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ブログタイトル
測定士の日記
ブログURL
https://sokuteishi.seesaa.net/
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作業環境測定士としての経験してきたことを回顧録として書いています。資格を取得したい人のために書いていますが、日常の仕事、生活の中で感じたことを日記として記録しています。
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2021/02/23
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kumanさんの新着記事

1件〜100件

  • 関係法令20回目解説

     関係法令の20回目は労働安全衛生関係法令の試験範囲の残りの部分に関することです。  常時特定粉じん作業を行う労働者に対しては3年以内ごとに1回、じん肺健康診断を行わなければならない。そのうちでじん肺の管理区分が2または3である者は1年以内に1回ごとにじん肺の健康診断を行わなければならない。頻度が区分されていることに注意して下さい。また記録の保存は測定記録の保管期間と同じく7年であることも注意…

  • 労働衛生一般20回目解説

     労働衛生一般の20回目は作業環境評価基準に関することです。    管理濃度は気中濃度測定で得られたデータを統計的に処理して評価値を算出し、これと比較して作業環境の良否を判定するための数値です。 天井値とは、その値を超えることが望ましくないレベルの数値であり、通常、管理濃度より高い値となっています。これをもって管理濃度を決定したものはありません。  許容濃度は労働環境の場で1日8時間、週40時間…

  • 分析概論19回目解説

     分析概論の19回目はX線回折分析に関することです。  分析では、通常CuのKα線が用いられています。原子番号が大きくなると外殻の電子と原子核の引力が強くなるため、大きなエネルギーが発生します。また、フィラメントに流れる電流が大きくなると、熱電子の量が増えるため、発生するX線の強度は強くなります。X線は加熱したフィラメントに電流を流し、金属製の陽極との間に電圧をかけて、フィラメントから出る熱電…

  • デザイン・サンプリング19回目解説

     デザイン・サンプリングの19回目は有害物質の捕集に関することです。  多段平行板中を流れる粒子は自然沈降して捕集されます。したがって、流れが多くなると通過時間が短くなり、その分より大きな粒子がろ紙に届くことになります。つまり、平均粒子径は大きい方にシフトし、測定値は高くなります。  慣性衝突式分流装置で吸引流量が少なくなると、大きな粒子が衝突板に捉えにくくなり透過する粒子のうち大きな粒子が増…

  • 関係法令19回目解説

     関係法令の19回目は鉛中毒予防規則に関することです。  鉛業務を行う作業場所においては毎日1回以上、真空掃除機又は推薦によって清掃をすることとなって今  鉛中毒予防規則で鉛合金とは、鉛と鉛以外の金属との合金で鉛が重量の10%以上含まれているものをいうとされています。  鉛業務を行う作業場所においては毎日1回以上、真空掃除機又は推薦によって清掃をすることとなって今プッシュプル型換気装置及び除じん装…

  • 資格試験に向けての時間管理

     平日は夜間の作成しかしませんので試験解説の方も日付が変わるころになっています。昨日は休日だったのですが櫃間忙しくて深夜、日付が変わってから入れましたので、本日はお休みにしておこうと思います。気が向いたら書くかもしれません。あと7回分だったと思います。    試験で大切なことは、十分な準備をして臨むことです。どんなに簡単に思えても、あらかじめ準備しておかないといけません。出来がどうだったか当日は…

  • 労働衛生一般19回目解説

     労働衛生一般の19回目は健康障害に関することです。  低体温症は全身が冷やされることよって体内の温度が35℃以下に低下した状態で、意識消失、筋の硬直などの症状がおこることです。直腸の温度が35℃以下になると低体温症と診断されます。  人力のみで重量物を扱う際の限度は18歳以上の男子では体重の概ね40%ですが、女子はさらにその60%を限度とします。  体重60kgなら男子は24kg、女子は14…

  • 分析概論18回目解説

     分析概論の18回目はガスクロマトグラフの分離性能に関することです。    理論段数は簡単にいうとカラムの分離性能の高低を表す数値です。ガスクロクロマトグラフの場合、吸着と脱着を繰り返す回数と、カラムのどの位置で繰り返し起こるかが問題になります。したがってカラム長さが2倍になると保持時間は2倍になり、理論段数は2倍になります。検出される量が変わるわけではないので、ピーク面背には影響が在りません。…

  • デザイン・サンプリング18回目解説

     デザイン・サンプリングの18回目は統計に関することです。  環境気中濃度は低濃度位置にデータが集まるいびつな形になっており正規分布していません。これを解消するため濃度軸を対数変換して幾何平均値を中心にした左右対称な分布に近似させます。分布が対数正規分布に従うというとは、対数をとることによって横軸の変動が幾何平均値を中心とした正規分布に近似できるということです。これは幾何平均値を中心として左右…

  • 関係法令18回目解説

     関係法令の18回目は酸素欠乏症等防止規則に関することです。  酸素欠乏等とは、空気中酸素濃度が18%未満である状態と硫化水素濃度が10ppmを超える状態の両方を指します。酸素欠乏とだけ書けば当然酸素濃度18%未満の状態のみを指します。酸素欠乏症等とは酸素欠乏症又は硫化水素中毒をいい、酸素欠乏症は酸素欠乏の空気を吸入することにより生ずる症状が認められる状態をいいます。  第2種酸素欠乏危険作業は労働安…

  • 労働衛生一般18回目解説

     労働衛生一般の18回目は防毒マスクに関することです。  隔離式マスクは吸収缶が顔にフィットさせる直結式とは異なり、吸収缶を大きくできるので対象ガスの種類、濃度範囲とも大きくできます。ただし、際限なく吸着するものではなく、高濃度に場合は送気マスク等を使用しなくてはなりません。  有機ガス用マスクの吸収缶には活性炭が用いられています。温度が高いと、活性炭内で脱着吸着が活発になり、一度吸着した物質…

  • 分析概論17回目解説

     分析概論の17回目はガスクロマトグラフの検出器に関することです。  ECDは電子を捕獲することのできる分子であれば高感度で検出でき、また電子を捕獲する特徴から、選択性が高いといえます。トリクロロエチレンのような塩素を含む物質では検出感度が高くなります。飽和炭化水素では電子に対する親和性が低いので感度は得られません。  FIDは水素炎中で物質が燃焼するときイオン化され電流が発生することを利用し…

  • 試験が受けられない

     2月25日に2種の試験がありますが、私の教え子が受験出来ないかも知れません。6か月かけて準備してきたのですが。ただ、海外出張なので昨今のオミクロン株拡大で延期になるかもしれません。私として延期になって無事受験できればなと思っています。  測定士は試験が終わって指定講習が必要ですから、早く仕事を始めようと思えばさっさと合格して前に進まなくてはなりません。測定機関にお勤めの方は是非個人サンプラー…

  • デザイン・サンプリング17回目解説

     デザイン・サンプリングの17回目は放射性物質のサンプリングについてです。  ベクレル(Bq)とは、食品や土壌に含まれるセシウムなどの「放射能の総量」を表し、1秒間に1つの原子核が崩壊して放射線を放つ放射能の量であると定義されます。  ここで注目して欲しいのは1秒間あたりということです。ですから単位(Bq)の次元は(s-1)を持っているのと同じです。  空気中の放射性物質量と放射線の総量(放射能)は1秒…

  • 関係法令17回目解説

     関係法令の17回目は事務所衛生基準規則に関することです。  事業者は、機械による換気のための設備について、はじめて使用するとき、分解して改造又は修理を行なつたとき、及び二月以内ごとに一回、定期に、異常の有無を点検し、その結果を記録して、3年間保管しなければなりません。(第9条)  事務所衛生基準規則による室内の空気の基準はCOで50ppm以下、CO2で5000ppm以下となるように換気しなければならない…

  • 労働衛生一般17回目解説

     労働衛生一般の17回目は保護具に関することです。  有害性の高い物質を扱う作業ではろ過性能の高いマスクを使用することが必要です。使い捨て式のマスクではろ過性能が低いので、取り換え式を用いるべきです。  マスクは密着性を要求します。面体の接顔部にメリヤスを使用すると密着性が低下するので好ましくありません。  粉じんとオイルミストが混在する場合、液体、固体の両方に対応でできることが必要です。また…

  • 分析概論16回目解説

     分析概論の16回目は蛍光光度分析法に関することです。  蛍光現象は分子が光のエネルギーを一旦吸収し、放出するときに発するものです。基本的に吸収したエネルギーよりも低いレベルのエネルギーしか放出しません。つまり入射光よりも長波長側に蛍光がでます。したがって、照射する光はエネルギーレベルの高い紫外部から可視光線でも波長の短いものが利用されます。また、溶媒は紫外線や入射光を吸収しないものでなくては…

  • デザイン・サンプリング16回目解説

     デザイン・サンプリングの16回目は放射性物質の採取に関することです。  放射性物質を捕集する場合もその物質の性状を把握して行わなければなりません。 固体捕集方法が使用できるのは、ガス状物質なので水銀、アルゴン、ヨウ素などガス状の物質が捕集できます。ガス状物質は直接捕集法でガスを採取することも可能です。  トリチウム(三重水素)は地球環境では酸素と結合したトリチウム水(HTO)として存在している…

  • 関係法令16回目解説

     関係法令の16回目は粉じん障害防止規則に関することです。  特定粉じん作業を行う作業場においては、発生源を密閉する、湿潤化するなどの発生源対策、局所排気装置の設置など工学的対策がとして必要で、発生源の種類によって要求される形式が決められています。特定粉じん作業では局所排気装置、プッシュプル換気装置の設置が必要で、全体換気装置では要件を満たしませんが、特定粉じん作業でない場合は全体換気装置の設…

  • 労働衛生一般16回目解説

     労働衛生一般の16回目は局所排気装置に関することです。    外付け式フードで上方吸引式と下方吸引式を比べると一般的に下方吸引式の方が有利です。特に、粉じんや有機溶剤では顕著に差が現れます。温熱により上昇する力を持っている場合はこの力を利用できるので上方吸引式が有効になります。キャノピー型フードは熱源から上昇する気流を 上部で受け止めるもので上方吸引型であり、かつ、レシーバー式フード典型例です…

  • 分析概論15回目解説

     分析概論の15回目はフレーム原子吸光光度法に関することです。  フレーム原子吸光分析法は、高温のフレーム(炎)中で金属元素などがばらばらの原子の状態になり、蒸気として存在するとき基底状態にある原子が励起されるための光エネルギー吸収を感知しています。このとき金属元素に吸収されるのは共鳴線のエネルギー線です。原子の吸収できる光のエネルギーは原子によって決まっており、特定のエネルギー(波長)の光を…

  • デザイン・サンプリング15回目解説

     デザイン・サンプリングの15回目は簡易測定器に関することです。  圧電天秤方式では素子に粒子が付着することによって素子が発信する周波数が変化することを原理にしています。1μgあたりの周波数の変化量が決まっているので直接粉じんの質量が判ります。  B測定は継続した10分間以上にしなければなりません。測定器の原理から10分に満たない場合は測定を切り返し10分間以上とします。  相対濃度計は試料の取…

  • 試験までカウントダウン

     年が明けると試験までカウントダウンが始まる。2月はあっという間に来るからだ。どうして年度末は早く感じるのだろう。解説もあと20回くらい残っているが、何とか令和3年2月分が終わるめどが立ったので、試験後は令和3年8月の試験解説をまた一から始めようと思っている。  令和4年2月分は3月末には公開されるので、それを見て、解説を作っていくつもりです。  この作業をもう大方、10年以上やっていますが、…

  • 関係法令15回目解説

     関係法令の15回目は電離放射線に関することです。  外部放射線の量については、一センチメートル線量当量で行うことになっています。  管理区域内で受ける外部被ばく及び内部被ばくによる線量の測定については一時的に管理区域に立ち入る作業者についても測定しなければならないことが電離則第8条で定められています。  放射線業務従事者の被ばく限度は電離則第4条で実効線量が5年間につき100mSvを超えず、かつ、…

  • 労働衛生一般15回目解説

     労働衛生一般15回目は化学物質の挙動に関することです。  液体は一定の蒸気圧を持っていますが、臨界温度以上になると圧力をかけても液体にはできません。したがって、臨界温度以下では気体と液体が併存でき、蒸気も存在するということです。  気体の液体への溶解度は体積で決まってくるので、温度が上昇すると密度が下がり溶解度が小さくなります。  ヒュームは金属が気体から一気に固体になるときに発生するので一…

  • 分析概論14回目解説

     分析概論の14回目は吸光光度法に関することです。  ランバート・ベールの法則     E=ε・c・d  モル吸光係数(ε)と吸光度(E)、溶液のモル濃度(c)、セルの光路長(d)  単位はセルの光路長(cm)、モル吸光係数(L/mol/cm)、モル濃度(mol/L)でEは無名数です。  吸光度は溶液の濃度、セル長に比例することを示しています。  測定する波長によって吸光度が変わりますから、モル吸光係数…

  • デザイン・サンプリング14回目解説

     デザイン・サンプリングの14回目は検知管に関することです。  検知管の変色は内部の充填剤の詰まり具合から斜めになることがありますが、その場合は先端部ではなく、中央部で値を読み取ります。  測定を終了した検知管は外部からの空気の侵入により変色域が変化するため、速やかに読み取らなくてはなりません。  検知管の測定範囲は管理濃度の10分の1が読み取れるものを用いる必要があります。これは分析して数値…

  • 関係法令14回目解説

     関係法令の14回目は有機溶剤中毒予防規則に関することです。  第1種有機溶剤、第2種有機溶剤を使用する作業場所では6か月を以内ごとに作業環境測定が義務付けられています。第3種有機溶剤では義務付けはありません  有機溶剤を入れてあった空容器で有機溶剤の蒸気が発散するおそれがあるものは、密閉するか、屋外の一定の場所に集積しておかなければならない。(有機則36条空容器の処理)  第1種有機溶剤を扱…

  • 労働衛生一般14回目解説

     労働衛生一般の14回目は電離放射線に関することです。  X線は発生装置で発生させることができるため、医療や非破壊検査など様々な分野で利用されています。  X線の波長は0.1nm以下です。γ線はそれよりさらに波長の短いものをいいます。γ線とX線は波長の領域は明確でなく、発生機構の違いで分けられます。原子核内のエネルギー順位変遷に伴うものがγ線、軌道電子の遷移に伴うものがX線です。  α線、β線、中…

  • 分析概論13回目解説

     分析概論の13回目は吸光光度法に関することです。  入射光が溶液に吸収され透過光が出てきます。つまり吸収が大きいと透過光は少なくなるということです。  透過率は入射光(I0)に対する透過光(I)の比(I/I0)で表します。何%透過してきたかを表すものです吸光光度法が適用できる希薄溶液ではランバート・ベールの法則が成立します。  透過光の強さが40%減少なら透過率は60%ということになります。  吸…

  • デザイン・サンプリング13回目解説

     デザイン・サンプリングの13回目は相対濃度計に関することです。  相対濃度計では、粒子の散乱光を測定しているので、セルの中に取り込んだ粒子の流れの速さは指示値には影響しません。ただし、相対濃度計の吸引力は小さいので流れの速い場所では十分に粒子を取り込めない場合があります。  相対濃度計は指示値に換算係数をかけて質量濃度を算出します。関係式はC=R×Kです。  相対濃度計の校正には0.3μmのステ…

  • 関係法令13回目解説

     関係法令の13回目は特定化学物質障害予防規則に関することです。  特定化学物質障害予防規則では物質の分類ごとに測定、健康管理、設備の要件が区分されており、これがこの規則を複雑にしています。  特定化学物質を取り扱う作業では作業主任者の選任が必要になります。物質の種類によって選任義務が変わるわけではありません。試験研究機関については義務付けされていません。これは、試験研究機関では個々の労働者が…

  • 労働衛生一般13回目解説

     労働衛生一般も13回目は電磁波に関することです。  まったく常識的な問題です。  電磁波はその波長によって呼び方が変わりますが、波の性質と粒子の性質を持っています。波長の長い方から電波、赤外線、可視光線、紫外線、X線、γ線などすべて電磁波です。  可視光線の波長域は400~760nmというのは覚えておいて下さい。分析の技術でも必要になります。  赤い色の光は赤外線の方にあり波長の長い部分になります。…

  • 分析概論12回目解説

     分析概論の12回目は燃焼の反応式の問題です。  空気でメタンを完全燃焼した時の反応式は以下のとおり表記されます。  CH4 + 2O2 → CO2 + 2H2O  メタン1molから二酸化炭素1molが生成します。  試験を受けるレベルの方はこの程度の反応式は簡単に書けると思います。もし書けないとしたら、ちょっと力不足です。  この式では空気中の酸素だけが書かれていますので実際にはこれの5倍の体積の空気…

  • デザイン・サンプリング12回目解説

     デザイン・サンプリングの12回目は液体捕集、直接捕集に関することです。  ミゼットインピンジャーでの粒子捕集は慣性衝突を利用しています。したがって、ある程度通気速度を確保する必要があり3l/min程度の速度で吸引します。  ガス状物質の捕集で使用する場合、液との反応に時間を確保する必要があり、通気速度が遅い方が捕集効率は上がります。また、気泡が小さくできると接触面積が増えるので捕集効率は上がります…

  • 関係法令12回目解説

     関係法令の12回目は特定化学物質に関することです。  特定化学物質障害予防規則では、まず、第1類物質7種をしっかり覚えることです。 ジクロルベンジジン及びその塩、アルファ-ナフチルアミン及びその塩、塩素化ビフェニル(PCB)、オルト-トリジン及びその塩、ジアニシジン及びその塩、ベリリウム及びその化合物、ベンゾトリクロリドの7つです。  労働安全衛生法55条の禁止物質、黄リンマッチ、ベンジジン及…

  • 労働衛生一般12回目解説

     労働衛生一般の12回目は酸欠関係の問題です。  石炭、硫化鉱、鋼材を入れたあるタンク内ではこれらが空気酸化を受けるときに酸素が消費され、酸素欠乏に注意しなくてはいけません。硫化水素が発生しているわけではありません。魚油も酸化されるときに酸素が消費されます。腐敗がすぐに始まるわけではなく硫化水素が発生するわけではありません。  飼料の貯蔵、果実の熟成を行う倉庫は脱酸素状態にはしますが、内容物を…

  • 分析概論11回目解説

     分析概論の11回目は中和滴定に関することです。    中和滴定するのですから当量点で酸、アルカリの当量が釣り合っています。  水酸化ナトリウム2.0×10-1mol/L、0.005Lは1.0×10-3当量ですから、塩酸0.025L掛ける濃度Xが1.0×10-3になればよいことになります。よって、1.0×10-3/0.025で4.0×10-2mol/Lということになります。    問題は非常に単純です。高校の化学計算問題よりも単純かもしれません。当量の概…

  • デザイン・サンプリング11回目解説

     デアイン・サンプリングの11回目はろ過捕集に関することです。  粒子径の小さい粒子は表面をすり抜けても、ブラウン運動によるブレがあるため、ろ紙の内部で捕集されます。通気速度が速くなると、このブレによる自由工程が小さくなり、ろ紙に捕まりにくくなります。0.1μm以下の微細粒子は質量が小さいので慣性も小さく、障害物を避けてしまいます。逆にブラウン運動による影響を大きく受けるので、拡散効果による捕集…

  • 関係法令11回目解説

     関係法令の11回目は労働安全衛生規則に関することです。  労働安全衛生規則は、細かい記述が多いので過去に出てきたものは覚えて下さい。  二酸化炭素濃度が1.5%を超える場所、酸素濃度が18%に満たない場所、硫化水素濃度が10ppmを超える場所は関係者以外の立ち入りを制限しなくてはなりません。立ち入り禁止ではその他、多量の高温物体、多量の低温物体を扱う場所、著しく暑熱、寒冷な場所、有害光線又は超音波にさ…

  • 労働衛生一般11回目解説

     労働衛生一般の11回目は騒音に関することです。  人が聴くことが出来る最小の音圧を20μPaとし、これを基準としてその比の常用対数を20倍して求めたのもが音圧レベルです。  人が感じることのできる周波数は20~2000Hzであり、会話域の周波数は500~2000Hzといわています。  騒音の暴露を受けると耳の中で有毛細胞が疲労し変化しますが、短時間の暴露であれば、元に戻ろうとします。ただし、暴露が続くとこの変性…

  • 分析概論10回目解説

     分析概論の10回目は検知管に関することです。  検知管は充てん剤と対象成分との反応で呈色するものを利用していますが、その原理から同族体がすべて同様の呈色をものがあります。例えばトルエンとキシレンがその例です。妨害成分があるとその中の特定の成分だけの濃度は読み取れません。また妨害が及ぶ程度が組成によって変わる場合はその合計濃度も推測できません。  呈色反応は直接反応させるものだけではなく、誘導…

  • 受験申請

     2月の試験の締め切りは12月1日だったようです。今頃なんだと思うかもしれないけれど、実務経歴の事業主証明がいるというのを忘れていて、慌ててハンコをもらいに行くといった者が相談に来ていて判ったことだ。 受験するんだったらもっと早く準備しておけと言いたいところだが、取り急ぎ受験申請が間にあったのなら、あとは試験に向けて勉強するしかない。幸いまだ2か月あるから今から準備しても間に合わせることは可能だ…

  • デザイン・サンプリング10回目解説

     デザイン・サンプリングの10回目は固体捕集方法に関することです。  固体捕集では捕集材の表面に物質を吸着して捕集しています。分析時にはこの物質を脱着します。吸着管の中ではこの吸着と脱着を繰り返しますから、当然内部で移動が起こります。ガスクロマトグラフの充填剤は吸着と脱着を繰り返すこと利用して、分子を分離します。  シリカゲル管は極性の大きな分子を捕集するのは有利ですが、ミストなど液体の分子は…

  • 関係法令10回目解説

     関係法令の10回目は作業環境評価基準に関することです。  今回の試験では作業環境評価基準にC測定、D測定という言葉が登場するかもしれません。  C測定というのは、個人サンプラーを用いて複数の作業者の測定データを採取することで、D測定とは最も高濃度と思われる作業に15分以上従事する作業者から得たデータのことです。評価値の算出手法及び管理区分の判定はA測定、B測定と共通です。つまりA測定、C測定…

  • 労働衛生一般10回目解説

     労働衛生一般の10回目は局所振動に関することです。  レイノー現象とは手足の血管で血流が減少することで生じる障害である。喫煙、ストレス、寒冷暴露、振動の暴露による血管の攣縮で引き起こされる。手先の色の変化として現れ末梢神経の障害として出現するのではありません。振動負荷の頻度を少なくしてもその他の要因も同時に除か  ないと完治できないので治療には時間を要します。  振動障害は手足のしびれ感など…

  • 分析概論9回目解説

     分析概論の9回目は試薬に関することです。  酸アルカリに限らず、1次標準は空気中で安定かつ、組成が一定したものでなくてはいけません。水酸化ナトリウムは固定では潮解性のため含水率が一定せず、水溶液では炭酸ガスを吸収するので、一定濃度を保持することが難しいので、一次標準にはなりません。  王水とは濃硝酸と濃塩酸を1対3で混合したもので、混合することにより塩素が生成しこの酸化力によって金属を溶解す…

  • デザイン・サンプリング9回目解説

     デザイン・サンプリングの9回目は流量計に関することです。  ガスメーターは長期間使用しているうちに、内部のドラムなど経年劣化していくため、定期的に校正して基準器とのずれを確認しておく必要があります。  石鹸膜流量計は体積既知の管内を通過するガスの量を石鹸膜で見えるようにして体積を測るものです。  ろ紙などの捕集装置とポンプの間に設置した面積流量計は通過する気体の密度が影響します。圧力損失が増…

  • 関係法令9回目解説

     関係法令の9回目は測定基準に関することです。  鉱物性粉じん中の遊離ケイ酸含有率測定は、X線回折による方法と重量分析法が規定されています。重量分析法とはりん酸法のことで、ケイ酸塩鉱物は熱リン酸で溶解するが、結晶性シリカは熱りん酸では溶けない性質を利用したものです。りん酸法による分析は加熱条件が一定でないと良い結果が得られず、難しい分析です。  鉱物性粉じんの測定では質量濃度が判らないといけま…

  • 資格試験受験料値上げ

     今日の夕刊で資格試験の値上げのニュースが載っていた。社会保険労務士に至っては9000円が15000円に一気に値上げ。その他にもいろいろ値上げされる。  感染症対策のため、試験会場を確保したり、感染防止対策の経費が掛かるからだ。試験会場が増えると当然監督員も増加するので、人件費もかかる。社会保険労務士試験は原則、地元の社会保険労務士会が担当する。私も協力したことがあるが、これだけ会場を増やすとア…

  • 労働衛生一般9回目解説

     労働衛生一般の9回目は温熱環境に関することです。  体にかかる負荷が高い作業では体内産生熱が多くなりますから、環境から受ける熱量は少なくしてやる必要があります。したがって、WBGTの基準値は小さくしておかなければなりません。  WBGTは屋内の場合、乾球温度は評価に加えず、湿球温度、黒球温度から算出する。乾球温度は用いない。  屋外の場合は自然通風下での湿球示度、黒球示度、自然通風下での乾球…

  • 受験申請受付中

     作業環境測定士試験の受験願書受付が始まっている。11月中だったと思うから、受ける人は早めに、卒業証明書などの取り寄せ、事業主の実務経験証明書の作成など手続きを進めて下さい。  測定士試験のほか、免許に関する試験でも実務経験証明が必要になる。これは事業主の捺印が必要だ。学歴によって長短はあるが、実務についたことがあるというのが要件となっている。ただこれもあまり厳格ではなく、労働衛生の実務といっ…

  • 分析概論8回目解説

     分析概論8回目は気体流量計についての出題です。  石鹸膜流量計は容量の判ったガラス管に目盛りを打っておき、この管中をガスが通って膜が上昇する時間をストップウォッチ等で測って流量を求めるものです。  面積流量計の管はテーパ上になっており上部の方の内径が大きくなるように作られています。このテーパ管の中で浮き子を吹き上げ、隙間を通るガス量を測定しますから、ガスの密度が影響します。つまり気体の種類、…

  • デザイン・サンプリング8回目解説

     デザイン・サンプリングの8回目は粒子状物質のろ過捕集についてです。    二酸化マンガン、塩化ニッケル、ステアリン酸鉛など常温で固体であるものはろ過捕集で採取できます。粒子径が非常に小さくなるものではないので、グラスファイバーのろ紙十分対応できます。 インジウム化合物は取り扱われる粒子径が微細粒子であるため、グラスファイバー性ろ紙でなく、孔径の小さいメンブレンフィルターで採取します。  石綿は…

  • 関係法令8回目解説

     関係法令8回目は作業環境測定士に関することです。  管理区分の判定は労働安全衛生法上、事業者が行うことになっています。作業環境測定士の資格を要求する訳ではありません。  放射線について作業環境測定士に行わせる必要があるのは管理区域での外部放射線による線量等量率や線量当量ではなく、放射性物質取扱作業室、事故由来廃棄物等取扱施設における空気中の放射性物質の濃度です。  第2種の測定士は現場でのす…

  • 労働衛生一般8回目解説

     労働衛生一般の8回目は有機溶剤の人体への影響についてです。  有機溶剤は空気よりも重く、通風の悪い部屋では床上に滞留しやすい。換気は足元の空気を動かすことに配慮が必要です。  有機溶剤は皮膚への接触で皮膚の角化、結膜炎などを引き起こすほか、皮膚を通して体内に収入し、全身に影響を及ぼします。  有機溶剤は脂溶性が高く、神経細胞など脂肪の多い組織に集まりやすい性質があります。  ハロゲン化炭化水…

  • 願書受付開始

     11月1日から12月1日まで作業環境測定士の願書受付期間だ。  今回は2種のみ。現場でのデザイン・サンプリングは2種で出来る。逆にいうと現場での経験を積むには2種が必須。一番肝心な能力だ。1種は分析技術があることを担保するための資格。したがって、普段分析に従事している人にとってはやさしい科目になる。試験受付は願書の配布については以下にアクセスしてください。 https://www.exam.or.jp/exmn/H_nitt…

  • 報告書作成のツボ

     測定機関の測定士に求められる能力の一つに、報告書が測定基準に基づいて書けることというのがある。実務では細かい内容に配慮したつもりでも良く落ちていることがある。精度管理などで書類審査に出すと、足りない点を指摘されるが気を付けたいものだ。  絶えず基準を意識して書くように習慣をつけるといいのだが、なかなかうまくいかない。  作業環境の場合、測定士の考え方や個性が報告書に良く表れてくる。  細かい…

  • 分析概論7回目解説

     分析概論の7回目は標準ガスの調製に関することです。  拡散型セルは一般にはパーミュエーションチューブという商品名で販売されています。これは一定品質のふっ素樹脂管に高純度の液化ガスを封入したもので、一定温度に保持されると、単位時間に液化ガスが管壁を浸透拡散し、しかもその量が一定になる性質を持っています。したがって、パーミュエーションチューブを一定温度に保持しつつ、希釈ガスを一定量送れば連続して…

  • デザイン・サンプリング7回目解説

     デザイン・サンプリングの7回目は有害物質の物性についての問題です。  金属の蒸気が一気に冷やされて固体になったものはヒュームと呼ばれ、一次的に発生する粒子は非常に細かいものになります。  ナフタレンなど固体から気体に変化することは昇華といいます。  粉じんの空気力学的相当径はきれいな球形の粒子の挙動として評価されます。その時の沈降速度は密度が1g/cm3の球形粒子と同等です。  有機溶剤は分子量…

  • 関係法令7回目解説

     関係法令の7回目は機械・器具の規格についてです。  危険、有害な作業が必要である、危険な場所で使用する、健康障害を防止するため使用するものは厚生労働大臣の定める規格を具備しなければ譲渡し、貸与し又は設置してはならないというのが42条の趣旨です。  電動ファンつき呼吸用保護具、ろ過材及び面体を有する防じんマスクは厚生労働大臣の定める規格が規定されています。 防毒マスクについて労働安全衛生規則第…

  • 労働衛生一般7回目

     労働衛生一般の7回目は金属による健康障害です。  金属による中毒は皮膚に接触して出現するもの、神経系に影響するもの、粘膜に影響するもの、呼吸器に影響するものがあり、それぞれの金属に特徴的なものがあります。  粉状のニッケル化合物はここにあるように生殖毒性、皮膚感作性、発がん性が指摘されています。  鉛中毒による貧血、腹部疝痛、ベリリウム肺、カドミウムによる腎臓障害は有名なので覚えておくこと。…

  • 分析概論6回目解説

     分析概論の6回目は分配係数の問題です。  分配係数が「有機」/「水」で50ということは有機溶媒中に溶ける溶質Aが50:1で釣り合って平衡状態になっているということです。ただし、分配係数はこの2つの溶媒が同容積の時に平衡となっている状態で計算されているので、溶媒を増やすことで抽出される溶質の量を増やすことが出来ます。逆に少なくなると抽出量が少なくなるということです。  今、ヘキサンが10分の1の体積…

  • デザイン・サンプリング6回目解説

     デザイン・サンプルングの6回目は物性についての出題です。  数値を覚える必要はありませんが見分ける方法はあります。  蒸気圧は沸点との相関があり、また、分子量とも相関がありますからこれを参考にします。  この中で常温、常圧で気体なのはエチレンオキシドだけで、その他は液体です。したがって、沸点は低いと推定できます。  この手の問題は面白くもなんともないですが、サンプリング方法を決めるときに必…

  • 関係法令6回目解説

     関係法令の6回目は製造許可についての問題です。  製造に際して厚生労働大臣の許可が必要なものは、労働安全衛生法第56条第1項で定められていますが特定化学物質の第1類物質が該当します。 第1類物質7種は、ジクロルベンジジン及びその塩、アルファ-ナフチルアミン及びその塩、塩素化ビフェニル(PCB)、オルト-トリジン及びその塩、ジアニシジン及びその塩、ベリリウム及びその化合物、ベンゾトリクロリドです…

  • 労働衛生一般6回目解説

     労働衛生一般の6回目は鉱物性粉じんについての問題です。  アーク溶接で発生する金属ヒュームは高温のプラズマでガス化した状態から一気に固体粒子になるため粒子径が小さくほとんどが1μm以下の粒子になっています。空気中ではほとんどが酸化鉄になり、肺に沈着してじん肺の原因になります。  粉じんは実際には球形ではなく、さまざまな形で存在しますが、評価を均一にするため空気力学相当径で評価します。これは密…

  • 合格発表

     今日測定士試験の結果発表があったらしい。  試験解説をしている身としては一人でも多くの方が目標に到達してくれることを願っている。ここに戻ってこなくてもいいようになって欲しいが、残念な結果に終わった人のためにまた続けていこうと思っています。次の試験まではまだまだ時間があるので、とりあえず、令和3年2月分の解説を終わらせて、令和3年8月分を発信していきます。今日はひとまず、ゆっくり休んでください。…

  • 分析概論5回目解説

     分析概論5回目は化学平衡の反応式についてです。  平衡定数を計算する式の[ ]はpHと同じく体積モル濃度を表します。  したがって、平衡定数Kのディメンジョンはmol-1・Lに」なります。  平衡状態になっているということは、右に進む反応速度と左に進む反応速度が等しいからこそ濃度が一定で釣り合った状態になっています。平衡定数はこの状態の各物質の濃度から計算されていることが判ります。  この式でq…

  • デザイン・サンプリング5回目解説

     デザイン・サンプリングの5回目は騒音に関する問題です。  騒音の測定でも測定点の位置は6mを超えないごとに縦と横の線を引いた交点に置きます。測定位置での高さですが、作業者が立っているときの耳の位置を想定して120nm以上150cm以下としています。粉じんとは異なるので、注意すること。低い位置は床面からの反射音の影響を受けるので、好ましくありません。また、対象がはっきり決まっていない場合はマイクロホンを…

  • 食品製造現場で思ったこと

     食品会社などの排水は特に汚い。食肉などは油も多いので、表面から掻き取るが、まさに油の塊だ。すぐに腐敗が始まるので、硫化水素が発生するし、酸素欠乏にも注意が必要だ。消化するというのは腐敗と隣り合わせ。吸収しやすく分解するのが消化だから、加工するというのは消化、吸収を助けることになる。人間が長生きするようになったのは、食品から栄養を効率よく吸収するようになったからだ。食品製造は調理の前段階というこ…

  • 関係法令5回目解説

     関係法令の5回目は作業環境測定に関することです。  多量のドライアイスを扱う寒冷な場所、多量の蒸気が発生する暑熱、多湿な場所の測定は半月ことに1回の測定です。暑熱な場所では輻射熱の測定が必要になります。  びょう打ち機、はつり機、鋳物の型込機等圧縮空気により駆動する機械又は器具を取り扱う業務、ロール機、圧延機等を用いて金属の圧延を行う作業場、その他著しい騒音が発生する職場では、6か月に1回ご…

  • 労働衛生一般5回目解説

     労働衛生一般の5回目は化学物質と発がんの関係です。  発がん性のある物質と発がんの部位の関係は事例をたくさん覚えるしかありません。   塩化ビニルは肝血管肉腫のように最初に解毒を始める肝臓で影響を及ぼします。 ベンジジン、β-ナフチルアミンは膀胱がんが特徴的です。  無機ヒ素化合物、ベリリウムなど金属は肺がんを発するものが多い。  ベンゼンは造血細胞にも影響を及ぼしますが、白血病のように血液…

  • 分析概論4回目解説

     分析概論の4回目は酸化数の問題です。  酸化数の基本的な数え方ですが分子はトータルで0になり、分子中の水素は+1、酸素は-2で評価します。イオンは価数で評価しNa+なら+1Cl-なら-1と評価します。  H2Sはトータル0なので、Hは+1が2個だから、Sは-2となります。  以下同じようにFが-1なのでSF6のSは+6  Oが-2なのでSO2のSは+4、SO3のSは+6となります。  H2SO4のSは+6です。  問題の…

  • デザイン・サンプリング4回目解説

     しばらく休みまたが再開します。  デザイン・サンプリング4回目はB測定に関する問題です。  B測定は発散源に近接した場所で最も高濃度になると思われる位置及び時間を選んで行います。このとき労働者がその位置にいなくても、立ち入ることがある場所であれば、測定して差し支えありません。そのような場所が複数あり、どの位置が最も高濃度に達するか判らないときは、そのすべてで測定した値の最高値をB測定値として…

  • 個人サンプラー法の普及にむけて

     試験解説からは離れますが、個人サンプラー法が導入され試験にも出題されました、資格を取るためには指定講習を受けなくてはいけませんが、肝心の測定の方は、まだまだ普及していないのが現実です。 従来の方法を踏襲してデータを蓄積する方が評価は楽ですし、結果も予測できます。事業主の方も測定方法が変わることで継続してきた結果が変わってしまうと困るし、何分、費用が増加してしまうこと懸念しでいます。   個人サ…

  • 関係法令4回目解説

     関係法令4回目は測定頻度と記録の保存期間についてです。  測定間隔は6ヶ月が原則ですが、これと異なっている放射性物質(1月)、鉛(1年)について気をつけて下さい。  有機溶剤、粉じん、特定化学物質は原則どおり6ヶ月です。   記録の保存期間についても抑えておいて下さい。  記録の保存は原則3年のものが多いが、これと違っている放射性物質(5年)、粉じん(7年)、特定化学物質、有機溶剤のうち発が…

  • 労働衛生一般4回目解説

     労働衛生一般の4回目は健康障害に関する問題です。  体が消化吸収できない化学物質など有害な物質はまず肝臓で分解され、分解できないものは腎臓から尿と一緒に排出されます。有機溶剤は肝臓で酸化、分解されますが分解生成物が有害な場合もあり、間接的に影響することもありますが、物質そのものの直接的な影響が初めに現れます。     長期間体内に留まった場合はその他の器官に影響が及びます。1,2-ジクロロプロパ…

  • 分析概論3回目解説

     分析概論の3回目は有機化合物の表記に関する問題です。  フェノールはベンゼン環に水酸基が付いた分子構造です。水酸基はアルコールにもありその数で一価アルコール、二価アルコールなどと分類します。  カルボン酸はカルボキシル基を持っており、代表例は酢酸やギ酸です。  CHOはアルデヒド基でアセトアルデヒドが代表例です。  一価アルコールを酸化するとアルデヒド、カルボン酸となります。  COはケトン…

  • デザイン・サンプリング3回目解説

     デザイン・サンプリングの3回目はA測定の測定点の決めかたに関する問題です。  測定場所が著しく狭く、かつ、有害物質の濃度がほぼ均一である場合は測定点の数は5未満とすることができます。  有害物質の発生源が等間隔で並んでいる場合は、測定点の間隔をこれと一致しないようにしなければならない。これが一致していると恣意的に濃度の高い場所がサンプルングされることになるためです。  粉じん測定における測…

  • 関係法令3回目解説

     しばらく休んでいましたが、令和3年2月実施分の解説を続けていきます。  関係法令の3回目です。  安全衛生教育、特別教育に関する出題です。  職長教育が必要とされている業種は建設業、製造業(一部を除く)、電気業、ガス業、自動車整備業、機械修理業ですべての業種ではありません。  作業内容を変更したとき、雇い入れ時の教育は必ず実施する必要があり義務規定になっています。作業内容そのものもそうですが…

  • 最新試験問題公開

     作業環境測定士の試験問題が公開されていました。4月より個人サンプリング法の適用が味まりましたので試験の方に反映されていました。これを機会に問題の傾向が変わるのかと思ったのですが、関係法令でC測定、D測定に関することが1問、デザイン・サンプリングでC測定、D測定に関することが2問あった他は、傾向が全く変わっていませんでした。したがって、令和3年2月の問題解説も利用価値が高いので、このまま解説を続ける…

  • 労働衛生一般3回目解説

     労働衛生一般の3回目は吸収、代謝、蓄積に関する問題です。  鉛の生物学的モニタリング指標として、血中鉛濃度の他、尿中のδ-アミノレブリン酸が用いられます。これらの数値は影響が出現するまでに時間かかるため、ばく露からの時間を厳密に考える必要はありません。  スチレンの代謝物がマンデル酸、キシレンの代謝物がメチル馬尿酸、トルエンの代謝物が馬尿酸です。  キシレンはベンゼン環にメチル基が2つ付…

  • 分析概論2回目解説

    分析概論2回はデータの正確性についての問題です。  誤差は各測定値と真の値との差をいいます。測定値の平均値と各測定値との差は残差といいます。推定された母平均と測定の差は残差と区別して偏差といいます。  精度は正確さと精密さの二つ側面を持っています。正確さは偏りの少なさ、精密さは偏差そのもの少なさをいいます。無限回繰り返して得られる平均値が真の値にどれだけ近いかを示すのは正確さである。真度ともい…

  • デザイン・サンプリング2回目解説

     デザイン・サンプリングの2問目は単位作業場所に関する問題です。  2日間測定を行うのは時間的な変動を考慮するめであり、空間的な変動が入り込まないよう単位作業場所の範囲は同じにしておかなければならない。  同一の作業場に複数の単位作業場所を設定するとき、発生源からの影響が及ぶ範囲、労働者の行動範囲がダブっている場合は、当然転移作業場所の範囲はダブることになるが、これは問題ない。  単位作業場所…

  • 関係法令2回目解説

     関係法令の2回目は安全衛生規則からの出題です。   定期健康診断の場合、貧血検査、肝機能検査等一定の項目につき厚生労働大臣が定める基準に基づき医師が必要でないと認めるときは省略することができます。  健康診断の結果については雇い入れ時だけでなく、一般健康診断の個人別記録も5年間保管しなくてはいけません。 海外派遣労働者に関しては6か月以上の長期になる場合はあらかじめ、本邦を離れる前に一定の項目…

  • 労働衛生一般2回目解説

     労働衛生一般の2回目場マネジメントシステムに関する内容です。  労働安全衛生マネジメントシステムはまず事業者が方針を表明することから始まりますが、組織が一体となって運営していくものです。法令や規則の順守だけでなく、自主的に運営しなければ効果があがりません。したがって、必要になる措置は事業者が講じるものではありません。  マネジメントシステムではまずトップによる指針の表明が必要ですが、活動は…

  • 試験お疲れさまでした

     作業環境測定士試験お疲れ様でした。第1種、第2種を合わせて受験された方は2日間の試験になりましたね。資格試験は通常は1日で終わるものが多いので他に比べると疲れるものです。   手ごたえはどうだったでしょうか。大切なのは、試験の反省をすることです。1か月ほどすれば試験問題、正解が安全衛生技術試験協会のホームぺージに公開されます。    https://www.exam.or.jp/exmn/EMkohyo.htm  必ず確認し…

  • 明日は第1種試験

     明日は選択科目の試験ですね。  こちらは分析の技量を見るための試験ですが、普段分析に携わっている人にとっては取り組みやすいと思います。自信をもって臨んで下さい。  実際の現場では有機溶剤、粉じんの測定が多いのですが、特定化学物質の種類が増え、引き合いも増えています。でも実際には管理濃度の決まっている法定の物質よりも、対象外の分析が結構あります。新しい分析装置を駆使して、分析可能な限り対応し…

  • 明日はいよいよ試験

     明日はいよいよ試験ですが、雨が激しく降って交通機関がマヒすることも考慮に入れておきましょう。 2種の試験を受ける方で免除科目がある人は試験時間を間違えないように再度時間を確認しておきましょう。  試験というのはゴールではなくスタートラインに立つための一里塚にすぎません。合格したら、指定講習を受け、登録を取って、実際に現場に出られるのはまだまだ先になります。目指すものはまだ先にある。ここで止ま…

  • 緊急搬送

     今日は試験解説はお休みにします。試験間際に新しい知識は詰め込まず、今まで見ていたものを再度見て下さい。    エチレンオキシドガスをつかった滅菌器の測定に行かなくなって久しいが、今はコロナ禍で大変な時期を迎えている。 救急車がまず到着するのが処置室、大抵1階にある。コロナ感染のため、受け入れの可否がまず判定される。受け入れは全く別に用意されていなけばならない。判らないまま搬送されるとスタッフの…

  • 分析概論1回目解説

     前半は簡単な基礎ちしきを問う問題が並んでいます。  アボガドロ定数は、旧定義では0.012kgの炭素12に含まれる原子と等しい数の構成要素を含む系の物質量である。原子量はこの12Cを基準に決められている。 新しい定義ではモル(記号mol)は物質量の単位である。1モルは正確に6.02214076×1023の要素粒子を含む。粒子数なので原子、分子、イオンの何であっても良い。  この数値は単位mol-1による表現でアボガドロ定数NA…

  • デザイン・サンプリング1回目解説

     デザイン・サンプリングの1回目解説。物質の状態に関する問題です。  粒子状物質は固体だけでなく、液体が粒子状となって浮遊しているミスト、気体から一気に固体になったヒュームも含まれます。  ヒュームは溶接など高温のプラズマ中で発生した気体が冷やされ、一気に固体になったもので、一時的に発生するものの粒子は0.1μmから1μmの非常に小さな粒子です。ただ発生直後に凝縮して大きな粒子を形成します。  固…

  • 関係法令1回目解説

     関係法令1回目解説です。  安全衛生管理体制に関する出題は必ず行われます。  総括安全衛生管理者の選任が必要になる業種はなにか。屋外的業種、工業的業種、その他(非工業的業種)で異なりそれぞれ100人、300人、1000人以上となっていたことを思い出して下さい。その他非工業的業種では1000人規模になって初めて選任が必要になります。製造業は工業的業種です。  総括安全衛生管理者は事業場において…

  • 労働衛生一般1回目解説

     令和3年2月実施分の解説を始めます。  もうすぐ試験ですが、合格されればこの解説を読む必要はなくなりますが、多くの方がそうなってくれればいいかな。とはいっても次の試験を目指す方のために、今回は1問題ずつゆっくり進めます。  個人ばく露量を測定した結果を評価する場合は、許容濃度、生物学的限界値と比べるべきである。作業環境評価基準で定める管理濃度は、いわゆる環境気中濃度の測定値と比較して環境の良…

  • 最後の頼りになるのは自分自身である

     東京オリンピックを見ていて思うことがが、資格試験でも同じだなと感じている。  作業環境測定試験まであと10日だが、自分がやってこたことは必ず役に立つ。最後は自分自身の判断を信じるしかない。そう思えなかった人はなにが足らなかったのか考えて欲しい。  勉強する時間がなかったのか、勉強にやり方がまずかったのか、やる気が起こらなかったのか。そもそも試験を受ける目的は何だったのか。  この資格は仕事…

  • 分析概論 試験内容説明

    令和3年2月実施の分析概論試験内容は以下の通りです。 番号は問題番号を示しています。 1.分子、原子の基礎 2.データの取り扱い、主に統計に関する用語 3.有機化合物の官能基 4.酸化数 5.化学平衡の進む方向 6.分配係数 7.拡散セルによる標準調製 8.気体流量計 9.試薬の濃度、調製 10.検知管による測定 11.中和反応の計算 12.メタン燃焼の反応式 13.吸光度の計算 14.吸光度とモル吸光係数 15.フレーム原子吸…

  • デザイン・サンプリング試験内容説明

    令和3年2月実施分のデザイン・サンプリング試験内容は以下の通りです。 番号は問題番号です。 1.対象物質の状態 2.単位作業場所 3.A測定の位置と数 4.B測定 5.騒音の測定 6.有害物質の沸点 7.有害物質の物性 8.ろ過捕集に使える材質 9.流量計と校正 10.固体捕集方法 11.ろ過捕集方法 12.液体捕集方法と直接捕集方法 13.相対濃度計 14.検知管 15.簡易測定器 16.放射性物質の捕集方法 17.放射性物質の濃度 …

  • シーズン火力

     夏の電力需要が逼迫してくると思い出すことがある。  都会の真ん中にA重油を燃やす火力発電所があった。夏場の需要逼迫時にだけ運転されるシーズン火力。 若いころここの測定で熱中症になった。私が若いころはまだあまり熱中症などは注目されていなかった。午前中の仕事でが終わって、昼休み、食事が全くとれなくなった。そのままクーラーの聞いた食堂で休んでいて午後は全く動けなかった。  病院に運ばれることはなか…

  • 関係法令 試験内容説明

     令和3年2月実施の関係法令の出題テーマは以下のとおり。  内容はほとんど変わっていません。 1.安全衛生管理体制 2.安全衛生規則 3.安全衛生教育 4.作業環境測定の頻度、記録の保管 5.指定作業場以外の作業環境測定 6.製造の許可 7.厚生労働大臣の定める規格 8.作業環境測定士の資格 9.作業環境測定基準 10.作業環境評価基準 11.労働安全衛生規則のうち衛生基準 12.特定化学物質の区分 13.特定化学物質障害…

  • 労働衛生一般 試験内容説明

     令和3年2月実施の労働衛生一般の問題内容は以下の通り。  数字は問題番号です。 1.化学物質の危険性又は有害性の調査 2.VDT作業ガイドライン 3.化学物質の吸収、代謝、蓄積 4.化学物質による健康障害 5.化学物質とガンの種類 6.鉱物性粉じんの粒子径 7.金属等の健康障害 8.有機溶剤の影響 9.温熱環境と熱中症 10.局所振動障害 11.騒音の影響 12..酸素欠乏症等 13.電磁波の波長 14.電離放射性の影響 15.化…

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