とも蕾だったので、28日にパチリ。早くもセンリョウの一部が腰折れして頭を下げていたので、一輪挿しに。ユリは4輪あったのだが、2輪は花開くことなく無念の……。残ったセンリョウは元気で、ツヤツヤ。小菊もしっかり咲きました。ハニーエンジェル(オンシジュウム)は当初から咲いたまま。デンファレは先端の方は蕾のまま。12月30日、ユリは、2輪は消え、残りも花粉対策と寿命伸ば...正月の富士山と花

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、冷水俊頼さんをフォローしませんか?

ハンドル名
冷水俊頼さん
ブログタイトル
hiyamizu72
フォロー
hiyamizu72

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用