■ゆうべの夢ゆうべの夢にわたしをおいてあなたはゆくのね くちづけおいてゆうべの夢に のこる噛みあとあまくうずくわ なぞる耳たぶかなしいひとはかなしみ好きよしあわせなひとはしあわせが好きゆうべの夢は ゆうべの夢よ朝のひかりに 目覚めてきえるゆうべの夢に 夢などみないわあなたは私の ゆうべの夢なのゆうべの夢が 肌に巻きつくやさしくまどろむ声がきこえるゆうべの夢は水夫と人魚ね漕ぎ手をなくしたはかない船よひと...
私が書いた歌詞のようなフレーズのどこかがあなたのこころにふれますように。なお私の作品は評価を期待するものではないこと、解釈を特定するものではないことをご了承ください。
■愛はくりかえさない雨だれが愛しさの音のように聞こえる耳もとくすぐる涙のあとがいくすじも文字化できない想いにこみあげて Missing Missing Miss Youわからないのよあなたをなぜ行かせた 好きだったことMissing Missing Miss Youまだ忘れられないI Miss You…I Miss You...Missing真夜中に鉛筆を削って安心するのまっすぐな芯を見て私はもうまっすぐじゃ なくなったってうつむく二度とないもう一度 Missing Missing Miss You...
■ペインティング・スー俺の全身の肌は墨を吸うやがて呼吸する絵になった彼女に伝えた愛の言葉をTattooにして入れたスーはブロンド しかもとびきりの美人 でも愛嬌ひとつないスーは俺をなじることをやめなかった1から10まで悪態をついた俺を殴っては冷やかに見くだしたスーはことごとく俺を踏みにじった力尽きそうな獣は最後のちから振り絞って 骨がくだけるほど噛む墨を入れる場所がないほど 俺は愛をつたえた泣きながら 跪き...
■さよならだけが引き止めている鏡よ 砕け散れ あなただけを映す夜にあの女(ひと)でもなく あなたでもなくうらぎりの相手が わかってしまったそれは私 恋などしてなかったんですUse Goodbye Use Goodbyeだれが物わかりのいい男に聞きわけのいい女になどグラスは割れてくふたりの手のひらで血のように 溢れるワインUse Goodbye Use Goodbye すれ違うために 愛をつかうあこぎなお前が好きや 私の背中であなたの手がふととま...
■It Sounds GoodSuger Pie Honey Bunch星座のカード まき散らしてぼくは きみの 白磁の手の中 きみには内緒で魔法にかかった 振りもいいねそっち こっち どっちに行きたい幸せまでの Meanwhileみんな途中経過 It Sounds Good 感じ方しだいで Good Goodness身のまわりにHappyな色あつめて Suger Pie Honey Bunch思いっきり笑って 鼻を鳴らしたらIt Sounds Good 瞳のリューズ 逆さに巻いて時計の文字盤の上でふたりそっと踊...
■敗者王いまだ勝ち星なし モモンガーまるでいいとこなし予選敗退 更新する 笑われてDown Dowm ケンカ腰やけのやんぱち 西日が倒れる心の袋小路に追われもうやるしかないぶっ潰しちゃいなよきみの声がする弱き者は強くなれるなめた真似すると ミミンガーこのうでが黙っちゃいない星が飛び散る その名も人間キャタピラー 負けのキングさ おいら敗者王 野次もご愛敬だねつっけんどんにされた運命に仕返してやるみんなをまと...
■Church地獄に地獄はない天国と呼ばれるところに地獄はある そこが落とし穴さ 奈落行きOne Block先も見えないキング クィーン エース最強なのはカード使わないことようこそ ここは カテドラルじゃない時という名の掃きだめさ牧師も説教もない救われようもない自分の傷は自分で縫うしかないI'm not Jesus 正義は狂暴だまことしやかな悪事をはたらくYou’re not Maria この街は解毒が必要なのさ酒が飲みたいならタスコの路地裏に...
■女たちのカルナバルSkipping Away 傷あとヒールで追い越せばDancing Away 風切る肩そこどいてよ お兄さんとざした目をあけて最初に見えるそれがあなたであれば不可能な夢はないと知るくり出すまちは女たちのもの まわる胸はカレイドスコープ熱く熱く止まらない 生きて鼓動のパレードカルナバル あなたも知るべきよ愛することにタブーはないのWashing Away 涙を拭いて 前をみるBrush Away 宇宙従え法則を破るのよいいこ...
■ホームセンターBoy & Girl作詞:Lenny KravitzGerry DeVeaux作曲:Lenny KravitzGerry DeVeauxProdce:Lenny Kravitz歌:Vanessa Paradis日本語詞:夏井くわみフェイク・グリーンが置いてある In Sunny Room空調にわたしの長い髪がそっとゆれるわあなたのその背中は わたしのべッドよくつろがせるその両手は わたしの椅子みたいあなたの瞳(め)はわたしのお気に入りのジュエルBOX2人を囲む 愛は清潔で可愛い Good Funutureホー...
■野外フェス野外フェス 先行はずれたけれどあの人と違う男(ひと)と来てるの仲間たちにわざと見せつけるようにオーバーなジェスチャーではしゃぐ夏の終わりの風が吹いて 急に泣きそうになるわ それがくやしいやぶれかぶれどうにでもなれ自棄(やけ)でわたしノりまくる人気バンドのお出ましジャンジャン飛ばす夜よ生あくび かみ殺すみたいにCryingTシャツに自分で ビールぶっかけるあの人もよろしくやってるならばわたしもそれな...
■私たちはいつも青空で逢いましょうさよならを 言わなくて済む方法をさがしたふたり卑怯だったやせっぽちの日々あれから必死でやりくりしてる私のすべてが あなたのためにまだある世界だとしても無視するわ 雨の向こうに太陽を見るなんて私の心は出来ないわ雨は雨 ブルーはブルー悲しいは悲しいこんな時あなたが冗談言ってくれたらいいのに私たちはいつも青空で逢いましょうあなたに最後に言った青空で逢いましょうわかってた...
■夏雲にさらわれた恋アイスクリーム食べながら街角を歩くキャッシュ削除して軽くなる端末と違うわかってる わかってるよ夏雲にさらわれた恋でも私の胸の夏雲があなたを まだ おぼえてるみじかい季節でも一生分 せいいっぱいに咲き切った 一年草のように機種変しても番号を変えられないのよ携帯なんてもう持つのをやめたと言うくせにあなたの電話を どこか待ってる夏雲にさらわれた恋たくさんの人たちそのなかでふたりを え...
■Fuzzyな住人 僕らが同居してるマンション どこかに事故物件があるみたいそれはきみの心にちらつく僕以外の何人か男の影現実に憑依されて ものぐさになるすべて話しつくしたような 僕らときたら何よこの奇っ怪な 世の中の有りよう急に腹が減る ひつまぶしでも食べたいなぁそれよりきみ あからさまに爪見てるよね 僕たち Fuzzyな住人僕のこころのルームは空室孤独にテナント貸出募集狸でも狐でもきみに化かされたそん...
■もし僕たちがいなくなっても風が誘いかける ロッキービーチ 海がブルー・アシードに 胸まで染めてゆく サングラスをかけて 照れかくししても きみを前にすれば そう 僕はもうお手上げさOn The Beach 洗われるよ濡れたくちづけOn The Beach 潮騒に砂の文字 消されても 胸にきざまれるもし僕たちがいなくなっても無数の波が打ち寄せる そんなI love Youインスタグラムをみせて 去年の画像 きみに見せたらそう 微笑んでは頷(...
■変態キングとリンゴの穴 勝つまで負けなさいおのれを知りなさい 押忍 押忍おまえたちはなめている泥まみれの先に光がある世は無常 自分は敵であり最大の友だ Boom Boom運命をひっかけてもっと大胆不敵に 振る舞いなさい 一線画して 異端児のまま調子に乗りなさい 押忍 押忍恋をするなら火傷も覚悟で もっと本気になりなさい若いうちは わるさをしなさいもっと派手に転びなさい 押忍 押忍天下盗るにはケガも功名ダ...
■情熱の赤い花歌:Chayanne feat Vanessa 日本語詞 夏井くわみ(Chayanne)あてもなく誰か探す そんな孤独繋がった相手も すり抜けていった(Vanessa )私もそうよ やたら陽気なポッド・キャストで時をやり過ごした(Chayanne ・Vanessa)You Are My Home 目を上げたら ふとかさなりあうぬくもりが赤い花になるYou Are My Home 居場所ができたの 鍵はなくても 帰れるうでが あるのYou Are My Home(Chayanne ・Vanessa)最...
■つばめこのアパートの一階には つばめが巣を作ってた雨煙るこんな日彼らは見ていたのよカタコトはなす男性と暮らしてた女性(ひと)も見なくなったやぶれた傘ころがる舗道(みち)この町もいつか他人町それは誰かにこわされたちいさな巣のよう愛はもうここに帰ってこないのこの国で暮らせない ひとのように生まれてから何度も目を見開かなければ見えないことがあるひとのつめたさは雨ねわたしも前 この近くで恋人と暮らしていたけ...
■No Ends消え残る街の灯はイミテーションみたいこの愛の傷の光り僕らにはホンモノだったきみみたいなひとを知ってる僕みたいなひとをきみも知ってるでもいつかまた誰かに恋したらどっちも世に二人といないと知るCan't You Hear Me? 声にならない声をどうかきみだけは聞いて欲しいよCan 't You Believe Me? 無知でいたい心を信じることを 諦めたくはない もう別れしかないなら かなしいさよならという言葉がさよならという意味...
■僕が弾くピアノ購入したはずのないピアノを僕は弾く習ったこともないピアノを僕は弾く 楽譜も読めないのに 恐る恐る鍵盤にふれてみる 指さきを見つめてるそらにはそらの かぜにはかぜのあめにはあめの メロディーおもいが募るほど ひとはかなしいぐらい半音ずれるメロディーきみをおもうと うでをあげるピアノは僕のむねにあったんだ皮肉さ 恋が終わってから 気がつくなんてね 下手だから伝わるってことある 僕は弾く知...
■レ・ドゥ・マゴ 何故かしら それ以上祖国を語らぬ人たち申しあわせたように そこに憩う レ・ドゥ・マゴこの国がとても好き私を稼がせてくれた好かれる相手は好きそんな レ・ドゥ・マゴだけど本当はあのひどかった故郷に帰りたくなる人知れず 雪の降る日はそうね レ・ドゥ・マゴ過去をひめて VODKAとジャム 紅茶に浮かべ薫るサンタル ランプに灯し 集う レ・ドゥ・マゴ誰も素性を語りはしない聞かれてももう忘れたと死...
■君がいるThere 僕がいい男でいられたのは君の前にいる時だけだった 僕が優男でいられたのも君がそばにいる時だけだった今はケージのカミツキガメにいやされているよ抱く気もないのに 女といて飲む気もないのに パブにいて読む気もないのに 新書買う誰かぼくの代わりをやってくれ それもこれもまだ 君がいるThereノック症候群 きみが僕のドアをまたノックする日どこか待つあごから耳のラインが好きよと言った君の目の青...
■男娼(ジゴロ)のように真面目な男が 時に野蛮にわたしを娼婦にするもいい知的な男が 時にあばれてわたしを炎で 抱くもいい律儀な男が 恋にのめって決め事こわすも面白い健気な男が おきてをやぶりわたしの平和をこわすがいいあなたもさびしい わたしもさびしいそれでおあいこ男娼(ジゴロ)のように まさしく男娼(ジゴロ)のように あなたは一流のワルは いいひと堅気の男が こころにTattooきざんで 泣きくずれるもいい理由も...
■Sand And Rainひびわれた砂時計にわたしの裏顔が滑るあなたも自惚れてれば愛は指から零れるのに砂にうずまる部屋に紫のヒール 哀しみからわかることがあるふたりの愛はSand And Rain ひととき降っても 雨はすぐ砂に吸われるうらみ顔であなたを見る砂のベッドまたくずれるビル街はやけるコンクリートゆらめく蜃気楼と知ってて炎(フラム)は3つ ふたりとそしてその女(ひと)ねサマーカシミア 肩にかけ もう許してる折り返す風紋...
■Ant Songマスカラの上半分終えるとほら気弱な下半分の女が怯える ファンデの右半分塗ったらすぐ悲しい左半分の想いもて余す完全犯罪がくずれる メイク完了似たりよったりの私泣いてても放ってて下さい過去の男は行進しないため息は毎日行列つくる私はゴミ箱からも溢れているこれもねなんかアリの日々ですもれなく私も亜流でB級よ利き腕と違う現実に苦しむコーヒードリッパーですべて落としてしまえたならいいのにアリの一歩はそ...
■レイン・ダンス・グルーミーうぬぼれているうちに としを取ったよ大人に憧れたガキも よごれちまった行っちまえばいいと 心ならずも君に言ってしまうよ 投げやりに悪態つきあってた頃さえひどくなつかしい レイン・ダンス・グルーミー 雨粒はその重さでおちてゆく ふたりを映してNo No No 愛が死んでゆくいい加減なもんさ しわくちゃのキッチン・ファブリック投げつける※からだにも飽きるよに 愛にも慣れる手にする煙...
■こしゃくな野郎冷酷な女に憧(あこが)れ何人かのこころを殺し人聞きのわるい 噂だけを星くずに変えた 札つき瞳には砂けむり舞って胸は錆びたGas Stationあれから男いなくてもそう三日月を抱いて生きた一流の殺し屋は人を殺さない一流の殺し屋は人を殺さないあだ名はカラミティ・ジェーンAh 銃も持たずに 今も心をぶち抜くこしゃくな野郎と呼んでくれ絹糸で指を切るようにこんな場所でまた出くわすあんたが生きるか 私が死ぬか...
■Jannah鎖骨のあたりなんだか 熱い風が抜けてくじんと耳が鳴るけれど わたし指噛む 秘め事よ完ぺきなことは まだ話さないAh 謎めかせながら夜を誘いましょうAh 女の庭で男は迷う それが恋よふたりはあわせ鏡よ 運命さえ信じてる想いは 遥かに 旅してゆくのそっとかわす この心を ふたりのものにするまなざしから ほら Jannahふたり花びらの底で 手をつなぎ見つめあえば祈りに浮かんでいくわ 空中宮殿 見上げてるし...
■Virgin Man間違いさえも愛すればいいのさつかの間のぬくもりに倒れこみたい僕らは過ちからも生まれてゆく正しさをでっちあげてみせろBeautiful Beautiful似ているひとを知っている似ている夜を知っているだけどあなたではないそれはあなたにならないあといくつ抱き合えばいい 僕たちを忘れるために 男としておれはいくらだよ体が欲しいんだろう愛は邪魔っけだね心なんかろくでなしだよ傷あとに見せた ウソに巻いた包帯を暴くゲ...
■恋はOld Song切ない気持ちに 眠れない夜に涙するような 恋はOld Songときめくと上目遣いできっとわたしブスに見えるねわざと素っ気なくしているあなたに反応してる証拠よ気持ちがソックリで あなたの前で 歌えなくなったカラオケみたい恋はOld SongサブスクにもないNew Songあなたとわたしのページをひらいてゆく わたしたちのサーバーがふと落ちるNow Loading… チャンスよ世界の混線中にうまくやるのよストローかきまぜてば...
■善人たちの食卓紛れ込むFrame-Up 液晶で見ているニュース・ショウヒールを脱いだ脱獄犯よりもしのびやかに国境には偵察機 国々の思惑が混ざり合っている恋人たちが抱き合う今夜も駆逐艦の黒い影が滑る真実ってすぐ寝返るBitchさおまえにひとつ教えてやる男の料理で女も出来上がる密約や画策が 交錯する噴き上がる噴水は表と裏 世界は回るよ口汚く罵りはしないうそで愛しあうよりも心底 憎しみ合う方がおれたちにはいいかも知...
■もう涙はきみだけのものじゃない世界が美しすぎたら今すぐ死んでしまいたい死ぬのを踏みとどまるほど世界は美しすぎない心の行きつく先を誰も何も知らないきっとしあわせはひとつではないもう涙はきみだけのものじゃない僕たちの間に爽やかな風が吹くもう涙はきみだけのものじゃないあるものを感じられる それでいいいられるだけそばにいよう僕らを僕らのものにするこの果てない道もきっとどこかにつづいているはずさ座る場所探...
■バッタと禅問答きみとは 突如リンク切れの閉鎖サイト 気づけばByeByeチャットのうすい 会話だけだった1度 関係持っただけこれも失恋っていうのかな半年ぶりに 乗ろうとした自転車の後輪がパンクしてたただひとつだけ明解なことがあるとしたらきみの好きな水道橋には もう僕は行かないっていうこと運命ってやつは愉快犯さ しかもバグだらけくぐもる空 不吉にひき裂いてゆくようなサイレンみたいだね逆境に励まされているよ悲...
■Entrée レバノン行きの 偽造パスポート あなたに放り投げるからTrap Mail 抜けて滑り込むのよ走るわ もうすぐ搭乗時間Entrée 女が男を棄てる理由とEntrée どこかしら似ているわ世界の暗部にもぐりこめばどこが美しいと言えるわたしたちが落ちあう場所は 進入禁止よ Entrée 旋律たちを 束ねるコンダクター狂ってる神々の 饗宴(きょうえん)愛はどこに 行こうとしているの裁きは罪に ひとの坩堝(るつぼ)Entrée 挨拶なんかで女...
アクセス数が伸びると逆にブログジャンルランキングが下がるというFC2ブログの不思議さ。ここ1週間のランキングは不具合レベルです。...
■Hardcore Dog作曲;The Weeknd, Oscar Holter, Max Martin, Belly & DaHeala作詞:The Weeknd, Oscar Holter, Max Martin, Belly & DaHeala歌:The Weekend日本語詞;夏井くわみ嘆きのJokerなんて もう使えないララバイなんかじゃ眠れやしない神はずっと眠りつづけている 祈りは自分を 囲うだけ 前に前に行けとおそわった上に上にのぼったが そこには何もなかった 尻尾逆立てている俺はかませ犬ささあ 胸のデビルをかきむしれ...
■スターダストStarDust 走り書きのペンのあと深い意味はないメモに記して そのたび捨てる思い出させてよ 忘れることを 私たちを過去のものに しまうまであなたは奇跡のひと他の星のかがやきに まぎれる日までながれる運命の StarDustあなたの指とふたり光の帯をひくみんな他愛のないみじかい会話するために生まれて来たのよまわる雪のキャンドル心を夜空に返すDa Ba Da... 宇宙は語らうただよいながらふたりは降る時のかな...
■推理小説誰かが私たちを思い出してくれたならば私たちは過ぎた恋を忘れていられるかなしみのいろどりにむせて ふとそんなことおもうのほらみてカフェラテのマーブル模様がきれいよ事の真相をあなたが暴かなければふたりは完全犯罪だったのに 残念だわ 事実は時にすれ違う 真犯人などいないジョセフィン・テイの推理小説みたいに AhけむりはVelvetの廊下 あなたの吸う煙草はそう私たちのタイム・トンネル 記憶をくぐる不完全...
■Perfect Lovers違うはなしにすりかえて今 さよならみたいなことを言った 僕たちはいつもずるいね本当のことを避けているのさ叶わないものにさえ 愛を信じられなければ こころはからっぽになるだけふたり別れるには完璧な恋人だねPerfect Lovers Perfect Lovers知ってたはずのきみをこれまでなにも知らなかったと気づいたよ悪気ないぶん 毒をふくんでいる純粋な悪で きみは綺麗さキスしないためのくちびるは 宝石たちのつめたさ...
■テイクス・ア・トリップ晩年のジャンギャバンのような目つきでいるぜ脱いだライダーズジャケット君の肩にひっかけて ゆく ゆく風邪ひくなよと 君につぶやいたぎこちなく 後ろ手にGoodbye胸はがらんどう君が僕を抜けてくからかうの?「いい人ね」なんてさ 最後にね乗っていきなと誘ったけど僕ひとり 高架くぐる 排気音がひるがえる テイクス・ア・トリップ!喧嘩別れのバツの悪さを君にぶつけたよ道がどこに続くのかなんて...
■サファイアをおとした朝この孤独 動画で撮ってもしサイト 投稿したなら再生の回数 世界で最高位 記録するかも箇条書きにする 好きなだけノートを うめるバッカみたい わたしフラれただけよあなたとカノジョとわたしのサンドイッチわたしは食べたくないからコンタクトはずせば ぼやけて見えるそんな自分に欠席届け出したいスカートのプリーツにまわる街は雨 そんなジンクス明るめにした髪が泣くのよ鉛筆をけずり安心する...
■それぞれのライディングこれ以上ないぐらいメットのまま そうふたりはキスした雨に途切れそうなふるえる桟橋斜線だらけに心塗りつぶして声が聞こえないよこんなに近くにいて君がわからないまなざしは遠い なにか言いなよ 潮騒がむこうでうずくまる不可能な夢は可能にできる 今しなくても いつだって可能なのにこのさよならという悪夢(ゆめ)をふたりはもう不可能にできない湘南平 大観山 千鳥町 横切るコーナリング ミラーに...
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■まだあおい木はあるか?(Tree Song)あのあおい木は 問いかけてるよ今も僕らの むねにあるかといつかみんなが わすれたものを木はおぼえてる青空の色 青だけじゃないいろんな色が混ざってると風にそびえて星をまとって木はおしえる同じ丘まわるのに 離ればなれの心にもういちど会おうよ風をすい込んで ふるいたつようあのあおい木僕らも自然の 一部だとわかっていたのにひとははだかの樹なのにきみの心に まだあおい木があ...
■ギミー・ギミー・ギミー作曲:Vince Melamed作詞:Andrea Farber歌:Phoebe Snow日本語詞:夏井くわみ負けがこむほど カードはふえるいつものように あなたは 深夜に帰る切り札は躱(かわ)される ためにあると知らずにあそぶ 哀しいゲームねカードはそろっても幸せにならないもう形無しね 奪えもせずにGimme Gimme Gimmeブランデーにゆびを浸したあとテーブルにそっと 書くさよなら あなたマッチで火を点けて蒼く燃えて綺麗...
■ジンバブエ・トリックやけつく町はひき潮陽炎ゆれる坂をきみの日傘がきえてゆくそれは世界のはてのようあなたはひとり生きるの笑顔でこころひき裂いた苛立つのは図星だからさそんな男なんかやめたいきみに嫉妬している僕は死ぬまで許さないだろうこの失望はそれだけで むしろしあわせですらある野良猫が一匹横切ったリップペンシル一本できみは心決めたね本気になったあなたがいけないのよと微笑った 恋の名のもとにおいて誰が...
■Rainライトに照らされてほら霧雨が横切るよ車の中から見てるドアをあけ波をきこうよ愛しかたも知らないのねいつもシャッポを脱がせる真犯人がきみだったなんてちょっといい事件だったよ「馬鹿だな」「馬鹿よね」今夜降る雨はとてもやさしい ただひとつだけわからない僕らは別れる理由がない でも終わりなのはわかるきみとともに打たれる雨ならきっとこれも幸せ 耳のうら涙がくすぐる ひとつの手のひらに Rain隠しカメラでもし...
■遊糸(あそぶいと)季節のゆびさきに ひるがえるひかりの輪くるり日の指す方向に 振り返るふたりの日々ふわりもう思い出の顔をするさっき言ったさよならだってあいさつみたい 他人行儀ねただ見上げているよわたしには今もきれいな 遊糸(あそぶいと)があなたにはただの蜘蛛の巣になった気持ちは置いてきぼり そっぽ向くひかりの輪ちらりさがしあうものが 逃げてゆく足りないことで満たされた夢も はらり日常的なことが特別な意...
■Nughty閲覧用の夜にいた 僕らは半開きの心でいつだって他人のそら似だったツェッペリンのギターは鳴り続ける僕らの叫びはシナモンロールに巻かれるきみを全否定できない バーガー・ハウスでケチャップをきみの脚に垂らす 公然のおたわむれNughty 反目しあった夏魚眼レンズに吸い込まれて僕たちは会わずに恋をしていた Nughtyノイズだらけの心がうるさくて眠れない 浮かれまくって愛してるなんて綺麗ごとほざいてもとっくの昔に...
■月山月山は山にあらず 然しそこに燦然(さんぜん)と在る月山は山にあらず 山と抱けるそれは山と身に降るものよ分け入れど 踏み込めどまたひとつ 遠くなるそこに在りても ここに映せぬそれはまた 愛とおなじ人は人に非ず 人は人になってゆく人ありて 君という人ありてわたしは山と重なる 山と連なる人は山となる月山は山にあらず いにしえからすぐそばにある月山は山にあらず 月と言えば寂しさにも照らされるという山に消...
■姉の恋文硯(すずり)を刷(す)ります何かしたためます恋文でしょうか日々の習いですくずした文字は誰にも読めない何を綴ろうと 誰を想おうとわたしの勝手墨を含む 一筆がまたかすれゆく愛(かな)しい 愛(かな)しいと言うあなたを おもうとまた春がゆくさやめく想いを殺してしまいたいこの恋心すずり箱にしまう哀しみを 胸に秘めてます何を書いたか わたしもわからない写経みたいです胸もやせて からだのラインくずれる愛(かな...
いつも私のブログを訪問していただきありがとうございます。昨夜ご紹介した通り、FC2のサービスセンターはジャンルランキングはアクセス数だけではなく非公開要素で構成されているとメールしてきました。操作していないとまでわざわざ書いて来ました。FC2のブログジャンルランキングはあまりアテにならない根拠のないものだと個人的には思います。サイト運営者やブロガーがアクセス数などを気にしないと言えば噓になります。ただ今...
お知らせFC2カスタマーからメールで質問に回答が寄せられました。ランキング操作について否定していますが、確たる根拠を全く示せず、すべてを非公開としてランキングをどのように管理しているのか明言を避けています。ブログジャンルランキングについてFC2は公式でこのように説明しています。私のようなランキングが不具合でないのでしょうか?。ブロガーがアクセス数やランキングを気にしないというのは嘘になります。毎日記事を...
■チュニジアの砂時計安モーテルで抱きあった手首のゴールド紅を留め きみの指先風を呼ぶ華奢なラインそっと押しつけて揚羽蝶のあざを心に刻み 時を止めて 影を重ね二度と出会わぬように砂粒に戻ろう 配信ドラマの続編さ薄まるKissに繋がれている砂漠の熱さ教えてくれため息のリボンからみつくきみに痺れる指先から零れてゆく渇いた海に崩れながら落ちてく時が止まってる砂時計を倒して「女なんてやってらんない」「こっちだって...
お知らせ。私のブログに訪問していただいている読者様いつもありがとうございます。拙い「歌詞のようなもの」を読んでいただき感謝致しております。ここ最近、ブログのジャンルランキング表示がおかしくなりました。FC2公式によるとジャンルランキングはアクセス数をカウントしているように書いてありますが、↓のようにアクセス数は変わらなくてもランキングは急落することが多くなりました。私はほぼ毎日記事を更新しておりま...
■やさしさという報復記憶がふいに途切れてゆくいつから始まったのかまわるジェラシー・ポイズン冷めたしぐさでうまく捨てたかなしみさえまだあたたかいゆれるジェラシー・ポイズンおくびにも出さず他人(ひと)を呪うような自分が怖い今頃あなたはあの女(ひと)と夜のほとりでくつろいでいるさよならなんて3秒で言えるあなたとの長い年月が砕ける代わりに だから言わない やさしさという報道夏の亡霊を見てるよなエントランス ...
■風色(かぜいろ)テーブルにはソーダのぬけたスコッチ 昨夜ふたり何を話したのだろうまるでペイ・パー・ビュー見てるようにすべて夏の幻影(まぼろし)さきみからの電話は用件だけ告げ切れたありがとうって言葉はそう便利だねあんなにきらめいたプールにはもう水を抜けばむき出しのコンクリートガレージにきみの車はもうないふたりは ほら 風色(かぜいろ)さ愛していないなんて言えば言うほど愛している証拠みたいで嫌になる可笑し...
■Next.Goes On 醜悪に見えるこの街のなかにもまだ汚れていない場所があるんだ このスニーカー履きつぶすまで行けるとこまで行ってみたいな 猫背の夢にヘタな歌うたいながら Next.Goes On On And On その次に行こう悲しみのむこうが呼んでるよNext.Goes On On And On 雨にぬれても飛び越えて 水たまりの太陽つかまえよう ずぶ濡れでも”もどき”がいい 知ったかするよりワケ知り顔 成りすましするよりいわばどんぐりの背比べ...
■この青空は僕らの最高傑作だたぶん出会うずっと前にふれ合っていたその手は僕の手のひらを今もずっとおぼえててくれたこうして窓をあけると冷たいけど気持ちがよくて 背筋がシャンとなるんだ生まれてくれてありがとう僕でよかったの?きみの握りかえす手につつまれてるこの青空は僕らの最高傑作だこの青空は僕らの最高傑作だ孤独な胸の十姉妹(ジュウシマツ)が僕のどこかでまた孵(かえ)るけどつぎはぎだらけのあんな日々もあって...
■PASSWORDあんな走りもう 二度とは出来ないねベイエリア零時に メットをかえしたときにながれてく この髪にやさしくキスして ひき寄せた あなたのバイカー・ジャケットわたしたちが ただの他人にもどるあの日 風がぬけたよ特別じゃないことを特別にするのは ほかでもなくわたしたちだと知った若さのコノヤローこんなキスも 格好も もう出来ないのねふたりどんなに抱きしめても もう戻れないふたりが交換したパスワード...
■燠火(おきび)かなしみはとても燃えやすいからわたしはそれを暖炉に投げ入れるはやく灰になることを願って思い出という薪(まき)をそっとくべるあなたは生前よくそう言っていた自分に言い含めるように声を落とし くるしむひとほど燃える火は大きい燠火(おきび)は私をこおらせる代わりに思い出の中のあなたをあたためるかなしみの手紙はとても長いわたしは読んでひとおもいに捨てるはずみで生まれ はずみで死んでく言葉の重さと命...
■SWEET THANGホーム画面ひっくりかえってあやしいサイトにリンクしたようあなたに強引にふいに抱きしめられて手から滑り落ちた展開待って息が止まりそうもう言い訳の在庫がないわこの胸ははげしい雷鳴 雨のつぶて 直撃コースよアップル・ソーダの中を漂うようなの歯と歯のキスなんて味気ないメガネ同士が先にささやいてるしスマホの明かりで あなたを見つめたい世界の暗がりに今だけ感謝する荒い呼吸のいサマーニット なんかこ...
■僕はCall Backしない電話だけできみと話した Afternoon包装紙につつまれた雨のはしりの...行きつけの店もなく共通の友もいないAh 約束なんて気休めさ きみが悪い覚えてた僕は待ち続けた逃げ切れる時をあの頃によろしくとだけつぶやいたならきみには通じるだろうわかりすぎる何かがあるから会わないまま 流れるのさあんなに共感した何かもふたりをもうふりかえらないAh 今ごろ電話してくるなんてきみも馬鹿だな だって月日が...
■AIで僕らの愛は書き換えられないトイレでうずくまって泣いているのは僕だけだろうかとなりのトイレではベルトを外す音がしている何本見送っただろう 電車の音がするこんな時アニメの主人公なら なんて言うだろうか君の髪は最後に静電気のように流れた僕の涙は液晶に滲んでゆく携帯のゲームは鳴り続けてるでもひとつだけ確かなことはAIで僕らの愛は書き換えられない誰かを卑しめてたって結局恥ずかしいのは自分だよたとえどんな...
■悪魔ちゃん A-Han わたしのくちびるで 想像出来ることあなたしてみて あの娘はズルい目をするA Han わざと脚をたかく組みかえてこっち見るぼくらがガルーンと なるように全身じゅもんだよ つかまったら最後 男はいいひとじゃいられない 悪魔ちゃん 悪魔ちゃん あの娘には気をつけな 悪魔ちゃんだよ~ A Han もっと自由にして こころあそばませましょ うでをくんでいちゃ わたしを抱けないと言う ゆびさきの吸盤が巻き...
■僕はサッカーを知らない僕はサッカーを知らない僕はアメフトも知らないルールも 強豪チームもスター・プレイヤーも自分のエナジーの残量もちょっとした人生の企(くわだ)てはすごく手が込んでるのパーティー・バッグひとつで彼と消えた そんな君も僕は知らなさ過ぎた失恋は人生の料理に必要な塩だ きっと匙(さじ)加減 砂糖で味を整える 挫折のあとで強さは強い ただそれだけでも弱さは強くなれる それを僕は知ってる僕は知っ...
■恋してるだけじゃ恋じゃない恋してるだけじゃ恋じゃないどうかしてなけりゃ恋しないまともでいられるうちはそうそれは本気と云わないよ真夏の花火にあおられて気分がすっかり出来あがるゴシップを賛美にするなら男になって出直しなうそをつかない そんな恋などうそよ そんなもの とるにたりないわたしに出会う必要があるこの意味あなた知らなきゃ派手にうわさをたなびかせて華やいで見せてもかなしい愛してるだけじゃ愛じゃな...
■金色堂 やがて煌々と僕らを照らすのは身を潜めてた闇の声だ身体の中でたおれこむ塔は指先までもくずれおちるきみの横顔を照らすように僕は最後にライターを点けるSNSで知り合った 僕らは縁も所縁もない そしてサイボーグになると笑いながら灰になるだけの 金色堂雲の上には 天上の光雲の下には 仇(あだ)なす獣たちどうか僕らにも大悟(たいご)をお与えください僕らは日々の確信犯だあざとい炎をどこかで願う僕らが死んで...
■7月のタイム・トンネル浮かびあがる空に 道が出来るそれは一本のタイム・トンネル東京の日の入りを僕が見てる頃君住むブエノスアイレスは日の出ちがう場所を照らす太陽は互いの暮らし映して毎日会うのさジャン・ギャバン真似して 僕は噛み煙草君のゆたかな髪が今もそよいでるよ あの場面皮肉さ あの時別れたから僕たちこんなにわかりあえている風習や信仰 時計とは違う時想いを重ねるタイム・トンネル空も海もどこかでつながって...
■Daddy's Diamondほらまたはじまったパパが襟(えり)にダイヤのブートニエールつけたらママが怒るんだおくりぬし不明さいわくありげにきらり光るパパのお気に入りママも妬くわけだこれからお出かけなのに仲良くしなよDady's Diamond ママのネックレスそのパールだって なんかにおうねDady's Diamond みんな子供だね喧嘩するほど仲いいってホントさパーティーはキライさお世辞にあいさつばかりうんざりする社交界ドレスコード無視...
■深海魚 きみの生暖かい舌がぼくの心臓にあたるたびほくは自分の内側深くどこまでも潜っていくよBlueきみに”敗北した”というこの甘美な響き どう言えば伝わるのかわからないからぼくはスラングまみれ ボール壁打ちするほど 好きって ねぇきみ わかってくれてる?渇きにおぼれ うちすてられた日常にうだるほど 海があるんだ 尾ひれはひれが取れて にんげんの姿でもきみが海である限り ぼくは深海魚家にはまっすぐ帰らな...
■レストラン・シンジケート美食家の行き着くところは三つ星の名店ではない立ち飲みワインとありあわせ弾む会話があればいい路地にひっそり宝石のようなDINNERにありつく誰にも会わないそんなところグルメはモグリもいいところそうだ 僕はよく食べる女が好きよく笑いよくしゃべる気っぷのいい女とどこへでも出かけてゆくご馳走はおしゃれでも 流行りでもないレストラン・シンジケート食べることはとても大事さひととしての在り方...
■花びんのあと作詞:Keren Ann & Benjamin Bioley作曲:Keren Ann & Benjamin Bioley 歌:Stacey Kent日本語詞:夏井くわみ日焼けした窓辺においた花びんをふとずらせば 白くそこにのこる そんなグッバイあなたとの ほんのさっきまでのことがまるでうそみたい食事の途中想いは空を染めてゆくわ 今日別れると知ってた髪 知ってた指さき知ってた声食器洗いおえてすこし泣いた胸がめくれて雲の船がいくふたりえらんだカトラリー ...
■ひまわりひまわり畑をただようやけつく午後肌にくいこむ眉をしかめてあなたを見つめるここで死ねたらふたりは黄金(きん)色の血に染まると言うあなたにはすっぱな女のように云うわ愛する人と死ぬことよりも愛する人と生きること以外わたしには何もないのよ あなた時刻表なんてないのよこの愛には乗換駅もそうよないのよそろそろ行くわねここがパリでもふたりはきっと別れたと思うわそうでしょ美しいこころが美しさを生み出してゆ...
■oo-kuh-LAY-lee耳抜きをするようにあの蒼い夏がこぼれる僕たちはなみがしらにしがみつく板切れさあれはサマーホリデーだっけ 最終日だったよきみにフラれた 電話ごしの声でわかるひとつだけきみに言える海が恋しくなっただけさあのBeach Houseには僕らはもう戻れない それでも時おり そっと胸に亜熱帯の風が吹いていかないか悲しいこと数えたなら きっと波の数ほどだれもが変わってゆく上手くはならない楽器 ウクレレ弾くよ...
■タメールのひつぎもしも夜が明けなかったら恋はつづいていたのやっと朝が訪れたのに タメールは姿を消したひつぎには赤い薔薇の冠しかなかったという死んだとされているけど タメール 真相は誰も知らない朝告げ鳥が鳴いたばっかりにタメール タメール政(まつりごと)は男の世界か謀(はか)られしまったか亡き王のそのあとをなぜ愛人が継いでわるいのか何もかも馬鹿げているよこの世は悪党が勝つ男を凌(しの)ぐ晴れ姿よタメール 罪...
■Rock’ Chello ListAh Ah Ah 深呼吸しながら僕はYeh Yeh Yeh 弦に向かうよどぎまぎする指が次第に核を捉えてMusic So Good So GoodAh Ah Ah チェロリストがロッカーだって君はYeh Yeh Yehはじめて知ることになるロマンティストは革命家僕は暴れるラブレターいつだっていいなんてそんな時はないんだ君に打ち明ける時はきっと今しかないんだ校庭のど真ん中からチェロを弾く 君へアヴェ・マリアもひたすらへッド・バンキングする...
■ティノ・ロッシのしらべ風の速度で自転車に乗ろう北風と追いかけっこ町のはずれまでシロツメクサの丘の天文台も朝つゆにかがやくそんなシャンソンでたらめなメロディーでくちずさんだ理髪店の伯父さんにあこがれた今きみに話してると 可笑しいね僕は僕のままでいいんだね 草の斜面をわけてすべってく風のリュージュは季節そっと染めながらあの団地の風のにおいツグミも鳴くこの森のほとりで端末で撮ろう 僕たちのパノラマは午後...
■女豹 後ろめたいことが あなたには何かおありですか誠実そうな男がまた あたしに挙(あ)げられてゆくやましいことが そう あなたの背後(うしろ)におありですか善良そうな男がまた この爪で暴き立てられてく正しさなんて ひとの都合よ覚えておくことねこの街も欲望だらけの廃墟に見えないか澱(よど)む流れに 南無妙法蓮華経など咲きゃしない おいで おいで あんたもええの ええの したろうか ええこ ええ子 し...
■ホット・パラダイス 急ブレーキも踏まずムコウで 信号無視した車が滑った ぬれた喪服が 重く感じてあの屋上から見たら僕ら点だ充血したような笑みをいつも浮かべてたアイツが死んだのも 雨のせいさ 日曜日と愛をこよなく嫌ったアイツのためにかんしゃく玉を鳴らそう葬式で神妙そうにして堪(こら)えてた笑いが不覚にも伝染して爆発した生きてる僕たちはとりあえず自分のことしか考えてないここはホット・パラダイスみんな窓のそ...
■SWEET THANGホーム画面ひっくりかえってあやしいサイトにリンクしたようあなたに強引にふいに抱きしめられて手から滑り落ちた展開待って息が止まりそうもう言い訳の在庫がないわこの胸ははげしい雷鳴 雨のつぶて 直撃コースよアップル・ソーダの中を漂うようなの歯と歯のキスなんて味気ないメガネ同士が先にささやいてるしスマホの明かりで あなたを見つめたい世界の暗がりに今だけ感謝する呼吸の荒いサマーニット なんかこれ...
■Mr.アンカー悲しいニュースは売れるウクライナだって利用してるのねあなたの高尚な報道は下劣よ吐き捨てた 彼女は らつ腕記者速報が滑りこんできても顔色ひとつ変えずに カメラに向かうのが僕の仕事今日もいいニュースがないねと言うのが僕の締め言葉で 有り難くないあだ名はブルドッグだ仕事にかこつけて 口説き いつからかふたり寝るようになった恋人じゃないけど べッドの中ではつめのさきまで彼女は可愛かったよ仕事を...
■平熱のうそあの時君を泣かせたねジェードの雨ににじんだ君には全部バレてたね 誤魔化したけど見抜かれてた僕がついた平熱のうそ謝らないよ 君を守るそのためのうそだったから Oh 利きうでとは違うおもいに僕も傷つきたかった本当のこと言えなかったから恋だったのかなぁ君が消えたコンコースあれから何本電車行った僕は何を待っているのかなあ木々のすき間に冬がまた来ていた反省しないよ あれはあれで正しかった安易に 謝...
■総武線がオレンジだった頃をぼくらは知らない総武線がオレンジだった頃をぼくらは知らないけどさっき写メで撮った この一枚はよく知ってる作り笑い Ah Bye Bye きみの 携帯が鳴ってるよ出ればいいのに あたらしい彼なんだろ?もう仲良しゴッコなんて出来ないただほほえみあうなんて出来ないYES 弁解なんてしない きみも同感だろろくでもない仮面が いくつ転がっても 今ぼくらが悲しんでいるとしたら悲しみをルーペで拡大し...
■ワルツはもう誰とも踊らないもう思い出はふりむかない抱きしめてもきみはいない口から星ばかりあふれる哀しかろうと嬉しかろうと痛みだけが生きてるということ愛したことさえ 百もうそワルツはもう誰とも踊らない時は絹ずれの音 molto allargandoワルツはもう誰をも愛さない からっぽなサロンを 空しさが満たす死神はきっと生きている1ペソの価値すらない今紫の階段に置いてあるのは首のないトルソー 時が目にしみる耳に巻...
■いつかおなじ海へ問いかけても 答えのない人生はつづいてく旅ははるか 道はとおく いのちの限りに無駄になる無駄 決してありはしないいつかは そう わかる日がくるからああ ひとはひとにかよっておだやかに いつか愛を知ってゆくああ どんなひとの ながれも たどりつく ゆるやかに いつか おなじ海へ赤トンボが はね休める故郷(ふるさと)に帰るのは時の花束(はな)を届けおわるその日が来たとき駄目になる駄目 そ...
■他人専科 したこともない そんなくちづけをして みたこともない 別人の顔みせるくい込むような あなたのまなざしが私を羽ばたかせるあなたにもしも 夢がないというなら私にいい夢を 見てもいいのよすべて壊したってふたりが今美しければ 他はいい 他人専科ぬぎすてて これも日常的なこと濃いデータ 交換しあうのもいい男と女はもとから他人知らない同士なの真実はあたらしい 違う角度で香りの共犯者足りえるものよ互いの...
■愛すれどパリの灯は遠く女が次のバッグを買うときには次の恋人をそこに入れるため男に高価なバッグねだるときはその恋をじき処分する合図※もう会うのはやめにしましょうきみのバッグから Midnight綺麗なものほど壊れやすいもの遠くで眺めていただけなら誰も傷つきもしなかったさゆれるゆれる 愛すれどパリの灯は遠くきみは言うあなたは私に夢を見ただけよ手をのばすほど まわるまわる きらめき残し パリの灯は遠く ※Tabbaco...
■あなたにも歌ってほしい今ではわかる 逢わないでよかったひとなどひとりもいないいろんなことが あるけれどきっと誰もが生かされている※かなしみのない人生はないよろこびしかない人生もない生きる それは歌 あなたにも歌ってほしいI'll get the light わたしたちにあるものがある ※乗り越えようとは しなくていい痛みもともにみちづれにして愛に姿は ないけれど愛がちからを与えてくれるつよくなろうなどと しなくても...
■OSAKAキタ・ツイストまた喧嘩が始まる 僕をめぐって店内は殺気立っている盗った盗られたと女の敵はやっぱ女メイクがくずれ毛穴から怒り発汗 荷物のように僕は 転がされる雄指紋にまみれる 愛玩用僕は高(たか)を括(くく)っていたすべてはマネーボディー・ビジネス展開中エグい現実に大盛況演技してる自分の声がばかみたいに わらえるよきみにこんなこと話してるってこれって もしかしてぼくの垢バン…?お仕事軽く済ませ ...
■スプリング・エフェメラルLai Lai Laiそれはきっと確かにあるのLai Lai Lai想いはみえなくても1000回言っても何も言えてないそんな気持ちがあなたにあるの今頃時を経て 遅れてきたものなんか春のまなざしで 言葉にもならないけどなんだかもうあなたしか愛せないボタンにふれたそんな想いがうれしいあなたが実在してゆくあたしのなかで完成しないそんなラブソングねえ 咳をしたらふたり消えそうねねえ ふたりは世界を手にして...
■パリに愛されていた ろくすっぽ女を知っちゃいない 横暴な口のききかたさえ むしろ嫌いになれない理由 ひとときも油断させない彼 そんな彼が嗜(たしな)みをおぼえ うでをあげて すっかり ただのいいおとこになりさがる いろんな想いが胸を過(よ)ぎり あらん限り浴びせ倒し 彼を責めて 泣いたわ Ah 何かが終わる わるで生意気で ものもしらない男 だから手を貸した あの頃ふたり パリに愛されていた たっぷ...
■星空を散歩恋はブック・マーク不機嫌な僕ときたらブルーな気分もいで声をかけるきみのスカートはバウムクーヘン体温計ではかれない 最近、熱気味な僕今日は夜練でシュートもさせてもらえなかったよ買ったばかりの本のカバーは剥がすのがカッコいいぜ私服に着がえたら きみは待ってくれてたね Yeah星空を散歩 散歩しようふわりとシューズで空を歩いてゆこう 風がつよいよつかまっててよ星空を散歩 散歩しようフードにきみも...
■かなしくて庭の草ひく曾祖母のことし最初の薔薇が綻びだした めぐりめぐって旧い曾祖母の形見は私の許に来た写真の男性は異国のひとにも見えた知らなくていいこともある鏡台のひきだしに匿(かく)れていなさいすべてを語らせないように 曾祖母の薔薇は満ちて 空高くつれてゆく良き妻良き母とみんなにいつも自慢してた曽祖父はなにも知らなかったきっとそれでよかった誰を想い髪を解(と)かし紅を引いたのだろうかなしくて庭の草...
■My Jobかなしみより優しいものがほかに何もみつからない失望より親しいものがなぜか僕のなかにみつからないわかってる わかってるよ誰にもわからない場所で こころはくりかえす手にふれられるものに きみはもういない僕の仕事は悲しむことじゃないだけどOh 僕は悲しんでいるイーブンで 持ちこたえたら そうPKまで もつれこめたのに ロスタイムの 寸(すん)でのとこで まさかのこぼれ玉から オウン・ゴールそんな気分 そ...
■ポ二-・テールあいかわらずなのね あなたに声かけるわたしとよく来てた カフェにいるなんて彼女が手を上げる 親しくなったことあなただけ知らない この三人もようもう嫌われなさいよ それまであそぶのねこのポニー・テールにじき あなたはふれたくなるテーブルに置いてるモバイルすべってく男の子たちそう わざと見せてるのよよこがおで斜めに あなたを見つめるわ綺麗になったから 妬かせてもいいわね話題のそとにいて...
■点かないライター話しかけているよこの点かないライターきみが残したもの手にふれてみるんださよなら云うのにあのとき煙草何本けむりにしたオパールのまぼろしお願いだ 火よつかないでくれ苦しむだけの火よこの胸でもう二度とゆらめくな過去を照らすな みんなもう忘れたよきみと別れてからこの点かないライター僕のわすれがたみ捨てられずにいるのさふいのやるせなさの手持ち無沙汰の場所にひとって孤島さ だけどそう海の底でつ...
■Death Logs In来る日も来る日も闇討ちにあって恩讐のしぐれ夜駆けに参るふっと忍び女(め)の姿をして懐にもぐりこみ 刃を抜くのさ最高のざわつき 死の予感おまえもおれも鬼には違いない Death Logs In 刀じゃ斬らないさ背中でむこうに放りすてるDeath Logs In 不埒な奴ども恩情にすがりつけ すがりつけリンクした先に何もなくてもあだ花のひとつ 咲かせてみましょ真実の全貌など見えない全身全霊で生きるしかないおまえは...
■暗室 理科室の人体模型の心臓を盗みたいと思ってたころとあんまり今も変わってないよ人生のスッパさ噛みしめいつのまにか迷い込むまた学校の廊下暗室のカーテンに隠れこむ僕はまだ現像されてないフィルムヤバい秘密だらけ排泄するように きみと抱きあってたらなんだか可笑しくて笑ったよ早口言葉の応酬のあとまるでついでのようにした さよならきみを誉める言葉はないけなす言葉も喉元えぐる想いもどっちも正しくてどっちも悪い...
■Falling Apart指に 瞳に そっとからまる声に 唇に 二人はおちてゆく闇に棄てる きみのリングを捨ててさいごに 光るけど行き先を知らない こころを抱きよせながら 散らかるくちづけにうしなうことさえ ふたりを与えて僕はきみひとりすら愛せないと知るFalling Apart Falling Apart抜け殻の 黒いドレスが 呼吸をするきみが着ないと ただの布切れだOh ふれあう手は孤独につながれて やがて目が覚めたら 夢見ていたと...
■さよならだけが引き止めている鏡よ 砕け散れ あなただけを映す夜にあの女(ひと)でもなく あなたでもなくうらぎりの相手が わかってしまったそれは私 恋などしてなかったんですUse Goodbye Use Goodbyeだれが物わかりのいい男に聞きわけのいい女になどグラスは割れてくふたりの手のひらで血のように 溢れるワインUse Goodbye Use Goodbye すれ違うために 愛をつかう抱きしめるあなたの手が 私の背中でふと動くのをやめる...
■朝までエツ子さん酔いにまかせて ゆび相撲 僕が勝つまでというのがルールかなり必死で ゆび相撲なのについに連敗記録を更新したエツ子さんというのが本名かどうか聞くのも野暮だがゆび相撲の相手はしても恋仲ではない不思議な人弱いくせに 怪傑ゾロみたいな真似をしたがるからお酒飲まなきゃやってられないんでしょところころ笑う子供みたいに ゆび相撲なぜ人生勝たなきゃいけないの?とにらめっこして ゆび相撲のほほんと...
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■ゆうべの夢ゆうべの夢にわたしをおいてあなたはゆくのね くちづけおいてゆうべの夢に のこる噛みあとあまくうずくわ なぞる耳たぶかなしいひとはかなしみ好きよしあわせなひとはしあわせが好きゆうべの夢は ゆうべの夢よ朝のひかりに 目覚めてきえるゆうべの夢に 夢などみないわあなたは私の ゆうべの夢なのゆうべの夢が 肌に巻きつくやさしくまどろむ声がきこえるゆうべの夢は水夫と人魚ね漕ぎ手をなくしたはかない船よひと...
■小夜曲(セレナーデ)投げたリップスティックから曙(あけぼの)がはじまるおちそうなガウンに手にしてるロシアン・ティー Ah聞こえないわ さよならが つまらないあなたの指がふと背中でとまるあなたは彼女の赤を選ぶ同じ赤い花がゆれても彼女のもとへ行くのなら せめて私を殺してからにするのね一番目のよそおいは そうクロークにロング・ファー二番目の昼にはスカートにながれた小花模様消しあう瞳のキャンドルかなしみがパッ...
■YESing銃声よりも 僕のRAPでぶちぬく怪気炎を上げろ 耳をつんざけ 頭からっぽにして 踏み鳴らせ この星のリズムを 撒き散らせなんてそのくちのききかた存在感増す生意気きまぐれ大人げない愛想のなささえきみは魅力で僕もうぶっ壊れた I'm sick for you 呼応する思い 手をかさねて 大きなうねりで 世界動かそう YESing YESing YESing触れるものは なんだって楽器さそこらじゅうに 浴びせ倒したい 溢れる音楽で 君を抱擁...
■孔雀の時刻(とき)午後20時と午前7時の女の見分けがつくかしらかかとで殺して たぶらかしてる今日のわたしとても意地悪よ違う男(ひと)を好きになった ただそれだけよあなたのために綺麗になるそれは別れを秘めてるからルージュ色のうらぎり それも女の甲斐性なの愛のために 自由にさせて後悔ならば 彼としたいわすべてを持つ あなたの手からどうぞ飛ばせて 孔雀の時刻(とき)よ相手が男なら殺してやる相手が女なら口説こうく...
■レストラン・シンジケートグルメの行き着くところは三つ星の名店ではない立ち飲みワインとありあわせ弾む会話があれば それがご馳走ルージュがほどけることをしよう手づかみでお行儀悪いことたがいを料理にたとえたら月明かりにダイヤを見つけるそう それだ その食いっぷりだ僕が惚れているのは気っぷのいい女とどこへでも出かけてゆくDrastic Night なんか笑える消えてなくなるものに すべてを惜しまないレストラン・シンジケ...
■スクリーン夜の水槽からまた漏れてゆくわたしたちは愛の重さにうすれる剥き出しのモーターが赤くただれるあなたは携帯など見ていないわたしのいない世界を見てるわたしはベッドで泣いているため息のかずだけ あわがたちのぼるもがくたび 鱗は剥がれ光るそれでもさよならは云わないキスがただの唇の感触になる会話がただの言葉のら列になる世界の黒は白があるからそして今あなたのまなざしはわたしをすり抜け彼女を見ている偶然が...
■一本の長い髪の毛彼女かわいいひとね 一本の長い髪の毛 ピロー・ケースのわき あなたは否定もしない 一本の長い髪の毛 男という生きものいいわ 今度 彼女を食事にさそって 手を組むわ匿名配送ね一本の長い髪の毛これも愛のクーポンわたしいい人ぶらない一本の長い髪の毛気にするだけ損よ いいわ うばわれたらうばいかえすそれしきのことだわいいわ 今度 彼女を食事にさそって 手を組むわ一本の長い髪の毛C'est bonC'est bon ...
■夜明けなんて来なくていいとおもうの消えのこるネオンはネックレスこの世に深刻などない深刻ぶってるのは 自分だあきらめて あなたがよ夜明けなんて来なくてもべつにいいとおもうの朝のひかりは清純そうな悪魔すべてをむごたらしくさらしだす 暗闇がかくしてくれるものわりとあるとおもうの夜明けなんて来なくていいとおもうの朝が来て見えるのは 常習犯のわかればかりよ心変わり あなたのつめに書いてあるわたしが先に心変わ...
■スカイラウンジ一杯だけならつきあうわそっけなく返事をしたあなたからの電話の声に心ふるえたわたしなのに可愛いものよ ふたり さっきからなんてことない話題ばかりよお互いちがうフライトを待つ日付も変わる 空港のスカイラウンジ食器を洗って忘れるの雑事にまぎれて生きるのよむかしの彼と彼女のため束ねてすてるスペア・キーせめて最後に うらみごとを云わせてね 愛してるわ時間が過ぎてゆくのを待つわそれぞれの旅路 明...
■私たちは青空で逢いましょう必死でやりくりしてるあれからやせっぽちの日々私のすべてが まだあなたを向いていてもまだある世界が愛のためにあったとしても無視するわ 優しすぎることは優しさではないと手のひらを読みあってあなたと別れたけれど私たちは青空で逢いましょうSunshine In The Rain 青空の心でせめて心は歩いてゆく そのうちまた青空みたいな私たちに逢える知ってたいつしかあなたは私を見なくなっていたこちらを...
■エゴサショー・ウィンドゥのディスプレイに見とれてたら 夕映え雲がすべった恋する手首 恋する瞳恋する脚 恋するハイヒール私にとっては 過去の傷を今はむねに飾れることが ジュエリーエゴサ 知らず知らずに自動検索するようにエゴサ このゆび この髪に心を思い出す 私がいるさよならという言葉が ただのさよならという意味だったらいいのに花のないかびん 悲しみは薔薇になる だから私は咲いてる恋する涙 恋するlips...
■ロイヤル・スィート・トレジャー男の嘆きも女の涙もひとの痛み悩み多きことはぜい沢曖昧もいい抱きしめ切れずふれられもせず一杯女におごられたあれから何があったか覚えちゃいないが胸しばるかなしみだけが俺のロイヤル・スィート・トレジャー男も死んだ女も死んだ時代(とき)の流れにピストルも持たずにこころを撃ち抜く女だてらにふざけてやがる君もやるよな一杯最後におごらせてくれカタリと溶けるこおりが何かを話すだろう用...
■ネイルが仕上がるまでネイリストに右手をあずけて左手であなたと手をつなぐホテルの午後のアンサンブル漂うアロマのディフューザーあなたの手の表情を読んでいるだから他愛ない話をするのこの手とその手がしてきたことはなんだったのかしら罪かしら男は逃げるものを追いかけ女は追われるものから全力で逃げるのネイルが仕上がるまで あなたが恋人でいてくれたらそれでいいネイルが仕上がるまで 黙ってそばにいてくれたら それがさ...
■磧礫(せきれき) ただの石ころかも知れない私たちは激しい水の中 いのちを削り削られながらいくさを聞く流るる川音に あなたと拾い集めた日々は岸辺の石だったかも知れない石には森や木やそよいでて二人にはそれが世界だったふと胸をつらぬく 互いの目をみつめあの時さびしさを聞いた難儀(なんぎ)なものです 人の世は 人と人とがなぜ難しいでもふたりは知っていたなぜこんな石ころが美しいのか吸い込まれてゆく石の中には老...
■Tumbling Beat赤いRECの文字と赤い丸ふいに動画で撮ってるものはきみの髪と化粧と香水と生理の匂いが入り混じったようなもの実体のないものや正体不明なものが監視カメラをすり抜けるそんな夜の抜け道は美しい死のようだTumbling Beat 消毒しすぎて手が荒れる僕という下等動物最上階に近づくたびにTumbling Beat 狂う惑星 軌道逸れるたび僕たち上機嫌に屈折してる暗いビー玉の光のような Tumbling Beat 女の敵はやっぱ女だ...
■Good Heartbreakこれで良かったそう思うしかないじゃないのあなたにとって私にとってGood Heartbreak これまでの日々を惜しむように好きだったものたちたとえば好きだった歌好きなひとはあなたのままなのにまるでちがってしまった私たちかんがえる前に 美しいことをするのそれがさよならだとしても涙がとまらなくても あなたの首にすがるしかなくても Good Heartbreak , Good To MeGood To You否定できないいいとこしか思いつ...
■カレンダーガールきみはCalendar girl僕は毎日めくる胸のCalendar 笑うCalendar girl会う日のスニーカーがかぞえたCalendarロマンス色にくちびるがひらかれると日ごと夜ごとため息のドラムを叩く僕はスティックさばきもおぼつかないおいでSlender girl風のインクの手紙をたどる 月のランプなのにCalendar girl着信途絶えて互い違いに終わるカレンダーオレンジのスカーフたなびかせて去るきみのGoodbye 日付けが止まったままのき...
■風色(かぜいろ)テーブルにはソーダのぬけたスコッチ 昨夜ふたり何を話したのだろうまるでペイ・パー・ビュー見ているようによわまる陽ざしがかたむくきみからの電話は用件だけ告げて切れたありがとうって言葉の意味はグッバイ忘れたよ きみの全身に書かれた長いラブ・レター 言わないで 何もガレージにきみの車はもうないふたりもう ほら 風色(かぜいろ)さ愛していないなんて言えば言うほど 愛している証拠みたいで嫌になる...
■あの日にレイアップ・シュートボールにもなぜだかさわらせてもらえなかった先輩に挨拶してもガン無視されたコーチは何も教えてくれなかった帰る前 死ぬほど床をモップがけした僕のシュートはいつもあと少しのところでリングに嫌われた悔しいって気持ちが今もある大人になっても そこ めがけてる僕がやってることはあの日にレイアップ・シュートさっきまでの試合空気が天井にのぼる上達する方法はすり傷 絶やさぬこと人生はそ...
■夜の寝覚(よわのねざめ)Um...Hey Hey Heyさっぱりよ ひじ掛け椅子で深夜にまんじりともしないのよ私あなたは寝息を立てている細目に開けた冷蔵庫のあかり床にすわってワイン 注いで寝るまでのあそびよ 並べる掛詞あなたにすれば「私」と「彼女」は掛詞私にすれば「愛」と「哀」も そう私にわきあがってゆく想いは実現されない方がいいさよならは殺人者の言い分よ女は深く微笑むのよ 要注意よ愛が重いから すてたいわあなた...
■ロイヤル・スィート・トレジャー男の嘆きも女の涙もひとの痛み悩み多きことはぜい沢曖昧もいい抱きしめ切れずふれられもせず一杯女におごられたあれから何があったか覚えちゃいないが胸しばるかなしみだけが俺のロイヤル・スィート・トレジャー男も死んだ女も死んだ時代(とき)の流れにピストルも持たずにこころを撃ち抜く女だてらにふざけてやがる君もやるよな一杯最後におごらせてくれカタリと溶けるこおりが何かを話すだろう用...
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