前巻感想はこちら↓ 読書感想:転生程度で胸の穴は埋まらない - 読樹庵 さて、前巻で始まった、渇望を持たず固有魔法は持たずとも必死に戦い抜く、「アデプト」であるコノエの活躍。前巻、テルネリカという愛する者、胸の穴を埋めてくれる存在は手に入れたのだが。それではまだ、一人である。胸の穴を埋めれど一人、なれば何が必要か。それこそは背中を預けられる者、相棒。今巻ではそんな相棒として、超越者の同期であるメルミナ(表紙手前)が現れる巻である。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:転生程度で胸の穴は埋まらない - 読樹庵 さて、前巻で始まった、渇望を持たず固有魔法は持たずとも必死に戦い抜く、「アデプト」であるコノエの活躍。前巻、テルネリカという愛する者、胸の穴を埋めてくれる存在は手に入れたのだが。それではまだ、一人である。胸の穴を埋めれど一人、なれば何が必要か。それこそは背中を預けられる者、相棒。今巻ではそんな相棒として、超越者の同期であるメルミナ(表紙手前)が現れる巻である。
こんばんは。急に暑くなってきて体力の消耗が早い真白優樹です。果たして梅雨は何処に行ってしまったのですかね。さて本日は、明日発売のガガガ文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 ・獄門撫子此処ニ在リ4 狐の窓から君を見る ・著:伏見七尾先生 絵:おしおしお先生 まず最初の作品はこちら。はざまの街に迷い込みすれ違う今巻。果たして、異界に落ちた京都を救う事は出来るのか。期待したいですね。 ・【悲報】お嬢様系底辺ダンジョン配信者、配信切り忘れに気づかず同業者をボコってしまう4 けど相手が若手最強の迷惑系配信者だったらしくアホ程バズって伝説になってますわ!? ・著:赤城…
前巻感想はこちら↓ 読書感想:魔剣少女の星探し 十七【セプテンデキム】 - 読樹庵 さて、前巻で始まった、リット、クララ、ソフィアにミオンを加えた四人による魔剣団「夜明けの星」による英雄譚であるが。今巻では何が起きるのか、というとであるが。新たな騒乱、新たな剣戟。そして一気に登場する新たなキャラ達による魅力的なファンタジーである。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:ツッコミ待ちの町野さん - 読樹庵 さて、前巻で何とはなしに始まった、並人と硯の関係性であるが。安心安定の日常ラブコメ、ではあるのだが、中々にラブコメにしてはコメディ多めと言えるであろうこの作品。普通に今どきのラブコメであればさくっと付き合いだしていてもおかしくはないかもしれないが、まぁこの作品にそんな性急な真似は野暮と言えるかもしれない。こういうのでいいんだよ、というのは性急であってはいけないかもしれないのだから。
読書感想:家事代行のアルバイトを始めたら学園一の美少女の家族に気に入られちゃいました。4
前巻感想はこちら↓ 読書感想:家事代行のアルバイトを始めたら学園一の美少女の家族に気に入られちゃいました。3 - 読樹庵 さて、前巻で偽物、という枕詞が取れて本物になった晴翔と綾香の関係性であるのだが。既に家族ぐるみの付き合い、最早恋人を通り越して家族、お前ら付き合っちゃえよ、を通り越してお前ら早く結婚しろよ、というレベルなのはここまでお付き合いされている読者様であればご存じであろう。しかし、一気に進む事もない、というより付き合いだしてからの本番、新章。新たな問題も見えてくる、というのが今巻なのだ。
読書雑記:六月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。
こんばんは。社員旅行中に読み終えた積読ラノベ、そろそろ感想に変えていきたい真白優樹です。さて本日は、今月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目な新刊を紹介していきたいと思います。 読書雑記:六月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 前回記事は上記となります。 富士見ファンタジア文庫編 ・引退した皇帝騎士、帝国三大組織の主となる かつて救った少女たちが恩返しのため組織を立ち上げました ・著:武葉コウ先生 絵:ゲソきんぐ先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは「再生のパラダイム・シフト」シリーズを手掛けられていた武葉コウ先生の新作です。ファンタジー…
読書感想:最近雇った独占欲の強い美少女メイドが、実は王女様だった。
さて、唐突な自分語りを失礼させていただくのだが、昔従弟とエロ談義していた時に、当時所持していた官能小説のラインナップから、メイド等の仕える系の子が好みなのか、と聞かれたのもまぁいい思い出である。まぁそれはさておき。ラノベにおいてメイド、というのは色々タイプがあるものかもしれぬ。例えばスカート一つとっても、ミニスカからクラシカルまでタイプがある訳であり。作品によってはメイド服の上から軽鎧を纏って帯剣しているメイドもいたりする訳で。
読書感想:世界最強の魔法使い。だけどぼっち先生は弟子に青春を教わります
さて、時に画面の前の読者の皆様。皆様は、ぼっち、または陽キャ、リア充と言う概念をどう思われるであろうか。少し前は、リア充、陽キャたちの青春という題材は一定の流行を見せていた訳であるが。それこそ一昔前は、ぼっちはまるで悪かのように描かれる事もあり、ぼっち脱却を目指すお話も多かったのだが、別にぼっち=悪、という訳でもないだろう。 ぼっちで何が悪い、リア充じゃなくて何が悪い。そも、別にぼっちを苦にしない人もいる訳であるし、リア充という言葉ひとつとっても定義は色々あり、何がリア充か、というのは正解は一つではない筈だ。
読書感想:凡人転生の努力無双4 ~赤ちゃんの頃から努力してたらいつのまにか日本の未来を背負ってました~
前巻感想はこちら↓ 読書感想:凡人転生の努力無双3 ~赤ちゃんの頃から努力してたらいつのまにか日本の未来を背負ってました~ - 読樹庵 さて、前巻でアヤに取りついた「氷雪公女」との和解、契約も成功しアヤの方の実力は強化された訳であるが。この作品を読まれてきた読者様であれば、もう一人のヒロインであるニーナの成長、というのには大きな壁が立ちふさがっているのは分かるであろう。そもそも魔法が使えぬ彼女。それを超える為には、過去を乗り越えなければならぬ。
読書感想:ギャルゲー世界にニューゲームしたら、ヒロイン全員攻略された記憶があって修羅場です……
さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様の中にも所謂ギャルゲーをプレイされた事のある読者様もおられることであろう。ギャルゲーの遊び方、と言うのは選択肢などの様々な方法で、ゲームの中のヒロインを攻略、恋人同士となりエンディングを迎える、という事であると思われるが。別に貶すなどの意図は全くない事をお先に断らせていただくが、ギャルゲーと言うのはあくまでゲーム、ヒロインも言ってしまえばデータの集合体。エンディングを迎えたのなら、次のヒロインを攻略するルートに進む、訳で。その度に人間関係も、ヒロインの好感度もリセットされていくのだ。
こんばんは。梅雨が始まったというのに、来週猛暑日がありそうという予報に、梅雨はどこ行ったと首を捻る真白優樹です。さて本日は、明日から順次発売されるであろうGA文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 ・最近雇った独占欲の強い美少女メイドが、実は王女様だった。 ・著:神月先生 絵:とうち先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらはカクヨムで人気の作品の書籍化作品となります。果たして、実は王女様なメイドと少年の身分違いのラブコメとはどんなものか。楽しみですね。 ・イマリさんは旅上戸2 ・著:結城弘先生 絵:さばみぞれ先生 二作品目はこちら。関西出張に同行したら…
さて、小学校から大学まで、学校は別名学び舎、と呼ぶ事もあるのだが。規模的に最大な学び舎、というとどこになるのだろうか。例えば私の住む県には、街一つの規模の大学が存在していたりするのだが。大体は街一つくらいが最大規模、と言えるのだろうか。まぁ大体そのくらいであるのかもしれない。しかし、この作品の舞台である天涯学園はそんなものではない。街一つ? 否。 市一つ? それも否。なんと半島一つ、がまるごと学び舎なのだ。
読書感想:カードゲームで世界が滅ぶ世界に転生してカードショップを開店したら、周囲から前作主人公だと思われている2
前巻感想はこちら↓ 読書感想:カードゲームで世界が滅ぶ世界に転生してカードショップを開店したら、周囲から前作主人公だと思われている - 読樹庵 さて、前巻で始まった、ミツルという前作主人公のような転生者を中心とした、カードゲームアニメのお約束が山盛りな世界を舞台にしたこの作品。画面の前の読者の皆様の中にはもしかしたら、この作品の世界なら転生してみたい、という方もおられるかもしれない。実際、私も転生できるのならば転生したい。心から満足する程カードゲームをやり込んでみたい。しかし、今巻ではそんなこの世界らしい問題、にも触れていくのである。
さて、時に画面の前の読者の皆様は、「電波女と青春男」シリーズを読まれた事はあるであろうか。最近の読者様であれば、読んだ事がない、という方も増えてきているのかもしれない。と言うよりかは、電波系なヒロイン、というのはもはや化石を通り越して絶滅状態、見た事のあるという読者様も多分、おられないかもしれない。実際、私ももう十年以上、読んできた範囲では見たことがない気がする。 そんな電波系ヒロイン、というのは何故絶滅したのか。やはり、自分の世界、という物語の世界観とは違う世界観を持つというのは魅力として描きにくいのだろうか。
さて、探偵と言うものは画面の前の読者の皆様もご存じの通り、推理をし、犯人を暴き立てるのが使命である。そして時に、ラノベにおける探偵というものは異形の存在やら人外的な相手と戦ったりするものである。この作品における探偵もまた、そういった異形の存在と戦う者の事である。
読書感想:泥酔彼女3 「キミに酔ってまーす」「ノーコメント」
前巻感想はこちら↓ 読書感想:泥酔彼女2 「弟クンがんばえー」「助けて」 - 読樹庵 さて、前巻の感想で穂積を取り巻くラブコメはここからが本番、と書いて早四年、気が付けばイラストレーター様も変わっていて、今巻が最終巻、な訳である。数年ぶりと言えば今月、ダッシュエックス文庫でも数年ぶりの新刊となる作品が出るのであるが、最近そう言う風潮でもあるのだろうか。とまぁそれは置いておいて。最終巻となるのなら、訪れる展開は何か。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:死亡遊戯で飯を食う。7 - 読樹庵 さて、前巻で不良グループの内部抗争に巻き込まれ何とか乗り切った我らが主人公、幽鬼であるが。前巻は箸休め、日常と言う事でいよいよ今巻から新章開幕、目標まで残り三分の一くらいなのだが。ここまでくれば終わりが見えてきている、と言っても過言ではない。とすると何に触れていくのか。それはこの「遊戯」の「運営」に、である。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:嫉妬探偵の蛇谷さん - 読樹庵 さて、前巻で始まったカンナと巻き込まれた慧による日常の小さな事件の裏に隠れた人の黒い思惑を解き明かし知的暴行を加えていく、という嫉妬が根底にあるからこそのミステリ。今巻では何を書いていくのか、というと。慧の過去にも関わる謎。夏休みと言う時間の中で、カンナが彼の過去にやにわに迫っていくのである。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:双子まとめて『カノジョ』にしない?4 - 読樹庵 さて、前巻で傍観者でいる事を辞め、柚月との決着をつけた事で一歩踏み出した咲人であるが。そうすればどうなるのか。無論注目を集める、人気になってしまう。そして、三人で付き合っている事は内緒、つまり、つけ入る隙があるように見える訳で。と言う訳で前巻、咲人に協力を取り付けた茜が接近してくるのが今巻である。
さて、時に画面の前の読者の皆様はかの金田一少年の事件簿の主人公、金田一一がアラフォーになっていて、推理なんてしたくないと言いつつ事件に遭遇して、謎は全て解けちまったぜ、と推理しているというお話をご存じであろうか。如何なる名探偵とて、事件に遭遇ばかりしていれば辟易しても仕方ないかもしれぬ。だが、事件の方とて、探偵に来て欲しくはないかもしれぬ。 そこにある真実、絡まる思いを知らずに外部からずかずか入り込んできて、総てを解き明かしていく。そう考えると、探偵と言うのは一種、悪者であるのかもしれない。
こんばんは。社員旅行を前に体力を温存したいのですが雨のせいで体力を削られた真白優樹です。さて本日は少しお早めに、来週火曜日発売の電撃文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:六月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 ・孤高の電波美少女と恋で繋がったらギガ重い ・著:神宮寺文鷹先生 絵:MAIRO先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事で少しだけ深堀しております作品です。果たして電波な彼女との恋はどんな真実に繋がるのか。楽しみですね。 ・…
読書感想:センパイ、私と浮気してみませんか? ~幼馴染を親友に寝取られたので、これから元親友の妹を寝取り返したいと思います~
さて、最近ラブコメ界において時々見かけるようになったNTRと書いて寝取りもの、であるが。本家的なNTRものはあまり見ない気がするのは私だけだろうか。まぁ、本来のNTRというのは好みがとても別れるものであり、嫌いな人はとことん嫌い、というものであろう。というか私も大嫌いである、目に入れたくないくらいには。というのはともかく。ラノベにおいてNTRもの、というと。寝取られる理由があったりする、ソフトな事が多いのではないだろうか。
読書感想:英雄志望の悪役モブ転生者、無自覚に原作鬱シナリオをぶち壊す1 ~拝啓女神様、俺ってこの世界の主人公ですよね?~
さて、例えば異世界を舞台にしたゲームにおいては主人公やその仲間、敵となる悪役にはステータスなるものが存在している訳であるが。その概念があるのはゲームに関わる者だけであるが、本筋に絡まない、例えば街のその辺りを歩いているキャラにもステータスがある筈であろう。そう考えると、例えば主役キャラに匹敵する程の成長性のあるキャラが隠れていたりするかもしれないし。若しくは、大悪に転がっていく因子を持つ者もいるかもしれない。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:誰が勇者を殺したか 預言の章 - 読樹庵 誰が勇者を殺したか。最初に語られたのは、本来の勇者であるアレスの死。次に語られたのは、冒険者であるレナードにとっての勇者の死。そして今巻で語られるのは何か。それはアレス、もといザックとその仲間達の旅路、その最初。まだ彼らが未熟に過ぎた頃に通りかかったリュドニア国。そこの姫であるエレナ(表紙左)とその兄であるカルロス(表紙右)。リュドニア国にとっての、エレナにとっての勇者の死をミステリとして描いていくのだ。
読書感想:人生逆転2 浮気され、えん罪を着せられた俺が、学園一の美少女に懐かれる
前巻感想はこちら↓ 読書感想:人生逆転 浮気され、えん罪を着せられた俺が、学園一の美少女に懐かれる - 読樹庵 堕ち往け、壊れ往け、失い往け。一番底の絶望まで叩き落とされ、愛という理解者を得、立ち直りだす英治。対し、まるで真綿で首を絞められるように少しずつ、何もかもをはぎ取られ失い往く近藤と美雪。前巻を読まれた読者様の中には、近藤はともかく美雪だけは、と思われた方もおられるかもしれない。しかし、とりあえず今巻においては救いはない、堕ち往くのみ。 浮気して壊れた絆は、もう元に戻ることはないのである。
読書感想:モブ司祭だけど、この世界が乙女ゲームだと気づいたのでヒロインを育成します
RTAと書いてリアルタイムアタック、と読む訳であるが。画面の前の皆様もRTAというのがどういう行為なのか、は何となくご存じであろう。では例えばであるが、ゲーム世界に転生して、行く先は過酷な運命が待っているとして。運命改変RTAを行うとして、最速の一手はどんなものとなるのだろうか。
読書感想:スーパーコラボ・オンライン ~無理ゲー世界にコラボキャラを集めた最高のパーティーで挑みます~
さて、最近スマホゲームとしてSDガンダムGジェネレーションエターナルはガノタの間で人気であるわけだがGジェネやスパロボ、スーパーロボット大戦といったゲームをプレイされた事のある読者様もきっと画面の前におられるだろう。自分だけの部隊を作って、様々なステージで戦い抜く、という趣旨な訳だが。特にスパロボは、明確なストーリーが存在する訳で。そう考えると無数のロボットのある意味コラボであるお祭り作品、を実現できる世界観というのは設定するのは言うまでもなく大変であるはずだ。
さて、若干古のオタク用語に確か「ヨスガる」というものがあった気がするのだが、良い子の皆様はこの用語、もしくは「ヨスガノソラ」というアニメタイトルで検索してはいけません。まぁ簡単に言うと田舎町を舞台に、数話ごとに別ヒロインとの恋愛を描き、最後は双子の実妹ルートを描く、というお話を濡れ場在りで描写する、という地上波の正気を物凄く疑うアニメであった訳で。まぁお分かりではあるだろうが、日本で実の兄弟姉妹と恋愛したらまぁアウト、禁断の関係である。
読書感想:【悲報】リストラされた当日、ダンジョンで有名配信者を助けたら超絶バズってしまった1
さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。皆様はリストラ、もとい首を切られた事はあるであろうか。多分、ないという方しかおられないであろう。首を切られると言うのはそれなりの理由がある筈であり、そして今の世の中そう簡単に首は切れない訳で。そういう事で首を切られた経験のある読者様はおられない筈であろう。あるとしたらよっぽどのブラック企業か何かかもしれない。この作品はそんな、リストラから始まる英雄譚なのである。
読書感想:私の怪談師はポンコツ可愛い1 怪談収集はデートに含まれますか?
さて、怪談師というと稲川淳二さんも怪談師、という扱いになるのだろうか? 間違っているという方はこの感想のコメント欄でツッコミついでに訂正して欲しいのだが。画面の前の読者の皆様は、怪談師と呼ばれる方々を実際に見たことはあられるだろうか? 多分、見たことがないという読者様がほぼ全てであろう。多分、普通に生きていると怪談師、という方たちは馴染みのない方々、となるのかもしれない。
読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。角川スニーカー文庫、HJ文庫、講談社ラノベ文庫、ファミ通文庫編。
こんばんは。最近段々雨の日が増えてきて気が滅入ってくる真白優樹です。雨の日のお仕事ってより疲れるのですが、勘弁してほしいものですね。さて本日は明日より順次発売される四レーベルの新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:六月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 角川スニーカー文庫編 ・スーパーコラボ・オンライン ~無理ゲー世界にコラボキャラを集めた最高のパーティーで挑みます~ ・著:ざっぽん先生 絵:はあと先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の…
さて、画面の前の読者の皆様は自分の居場所、というものに困ってはいないだろうか。例えば会社、例えば自宅。そこに自分の居場所がない、という方は画面の前にはおられないだろうか。そんな皆様を肯定できる私でありたいが。というのはともかく、自分を出せる場所、自分が自分でいられる場所、というのは重要であろう。この作品はそんな、居場所を得ていくラブコメなのである。
読書感想:無双ゲーに転生したと思ったら、どうやらここはハードな鬱ゲーだったらしい1 ~聖剣を抱きし最凶少女の蹂躙無双譚~
さて、時に思うのだが主人公と言うのは尖っているくらいが丁度いい、のかもしれない。丸い性格の主人公もいいかもしれないが、尖っているくらいに個性がある方がいいのかもしれない。そう考えると、例えば敵を前にして躊躇したり命は助けるのも個性であるが、知った事かとばかりにひゃっはーしているくらいなのが、逆に個性となるのかもしれない。
読書雑記:六月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。
こんばんは。色々予定が詰まっていて、今週と来週はラノベ読みとして忙しい真白優樹です。さて本日は六月初旬から中旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目な作品について紹介したいと思います。 読書雑記:五月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 前回記事は上記となります。 角川スニーカー文庫編 ・スーパーコラボ・オンライン ~無理ゲー世界にコラボキャラを集めた最高のパーティーで挑みます~ ・著:ざっぽん先生 絵:はあと先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました」シリーズを手掛…
ラブコメに置いての完結、終わりの光景というのは主人公とヒロインが付き合いだしたり、結ばれたりという事が基本ではあるが。男女が付き合う、というのは果たして本当に正解となるのであろうか? 昨今の世の中では結婚願望が希薄であったり、男女の付き合いを望まない、という人も増えていたりする訳で。そう考えると別に、青春とは無理にラブコメしなくとも成立するのかもしれない。
読書感想:数々の告白を振ってきた学校のマドンナに外堀を埋められました
さて、時に思う訳であるだが学校のアイドル、と呼ばれる存在と恋をするラブコメはある訳であるがふと思う次第なのだが、学校のマドンナと学校のアイドル、にはどんな違いがあるのであるか? マドンナ、というと何処かミステリアス、大人っぽい響きがある気がするのは私だけだろうか。 さて、ではこの作品はどんな作品か、と言うと。タイトルの通り、である。
読書感想:封印されし呪われ勇者、美少女配信者に偶然解放されたついでに無双して大バズり
昨今、時々ニュースにもなっている話題として外国人観光客の観光地での蛮行、という話題があるのであるが。神社のような場所でそのようなことを行えば、というと何があるのかは知らないが。例えば死者を祀る為に立てられた神社、というのもある訳で。何処であっても野蛮な行いはしてはいけないが、特にそう言う場所では畏敬の念を以て、参拝をするべきであろう。
読書感想:クラスのクォーター美少女が義妹になった。知らないうちに口説いてた。
ハーフと言えば半分、クォーターと言えば四分の一、であるが。人種と言うか血筋的な話として、ハーフ、クォーター、どちらに皆様は特別感を感じるであろうか。ラノベにおいては暫し、ハーフだったりなヒロインは登場したりする訳であるが。この作品のヒロイン、クロエ(表紙)のようにクォーター、なヒロインは中々見ない気もするが。
読書感想:黒猫を拾ったら俺んちが二大美少女の溜まり場になった。
さて、最近はあまり大体的に報道もされなくなった気もするが、「飼育崩壊」や捨て猫、捨て犬等のペットを捨てると言う行為が問題として報道されているのを見たことのあると言う読者様もおられるかもしれない。個人的に思う次第であるのだが、何故捨てるのだろう。例えば大規模災害の被災地でペットが野生化している、のはまぁ飲み込むとして。一度飼った命であれば家族として最後まで面倒を見るべきではないのだろうか。
さて、時に私は誰かと話すよりかは文章に書いた方が自分の正直な気持ちを表現できるタイプであり、いわゆるコミュ障な方であると思うのだが。そんな私でも、誰かと筆談、という事はしたことがない。というか画面の前の読者の皆様の中で筆談、という行為をされた事のある読者様はどれだけおられるのだろうか。最早何でもLINE等のメッセージで送れるこの頃、筆談をしたことがある、という方は最悪絶滅危惧種であるのかもしれない。
さて、時にファンタジーをジャンルとするラノベには、冒険者と呼ばれる存在が社会に根付いている事は多い。探検者、探索者と呼んだりするかもしれないがまぁそれはそれとして。画面の前の読者の皆様は、冒険者という存在にどんな印象を抱かれているであろうか? 例えば実力主義、という事もあるだろう。例えばガラの悪い者達、という印象もあるかもしれない。後者から分岐して、社会的地位の低い、と言う事もあるかもしれない。
読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。MF文庫J、ダッシュエックス文庫、オーバーラップ文庫編。
こんばんは。まだ夏どころか梅雨も来てない筈なんですが、このふぁっきんな暑さは何なのでしょうか。大分体力が削られているのですが、真白優樹です。さて本日は明日発売予定のMF文庫J、ダッシュエックス文庫、オーバーラップ文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:五月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 MF文庫J編 ・口もききたくないあいつと、自習室で甘い筆談 ・著:持崎湯葉先生 絵:さぼてんむし先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事で少しだ…
読書感想:どタイプお姉さんの誘惑が止まらないっ! ちっちゃい頃から私のことがだいすきな年下従妹のお嫁さんになっちゃいました!?
さて、昔話にツッコむのは野暮だと思うのだが、浦島太郎状態と言うのは語源は浦島太郎の童話であるのだが、そも何故に海底に行って暫く過ごしていただけで地上とは時の流れが違う事になるのだろうか? 別に海底に光速で行っている訳でもないし、海底は重力が高いわけでもない筈なのだが。 どこぞのメガロドンが大暴れするサメ映画のように海底に隔離空間的なものでもあったのだろうか。それならまぁ、ギリギリ納得できなくもない、気はするが。
さて、別に大した話でもないのだが私の実家から自転車で三十分くらい走った所にあるブックオフの二階にはボドゲカフェがあったりする。人が入っているのは中々見たことはないのだが。とまぁそれはともかくとして。最近、ボドゲカフェというのは一定の流行を見せ、画面の前の読者の皆様の中でも生活圏内で見かけたことがある、という読者様もおられるのではないだろうか? しかしボドゲカフェ、というのは中々入りにくい、ものかもしれぬ。何せボドゲというのは普通に多人数用、一人だったりするとそもそもプレイできなかったりするので。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:異世界リーマン、勇者パーティーに入る - 読樹庵 さて、前巻で勇者パーティーに加入した異世界の営業、ハヤシであるが。前巻を読まれた読者様は、このハヤシの有能さはよくお分かりであろう。直接的戦闘能力はないものの、旅の裏方として、快適な旅をサポートするハヤシ。今巻ではそんなお役立ちぶりが更に示され、アレクがちょっと危機感を覚えていくのである。
さて、ラブコメの始まりとしてある日下駄箱に入れられていたラブレターが、というのは定番ではあるが。最近、ラブレターと言うのは最早絶滅危惧種なのだろうか。いちいち手紙を書かずとも今はスマホに入っているであろうLINEだののメッセージアプリで繋がっている事もあるだろうし、スマホを操作すればさくっと告白くらいは出来るであろう。そう考えると、ラブレターと言うのは最早ラブコメの中でしか見られないのだろうか。
読書感想:四天王最弱の自立計画2 四天王最弱と呼ばれる俺、実は最強なので残りのダメ四天王に頼られてます
前巻感想はこちら↓ 読書感想:四天王最弱の自立計画 四天王最弱と呼ばれる俺、実は最強なので残りのダメ四天王に頼られてます - 読樹庵 さて、四天王最弱、と勘違いされてはいるが実は四天王最強、残る三人のダメ四天王に振り回されている主人公のラルフであるが。彼自身魔王からも頼りにされているが、どう考えても魔王国側って彼頼みというか彼がいないと本当にヤバくないか、と前巻を読んだ読者様なら思われたのではないだろうか。
読書感想:テンプレに従わない異世界無双 ~ストーリーを無視して、序盤で死ぬざまあキャラを育成し世界を攻略します~
さて、別に自慢する訳でもないが私、真白優樹はかれこれ十数年の歴があるラノベ読みである。それがどうした、と言う訳ではないが。ラノベ読み歴が長くなるとあるある、だと思うのだがジャンルごとにおけるテンプレを理解してしまうと、物語のこの先の展開が読めてしまう、という事が発生しないだろうか。実際、こうも長々とラノベを読んでいると大抵のテンプレは全部触れて来たので、テンプレばかりのラノベよりは、新たな道のりを切り開いてくれるラノベを求めている面もあるのである。
読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。ガガガ文庫、富士見ファンタジア文庫、GCN文庫編。
こんばんは。最近五月なのに暑い日だったり梅雨のような雨の日が多くて滅入ってくる真白優樹です。さて本日は、明日から愛知では順次発売される三レーベル分の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:五月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 ガガガ文庫編 ・だれがわたしの百合なのか!? ・著:悠木りん先生 絵:万冬しま先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事で少しだけ深堀しております作品です。果たして、誰が彼女の百合なのか。期待したいですね。 ・異世界…
読書感想:二度目の勇者に仲間はいらない ~魔王討伐済みの俺は伝説の武器の在りかも魔族の弱点もすべて知っている~
さて最近、とある有名俳優が初代ポケモンのセーブデータが消えてしまった、というのがヤフーニュースになっていたのを見たのだが。画面の前の読者の皆様も、そのような経験をされた事はあるであろうか。 あると言う方もないという方も多分お分かりかと思うが、セーブデータが消えると言うのはキツいものがある。それが長い時間やり込んでいたり、思い入れのあるゲームであったとしたら、物凄くキツいものがあるだろう。
読書感想:学園の三大美少女様を昔助けたのが俺だとバレた。それから彼女達の様子がおかしくなった
身バレ、という言葉があるのは画面の前の読者の皆様もご存じであろう。身バレ、つまりは正体がバレる事。例えばVtuberのような素顔を出さない配信者にとっては、避けるべき事象であろう。例えばスーパー戦隊やウルトラマン、仮面ライダー等の正体を隠し人々を護るヒーローからすれば、正体バレもとい身バレ、というのは一つストーリーの山場、ともいえるイベントであろう。この作品はそんな、「身バレ」から始まるハーレムラブコメであり。同時、ヒロイン誰もが勝ち残りを目指し争い合う、ヒロインレースものなのである。
読書感想:読心探偵・大葉香夏子は頭がわるい ~心が読めるから真犯人特定までは余裕ですけど証明方法が全然わかりません~
さて、時に画面の前の読者の皆様は、「探偵」というのは何を以て「探偵」と呼ぶと思われるだろうか。何をすれば「探偵」という認識になるのであろうか。その答えとしてはやはり、「謎解き」、推理であろうか。現場を見て、遺された痕跡から犯行方法や凶器を解き明かし、そして最後は犯人に真実を突き付ける。その行動を持ってこそ「探偵」は探偵として、ミステリの主人公と言う事になるのではないだろうか。
読書感想:俺にだけ小悪魔な後輩は現実でも可愛いが、夢の中ではもっと可愛い2
前巻感想はこちら↓ 読書感想:俺にだけ小悪魔な後輩は現実でも可愛いが、夢の中ではもっと可愛い1 - 読樹庵 さて、前巻で夢の中という特殊な場けいご所で繋がった、慧吾と千春であるが。前巻、慧吾の思いを知った事で千春がどうなっていくのか、という疑問を画面の前の読者の皆様も思われたかもしれない。ある意味完璧、彼にだけ小悪魔と言う顔を見せている千春は果たしてどうなるのか。というのが語られるのが今巻なのだ。
こんばんは。最近雨の日が多くてもやもやする真白優樹です。これだけ降るなら梅雨の辺りはどうなってしまうのやら。 さて本日は明日発売予定のGA文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:五月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 ・学園の三大美少女様を昔助けたのが俺だとバレた。それから彼女達の様子がおかしくなった ・著:楓原こうた先生 絵:みんとあいす先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事で少しだけ深堀しております作品です。果たして過去の人…
読書感想:男女比1:5の世界でも普通に生きられると思った? (4) ~激重感情な彼女たちが無自覚男子に翻弄されたら~
前巻感想はこちら↓ 読書感想:男女比1:5の世界でも普通に生きられると思った? (3) ~激重感情な彼女たちが無自覚男子に翻弄されたら~ - 読樹庵 さて、前巻でヒロイン同士の包囲網も完成し、将人を囲い込む輪は完成したわけであるが。流石に由佳のような、というだけではないがここまで思いを向けられていて気付かないほどの鈍感な訳ではなかったようで。気付き始めた将人が考え始めるのが今巻な訳だが。ふと皆様、一番最初に彼の傍に居た恋海の肩書を思い出してほしい。幼なじみ「系」JDである。
読書感想:悪役御曹司の勘違い聖者生活5 ~二度目の人生はやりたい放題したいだけなのに~
前巻感想はこちら↓ 読書感想:悪役御曹司の勘違い聖者生活4 ~二度目の人生はやりたい放題したいだけなのに~ - 読樹庵 さて、二度目の人生と言う事で好き放題、やりたい放題したいだけだったのに、気が付けば「聖者」という称号を与えられ、最早その名から逃げる事も叶わなくなってしまった、我らが主人公のオウガ。しかし最早逃げる気もない、背負う事を決意した。そしてフローネと激突する為の準備も整った。では今巻、最終巻では何を描くのか、は言うまでもないだろう。そう、最終決戦である。
読書感想:ざつ旅謎 -That's "Mystery" Journey-
さて、例えばゆるキャン△の登場人物達は事前に綿密に計画を立て準備をしたうえでキャンプに出かけたりしている訳であるが、現在アニメ放映中のざつ旅はゆるキャン△とは反対に、SNSのアンケートから始まる、何も決めない気ままな雑な旅、ざつ旅をしている訳でそういう旅の方が好きと言う読者様もおられるかもしれない。事前にがちがちに準備をしていく旅もいいかもしれないが、何も決めず気ままにする旅もいいかもしれない。画面の前の読者の皆様はどちらの方がお好きであろうか。
読書感想:妖精の物理学 ―PHysics PHenomenon PHantom―
さて、時に画面の前の読者の皆様は妖精と聞いてどんな存在を連想されるであろうか? そも、妖精と言うのはどんな存在か。例えばゼルダの伝説の様に、勇者の側にナビゲート役として付き従う存在、であるかもしれぬ。例えば、某TRPGプレイヤーのように、主人公に時に気まぐれに力を貸す存在であるかもしれぬ。だがこの作品においては、妖精と言うのは「現象妖精」という、物理現象が妖精という形を取った存在であり。人類により使役される存在であるのである。
さて、何やらアメリカの方では実写版白雪姫の映画が信じられないほどの大赤字を叩きだして、前年の黒字を食いつぶして赤字に変えて、ゴールデンウィーク前に放映打ち切りになったらしいがそれはともかくとして。アメリカ、というよりハリウッドで製作される映画の中でも、コメディの要素がある映画は独特のノリがあると思われる読者様も画面の前にはおられるだろう。 日本の映画にはない、打てば響くような会話劇を伴うすちゃらかなノリ。そういうノリが好き、という読者様もおられるであろう。
読書感想:あなた様の魔術【トリック】はすでに解けております ―裁定魔術師レポフスキー卿とその侍女の事件簿―
問題:ハリーポッターシリーズの舞台であるホグワーツ魔法魔術学校にて、ペットとして認められている動物は? という問題を唐突に画面の前の読者の皆様に出してみるとするが、確実に答えられる読者の皆様はどれだけおられるだろうか? という問題の答えは各自調べていただくとして。魔法使いの使い魔、と聞いて画面の前の読者の皆様はどんな動物を連想されるであろうか。例えば蝙蝠、例えば烏。それぞれ連想される動物があるかもしれない。この作品はそんな魔法使い、魔術師を裁く「裁定魔術師」と呼ばれる者達の事件簿なのである。
読書感想:極東救世主伝説3 少年、世界の敵と相対す。 ―軍学校襲撃編―
前巻感想はこちら↓ 読書感想:極東救世主伝説2 少年、北の地を駆ける。 ―極東ロシア救出編― - 読樹庵 さて、前巻まで読まれている読者様であればこの作品における軍の構造と言うのは、基本的に誰もが何処かの派閥に属している前提であり、階級を上げていくにつれて権力闘争だの思惑の渦中に絡まねばいかない、というのは何となくお察しであろう。我らが主人公、啓太もそれは例外ではない。それどころか前巻手に入れた、ロシア大公から貰った騎士の地位。これも絡んでくるのが今巻なのだ。
読書感想:天使の胸に、さよならの花束を II ~余命マイナスなわたしが死ぬまでにしたい1つのこと~
前巻感想はこちら↓ 読書感想:天使の胸に、さよならの花束を ~余命マイナスなわたしが死ぬまでにしたい1つのこと~ - 読樹庵 さて、死者の願い、未練。言いたかったことを伝える為に、その身体を貸し。その未練が晴らされた時に咲く花を集めながら旅をするアイとディア。ここでちょっと身もふたもない言い方をしてしまうと、この作品は死、未練が題材であるからこそ死があれば、巡ればそこに物語がある。そこに感動を見いだしていく、だからこそこの作品は面白いと言えよう。では今巻では、何を題材として描いていくのか?今巻では「約束」、が題材となるのだ。
読書雑記:五月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。
こんばんは。ゴールデンウィークが終わると、すぐにお盆休みが恋しくなってきた気がする真白優樹です。さて本日は、五月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目な新刊についてお話したいと思います。 読書雑記:五月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 前回記事は上記となります。 ガガガ文庫編 ・だれがわたしの百合なのか!? ・著:悠木りん先生 絵:万冬しま先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは「星美くんのプロデュース」シリーズや「こんな小説、書かなければよかった。」といった作品を手掛けられた悠木りん先生の新作です。様々な引出しを持っておられる悠木りん先生…
読書感想:骨姫ロザリー 2.死者の力を引き継ぐ最強少女、騎士を目指し大海を舞う
前巻感想はこちら↓ 読書感想:骨姫ロザリー 1.死者の力を引き継ぐ最強少女、正体を隠して魔導学園に入学する - 読樹庵 さて、前巻で王子を救うために己の全力、死霊術の全力を解放し、王からも注目される事になったこの作品の主人公、ロザリーである。だが忘れてはいけない、この作品において死霊術は忌まれる術であるという事を。確かに認め、心配してくれる人もいる。だが逆に疎み、危険視する者もいる。そんな危険視する者達のほとぼりを覚ます為、新たな仲間達と実習に出る今巻は、新たな始まりとなる巻であるのだ。
こんばんは。電撃文庫は十日発売との事ですがその日が雨、との予報にちょっと嫌気な真白優樹です。さて本日は九日発売を願いつつ、公式発売日は十日な電撃文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:五月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 ・妖精の物理学 ―PHysics PHenomenon PHantom― ・著:電磁幽体先生 絵:necomi先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事で少しだけ深堀しております作品です。果たして復興を続ける街、少…
読書感想:真の実力を隠していると思われてる精霊師、実はいつもめっちゃ本気で戦ってます3
前巻感想はこちら↓ 読書感想:真の実力を隠していると思われてる精霊師、実はいつもめっちゃ本気で戦ってます2 - 読樹庵 さて、前巻で邪精霊と簡易契約ながら契約を交わし「クロ」という新たな戦力を得たこの作品の主人公、ロークであるが。画面の前の読者の皆様もご存じの通り、ロークというのは強力な精霊術に機転と無数の手札で立ち向かうようなタイプである。つまり簡易契約と言えど「クロ」という戦力、手札が増えるのは純粋な戦力向上に繋がりはする。しかし、今後邪精霊との戦闘へとより踏み込んでいくのなら。いつか彼の戦い方は、通用しなくなる日が来てしまってもおかしくはない。
読書感想:頭脳と異能に筋肉で勝利するデスゲーム1 ~頭脳戦に舞い降りた最強のバカ~
さて、突然ではあるが、かつてkeyというゲームブランドより発売されていた青春泣きゲーの金字塔には、愛すべき筋肉バカなキャラクターが存在していたのであるが、筋肉バカというキャラはその場に存在しているだけで、筋肉と言う空気で場を駆け抜けていく訳なのだが、基本的には筋肉バカと言うのは愛すべきおバカという扱いをされる事が多いであろう。この作品の主人公、剛(表紙左上)もまた、圧倒的筋肉バカなキャラであり。そんな彼が放り込まれたのは、参加者に異能が付与され更には毒を注入する首輪を装着された状態から始まるデスゲームなのである。
読書感想:ダンジョン配信者を救って大バズりした転生陰陽師、うっかり超級呪物を配信したら伝説になった4
前巻感想はこちら↓ 読書感想:ダンジョン配信者を救って大バズりした転生陰陽師、うっかり超級呪物を配信したら伝説になった3 - 読樹庵 さて、前巻自分の夢である人間と妖怪の共存に向け、センも仲間に加え動き出した我らが主人公、ソラであるが。そもソラは陰陽師であり、使うのは陰陽術というのは周知の事実であると言えよう。ではこの、世界の枠組みからは外れた力を使うソラに比肩する存在とはこの世界にはいないのか? 今巻ではその辺りにも触れていきながら、ソラにとって懐かしい相手との激突も待っている巻である。
読書感想:路地裏で拾った女の子がバッドエンド後の乙女ゲームのヒロインだった件2
前巻感想はこちら↓ 読書感想:路地裏で拾った女の子がバッドエンド後の乙女ゲームのヒロインだった件 - 読樹庵 さて、前巻で「絆の魔法と聖なる夜会」、通称「キズヨル」のバッドエンドを迎えた後のヒロイン、フィーネを助けた我らが主人公、アッシュであるが。ここで忘れてはいけない事がある、それは何か。それはこの作品、原作のストーリー的には既にバッドエンド後。つまり終わりを迎えるまでの猶予期間、と言えるものではないだろうか。
さて、前世の記憶と言うのは時にラノベの中に存在する要素であり、現実世界にも時折存在している、と思わせる要素があるのだが。前世と言うのは今生に何か関係があるものだろうか。例えば前世、何か罪を背負っていたとしよう。だけど、それは前世。今生の罪、と言う訳ではない。ならば今生でそれは背負う必要はない、のではないだろうか。この作品においては前世、というのがとても重要なお話であり。前世での魔王と女勇者が出会い始まるラブコメなのである。
時に画面の前の読者の皆様。皆様は甘いものはお好きであろうか。私は大好きである。まぁ節度は持っている甘党なのだが。とまぁそんな自分語りはさておいて。皆様はカップケーキ、というものを食べたことはあるであろうか。私はない。この作品はそんな、カップケーキから始まる、彼女と彼女が出会うラブコメであり、嘘から始めて真となる、時に鮮烈な感情の迸るラブコメなのだ。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:貞操逆転世界ならモテると思っていたら - 読樹庵 さてさて、前巻でハーレムのようでハーレムじゃない、と見せかけてやっぱりハーレムな郁人の現状はお分かりいただけたかと思うが。前世の価値観そのままに距離感バグり気味な彼の振る舞いの危うさは分かって頂けたか、と思うが。ある意味一番の被害者とは同居するいとこの玖乃ではないだろうか。郁人からは男、と思われているからこその距離の近さもあるであろうし。 と、ここで画面の前の読者の皆様、こうは思われた事はないだろうか? そもそも何故玖乃は親元を離れ郁人の家に住んでいるのか、と。
さて、科学と魔法が出会う時に物語が始まるのはとある魔術の禁書目録であるがそこはまぁいいとして。異世界×ロボットとしては、古くはダンバイン、レイアース等の作品があるが、画面の前の読者の皆様からすればスパロボで触れた事がある、という方の方が多いかもしれない。寧ろ最近の作品であるナイツ&マジックの方が知っている、という方も多いかもしれぬ。私もスパロボ30ではイカルガに切り込み隊長として存分に活躍してもらったのだが。
読書感想:TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す11 上 ~ヘンダーソン氏の福音を~
前巻感想はこちら↓ 読書感想:TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す10 ~ヘンダーソン氏の福音を~ - 読樹庵 さてやはりお忘れではないだろうか、エーリヒはまだまだ分類的には新人冒険者だと言う事を。最早風格があり過ぎてそんな目では見られていないであろうが。そう思われるようになったのも、やはりエーリヒとその仲間達が冒険者って何だっけ、と言わんばかりに修羅場ばかりを乗り越えてきたからだろう。
読書感想:英霊たちの盟主1 Fランク冒険者、死者のスキルを引き継ぐ無双の力で一撃必殺
さて時に画面の前の読者の皆様。今から私は若干捻くれたことを言うのだが、ネガティブな感情からの発言ではないので、その辺りはご理解いただきたい。死者の思いを継ぐ、誰かの思いを背負って進んでいく、というのは本当に正しい事なのだろうか。死者の思い、というのは果たして生前の友達であっても簡単に理解できるものなのか。死者は黙して語らず、なればその思いは推測するしかないのではないか。
読書感想:処刑フラグの悪役貴族に転生したが、死にたくないので闇魔法を極めてヒロインたちを救います1 病弱なヒロインをケアしたらなぜか俺が溺愛された件
人はいつでもやり直せる、やり直すには遅くない、とは言うけれど。やはり何か間違いを犯してやり直すのなら、若い頃の方が良いであろう。大人になってから間違いを正そうとすると、既に形成された価値観を壊すのが中々難しかったりする訳で。画面の前の読者の皆様もそんな経験がおありではないだろうか。さてではこの作品はどんな作品か、というと。読んで字のごとく、タイトル通りなお話である。
読書感想:10年ぶりに再会したクソガキは清純美少女JKに成長していた6
前巻感想はこちら↓ 読書感想:10年ぶりに再会したクソガキは清純美少女JKに成長していた5 - 読樹庵 さて、前巻で朝華に対し眞昼が宣戦布告し、関係は三角関係へとシフトしたわけなのだが。朝華が重いのはシリーズを読まれている読者様であればご存じであろう。では眞昼はどうなのか。前巻の結論から、重さの片鱗を見せている、と言っても過言ではない。そんな彼女が、朝華がいないアドバンテージを活かしアプローチを始めるのが今巻であり。勇の誕生日、そこで勝負が始まる巻なのだ。
読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。スニーカー文庫、HJ文庫、講談社ラノベ文庫編。
こんばんは。四月もそろそろ終わりますがゴールデンウィークに合わせた早売りはあるのでしょうか、真白優樹です。さて本日はもうすぐ発売される三レーベル分の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:五月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 角川スニーカー文庫編 ・魔法×科学の最強マシンで、姫も異世界も俺が救う! ・著:語部マサユキ先生 絵:ソエジー先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事で少しだけ深堀しております作品です。果たして、異世界に転移した最…
さて、青春と書いてアオハルと読む訳であるが、アオハルに必要な存在とはどんなものであろうか。友人だろうか。確かに必要かもしれない。恋人だろうか、それは最後に必要かもしれない。必要であろうものは多分、答えは別れる筈であろう。ではそこで、「仲間」と答える人は果たしてどれだけおられるのだろうか。
さて、人形と言う言葉を一口に言ってもぬいぐるみだったり、アンティークドールだったりと様々な種類がある訳であるが、マリオネットというと糸で操る人形というイメージであるかもしれぬ。日本におけるマリオネット、というと人形浄瑠璃辺りを想起される方もおられるかもしれないが、正直に言うと中々どんなものか分からぬものであり。そういうマリオネットを見たことのないという方も結構おられるかもしれない。
読書感想:配信ダンジョン育成中 ~育てた最強種族たちとほのぼの配信※大バズり中~
さて、猫は可愛いものである、この作品は猫とは関係ないが。しかしもふもふな動物や、可愛い動物と戯れる動画が好きと言う読者様も画面の前には一定数おられるだろう。そういった動画を投稿されている投稿者様の中には、金稼ぎ目的と時に言われて炎上していたりする方もおられるのだが。個人的主観だが現在病気治療のために休止中な猫youtuberの方は、別に金稼ぎ目的の空気を感じたことはないのだが。私が鈍感なだけだろうか。
読書感想:謎解き勇者の精霊無双1 ~大図書館で本ばかり読んでいたら世界最強の勇者になりました~
さて、ファンタジーでRPGといえば様々な作品、ゲームなどが思い浮かぶわけであるが、ファンタジーでRPG、特にダンジョン探索ものだったりすると、ダンジョン内で謎解き要素がある事もあるであろう。例えば何かを動かしたり、キーアイテムを求めたり。そうして頭を悩ませて謎を解いて手に入る重要なアイテムを使って、ボスを攻略したりダンジョンを攻略したり。そんな頭を使うゲームが好き、という方もおられるだろう。
読書雑記:五月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。
こんばんは。ゴールデンウィークも迫る中、悲しいニュースがあって喉が詰まって気分が重い真白優樹です。さて悲しみにも負けず、本日は多分そろそろ発売されるスニーカー文庫などから始まる五月中旬にかけての新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:四月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 前回記事は上記となります。 角川スニーカー文庫編 ・魔法×科学の最強マシンで、姫も異世界も俺が救う! ・著:語部マサユキ先生 絵:ソエジー先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは「異界の軍師の救国奇譚」シリーズや「転生従者の悪政改革録」シリーズを手掛け…
読書感想:魔王討伐のごほうびはパーティー全員に養われることでした
さて、昨今ラノベ界においては勇者の冒険のその後、という所謂魔王討伐後を舞台としたお話が段々流行を見せている訳であるが。そも言うまでもないが魔王討伐、というのは大仕事である。しかし魔王討伐後も勇者や仲間の人生は続くわけで。食い扶持を得る為には、何かしら働かないといけない訳であろう。しかし魔王討伐と言う大仕事を成し遂げたのなら、少しの間でも働きたくない、という心理が働いてもおかしくはないのではないだろうか。
読書感想:荒廃したゾンビ世界を50日間生き残る ~迎撃編~ ヘガデルのブラックな会社1
さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様は、「ゆっくり実況」なるものをご存じであろうか。元は東方シリーズと言うゲームのシリーズから派生したそれは、心無いどこぞの配信者により独占されそうに、という危機はあったりしたものの、それはファンや配信者が一丸となって乗り越え、今やゲームから旅動画に至るまで様々な動画で行われている動画のスタイルである。と言う訳でこの作品は、有名なゲーム実況者様のゆっくり動画を原作にしたお話であり。かの有名な「マイクラ」こと、「マインクラフト」を舞台にしたお話なのだ。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:デレたい彼女の裏表 - 読樹庵 さてさて、前巻で男の子だと勘違いしていたもう一人の幼馴染、陽が戻ってきて他人から幼馴染に戻った氷菓と伊織でありますが。陽の事は忘れてはいけない、という訳でありまして。 前巻が氷菓のターンでありましたら今巻は陽のターン。何故彼女は戻ってきたのか、その一端が語られる巻と言う事であります。
読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。MF文庫J、ダッシュエックス文庫、オーバーラップ文庫編。
こんばんは。何やらスパロボ新作で概念的存在なゴジラと激突すると聞き、倒せるのかと不安になる真白優樹です。せめて戦力としてガンダム00とガオガイガー、イカルガあたりは欲しかったのですが。さて本日は明日発売予定の三レーベルの中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:四月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 MF文庫J編 ・荒廃したゾンビ世界を50日間生き残る ~迎撃編~ ヘガデルのブラックな会社1 ・著:壱日千次先生 原作:Hegadel 絵:へいろー先生 それではま…
読書感想:倒れた婦人を救ったご褒美は、娘の美人双子とのお付き合いでした。
さて最近、公共施設などにはAEDが配備されていたりする訳だが画面の前の読者の皆様は使い方をご存じであろうか。まぁ知らずとも大概AEDは音声ガイドつきであるのである程度困らない、とは思うがどうもAEDで女性の人命救助をした男性がセクハラで、なんて事例もあるらしく。そう考えると助けたくない、というのは言い過ぎかもしれないが助けられておいて文句は言うな、と言いたくなるかもしれぬ。しかしそもそもそう言う場に遭遇しておいて、すぐに適切な行動がとれる人間と言うのはそうはいないであろう。
読書感想:全員覚悟ガンギマリなエロゲーの邪教徒モブに転生してしまった件3
前巻感想はこちら↓ 読書感想:全員覚悟ガンギマリなエロゲーの邪教徒モブに転生してしまった件2 - 読樹庵 さてさて、孕み袋から生まれたオクリ―に帰る場所などどこにもなく。前巻、ファンキロを殺す、という分水嶺を踏み越えたからこそ最早進み続ける以外にはなく。しかし本編主人公は既に死亡、という致命的なストーリーの崩壊は既に発生している。故、最早オクリーの原作知識は役立つ、という状況を既に超えている。それでも進み続ける中、更なるカオスが巻き起こり、新たな力を手に入れるもより大波乱に突っ込んでいくのが今巻なのだ。
読書感想:彼女をデレさせる方法を、将来結婚する俺だけが知っている2
前巻感想はこちら↓ 読書感想:彼女をデレさせる方法を、将来結婚する俺だけが知っている - 読樹庵 さて前巻で始まった正修により将来の嫁、由姫の青春リライト。正修は将来の嫁、である由姫に真っ直ぐ首ったけ。今は未だツンデレな由姫は、しかし内心はかなりデレデレ、というのは前巻までを読まれている読者様であればお分かりであろう。しかし、ここでふと思い出してほしい。正修は本来、七芒学園に通っている訳ではない、本来の歴史では。するとどういう事なのか。つまりは本来の周りとの関係は生まれず、新たな関係が構築され始めると言う事なのだ。
さてさて、時々ラブコメと言うジャンルにおいては生徒会が舞台になったりするのだが。そも、これも何度も話になっている事かもしれないが、ラノベの世界の生徒会と言うのは嘘、とまではいかないがフィクションの嘘が山盛りである。実際の高校の生徒会に、ラノベの世界の生徒会のようにあそこまで権力があったりする訳でもない。大体生徒会というのは運営の補助、みたいなものである。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:変人のサラダボウル7 - 読樹庵 さて、前巻で女子高生探偵である友奈に怪盗ピオニーこと、アルバというライバルが現れ三つ目のストーリーラインが成立、更に命ことリヴィアが自分の穢れを自覚し旅に出る、という色々な動きがあった訳であるが。三つの軸は今巻で交わるのか、というとそうはならない。しかしそれぞれの軸でどんどんと動き始めるのが今巻なのだ。
さて、遊園地と言うのは華やかな場所であり、多くの人間の笑顔溢れる場所、の筈である。しかし解体されずに残され廃墟化している廃遊園地、というのは時に心霊スポットになったりするが、そういう場所は厳重に管理されていたりするので、無暗に入らない方がいいであろう。と、いうのはともかく。八目迷先生の「時と四季」シリーズ最終巻、「冬」である今巻。今巻は最終巻、となるからか。今までで多分一番過酷なお話、となるのである。
読書雑記:発売日前新刊紹介なお話。ガガガ文庫、富士見ファンタジア文庫、GCN文庫編。
こんばんは。何だか寒くなったり暑くなったり、身体がついていけなくなりそうな真白優樹です。さて本日は明日から順次発売される三レーベルの新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:四月中旬から下旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければどうぞ。 ガガガ文庫編 ・終わらない冬、壊れた夢の国 ・著:八目迷先生 絵:くっか先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは上記の記事で少しだけ深堀しております作品です。果たしてループする時間に巻き込まれ、どのようにすれば脱出できるのか。期待していきたいで…
さて、世の中には嗜虐と被虐、いわばサディストとマゾヒスト、SとMと呼ばれる人たちが存在しており世の中にはSMをコンセプトにしたお店もあるそうだが、画面の前の読者の皆様はどちらであろうか。大多数の方は自分は健全、ノーマルであると答えられるかもしれない。実際私もノーマルである。しかし、もしかしたら一部には自分はサディスト、マゾヒストと言う方もおられるかもしれない。この作品はそんな、マゾヒストな方向けの作品と言えるのである。
読書感想:誰にも懐かない飛び級天才幼女が、俺にだけ甘えてくる理由2
前巻感想はこちら↓ 読書感想:誰にも懐かない飛び級天才幼女が、俺にだけ甘えてくる理由 - 読樹庵 さてさて、恋と言う気持ちには最適な解法は無く、どんな方程式も成り立たない、とはいうけれど。現実で考えるとロリコンの誹りは受けてしまいそうな気はするが、陽平とひめの年の差くらいのカップルは別に現実世界に居ない事も無いわけで。そう考えると年の差、というのは恋を遮る建前にはならぬ、という訳で。では前巻、ひめの中で芽生えた未分化の気持ち、無自覚な恋は如何なる色をつけていくのか。というのを見ていきたい。
読書感想:ダウナー系ギャルの雪河さんが、何故か放課後になると俺の家に通うようになった件。
さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様。皆様は人間が生きていく上で大切なものは何であると思われるだろうか。ああ別に哲学的な前振りでもないので気軽に考えていただきたい。お金、という方もおられるだろう。それも確かにそうだ。友人、という方もおられるだろう。そうであるかもしれない。では「居場所」と答えられる方は、どれだけおられるだろうか。
読書感想:手に入れた催眠アプリで夢のハーレム生活を送りたい3
前巻感想はこちら↓ 読書感想:手に入れた催眠アプリで夢のハーレム生活を送りたい2 - 読樹庵 さて、催眠アプリという「相棒」の力で茉莉、才華、絵夢の心を掴んで、だけどえっちな事は中々できぬ、というこの作品の主人公、甲斐であるが。ふと思うにこの催眠アプリ、一体何なのであろうか? どう考えても人知を超えた力を持っていて、甲斐の他にも使用者が過去にいた、らしいという所までは判明しているこのアプリ。 そも、このアプリ誰が開発したのか? そも、何のためにこのアプリがあるのか? その辺りは今巻で明らかになるのか。
読書感想:誘拐されそうになっている子を助けたら、お忍びで遊びに来ていたお姫様だった件2
前巻感想はこちら↓ 読書感想:誘拐されそうになっている子を助けたら、お忍びで遊びに来ていたお姫様だった件 - 読樹庵 さてさて、前巻でいきなりお隣さん兼婚約者、という恋人をも飛び越えた関係となりました聖斗とルナのお二人でございますが。画面の前の読者の皆様、こうはお思いではないでしょうか。身分違いの恋、果たして簡単にいきますかいな、と。しかしご安心いただ、いてもよろしくて。前巻私が語りました、この作品は白ネコクロ先生か、黒ネコクロ先生か、というお話は白ネコクロ先生という結論に落ち着いた訳でして。白の場合、問題は長引かせず速攻で殲滅、差し切り解決となるのでございます。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:エルフの渡辺 - 読樹庵 さて、前巻で泉美というお邪魔虫、にちょっかいを出されつつも始まった、行人と風花のもう一度始めるラブコメであるが。この作品のカテゴライズは日常系ファンタジーである筈。そして作者様の作風的に、バトルがあるかどうかは分からぬ所がある、かもしれぬ。そしてこの作品、魔王討伐が実行すべき命題、とも言えるのだが。果たして魔王討伐、ってどう行うのだろうか?
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前巻感想はこちら↓ 読書感想:転生程度で胸の穴は埋まらない - 読樹庵 さて、前巻で始まった、渇望を持たず固有魔法は持たずとも必死に戦い抜く、「アデプト」であるコノエの活躍。前巻、テルネリカという愛する者、胸の穴を埋めてくれる存在は手に入れたのだが。それではまだ、一人である。胸の穴を埋めれど一人、なれば何が必要か。それこそは背中を預けられる者、相棒。今巻ではそんな相棒として、超越者の同期であるメルミナ(表紙手前)が現れる巻である。
こんばんは。急に暑くなってきて体力の消耗が早い真白優樹です。果たして梅雨は何処に行ってしまったのですかね。さて本日は、明日発売のガガガ文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 ・獄門撫子此処ニ在リ4 狐の窓から君を見る ・著:伏見七尾先生 絵:おしおしお先生 まず最初の作品はこちら。はざまの街に迷い込みすれ違う今巻。果たして、異界に落ちた京都を救う事は出来るのか。期待したいですね。 ・【悲報】お嬢様系底辺ダンジョン配信者、配信切り忘れに気づかず同業者をボコってしまう4 けど相手が若手最強の迷惑系配信者だったらしくアホ程バズって伝説になってますわ!? ・著:赤城…
前巻感想はこちら↓ 読書感想:魔剣少女の星探し 十七【セプテンデキム】 - 読樹庵 さて、前巻で始まった、リット、クララ、ソフィアにミオンを加えた四人による魔剣団「夜明けの星」による英雄譚であるが。今巻では何が起きるのか、というとであるが。新たな騒乱、新たな剣戟。そして一気に登場する新たなキャラ達による魅力的なファンタジーである。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:ツッコミ待ちの町野さん - 読樹庵 さて、前巻で何とはなしに始まった、並人と硯の関係性であるが。安心安定の日常ラブコメ、ではあるのだが、中々にラブコメにしてはコメディ多めと言えるであろうこの作品。普通に今どきのラブコメであればさくっと付き合いだしていてもおかしくはないかもしれないが、まぁこの作品にそんな性急な真似は野暮と言えるかもしれない。こういうのでいいんだよ、というのは性急であってはいけないかもしれないのだから。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:家事代行のアルバイトを始めたら学園一の美少女の家族に気に入られちゃいました。3 - 読樹庵 さて、前巻で偽物、という枕詞が取れて本物になった晴翔と綾香の関係性であるのだが。既に家族ぐるみの付き合い、最早恋人を通り越して家族、お前ら付き合っちゃえよ、を通り越してお前ら早く結婚しろよ、というレベルなのはここまでお付き合いされている読者様であればご存じであろう。しかし、一気に進む事もない、というより付き合いだしてからの本番、新章。新たな問題も見えてくる、というのが今巻なのだ。
こんばんは。社員旅行中に読み終えた積読ラノベ、そろそろ感想に変えていきたい真白優樹です。さて本日は、今月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から、個人的に要注目な新刊を紹介していきたいと思います。 読書雑記:六月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 前回記事は上記となります。 富士見ファンタジア文庫編 ・引退した皇帝騎士、帝国三大組織の主となる かつて救った少女たちが恩返しのため組織を立ち上げました ・著:武葉コウ先生 絵:ゲソきんぐ先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらは「再生のパラダイム・シフト」シリーズを手掛けられていた武葉コウ先生の新作です。ファンタジー…
さて、唐突な自分語りを失礼させていただくのだが、昔従弟とエロ談義していた時に、当時所持していた官能小説のラインナップから、メイド等の仕える系の子が好みなのか、と聞かれたのもまぁいい思い出である。まぁそれはさておき。ラノベにおいてメイド、というのは色々タイプがあるものかもしれぬ。例えばスカート一つとっても、ミニスカからクラシカルまでタイプがある訳であり。作品によってはメイド服の上から軽鎧を纏って帯剣しているメイドもいたりする訳で。
さて、時に画面の前の読者の皆様。皆様は、ぼっち、または陽キャ、リア充と言う概念をどう思われるであろうか。少し前は、リア充、陽キャたちの青春という題材は一定の流行を見せていた訳であるが。それこそ一昔前は、ぼっちはまるで悪かのように描かれる事もあり、ぼっち脱却を目指すお話も多かったのだが、別にぼっち=悪、という訳でもないだろう。 ぼっちで何が悪い、リア充じゃなくて何が悪い。そも、別にぼっちを苦にしない人もいる訳であるし、リア充という言葉ひとつとっても定義は色々あり、何がリア充か、というのは正解は一つではない筈だ。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:凡人転生の努力無双3 ~赤ちゃんの頃から努力してたらいつのまにか日本の未来を背負ってました~ - 読樹庵 さて、前巻でアヤに取りついた「氷雪公女」との和解、契約も成功しアヤの方の実力は強化された訳であるが。この作品を読まれてきた読者様であれば、もう一人のヒロインであるニーナの成長、というのには大きな壁が立ちふさがっているのは分かるであろう。そもそも魔法が使えぬ彼女。それを超える為には、過去を乗り越えなければならぬ。
さて、突然ではあるが画面の前の読者の皆様の中にも所謂ギャルゲーをプレイされた事のある読者様もおられることであろう。ギャルゲーの遊び方、と言うのは選択肢などの様々な方法で、ゲームの中のヒロインを攻略、恋人同士となりエンディングを迎える、という事であると思われるが。別に貶すなどの意図は全くない事をお先に断らせていただくが、ギャルゲーと言うのはあくまでゲーム、ヒロインも言ってしまえばデータの集合体。エンディングを迎えたのなら、次のヒロインを攻略するルートに進む、訳で。その度に人間関係も、ヒロインの好感度もリセットされていくのだ。
こんばんは。梅雨が始まったというのに、来週猛暑日がありそうという予報に、梅雨はどこ行ったと首を捻る真白優樹です。さて本日は、明日から順次発売されるであろうGA文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 ・最近雇った独占欲の強い美少女メイドが、実は王女様だった。 ・著:神月先生 絵:とうち先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらはカクヨムで人気の作品の書籍化作品となります。果たして、実は王女様なメイドと少年の身分違いのラブコメとはどんなものか。楽しみですね。 ・イマリさんは旅上戸2 ・著:結城弘先生 絵:さばみぞれ先生 二作品目はこちら。関西出張に同行したら…
さて、小学校から大学まで、学校は別名学び舎、と呼ぶ事もあるのだが。規模的に最大な学び舎、というとどこになるのだろうか。例えば私の住む県には、街一つの規模の大学が存在していたりするのだが。大体は街一つくらいが最大規模、と言えるのだろうか。まぁ大体そのくらいであるのかもしれない。しかし、この作品の舞台である天涯学園はそんなものではない。街一つ? 否。 市一つ? それも否。なんと半島一つ、がまるごと学び舎なのだ。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:カードゲームで世界が滅ぶ世界に転生してカードショップを開店したら、周囲から前作主人公だと思われている - 読樹庵 さて、前巻で始まった、ミツルという前作主人公のような転生者を中心とした、カードゲームアニメのお約束が山盛りな世界を舞台にしたこの作品。画面の前の読者の皆様の中にはもしかしたら、この作品の世界なら転生してみたい、という方もおられるかもしれない。実際、私も転生できるのならば転生したい。心から満足する程カードゲームをやり込んでみたい。しかし、今巻ではそんなこの世界らしい問題、にも触れていくのである。
さて、時に画面の前の読者の皆様は、「電波女と青春男」シリーズを読まれた事はあるであろうか。最近の読者様であれば、読んだ事がない、という方も増えてきているのかもしれない。と言うよりかは、電波系なヒロイン、というのはもはや化石を通り越して絶滅状態、見た事のあるという読者様も多分、おられないかもしれない。実際、私ももう十年以上、読んできた範囲では見たことがない気がする。 そんな電波系ヒロイン、というのは何故絶滅したのか。やはり、自分の世界、という物語の世界観とは違う世界観を持つというのは魅力として描きにくいのだろうか。
さて、探偵と言うものは画面の前の読者の皆様もご存じの通り、推理をし、犯人を暴き立てるのが使命である。そして時に、ラノベにおける探偵というものは異形の存在やら人外的な相手と戦ったりするものである。この作品における探偵もまた、そういった異形の存在と戦う者の事である。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:泥酔彼女2 「弟クンがんばえー」「助けて」 - 読樹庵 さて、前巻の感想で穂積を取り巻くラブコメはここからが本番、と書いて早四年、気が付けばイラストレーター様も変わっていて、今巻が最終巻、な訳である。数年ぶりと言えば今月、ダッシュエックス文庫でも数年ぶりの新刊となる作品が出るのであるが、最近そう言う風潮でもあるのだろうか。とまぁそれは置いておいて。最終巻となるのなら、訪れる展開は何か。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:死亡遊戯で飯を食う。7 - 読樹庵 さて、前巻で不良グループの内部抗争に巻き込まれ何とか乗り切った我らが主人公、幽鬼であるが。前巻は箸休め、日常と言う事でいよいよ今巻から新章開幕、目標まで残り三分の一くらいなのだが。ここまでくれば終わりが見えてきている、と言っても過言ではない。とすると何に触れていくのか。それはこの「遊戯」の「運営」に、である。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:嫉妬探偵の蛇谷さん - 読樹庵 さて、前巻で始まったカンナと巻き込まれた慧による日常の小さな事件の裏に隠れた人の黒い思惑を解き明かし知的暴行を加えていく、という嫉妬が根底にあるからこそのミステリ。今巻では何を書いていくのか、というと。慧の過去にも関わる謎。夏休みと言う時間の中で、カンナが彼の過去にやにわに迫っていくのである。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:双子まとめて『カノジョ』にしない?4 - 読樹庵 さて、前巻で傍観者でいる事を辞め、柚月との決着をつけた事で一歩踏み出した咲人であるが。そうすればどうなるのか。無論注目を集める、人気になってしまう。そして、三人で付き合っている事は内緒、つまり、つけ入る隙があるように見える訳で。と言う訳で前巻、咲人に協力を取り付けた茜が接近してくるのが今巻である。
さて、時に画面の前の読者の皆様はかの金田一少年の事件簿の主人公、金田一一がアラフォーになっていて、推理なんてしたくないと言いつつ事件に遭遇して、謎は全て解けちまったぜ、と推理しているというお話をご存じであろうか。如何なる名探偵とて、事件に遭遇ばかりしていれば辟易しても仕方ないかもしれぬ。だが、事件の方とて、探偵に来て欲しくはないかもしれぬ。 そこにある真実、絡まる思いを知らずに外部からずかずか入り込んできて、総てを解き明かしていく。そう考えると、探偵と言うのは一種、悪者であるのかもしれない。
さて、時に画面の前の読者の皆様の何割かは成人済み、であると思われるがお酒が好き、という方もおられるだろう。お酒が好き、と一口に言っても様々な種類がある訳でその中から細分化されていくかもしれぬが。そんなお酒が法律で禁止されていた国がある、というのはご存じだろうか。禁酒法、という法律であるのだが。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い8 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で新年となり、蓮と円花のカップル成立を見届けたこはると颯太であるが。新年という事は、そろそろ新年度。という事は何が起きてくるのか。そろそろ見据えていかなくてはいけない問題が出てくる、という事。それこそは進路問題。 颯太はcafeという家業があるのでは? と言いたくなる読者様もおられるかもしれぬ。今巻ではその辺りにも触れていくのである。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い7 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻でいたずらの結果とは言え、キスをする事には成功した押尾君と佐藤さん、もとい颯太とこはるの二人であるが。恋人として一つ、段階を越えたと言えなくもないこの二人。するとどうなるのか。少なくとも少し、余裕が出来てくると言う事であり。周りの恋路に目を向ける余裕もできる、という事である。
こんばんは。社員旅行も終わり、そろそろ梅雨本番な季節の中でまだカドカワのサーバーは治らず。本格的にファンタジア文庫等は読めるのか不安になってきた真白優樹です。さて本日は明日発売のガガガ文庫の新刊の中から、このブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 ・ミモザの告白5 ・著:八目迷先生 絵:くっか先生 それではまず最初の作品はこちら。咲馬と汐の関係が親密になる中で世良がかき乱してくる中、修学旅行へ向かう最終巻。果たして最後、どんな未来が待っているのか。楽しみですね。 ・小説 夜のクラゲは泳げない2 ・著:屋久ユウキ 原作:JELEE先生 絵:popman3580先生 二作品目はこちら…
前巻感想はこちら↓ 読書感想:神は遊戯に飢えている。6 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、過去を知るからこそ再び遊戯を終わらせようとしているヘレネイア。遊戯を楽しむ者としてそれを許すわけにはいかぬフェイ。過去と未来、同じ盤面の上に立つも見据える先は違う二人。 しかしお互い、目的を叶える為の道筋は同じ。しかしヘレネイアには、彼女にしか取れぬ手がある。それはチームメイトが神だからこそ、チームメイト達に遊戯を仕掛けさせる、という事。
さて、画面の前の読者の皆様と作者様に、まず最初に謝罪させていただきたい。半年間も積読にしていて誠に申し訳ございませんでした。 何せ読もうとした、物凄く重くてビターに過ぎるという評判が聞こえてきて、躊躇ってしまいそのままずるずると、という感じだったのである。しかしいつまでも積読にしておくわけにもいかぬので。そろそろこの作品の感想を書いていきたい次第である。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:いつもは真面目な委員長だけどキミの彼女になれるかな?2 - 読樹庵 (hatenablog.com) いつもは真面目な委員長だけどキミの彼女になれるかな? なれました。という訳で、前巻で紗良と陽都は恋人同士として彼らだけの完成型に辿り着いた訳であるが。並び立つ方向性に辿り着いた二人は今度は、最終巻ではどんな方向に進むのか、というと。並び立って刺激を与えあって。お互いを拠り所にそれぞれの問題、思いと向き合っていくのである。
こんばんは。最近カドカワのサーバーがサイバー攻撃によりダウンしているのですが、本屋からの注文も届かない、という事を聞き果たして新刊は無事に読めるのか心配な真白優樹です。改めて調べてみたらいつも買っているレーベルの半分くらいがカドカワ系列だったので不安ですが、カドカワの方たちには何とか頑張っていただきたいですね。さて今回は今月土曜日発売予定のGA文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:六月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧くだ…
前巻感想はこちら↓ 読書感想:貴族令嬢。俺にだけなつく3 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、エレナとルーナに同時に告白され、三人で幸せになる為の答えを出した我らが主人公、ベレトであるが。彼の身に何が近づいているかというと。それは卒業式、彼も世に出るという事で。それは幸せになる為には必要なプロセス。そして終わりを見据える事で新たな展開が始まっていくのが今巻なのである。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:エロゲの世界でスローライフ ~一緒に異世界転移してきたヤリサーの大学生たちに追放されたので、辺境で無敵になって真のヒロインたちとヨロシクやります~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で18禁ゲームの世界に何故か自分だけ全年齢版のルール適用、というまるで訳の分からない状態で転移してきたこの作品の主人公、悟であるが。先に言ってしまうと、18禁ゲームとしての側面が本格的に押し寄せ始めるのが今巻なのである。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:男女比1:5の世界でも普通に生きられると思った? ~激重感情な彼女たちが無自覚男子に翻弄されたら~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、(多分)電撃文庫の貞操逆転ものの看板、であるだろうこの作品。前巻を読まれた読者様であれば、主人公である将人の行動がこの世界ではとんでもなく危ういものである、というのはご理解いただけているであろう。言わば肉食獣ひしめくサバンナを呑気な草食獣が歩き回る、それどころか自らフェロモンをまき散らしているようなもの。それに全く無自覚、なのだ。まぁ仕方のない事かもしれないが。
こんばんは。六月中旬に社員旅行があるのですが、そのおかげで読書計画が崩れそうなので戦々恐々な真白優樹です。一先ずGA文庫が発売日に買えぬのが九分九厘確定なので、その分も加味して計画しなくては。さて本日はちょっと早めですが、今月中旬から下旬にかけて発売される新刊の中から個人的に注目な作品についてお話したいと思います。 読書雑記:六月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 前回記事は上記となります。 富士見ファンタジア文庫編 ・校内三大美女のヒモしてます ・著:暁貴々先生 絵:おりょう先生 それではまず最初の作品はこちら。こちらはカクヨムで人…
さて、時に画面の前の読者の皆様は、「機動戦士ガンダムF90」という作品をご存じであろうか。この作品、簡単に説明すると敵となるのは無印での戦争後、火星にまで逃れていた無印の敵軍の残党軍が敵なのだが。かの組織、基本的には老人が中心であり、その孫世代や子供達は先代の憎しみに巻き込まれて敵となっていた訳であるが。長々と続く戦争、の中では敵への憎しみというのは受け継がれていってしまう、ものかもしれない。
さて。ソシャゲや据え置き機器のゲームに限らず、どんなゲームにも運営、というものは存在しているものであり例えばゲーム内で不具合が起きた時の対応の速さで非難されたり、称賛されたりすることもある訳だが。例えば某SAOのようなデスゲームにおいても、運営は存在している訳である。上記のゲームは、やはり人の命がかかっているからか、完璧な運営、という体制が敷かれていた訳であるが。デスゲームもの、には例えば某ブレスキのように意外とファンキー、というか割とノリと勢いで突き進むタイプの運営もいたりする訳である。
さて、美少女フィギュアが好き、という画面の前の読者の皆様もおられるだろう。最近はプライズ品であってもかなりのクオリティの高さ、を持っていたりする訳であるが。それは誰かが制作している訳である。そこには「創作」、という行為がある訳であり、そこに込められた熱があると言う事である。この作品はそんな、フィギュアという珍しい題材を根底に据えているように見せて。本当は「創作」、というものに向き合い描き出している作品なのである。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:この恋、おくちにあいますか? ~優等生の白姫さんは問題児の俺と毎日キスしてる~ - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、誠に勿体なく残念な限りな事であるが、この作品は今巻で終わり、完結である。一先ず一巻でそのまま終了という事にならなくて何より、ではあるが。さてではそんな完結編となる今巻では何を描くのか。前巻では風間という言うなれば雑味があった訳であるが。今巻ではそれを廃し、ほぼ透衣とリラ、二人の関係と実は判明していくその過去に焦点を当てていく巻なのである。
こんばんは。実は来週、初めての社員旅行で韓国に行くのですが、GA文庫が発売日に買えなさそうなのでちょっと落ち込んでいる真白優樹です。韓国に、発売日に日本のラノベを売ってくれる本屋とかってあるんですかね。さて本日は明日発売予定の電撃文庫の新刊の中からこのブログで紹介予定の作品についてお話したいと思います。 読書雑記:六月初旬から中旬にかけての個人的要注目な新刊のお話。 - 読樹庵 (hatenablog.com) 一部作品は上記の記事で少しだけ深堀しておりますので宜しければご覧ください。 ・美少女フィギュアのお医者さんは青春を治せるか ・著:芝宮青十先生 絵:万冬しま先生 それではまず最初の作品…
前巻感想はこちら↓ 読書感想:ダンジョン配信者を救って大バズりした転生陰陽師、うっかり超級呪物を配信したら伝説になった1 - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、前巻で同級生であるサクヤと共に配信者事務所、「陰陽」を立ち上げたこの作品の主人公、ソラであるが。画面の前の読者の皆様、こうは思われた事はないだろうか。そう言えばソラって平安時代、どんな人間だったのだろうか、とか。そもそも陰陽師って現在彼以外にもいたりするのだろうか、と。その辺りにも光を当てつつ、今巻でもムーヴメントを起こしていくことになる巻である。
前巻感想はこちら↓ 読書感想:極めて傲慢たる悪役貴族の所業 II - 読樹庵 (hatenablog.com) さて、悪役貴族ではあるものの、肝心な部分は寧ろ善寄りな為、気が付けば彼の魅力に惹かれた者達により派閥が形成され、胃を痛める事も多くなってきたこの作品の主人公、ルーク。しかし忘れてはいけぬ、この作品の「本来」の主人公は、アベルであると言う事を。しかしまだまだ、アベルは主人公の器足りえず、ルークを破滅させる、その力を持っている訳でもない。そんな彼が成長のきっかけをつかむのが、今巻なのである。
さて、最近のラノベの流行と言えば、悪役転生、というのはあるであろう。例えばゲーム、例えばラノベ。様々な創作の世界の悪役、それも基本的には破滅の運命が約束されているキャラに転生し、その運命を覆すために努力する、というのが大筋なのであるが。そう言った場合、どんな役どころを志すのであろうか。かつては改心して、という展開も多かったが、最近は改心しなかったり言動を改めなかったり、という展開も多いような気もする。さて、という訳でこの作品もタイトルから分かる通りに悪役転生ものな訳だが。この作品において重要な事とは、何であろうか。