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日々の読書のおともにどうぞ http://supernova662.blog/

このブログでは、主に本について思うがままに書いていきます。 次に読む本を探している方によりよい情報を届けられるようにがんばります!

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2020/10/17

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  • 「感情8号線」 畑野智美

    僕は東京の中野出身なので、環状8号線とは縁が深い。特に本書にでてくる荻窪や高円寺は住んでいたこともあるくらいだ。本書は環状8号線に住む人たちの恋愛短編集だ。色々な恋愛短編集がある中で土地に注目する小説は珍しい気がする。 

  • 大逆転小説「神様の裏の顔」 藤崎翔

    本書は書店員時代に営業の方から強く勧められて大きく展開したところそれなりのヒットを記録した。しかし、僕の中ではあまり良い印象になかった。もちろん売り上げが高いのは素晴らしいことだし、内容も良かったのだが売り方にひとつ気にくわないことがあった。 

  • 「19歳 一家四人惨殺犯の告白」 永瀬隼介

    本書は新潮社で発売されたノンフィクションの単行本の文庫版だ。単行本を出してから四年後に文庫を出しているため、単行本を犯人が読むシーンが追加されている。新潮社で単行本が出版されたものの、角川文庫から出版されている。文庫化にあたり、出版社から反対の声が大きか

  • この一文がこの一文が!3選

    すごいランキング(僕が作ったランキングです。)第一位は「十角館の殺人」ですが、他にも多数の「この一文がすごい」本があります。その他の二冊にこの一文で読めなくなった本を加えて三冊を紹介させていただきます。 

  • 「人のセックスを笑うな」 山崎ナオコーラ

    この本を学生時代に手に入れた僕はなんと学校で読んでいました。ただ図書室の誰の目にも触れないところでですが。学校で一人になれる場所を持っているのは読書家あるあるだと考えるのは僕だけでしょうか。ちょっとエッチな話を期待していたのは確かですが、そのような描写は

  • 映画化するならぜひこの人に

    「消える密室の殺人 猫探偵正太郎上京」 柴田よしき このシリーズは現在七冊出ていて、内五冊は短編です。あらゆる猫小説の中で僕が一番好きなシリーズです。正太郎(黒猫)の飼い主が正太郎の名前をちゃんと覚えていないというところにユーモアのセンスを感じます。

  • 「女子的生活」 坂木司

    面白すぎて一気読みでした。どの話もスリリングで少し怖さもありましたが。 本書の主人公はアパレルメーカーで働くみき。みきは自分自身の男らしい部分を自覚しつつも華やかな女子的生活を送りたくて上京してきた。本書はそんなみきが生きづらい社会で奮闘する姿を描く痛快

  • 野球小説🥎「サウスポー・キラー」 水原秀策

    水原秀策さんはこのミス大賞でデビューして今や僕の中でこの作家さんの作品は全て持っておきたいリストに入っています。水原秀策さんを一言でいうとプロフェッショナルです。プロの作家という意味ではもちろんなくてプロを描くことが得意な作家さんです。本書では野球選手を

  • 「笑う警官」 佐々木譲

    吉本興業がゴタゴタしてて世間を賑わせましたね。僕も炎上したくないので、深くは語りませんが宮迫さんの演技が好きだったのでもうテレビに出ないとなるのは寂しく思います。本書は映画化していて宮迫さんも津久井刑事役で出ています。 

  • 「臨床真理」 柚月裕子

    特殊能力っていいですよね!テレキネシス、テレパシー、瞬間移動。今ドラマでやっている「ボイス」にでている真木よう子さんは超聴力の持ち主です。時を止める能力とかもいいですが、現実的な能力もかっこいいです。視力5.0とか絶対音感とか瞬間記憶能力なども超すごい能力と

  • 警察小説だけど学園モノ「警視庁53教場」 吉川英梨

    学園ものが好きです!と声を大にして言える僕ですが、本書はちょっと捻っていてそれが一層面白くさせていました。「教場」は長岡弘樹さんの大ヒット作となりましたが、これはジャンル分けとしては難しいものでした。警察小説とする人が多いですが、僕は最高の学園ものとして

  • 「えげつないいきもの図鑑」 大谷智通

    突然ですが、僕たちの身体は奇跡でできています。そしてそんな僕たちを支えてくれるのは身体の中にいる菌です。そして虫たちです。世界中の生き物のうち虫たちで75%以上を占めています。常に感謝しながら過ごしましょう!おっとここからは話し方を戻します。女性の読者が始

  • 「キング・メイカー」 水原秀策

    (今回は過去最長の前置きの長さです。本の話だけ読みたい方は四段落目に飛んでください。)僕の親友が今度総合格闘技の試合にでます。彼はもうすぐでプロの格闘家になれるかもの実力者です。所英男さんみたいにシンデレラボーイになれるかどうか注目です!絵が得意なので、

  • 伊坂幸太郎が生む名言が僕を作っています

    マンガ「魔王」「waltz(ワルツ)」どちらもマンガで作画を大須賀めぐみさん、原作は伊坂幸太郎さんです。 伊坂幸太郎さんには「魔王」という著作があり、これは超能力を持つ兄弟が大きな社会のうねりと闘う話です。超能力についても語りたいのですが、面白いのは兄弟の会話

  • 「グラスホッパー」 伊坂幸太郎

    なんと豊かな殺し屋小説なことだろうかと、もう何度読んだかわからないくらいに好きな一冊です。伊坂幸太郎さんらしさが存分に発揮されているのでもあります。巨大な悪、個性豊かな殺し屋たち、悲運な主人公、伊坂マークによる場面転換、ジャッククリスピンによる名言、巧み

  • 「川柳少女」 五十嵐正邦

    僕は性格的な問題で連載中のマンガを買うことができません。それは最後まで面白い保証がないのに数十冊に投資しなければならないリスクを避けるためです。(臆病な性格なのでしょうか。)なので、「はじめの一歩」を全巻揃えるために、面白いままで連載終了を願うという訳の

  • 春なのに「夏休み」 中村航

    僕は暗い学生生活を送っていたので夏休みはとにかく憂鬱でした。友だちと会いづらいとか高尚な理由はなく、純粋に暇だったのです。当時からもっと読書に励んでおけば良かったなぁと切なくなります。仕事をがんばって、お金を貯めて、東北に旅行へ行き、美味しいものを食べ、

  • 「オトコの一理」 堂場瞬一

    堂場瞬一さんは「アナザーフェイス」などの警察小説で有名です。僕も二巻までは読みました。他にはスポーツ小説で有名です。元新聞記者だけあって筆が早いことでも有名です。本書は堂場瞬一さんが愛用しているグッズについてのエッセイです。やはり文章力のある方が書くエッ

  • イタイ青春小説代表「百瀬、こっちを向いて。」 中田永一

    中田永一さんとは初めましてでした。読んでみたらちょっと陰があるけどさわやかな恋愛短編集でした。本書の背表紙のあらすじにはみずみずしいとあったものの僕ならば一言付け足します。みずみずしく、痛い恋愛小説だと。 

  • 中野にオシャレなカフェがありました。

    写真はココアブレッドという名前でした。温かいパンのサクサクとバニラアイスのしっとりを別々に食べたいと思ってしまった僕はあまりいい客ではないかもしれません。

  • 「東大家庭教師の結果が出るノート術」 吉永賢一

    東大ブームの勢いが凄いですね。僕も東大王は毎週楽しく見ています。その中でも東大女子の鈴木光さんはプレバトにも出ていて素敵な俳句を作っているので凄いですね。今、書店に行くと参考書や教育書のコーナーに東大と名のついた本をたくさん見つけられると思います。クイズ

  • 僕の青春時代を支えたシリーズ「ズッコケ中年三人組 age45」 那須正幹

    僕の学生時代はズッコケ三人組に救われることが多くありました。色々なことに挑戦し、または事件に巻き込まれようとも必死に試行錯誤を繰り返し、乗り越えてきた彼らに勇気付けられていました。当時から筆者の那須正幹さんの書き方にも注目していました。時々筆者の感想が文

  • 初めて買ったラノベです。

    「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」 井中だちま 本書は初めて買った本格的なラノベです。勝った動機としては読書家を気取る者の務めとして色々なジャンルの本を読まねば!という気持ちが1割、異世界ものに興味があったのが2割、お母さんがかわいかっ

  • 「わけあって絶滅しました。」 監修 今泉忠明

    本書には自然によって絶滅した動物と人間が絶滅させてしまった動物が出てくる。絶滅してしまった動物のコメントは愉快だが考えさせられることも多い。例えばドードー鳥∧( 'Θ' )∧は飛べない上に警戒心も薄いから戦時中の人間にあって乱獲され、絶滅した。素手でも捕まえら

  • 「野ブタ。をプロデュース」 白岩玄

    本書は一世を風靡したドラマの原作本です。ドラマの野ブタは堀北真希さんが演じる女性でしたが、原作の野ブタは男です。

  • 例えばこんな心理学「ラットマン」 道尾秀介

    「ラットマン」 道尾秀介 一日一冊についてブログに書くということを始めて五ヶ月が経ちました。いままで読んでくれた方、本当に感謝しています。毎日読みたくなるようなブログを目指しています。ささいなことでもいいので、ご意見ご感想をお待ちしています。SFが少ないのは

  • 「私たちが星座を盗んだ理由」 北山猛邦

    本書は表紙に似合わずミステリーの短編集です。著者の北山さんとは初めましてでしたが、多彩で表現力豊かな描写には驚かされました。 

  • 「恋が生まれるご飯のために」 はあちゅう

    タイトルに惹かれて購入したものの、本書を買った当時はあちゅうさんが何者かはよくわかっていませんでした。今でこそ作家さんだと知っていますが、当時は童貞に厳しいだけのブロガーという印象がありました。彼女のSNSでの発言では「童貞というのは救いようのない病気なのだ

  • 「その女アレックス」 ピエール・ルメートル

    初めての外国文学、略して外文の紹介です。本書はイギリスで大ヒットのカミーユ警部シリーズの第2弾です。しかし、僕は本書を友だちにすすめられて買った為シリーズ第2弾から読むことになりました。友だちも第2弾から読み始めていた上にそれに気づいていませんでした。しかし

  • 「ラッシュライフ」 伊坂幸太郎

    本書は初期の頃の伊坂作品の紹介です。正直この頃の伊坂作品が1番好きで、本書は何度も読みました。多角的な視点を伊坂マークを使い描き、そして巧みな伏線の回収には毎度驚かされます。毎回のように弱い者を主人公に添えますが、どこかで報われます。まるで、僕が救われるよ

  • アドラー心理学は世界を救えるか

    「嫌われる勇気」 岸見一郎 古賀史健 大仰しいタイトルをつけてしまいましたが、心理学で世界を救うのは無理です。この世には心理学を知らない人の方が多いし、流派なるものが存在して心理学者同士でも争いがあるからです。しかし、ものの見方を少し変えるだけで変わる世界

  • 読書感想文を横山秀夫さんで

    「誰でも書ける最高の読書感想文」 斎藤孝「影踏み」 横山秀夫 新しい試みですが、読書感想文の書き方を斎藤孝先生に教わった僕が、「影踏み」についての感想文を書きたいと思います。上手くできるか分からず震えているのは、当時夏休みの宿題で読書感想文をだされた時のよ

  • 「お迎えに上がりました。」 竹林七草

    副題 「国土交通省国土政策局幽冥推進課」 タイトルが長いからという理由で本書を避けてきましたが、読んでみたら最高級のお仕事小説でした。そんな理由で敬遠していたら、タイトルが長いラノベとかは読めなくなってしまいますね。以後気をつけます。本書は久しぶりに読んだ

  • 「桜のような僕の恋人」 宇山圭佑

    僕が書店で働いていたときロングセラーだったのが、本書でした。もう毎週のように集英社文庫の営業の方が、お店に来ては本書の素晴らしさを伝えにきました。根負けした僕は、大量に取り寄せたところ爆発的なヒットはしませんでしたが、少しずつ売れ始め、定番商品となりまし

  • 過去一番で怒りが湧いた小説

    「イノセント・デイズ」 早見和馬 本書の帯には「衝撃で3日間寝込みました。」と書いてありましたが、僕は怒りで3日間はぷりぷりしていました。やるせないというかなんというか、死刑になった幸乃がとても許せなかったのです。そんな時には本書のことを語って聞いてもらうの

  • 大島優子さんと映画「てけてけ」最後に「悪の教典」

    「悪の教典」 貴志祐介 今日のタイトルだけ見ると書籍は一切関係ないですね。今回紹介する書籍は「悪の教典」ですが、大島優子さんと悪の教典は少し、関わります。なのでしばしお待ちいただいて、先に大島優子さんと彼女が主演の映画「てけてけ」について語ります。正直、た

  • 春の訪れは「相棒」で

    「杉下右京の事件簿」 碇卯人 まだまだ寒いものの春が近づいてきました。分かれと出会いと桜。そして相棒の終わりが近づいています。ドラマは毎年、相棒が楽しみです。皆様は歴代の相棒では誰がお好きでしょうか?寺脇さんという意見が多い(僕調べ)中、僕は断然、ミッチー

  • 「悪人 下」 吉田修一

    さて、続きです。幕間で考えたところ、登場人物を深めていったら、本書の味が濃くなるのではないかと思いました。ここからは主要登場人物を1人ずつ書いていきます。ここからはネタバレが多数あります。 

  • とある営業マンとの攻防(「悪人 上」)

    「悪人 上」 吉田修一 吉田修一さんはミステリ作家としてもトップランナーですが、僕は「女たちは二度遊ぶ」で出会いました。こちらは女性の機微を的確でいて、情緒的に描いた名作でした。吉田修一さんは人を書くのが天才的に上手いです。しかし、本書はそれをはるかに上回

  • お金のためならば、何ができますか?(銭ゲバと好きな曲紹介)

    みなさんこんにちは。こんばんわ。ノブです!お気に入りのユーチューバーのあいさつを丸パクリしました(笑)まったく本編と関係ないのですが、僕はブックチューバー(本の内容の動画配信者)のベル様を崇拝しています。まあベル様のあいさつは「みなさんごきげんよう。ベルで

  • 例えばこんな動物本の楽しみ方

    「できなくたっていいじゃないか!」 監修 佐藤克文副題「あきらめたいきもの事典」 今まで動物本をたくさん紹介してきましたので、今回は僕の動物本の楽しみ方を紹介したいと思います。ポイントは大きく分けて3つです。妄想話が続きますが、僕は自称普通の人間なので、希

  • 「岸辺露伴は叫ばない」 アンソロジー

    本書の主人公はスマホで「きしべろはん」と打つとちゃんと「岸辺露伴」と漢字で出てくるほど、有名なキャラクターです。そう、ジャンプで大人気だったジョジョってマンガのことだよおぉぉぉ!!!ジョジョを知らない人にもよおぉぉ、岸辺露伴を伝えるのが僕の役目だろぉがよ

  • 「アヒルと鴨のコインロッカー」 伊坂幸太郎

    僕が一番好きな映画の原作です。ツタヤで毎年のように貸し出しランキングに入ってたりもします。もうセリフを覚えちゃうくらい観ました。「さんはいらない。その方が親しく見えるだろ」とか「広辞苑を盗まないか」とか「裏口から悲劇は起こる」とかは日常で使いたいセリフで

  • あっと!驚くトリック3選

    このトリックがすごい!小説を3つ集めました。本自体にしかけがあるもの、もう見えているのに気づかなかったもの、などなど、少なくとも僕は驚いたトリックがあったものたちを紹介します。

  • 最恐の動物パニック「MAMONO マモノ」 柴田哲孝

    柴田哲孝さんは僕の大好きな作家さんです。もしかしたら1番好きかもしれません。作風としては新聞記者が書く動物パニックです。実際にあった事件も扱いながらフィクションとして、壮大な世界のエンターテイメントに仕上げます。卓越した取材力と筆力で物語に抜群のリアリティ

  • 「小説 秒速5センチメートル」新海誠

    先日友達との飲み会で、秒速5センチメートルはなかなかよかったぞという話になりました。その前に僕が「天気の子」の悪口を言いすぎて軽く口論になったのは今は関係ありません。

  • 建築による呪い「弔い花 長い腕III」 長岡草志

    以前に「家と呪い」で紹介した「長い腕」の第3弾です。「長い腕」は建築によって呪いをかける近江敬次郎の復讐を島汐路(しましおじ、女性です)がとめるといったストーリーです。建築による呪いはとてもリアリティがあります。最近の研究によると、人はストレスで病気にな

  • 「放送禁止」 長江俊和

    「放送禁止」 長江俊和」 皆様は放送禁止というドラマを知っていますか。深夜砂嵐を1時間眺めていると画面に自分が映り、それは段々と年老いていき、最後には「お前は〇〇〇〇年〇月〇日、〇〇で死ぬ」とだけ話し、また砂嵐に戻ります。そこまでを最後までみていた人は、 

  • こんな本屋があったら毎週通いたい

    「金曜日の本屋さん」 名取佐和子今日は僕がこんな本屋にいってみたら。のお話し。

  • 一癖のある恋愛小説 5選

    今回は設定に工夫のある恋愛小説を集めました。今のうちに言っておきたいのは、ややこしい設定があるものはちょっと疲れてしまいます。「コーヒーが冷めないうちに」は5つのルールを覚えようと頑張りすぎて疲れてしまいました。恋愛小説を読むときは難しい設定なのに上手く着

  • 「月の扉」 石持浅海

    本書は僕が尊敬する作家である石持浅海先生の出世作です。石持浅海先生とは違う作品で出会ったのですが、まさかファンタジー系も書けるとは思ってもみませんでした。

  • いじめ ダメ 絶対!3選(管理人から提言の長文)

    今回は僕の考えから始めます。いじめ問題についてです。タイトルでも使っておいてなんですが、いじめという言葉はできれば、使いたくないです。これは大人が作った言葉で最近になってようやく定義付けがなされた言葉です。教室で起きている一件一件の事案を見ると、どこにも

  • もはやエロ本「誰も僕を裁けない」 早坂吝

    カテゴリーをミステリーとしましたが、付け加えるとしたら官能です。僕はオープンなエロではないので、官能小説を◯冊持っているなんて書けません。草凪優さんや沢里裕二さんが好きなんてバレたくありません。はっ!ごほっごほっ、一段落目はなかったことにしてください。

  • 「ケモノの城」 誉田哲也

    これは実話を基にしたフィクションです。とは書かれていないのだが、北九州で起こったあの事件のことだとはすぐにわかった。北九州監禁殺人事件はたくさんの被害者を出し、今なお真相が明らかになったとは言い切れない。語るに恐ろしく、あまりにおぞましい事件なので、ここ

  • 「砂漠」 伊坂幸太郎

    僕の中で青春小説といえばこれです!ミステリー要素あり、敵との戦いあり、友情・恋愛物語あり、ギャグあり、そして超能力ありです^_^そのどれもがとても魅力的に描かれている様はとても感動的です。つまらない話しかしないはずの学長の話も有り難く思えるから不思議です。で

  • おすすめのドラマとその主題歌3選

    今回は僕の好きだったドラマとその主題歌のまとめです。僕は大体のドラマの初回を見てだんだんと見る数を減らしていくライフスタイルです。今年の春ドラマはあまりあたりに出会っていないですね。唯一観続けたいのは「直ちゃんは小学三年生」ですかね。これは大人が小学三年

  • 「忍びの国」 和田竜

    本書は大野智殿が大将で映画化も果たしまして候。とても愉快なり。褒美を与えたもう。と無理矢理に昔の言葉を使おうとしても学が無いのがバレるだけですね。今回は初めて時代小説について書きます。正直、この分野には苦手意識があって、今までは宮部みゆきさんの「本所深川

  • 「WOLF ウルフ」 柴田哲孝

    動物パニックものはとても好きなジャンルです。以前に柴田哲孝さん著の「TENGU」について書きましたが、これは犯人の正体を人に言いたくなるランキング(僕が作ったランキングです)第1位でした。TENGUでは道平という記者が主人公でしたが、道平は有賀雄二郎というルポライ

  • モテ本を集めました。(モテるための本5選)

    今回は男性向けのお話をします。僕はモテたい気持ちが溢れすぎてモテ本を集めたことがあります。書店員時代にはモテ本コーナーの特設台に置く本を選定したことがあります。闇歴史ですね。でもモテたいという気持ちが物事の動機として深く根付いて社会は成り立っているのだと

  • ほとんどぶりっ子のはなし(本編にぶりっ子は出てきません)

    「もういない君が猫になって」 梅原満知子本書は表紙に惹かれて買いました。女の子だけでもかわいいのに猫もいたら最高ですね。猫は究極のぶりっ子です。誰が見ても、どこの角度から見てもかわいいです。昔はとらという虎猫を飼っていました。とらはお腹が空くと母の足を噛み

  • タニハピ行こうぜ!「タイニー・タイニー・ハッピー」 飛鳥井千紗

    本書は王様のブランチで紹介されてヒットした、飛鳥井千紗さんの出世作です。飛鳥井千紗さんとは「学校のセンセイ」で初めて出会いました。「学校のセンセイ」は学校の先生と恋をするラブストーリーでした。モデルのツィッギーを扱うあたりが新鮮で好感が持てたのを覚えてい

  • 「龍神の雨」 道尾秀介

    皆さまの応援のおかげで一日一冊、本について書くというブログはなかなかに続いています。読んでくださった方、本当に感謝しています。最近では何が面白いのかを考える日々が続いています。自問自答の日々ですね。答えは出ないので皆さまの意見がとても貴重になります。たま

  • 家と呪い(例えばこんな怖い話)

    「長い腕」 川崎草志 怖い話をするときの僕の基本的なスタンスとしては「ヤバイ人が一番怖い」です。今回は本書のキーワードと合わせて書いてみたいと思います。本書のキーワードは3つありまして、その内の2つが「家」と「呪い」なのでまずはそこから書いていきます。怖い

  • 熊には気をつけて(熊の出てくる小説3つ)

    ぶたぶたシリーズに今頃ハマってしまい、何故か熊について書きたくなりました。熊って不思議な動物ですよね。ヒグマは恐ろしい。プーさんはかわいい。シロクマは動物園のスターです🧸熊園では熊同士の小競り合いに客が目をキラキラとさせています。

  • 一年に一度は聴きたい名曲3選(ちょっと渋い曲)

    管理人の好きな歌紹介・5記念すべき第5回の好きな歌紹介は一気に3曲紹介いたします。ちょっと裏話ですが、3選などとまとめて紹介するときはエピソードトークが弱い時です。これは裏話ですからね。読んでくれている人だけに公開です。(こう書いておけば拡散してもらえるかも

  • 青春ミステリーのNO.1は「屋上ミサイル」

    「屋上ミサイル」 山下貴光僕はこのブログでは数多くの「このミス大賞」作品を紹介してきましたが、僕の中では本書がNO1このミス大賞です。青春ミステリーと聞かれれば、本書が出てくるのですが、あまり有名な著者ではありませんね。実は有名じゃない作品を、著者さんを僕の

  • 「ちょっと今から仕事やめてくる」 北川恵海

    早めに言っておきますが、僕は今の仕事をやめる気はありませんよ。今の職場は働く人も職務内容もまったく不満はありません。通勤に90分はかかるものの、電車は終点から終点まで乗れるのでよい読書タイムにできています。 さて本書は角川メディアワークス文庫から出ています

  • 「マザー・テレサ 愛と祈りのことば」マザー・テレサ 渡辺和子 訳

    始めに言っておきたいのは今のところ僕は特定の宗教を信仰してはいないです。僕の尊敬する人がマザー・テレサなのです。僕も人が1番大変なときにそばにいて支えてあげられるような人になりたいです。

  • 僕とぼぎわんとの戦い

    「ぼぎわんが、来る」 澤村伊智 映画の予告でホラーだとは知っていた。しかし、本を買うときに背表紙を読まない最近の僕は本書がミステリーである可能性も視野に入れて読み始めた。角川ホラー文庫には警察ミステリーも多いからだ。だが、本書は違ったな。得体のしれない化け

  • 山田悠介さんについて

    「神様のコドモ」 山田悠介※今回はたくさんの山田悠介さんに対する悪口みたいなものが出てきますが、僕は山田悠介さんを尊敬しています。それが伝わればなによりです。

  • 飛行少年たちの物語り・非行じゃないよ

    「少年少女飛行倶楽部」 加納朋子本書は高校生たちの部活動の話です。僕は中学生のときは野球部、高校生のときは昼休みサッカークラブでした。高校は部活動がないようなところだったのです。世の中いろんなマイナーな部活があろうとも(ちなみに帰宅部はメジャーな部活です笑

  • 恋愛ミステリーといえば「カササギの計略」 才羽楽

    恋愛ミステリーでは「イニシエーション・ラブ」が有名ですが、僕の中ではこれが一番です。恋愛ミステリーはイチャイチャ部分が楽しく、謎解き部分にも愛があります。すこし厄介なのが、バッドエンドの可能性があることです。以前も書いた気がしますが(書いてないかも)僕は

  • 天狗の正体はあいつ「TENGU」柴田哲孝

    先日読書会に参加して皆がビジネス書を紹介してるなかこの本を紹介してきました。「この本の犯人は天狗なんです。鼻が赤いほうじゃなく烏天狗の方です。天狗の正体がとてもリアリティがあって面白いんですよ!」と訴えて少し興味を持っていただいた、と思い込んでいます。今

  • 「レインツリーの国」 有川浩

    有川浩さんについては嫌な思い出が2つあります。さっそく苦い話でごめんなさい。当時荻原浩さんにはまっていた僕は友だちに「ありかわひろしって男っぽい名前だけど女性作家なんだよ」と自慢げに言ってしまい、注意されて恥をかいたことが1つです。あと片想いしていた女の

  • 正義とは何か?

    「バビロン Ⅲ-終-」 野崎まど 現在では3巻まで出ているシリーズの紹介です。3が特におもしろかったので、まだ完結していませんが書きたくなりました。と言っても3巻が発売されたのは2018年なので、4巻が発売されるかどうか不安になってきました。アニメ化はし

  • 青木理氏ががサンモ二で「政権に厳しい罰を与えた方がいい」 と発言

    (出典 resize.blogsys.jp)青木理さんは反政権派でなかなかに発言が過激で知られていますね。まあテレ朝とTBSで求められているのが反政権派のコメンテーターですよね。青木さんは求められた仕事をしただけにすぎませんね。こう言うと怒られてしまいそうですが、今回は青木さ

  • メンヘラの話「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」 本谷有希子

    今までで1番ジャンル分けが難しかった小説です。ウィキペディアにはブラックコメディとありましたが、僕はホラーとしました。もしくは恋愛が近いのではないかと思います。本書は映画化されていて、ツタヤで手にとっては元の場所に戻してしまうランキング第1位です。これ

  • 読書の夜にぴったりな曲(バッハの旋律を夜に聴いたせいです。)

    (出典 renote.jp) サカナクション 郎はインタビューで、ひねくれたこと・いい意味でふざけたことをやりたく、バンド名にはあまり用いられない「サカナ」を入れ、変化を恐れずにやっていこうという意味をこ

  • 「最後の証人」 柚月裕子

    感涙必至のリーガルミステリーの紹介です。本書は佐方貞人シリーズとしてドラマ化もしています。あのドラマもとても良かったです。主演は上川隆也さん。落ち着いた演技と渋い声が検事にぴったりな感じがしました。ドラマ2回目の「検事の死命」は痴漢事件を扱うものでした

  • 「死神の精度」伊坂幸太郎

    「死神の精度」は恋愛シーンで1番好きなセリフがあったので、書きたくなりました。死神といえば僕の尊敬する先生である地獄先生ぬーべーの魂を持って行ったことで有名な存在ですね。死神に会うと死んでしまうイメージがあります。でも伊坂幸太郎さんが書く死神は愉快で憎

  • 最恐のドンパッチ「ゴルゴタ」 深見真

    「ゴルゴタ」 深見真本書は2010年に発売されましたが、重版し続けて、赤字が目立つ帯で「手加減一切なし!」と大きく書かれているものが未だに売れ続けている本です。そこには国家VSたった独りの日本人ともあることから、僕は勝手にリーガルミステリーを想像していました。

  • 女性向けエッセイ 5選

    今回は女性向けの本を5冊集めました。この記事で僕と初めましての方がいたらドン引きな内容かもしれませんが、僕は恋愛小説やスピリチュアル本も好きなのです。ね。

  • 生きたエサ食べさせる動画が訴えられるΣ(・□・;)

    (出典 i.ytimg.com)これは動物好きとしてはほおっておけないニュースですね。概要をかいつまんで書くことにしますと、あるユーチューバーが自分のペット(ヘビなど)に生きたままの動物を与えている動画を公開しました。その動画はちゃんと見ていないので想像が含まれます

  • 女子の飲み会ってこんな感じなのかなぁ?

    「野良女」 宮木あや子 宮木あや子さんは「校閲ガール」で有名ですね。僕はドラマの第1回を観たのですが、途中で観れなくなってしまいました。よく発動してしまうリアリティセンサーのせいではなく、単純に与えられた仕事に文句を言い、上司にも楯突く石原さとみさんが

  • バトルロワイアル主題歌「静かな日々の階段を」Dragon Ash

    バトル・ロワイアル 『バトル・ロワイアル』(Battle Royale)は、高見広春の小説、およびそれを原作とした漫画、映画作品。略称は「バトロワ」「BR」。「バトル・ロワイヤル」は誤記。 中学生達が殺し合い

  • パニック映画ベスト3とゾンビ小説の話少し

    「不死症 アンデット」周木律 「不死症」は不老不死人間の行く末の話です。ざっとまとめるとゾンビものですね。今回はたくさんの死者が出てしまう=パニックものとして、お話させていただきます。もちろん本の話もしますが、まずは僕が好きなパニック映画ベスト3を紹

  • 二歩前を歩く者の正体とは(管理人のベストミステリー)

    「二歩前を歩く」 石持浅海 これは僕のベストミステリーとして紹介します。僕は短編が好きなのと動機の解明にばかり頭を使っています。そのどちらも本書は十二分に満たしてくれるものでした。六つの話から成る本書は、どれも不思議なことが起こります。

  • 「君と世界が終わる日に」は最高のゾンビドラマとなるのか

    (出典 dorama9.com) 「君と世界が終わる日に」は今シーズン注目しているドラマの一つです。ゾンビドラマで連続ドラマという設定が面白いですね。ここからはフル

  • 14歳が書いた傑作「さよなら、田中さん」鈴木るりか

    「さよなら、田中さん」鈴木るりかまずは僕の自慢話です。僕の書店員時代は読書好きが皆に知られていて、文芸書担当の方から見本を渡してもらうことがありました。それは発売前に読んで、気に入ればおすすめ文やPOPを書き、気に入らなければ担当者に愚痴を聞いてもらう仕事

  • 言葉の受け止め方について(カエルの楽園を考えた)

    言葉の受け止め方について(カエルの楽園を考えた)「カエルの楽園」 百田尚樹 本書はカエルたちの人生を描いた優れた寓話だったのですが、モヤモヤポイントがたくさんありました。結論を先に書くと寓話はそれだけで完成されていて面白いのがベストです。「はだかのおう

  • 「22年目の告白ー私が殺人犯ですー」浜口倫太郎

    本書は読みやすさでいったらトップクラスかもしれません。読者の煽り方がものすごい上手いのです。映画の公開よりちょっと前に発売された本書では帯や表紙により、殺人犯役を藤原竜也さんが演じることを知っています。イケメンが殺人犯で刑事を挑発しまくる映画、裏に何か

  • 管理人の好きな歌紹介まとめ(今は2曲しかはいってないよ)

    このページには僕の好きな曲が詰まっています。ぜひ一度聞いてみてくださいな。あなたにとっても大切な一曲となりますように。最高の読書タイムとなるように祈っております。1月15日第二回・記事全文曲だけ聞きたい方はこちらから 1月13日第一回・記事全文曲だけ聞きたい

  • アニメ・るろうに剣心主題歌「そばかす」JUDY AND MARY

    (出典 image.video.dmkt-sp.jp) 佐藤健『るろうに剣心 最終章』は原作と違うオリジナル - シネマトゥデイ 佐藤健『るろうに剣心 最終章』は原作と違うオリジナル  シネマト

  • 「噂」荻原浩

    人が他人について話すのが噂ですが、その内容には少しばかりの興味を抱いてしまいます。あと気になるのはなぜ、この人(他人の噂話をしてる人)は噂話を僕に聞かせるのか。色んな仮説を立て考えますが、他人のことを悪く言う人はきっと僕のことも悪く言ってるんだろうなと

  • うん。太った!「月曜断食」関口賢

    「月曜断食」関口賢 タイトルは太ってる!でもよかったのですが太った!が近いのでしょう。これを書いている日、僕の体重は63㎏までいきました。身長は163㎝、BMIは23.7、体脂肪率は22%でした。ちなみに体脂肪率計は10年ほど前に買ったやつなので正確性を疑っています

  • 「朝顔」折坂悠太・管理人の好きな歌紹介1

    <監察医 朝顔>前作に続き、折坂悠太「朝顔」が主題歌に 人気イラストレーター長場雄も台本イラスト続投(MANTANWEB) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース <監察医 朝顔>前

  • ピアノを使った名著、たくさん

    ピアノを使った名作は多いですよね。「蜜蜂と遠雷」「羊と鋼の森」「さよならドビュッシー」、個人的におすすめなのは「四日間の奇蹟」ですね。「四日間の奇蹟」は終始穏やかで優しい曲がかかっているかのようでした。 今回紹介したいのは「メディア・スターは最後に笑

  • 藤原竜也主演の「青のSP」がついにスタート!「管理人からの出席停止制度への提言(長文)」付き

    (出典 www.ktv.jp) 藤原竜也さん主演の「青のSP」がついにスタートしました。このドラマの本筋は学校に警察官を導入したらどうなるのか?ですね。学校内の警察官

  • 「天久鷹央の推理カルテ」知念実希人

    これぞ小説がヒットする黄金パターン!と煽り文から始めましたが、黄金パターンとは思ってもらえないとしても僕が大好きなパターンの一つです。それはかわいくて天真爛漫、もしくは聡明な女性とその子に振り回される男の組み合わせです。この組み合わせがあると大体面白いで

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