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INDIANSUMMER 四季の自然と植物 https://jiroviolet.hatenablog.com

琵琶湖の湖西、湖北地方を中心に、野草、樹木、花々、風景など四季の自然を、また、時折、県外のまた高山や海外の自然も取り上げていくこともあるかと思います。

Jiroviolet
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2020/12/11

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  • 初冬

    初冬

    いいのか悪いのか 今年も晩秋の時雨は少なく暖かい日が多かったように思える 高い山は雪化粧をするようになったが まだ里までは降りてきていない ただ北陸や東北では警報が出ているところもあるようで あれほど暑かった夏だが やはり冬は来る というか全体に気候が崩れて不安定になっており むしろ大雪が降るのかもしれない 同時に緑と紅葉と雪が見られる景観を 三段染 というが 少しだが雰囲気が味わえる ツルウメモドキ(ニシキギ科) クリ(ブナ科) タカノツメ(ウコギ科) コウヤボウキ(キク科) オオモミジ(ムクロジ科) カエデドコロ(ヤマノイモ科) 寂しい時期には感じるが 植物が進化の中で身につけてきた 落葉…

  • 紅葉2024

    紅葉2024

    たいへんな、ほんとうにたいへんな夏を経て 全体に遅れ、ばらついていた今年の紅葉も いよいよクライマックスに差し掛かってきた 毎年思うが あまりにもみごとな紅葉の姿は 感動する一方で 寂しさがつきまとう 祭りに それも 子供の頃から経験していた 秋祭りに似ているような気がする www.youtube.com

  • 山麓の紅葉2024

    山麓の紅葉2024

    山麓の紅葉 としているが 今年は紅葉が全体に遅れ また場所によってばらついているように思える 毎年そうなのかもしれないが 平地では 湖畔や水辺のものは少し遅れ今が盛りかもしれない とりあえず 早めに紅葉したものを場所を限らず 集めてある YouTube としてすでに 11/30 にアップしているものにあたるが その後のものもあげてゆくと思う ツルウメモドキ(ニシキギ科) この実が好きな人は多い www.youtube.com

  • 晩秋の湖岸夕景

    晩秋の湖岸夕景

    例年ならこの晩秋の時期は冷たい雨が降り続く気持ちも沈みがちな季節だが、いいのか悪いのか最近は暖かく穏やかな日々が多くなった 本来瀬戸内や太平洋側の地域がこのような気候なのかもしれない 昼間にも冷たい雨が降ってはあがるのを繰り返すため、よく虹が見られるのもこの時期だった この時期に湖北の湖岸からほとんど雲のない夕景を見るのはあまり記憶にない 夏が異常に暑かったからと言って、この冬の積雪が少なくて済むという保証はない ただあらゆる事象が不安定になり、熱波や乾燥や強風や大雨や大雪などが起こるようになってきたのが今の気候の変化のように思える www.youtube.com

  • 公園の秋 Autumn in the Park

    公園の秋 Autumn in the Park

    山麓の紅葉まではまだ少しかかるが、先駆けて公園の木々が色付いていた 密に生える自然林よりも日差しをいっぱい受けて、 また寒暖の差も激しいために早まるのかとも思うが それほど樹々の葉は傷んでもいないように見える ユリノキ(モクレン科) ナンキンハゼ(トウダイグサ科) イチョウ(イチョウ科) モミジバフウ(フウ科) エノキ(アサ科) コブシ(モクレン科) アメリカハナミズキ(ミズキ科) サルスベリ(ミソハギ科) ヒメシャラ(ツバキ科) トウカエデ(ムクロジ科) ケヤキ(ニレ科)

  • 箱館山 秋

    箱館山 秋

    遅れはしたものの 今年も木々の そして山々の紅葉は訪れた ただ 夏の暑さや乾燥で 多くの木々の葉は痛み 色づく以前に枯れたり 散ってしまったものもある 異常気象が増え かつてなかった規模の災害が起こるようになったが 木々や 山々や 森が 自然との関わりをもう一度見直すように シグナルを さらに言えば 警告を出しているようにも思える www.youtube.com

  • 三川公園

    三川公園

    濃尾平野に三川公園というところが二ヶ所ある と思っていたら 調べてみると三ヶ所あった 三派川地区 中央水郷地帯 河口地区の三ヶ所で 正確には 木曽三川公園といい 岐阜県 愛知県 三重県の三県にわたって設けられた 国営の公園である 三川(さんせん)というのは 揖斐川 長良川 木曽川 を指す これら大きな河川は近畿から東へ行くときは 必ず渡る川で 関東平野を流れる利根川などもそうだろうが 濃尾平野を形作ってきたこれら河川の大きさにはいつも驚く このうち三派川地区というのは 名神高速から東海北陸自動車道に入ってしばらくのところに 川島SAがあり その周辺を指す いつも高山や上高地などに行くときの行き…

  • 秋の山野草

    秋の山野草

    今年もみな開花に至るまで大変だったろうが 秋の花々が咲きそろってくれた やはり野菊が咲き出すと秋らしい景色になる さらにタデ科の花々が色を添えて なんとか秋らしい秋を迎えることができた www.youtube.com

  • タデの花のじゅうたん

    タデの花のじゅうたん

    秋も後半になってくると、 と言っても今年はほとんど前半がなかったようなものだが 野菊とタデ科の花々が目立つ季節になる この時期に田の畦や休耕田を見て回ると 思いもかけないきれいな色彩に出逢うことがある これら野の花々の多様性は 農耕の営みがあってこその宝物で それらがなくなれば消えていってしまう 遠い昔から人と共生してきた花々である 赤 オオイヌタデ(タデ科) 白 シロバナサクラタデ(タデ科) 黄 セイタカアワダチソウ(キク科) 淡黄 コツブキンエノコロ(イネ科) 緑 ダイズ(マメ科) 赤はオオイヌタデ(タデ科) このタデはいつもダイズ畑とセットのように生えている 赤 オオイヌタデ(タデ科) …

  • コスモス

    コスモス

    この夏の いやこの夏から秋だった日にかけての 異常な熱さで 多くの花々や木々が傷めつけられたが 一見弱々しいイメージのコスモスは 今年もなんとか咲いてくれていた 雨も少ない日が続いたが 地区の人が日々世話をされておられたのかもしれない 湖西にあるメタセコイア並木や ヒガンバナ群生地あるいは 白髭神社の湖中鳥居のように たくさんの人が押しかけるわけでもないが おかげで毎年多くの花々を咲かせてくれ ここではゆったりとした時間を過ごさせてもらえる コスモス(キク科) www.youtube.com

  • スズメとハト

    スズメとハト

    最近スズメが少なくなってきたという話を聞くが この日は偶然目の前でスズメが水浴びをしてくれた ほぼ同じ場所でほとんど逃げないキジバトに出逢った やはりカメラはいつも身近に持っておくべきだ いつもスマホで撮る若い人には当てはまらないが キジバト(ハト科) www.youtube.com

  • 長月

    長月

    このまま秋になる保証はないが とりあえずあの残暑とも言えぬ酷暑はいったん落ち着いた 昨年に続いてのこの異常な暑さは、何度かの台風崩れの雨や前線の通過のおかげで 大気が入れ替わって少しは収まってくれたように思う 昨年もどこかに書いていると思うが 願わくば人々が 喉元過ぎれば熱さ忘れる・・ ということにならぬように なんとかせねば・・ とのきっかけになればと思う 長月を振り返って・・・ センニンソウ(キンポウゲ科) 琵琶湖ではプランクトンは春と秋に増える 夏場はプランクトンの量は減るため 水は比較的澄んでいる ただし富栄養化の進む南湖ではだめである エノコログサ(イネ科) コツブキンエノコロ(イネ…

  • Ley Line 伊吹山から竹生島を越えて

    Ley Line 伊吹山から竹生島を越えて

    年に2回 春分と秋分の日に 太陽は 伊吹山 の頂上から昇り 光の筋は 竹生島 を越えて 湖西の 王塚古墳 日置前神社 さらには 大山 出雲大社 へと伸びてゆく はるか昔 縄文時代の人々が崇めていた光の筋である www.youtube.com 現代は・・ あまりにも自然を忘れ・・ 自然から離れすぎた なおこの日の日の出は 秋分の日の翌日のものである それでもなお多くの人が他府県も含めて湖岸に詰めかけてきていた 前日の秋分の日は前線が通り過ぎて全国的に雨となり 今日は ようやくようやく 待ちに待った秋らしい日が訪れた また暑さが戻らぬという保証はないが・・・

  • 伊吹山三合目の現状と復活してきている植物

    伊吹山三合目の現状と復活してきている植物

    伊吹山ドライブウェイの通行と頂上周遊は可能だが いわゆる表参道と呼ばれる登山道は崩壊のため登山禁止となっている 私自身はもとより体調面から山登りはできなくなって久しいが 伊吹山は頂上のお花畑だけでなく全山貴重な植物が生育している いや 生育していた 以前から三合目までは作業用の林道が通じている 以前は通行できたが十数年前ほどになるか通行禁止になった ただ今回は 伊吹山のユウスゲと貴重植物を守り育てる会 の活動に協調させてもらい 今回三合目の現状を見る機会が得られた 中央下に六合目避難小屋が見えるので 五合目から八合目くらいの登山道が見えている もちろんニホンジカの食害によって植生が崩壊したため…

  • 仲秋

    仲秋

    今年も湖岸へ行って名月を眺めた 中天にかかる名月も趣があってよいが 月の出はまた独特のよさがある ただこの暑さばかりはそぐわしくない 本来 仲秋は 秋とみなされる 文月 葉月 長月 の真ん中 仲秋である葉月の まさに真ん中 十五夜の中秋を愛でる行事だろうに 動画の速度を早めてある www.youtube.com

  • 夕映の空

    夕映の空

    この異常な暑さにも関わらず 今年はあまり発達した積乱雲を見なかった ここに来て盛夏とみまがうほどの暑さになり ほぼ東方向から南方向までを覆い尽くすほどの雲に覆われた この時期にこれほどの夕映えが見られるのが いいことか悪いことかよくわからないが 見事な景観には違いなかった 大きな積乱雲がいくつも並び その上に全体を覆い尽くすような雲が広がっていた 広角に写しているので感じにくいがかなり広範囲に広がっている 右上に月があるが 一番下の拡大した画像を見ればスケールがわかるかもしれない 上弦の月が南中していて この方向が南にあたる いつも思うが このような発達した雲を見ていると吸い込まれそうになる …

  • 朽木 トチノキの巨木

    朽木 トチノキの巨木

    今から十五年ほど前、朽木(くつき)の山奥で 樹齢数百年のトチノキの巨木が業者によって切られていった 見かねた地元の有志が 巨木と水源の郷を守る会 を立ち上げ 県や業者、土地所有者に掛け合い それ以上の伐採を止めることができた 当時の嘉田知事に直訴したという 朽木(くつき)というのは地名で 枯れ木という意味ではない 広大な森を擁し自然が豊かな湖西にある村である トチノキ(ムクロジ科) 右下に人がいる 左下に人がいる 幹周り 807cm 近くに生えている別のトチノキ 幹が中空だが これとてずいぶん大きい トチの実 アクがあるが 木灰などでアク抜きをして食用となる 昔から山間部では貴重な食料のひとつ…

  • 荒天の夕空

    荒天の夕空

    台風が近づいてきている湖岸からの夕景だが 風はほとんどなく、湖西の空は晴れていて 西の空には夕焼けも見られた 普段見たことのないロール状の雲が南北に伸び 東の空は赤みを帯びて湖面まで染めていた 伊吹鈴鹿山地の東側では豪雨なのかもしれず きれいとばかり言っておれないが 見たことのない景観だった・・・ www.youtube.com この夕景を見ていた時 まだ友人のことは聞いてはいなかった・・ この日の夜に知らせを受けている そんなことがあるのかもしれないと思う

  • 知っているけれど知らない植物

    知っているけれど知らない植物

    薬用植物を見せてもらったので いくつかを紹介する コルクガシ(ブナ科) コルクの原料のコルクガシだが地中海沿岸に生え、栽培される 疎水性、弾力性、防音性、耐菌性、防火性・・ 自然の素材はすごい 日本ではアベマキの樹皮からコルクがとれるがやはり本家には劣る タバコ(ナス科) きれいなかわいい花だが短日植物の代表である 大きな葉で30センチ以上になり、もちろんニコチンを多く含む 今では専売でなくなり自己利用目的なら栽培できる チョウセンアサガオ(ナス科) 華岡青洲が手術の麻酔薬の原料の一つとして用いたので有名な毒草 アサガオの名があるが、ナス科 エンジェルトランペット(キダチチョウセンアサガオ)の…

  • 琵琶湖岸 ハスの大群落

    琵琶湖岸 ハスの大群落

    十年ほど前になるか この湖岸にハスが広がり、花が咲き出した 年々広がっているように思える 今では多くの人が気付き 訪れるようになってきた 以前はここより少し南の早崎内湖(干拓地ビオトープ)に 一面のハスが広がっていた が、県の方針なのか重機が入り 今ではすっかりなくなってしまった jiroviolet.hatenablog.com もともと風光明媚なこの湖北の湖岸は 琵琶湖全体の中でも最も遠浅で ハスの生育に適しているのだろう 冬になると浅瀬の藻を求めて ハクチョウやガン、カモの仲間が集まるところでもある www.youtube.com 以前、これも十年ほど前になるか 南湖の烏丸半島の入江にハ…

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