AIがつくり出した世の中の中で、ぼくらの価値・価値観はどのように変化するのか?片山恭一とヒガシユウジが対談を通して考えを深めていく。
ぼくらラボはみんなのやくにたつ、楽しくすごせるコンテンツをめざしています。たとえば、小説の書き方、文章の書き方をセカチューの作家、片山恭一さんが書いています。また、いろんなデザインを手掛けたデザイナーによるデザインやブランドの話など満載
AIがつくり出した世の中の中で、ぼくらの価値・価値観はどのように変化するのか?片山恭一とヒガシユウジが対談を通して考えを深めていく。
今回はちょっと長いです。40分ちょいあります。素人のしゃべりがこれだけ長いと苦痛だと思いますが、ただ興味ある人にはおもしろい話だと思います。一気に聞いて欲しいなって思ったんで長くなりました。 ヒガシ「今はちょうど、AIってい
bokuralab · 片山恭一☓ヒガシユウジ「生きるってなに?」(後編) ヒガシ「生きるって、その人個人のしあわせを求めることでもあるわけじゃないですか。だから人それぞれ幸せは大きく違うわけで」片山「生きるってどういうことかというと
bokuralab · 片山恭一☓ヒガシユウジ「生きるってなに?」(後編) ヒガシ「生きるって、その人個人のしあわせを求めることでもあるわけじゃないですか。だから人それぞれ幸せは大きく違うわけで」片山「生きるってどういうことかというと
bokuralab · 片山恭一☓ヒガシユウジ 「生きるってなに?」(前編) 片山「だからそれを仏教では煩悩と言うらしくって、あらゆる苦しみが生まれてくるっていうのがまあ仏教的な考えらしいのですが、ただ僕たちは煩悩にまみれて苦しんだり
では「人を元気づける言葉」とは、どのようなものでしょう? 現在の日本の社会を考えてみましょう。ぼくたちのまわりでいちばん元気がないのは、たとえば末期の癌を宣告された人たちです。彼らに届く言葉はあるでしょうか? 難しい問題です。しかし、こ
コンテンツは必ず飽きられます。どんな人のコンテンツも飽きられます。さて、どうすればいいのか?
長い年月を経て生き残っている言葉があります。たとえば『聖書』や『コーラン』、日本でいえば親鸞の『歎異抄』などがそうでしょうか。長く生きつづける言葉とはどういうものでしょう? ここではシンプルに、「人を元気づける言葉」と考えてみます。生き
bokuralab · 片山恭一☓ヒガシユウジ 「コンテンツって何者?」(後編) 片山 「・・・アマゾン共和国とか、グーグル共和国とか、いろいろそういう物ができてきていろんなレイヤーで僕たちが生活していく。まあ、アマソン共和国の市民で
ところでぼくたちは、どうして小説という面倒なものを書こうとするのでしょう。自分をみつめ、自分について書くだけなら、小説でなくてもいいはずです。たとえば日記や自分史みたいなものでもいいかもしれない。カフカの日記はそのままで充分に面白いもの
bokuralab · コンテンツって何者?(上) ヒガシ「お金の動きによって、人の生活が変わって、その生活の流れによってコンテンツが変わるんだと思うんです。この流れのもとにはやはりお金があるのかな、って考えますよね」 片山「だ
bokuralab · コンテンツって何者?(上) ヒガシ「お金の動きによって、人の生活が変わって、その生活の流れによってコンテンツが変わるんだと思うんです。この流れのもとにはやはりお金があるのかな、って考えますよね」 片山「だ
小説を書くことは脳の働きよりも免疫機能に似ているかもしれません。免疫というと異物を排除する、というふうに思われがちですが、ほんとうはそうではなくて、免疫系のまなざしは自己に向けられているのだそうです。この自己がウイルスに侵入されるなどし
登場人物の名前の話をもう少しつづけます。カフカの『変身』の主人公は、ご承知のようにグレーゴル・ザムザです。独身のサラリーマンで両親と妹の家族四人、それに女中を一人を置いて、わりと広いアパートに住んでいます。仕事は布地のセールスみたいです
頭脳資本主義の特徴は集積のメリットが生じることです。多くの場合、頭脳資本主義では地方には人が少ないために集積メリットが得られないから所得が伸びない。
ロシア文学の登場人物の名前っておぼえにくいですよね。『戦争と平和』に出てくる宮廷の女官の名前はアンナ・パーヴロヴナ・シェーレル、アンナ・シェーレルやアンネット・シェーレルとつづめても焼け石に水です。こんな具合だから、主要登場人物の一覧表
bokuralab · この先のna ri wa iって?(後編) ヒガシ:「日本の人口が逆ピラミッド型になっていて、仕事する人が少なくなってきて支えることができないんだみたいな話をしていますけど、人間が働くよりAIが働くほうが何倍も
今日は小説のタイトルについて考えてみましょう。ぼく自身、これまでにたくさんの小説を書いてきて、その都度、タイトルをつけてきたわけですけれど、とくに統一性やポリシーがあるわけではありません。もちろん作品にふさわしいと思うタイトルをつけるわ
ぼくらはいろんなイメージで場所や人を見ています。たとえば、東京をどうイメージするかによって仕事のポジションがかわります。 ブルーベリーやいちごとともに、白くてあまい生クリームがたっぷりとのった、ポップなパンケーキのようなイメージなの
神や死など実証できない面倒なことについては考えない、という人がいます。亡くなった立花隆さんなども、「形而上学については一切認めない」みたいな発言をされていました。まあ、ご本人の勝手ですから、どうでもいいのですが、ぼくはニヒリズムそのもの
最近、久しぶりに夏目漱石の『吾輩は猫である』を読み返しました。じつに面白かった。今回はその話を書いてみようと思います。 『草枕』もそうですが、『猫』のほうも他に類を見ないような作品ですね。きれいにジャンル分けできない。当時の呼び
ヘミングウェイの『老人と海』では、84日間も一匹も魚が釣れなくて、すっかりサラオ(スペイン語で最悪の事態を意味する)になってしまった老人・サンチャゴが、待望の獲物であるカジキマグロと親密に言葉を交わします。魚は水中にいて、老人はまだ一度
bokuralab · この先のna ri wa iって? ヒガシ:「2,3年経ったら世の中が変わっていくんだとしたらもう、今の状況で何を選んだら良いの、みたいなとことが当然出てくるような気がします。AIって、いまは空想のモノ
実は「どう、伝わったか?」が,もっと重要です。そこを知りたいのですが検証する術がありません。なにが伝わったかを確かめながらコミュニケーションをとらないと、仕事も、表現も、事業も、こんなはずじゃなかったなんてことになりかねません。からのニーズは感情がつくりだしますから
世界各地の神話の比較研究に大きな業績を残したジョーゼフ・キャンベルは、神話とは人間生活の精神的な可能性を探るかぎだと述べています(『神話の力』)。たとえば結婚の意味とはなんでしょう? 人間が動物ならただ生殖だけを行えばいいはずですよね。
厄介な時代です。この厄介かつ困難な時代のキーワードは「デジタル」だと思います。もともとアナログであるはずの現実がデジタルに置き換わっていく。ぼくなどの世代ではCDが最初の体験だった気がします。本来、音というのはアナログですよね。波ですか
「家族みんな誰もが楽しくいられるように、ナリワイをつくる。」 ”しごと”、というのは今からはこんな思いでするものになる。 って、書いてみて、おや、では今まではどんな思いでやっているというのだ、とふと内証する自分がいます。
ちょっとしたスナップ写真などはともかく、一つの風景を丹念に撮るという行為は、対象となる風景に深く入り込み、理解し、味わうことでもあるでしょう。「自分のものにする」という言い方をしてもいいかもしれません。絵画などにも同じことが言えると思い
bokuralab · 見えすぎる未来を変えるにはどうする?(後編) ヒガシ「そのテーマでいうと、小説って、結局あの、小さな話と言うじゃないですか、小説って。先が全部見えちゃっているとき(時代)の小説っておもしろさってどこにありますか
芸術の可能性は愛の可能性である、ということについてもう少し考えてみましょう。愛の可能性なんていうと、ずいぶん大仰ですが、親の子にたいする思いは、ひとことで言うと「かけがえのないわが子」ということでしょう。この「かけがえのない」ってところ
bokuralab · 見えすぎる未来を変えるにはどうする? 片山「便利にはなったけれど、一向に幸せになってない、むしろ幸せというのがわからなくなってきたというかどうやって幸せになっていけば良いのか。日本人だけではないのかもしれないけ
十年ほど前に父を亡くしたとき、父のことを書いておきたいと思いました。親とか連れ合いとか子どもとか、大切な人を亡くしたときに、同様の気持ちに駆られる人は少なくないようです。ぼくは実際に父についてささやかな本を書きましたが、それは親の死にた
十年ほど前に父を亡くしたとき、父のことを書いておきたいと思いました。親とか連れ合いとか子どもとか、大切な人を亡くしたときに、同様の気持ちに駆られる人は少なくないようです。ぼくは実際に父についてささやかな本を書きましたが、それは親の死にた
つまり、ぼくの習慣についてです!なんてことではないのでご安心を。 自分のことをトップクリエイターと言い切ってしまえば、そうなってしまします。今はそんな時代です。知らない人に対して錯覚させてしまえば良いわけですからね。と言ってもそこま
私小説というジャンルがあります。日本独特のものとも言われます。もともとは明治時代の自然主義文学のなかから生まれてきたものだそうです。そのころの代表的な作家は田山花袋、正宗白鳥、島崎藤村、志賀直哉といった人たちですね。文学の素材を狭く限定
なんだか釣りっぽい題名ですが、まずこのネーミングはどうでしょう? 「MacMan」 日本語でいうと「マックマン」 iMacに決まる前の、ジョブズが考えたネーミングです。ジョブズはこのネーミングにかなり固執したようです。広
前回につづいてカミュの『異邦人』の話をしましょう。前にも述べたように、この作品は二部構成になっていて、第一部では母親の葬儀、ガールフレンドとの交際、素性の悪い隣人との関係、事務所での仕事、老人と飼い犬のエピソード、隣人の手紙を代筆する一
今日はカミュの『異邦人』の話をしましょう。有名な小説ですので、お読みになった方も多いのではないかと思います。文庫本で150ページほどの短いものですが、その特徴は全体が二部構成になっていることです。さらに第一部と第二部はシンメトリーといい
随分むかしからデザインは付加価値をつける役割を求められているますが、ちょっと前の付加価値というのは装飾としての付加価値でした。同じ商品なら、パッケージが良いほうが高く売れる。というように。 しかし現在の付加価値はそれだけではなくメソ
スティーブ・ジョブズと対照的な人物として、ドストエフスキーの『罪と罰』に出てくるマルメラードフという人物を取り上げてみましょう。ラスコーリニコフが殺人を告白する相手である娼婦ソーニャの父親ですね。元は地方の下級官吏ですが、酒で職を失い、
グラフィックデザイナーはWebだってできる。今のネット時代、webデザイナーがデザインを覚えるのに随分と時間がかかっている。それならグラフィックデザイナーがwebデザイナーもやってしまえばいい。
先ごろスティーブ・ジョブズについての本を出したので、オンラインの講演や講義でジョブズについて話す機会が何回かありました。文学的に見ると、パブリックな部分でのジョブズの人生は、人間の生き方としてはいちばん価値のないものだと思います。アップ
先ごろスティーブ・ジョブズについての本を出したので、オンラインの講演や講義でジョブズについて話す機会が何回かありました。文学的に見ると、パブリックな部分でのジョブズの人生は、人間の生き方としてはいちばん価値のないものだと思います。アップ
クリエーターが生き残る方法>100人の真のファン(仲間)をつくる
クリエイターは、自分の作品で生計を立てることができないから、クライアントの案件で生きていくしかない。でも、ソーシャルプラットフォームや、自分でメディアを持ち真の100人のファンをつくることができれば社会にパラサイトしないで生きていける。
クリエーターが生き残る方法>100人の真のファン(仲間)をつくる
クリエイターは、自分の作品で生計を立てることができないから、クライアントの案件で生きていくしかない。でも、ソーシャルプラットフォームや、自分でメディアを持ち真の100人のファンをつくることができれば社会にパラサイトしないで生きていける。
大学で後期の授業がはじまり、今年度も学生さんたちに小説を書いてもらおうと思っています。まずテーマ、構想を考えてもらいました。何を書いてもいいし、分量も自由だと言っているのですが、それにしてもです。きみたち、これってあまりに幼稚じゃない?
大学で後期の授業がはじまり、今年度も学生さんたちに小説を書いてもらおうと思っています。まずテーマ、構想を考えてもらいました。何を書いてもいいし、分量も自由だと言っているのですが、それにしてもです。きみたち、これってあまりに幼稚じゃない?
前回は「本当に書きたい!」と思うテーマを見つけることが大切だというお話をしました。言うまでもなく、小説は言葉です。言葉だけです。はじめから終わりまで言葉しかありません。映像や音などに頼ることができない。文句を言ってもしょうがない。小説と
いまのお金「通貨」はドルや円やユーロでも、人間が好きなだけ印刷でき、数字を増やすことができます。数字化されたお金は金融工学を使い、コンピュータで処理したほうが効率的に増やすことができます。神がつくったお金、ゴールドやシルバーではないのです。
自分で体験したことがなんらかのかたちで作品に反映されていないと、しっかりした芯のある小説にはなりません。ぼくの講義を受講している学生さんたちに小説のテーマを提出してもらうと、ファンタジー、タイムト・ラベル、探偵などいろんなテーマが出てき
今回は会社のイメージの話です。自分で会社や商店を持っている場合や、そこに所属している場合、フリーランスで仕事をしている場合などいろいろありますが、イメージというのはとても大事ですよね。でも時代によって大きく変わるなーと思っています。
ぼくが小説を書きはじめたのは大学に入ってからです。学部は農学部で、将来は大学に残って植物学か何かやろうと思っていました。阿蘇か九重あたりで植物採集でもしてね。まあ『となりのトトロ』のお父さんみたいなイメージかな。サラリーマンにはなりたく
誰もが願うのは成功ではないでしょうか? だから私たちは、成功した人が「何をやったか」に興味を持ちます。 毎年ビジネスで成功を収めた人の「成功本」「経営本」が山ほど出版され、セミナーなども多数開催されていますが、成功者であふれか
やっぱりスペシャルなものを書きたいわけですよ。みんなと同じものを書いても面白くない。どうせなら自分だけのオリジナルなもの、独創性に満ちたものを書きたい。よくわかります。ぼくもできればそういうものを書きたい。 ぼくが学生時代から読
僕が卒業した高校は、文化祭や体育祭が活発なことで有名だった。 イベント事が好きな僕は、文化祭員や、体育祭の競技のリーダーとして参加することでそれらの行事を楽しんだ。 ただ、今その当時を振り返ると、その行事当日のことはほとんど覚
僕が卒業した高校は、文化祭や体育祭が活発なことで有名だった。 イベント事が好きな僕は、文化祭員や、体育祭の競技のリーダーとして参加することでそれらの行事を楽しんだ。 ただ、今その当時を振り返ると、その行事当日のことはほとんど覚
商品そのものを買うのではなく、商品を取り囲む雰囲気や世界観を買うのであって商品を取り囲む環境をつくらない限り、消費者はそれを欲しがらないのです。
商品そのものを買うのではなく、商品を取り囲む雰囲気や世界観を買うのであって商品を取り囲む環境をつくらない限り、消費者はそれを欲しがらないのです。
宮沢賢治のオノマトペにはどこか〈性〉のニュアンスがあります。ここで〈性〉と言っているのは自分と相手、自分と対象が未分化な状態、主観にたいして客観的な対象物という、はっきり分かれた関係になっていない状態のことです。賢治が自然の事物や事象に
宮沢賢治のオノマトペにはどこか〈性〉のニュアンスがあります。ここで〈性〉と言っているのは自分と相手、自分と対象が未分化な状態、主観にたいして客観的な対象物という、はっきり分かれた関係になっていない状態のことです。賢治が自然の事物や事象に
経営者やリーダーは、大なり小なり、ほぼ毎日、意思決定を求められる。 取引先やスタッフ等から、最終的な判断を仰がれる際にどう決定していくかが、会社の方向性を左右する。 正しい判断をするために、詳細な情報や客観的なデータ、専門家や
経営者やリーダーは、大なり小なり、ほぼ毎日、意思決定を求められる。 取引先やスタッフ等から、最終的な判断を仰がれる際にどう決定していくかが、会社の方向性を左右する。 正しい判断をするために、詳細な情報や客観的なデータ、専門家や
もともとオノマトペ(擬音)というのは、かなり共同体的なもの、あるいは民族的なものです。民族語的なものと言ったほうがいいかな。たとえば犬は日本語では「ワンワン」と鳴きますが、英語では「バウワウ」、フランス語では「ウワウワ」、ドイツ語では「
世の中の経営者のほとんどが、経営資源としてデザインの一部しか使っていないのがとても残念です。使っているのは、売るための宣伝としてのデザインだけです。 じつは、売るためには会社や商品を知ってもらう必要があります。つまり広告(PR)が必
世の中の経営者のほとんどが、経営資源としてデザインの一部しか使っていないのがとても残念です。使っているのは、売るための宣伝としてのデザインだけです。 じつは、売るためには会社や商品を知ってもらう必要があります。つまり広告(PR)が必
なんかずっと寄り道ばかりしている気がします。「文章の書き方」という主題はどこへ行ったんだ? あまり遠くへは行ってないはずだけど、とりあえず姿は見えません。まあ、この先もずっとこんな調子かもしれませんので、そのつもりでお付き合いください。
なんかずっと寄り道ばかりしている気がします。「文章の書き方」という主題はどこへ行ったんだ? あまり遠くへは行ってないはずだけど、とりあえず姿は見えません。まあ、この先もずっとこんな調子かもしれませんので、そのつもりでお付き合いください。
いま人生を考え直す時が来ています。人生100年時代なんて言われる時代ですから、いままでの人生プランではちょっと無理がある。そこで人生は二度あると考えるLife reDesignがあってもいいでしょう。LIFE ver2であり、人生2.0で
https://bokuralab.com/2021/08/24/1300/
17 梶井基次郎の檸檬と芥川龍之介の蜜柑
前回取り上げた和歌の多くは、四季の風物を主題としたものですが、そこで取り上げられる花鳥風月や雪月花といった事物が内包している情感やイメージは、共同体的なものを志向しているように見えます。民族的と言ってもいいかもしれません。日本人なら誰で
前回取り上げた和歌の多くは、四季の風物を主題としたものですが、そこで取り上げられる花鳥風月や雪月花といった事物が内包している情感やイメージは、共同体的なものを志向しているように見えます。民族的と言ってもいいかもしれません。日本人なら誰で
17 梶井基次郎の檸檬と芥川龍之介の蜜柑
世界観を経営者が語ることができれば、デザイナーはそれをビジュアル言語化することができます。それによりプロダクトのデザインフォーマットがつくられ、そこから生まれるデザインテイストが同じ価値観を持つ人々をひきつける武器となります。
世界観を経営者が語ることができれば、デザイナーはそれをビジュアル言語化することができます。それによりプロダクトのデザインフォーマットがつくられ、そこから生まれるデザインテイストが同じ価値観を持つ人々をひきつける武器となります。
小説はさまざまな事物(花や子どもや猫など)から成り立っています。崇高な観念や思想を主題とするものではありません。背後にそういうものがあっても、直接的には描かない。もちろん例外はありますが、多くの小説で中心的に描かれるのはあくまで諸事物で
小説はさまざまな事物(花や子どもや猫など)から成り立っています。崇高な観念や思想を主題とするものではありません。背後にそういうものがあっても、直接的には描かない。もちろん例外はありますが、多くの小説で中心的に描かれるのはあくまで諸事物で
最近アートが世界のビジネスリーダーに必要にされていると言う話をよく聞くようになりました。そして、日本でも渋谷の若き経営者たちはアートに興味を示します。 そこで今回はアートとビジネスについて、デザイナーとしてずっと生きてきたぼくの考え
モノとコトの関係によってデザインはその表情を変えなくては良いコミュニケーションはできません。
写真でも、ただ巧いだけの写真って面白くないですよね。巧い写真なら、それこそスマホに内蔵されたカメラなんかはそつなく巧い。でも、それだけでは面白みがない。だって誰が撮っても一緒なんだもん。やっぱりその人のまなざし、感性みたいなものが写って
写真でも、ただ巧いだけの写真って面白くないですよね。巧い写真なら、それこそスマホに内蔵されたカメラなんかはそつなく巧い。でも、それだけでは面白みがない。だって誰が撮っても一緒なんだもん。やっぱりその人のまなざし、感性みたいなものが写って
ちょっと仕事で、いろんなWeb系デザイン会社や広告デザイン会社のサイトを見ることがあって、クレドというか理念なんかをみると、どこもことばは違うんだけどおんなじようなことを発信している。 どんな理念かというと「クリエイティブが世の中を
自分を届けるための言葉は、メッセージや情報ではないと思うんです。たとえばおいしかったもの、うれしかったこと、悲しかったこと、苦しかったこと……それって情報じゃないでしょう? メッセージでもありませんよね。もっと何か直接的なものです。
僕はいま、いくつかのスタートアップに様々な形で関わっている。 会社経営全般のアドバイザーだったり、新規事業の立ち上げだったり、経営企画的な役割だったり、IPOに向けたストーリー作りだったり。 それらの会社は全て、昔からの友人で
僕はいま、いくつかのスタートアップに様々な形で関わっている。 会社経営全般のアドバイザーだったり、新規事業の立ち上げだったり、経営企画的な役割だったり、IPOに向けたストーリー作りだったり。 それらの会社は全て、昔からの友人で
たぶん儲かる方法を、ぼくヒガシが知っていたら、いま現在相当もうけているだろうなとひとりでニヤついています。儲かるって、なんだかこれこそ才能じゃないかと思うんですよね。けっして頭の良さとかではない、学歴でもない、人を知って、戦略を練る能力み
同じデザインだけどまるでちがうデザインなんだということを知らないと依頼する方も、つくる方も不幸になってしまいます。 まずなんと言っても、みんなの求めているものが違うといえます。webは美しさやかっこよさよりも、情報を求めている、とい
前にも言ったように、ぼくは近くの大学で学生さんたちに文学を教えています。教えるという大袈裟なものじゃなくて、文学を題材にしていろんな話をするわけです。一応「文芸創作」って名前が付いていましてね、「創作」っていうぐらいだから、小説を書いて
僕は、大学を卒業する年、就職せずに仲間と起業した。 東京に出たら、そのうちやりたいことが見つかるだろうと思って上京したが、結局やりたいことは見つからず、決めきれず、大学卒業を目前に控えていた。 もう、時間がなかった。 今
技術という低い位置にぶら下がっている果実はもう摘み取られている
5年先に役に立たない技術ならば、そんなものにこだわらず、これ以上の情報を仕入れることをやめて、あいた時間と脳のメモリ空間に、いま気になっている、喉に刺さっている本当にしたいものを少しずつ蓄えて未来のアウトプットに備えたほうがいい。
技術という低い位置にぶら下がっている果実はもう摘み取られている。
5年先に役に立たない技術ならば、そんなものにこだわらず、これ以上の情報を仕入れることをやめて、あいた時間と脳のメモリ空間に、いま気になっている、喉に刺さっている本当にしたいものを少しずつ蓄えて未来のアウトプットに備えたほうがいい。
経営にとってデザインというか広告は必要不可欠な存在です。ところでデザイナーからみた経営というのはよく見聞きするのですが、経営から見たデザインというのはどうなんだろうと考えると、現在では広告というよりもマーケティングをベースに、その中の広告
みんな多かれ少なかれ「自分を届けたい」と思っているんじゃないかな。届いてほしいわけです、自分が誰かに。なぜかというと、自分は自分だけでは自分ではないからです。承認が必要というか、「たしかにあなたを確認しました」と誰かに言ってもらわないと
下のプロフィールにある通り、これまでスタートアップの経営や経営企画室での仕事に携わってきた。 人を採用し、一緒に働き、そして転職していくのを数多く経験してきた。 今回は、誰かと新しく一緒に仕事をスタートする時の話。 僕が
下のプロフィールにある通り、これまでスタートアップの経営や経営企画室での仕事に携わってきた。 人を採用し、一緒に働き、そして転職していくのを数多く経験してきた。 今回は、誰かと新しく一緒に仕事をスタートする時の話。 自分
前回のProduct Market Fitに続き、アンダーアーマーのブランディングの話です。デザイナーらしくマークについてから始めてもいいのですが、あえて、マークのデザインの話はナシでいこうと思います。 なぜなら、マークをつくるのは
前回のProduct Market Fitに続き、アンダーアーマーのブランディングの話です。デザイナーらしくマークについてから始めてもいいのですが、あえて、マークのデザインの話はナシでいこうと思います。 なぜなら、マークをつくるのは
そりゃそうですよね。誰かに読んでもらわないと張り合いがありません。自分のために書いているといっても、その自分が問題だと思うんです。自分は自分だけで完結しないものだ、というのがぼくの考えです。「自分のため」ということの意味は、「自分を誰か
そりゃそうだ。誰かに読んでもらわないと張り合いがありません。自分のために書いているといっても、その自分が問題でね。自分は自分だけで完結しないものだ、というのがぼくの考えです。「自分のため」ということの意味は、「自分を誰かに届けるため」と
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AIがつくり出した世の中の中で、ぼくらの価値・価値観はどのように変化するのか?片山恭一とヒガシユウジが対談を通して考えを深めていく。
今回はちょっと長いです。40分ちょいあります。素人のしゃべりがこれだけ長いと苦痛だと思いますが、ただ興味ある人にはおもしろい話だと思います。一気に聞いて欲しいなって思ったんで長くなりました。 ヒガシ「今はちょうど、AIってい
bokuralab · 片山恭一☓ヒガシユウジ「生きるってなに?」(後編) ヒガシ「生きるって、その人個人のしあわせを求めることでもあるわけじゃないですか。だから人それぞれ幸せは大きく違うわけで」片山「生きるってどういうことかというと
bokuralab · 片山恭一☓ヒガシユウジ「生きるってなに?」(後編) ヒガシ「生きるって、その人個人のしあわせを求めることでもあるわけじゃないですか。だから人それぞれ幸せは大きく違うわけで」片山「生きるってどういうことかというと
bokuralab · 片山恭一☓ヒガシユウジ 「生きるってなに?」(前編) 片山「だからそれを仏教では煩悩と言うらしくって、あらゆる苦しみが生まれてくるっていうのがまあ仏教的な考えらしいのですが、ただ僕たちは煩悩にまみれて苦しんだり
では「人を元気づける言葉」とは、どのようなものでしょう? 現在の日本の社会を考えてみましょう。ぼくたちのまわりでいちばん元気がないのは、たとえば末期の癌を宣告された人たちです。彼らに届く言葉はあるでしょうか? 難しい問題です。しかし、こ
コンテンツは必ず飽きられます。どんな人のコンテンツも飽きられます。さて、どうすればいいのか?
長い年月を経て生き残っている言葉があります。たとえば『聖書』や『コーラン』、日本でいえば親鸞の『歎異抄』などがそうでしょうか。長く生きつづける言葉とはどういうものでしょう? ここではシンプルに、「人を元気づける言葉」と考えてみます。生き
bokuralab · 片山恭一☓ヒガシユウジ 「コンテンツって何者?」(後編) 片山 「・・・アマゾン共和国とか、グーグル共和国とか、いろいろそういう物ができてきていろんなレイヤーで僕たちが生活していく。まあ、アマソン共和国の市民で
ところでぼくたちは、どうして小説という面倒なものを書こうとするのでしょう。自分をみつめ、自分について書くだけなら、小説でなくてもいいはずです。たとえば日記や自分史みたいなものでもいいかもしれない。カフカの日記はそのままで充分に面白いもの
bokuralab · コンテンツって何者?(上) ヒガシ「お金の動きによって、人の生活が変わって、その生活の流れによってコンテンツが変わるんだと思うんです。この流れのもとにはやはりお金があるのかな、って考えますよね」 片山「だ
bokuralab · コンテンツって何者?(上) ヒガシ「お金の動きによって、人の生活が変わって、その生活の流れによってコンテンツが変わるんだと思うんです。この流れのもとにはやはりお金があるのかな、って考えますよね」 片山「だ
小説を書くことは脳の働きよりも免疫機能に似ているかもしれません。免疫というと異物を排除する、というふうに思われがちですが、ほんとうはそうではなくて、免疫系のまなざしは自己に向けられているのだそうです。この自己がウイルスに侵入されるなどし
登場人物の名前の話をもう少しつづけます。カフカの『変身』の主人公は、ご承知のようにグレーゴル・ザムザです。独身のサラリーマンで両親と妹の家族四人、それに女中を一人を置いて、わりと広いアパートに住んでいます。仕事は布地のセールスみたいです
頭脳資本主義の特徴は集積のメリットが生じることです。多くの場合、頭脳資本主義では地方には人が少ないために集積メリットが得られないから所得が伸びない。
ロシア文学の登場人物の名前っておぼえにくいですよね。『戦争と平和』に出てくる宮廷の女官の名前はアンナ・パーヴロヴナ・シェーレル、アンナ・シェーレルやアンネット・シェーレルとつづめても焼け石に水です。こんな具合だから、主要登場人物の一覧表
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今日は小説のタイトルについて考えてみましょう。ぼく自身、これまでにたくさんの小説を書いてきて、その都度、タイトルをつけてきたわけですけれど、とくに統一性やポリシーがあるわけではありません。もちろん作品にふさわしいと思うタイトルをつけるわ
ぼくらはいろんなイメージで場所や人を見ています。たとえば、東京をどうイメージするかによって仕事のポジションがかわります。 ブルーベリーやいちごとともに、白くてあまい生クリームがたっぷりとのった、ポップなパンケーキのようなイメージなの
今回はちょっと長いです。40分ちょいあります。素人のしゃべりがこれだけ長いと苦痛だと思いますが、ただ興味ある人にはおもしろい話だと思います。一気に聞いて欲しいなって思ったんで長くなりました。 ヒガシ「今はちょうど、AIってい
AIがつくり出した世の中の中で、ぼくらの価値・価値観はどのように変化するのか?片山恭一とヒガシユウジが対談を通して考えを深めていく。