chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
INDIANSUMMER 四季の自然と植物 https://jiroviolet.hatenablog.com

琵琶湖の湖西、湖北地方を中心に、野草、樹木、花々、風景など四季の自然を、また、時折、県外のまた高山や海外の自然も取り上げていくこともあるかと思います。

Jiroviolet
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2020/12/11

arrow_drop_down
  • 初夏 湖岸

    春にはそれほど目立たなかった湖岸も 初夏には 野草の花々が咲きそろい 彩りを増してくる 主に湖西の今津浜を中心にとりあげているが 湖北 湖西 全般の湖岸のものが混じっている 毎年 今津浜では初夏にマツヨイグサが咲き 広大で見事な花畑になる ・・・が、毎年間もなく花ごとすべて刈りとられる 夏は 遊泳場、あるいは湖岸リゾート地として利用されるためである ただ 刈らずに放っておくとどうなるかというと 波打ち際まで ヨシやススキが広がっていって多くの野草は消えてゆく 湖岸に限らず 野草や木々などは 人と自然との関わりの中で維持されてきたものも多い よく言われるようになった 里山 がその代表である ただ…

  • 冠山

    冠山(かんむりやま) 岐阜 福井県境の山だが 容姿がすこぶる印象的な山で 烏帽子 というのか昔の冠 いわゆる衣冠束帯とかいう頃の冠の形をしている 昔 それこそ15年以上前になるが よく友人たちと登った 姿がよい上に 展望もよく さらに花々が豊かである 友人の登山の案内をした 冠山へ続く尾根を少し歩いただけで登ってはいない もちろん登りたいが・・・ ピークに近づくにつれブナの純林が出てくる 霊峰白山 中央が 御前ヶ峰 右が 別山 途中の尾根からでもよく見えるところがあった この日は雨の降る前で 風もあり かなり曇っていたが 遠望は効いた やはり信仰の対象になるだけの威容がある ブナ(ブナ科) 尾…

  • 照葉樹の森

    五月は照葉樹にとっても 落葉と同時に 新葉展開 の時期にあたる ナラやサクラ、ケヤキなどの夏緑樹は落葉するが シイやカシ、ツバキなどの照葉樹は常緑である 常緑樹という言葉を鵜呑みにすると 一年中葉をつけているように思えるが そんなことはなく やはり葉を更新している その時期が初夏の今にあたる 湖北 湖西にも 照葉樹は生育しているが 照葉樹の森 となると県南部へ行かねばみられない 伊勢神宮の森や奈良春日大社の森へ行ければよいが いつもは三井寺の裏山あたりを歩く ほぼ照葉樹の森 手前の黄緑は大津市歴史博物館の植栽のケヤキ もう少し早ければシイの木が花や新芽を芽吹いて黄金色に輝くのだが コジイ(ブナ…

  • 比叡山 ③大宮川 植物

    一気に 比叡山 ① ② ③ をアップしている 以前からよく歩いていた大宮川沿いの林道だが 大宮川の名前の由来について 日吉大社には 大物主神(いわゆる大国主神)を祀る西本宮と 大山咋神を祀る東本宮があるが 流石の比叡の地主神である大山咋神も 出雲の大国主神に対しては 西本宮の方を 大宮 と呼ばざるをえない その西本宮のそばを流れているので 大宮川 という 誰も驚かないと思うが 以前から 大宮川 大宮川・・ といっていたものにとっては あぁ〜 そうなのかぁ・・ と感動する このようなことで感動できるので得である なお 東本宮におられる あるいは 奥宮におられる 大山咋神の妻の 鴨玉依姫 だが 山…

  • 比叡山 ②八王子山 植物

    日吉大社の奥宮への登山道を時間をかけて登り そこから奥にほぼ水平な道(行者道)へ さらに大宮谷に降りて林道を戻ってきている 比叡山には種々の植物が分布しているが 古くからの 神域 境内のため 照葉樹も多く ちょうど落葉、芽吹きの時期にあたり 色彩が豊かだった コジイ(ブナ科) いわゆるシイの木 白っぽく見えるのが新芽と花 遠目には黄金色に光って見える この時期は遠目にも一目瞭然 イチイガシ(ブナ科) イチイガシはほぼ木肌でわかるが ちょうど今は落葉の時期なので樹下を見れば確実にわかる クスノキ(クスノキ科) 少し丸くなっているのがクスノキの葉 樟脳の匂いでもわかる サカキ(モッコク科) 神社の…

  • 比叡山 ①金大巌(こがねのおおいわ)

    比叡山としているが 日枝山(ひえのやま) もともとの比叡の山をとりあげている 以前から行きたいとは思っていたが 標高差200mくらいの急勾配を登ることになる 平地はある程度歩けるが 坂で負荷がかかると体調を崩してしまう ただ 奈良への旅である程度の標高差なら 時間をかければなんとかなる感覚だったので 思い切って出掛けてみた 以前にもどこかで述べているが 比叡山はもともと日枝山(ひえのやま)で 地主神である 大山咋神(おおやまくいのかみ) を古くから 日吉大社で祀ってきたが 天智天皇の大津京遷都の際に奈良の三輪神社より 大物主神 を勧請して ともに祀られるようになった その後最澄が延暦寺を開いて…

  • 箱館山新緑

    連休中はどこへも行かないようにしている ただ 足早に過ぎ去ってゆく春に感じたが 木々の新緑については 山麓ではすでに終わっていても 箱館山へ上がればまだ残っているだろうと 朝早くから行ってみた 数日前ならさらに多彩だったかもしれないが ほぼ新緑の盛りだった ほぼ垂直に切り立つ天狗岩の新緑はみごとで また 平池(だいらいけ)では ズミが満開を迎えていた 箱館山には林道が周回しており 登り切った所には大きなキャンプ、宿泊施設がある そこの来訪者を避けて朝早くから上がってみたのだが なんのことはない 昼近くになっても誰にも会うことはなかった 近年 平池のカキツバタは有名になって あとひと月もしないう…

  • 卯月 湖岸春景

    昨秋から続いていた渇水もほとんど解消され 見慣れた湖岸の景色の中で桜を見ることができた コロナ禍以来 多くの人が湖岸に訪れ憩うようになった 何かキャンプ場、あるいはグランピング場とかいう施設がやたらと増えてしまった もう登山はできないが 全国の山小屋の設備も昔とは見違えるようになっているようだ よくわからないが富士山がとんでもないことになっていると聞く 私は海外の山々も含めて数多くの山へ登ったが 富士山は登ったことがない 富士山は見る山だと思っている 人口の減少が近年よく問題になっているが 滋賀県は人口が減っていない 京阪神からの人が多いかもしれないが 多くの人が一戸建て、集合住宅も含めて 琵…

  • 卯月 山麓春景

    ずいぶんと寒い日々が続いたかと思うと 急に初夏の陽気になり 一気に春が来たものの 桜の開花も 木々の芽吹きも ずいぶんと迷っていただろう 初夏がすぐにくるだろうとは思っていたが やはり各地で四月に三十度を越すことになってしまった 四月を振り返って・・・ 種々の桜が一斉に咲いてしまっているように見える 少し霞がかかっているが 白が タムシバ(クスノキ科) 黄緑が イヌブナ(ブナ科) ヤブツバキ(ツバキ科) 今年はヤブツバキがなかなか咲かず やっと四月に一斉に咲き出している ヤマザクラ(バラ科) イヌブナ(ブナ科) コバノミツバツツジ(ツツジ科) オオカメノキ(ガマズミ科) ウリハダカエデ(ムクロ…

  • 葛城山麓

    葛城山麓にあるいくつかの神社を訪ねてみたが ほとんど中腹と言ってよいくらいの所にある 南にはおそらく大峰山系 東には高取山などとその手前の丘陵 その少し北には畝傍山と大和盆地が見えていた 古代になぜこのような葛城山の中腹とも言える傾斜地に出雲からの人々が住み着いたのか 周りの景色を見渡していたがよくわからなかった ただ 役行者 も葛木系賀茂氏だといい 父が出雲系とある 大阪の人にとっては葛木山麓というのは行き慣れた場所かもしれないが ここは私の中の奈良の概念からは外れていた 東大寺があり薬師寺があり法隆寺があり 明日香があり 吉野があり 宇陀があり さらに大峰山系がある それらが奈良だったが …

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、Jirovioletさんをフォローしませんか?

ハンドル名
Jirovioletさん
ブログタイトル
INDIANSUMMER 四季の自然と植物
フォロー
INDIANSUMMER  四季の自然と植物

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用