恵里と涼介母ちゃんが紅葉狩りツアーを楽しんだ数日後、恵里の母親の命日が近づいていた。『えっ、母ちゃんもお墓参りに?』『うん、いいかな?』『そりゃとってもありがたいけど、恐縮だよ~』『まあ、母ちゃんの中では挨拶の気持ちが強いみたいだわ』『ねえ、私母ちゃんからこんなに大事されていいの?』『いいんだよ。俺も母ちゃんに言われたさ。お前はもうどうでもいい、とにかく恵里ちゃんだけは、恵里ちゃんだけは大事にする!って。俺もその方がいいよ 笑』『そうなの?』『とにかく母ちゃん連れて行くよ。花屋に寄ってから行くから』『わかった』 「母ちゃん、ありがとうございます。お花まで用意して頂いて」「こちらこそだよ、1度お…
「今、萌んちはお母さん1人?」「親戚の人達は帰ったけどお兄ちゃんと彼女がいるから」「あっ、そうだったね萌お兄ちゃんがいたんだ、イケメンの 笑」「そんな事ないよ。本当は去年結婚するつもりだったけどお父さん亡くなって延期になったの。あっ思い出した、もう籍は入れたんだ、忘れてた 笑」「お兄さんと奥さんは一緒に住んでるのかい?」「当たり前だろ母ちゃん、籍入ってるんなら 笑」「バカそうじゃないよ!お兄さん夫婦は萌ちゃんのお母さんと同居してるのかい?って聞いたんだよ。早とちりするんじゃないよ、この若僧!」「若僧!?自分の息子を若僧って言うかな!?」「笑、お兄ちゃん達は仕事の関係で別の所に住んでて、まぁいず…
「紅葉綺麗だったよー、ねぇ恵里ちゃん!」「はい、今が一番の見頃だったみたいでもう、母ちゃんと写真撮りまくり!」「紅葉狩りのツアーだったのか?」「そう、紅葉見ながら途中の休憩所では梨が食べ放題、お昼は松茸ご飯でそこで温泉に入って、最後にぶどうのお土産付き。全部こみこみの料金だったからお得なツアーでしたね母ちゃん」「そうだね」「お金全部母ちゃんに出してもらったんだよ、ありがとうございました」「何言ってるの!母ちゃんはもう、恵里ちゃんとバスツアーに行けるだけで嬉しいんだよ 笑」「ほんと楽しかったよ!今度涼介達も行ってみたら」「ん?達って?」「この3人で行けばいいじゃん 笑」「いやいや、有り得ないだろ…
「スコッチ、鼻血止まったか?笑笑 どうしたんだお前今日 笑」「ただいま」「おっ、帰って来た」「お帰りなさい、お邪魔してます」「ああ!ぽん太君いらっしゃい 笑 あらっ、すこし君も」「ど…どうも…」「あれ涼介、恵里ちゃんは?」「今来るよ、サプライズのゲスト連れて来たから 笑」「サプライズ?」「ただいま 笑」「も、も、萌、萌ちゃん!ど、どど、どどど!?」「スコッチ、ちゃんとしゃべろ!笑笑」「だってきょ、きょ、今日はお父さんの法事だったんだろ?」「お昼過ぎにはもう終わったの。そしたら恵里から連絡あって、夕方空いてるって聞かれたから来ちゃった 笑」「そうなんだ!いらっしゃい入って入って!!」「いらっしゃ…
「彼氏の母親と温泉に入った?笑笑」「あそこの日帰り温泉でも一緒に入ったんだから、旅先なら尚更抵抗なく入るよ」「仲良いんだな 笑 じゃ例えばスコッチの母ちゃんと萌ちゃんが一緒に風呂入るようなもんか?」「まあ…な…ってスコッチ!なんでこの話でお前が顔真っ赤っ赤になるんだよ!?絶対変な事考えただろ?バカじゃねぇのか、変態!笑笑」「涼介、この話はもうこれでやめようか?」「そだな、これ以上話したらコイツ鼻血出すわ 笑」「こんなスーパーで鼻血出されたら事件だぞ!スコッチ、買い物に集中しろ」「わかた、わかたよ」「だからなんでお前は不意に中国人っぽくなるんだ?笑」 「母ちゃんからの伝言で〆のうどんだけはケチら…
「スコッチ容疑者発見!おい、本当にニヤニヤして水飲んでる。」「アホなんかな~」「本当にアホなんだな~」「おいスコッチ!!」急に呼ばれてスコッチは飲んでた水を噴き出した。「汚ねぇなおめーは!笑」「急に呼ぶなよ!」「急にいなくなるからだろ!容疑者なんだから勝手な行動するな 笑」「容疑者とは何だ!!笑笑お前らを探しにサウナ行ったらいないし、どこ探してもいないから、ここだと思って来たけどいないし、仕方ないから岩盤浴してた」「じゃなんでニヤニヤしてたんだ?」「萌ちゃんを考えて、でれーっとしてたんだろ!ネタは上がってんだ観念しろ!!」「ち、違う!岩盤浴が気持ち良かったから〒☆㈱…」「そんなんでニヤつくアホ…
「美女が野獣に惚れた理由が楓ちゃん?」「うん、まず第一印象は別にーって感じだったと」「そりゃそうだろう。第一印象ってのはほぼ顔だからな、あの顔に惚れるのはチンパンジーくらいだ」「ぽん太、お前それは本気で怒られるぞ 笑笑 でな楓ちゃんとこの炭に火着けてあげただろ?それ見て、こういう事自然と出来る人なんだー、に変わって極めつけは迷子になった楓ちゃん見つけて叱った時、あんな短時間で本気で叱れるまで信頼関係築いてたなんて、もう感動して泣いちゃったと」「まあ、俺らも感動とびっくりだったな。俺もちょろっと泣いたよ 笑」「もうそこで完全に心鷲掴みされたと、スコッチに」「ところがあの野郎、天下無敵の鈍感男だろ…
「村の噂によると萌ちゃんとお付き合いするとかしたとか 笑」「だ、誰がそんな事?」「そりゃ恵里に決まってるだろ、萌ちゃんよっぽど嬉しかったみたいであの日の事をこと細かく恵里に報告したみたいでな 笑」「別に聞きたくもない話まで全部聞かせてもらったよ」「何だその聞きたくもない話って、逆に気になる」「ぽん太そこに喰いつくか 笑」「スコッチがキャラにもない行動したんだとさ」「萌ちゃんがそう言ったのか!!?」「落ち着けスコッチ、萌ちゃんの話を恵里が聞いてそれを俺が聞いて、俺が判断したんだ、キャラにもない行動だって」「スコッチお前何したんだ!?」「聞きたいかぽん太!」「聞きたい!」「昔昔あるところに、スコッ…
「彼氏の母親と2人で紅葉狩り?」「うん、何か?」「いやいや、有り得ない組み合わせっしょ!? 百歩譲って涼介と恵里ちゃんと涼介の母ちゃんなら…それもちょっと譲りがたいけどな。恵里ちゃんと涼介の母ちゃんの組み合わせよりは断然譲れる」「まぁ、いいじゃんか仲良くやってんだから。ただな、ぶっ飛びなのが母ちゃんが、ぽん太君も誘おうかしらって言ったわけよ!」「何故に俺???」「謎の生き物“涼介母ちゃん”笑」「いや、謎でも何でもないんだ、自分の好きな人ランキングの1位と2位っていうだけ」「俺じゃなくてとりあえず良かった」「安心しろスコッチ、お前はランキング“圏外”だから 笑」「それは、それで何げにショック、ち…
「そろそろ常識範囲の時間だね」「うん、そだね」「ちょっと車止めるよ」「えっ、うん」「お、俺萌ちゃんが好き!交際したい」(早っ!いきなり!?)「あ、えっ、えっ、えっ、…」「びっくりした?」「うん、びっくりした」「でも萌ちゃんって好きな人いるの?」「いる…」「だよな…」「……チ君」「ん?」「…コッチ君」「越知(おち)君かぁ…俺知らない人だな…」「バカ、スコッチ君だよ、私もスコッチ君が好き」萌ちゃんは泣いた。「え、え、え、ご、ごめん!ごめんなさい!萌ちゃん泣いた、ごめんなさい!どしよ、常識の範囲超えた」「違うのスコッチ君、私が悪いの!」「何?何何何?さっぱり」萌ちゃんが泣きやむまで待った。 「ごめん…
「じゃ萌ちゃん乗って!」「いい車じゃん!香りもいいし、センスいいよスコッチ君!」「ごめん、それ以上褒めないで、運転がおろそかになる」「笑、笑いのセンスも冴えてる!」「萌ちゃん時間とか大丈夫?遅くなってお母さんに叱られるとか?門限は?」「笑 子供じゃないから。門限はね…決まってないけど、常識の範囲」「萌ちゃんの常識範囲って何時?」「んー、どうだろ?スコッチ君は?あっ、せーのでお互いの常識範囲の時間言おうか」「よし!あっ、ちょうどの時間ね、いい?せーの」「10時10時」「おー!一緒だ~イェイ」スコッチが左手を出すと萌ちゃんも左手を合わせてハイタッチ!(やった~!萌ちゃんとハイタッチ!幸せ!!)(ス…
「夜になると急に寒くなるね、スコッチ君大丈夫?ちょっと薄着みたいだけど」「大丈夫!今テンション高いから」「何で高いの?」「んー、何でだろうね!誰かのせいかもね」「えー、誰?」「誰だろうね!?笑 ところで萌ちゃん今日は恵里ちゃんと来たの?」「今日は1人で電車で来たの」「そうなの?どっち方面?っていうか車だから帰り送って行くよ」「えー!そんな、悪いよ」「送りたいって事なら悪くないよね、好きで送るんだから。車だとどれくらいかな」(えっ?送るのが好きだから?それともまさか私の事が好きだから送りたいの?)「んー、たぶん30分くらいだと思う」「たいした車じゃないけど、今日は送らせて」「ありがとう、じゃよろ…
「こんばんは」「あっ!スコッチ兄ちゃん!」スコッチは両手で楓ちゃんとハイタッチしてからびっくり顔になる。涼介、恵里ちゃんそして何と萌ちゃんもいる。涼介は目で分かり易く合図した。(スコッチ、俺達がアシストするから今日は頑張れ!変な事言うなよ)「あれっ!涼介達どうしたんだ?萌ちゃんまで」涼介は目を閉じて天井を向く。(何でお前はこんなに空気が読めないんだー!?誰の為にこの場をセッティングしたと思ってる?このスットコどっこい!)「あれ?スコッチさんには言ってなかったっけ?今日ハロウィン週末なのに家のポンコツ亭主がまさかの出張で、そしたら楓がスコッチ兄ちゃんとパーティーするって言い出して、皆さんにまでお…
『涼介、今日楓ちゃんママに会った』『おい、スコッチ!お前人妻はマズいぞ』『違うって涼介、たまたま会ったんだ。楓ちゃんも一緒に。そこでちょっと気になる事が…』『何だよ。』『俺が言ったんじゃないからな楓ちゃんママが言うにはな、その…萌ちゃんがな…』『うん、萌ちゃんがどうした?』『だから俺が言ったんじゃないからな』『わかってるよしつこいな、早く言え!』『萌ちゃんがな俺の事、す、す、すひ%@§♧#と!』『は?はっきりしゃべろ!何言ってるかわかんねー!』『も!萌ちゃんが俺の事好きなんだと!!』『おー、知ってるよ』『はー?なんでお前が知ってるんだ!?あっ、機密情報の漏えいだ!』『わけのわかんねー事言ってん…
あっ、スコッチ兄ちゃんだ!」「うっそー!えっ、何処にー?」「ほら、あっち。スコッチ兄ちゃーん!」楓ちゃんが走り出す。「えっ?楓ちゃん!?」スコッチも楓ちゃんに気付いて歩み寄り、再会のハイタッチ「イェーイ!楓ちゃーん」「スコッチさん!どうも」「あっ、ママさん」「本当にありがとうございました。少しお時間大丈夫ですか?」「はい、少しなら全然」「本当にスコッチさんはじめ、みなさんがいなかったらどうなっていたことか」「そんな事ないです。俺が見つけたのはたまたまですから」「でもあの山を登ったのは何か確信があったんじゃ?」「覚えてませんか?以前小さな子供が行方不明になって、スーパーボランティアが探したって話…
『萌ちゃん?』『はい…?』『先日お世話になった楓ママです、どーも』『あー!楓ちゃんママ!?』『ごめんね、突然』『いえ』『迫井田恵里ちゃんから番号聞いてね、迷惑だったかな?』『いえ、とんでもないです。こちらこそお電話ありがとうございます』『楓がね、萌お姉ちゃんとハロウィンパーティーやりたいって言うのよ。バーベキューでボール遊びしてもらったのが余程嬉しかったみたいでね、今週末なんだけど都合が悪ければいいのよ、無理しなくて…どうかな…』『えーっ私なんかでいいんですか?』『楓のご指名よ!』『楓ちゃんのご指名ならありがたく伺わせて頂きます、ありがとうございます』『萌ちゃん、新坂駅ってわかるかな?』『はい…
「ねぇ、楓ちゃんトイレ行ったまま戻って来ないんだって」「何!!」スコッチがいち早く反応した。すぐに連れのママの元へ事情の確認へ「私の子供と2人でトイレに行ったんです。1人なら心配ですけど2人ならいいかなって。うちの子がトイレから出て来て暫くしても楓ちゃん来ないからトイレ探したけどいなくて…私がついて行かなかったのが悪かったんだわ」「ママさん!今は責任がどうこうよりまず楓ちゃんを探しましょう」ぽん太もやって来て「スコッチ、まず園内放送してもらおう。ママさん、楓ちゃんのフルネームと年齢、それから何か特徴。例えば服とか靴とか」「あっ、ほんのさっき撮った写メあります」「萌ちゃんと沙織ちゃんも協力出来る…
「あーっ疲れた!あれくらいの子供達についていくのはちょっとしんどいわ!萌ちゃんは大丈夫?」「まあ、なんとか 笑」「スコッチ、やっぱりお前はおじちゃんなんだよ 笑」「いや、やってみろって!結構しんどいぞ、今アルコール入ってるから尚更だけど。萌ちゃんは最初からお姉ちゃんって呼ばれて良かったね」涼介はぽん太と恵里と沙織ちゃんに小さな声で「あいつおじちゃん呼ばわれされたのまだ根に持ってる 笑」「萌ちゃんはそりゃ普通にお姉ちゃんって呼ばれるだろビジュアル的に」「じゃ俺はビジュアル的におじちゃんなのか?」萌ちゃんがすかさずフォローに入る。「スコッチ君は完全に大人に見えて私はまだお子ちゃまに見えるんじゃない…
隣のグループも賑やかに焼き始め一安心してると、先程スコッチをおじちゃん呼ばわりした女の子、楓ちゃんがお礼の一皿を持ってやって来た。可愛いお客さんに6人は驚きながらも目を細める。「お兄ちゃん、さっきはありがとう、これどうぞ」「えっ!これお兄ちゃんにくれるの!?」楓ちゃんは無言で大きく頷いた。すぐ後ろにいた母親に向かって恵里が「そんな、いいんです!スコッチ君は好きでやってますから、逆にやらせてもらってお礼しなきゃ、ね!」「そうです、しかもこんなに可愛いお友達が出来て、スコッチ兄ちゃん嬉しいな! 笑」「あっ、焼きそばだ!」「楓ちゃん焼きそば好き?食べる?」「うん!食べる」「よし!じゃあ食べよう。でも…
「まだつかないの?」子供に急かされ「ちょっと待ってね、ママ達今やってるから!」そんなグループを恵里が見てると1人の母親が視線に気付き恵里を見る。恵里は優しく微笑んで軽く会釈すると、相手も笑って「なかなかつかないんですよね 笑」「もしよろしければうちの炭どうぞ、こっちは全然大丈夫なので」母親はもう1人の母親と目を合わせ無言で頷きあってから「よろしいんですか?」「どうぞ!涼介、丁度いいヤツ持って行ってあげて」「あいよ!スコッチ、鉄板ちょっとどかしてくれ」「涼介、炭は俺に任せろ!この今一番元気なヤツにしよか」スコッチは手際良く炭を移し、ついでにベストな状態にしてあげた。「スコッチ、どうだ!いい感じに…
「ね~涼介あの2人!?」「うん、そだな!…あとこっちは?…」 「萌ちゃんビールどうぞ」「ゴメンね、私お酒あんまり強くないから…」「そうなの…」「スコッチ君は?お酒強いの?」「んー、俺もそんなには強くない。でもこういう雰囲気は好きだね。仕事関係のお酒は嫌いだけど 笑」「わかるー!おじさんのしつこい話、それとオヤジギャグ、マジ勘弁 笑」「だよね!女子は加えてセクハラとかもあるし」「そうそう、さすがに触る人はいないけど、言葉でね…キモ!」「お待たせ!イカ、いかが?」スコッチと萌が顔を見合わせ声揃えて「マジ勘弁!笑」「何だよスコッチと萌ちゃんだけ盛り上がって!」「笑笑」「今な、友達とのお酒は好きだけど…
「涼介、イカ忘れてるでしょ!?」「あっ、!ヤベー忘れてた、ごめんしかもまだ切ってないし。でも今解け頃で一番切り易いかも、切ってくるわ」「いいよ涼介、お前酔っ払ってるから指切るぞ!俺がやるよ」ぽん太がイカを持って近くの調理台に向かうと沙織が後をついて行き「私も手伝います!」その行動に涼介と恵里は顔を見合わせてからにっこり笑った。緊張が少しほぐれた絶妙のタイミングで涼介の彼女恵里がナイスアシスト。お互い君とちゃんで呼び合う、タメ口で話す事を提案。そのおかげで男子はテンションが一気に上がった。女子は若干微妙かなぁ?と思った恵里だが今の沙織の行動で一安心した。実を言えば涼介は、ぽん太の好みは沙織ちゃん…
涼介はスコッチを見てから「うちの母ちゃんはスコッチをすこし君て呼ぶんだ」「笑笑!すこし君 笑」「お前がちゃんと説明しろよ!!」「いや、ちゃんと説明してるって、さっきみたいに何回も。まぁ、母ちゃんの中ではスコッチの認知度は低いんだな、頑張れお前!」「笑 な、何を!?」「笑笑笑」「どこの母親も何かそういうとこあるよね」「私のお母さんも!」「あっ、萌のお母さんもちょっとおもしろいよね!」「そう、昨日も、明日県民の森でバーベキューするって言ったら あら、バーベキュー?いいねぇ、じゃあんたお弁当持ってく?って 笑 だからバーベキューだ!って 笑」「笑笑笑」 「炭OKだぞ!じゃ焼くか!!」「焼きながら呑む…
「街で遊んだり呑むのもいいけど、こういう大自然の山舘村でBBQして楽しむのもいいよね!材料と道具揃った?始める?」「じゃ、準備しながら紹介とかするね、まず私の彼氏の妹尾涼介、えっと2人は会った事あるよね?」「女子会で恵里が酔いつぶれた時に迎えに来てくれてましたもんね、どうも」「じゃ、えっと私の友達の緑沢萌さんと出光沙織さん」「初めましてよろしくお願いします」「じゃ今度こっちな。まず俺の彼女の迫井田恵里、以上です」「おい!!」2人同時に突っ込む。「おー、ごめん。まず少地(しょうち)明信、通称スコッチ」「スコッチ?」「んとね、少しって字と地球の地で少地、すこしのち、スコッチ、わかった!?」「あー!…
「街で遊んだり呑むのもいいけど、こういう大自然の山舘村でバーベキューして楽しむのもいいよね!材料と道具揃った?始める?」「じゃ、準備しながら紹介とかするね、まず私の彼氏の妹尾涼介、えっと2人は会った事あるよね?」「女子会で恵里が酔いつぶれた時に迎えに来てくれてましたもんね、どうも」「じゃ、えっと私の友達の緑沢萌さんと出光沙織さん」「初めましてよろしくお願いします」「じゃ今度こっちな。まず俺の彼女の迫井田恵里、以上です」「おい!!」2人同時に突っ込む。「おー、ごめん。まず少地(しょうち)明信、通称スコッチ」「スコッチ?」「んとね、少しって字と地球の地で少地、すこしのち、スコッチ、わかった!?」「…
「今のは幻聴か?自立する為高校行かないで漁師になるって聴こえたんだけど…」「ピンポン、正解おめでとうございます!20点差し上げます」「ありがとうございます…って おい!ふざけるな!!何の冗談だ!?」昇は急に真面目な顔をして「本気なんだ」「は??」「親戚の知り合いの所で働こうと思ってる」「昇君ちょっと待ってね、思考回路が渋滞して、赤信号青信号…駄目だ渋滞が解消しない、最初からわかるように説明してくれ」「高校行かないで漁師になる」「それ同じセリフ!プロセスを説明してくれ!」「プロミス…?」「バカ!何でそう思うようになったのか説明してくれ」「ああ、そういう事か。最初からそう言ってくれればいいのに」「…
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