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2020/11/20

  • みんな引潮がさらっていった

    こちらで書いて3年間。 このブログは一旦クローズして、別の場所で別のことに挑戦します。 それでは皆様、よい旅を。

  • たびのとちゅう③

    2月の第1週は6年生の教室がガラガラになる、という。中学受験に熱心な地域ならばそうなるらしい。息子の学級もそれなりに受験生は多かったが、ガラガラというほどではなかったらしい。一番欠席者が多かったのは都立中高一貫校の受検日だったようだが、半分は出席していたという。息子と同じく「第一週皆勤組」もそれなりにいた。とはいえ受けた側には「ガチ勢」もいて、かれらは冬休み明けから学校に来なかった。その数は学級の人数の約2割ほど.......。この数を多いとみるか、少ないとみるか。その間の学級の雰囲気は、一体どのようなものになるのか。出席している側の子どもたちは、その間一体何を感じながら学校に通うのか? 例の…

  • たびのとちゅう②

    前回から続くこの文章を書くきっかけの一つになった出来事がある。 子どもが冬休みに入るほぼ直前のことだ。 小6息子のクラスには 「偏差値80の難関校を受ける」 と豪語している子がいる。(これは冗談とマウントが混じった発言だと思われる。中学受験で偏差値80というのはないのではないか?) その子が息子に粗暴なふるまいをしてきたのだ。 具体的に言うと、息子本人はその子に対して何かしたり、言ったりはしていないのに、突然怒って襟首をつかんできた。昼の20分休みが終わって、教室に撤収しようとしていたときのことだったという。 休み時間中、相手の子と一緒に行動していたわけではない。受験本番が近くなってきてナイー…

  • たびのとちゅう①

    12月だ。しかも今日は冬休みのはじまる前の日なので、わたしは大変急いでこの文章を書いている。 うちには小6の子どもがいる。クラスには受験(中学受験)をする子がいる。その中には4年生の頃から遠くの塾にかよって準備をしている子もいる。そういうわけで、この時期になると教室の雰囲気が少し変わるようだ。授業に身が入らなくなる子が出たり(身が入らなくても授業で学ぶ内容は学習済みなのだから、本人にとっては問題ないのかもしれない。でも教室の雰囲気は微妙になってしまう。)、子ども同士の小競り合いが起こったりしているらしい。受験本番が近くなって、ストレスが溜まってきているのだろう。子どもの世界も苦労だらけだ、と思…

  • 誰かが辿り着けなかったその先へ行く。

    子どもは来春地元の公立中学校に進学する予定だ。その説明会の報せが届いた。 そういう時期が来た。 11月に説明会があって、12月頃に制服の採寸がある。うちは中受(中学受験)を回避しているので、何もなければ間違いなく地元の公立に行くことになる。だから説明会も、制服の採寸も、ちゃんと出席しなくてはならない。 中学受験については色々と考えた。その上での回避だ。これはまた別のエントリで書きたいな……と思う。今回は触れない。 中学校の説明会、そして制服の採寸と聞くと、思い出してしまうことがある。3年前に亡くなった友人のことだ。 3年前のちょうどこの季節。私は共通の友人から、彼女が闘病中で、相当難しい状況に…

  • なんちゃって未来視(子どもとWEBと……)

    これは現在の話であり、同時に少し未来の話になるとも思う。 今現在どこかで起こっていることなのに、まだはっきりとは見えにくく、けれど、将来的にはその存在がしっかりと認識される……そういうものになるのではないかと想像している。 かつてわたしよりも優れて先見の明がある友人が「あなたの未来予想はいい線を行っている」と面白がってくれたことがあった。だからひょっとしたらこれも当たるかもしれない。正直当てものではないし、当たってなどほしくはないが、時代の流れ行く先を考えたら、あちこちで似たようなことが起こるのは避けられないのでは? とも思う。 ウクライナ侵攻がはじまって少し経ったあたりで「140字の戦争」(…

  • 料理と__ ④

    *** 土井善晴氏と中島岳志氏の対談をまとめた「料理と利他」という本を読みまして。 料理について自分が経験したことをいろいろと思い出しました。 何回かに分けて書いております。 今回は感想文のようなものになります。 これまでの書置きは こちら ecca-moto.hatenablog.com ecca-moto.hatenablog.com ecca-moto.hatenablog.com *** 料理家の土井善晴氏がどのような人物であるかについて、ここでは特に説明しなくてもよいように思う。 あまりに有名な方だからだ。テレビにも出ていて、たいへん人気がある方だ。ツイッターのアカウントも持っておら…

  • 料理と__ ③

    *** 一つまえ そしてさらにもう一つ前の書置きは こちら ecca-moto.hatenablog.com と こちら ecca-moto.hatenablog.com *** 以前、家族・育児系の漫画を流し読みしていたとき、気になったことがあった。 この手の漫画のストーリーのテンプレートとして「ワンオペ育児に疲れ果て、追い込まれた女性が家事を放棄し、それを切っ掛けに家族の関係が再構築に向かう」というものがあると思う。そのストーリー自体は別にいい。読者がスカッとできる展開を目指すなら、そういう筋立てになるのは理解できる。気になってしまうのは、最終的に「家族と家事や育児の分担はするが、『料理』…

  • 料理と__②

    *** ひとつまえの書置きは、こちら。 ecca-moto.hatenablog.com *** 会社員時代の話だ。同世代の友人(新婦にあたる)の結婚披露宴に招いてもらったときのこと。新婦の家族紹介のコーナーで司会者がこんなことを話していたのを覚えている。 「新婦のお父様は『女の子は料理が上手だと幸せになれる』とおっしゃっていたそうです……。」 予めことわっておく。これはもう、15年以上前の話だ。まもなく20年前になるかもしれない。昔々……。価値観がまだまだ古かった時期の話だ。果たして最近の結婚披露宴でこのようなことが語られるのかどうか……? 長いこと披露宴に招かれていないのでわからないけれど…

  • 料理と__ ①

    *** 土井善晴氏と中島岳志氏の対談をまとめた「料理と利他」という本を読みまして。 料理について自分が経験したことをいろいろと思い出しました。 何回かに分けて書いて行こうと思います。 *** 前時代的な表現かもしれないが、こんな言葉がある。 「女の敵は女」 わたしがすごく嫌いな言葉の一つだ。けれど確かにこういう状況が生まれてしまう条件はある。 「自分にとっては不都合だけれど、他人にとっては都合のいい価値観」にからめとられてしまった女性が、他の女性をその価値観に巻き込もうとするとき。 イメージできるだろうか? 女性から女性に生きづらさを伝染させるパターンだ。 でも、その反対「自分にとって不都合な…

  • 「言うべきことを言う」を背負った人たち

    先日緑内障の定期通院で眼科に行き、その帰りに調剤薬局に寄った。緑内障用の眼圧を下げる薬とドライアイ用の薬をもらう。これらはどちらも目薬だ。ドライアイ用にはヒアルロン酸が入っているので保湿剤のような働きをするのだと思う。緑内障のほうには「プロスタグランジン」が入っている。これは人間の体の中でつくられるホルモンの一つだ。色々な種類のプロスタグランジンがあるが、「眼圧を下げる」作用をするものがあり、これを緑内障の治療に使うのだ。 この薬には変わった副作用がある。ホルモンが入った薬ならではというべきか。この目薬をさしたあと目の周りを洗わないでいると、まつ毛が濃くなったり、目の周りが黒くなったりする(色…

  • 内視鏡検査と生検

    大腸内視鏡をやるのなら、胃カメラも一緒にやってしまうとよろしい、と思う。鎮静剤を使ってもらうという条件付きで、だけれど。 と、いうわけで受けてきた。今月のはじめのことだ。 メインの検査は大腸内視鏡。私は5年ほど前に集団健診でひっかかり(便潜血)、精密検査をしながらポリープを切っている。その経過観察を3年前に受け、今年あたりそろそろ定期検査かな……と思っていたところで、2月頃に血便が出たからだ。血便の原因は「虚血性大腸炎」ではないかとのことだったけれど、確認のために検査をしようとなった。 虚血性腸炎とは、大腸の粘膜に血がまわらなくなる(これを虚血というらしい)ことによって起こる病気だ。この病気は…

  • ガイアは囁く?

    今だから書けそうなことがある。 おととしのある日のことだ。(おととし、だと思う。多分。)仲間とつながっているのメッセンジャーアプリのグループに、画像が一枚流れてきた。それはヴェネツィアの港の写真とされていた。ロックダウンで人間の活動が停止した結果自然が息を吹き返し、これまで汚染されていた港にイルカがやってきた――という紹介とともに。 なるほどねぇ。これはあるかもしれない。 これは「コロナ後」も維持しなければならない世界よね。 みんながそんな感想を持ったのを覚えている。 そんな中、グループのメンバーの一人がおもむろにこう言った。 「みんな言わないだけできっと分かってる。このパンデミックは地球が人…

  • ハエを仕留める

    ***虫の話です。くれぐれもご注意下さい。** 先日のこと。 ドアの開け閉めか何かをしたタイミングでハエが家に入った。部屋の中をぐるぐると飛び回っているのを見ると、かなり大きく羽音も重たい。 虫を殺すのは気分が良くないので、部屋に入ってきた虫は基本的に追い出すようにしている。けれど、ハエを追い出すのは難しいものだ。動きが速く、こちらの思うように窓際に誘導することができない。 それで仕方なく、殺虫剤を使うことになる。うちで使っている殺虫剤は「部屋に噴霧しておくと虫がいなくなる」タイプのもの。夏の蚊対策として使われることが多いけれど、どんな虫にも効くと思う。それを使っておくと、そのうち虫が弱ってく…

  • ある子ども好きの肖像

    皆さんは覚えているだろうか? 小学生の頃に、自分が学校からどんなふうに帰っていたかを。 誰と、または一人で、どんな道を通り、何をしながら帰った? 友達と騒ぎながら帰った人もいるだろう。または、騒いでいる友達を眺めながら、という人もいるだろう。 同じ通学路でも、登校時と下校時では雰囲気がまるで違う。そう私は感じていた。登校時は「学校の時間」だが、帰り道は「個人の時間」に近い。学校に向かって歩いている時は、学校なり社会によって守られていて、不測の事態は起こらないように思えたけれど、学校から離れていく放課後は何が起こってもおかしくはなかった。 仲の良い子と一緒に帰って楽しいだけではない。いろんなこと…

  • 生涯にわたるかもしれないさびしさ、というもの

    すこし込み入った話になる。 (まぁ、わたしがここに書くことはみんな、だいたいややこしいのだけれど) 義母の葬儀の時に会ったのだが、私の身内には「よくわからない」人物がいる。夫のきょうだいの配偶者である。 夫と夫のきょうだいは、義母の介護(施設行き)を巡って緊張関係にあった。内容は端折るが(これは今回のテーマからは外れるから)、それなりのことがあった。 夫のきょうだいの考えていることは良くわからないが、その配偶者が考えていることもわからない。きょうだいの人となりよりも「さらにわからない」とすら言える。その人物の観察と描写は、しようと思えばいくらでもできる気がする。ここでは踏み込まないが、表面上人…

  • 組体操は解体された(世界は組み変わっていく途中)<下>

    *** 前半はこちら……。 *** 運動会から組体操が消えたのはよかった。と、わたしは思う。 しかも自治体の判断だ。仮に一部の保護者がこの決定に不満を持ったとしても、先生方がその矢面に立つ必要はない。もちろん、先生方の中にも組体操がなくなることを寂しく思う人がいるかもしれない。それは当然のことだろう。それでも、自治体の判断であれば、これはもう仕方がないと納得できるかもしれない。どうだろうか? 子どもに聞いてみた。組体操がなくなると話してくれた先生の様子はどうだったか。そして、周りの子たちはどう反応したか? このことを子どもたちに説明してくれた先生は、ベテランで、何度も高学年の組体操を指導してい…

  • 組体操は解体された(世界は組みかわっていく途中)<上>

    我が自治体の学校の運動会から、とうとう組体操が消えたらしい……。よっっっつしゃアぁぁあ!! — もとき えか (@eca_motoki) April 26, 2022 いきなり自分のtweetを載せて申し訳ない。が、この通りのことが起こった。 このtweetを見れば火を見るよりも明らかなのだが、私はアンチ・組体操派だ。 なぜアンチになったか。もとから組体操に対して疑問があったところに、運動が苦手な子どもを二人授かった。どれくらいかというと苦手も苦手。苦手すぎて、真剣にやっているのにふざけていると思われるレベルだ。(中学の内申がとても心配だ) それで、現在学校の組体操の周辺で起こっていること、議…

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