仕事も趣味も育児も妥協しない。週末菜園家が、三児の子どもたちを育てながら、家事と仕事のスキマ時間を創って、映画や農業で心豊かな生活を送るブログ
超久しぶりの更新になりました。 実は私、更新していない間に教員採用試験対策そして受験をしておりました。 そのせいでこの半年間ほとんど更新できていませんでした。 無事に教員採用試験が終了しました。 清々しい気持ちです。合格発表はこれからですが、合格でも不合格でもあまり悔いはないかも。 燃え尽き症候群にもなりかけているんだけど、鉄は熱いうちにと言います。 今のうちに採用試験のためにがんばったこととか、工夫したこと、試験当日のこととか振り返りたいと思います。 今回は、私のような働きながら教員採用試験対策を取った感想や、どのようなモチベーションで対策を続けていたか? など全般的な内容で振り返ります。 …
3児の父は、高校教員を目指すことにしました。 このブログでは定期的に論作文対策の文章アップしていきます。 問い 現在進められている高大接続改革を踏まえ、あなたは高等学校の教員としてどのように取り組んでいきますか?あなたが取り組んでいく教育活動について論じなさい。 答え 私は、子どもたちの自発的な探究心、好奇心を刺激することで、高校生活の学びと大学生活における学びにおけるギャップを埋める教育活動を行っていきたい。 現在進められている大学入試改革では、学力の3要素、つまり、知識・技能や思考力・表現力・判断力に加えて、主体性をバランスよく評価する入試制度の検討が進められており、2021年からはこれま…
Apple TV映画映画レビュー「パーマー」 新しい常識の中で描かれる親子の絆
昨年、iPhone12を買って以来、ずっと気になっていたApple TV+。 iPhone購入者は特典として1年間無料で視聴ができるのですが、3ヶ月間視聴せずに過ごしていました。他に観たい映画があったり、Netflixとも契約していたりしたので、なかなか観る時間がとれなかったのです。 しかしながら、ある日Appleから、新しく映画が配信開始されたことを知らせるメールをきっかけについに観ることになったのです。 ちょうどその時は、2回目の緊急事態宣言が発令されていて、めぼしい映画も公開されておらず、新作に飢えていました。 でも、それ以上に作品としての興味をそそられる作品でもありました。 それがAp…
ブログの記事を更新し続けること。 ブログ運営で一番最初にぶつかる壁ではないでしょうか? 今回はブログ記事更新について、育児・仕事しながらでも、ルーティン化に成功した私なりの方法を紹介したいと思います。 私もブログを立ち上げてから、10年になります。 その間、アクセス数もずっと伸び悩んでいました。 その原因は、記事の内容もあると思うのですが、おそらくは記事の更新頻度だと思っています。 月別アーカイブの更新数を見てもらえばわかると思いますが、月によってたくさん更新できたり、できなかったりまちまちです。 これでは、なかなかブログ運営として定着しません。 本当は、毎日でも更新で出来るのが一番良い。 わ…
子どもの勉強のやる気を引き出す3つの法則 変化をつけるだけでよい
私には子供が3人います。 長女は今年から小学生。 これまでの育児といえば、子どもの身の回りのお世話のことを指していました。 ご飯を作る。お風呂に入れる。絵本を読んであげる。 しかしながら、小学生になってから初めて学校の勉強がはじまりました。 学校には宿題というものがあります。 子どもの宿題を管理することになって、育児のステップが1段階進んだ感覚がありました。 今まで勉強習慣というものがなかった娘が、宿題というものにはじめて取り組む。 宿題に直面して感じたのは、やっぱりなかなか勉強習慣を定着させるのは難しいということでした。 勉強してねと言っても、ダラダラして勉強に身に入らないことも多いです。 …
ビギナーズラックだった1年目 野菜づくりにとって土は資産 必要なのは土のメンテナンス ビギナーズラックだった1年目 私は3年ほど前から家庭菜園で野菜を育てています。仕事しながら、育児しながらでの栽培なので、実際は週末にしか菜園作業出来ていません。 それでも、自分で種を撒いて育ててきた野菜を収穫するのは楽しい体験です。 時間をかけて育てる分、愛着が湧きますし、新鮮なのもあると思いますが、自分で育てた野菜は美味しく感じます。 私が借りている菜園は、区画ごとに借りることができて、1区画は12平米です。 はじめて野菜を育てるのであれば、大きすぎず小さすぎず、ちょうど良いと感じています。とはいえ、利用料…
映画レビュー「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」 他者理解への旅
突然ですが、レンチキュラーというものをご存知でしょうか? レンチキュラーは、シート状で絵が描かれている印刷物です。 一番の特徴は、2枚の異なる絵が印刷されていて、見る角度によってその絵が変わるというものです。 よく、子供向けのおもちゃや本の中で登場するので、実物を見れば、「あぁ、これか」とわかってもらえると思います。 私が小さい頃からあるものなのでおそらく、20年、30年以上前からあります。 今となっては子供だましな技術かもしれません。 レンチキュラーそのものは、確かに子供だましかもしれません。 でも、一方でレンチキュラーは物事の真理を表しているのではないか、とも思います。 というのも、大人に…
手帳アプリ「Lifebear」のスタンプ機能で習慣化する方法
育児も仕事も趣味も妥協しない。 これが本ブログのテーマです。 何事も諦めたくない、やりたいと思ったことは全部実現したい。 しかしながら、言うは易しです。 私のやりたいことは、このブログの更新と映画と家庭菜園です。 欲張りだと思われるかもしれません。 実際のところ、やりたいことがあっても、日々の育児や仕事に忙しくて、時間がとれないことがほとんどでした。 子供たちが寝静まった夜中か、起きてくる前の早朝が私にとってのゴールデンタイムです。 少ない時間の中で、自分のやりたいことに費やすことが必要なのですが、ついついスマホをいじったりして、時間が過ぎていってしまうのがいつものパターンでした。 いつも、何…
子どもに読書習慣を身につけさせるには? かいけつゾロリの読み聞かせで解決!
自分の子供に読書習慣を身に付けさせたい、子を持つ親の願いだと思います。 でも、読書習慣を身に付けさせるのは簡単ではありません。 私も三人の子供を育てています。一番上の子がまだ小学生になったばかりで、児童書ならようやく一人で読めるようになったかな、というところです。 ただし、読めるようになったからと言って、読んでくれるとは限りません。 小学校で初めて冬休みの宿題で読書というものが出ました。 私も今苦労しているところです。 今回は、小学校低学年くらいの子供に読書習慣を身に付けさせるきっかけづくりについて、 自分自身の経験談も踏まえて紹介したいと思います。 読書習慣がなぜ必要か? 読書体験は半分読み…
今年は、本当に地球は温暖化しているのかというほど寒い年末年始でしたね。 私はといえば、例の感染症で、遊びに行くこともできていなかったので、家庭菜園の作業で過ごしていました。 時期はずれの野菜の種まきにも挑戦しました。 ツイッターのタイムラインを見ていると、みんな冬場に堆肥を入れたり、土を掘りかえしたりして、地中の虫を殺す作業をしています。 今思えば、無理に新しい野菜の種まきをしなくても、今度の春に向けて土作りをしておけばよかったと後悔です。 さすがの寒さで、我が家の農園も随分とやられてしまいました。 昨年、年越しして収穫することができたキクナたちも今年は寒さにやられています。 一方で今年初めて…
映画レビュー「アルプススタンドのはしの方」 人生を映す鏡のような映画
空白の高校時代 「アルプススタンドのはしの方」は人生を映す鏡 やっぱり空白ではなかった 空白の高校時代 私にとって、高校時代は空白の3年間でした。 別にいじめられていたわけでも、何か友人関係がうまくいってなかったわけでもありません。 でも、学校は楽しくもなければ、行きたくないこともないという感じでした。 学校生活のスタートでしくじったからかもしれません。 私が通っていた高校は地方ではわりと進学校として有名でした。 高校に入ってすぐ、実力テストのようなものがあって、世界の広さを知りました。 中学では、どんな教科でも常に10本の指に入る成績はありました。 それが高校に入った瞬間、そのレベルの高さに…
YouTubeを使ったながら時間活用法 ルーチンとの組み合わせでYouTube漬けを回避
育児も仕事も趣味も妥協しない。 本ブログのテーマです。 ただ,言うは易し。なかなか実践することは難しいです。 なぜなら1日は24時間しかありません。 仕事は忙しく,家では家事や育児に追われます。 趣味や育児,仕事のための「勉強」の時間を確保するのは,かんたんではありません。 仕事の時間は、もちろん仕事に専念しなくてはいけませんし、家の時間でも、例えばこうやって、ブログ記事を書いている時であっても、子供がいるときでは、パソコンに興味津々で、 「お父さん何しているの?」 と、妨害に遭います。ほぼ100%の確率です。 かと言って、完全に自分一人の時間を確保するのは難しく、 平日では、1、2時間あるか…
「学校の宿題が終わったら、次は計算カードだからね」 娘は泣きながら、計算カードをめくります。 英単語記憶でよくある暗記カードのように、表に計算式、裏に答えが書いてあるカードが輪っかで綴じられている計算カード。 ようやく一周を答え終わると、 「はい、もう一回やって」 妻のかけ声で、もう一周がはじまります。 計算カードは、輪っかになっているので、最後までいくとはじまりのカードに戻ります。 はじまりと終わりがつながっていて、娘にとっては終わりがないように感じられたのでしょう。 めくっては答える禅問答のような修行に娘は耐えていたのです。 私は、そんな妻のスパルタな教育方針を疑問視していました。 娘は、…
秋冬野菜が美味しい季節になりました。 私の週末菜園でも、大根やかぶの収穫がはじまっています。 大根やかぶを育てていると、ふとある疑問が湧きます。 大根やかぶは一体どこを食べているのだろうか? そんなの聞くまでもないという答えが返ってきそうです。 根っこを食べているのに決まっているではないか? 私だってそう、根っこを食べていると思っていました。 「大きなカブ」は地中に埋まったカブをみんなで引っこ抜くという童話でした。 つまり、カブは地中に埋まっているモノ=根っこだということです。 私たちは太った根っこを食べている、そう理解していました。 でも、それは半分正解、半分間違いでした。 厳密に言えば、大…
映画レビュー「ジョジョ・ラビット」 お伽話のような現実を描いたポップな戦争映画
映画「ジョジョ・ラビット」はおとぎ話のような映画でした。 でも、そこで語られることのほとんどは現実世界にあったこと。 そんなおとぎ話のような現実にふと、背筋が寒くなってしまうのが、 「ジョジョ・ラビット」でした。 不謹慎なくらいにポップで軽やかな映画 コメディ要素を演出する役者陣 辛く重い戦争ものである ポップな演出と深いテーマのバランス感 不謹慎なくらいにポップで軽やかな映画 でも、安心してください。 「ジョジョ・ラビット」は、誰もがライトな気持ちで鑑賞できて、かつ楽しめる作品になっています。 これも実はおかしなことを言っています。 ジョジョ・ラビットの世界は、第2次世界大戦下のドイツ。 ヒ…
三日坊主。 という言葉があるように、習慣化というのは、とても難しいです。 人間は基本的には楽して生きたい生き物だからです。 スマホやテレビ、ゲーム。 いろんな誘惑に溢れた日常では、習慣化したいと思っても、ついついダラダラと過ごしてしまいがちです。 私自身も、これまでの人生で、何度も何度も習慣化したいと思いながら、失敗を重ねてきました。 読書、資格、英語、ブログ。 どれも無残な結果に終わっていて、何一つ成し遂げられていません。 ところがです。 ここにきて、コツを掴みました。 いま、取り組んでいるのはブログ更新。 週3回、2,000文字の記事を更新するようにしています。 とりあえず2ヶ月間継続する…
我が家でヒットした絵本紹介 女の子家庭におすすめ! 林明子セレクション
我が家では、娘二人と末っ子長男の三人の子供を育てています。 読書の好きな子供に育って欲しい。 そんな思いから、なるべくたくさんの絵本を読み聞かせをしてきました。 これまでの読書の中で100冊以上を読み聞かせてきました。 その中でも3人の子供たちが特に喜んだ絵本は、「林明子さん」の絵本でした。 林明子さんの作品では、ささいな家庭の日常の幸せが描かれています。 子どもたちは物語に自分の境遇を重ね、また大人も自分のこども時代に戻ったような、そんな懐かしい気持ちにさせてくれます。 今回は、そんな林明子さんの作品の魅力と、特に我が家でヒットしたおすすめの絵本を紹介します。 林明子さんの絵本を知らない、と…
今年も仕事おさまりました。 お仕事・家事・育児頑張ってきたみなさん。お疲れ様です。 今年はなんといってもコロナ禍の一年でした。 年末年始は旅行はおろか、帰省や初詣も行けなさそうなので、家庭菜園にいそしみたいたいと思っていました。 普段は仕事で週末しか土いじりすることができないから、今年は特にそう思いました。 ところがですね、野菜づくりというのは、年末が一番作業が少ない時期でもあるんですね。 やはり寒い冬は野菜の成長も止まりがちになるので、その分作業も無くなってしまうんです。 秋に植えたレタスやコカブもほとんど収穫してしまって、借りている市民農園にも空きスペースができてしまいました。 そこで、冬…
映画レビュー「家族を想うとき」 家族への想いが伝わらない冷たい社会
Sorry,We missed you 前作でパルムドール受賞したケン・ローチ監督の最新作品「家族を想うとき」の原題です。 はじめ,映画が始まるときにタイトルで画面に現れた時には,それが意味するものが何かわかりませんでした。 なぜ,Sorry,We missed you ってどういう意味なんだろう? なぜそれが日本語訳で「家族を想うとき」になるのだろう? 英語に詳しくはない私には,はじめなんのことかわかりませんでした。 映画を観進めていくと,その言葉の意味がようやくわかります。 その意味に触れたとき、家族への想いとその想いが空回りする冷酷な現実につきあたるのです。 あらすじ タイトルに込められ…
iPhone 12 Pro MAX使用1ヶ月レビュー スキマ時間の作業効率MAXで楽々ブログ編集
iPhone12 Pro Maxを購入して一ヶ月ほどが経ちました。 買う前は、カメラで子供の高画質な写真を撮りたい!とか、大画面で迫力のコンテンツを消費したい!とか 単純に所有欲を満たしたい!、とかいろんな理由で、iPhone12 ProMaxを決めていたつもりでした。 でも、実際使って見ると、使う前には予想していなかった、たくさんの気づきがありました。 今回は、iPhone Pro MAXを購入して1ヶ月間使い続けて気づいたことをレビューしたいと思います。 スキマ時間の作業効率をMAXにしてくれた ブログ編集が変わった 処理性能と画面表示領域のおかげ 仕事に育児に忙しい人ほど、ブログ編集に強…
育児も趣味も仕事も妥協しない。 これが本ブログのテーマです。 子育ても趣味も全うするには、お金が必要です。 特に我が家では、三人の子供を抱えています。 仕事をしていても、爆発的に儲けられるわけではありません。 そうなると、何か別の方法でお金を稼ぐことを考える必要があります。 投資、興味はあるけど 私の資産運用を大きく変えた一冊 1日5分のスキマ時間投資術 金(GOLD)でコツコツ稼ぐ 投資、興味はあるけど 真っ先に浮かぶのは投資です。 最近では、NISAやidecoなどの減税措置で、国策として一般市民に投資をするように呼びかけられています。 国からも年金が確証できないから「自分で稼いでね」と言…
野菜のシャキシャキ感の秘密は? 細胞レベルで読み解く鮮度保持の秘訣
野菜は鮮度が命だと言います。 せっかく買った野菜や収穫した野菜がしなびてしまっては美味しさも半減です。 特にサラダで食べる場合はシャキシャキ感が命です。 それでは、野菜の鮮度を保つためにはどうしたら良いか? しなびた野菜を復活させるにはどうしたら良いか? その答えを知るためには,野菜のシャキシャキ感の正体に迫る必要があります。 一体何が野菜をシャキシャキ感じさせているのでしょうか? シャキシャキ感の秘密は? レタスで実験してみた シャキシャキ感の秘密を細胞レベルで読みとく しなびた野菜を復活させるには? シャキシャキ感の秘密は? その秘密は,水分にあります。 「そんなこと言われなくてもわかって…
あなたは母親のことを愛してますか? あるいは憎んでいますか? 過去の理不尽な言動を許せますか? 母親があなたのためにとった行動を誇れますか? 人は、誰しもが、母親への愛情を感じていると同時に、 相手が親であるがゆえの憎しみを抱いています。 愛情と憎しみの間で揺れ動き、時にそれに悩まされます。 そんなことに気づかせてくれる映画がありました。 白石和彌監督の2019年の公開作品「ひとよ」です。 愛と憎しみのシーソーゲーム それはまるで、愛と憎しみのシーソーゲームのような映画でした。 シーソーって、両方のバランスが取れていれば、ゆらゆらと安定します。 でも、本作における主人公たちは、そうではありませ…
小学校低学年におすすめの家庭学習法 日常に算数を染み込ませる
「パパが教えてくれたからよかった。」 学校から帰ってきた娘がそう言いました。 私の企みは成功しました。 小学生をもつ親として、家庭教育のヒントを掴んだ気がします。 今回は小学校低学年の我が家での勉強方法について紹介します。 娘は7歳、今年から小学生です。 コロナで休校期間中があったこともあって、どうやって家庭学習させるか、頭を悩ませていました。 宿題はもちろん、家でさせるようにしていますが、 予習はどうするか? 学校以上の勉強を家でさせるか? などです。 大学受験から学んだ予習の大切さ 小学生に予習させることの難しさ 算数は具体から抽象への旅 算数を日常生活に染み込ませる 大学受験から学んだ予…
誰かに頼み事をするときは、まずは手紙にしたためよう うまい言い方の見つけ方
理不尽な頼みごとをしなければならなくなった日 頼みごとは手紙にしたためよう 手紙は心や考えの棚卸し 手紙を書くと相手目線になる 手紙は、頼み事をするときの原稿になる 理不尽な頼みごとをしなければならなくなった日 休みの日、携帯に職場の先輩から電話がなりました。 嫌な予感がする。 そう思って、電話に出ると、 「先日の件、話つけてきたでー」 私は仕事で、その先輩にはある頼み事をしていました。 おそらく、先輩はそのお願いに、汗をかき、調整をし、報告してきてくれたのでした。 私は、恐る恐る口に出しました。 「実はその件、別の先輩からも声をかけてもらっていて・・・」 実は先輩に頼んでいた仕事は、複数の同…
〈園芸コラム〉タアサイの美しさにはわけがある 植物の成長戦略が生んだ造形美
ボタニカルアートという分野をご存知でしょうか? 植物を題材にした美術作品です。 植物の造形って人工物にはない、独特の美しさがあります。 「生物は神様が作り上げた産物である。」 「進化では、生物のような複雑な構造は説明できない。」 昔の人がそう思うのももっともだと思います。 それくらい植物の造形って素晴らしいものだと思っています。 もちろん、私たちが普段食べている野菜たちも美しい造形のものが多いです。 私が育てているもので、特に感心したのは、「タアサイ」でした。 タアサイの造形美 美しさにはわけがある 美しさにつながる野菜の戦略 タアサイの造形美 同じ菜園をやっている仲間から譲り受けたもので、今…
育児も仕事も趣味も妥協しない。 このブログのテーマです。 人生で何かことを成し遂げたいと思うのであれば、強い目的意識と、行動力、 自分が正しいと思うことを貫く力が必要です。 でも、自分が正しいと思うことを貫けば、貫くほど、生きづらくなる。 そんな社会の理不尽な一面を見せられるのが、映画「リチャード・ジュエル」です。 ド直球のエンターテイメント リチャード・ジュエルはクリント・イーストウッド監督の最新作。 アトランタ五輪の際に実際に起こった冤罪事件をベースに描かれた作品です。 アトランタ五輪の関連音楽イベントの爆破事件を救った警備官であるリチャード・ジュエル。事件直後は英雄と称えられるも、一転、…
絵本レビュー「こっぷ こっぷ こっぷ」親子でつくる我が家の名作
「もう一回読んでー」 子供に絵本を読み聞かせたときの「おねだり」です。 おねだりは面倒。でも一方、おねだりがあったら読み聞かせに成功したんだと思います。 仕事も育児も趣味も妥協しない。 私はこの言葉を、本ブログのテーマとしてかかげ、これまで3人の子どもを育ててきました。 特に読み聞かせについては、父親としてこだわってやってまいりました。 これまで、3人を相手に100冊以上の絵本を読んできたと思います。 これまで読んできた絵本の中には、一回読んで終わったものもあれば、何回も何回も繰り返し読んできたものもあります。 繰り返し読んできたものは、我が家での名作として定着しています。 子ども3人が読んで…
育児も仕事も趣味も妥協しない。 このブログのテーマです。 育児も仕事も趣味もこなすには習慣化が必要 この3つのプロジェクトをまわしていくには、「習慣の力」が必要だと感じています。 忙しい時間を過ごしながら、それぞれの時間を創っていかなければなりません。 しかしながら、意識的に時間をつくるのは難しい。 忙しく仕事を終えたら、もうくたくたで、あとは眠るだけで1日が終わってしまう。 そんなことだってあります。 あるいは、時間があったとしても、ついついダラダラとSNSをみて過ごしてしまう。 どうすればよいでしょう? 習慣を日常にプログラムしていかないと続きません。 継続は力なり、なのです。 言うはやす…
今回は、冬場の肥料は効かない? という話をします。 先日、11月は異例の夏日で、暖かい日が続いたという話をしました。 暖かい日が続くことは、植物にとって、いいことも悪いこともありました。 mqchaso.hatenablog.com 特に私の家庭菜園では、今年秋冬野菜の種まきのタイミングを逃してしまったので、 私にとっては、秋の夏日はありがたい限りでした。 植物は暖かい方が成長に良いですから、出遅れた秋冬野菜の挽回になったからです。 寒くなって成長が止まった野菜たち 肥料は水に溶けてはじめて効果がある 1 冬場は寒いと水に溶けにくい 2.そもそも冬場は雨が少ない 3.冬場は野菜は肥料吸収しない…
映画「Mank / マンク」レビュー リッチな映画体験への旅
Netflix配信にさきがけて、映画「Mank/マンク」が一部劇場で公開されました。 デヴィッド・フィンチャー監督の6年ぶりの新作映画とあって、 21時以降の回しか見られなくても、夜に車を飛ばして観ました。 寝落ちした期待作はフィンチャー史上最も敷居が高かった 情報量のリッチさ 映像表現としてのリッチさ 視聴体験としてのリッチさ 寝落ちした期待作はフィンチャー史上最も敷居が高かった 前評判も高く、期待度も高まっていました。 映画「市民ケーン」制作の舞台裏を描いた作品で予習必須と聞いて、アマゾンプライムで予習もしました。 万全の体制で、望んだつもりでした。 が、鑑賞中、完全に寝落ちしてしまいまし…
「好き」についての哲学ムービー 映画「殺さない彼と死なない彼女」レビュー
ティーンエイジャー向けの胸キュン青春恋愛映画のはずなのに、どうしてこんなに涙がこぼれそうになるんだろう? 映画「殺さない彼と死なない彼女」は、マグネットのような映画でした。ふたつの磁石くっつけようとすると、どうしても反発するけどちょっと裏返れば、ガッチリとくっつくあの感じです。 人は見かけによらない。 有史以来幾度となく、繰り返し口にされてきた言葉そのものを体現した映画だとも言えるかもしれません。 映画は見かけによらないのです。 本作の「見かけ」はまぎれもなく、キラキラ青春ムービーです。 壁ドンが得意そうな「彼」が地味で陰キャな「彼女」とくっつく映画です。 開始30分で、不安とぶつかります。 …
イラストのおせち重箱のような楽しさ 絵本レビュー「100かいだてのいえ」
育児も仕事も趣味も妥協しない。 このブログのテーマです。 これまで、私は三人の子供を育てる中で100冊以上も絵本を読み聞かせてきました。 その中で、何回も何回も繰り返し読んできた本というものがあります。 いわゆるお気に入りというやつです。 そんな我が家のお気に入りを紹介したいと思います。 せっかく、子供のために時間を作るのだから、大人にとっても、読んでて楽しめる絵本を選びたいものです。 そこで今回は、親も子ども楽しめるおすすめ絵本を紹介します。 今回紹介するのは、「100かいだてのいえ」シリーズです。 発売以来の大ヒットで、絵本としては、ほとんど定番と言ってもいいかもしれません。 我が家でもご…
「野菜がたくさん育っているよー」 仕事で職場にいると、妻からのラインが届きました。 11月中旬の話です。 最近仕事が忙してくて、なかなか畑に顔を出すことが出来ていませんでした。 その間に野菜たちがすくすくと育っていたようです。 実はその知らせは私にとってはちょっと意外でした。 今年は、秋冬野菜は、ちょっと失敗したかなって思っていたからです。 秋冬野菜はまきどきが肝心です。 9月中くらいに蒔いておくべき、大根やかぶ、ほうれんそう、などそれも忙しさにかまけて、 撒くことが出来なかったのです。 結局、種まきができたのは、10月入ってしばらくしてから。 でも、暑さ寒さも彼岸まで。 お彼岸を過ぎれば、気…
スキマ時間を活用して充実した毎日を送りたい。 そして、趣味も仕事も家庭も妥協しない。 それが本ブログの目標です。 でもそれって「言うは易し」で実践は難しいです。 なぜかって時間は無情だから。 スキマ時間を作りたいと思っていても、すぐに時は過ぎ去ってしまいます。 仕事から家に帰ってちょっとダラダラすごそうものなら、あっという間に寝る時間になってしまいます。 そうであれば、仕事や育児もしながら、スキマ時間を生み出し、 時間を有効活用するのは夢物語なのでしょうか? 最近ヒントを見つけました。 考えてみれば、スキマ時間を作るということは、 「時間の合間を埋めているコトをしない」ということです。 時間の…
育児も仕事も趣味も妥協しない。 本ブログのテーマです。 スキマ時間をつくって鑑賞した映画が、 昨年公開された日本映画「メランコリック」。 新鮮な驚きに満ちた傑作でした。 本作の設定は、殺人を扱うスリラーでありながら、観賞後に振り返ってみれば、むしろお仕事ムービーという変わった感覚の映画でした。 お医者さんや刑事もののドラマのように、殺人稼業を題材したお仕事ムービーなんです。 もっといえば、お仕事を通じて、社会における自分の役割みたいなところにテーマが落ちていく、現代の若者の興味にもマッチした作品になっていると感じました。 想像と違った味わいの本作は、良い意味でこちらの予想を裏切ってくれました。…
育児も仕事も趣味も妥協しない。 本ブログのテーマです。 今回は、和歌山・白浜のアドベンチャーワールドに行ってきました。 これが思いのほか、満足度が高く、今年ベストな思い出のひとつとなりました。 特に、子育て世代には楽しめるポイントがいっぱいなので、お子さんと一緒にアドベンチャーワールドに行くことを検討されている方のヒントになればと思います。 今回は、Gotoキャンペーンを使って、2泊3日で行ってまいりました。 高いホテルから予約が埋まっていくというGotoトラベル事業。 直前の予約だったので、いわゆる高級なホテルは予約できず、かなり価格は安めの「四季の郷 遊楽」さんに泊まりました。 売れ残りの…
育児も仕事も趣味も妥協しない。 本ブログのテーマです。 今回週末の時間を使って、育てている家庭菜園の野菜たち。 来年は今以上に家庭菜園に費やせる時間が少なくなることが予想されます。 育休中の妻が仕事に復帰するからです。 そこで妻の復帰を見越して畑野菜もあまり手のかからないものにシフトすることにしました。 今回選んだのは玉ねぎです。 玉ねぎは、植え付けた後は、冬を越して、春先くらいまで、ある程度ほったらかしでも栽培できる品目です。とはいえ、スーパーで並んでいる北海道の玉ねぎのように、規格のビシッとそろった玉ねぎを栽培するのは結構難しいです。 家庭で消費するくらいであれば、大きさが不揃いでも十分で…
読書量を増やしたい。 読書を習慣づけたい。 そう思いながらも日々の家事や仕事に追われたりして、なかなか読書の時間を確保することができない。 そんな悩みを持たれている方は多いのではないでしょうか? かく言う私自身もそうです。 読書というのは習慣づけたくてもなかなか長続きしないことが多いんですよね。 本を読むのは好きなのに、時間がなくて諦めてしまう。 他に優先したいことができてしまう。 本当にしたいことを押し殺して、ついつい日常を過ごしがちになってしまいます。 そんな中、私は自分自身の本を読むスタイルを変えることで、少し読書量を増やし、習慣が長続きできるように変わってきましたので、今日はそれをご紹…
育児も仕事も趣味も妥協しない。 このブログのテーマです。 でも、育児も仕事も趣味も全部全うしようと思ったら、ストレスでまともに生きるのも大変です。 時に、非日常の世界に飛んでいきたくなります。 覚醒剤とか飲んだらどんな体験になるんだろうか? 昔みたテレビの再現映像では、急にテンションがハイになって、ショッピングモールのエスカレーターを逆走する様子が流れていたのを覚えています。 アルコール飲んでちょっと気が大きくなる。 そのテレビの再現映像からは、そのレベルの感想くらいしかもっていませんでした。 ドラッグってそんな生優しいものじゃないって教えてくれたのは、フランスのギャスパー・ノエ監督の映画「ク…
育児も仕事も趣味も妥協しない。 このブログのテーマです。 この中で育児だけは自分一人でやるものではありません。 家族が二人三脚で乗り切るべきものです。 長女のレイちゃんが生後数ヶ月の頃の話です。 その日はちょうど、妻が不在で、私だけで新生児のレイちゃんと留守番していました。 そういう時に限って、赤ちゃんというのは泣きぐずるものです。 いや、きっと赤ちゃんながらにお母さんがいないことを感じ取っていたのでしょう。 この世の終わりかのように、泣きつづけていました。 さて、どうするか。 考えられるのは、おむつか、お腹空いたか、眠たいか。 ところが、おむつは変えても泣き止まない。 ミルクを作っても、全然…
趣味も育児も仕事も妥協しない。 このブログのテーマです。 今回紹介する映画「82年生まれ、キム・ジヨン」を観た後、私はこのテーマに対する自信を失ってしまいました。 本作は、現代社会での女性の生きづらさを描くとともに、男性の女性の社会参画への至らなさが冷ややかだけど、痛烈に描いています。 そして私は84年生まれ。 本作の主人公・キム・ジヨンと同様、まさに子育て世代真っ盛りの私に、その現実を突きつけてきたのです。 本作では、82年生まれのキム・ジヨンが生まれてからこれまでの様々なエピソードを通じて、女性であるがゆえに、男性優位の社会の中でいかに苦しんできたかが、描かれます。 痴漢、家族、キャリア、…
バリエーション豊富で迷う12シリーズ 重要なのは画面の幅 カメラ機能の大幅な進化 所有欲を満たす 先日iPhone12シリーズが発表されました。 今回は、12/12pro/12mini/12pro maxの4機種で、12/12 pro はすでに発売が開始されています。 私が現在使っているiPhoneは6s Plus。 5年間使ってきたiPhoneもついに買い替える時が来ました。 現在使っているこの機種も、スマートフォン機能としてはかなり成熟していると思っていて、まだまだ現役でやっていけそうなんですが、カメラを立ち上げると画面が震えるなどカメラ機能がかなりガタがきているし、バッテリーの消耗も早く…
「いやだ! 帰りたくない」 また、4歳になる娘のアスカがごねはじめます。 公園で遊びに出かけた時。 家族で買い物に出かけた時。 おじいちゃんの家に帰省した時。 家に帰りたがらない子どもの説得に苦労するのは、子どもを持つ親であれば、誰もが経験したことのあることではないでしょうか? 子どもがいうことを聞かない時私は、 「早く帰りなさい」と怒鳴ったり、 「お母さんも怒るよ」とお母さんの力を借りたりします。 ですが、一度帰りたくないスイッチが入ってしまうと、大概は言うことを聞いてくれません。 ひっくり返ったカブトムシのように、地面に寝転んで手足をジタバタさせたり、 粘着シートのように地面にくっついて動…
ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 尻上がりに語られる女性たちの蜂起
ゴーストバスターズの女性版に代表されるように、今、ハリウッドでは女性チームものの映画が人気を博しています。 今回紹介する映画「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 バーズオブプレイ」もそのひとつです。 でも、私は、今作が女性チームものだったとは知らずに鑑賞していました。 ハーレイ・クインという圧倒的な見た目のキャラクター。 ポスタービジュアルをみても、ハーレイ・クインだけが大きく描かれています。 このポスターからゴーストバスターズやチャーリーズ・エンジェルのような女性チームものはなかなか想像できません。 アベンジャーズのポスタービジュアルだって、アイアンマンやキャプテン・アメリカが主人公級でクローズ…
「昔の人は、どうして、しそをジュースにしようと思ったのだろう?」 高校生のとき、友人の家でしそジュースをふるまわれたことがあります。 その時のしそジュースの美味しさは今でも心に残っています。 氷がたっぷり入ったグラスに注がれたしそジュースは赤色が綺麗で、夏の蒸し暑さにだれた私に、清涼感を与えてくれました。 ただ、しそは葉っぱです。 どうして、昔の人は、葉っぱをジュースにしようと思ったのか、私には不思議でなりませんでした。 確かに、あの香りの豊かさはジュースにあうのかもしれません。 とはいえ、所詮は葉っぱです。 ミカンやイチゴ、ブドウをジュースにする。もともと甘味のある果物をジュースにするという…
皆さんはシルバーウィークいかがお過ごしされたでしょうか? 子どもの遊びは無限大。 通い慣れた公園だって、新しい遊び場になりうる。 私にとっては、学びの多いシルバーウィークになりました。 巷では、もはやコロナなんてなかったのように、観光地ではたくさんの人で賑わっていたようです。 私もせっかくの4連休。どこか遠出でもと思っていたのですが、妻からは意外な提案がありました。 「明日は、子どもたちU公園に連れていってあげる?」 U公園。芝生広場や遊具も充実した家の近くの公園です。 地元では有名な公園で、大きいので、地域から親しまれているから、週末はいつもたくさんの家族で賑わいます。 でも、私はその提案に…
我が社では、夜22時になると帰宅を促すアナウンスが流れます。 これを聴くと、どんなに忙しくても、「今日のところは一旦帰ろう」と帰宅の準備をはじめることになります。 近頃は、毎日のようにこんな状態です。おかげで、ブログも更新できていない日が続くほどでした。 でも、そんな日が続くなかで気がついたことがあります。 夜22時のアナウンスを基準にすると、ダメだということです。 夜22時に帰っていたのでは、次の日の仕事に支障が出ます。 このブログで目指している「家庭と仕事の両立」を目指す最低ラインは(どんなに忙しくても)夜21時には、帰らないと行けません。 もちろん、家庭の事情によって、もっと早く帰らない…
アインシュタインの相対性理論はなぜ人の知的好奇心を刺激するのでしょうか? 本屋さんに向かえば、相対性理論の入門書がずらりと並んでいます。 大学で学ぶような高度な理論にも関わらず、相対性理論を理解しようと多くの人が入門書に手を伸ばすのです。 でも、相対性理論にはわかるようでわからない難しさんがあります。 本を読んだ時は理解できたつもりでも、しばらくと経つとやっぱり思いだせずに、今度はインターネットでもう一度「相対性理論」と検索します。 難しい理論にも関わらず、繰り返し繰り返し、理解しようと試みたい気持ちにさせる。 それが相対性理論の不思議です。 不思議な相対性理論が人を惹きつけてやまないのには、…
私は、現在3人の子供を育てています。 これまでにたくさんの絵本の読み聞かせをしてきました。 1,000回はくだらないほどだと思っています。 読み聞かせる立場としては、読んでいて楽しいのは、大人が読んでも楽しい作品です。 子供が読みたい! と言ってもってきても、大人のテンションが上がらない絵本も、正直あります。 今回紹介するのは、大人のテンションが上がる絵本です。 いや、理系に限られるかもしれません。 それはずばり、「かがくのとも」シリーズです。 妻がいつの間にか定期購読していたシリーズでした。 またおかしなものに手を出したのかと、何気なく手にとってパラパラとめくってみると、その出来の良さにちょ…
「このままではマズいですよ。」 連休前、金曜日の夜、管理部門の社員が言った言葉は、連休の間、ずっと私の頭に残っていました。まるでそれは頭の中のシコリのようでした。 私が進めている事業の進捗が思わしくなく、スケジュールの遅れが決定的になっていたのです。 事業が遅れているのは分かっていました。 でも、他にもたくさんの案件を抱えていて余裕がなく、半ば見て見ぬふりをしてしまっていました。 ずっと魚の小骨が喉につかえているかのような不快感、不安の種が頭に埋め込まれたような感覚を感じながら、日々を送っていました。 心の中で、無かったことにできないか。 このまま時間が解決してくれないか。 淡い期待を抱いてい…
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