映画100本に到達【何度も観たくなるおススメ映画10選】と【もう観たくない映画3選】
前回の記事「ビューティフル・マインド」で100本に到達しました。目標1000本のうちの100本、つまり1割、記事を書いたことになりますね。残りは900本ですが、まだまだ観ていない分野(現代や未来を描いたもの、アクションもの、最新の映画など)
実話映画「ビューティフル・マインド」【感想:天才数学者の偉業と成功と統合失調症】
「ゲーム理論」等でノーベル経済学賞を受賞した実在の天才数学者ジョン・ナッシュの半生と、ナッシュを支えた妻を描いた作品です。「天才と狂人は紙一重」と昔から言われている言葉を体現したかのようなナッシュの人生ですが、映画ではそんなナッシュを温かい
映画「レインマン」【感想;障害を持つ兄に人生の本質を教わる弟の物語】ダスティ・ホフマンの演技に脱帽
中古車会社を経営しているがうまくいってない弟が、遺産欲しさに障害をもつ兄と旅する物語です。 サヴァン症候群で9000冊の本を暗記したというキム・ピーク氏と何度も面会して、徹底的に研究したダスティ・ホフマンが自閉症をごく自然に演じています。そ
映画「愛と哀しみの果て」【感想:アフリカの大自然と困難にあっても立ち上がり続ける女性の物語】
女性を主人公にした物語の映画を観たいと思いました。これは最近観た映画「ジョーカー」があまりに狂気すぎて、主人公を演じたホアキン・フェニックスの、痩せた身体全体で精神が徐々に崩壊していくさまがリアルすぎて、ちょっと食傷気味だったのかもしれませ
映画「めまい」【感想:ヒッチコック監督の最高傑作とされているが・・】
2012年の英国映画協会が選定した「世界の批評家が選ぶ偉大な映画50選」で第一位に選ばれた作品です。 公開当時興行的にも成功した映画ですが、それ以後の批評家の評価も一貫して高いです。「予測不可能なスリラーであると共に、愛と喪失、そして人の癒
狂気の映画「ジョーカー」【感想:子どもと気持ちが滅入っている人には絶対みせたくない】
この映画のキャッチコピーは「本当の悪は笑顔の中にある」。 残念ながらこの映画には笑顔すら存在しません。本人の意思に関係なしに笑ってしまうという精神疾患を抱えているという設定のもと、全編を通じてけたたましく笑い続ける主人公は、決して魅力的な主
古典映画「わが谷は緑なりき」【感想:かってあった理想と現実の狭間。家族とは?】
19世紀末、イギリス・ウェールズ地方の炭鉱の小さな村を、今去っていこうとしている男の回想の物語です。 7人兄弟の末っ子、ヒュー・モーガンには5人の兄と1人の姉がいました。温和だが昔気質であり家長としての誇りをもつ父と、働き者で超現実主義者で
ラブコメ映画「ユー・ガット・メール」【感想:キュートなメグ・ライアンを何度も観たくなる】
ニューヨークを舞台にインターネットで知り合った名前も知らない男女が、メールを交換しながらお互いに惹かれあっていく物語です。いろんなことがありながらも、最後はハーピーエンドを迎えるラブコメ映画の王道と言える映画で、「めぐり逢えたら」のトム・ハンクスとメグ・ライアンの二人がキュートで素敵な恋を演じてくれています。 この映画は1940年のエルンスト・ルピッチ監督の「桃色の恋」をリメイクしたものですが、手紙で文通の部分を当時流行し始めていたインターネットに置き換えて制作されました。インターネットという最新技術に加え、ニューヨークの書店をめぐって繰り広げられる恋物語はオシャレで、観ている側の憧れをたくさ
ミュージカル映画「シカゴ」【感想】鍛え抜いた女性体たちの肉体美!ダンス!ダンス!ダンス!
あまりに美しすぎて思わず見とれてしまいました。ダンスで鍛え抜いた女性たちの美しくてしなやかな肉体と、リズム感、そしてサーカスですか?と問いたくなる柔軟性に、ただただため息をつきながら観ていたローズです! トニー賞ってご存知でしたか?全米劇場プロデューサー連盟により授与されるアメリカ演劇及びミュージカルに関する賞で、アメリカ演劇界にとってはもっとも権威ある賞です。映画ならアカデミー賞、音楽がグラミー賞、テレビ界はエミー賞、文学・戯曲がピューリツァ賞と並んでいる賞ですね。 この映画はそのトミー賞受賞作である「シカゴ」を映像化したものです。そしてトニー賞だけでなく、アカデミー賞作品賞も受賞するという
映画「シックス・センス」【感想:自分は人と違うと感じる人に是非みてほしい】
「この映画にはある秘密があります。まだ見ていない人には決して話さないでください。」映画の冒頭に掲げられたこのメッセージが大変な評判を生みました。 確かに最後の最後に思いもかけない秘密が暴露されて観客は驚くことになるのですが、それだけがこの映画の魅力ではありませんでした。「幽霊が見える少年」と「最近、妻と上手くいかなくなって悩んでいる小児精神科医」との交流が心温まるものとなっています。 この映画でハーレイ・ジョエル・オスメントは天才子役の名を不動のものとし、その抑えた落ち着いた演技でブルース・ウィリスもまた高く評価されました。 いつも「ミセス・アイの名作映画ガイドブログ」をお読みいただき本当にあ
歴史映画「ラストエンペラー」【感想:重くて切ない最後の皇帝の60年の生涯】
イタリア、中国、イギリス、フランス、そしてアメリカ。5か国の共同制作となったこの映画は清朝最後の皇帝であり、のちに満州国皇帝となった愛心覚羅溥儀の60年の生涯を描いた超大作の歴史映画です。 60年の歴史を一本の映画に収めるという離れ業をやってのけたこの映画は、溥儀だけでなく時代に翻弄された人々の重くて切ない映画となりました。私自身は219分という長丁場を持ちこたえることが出来ず、何度も中断して観ることとなりました。長さだけの問題ではありません。ワンシーン、ワンシーンが重く、かつ美しく、何かしら意味があることだったので、自分の思考の継続が難しかったからです。 いつも「ミセス・アイの名作映画ガイド
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