このブログでは、主に本について思うがままに書いていきます。 次に読む本を探している方によりよい情報を届けられるようにがんばります!
ため息に溺れる、とても詩的な表現ですね。まず、嫌な匂いを想像してしまう僕の口は、きっと臭いです。ミンティアは必需品ですね。関係ない話の2連発ですが、僕は背泳ぎができません。もし海で背泳ぎをしようものなら、すぐに溺れて即座にライフセイバーの方が助けに来て
冒頭から物語に引き込まれてしまった。《いつもの昼のまどろみの中で、友寄明青は確かにその音を聞いた。》原田マハさんとは本書で初めましてなのだが、なぜかこの一文から筆者はとても素敵な文を書くだなという予感があった。実際、その予感はあたり、最高の恋愛小説にな
「昔話法廷 season4」NHK Eテレ「昔話法廷」制作班 編 坂口理子 原作 イマセン 法律監修今回は昔話法廷の第4巻について書いていきます。このシリーズは書かずにはいられないですね。特に僕が前から気になっていた物語が出てきたのでテンションがあがりました。今回は2つ
先に本書を読んでいた兄に感想を聞くと、急にド直球のネタバレが飛んできました。「館で〇〇〇が出てくるんだよ」とさらりと衝撃的な一言です。その一言が本書を読むきっかけになりました。 様々な欲が満たされて大満足な一冊になりましたが、どうやらこの本はネタバレ
「夏の祈りは」須賀しのぶ 本書は甲子園の話なので夏に書こうとしていたのですが、つい忘れていた一冊です。僕の中では甲子園と言えば秋田商業高校という印象にあります。父が秋田県出身なので毎年のように一緒に観ては応援していました。秋田県の高校はあまり強くない
「杉下右京の多忙な休日」碇卯人 僕の嫌いな警察官のNO1.は右京さんですが、ドラマも小説も映画も面白いのは認めざるを得ないです。右京さんの嫌いなところは、正義のためなら違法捜査をしてもいいと思っているところです。僕は彼の、数多くの犯罪を観てきました。不
「女のいない男たち」村上春樹本書はとある信用できる筋のおすすめ文を読み、ならばと思って読んでみた。しっかし、本書について書くのはとても難しい。今回のブログではセックスという文言がたくさん出てくるが、本書にはそれ以上に出てくる。それが村上春樹流なのだ。き
「昔話法廷 season3」NHK Eテレ「昔話法廷」制作班 編 坂口理子 原作 イマセン 法律監修 このシリーズについて書くのは3回目なので、世界観の説明は詳しくはしません。動物には人権があるものとないものがいます。僕の予想では巨大化するか人の言葉を話すかのどちらか
「続 ざんねんないきもの事典」今泉忠明 監修 女性の方にとって、ダイエットとは常に身近にある、嫌なもの、もしくは取り組まなくてはいけない課題のように思います。男性の方はダイエットというと筋トレに走りがちで、上手くいくとモテ期がくるみたいです。父は50を過
「横浜ではまだキスをしない」樋口有介 僕は一時期横浜に住んでいました。横浜はとても良いところでした。中華街は食のテーマパークで、みなとみらいには本物の遊園地があります。動物園や水族館も豊富です🐢専門学校へ通うための一人暮らしでしたが、ときどき横浜国立
伊坂幸太郎さんは強盗好きで有名です。思えばデビュー作の主人公も強盗でした。「チルドレン」というコメディ色の強い作品でも強盗とそれに乗じた盗みが出てきます。そして特殊能力好きでも知られています。「砂漠」ではテレキネシスの少女、「魔王」の主人公は腹話術を使
綿矢りささんに書くのは2度目ですね。前回は「インストール」について書いたはずなのに、なぜか鬼束ちひろさんを紹介するというクレイジーな記事を書きました。つい、引っ張られてしまったようなのですが、綿矢りささんは僕の中でクレイジーガールのNo. 1なのです。ちなみ
伊坂幸太郎さんの「クリスマスを探偵と」では、トナカイは飛ぶと書かれています。これはアメリカの農務省の資料にトナカイが飛ぶ姿が写真付きで載っているみたいです。僕はそれを信じます。伊坂幸太郎さんは嘘をつかない作家さんです。もしくは嘘しかつかない作家さんです
今日は殺人鬼に関する書籍について書きます。内1冊はノンフィクションです。 「殺人鬼フジコの衝動」真梨幸子本書には超強力なサイコパス・フジコが出てきます。この情報だけで面白そうと思う方と、絶対読まない!という方がいそうですね。僕は本書を買う決心がなかな
特殊能力っていいですよね。そんなことを常日頃、時には数時間考えてしまう僕ですが、本書でついに欲しい能力を見つけました! 本書は6編からなる短編集ですが、どの話にも不思議な能力や不思議なアイテムがでてきます。それらは特に詳しい説明がなされていません。何
綿矢りささんについてだが、時々鬼束ちひろや神木隆之介くんが出てくる
「インストール」 綿矢りさ 今回は問題作になりそうですが、勢いで書き上げています。「インストール」の小説は20年近く前に読んだのですが、当時の僕には難しすぎてあまり理解できていませんでした。それでも雰囲気の良い小説だったなぁという印象だけが残っていて、今
「愚者のスプーンは曲がる」桐山徹也 本書は「スマホを落としただけなのに」と同じ日に発売されました。もし、発売日が少しでもズレていたのならば、もっと有名になっていただろうなと思う一冊です。本書はずーっと嘘の物語です。もしくはすべてが本当なんだけど本当かど
副題 赤羽高校サッカー部 僕の高校は僕の代で閉校だったので、後輩はおらず、部活もありませんでした。しかし、昼休みと放課後のサッカーは盛んに行われていて僕はほぼ皆勤賞でした。顧問の先生はおらず、汗だくになってボールを追いかけるだけでしたが、とても楽しか
「嫌われる勇気」 岸見一郎 古賀史健 大仰しいタイトルをつけてしまいましたが、心理学で世界を救うのは無理です。この世には心理学を知らない人の方が多いし、流派なるものが存在して心理学者同士でも争いがあるからです。しかし、ものの見方を少し変えるだけで変わる世
「君にささやかな奇蹟を」宇山圭佑 本書は2018年のベストオブベストの一冊です。(僕の中ではの話です)そして本書はクリスマスにぴったりです。皆さまに良いクリスマスをお届けしたい気持ちで書きました。実は本書は失恋の話だった!とかそんな意地悪は絶対にしないの
僕の価値観を支えてくれた作品は数多くありますが、パッと思い付くのは「地獄先生 ぬーべー」、「アウターゾーン」、そして星新一さんのショートショートの小説です。うち2つはマンガですね。最近の悩みはマンガを読むタイミングがわからないことですが、昔は好きだったので
「外来生物大集合!おさわがせいきもの事典」 加藤英明 監修 始めにタイトルに対する僕の答えですが、池の水、抜いていいです(^^)最近はタイトルに変化をつけるのが僕のブームなのです。池の水は抜く必要があるのでしょうし、きれいな水の方が中の生き物たちやそれを
「クリスマスを探偵と」伊坂幸太郎 もうすぐクリスマスですね。クリスマスの過ごし方は十人十色だとは思いますが、僕は大体ファミマに行きます。お店のおすすめのチキンを買って家で読書です。クリスマスでは僕みたいな男は出歩かない方が世のためです。うかつに外に
神保町という名前を聞くだけで文学好きの方は血がたぎるのではないでしょうか。ここは東京の文学の中心地、ここでは何を言っても文学になりそうです。僕が最近ハマっている文学的なものは滝沢カレンさんの言葉です。ぜひ「滝沢カレン 鯖の味噌煮」で検索してみてください
「出版禁止」長江俊和長江俊和さんの本はとてもずるいです。読む前から面白いのが分かりきっているのです。もちろん個人差はあるのでしょうが、ノンフィクション系が好きな方は楽しめること間違いなしと言ってよさそうです。ミステリーマニアの方にもおすすめですが(≧∀
本書は変人の僕から見てもいびつな形の三角関係の物語です。変わった形の夫婦が主人公なのです。でもとても「自然な夫婦」だとも思いました。しかし、本当のところ僕は、本当に自然な夫婦だと思っているのか、思いたいのかはよく分かりません。複雑な気持ちなのです。き
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