サクッと読める文字数で、小説を更新しています。 超短編から、中編ほどになるものを書き綴っていくつもりです。 ジャンルは問わず、物語以外に詩やライフスタイルに関する内容も。
え? 僕達の里だ・・・? そんな・・・ まさか・・・ "壱(いち)"の女「あぁ。あの里の"伍(ご)"番以上だね。あたしが思うに。 魔の物がこの方向へ向ったってのと、 この結界の欠けの大きさからして。」 そして、僕の里の数字を有した人間が集められた。 その中には、僕の父もいた。
辺りをきょろきょろと見まわし、立ち上がろうとした時 男 「おい。」 「聞いているのか?」 「この状況は何だと聞いている!!」 僕は、投げかけられる問いに答えている場合ではない。 僕「僕の・・・友が・・・ 闘(たたか)っていたんです! 彼はどこに・・・?」 男「まずはこちらの問いに答えないか! なぜこのような状況に? どうして君があんな無茶を?」 僕「僕の友は?ここで闘(たたか)っていたんです!」 「まさにこの場所で・・・ いったいどこへ・・・」 爺「話にならん・・・」 女「もう一人のガキんちょならこっちだよ。 落ち着きな。」 「だいぶ瘴気(しょうき)に当てられてる。 こんな状態で・・・よく立っ…
意を決して飛び込んだ靄(もや)の中・・・!! 魔の物の瘴気(しょうき)が一層濃くなり、 自分でも、目を開いているのか、 恐怖心に飲まれてしっかりと閉じてしまっているのか わからなかった。 ただもう自分の体は、 どうにかなってしまったのだろうかと、 感覚などわからなくなってしまうほどの距離に いるのだろうかと そう思った矢先・・・ 無数の鋭(するど)い光の矢が迫りくる。 真っ白く、暖かい空間に包まれた。 目の前は、白一色。 あ・・・・れ・・・・? 魔の物へ向かって、走っていた はず・・・。 自分の足は・・・ 動き続けている はず。 僕は今・・・ 走って・・・ いる・・・はず? 「馬っ鹿もーーーー…
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