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2020/09/21

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  • なんじゃこれは!?

    ちょっと所用で住民票が必要になったのでマイナンバーカードを持って市役所に出かけました。市役所はウチからは車で5分とかからないところにあります。入り口から左手すぐのところにマイナンバーカードを使って住民票などを発行する機器が置いてありました。さて、申請しようかと前を見たら、何この文字・表示の大群!!これだけ表示されている文字が多いといったいどこから見ていいのかわかりません。必要な情報を掲示するのは大事なことですが、これは冗長すぎかつノイズが多すぎます。まるでどっかの都心のネオン街の看板みたい。実はこの写真の下に機器のディスプレイがあって、そのガイダンスに従って無事完了しました。ディスプレイの表示内容はとても整理されていて分かりやすかったのですが、その上にずらっと書かれている説明書き、分かっている人はもちろん...なんじゃこれは!?

  • ヴァイスのソナタ25番、51番、95番(8)

    某愛好家会は違法コピー音源、違法コピー楽譜頒布会、さらには悪質楽器販売会になっていてまことに不適切でした。今はその会がどういう活動をしているのか知りませんが、さすがに今の時代、ちゃんとしているのでしょうか。大英図書館でヴァイスのMS-30387(いわゆるロンドン写本)は無料公開されているし、セズネ写本も所蔵図書館から無料で入手できます。あるいはTREEEDITIONも創業者の遺志で無料公開されています。しかしそれらは真摯な研究者、演奏者、愛好家のためのものであり、駄々草に弾きちらかす人たちのために無料公開しているのではありません。そうそうこんな経験がありました。「中川さん、リュートの楽譜が手に入ったからコピーを差し上げますよ」と言われて頂いた楽譜がなんと私が出版した「ドレスデン手稿本によるヴァイス・リュー...ヴァイスのソナタ25番、51番、95番(8)

  • F60の車検完了

    四日市の検査場でF60のミニの車検を受けてきました。この景色は40年前のままです。そのうち建物も新しくなるのかしら。検査ラインの前で待っています。写真はこの先はNGです。車検は本番より緊張しますねぇ。(笑)待っている間に理由を考えてみましたが、車検は検査してもらって合否の判定をしてもらうからじゃないでしょうか。コンサートには合否はないですから。自分がいい、あるいはわるいと思ったらそれまでで、人にとやかく言われる筋合いはありません。今回はちょっとトロいミスをしてしまいました。サイドスリップなどを検査してもらう箇所に速い速度で入りすぎたので、前方にある指示ディスプレイから何も言われず先に進んでしまい、後退してやり直すはめになりました。後続の車にバックしてもらい少し迷惑をかけてしましました。時速4km以下でとい...F60の車検完了

  • 明日は車検

    F60のミニ・クロスオーバーの車検を明日の第1ラウンド(8:45受付)で予約してあります。今回は2年点検簿をディーラーさんから頂きましたので、書類作成の手間が半減しました。まぁもともと大した分量ではありませんが。ユーザー車検を始めたのが1984年7月30日でホンダ・シビック・カントリーという車で受検しました。検査ラインを通すのが結構ややこしかったので、忘れないようそのときにマニュアルを作っておきました。それを見てみますと今は随分シンプルになったのがわかります。もうラインを通すためのマニュアルは不要でしょう。当時の経費のメモがありました。重量税が25200円、自賠責32650円、光軸調整700円、書類代80円、手数料1200円とありました。前回のF60の経費を見てみますと重量税が20000円です。F60の方...明日は車検

  • ヴァイスのソナタ25番、51番、95番(7)

    現在2005年改訂版を再版するつもりはもうありません。というのも原版製作からすでに40数年経っていて傷みが激しいからです。実は2005年版はキンコーズに製作を依頼しましたが、もう第三者に頼むのは難しいでしょう。自家用にコピーすることはありますし、デジタイズすることもあります。でも特にデジタル版を作って販売するつもりはありません。Scribd(有料サイトです)などで加筆修正版はすでに入手可能ですし(少し問題はありますが)、それに有料で私が販売してもすぐにコピーが出回ってしまうでしょう。特に年配のリュート愛好家の中には楽譜をコピーしまくる習性のある方がいらして、何でもタダで手に入れようとする。CDはコピーするし、ファクシミリ出版されたタブもコピーして他の仲間に配布してしまう。この間までやっていた「不適切にもほ...ヴァイスのソナタ25番、51番、95番(7)

  • ヴァイスのソナタ25番、51番、95番(6)

    この写本を入手したマイクロフィルムで見たり70年代(多分)に出版されたカラー版のファクシミリ(スコラの図書館で見ました)を見た限りでは、字がかすれていているところやタブの六線がきちんと見えないところ、あるいは汚れがひどくて字が見えなかったり、紙に穴があいているところがあったりでかなりひどい状態です。それをできうる範囲で加筆修正したのが、私の自費出版した版です。でも汚れがひどくマイクロでは真っ黒になっていたり穴があいているところはそのままにしておきました。それらを修正というか再現するつもりはなかったし老後の楽しみにとっておこうと思っていたのですが、何を思ったか2005年にそれをする気になり、改訂版を制作しました。初版で修正しなかった箇所を「2005年版における追加注」として巻末にまとめ、ついでに各楽曲の「5...ヴァイスのソナタ25番、51番、95番(6)

  • 運命の分かれ道?

    今朝、玄関前の植え込みに水をやっていましたら、はす向かいにお住まいのおばあさんから懐かしいことを尋ねられました。「あんたのお父さん、タカシさんと言う人とヒロシさんという人がおるけど、どっちがほんとなん?」私の父親は24年前に他界しています。そう言えば近しい人はタカシと呼んでいましたが、戸籍上はヒロシです。実はこのことについて生前に話をきいています。父は1919年5月に生まれタカシと名付けられました。ところが戸籍上は12月生まれになっていて名前もヒロシになっていました。それが分かったのが召集令状の赤紙が送られてきたときです。生まれた月によってどこの戦線に送られるかが決まっていたようで、5月生まれの人は南方に送られ多くが戦死したそうです。父は12月生まれで満州に送られました。関東軍の国境警備隊で狙撃手をやって...運命の分かれ道?

  • ヴァイスのソナタ25番、51番、95番(5)

    自費出版した「ドレスデン手稿本によるヴァイス・リュート曲集(加筆修正版)」は初版が1986年です。この頃はヴァイスは1686年生まれ説だったので、ヴァイス生誕300年に合わせたのですが、その後の研究で1687年説が定説になっています。ドレスデンにあるオリジナル写本は1970年代の前半に当地の博物館から入手したものです。当時はまだドイツは東と西に分かれていて、ドレスデンは東ドイツにあるため連絡や送金なんかがとても面倒でした。そのときに加筆修正した版を出版する許可をいただきました。その許諾の手紙を探してみたんですが、あれれ、見つかりません。50年近い前ですからさすがに・・・また探してみますが出てこない場合だと、どっかの知事さんと同じパターンですねぇ・・・この写本が第二次大戦中のドレスデン空襲により焼失していた...ヴァイスのソナタ25番、51番、95番(5)

  • ヴァイスのソナタ25番、51番、95番(4)

    51番をコンサートで演奏するとなると、もうこれだけで前半は終わりで休憩ですよね。このソナタの各楽章が長いのは理由があります。本曲のアルマンド、クーラント、ジグは一般的な舞曲のパターンとはかなり異なっています。それは構造が「ソナタ形式」的になっているからです。もちろん少し後に出現するソナタ形式みたいに明確な2つの主題があるわけではないですが、2つ目の主題みたいな扱いのフレーズがあり、それが調を変えて後半部の終りあたりに出てくる(再現される)、そして後半部の始めは最初の主題の展開みたいにいろんな調をめぐる、という構造はまるでソナタ形式の楽曲みたいです。ソナタ形式の萌芽と言っていいのではないでしょうか。明らかに2,30年後に一般的になるソナタ形式に繋がるスタイルで、最も初期のソナタ形式の楽曲であると言っていいと...ヴァイスのソナタ25番、51番、95番(4)

  • ヴァイスのソナタ25番、51番、95番(3)

    ヴァイスのソナタ第51番ト短調はドレスデン写本にある作品です。全曲を演奏すると30分は軽く超える大作です。多分ヴァイスのソナタの中で最も長い曲なのではないかと思います。楽章はアルマンド、クーラント、ブレ、ポロネーズ、メヌエット、プレストの6つです。ドレスデン写本では、メヌエットがプレストのあとに来ていますが、これは譜めくりをしないでいいように順番を入れ替えただけで、実際はプレストの前に演奏されます。私が自費出版した「ドレスデン手稿本によるヴァイス・リュート曲集(加筆修正版)1986,2005」の注には次のように書きました。メヌエットは各ソナタまたはパルティータにおいて、物理的にはいちばん最後に置かれている場合が多いですが、いくつの場合最終楽章の手前で演奏する旨が書かれてあります。たとえば、ソナタの構成がA...ヴァイスのソナタ25番、51番、95番(3)

  • ヴァイスのソナタ25番、51番、95番(2)

    ドメニコ・スカルラッティの作品は、昔はロンゴ番号(L***)でしたが、いつ頃からかカークパトリック番号(K***)が主流になってきています。ヴァイスの作品も最近は全集の番号(SW***)で呼ばれることが多くなってきました。以前は別の番号が使われていて少々混乱していた時期もあります。このエントリーでは全集版の番号を使っています。この25番のソナタは磯山雅先生の「バロック音楽名曲鑑賞事典」(講談社学術文庫2007)で唯一取り上げられているリュート曲です。言うまでもありませんが、こういう一般書籍でモンテヴェルディ、クープラン、ヴィヴァルディ、ヘンデル、バッハなどと並んで取り上げられるのはヴァイスが当時超一流の音楽家である証でうれしい限りです。リュートを演奏している人はヴァイスに限らず当時の一級の作品に触れること...ヴァイスのソナタ25番、51番、95番(2)

  • 丸丸なライター

    今日はヴァイスの記事の続きを書こうと思っていたのですが、さっき読んだEV関連の記事のあまりの丸丸さ加減にあきれたので少し書いてみたくなりました。「EV」が日本で普及しない超シンプルな理由航続距離?充電インフラ?いやいや違いますhttps://merkmal-biz.jp/post/55724/2と題されたEVライターと称する方による記事です。昨年の12月末の日付がはいっていました。こんな記事があったのには気がつきませんでした。先進?諸国と異なり、日本のEV普及率はわずか3%と嘆いたあと、日本(人)は貧乏になったので値段が高いEVを買えなくなってしまったという結論を導いています。丸丸じゃないですかねぇ。(笑)丸丸すぎて話になりません。こんなレベルでライターを名乗れるというのはネット時代の負の産物なんでしょう...丸丸なライター

  • あれ!?気がつかなかった

    今日は桜も満開、お天気も上々で絶好の花見日和。市内できれいな桜を見られるところは何カ所もあるのですが、なぜか皆さん九華公園へ。桑名の旧「七里の渡し」近くにあるとあるレストランに所要があったので出かけましたが、車だとどうせ渋滞に巻き込まれるだろうと思い、家内の車に乗せてもらいました。予想は大当たりで、八間通りの九華公園に近いあたりでは大渋滞です。帰りは迎えに来てはもらえませんので、徒歩で帰りました。寺町の桜です。ここで充分なのにねぇ。八間通りを西向きに歩いていきますと、ある異変に気づきました。上の写真の黄色で囲んだ部分です。桑名市西部の丘陵地帯が旧市街の寺町付近から見えるのですが、ここは竹藪でした。以前はもっと広いエリアが見えたのですが、立ちの高いたてものが増えてきて半分くらいしか見えなくなってきていました...あれ!?気がつかなかった

  • 中学校時代の恩師を訪ねる

    8年ぶりになる中学校の同窓会の幹事を仰せつかっていましていろいろ準備をしていますが、今日は隣町四日市にお住まいの恩師のお宅を訪問しました。同窓会は5月の末を予定しています。私の中学校時代は1クラス46人で7学級ありました。相当すし詰め状態の学級です。恩師のF先生は担任していただいた当時まだ25歳でお若かったこともあり現在もお元気でお過ごしです。7人いらっしゃった担任の先生のうち、ご存命はF先生とあともうひとりI先生のみになりました。I先生はF先生より歳が上で今回の同窓会には健康上の理由でお越しいただけません。F先生がお越しいただける唯一の恩師になってしまいました。訪問するにあたって手土産を用意しなければなりませんが、ウチの近所の和菓子屋さんがとても評判がいいのでそこでお菓子を買っていくことにしました。F先...中学校時代の恩師を訪ねる

  • ヴァイスのソナタ25番、51番、95番(1)

    ヴァイスの25番、51番、95番のソナタはいずれもト短調です。25番はロンドン写本とドレスデン写本の両方に入っています。ただしサラバンドは同じ曲ではありません。51番はドレスデン写本、95番はモスクワ写本に入っています。ロンドン写本P.243-249の25番は12,13コースが出て来ますので、少なくとも初期の作品ではありません。でもギャラントな感じは全くないので後期の作品でもなさそうです。構成曲もAllemandeやCouranteはありません。1曲目はAllemande風の楽曲ですが、Andanteと題されていてリズムの音価もヴァイスが書く他のAllemandeの半分のものが使われています。他の構成曲もPassepiedとかLababilieuseenMenuetみたいにフランス語の曲名なのでなんとなく...ヴァイスのソナタ25番、51番、95番(1)

  • 吉村昭『冬の鷹』

    吉村昭の作品に『冬の鷹』という小説があります。解体新書の翻訳で知られる前野良沢の生涯を描いた作品です。吉村作品では戦記物をいくつか読んだことがありました。『戦艦陸奥』、『零式艦上戦闘機』、『深海の使者』あたりです。たまたまアマゾンで見つけた『冬の鷹』が面白そうだったので読んでみました。こちらは戦記物とはことなり歴史物ですが、歴史物であっても吉村の力強い文体は健在でした。「解体新書=前野良沢、杉田玄白」という丸暗記しかしていませんでしたが、良沢と玄白はまるで対照的な人物として描かれています。絶えず戦略的に行動し世渡りが上手な玄白に対して、研究肌で世間的な成功にはまるで関心がない良沢。解体新書は玄白と良沢の共訳だと思っていましたが、実際の翻訳は良沢が行ったようです。自分のことと比べるのはちょっとアレなんですが...吉村昭『冬の鷹』

  • 花見はまだかな?

    今日は雨が沢山降り気温も下がっています。所用があって市役所に行きましたら、庁舎の前の桜はほぼ満開でした。市役所の南に位置する校風中学校の桜も同じような感じでした。ところが伝馬公園の桜はまだまだ。七分咲きくらいでしょうか。車で通過して見ただけなのでひょっとしたらもうちょっと咲いていたかも知れません。お花見の名所、桑名城趾九華公園の桜はどうなんでしょうか。昨日ジムの更衣室でおっさんの会話が聞こえてきたところによりますと、まだまだみたいな話でしたが、昨日リニューアルオープンしました柿安本店に行ったついでにみてみましたら、こんな感じでした。例年だと柿安本店でお弁当を買ってお花見でしょうが、今日はかなり寒いし雨が強いので無理ですね。出店していた屋台も全てしまっていました。柿安もきょうは花見客をあてこんでいたのでしょ...花見はまだかな?

  • 解題

    最近はネットにおけるエイプリフールのための「作品」が減っている様な感じがします。コロナ禍を経て減ってしまったのでしょうか。以前は「作品」にあふれていたのですが、今年は「マックの内弁当」くらいでした。あ、激辛の「つらターン」もありましたね。「喫茶タケミツの朝」に書かれている98%は本当のことです。ウソも100の真実にくるんでしまえば、本当に思えてくる、というのはフィクション作りの鉄則です。「作品」の方向としては音楽版の原田マハみたいなちょっとペダンティックな世界を目指してみました。現実にある喫茶店はもう午前中はジジ・ババの喧噪でうるさいことこのうえありません。皆さん耳が悪いせいか声が大きいです。もう四半世紀近く昔になりますが、教職を退職したとき朝はゆっくりと喫茶店でコーヒーを頂くのが夢でした。退職した年の4...解題

  • 喫茶タケミツの朝

    三重県K市。駅西の丘陵地。ここは何千年か前に起こった大きな地震による断層が幾重にも重なっている特徴ある地形だ。本来は見えているはずの断層崖だがたくさん家が立ち見えにくくなっているところも多いのでそのことに気づいている人は少ない。2つ目の断層の上に県立K高等学校があるが、この学校の旧制中学校時代にある生徒がこの奇妙な階段状の地形に興味をもち、長じて著名な地理学者になったという話もある。K高等学校から少し下ったところに小ぢんまりとした喫茶店がある。坂道を歩いていてもそれとは気づかないような喫茶店だ。私は大抵の日曜の朝はここで時間をすごす。この喫茶店は稀有なことに、BGMで流れる音楽がすべて武満徹の作品だ。武満作品が流れている店内のせいか、はたまた坂道がきついせいか、ここは老人たちの喧騒とは無縁だ。静かな佇まい...喫茶タケミツの朝

  • MINIに試乗(2)

    内装や操作系は大きく変わりました。中でも印象的なのはミニの象徴?でもあるセンターメーター。なんかお皿のような薄手のディスプレイがインパネのど真ん中に鎮座しています。驚いたのは地図が円形に全面表示されることです。今まで丸いディスプレイっていままでにありましったっけ?あ、時計なんかではありますよね。でも車では初めてかも知れません。気になるのはオプションで取り付けられるテレビチューナーはどう表示されるかです。全面の操作系は一新されています。エンジンスタートは今までの押しボタン式から古風な回す式に変わっていますし、多くのボタンは液晶パネルから操作するように変わっています。方向指示器も深押しのときは戻らないタイプに変わりました。正面のメーターはなくなり、その代わりポップアップディスプレイに速度と標識読み取りが表示さ...MINIに試乗(2)

  • MINIに試乗!(1)

    愛車のF60ことミニ・クロスオーバーの車検が近付いて参りましたので、ディーラーで1年点検をしてもらうことにしました。車検はユーザー車検ですが、簡単な点検はディーラーでやってもらいます。四日市にあるミニのディーラーに今日の朝10時半に予約を入れてましたが、少し早めに到着したのでショールームの車を見ていましたら話題の新型ミニ・カントリーマンが置いてありました。今回のフルモデルチェンジで3代目になるクロスオーバーはカントリーマンと名を変えたのです。というか日本だけは何か登録商標の問題か何かがあったらしくカントリーマンという名前が使えなかったのが、やっと使えるようになったということです。世界では前からカントリーマンです。ディーラーの店長さんに試乗できるかどうか尋ねたらちゃんと試乗車が用意してあるとのこと。それでは...MINIに試乗!(1)

  • 税務署からのお知らせ

    少し前に「税務署からのお知らせ」というタイトルのメールが届いていました。どうせフィッシングのメールだろうと思い見ることはなかったのですが、今日また来ています。怖い物みたさでちょっと覗いてみることにしました。差出人のアドレスが.....@e-tax.nta.go.jpなのでホンモノっぽいですねぇ。というかドメイン名の偽装はできないので多分これはホンモノです。途中でマイナンバーカードでの認証がありましたので、これは間違いなくホンモノです。でもこれと同じような文言を使ってニセサイトに誘導するフィッシング詐欺ってあり得ますよね。いまのところそういうった被害は聞いていませんが。メールから順次たどって自分の記録にたどりつきました。途中でスマホアプリのマイナポータルを更新をマイナンバーカードで認証しています。楽しみにし...税務署からのお知らせ

  • 武満徹とリュート

    武満徹は実はリュートの曲を書いています。といってもソロ作品ではなく室内楽でリュートを起用したものです。ひとつはサクリファイス。編成はアルト・フルート、リュート、ヴァイヴと古代のシンバルです。現代はフランス語で書かれていて、SacrificepourFluteensol,LuteetVibraphone-avecCymbalesantiquesとなっています。Wikiの記述は間違っています。楽譜は4段で書かれていますが、ヴァイヴの奏者が打楽器のシンバルも担当します。演奏は3人です。リュートは「普通の」リュートの調弦ではなく1コースから6コースまでがギターと同じ、7コースと8コースはそれぞれC♯、H♮に調弦するように指示されています。8弦ギターで代用できるかもしれません。作曲年は1962年で音楽芸術の添付楽譜...武満徹とリュート

  • 次のリサイタルは?

    17日のリサイタルの会場を取ったのは、2023年の3月1日です。3月は充分時間が取れて落ち着いて練習できるだろうと考えて17日にしたのですが、あとからいろんな用事がくっついてきました。まさかこんなに忙しくなるとは。会場を確保したあとの3月初め頃に町内会長になってほしいとの依頼を受けました。順番でそうなっているので避けられない感じでした。頭の中では、自治会総会を開かなければならないし、そのための準備も必要。まぁなんとかなるか、と考えていました。次に入ってきたのが中学校時代の同窓会の準備です。実はその同窓会の幹事をしていて、同窓会はオリンピック・イヤーにやると決まっていました。前回は2016年で、コロナ禍で1回飛んでしまっています。それが5月にやろうということになり、3月終わりまでには案内を送付と相成りました...次のリサイタルは?

  • とんだとばっちり

    連日テレビのワイドショーは大谷選手の例の件でもちきりです。いろんな憶測が飛び交っていますが、まぁ私は野球にはあまり興味がないので、あまりテレビの電波を占有しないように願いたいです。今回の事件でとんだとばっちりを受けたのはK1出版社が出した英語教科書Oです。見たことはないのですが、なんでも大谷選手と通訳の水原氏のことを題材にしたらしいです。すでに検定も通っているみたいですが、これはもう使えませんですね。以前も書いたことがありますが、まだ生きている人についてその名を冠した建築物を作るとか銅像を作るとか、今回みたいに教科書で扱うことははかなりリスクを伴います。人生いろいろありますから、特に若い人であればこれから何が起こるかわかりません。ほら、いわないこっちゃない、みたいなことが起こりえます。英語の教科書はT出版...とんだとばっちり

  • 恒例のネタ

    恒例のネタを発表する日が近付いて参りました。まだできあがっていませんが、今日家内の母親を連れて行った病院内のカフェ・ド・クリエで3分の1くらい書いてみました。頭の中では立派な?話の流れはできているのですけどね。年によってはこの手の与太話を書くと顰蹙を買いそうなときもありました。そういうときはお休みです。なんかここ何年かにそういう年が集中しているみたいな感じもします。まぁそれだけ世の中が平和でなくなってきているのかも知れません。ことしはちょっとペダンティックな感じがするショートストーリーです。期待している人は少ないとは思いますが、まぁ読んでみてください。恒例のネタ

  • 人気のLarsですが

    私はかぶれているわけではありませんが、所有している楽器は全て外国人が製作したものです。自分としてはいいと思った楽器を購入しただけで、外国製、日本製ということにこだわっているわけではありません。何人か懇意にさせてもらっている日本人製作家もいますし。よく日本製の楽器は日本の気候に合うように作られているからいいというアマチュアの方がいますがそれは俗説です。外国の人が作った楽器でもきちんと作られていますよ。先日のリサイタルで使用した楽器はスウェーデン人のラース・イェンソン作の13コースバロック・リュートです。彼は現在結構急ぎの仕事をいくつか抱えているみたいで、その中にエヴァンジェリーナ・マスカルディの8コースリュートもあるとのことでした。彼女が今使っている楽器の中にもラースの楽器があるのかな?最近ラースの楽器を使...人気のLarsですが

  • 再エネ賦課金が値上げ

    あまり話題になっていないみたいですが、数日前に読んだニュースで、再エネ賦課金が標準家庭で年間約6000円から1万円あがるそうです。ちょっと耳を疑う値上がりようです。つまり6000円が16000円になるということで、3倍弱になるということです。ウチは標準家庭より電気を沢山つかっているので、もっと取られると思います。再エネ賦課金というのは民主党政権時に作られた制度ですが、ぼろ儲けしている太陽光発電会社とか個人が売電して頂くお金の原資を電気のユーザーが支払うという制度です。ざっくりと言うと消費税10%にさらにもう10%を再エネ賦課金を取られるということです。再エネ賦課金があまり知られていないことをいいことに、姑息にもこっそりと値上げです。それになぜかこれの問題点をただそうとする国会議員もほとんどいません。太陽光...再エネ賦課金が値上げ

  • やっぱりバッハか

    先日のリサイタルでどの曲が一番よかったかを何人かに聞いて見ました。「よかった」というのは演奏が良かったのか、演奏は良くなかったけど曲は良かったのどちらかで、ちょっと曖昧な尋ね方ではありましたが・・・そこはあまり掘り下げないでおきましょう。ヴァイスや他の作曲家の作品もよかったと言う声もありましたが、多かったのはやっぱりバッハでした。演奏したバッハの曲はソナタ第2番イ短調BWV1003、無伴奏ヴァイオリンのための曲をリュートに編曲したものです。本番では全楽章を続けて演奏せず、第一楽章グラーヴェと第二楽章フーガまで弾いてMCを入れ、続けて第三楽章アンダンテ、第四楽章アレグロを弾きました。みなさんが良かったとおっしゃるのはとてもうれしいですが、この曲はホントに演奏するのが大変です。特にフーガは300小節近くあり演...やっぱりバッハか

  • ほかぼかぽか

    開催中の大阪場所もあと3日を残すのみになりました。今場所でもっとも注目されるのは新入幕の尊富士。今日は土がつきましたが、昨日まで全勝、あの大鵬の新入幕連勝記録にならびました。あともうひとり大の里も注目です。この二人は出世が早すぎて大銀杏をまだ結うことができません。大の里に至ってはいわゆりざん切り頭です。一昨日でしたか、この二人が対戦しましたが、なんか横綱と大関の対戦みたいな風格を感じました。そんな中、テレビをみていましたら、金峰山という力士が気になりました。カザフスタン共和国アルマトイ州出身で、木瀬部屋のお相撲さんですが気になったのはそのしこ名の読み方です。本当は「きんぼうざん」なんですが、テレビ中継の解説の親方は「きんぽうざん」と言っていました。山も「さん」と「ざん」の二通りが考えられます。山梨県には金...ほかぼかぽか

  • 昭和レトロ喫茶店

    勝浦からの帰路は三重県熊野市の鬼ヶ城から少し手前にあるレトロな喫茶店に立ち寄ることにしました。鬼ヶ城は地震による隆起や風化と波の浸食によって造り出された大岩壁群でまさに奇景ともいうべき観光スポットです。国道42号線沿いなのでとても分かりやすいところに位置します。その鬼ヶ城の少し手前には獅子岩という口を開けたライオンの頭部のような形をした岩がありこれもとても有名です。その獅子岩がすぐ近くに望める所に件の喫茶店があります。ここは熊野灘がすぐ眼下に開け、夏の熊野大花火大会を見るには最高のスポットになります。ここには以前2,3回立ち寄ったことがありましたが、お店の中は昭和レトロそのもので、もちろんトイレも和式。メニューも昭和の喫茶店が出していたようなばかり。定食は今から見ると量は少し少なめですがとても丁寧にいろん...昭和レトロ喫茶店

  • 串本儀平

    今日は串本に行ってきました。勝浦から車で30分くらいで行くことができます。ロケット発射基地がある串本です。ロケット発射にちなんでロケット饅頭「そらのかけはし」が売り出されましたが、それを買いに行くのです。お店は串本儀平という屋号の和菓子屋で創業130年の老舗です。お店はあの有名な橋杭岩のすぐ近くです。ここは3年くらい前に行ったことがありますが、実に奇景です。なんでも昔弘法大師が天邪鬼と橋を架ける賭けをしたが天邪鬼に騙されて作りかけの杭だけ残しその場をさりその結果杭だけが残ったのがこの橋杭岩だという伝説があります。弘法大師はいろんなところに現れる人です。その橋杭岩の駐車場の真向かいにその和菓子屋があります。意気揚々お店にはいりロケット饅頭をくださいと申しましたら、店売り品はなくすべて予約販売だそうで残念なが...串本儀平

  • 紀伊勝浦

    今日は紀伊勝浦のホテル浦島に来ています。昨日までリサイタルで忙殺されていましたのでしばらく骨休みです。ウチを出るときは風が強く気温も一昨日や昨日と比べてものすごく寒く冬に逆戻りした感じでしたが、さすが紀州は温暖です。風もほとんどなく一昨日の桑名と変わらない陽気です。ここホテル浦島は太平洋に突き出した岩の半島に作られた温泉施設です。温泉へは勝浦漁港から船で行きます。写真の右上奥が勝浦漁港です。もちろん車でもいけないと不便ですが観光客は漁港から車で5分くらい離れた専用駐車場に車をあずけ、そこからシャトルバスでホテルに向かいます。バスは途中勝浦港に停車し、そこで降りて船に乗りホテルにいくわけです。バスは岩の半島をくりぬいた専用トンネルを通りホテルの玄関にも行きますので、船酔いする人はそのままバスでホテル直行です...紀伊勝浦

  • リサイタル終了!

    HITOMIホール(名古屋市中区葵)でのリサイタルが終わりました。お天気はややぐずつき気味でしたが沢山の方にご来場いただき大変ありがとうございました。お陰様で会場はほぼ満席になりました。開演直前の会場の様子。プログラムは以下の通りです。1.アントン・ロジー(ca.1650-1721)アルマンドイ短調2.ディートリヒ・ブクステフーデ(1637-1707)アルマンドとジグニ短調(組曲ニ短調Buxwv236より)3.シルヴィウス・レオポルド・ヴァイス(1687-1750)ソナタ第32番ヘ長調(アルマンド、クーラント、ブレ、サラバンド、メヌエット、ジグ)------------休憩------------4.ヨハン・ゲオルク・ヴァイヒェンベルガー(1676-1740)プレリュードニ短調5.ヨハン・セバスティアン・...リサイタル終了!

  • 明日の準備

    明日はリサイタルですので、練習はもちろんしましたが、忘れ物をしないように注意しないといけません。まずiPad。ページターナーも忘れてはいけません。予備の電池も。紙の楽譜だと簡単ですが、電子化すると持ち物が増えました。そしてもしものときのために紙の楽譜の出力も欠かせません。楽器を忘れてはいけません(笑)が、予備の弦、予備のフレット、半田ごては必需品です。これらはどんな小さなコンサートでも必ず持っていきます。必要がないといえばないのですが、でもいままでに実際にお世話になったことがあることはあるので持っていかないわけには行きません。まぁ一種の保険みたいなものです。あと足台と譜面台も。譜面台は会場備え付けのものでいけなくはないですが、重いiPad2枚を乗せるのでしっかりした物でないといけません。あと販売用の品も欠...明日の準備

  • 来ましたが・・・

    昨日attiorbatoの通関書類を郵送しましたが、手続きや税金の支払い方法がわからないので確認のために中部国際郵便局郵便部通関担当さんに電話をしました。経費に関しては郵便局がやっているペイジーで支払ってくださいとのことでした。郵便局の端末でペイジー支払いができるそうです。また郵便局に出向くのは面倒ですが致し方ありません。いろいろ話を伺っていくうちに、通関書類はスキャンしてメール添付していただければ今日中(=昨日)に手続きができるということをおっしゃるので、早速送付しました。実は保管用にコピーを取ってあったのでそれをスキャンして送付しました。では書類の郵送は不要だったんですね?と尋ねましたら、それはそれで送ってほしいとのこと。なんかよく分からない話ですが。(笑)それとペイジーによる支払いはオンラインバンキ...来ましたが・・・

  • 早く来てはほしいですが・・・

    メンドクサイ書類に目を通して、輸入申告手続きを日本郵便様に委任する旨の書類を書き、速達でおくりました。同封の返信用封筒が速達になっていましたので。しかし到着がリサイタル当日になるとちょっと困りものですねぇ。前日でも困りますし。リサイタル終了後到着も実はその翌日から紀州へ行って骨休みをする予定なので、これも困ります。書類に連絡先の電話番号がありましたので、そこに来週の後半に配達する旨を伝えるべく電話をかけましたら、ちょうど昼時らしく繋がりません。改めて少しあとに電話をかけてその旨伝えました。楽器自体は今年の初めには完成していましたが、いろいろあって結果的に微妙な時期と到着が重なってしまいました。今は気温が低いのでしばらく空港に置いてもらいのもそんなに問題はないでしょう。早く来てほしいのはやまやまですがいたし...早く来てはほしいですが・・・

  • きてます

    きてます、きてます、と言うのは某手品師のお得意フレーズですが、ラースのアッティオルバートの輸送状況をPostnordのHPで見てみましたらもう中部空港に「きてます」。あとは通関手続きだけで、税関から電話がかかってくることが多いのですが今のところかかってきません。と書いていましたら郵便が届いていました。「輸入申告を必要とする可能性がある国際郵便物のお知らせ」でした。中の書類に必要事項を書いて投函しなくてはなりません。自分で通関手続きをすると安上がりなのですが、しばらくは中部空港には行けませんので手続きを日本郵便株式会社にお願いすることにしました。そのための委任状も書かなくてはいけません。なんかメンドクサイなぁ。Postnordはデンマークの元郵便局との合弁会社らしいので、日本郵便のところに到着したんでしょう...きてます

  • 1コースの弦を交換→確定申告

    2月の22日に交換した1コースの弦の音程が下がり気味になってきました。もともと少しフラット気味だったのですが、リサイタルまでは保つだろうと思っていました・・・かなり下がり気味でしたので、ひょっとしてと思って楽器の弦長を測って見ましたら6コースが71cm、これはスペック通りなんですが、1コースでは71.3mmありました。12フレットもド真ん中から気持ちずれていました。フラット気味なのは弦のへたりに加えてこの位置のずれも原因なんでしょう。フレットの位置も少し見直さないといけません。替えてみたGamutNylonの0.44mmは音の揺れもなく音程もバッチリでした。替えてよかったです。替えてすぐは短い曲でも音が下がりすぎていけません。これがガットならそれほど下がらないのですが。合成樹脂弦の問題点でもありますが、か...1コースの弦を交換→確定申告

  • 難発音しこ名

    大相撲大阪場所が日曜日から始まっていますが、個人的にはなんといって若隆景が十両に上がってきたことが興味があります。今場所は十両の10枚目ですのでひょっとして幕内力士との取り組みもあるかもしれません。そうしたらテレビの放映もあるかもしれません。行司や呼び出しは「若隆景」と声に出してもゆっくりなのでかむことはないと思います。NHKのアナウンサーもそこはプロ、慎重に発音しています。相撲解説者は中には滑舌が良くない方もいらっしゃってときどき「ワカタカカゲ」でかんでしまいます。解説の舞の海さんなんかは何度もかんでいました。最近の私の研究※で明らかになったことですが、「ワカタカカゲ」をかんでしまうのには理由があることがわかりました。それは日本語の発音の仕方がそもそも間違っているからです。このしこ名には3回「カ」が出て...難発音しこ名

  • iPad Pro 12.9インチのバッテリーが

    リサイタルでは前回のリサイタルと同様iPadProを2枚使い楽譜を読みますが、ここ何日かそのうちの1枚の電池の消耗が目立つようになりました。普段は10時間近くは楽にもっていたのですが、3時間くらいで電力が途切れます。そのiPadProは第1世代の製品でそうとう古い品です。確か発売は2015年でしたか。その第1世代をアップルの認定整備済品で購入しました。アップルが整備して保証を1年つけて売っている製品です。バッテリーは新品に交換されて販売されますが購入したのは確か2018年でしたからすでに6年経過しています。設定のバッテリーの項目を見ても特に異常はみられないのですが、ぼちぼちバッテリーも寿命ですから交換してもらおうと街の修理屋さんに行きましたら電池交換には1週間程かかると言われました。これではリサイタルに間...iPadPro12.9インチのバッテリーが

  • 忙しいときほど忙しくなる

    リサイタル前は沢山さらわなくてはいけないので忙しく、いつも行っているジムはなかなか行くことができません。こういうときに限ってさらにいろんな仕事が重なってくるものです。コロナ禍でヒマなときはホントにヒマでしたが。もうそろそろ確定申告をしなければなりませんが、まだやっていません。その前にバロック音楽の旅16の事業報告書類を作らなければなりません。まず報告書の鑑を作って、実績報告、会計報告、講座の写真提出、出欠表提出、謝礼請求、領収書のコピーなど結構煩雑です。全てワードとエクセルで前年度のパターンを使って計算や文書作成、印刷を行いますので言うほど大変ではありませんがそれでも2時間以上かかりました。これって手書きでやっていたらえらい手間です。明日桑名パブリックセンターに持参します。しかし紙に印刷して持参するという...忙しいときほど忙しくなる

  • ぴよりん

    所望ありはべりしに名古屋の駅に行けば少しくの時余りて『ぴよりん』を買ひに行きけり『ぴよりん』とは藤井聡太八冠対局時の昼食の御菓子といふ事にて人気となりしものなり人気は依然として衰えず売場を増し工場を新設せしといふアゲアゲの一品なり売店は名古屋の駅のコンコース内に在り新幹線の乗り場にほど近き所なり本来は喫茶店にて(今も然り)店の入口にてケーキ類を販売せしものなり『ぴよりん』は藤井の効果の前は普通に売れてゐたケーキの一つなり『ぴよりん』はもはやスターなれば容易に手に入れることあたわず店に行けば案の上既に売り尽くされたるとのことなり午前の販売は十時なれど恐らくすぐに売り尽くされたるであらう私が店に行ける時は十時四十分ほどなりけり次は十四時なれど此のままずつと待ちてば確かに買ふべきなるべししかるに忽ち店のお知らせ...ぴよりん

  • 停電

    昨夜10時過ぎリサイタルの曲をさらっていましたら、突然停電です。楽譜はiPadProで見ていますので消えませんが部屋の電灯が落ち急に暗くなりました。停電と同時に無停電電源装置が働き警告ブザーが一定の間隔をおいて鳴りはじめました。単なる停電ですがこれから近くにミサイルが落ちる警報がが出たみたいで何かものものしいです。ウチは起きている間はデスクトップの電源は入れっぱなしなので無停電電源装置を導入しています。(DTM機器も無停電電源装置に接続しています)ちゃんと仕事をしていますねぇ。装置のアプリで確認してみましたら1分1秒の停電のあと復旧したとでていました。中部電力パワーグリッドのHPで確認しましたら、ウチの近所1180戸が停電したとありました。原因は「お客さま設備等のトラブルの影響」となっていました。停電が起...停電

  • Tokyo Calling

    遅れ馳せながらTokyoCallingを聴いてみました。新しい学校のリーダーズの楽曲です。昨年末の紅白に出たらしいですが、紅白はみていないので知りませんでした。YouTubeで他のナンバーも見ましたが、このダンス&ボーカルユニットはかなりの実力者です。アメリカをはじめとする世界各国でも公演をして大好評のようですが、彼女らのテーマというか素材は日本の学校です。セーラー服、特攻服、起立礼、チャイム、日本の学校に通ったことがある人なら当たり前の素材ですが、実はこれらは日本以外ではとてもユニークでそれだからこそ世界に出して受けるということなんでしょう。TokyoCallingという英語はThisisTokyocallingって感じのニュアンスかな。電話を掛けるときはThisisShojispeaking.ですがそ...TokyoCalling

  • BWV1003のリュート編曲(19)最終回

    アレグロは比較的リュートに向いている音の並びだと思います。何カ所かバスになる音をオクターブ下げたり、オクターブ下の音を重ねたり処理で事足ります。むしろあまり余計な音を足さないようにすることの方が重要かも知れません。とはいうもののこの曲はかなりの速度で弾かなくては形になりません。3小節目とか17小節目のフレーズはバロック・リュートの弦の都合にも合致していて、かなりの速度で軽快に弾けます。しかし3小節目のフレーズのホ短調転調版である後半27小節目のフレーズは前半と打って変わってなかなか大変です。おまけに3拍目からも速いフレーズが続きます。速いのでできるだけひとつのポジションで弾きたいところですが、どうしても3拍目以降はポジションを変えなければいけません。ものすごく手の大きな人が68cmくらいの楽器で弾けばポジ...BWV1003のリュート編曲(19)最終回

  • じいちゃん、ばあちゃんが危ない

    先日地区の自主防犯パトロール代表者会に参加しました。一応町内会長ですので行かなくてはなりません。会場に着くと参加されていた方は全員がマスクをしていました。高齢の方が大半なので警戒されているのでしょう。マスクをしていないのは私ひとりでした。会合は30分ほどの講演と防犯パトロール員登録用の書類配布でした。この程度の内容ならわざわざ人を呼びつけなくてもできる感じでしたが。依頼は全て紙ベースでこのあたりはすでに分かっていることなのでまぁこんなもんでしょう。相変わらず改善のきざしはゼロです。頂いた書類の中に「地域安全ニュース」というのがあって、ネットバンキング詐欺のことが書かれていました。税務署職員を名乗る悪いヤツから電話があり還付金があるので氏名、生年月日を教えてほしいと言ってきたので伝えたところ、これで還付金手...じいちゃん、ばあちゃんが危ない

  • Attiorbatoはまだかな?

    LarsJönnson製作のAttiorbatoはすでに完成していて先週末に発送したというメールを頂いています。もうそろそろ届くくらいですので、運送業者さんの追跡コードで状況を調べてみました。運送会社さんのHPを見ますとブツは結構同じ所に留め置かれたようですが、最新の記述には大きな文字でReturnedと書かれていました。下に小さな文字で説明がありました。曰く、送り主に戻すために配送済み。その理由は書かれていませんでしたが、なんだったんでしょう?Larsからすぐメールが来ました。返送の理由は梱包されている物品の価格が高すぎるということでした。スウェーデン郵便で送れるものは一定のサイズ以内で物品の価格は日本円で30万くらい以下の物までという決まりがあるということでした。このあたりは日本の郵便局からEMSで送...Attiorbatoはまだかな?

  • 文部省からの電話

    職員室にいましたら、事務官の先生が、「中川センセ、お電話です。文部省から」と呼んでいます。「はい、え?モンブショウ?」市教委じゃなくて、県教委じゃなくて文部省?なんで?別に悪いことはしていないはずだが、といぶかりながら電話に出ました。電話は文部省教科調査官のH先生からでした。要件は学習指導要領外国語の作成協力者委員になってほしいということでした。あまり具体的にはよくわからないまま承諾をしました。あとでわかったのですが、これはいわゆる一本釣りということでした。この1ヶ月後から足かけ6年にわたる文部省出張(途中から文部科学省になりました)がはじまりました。2年目からは学習指導要領実施状況テスト作成委員も2期に渡り拝命し、後半3年間は平均で10日に1回東京と桑名を往復していました。今回のリサイタルで400人を超...文部省からの電話

  • アップルはつまづいたのか?

    今日の日経新聞の記事。----------------アップルが10年越しのEV開発を断念した。世界的にEVには追い風が吹いているとされるさなかだ。今回の決断はそれだけ実用化が大変である事実を示している。(中略)だが、これからはそう簡単にはいかない。アップルでさえ、つまずいたのだ。世界を巻き込んだ自動車産業の変化は、日本にも国家レベルでのEV戦略とそれに向けた取り組みを促している。----------------アップルが何かすごい車を出してくるという期待はありましたが、正直やっぱりなという感じがしました。少し前にはダイソンがEV開発を断念しましたが、なかなかEV開発というものは難しいようです。あのテスラでさえ何度も困難を乗り越えてやっと今に至っているのですから。足下ではEVの販売は低下してますし中国やド...アップルはつまづいたのか?

  • DOS/V Power Report最終号

    以前DOS/VPowerReport最終号の話を書いたと思いますが、あれは実は最終号の予告で実際の最終号はその後の昨年12月に出版されました。DOS/VPowerReportという雑誌は知る人ぞ知る、パソコン・パーツの専門誌です。パソコンの自作をする前は必ずこの雑誌を購入してパーツの下調べをしたものでした。本屋で見つけたのは2月ですが、平積みになっていて立ち読みのあとが全くなかったので最近出たばかりだと勘違いしてしまいました。先に書きましたように発刊は12月ですから2ヶ月近くひっそりと本屋に平積みされていた姿が涙を誘います。思わず買ってしまいました。33年前に始めて世に出たDOS/VPowerReportですが、これは奇しくもバブル崩壊で株価の低迷が始まった頃です。これまた奇しくも日経平均が34年ぶりに最...DOS/VPowerReport最終号

  • BWV1003のリュート編曲(18)

    アンダンテの譜面は音の密度も音域もまるでギター譜のような感じです。実際大学に入りたての頃はこの曲をギターでよく弾いたものでした。でも実際には7小節目の3拍目目のようにギターではとても弾きにくいところもありましたが。前にも書きましたがこの曲に書かれているバスは普段はメロディ中心に演奏する楽器であるヴァイオリンで弾けるように書いてあるもので、これを普段からバスを入れるのが当たり前のリュートで弾くには少し注意が必要です。ひとつの方法ですが、このバスをリュートでは少し切り気味というかノンレガートで弾き、メロディはレガートで弾くというのが考えられます。実際ヴァイオリンではそのような感じで演奏されています、というか弓で弾く関係上そう弾かざるを得ないわけです。弾かざるを得ないというと消極的な意味合いに聞こえますが、バッ...BWV1003のリュート編曲(18)

  • 待ってろよ!

    私の自作曲でガヴォット「まっとって」という曲があります。まぁ取るに足らない曲ですが、11月の桑名市内の某レストハウス兼喫茶店でのコンサートで久しぶりに演奏しました。このガヴォットのモチーフの一部に「まっとって」に聞こえるのがあるのがその名の由来ですが、まっとっては桑名の言い方で標準語では「待ってろよ」でしょうか。今日のニュースで、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)などに問われた東京高裁の判決に対して「おれが出るまで待ってろよ」と言った、というのがありました。まだ記憶にも新しい東名高速道でのあおり運転事故裁判の被告の話です。懲役18年という判決が出ましたが、確定したのかどうかはわかりませんが、ムショから出た18年後にはオマエに復讐するぞ、ということですよね。裁判官は当然何も言わなかったでしょうけど、ホン...待ってろよ!

  • バロック音楽の旅16第6回講座コンサート(最終回)

    バロックバロック音楽の旅16シリーズの最終回のコンサートで、リコーダーの古橋潤一さんとポジティヴ・オルガンの能登伊津子お迎えしてのコンサートです。実はお二人共もう随分前からの知り合いで、特にリコーダーの古橋さんとはチェンバロの岡田龍之介さんと私の3人で神戸、四日市、桑名、名古屋、東京など各地でコンサートを開いたことがありました。もう30年くらい前になります。神戸のコンサートは阪神大震災の前年でした。さて今日のプログラムはスペインとイタリアの作品で次のような曲目でした。ジョヴァンニ・バッティスタ・フォンターナ(c.1571-1630)/ソナタ第2番フランシスコ・コレーア・デ・アラウホ(1584-1654)/2本のソプラノの分割ストップのための第2旋法のティエントベルナルド・ストラーチェ(1637-1664)...バロック音楽の旅16第6回講座コンサート(最終回)

  • 海外送金

    外国製の楽器を買う場合は、製作家に代金を送金しなければなりません。大きな金額は昔は銀行から送っていました。旧東海銀行に行って結構高い送金料を払って(1万円くらいしたかな?)送ったこともありました。その後郵便でも送れることがわかりそちらに切り替えました。マイクロフィルム代のような少額は最初から郵便局から送っていましたが。送金の申請用紙に手書きで記入して郵便為替を送るという方法でしたが、10何年か経って口座間振込ができるようになりました。受け取り側も口座に直接入金されるので郵便局に現金引き換えに行く必要がなくなりました。そのためにこちらはゆうちょ銀行の口座をつくりました。申込用紙も登録しておけば印字サービスをしてもらえるようになりました。このあたりまではちょこちょこ変わったと言ってもまぁ基本同じでしたが、20...海外送金

  • 弦を替えます

    昨夜1コースと2コースを新しい弦に交換しました。リサイタルまで3週間あまりになってきまして、弦を交換する最終リミットです。ギターの人なんかは本番の直前に替える人もいますが、24弦もあるリュートではとてもそんなことは出来ません。というかできれば替えないで本番に臨みたいところです。バス弦に張ってあるCD弦(アキラのローデドナイルガット弦)は一定の期間が過ぎると切れるリスクが出てきます。バス弦にあるまじきことですが、仕方がありません。以前は欠陥品と言われても仕方がないレベルで、張った直後から3ヶ月くらいで切れてしまっていましたが、その後アキラが改良品を出してくれたおかげで1年くらいは全く切れることはありません。でもその期間を超えると、経験上切れる弦が何本かに1本は出て来ます。もちろんずっと切れないでいる弦もあり...弦を替えます

  • Attiorbatoが届きます

    Larに頼んであるAttiorbatoです。まだ彼のスタジオです。ラソオマ製の超軽量ケースに入っています。ぴったり入っていますねぇ。弦は私が選定したものを彼に送り、それを張ってもらっています。1コース2コースがGamutのナイロンです。この会社のナイロンはいいですよ。他社のナイロン弦よりずっと精度が高く音色もいいです。音色が他社とはことなるので多分もとのナイロンの組成が異なるのだと思います。3コース~14コースまではSavarezのAlliance(カーボン)です。7コース以下または9コース以下はAquilaのLoadedNylgut(CD)も考えましたが、長いCDは切れやすいので避けました。でもこの楽器のバス弦は90cmでそんなに長くはない微妙な長さです。この長さなら切れないかも知れません。カーボンの場...Attiorbatoが届きます

  • BWV1003のリュート編曲(17)

    このフーガはほとんど原曲の通り(実音は1オクターブ下ですが)弾けますが、91小節目のバスにテーマが現れる部分は、バスをオクターブ下げてリュートのバス弦(開放弦)で弾けるようにしました。さらにその部分の上声部のヴォイシングもリュートに適したように変えました。バッハは限られたヴァイオリンの弦を巧みに使っている部分ですが、巧みすぎてリュートに置き換えられなくなっている部分です。終わりの方の272小節からバスに導入されるテーマは、オクターブ下げるべきでしょうけどヴァイオリンの音域の関係でオクターブ上になっています。ここはリュートではオクターブ下げて弾けますので、バッハがやろうとしてもヴァイオリンの制約で出来なかったことをやってみましょう!余計なお世話かも知れませんが。286-287小節の32分音符の速いパッセージ...BWV1003のリュート編曲(17)

  • 焦りました

    リサイタルに向けての練習を終えて、iPadProの電源をサスペンドにして、翌日の練習のために充電器に接続しました。私が使っているiPadProは第1世代と第2世代それぞれ1枚ずつで、接続はThunderboltケーブルです。これを接続すると軽くポンという音がなり接続したと言うことが確認できます。ところが第2世代の方からその音が聞こえません。ケーブルを挿し直し、電源ボタンを押したのですが今度は電源が入りません。つい1分前には普通に動作していたのにどうしたことでしょう。電源の長押しをしてもリセットされません。「iPod突然死」でぐぐってみましたら、実はリセットの方法が間違ってたことがわかりました。リセットは指紋認証を行う真ん中下のボタンと右上の電源ボタンの同時長押しでした。何か勘違いしていました。第2世代のi...焦りました

  • BWV1003のリュート編曲(16)

    45小節目から始まるあたらしいエピソードはイ短調なので3コースの開放弦(ラ)を使ってとてもスムーズに演奏できますが、これが53小節目から同じエピソードがホ短調に転調し、一転して左手の押弦が難しくなります。バロックリュートにはミの開放弦がないからです。オリジナルのヴァイオリンだとラ(2コース)もミ(1コース)も開放弦があります。やはりこの曲はヴァイオリンに都合良く弾けるよう作られた曲だということがわかります。このホ短調のエピソードをバロックリュートで弾くとなるとローポジションで弾くか、5ポジションで弾くかが考えられますが、ローポジション(2ポジ)だと1コースで弾くシの音が出てくるのでかなり左手のスパンがないと難しいです。2フレットのバレをキープしつつ小指が1コースと3コースの6フレットまで伸ばす必要がありま...BWV1003のリュート編曲(16)

  • BWV1003のリュート編曲(15)

    今回から第2楽章のフーガです。フーガはテーマがあってそれを追いかけっこする様に声部が増えていく楽曲です。2部形式や3部形式あるいはその派生型のソナタ形式は枠組みがきまっている「閉じた」形式ですが、フーガはそうではありません。短いものもあればBWV1003のフーガのように300小節に届くくらいの長大なものもあります。このBWV1003のフーガは冒頭2小節のテーマをどう弾くかでこの曲の解釈の根底が決まってきます。300小節クラスの楽曲を構成するにはさまざまなエピソードが必要で、本曲もこの2小節のシンプルなテーマから派生するエピソード、挿入的エピソードがふんだんに投入されています。もちろん300小節に届く大曲を作るつもりでバッハは本フーガを作ったのではなく、さまざまなエピソードで構成していき結果的に300小節届...BWV1003のリュート編曲(15)

  • ミキシングのバランス問題_ボーカル編

    ミキシング問題、今回はボーカル編です。中学生の頃橋幸夫のチェッチェッチェを聴いていた(別に好きで聴いていたわけではありません)耳に突然ビートルズのノー・リプライが入り込み驚愕しました。何もかも違いすぎました。音楽そのものが全く異なり、ハーモニーがあり、転調もあり、歌詞も英語でした。録音の仕方が異なり、歌と伴奏が対等に聞こえていました。あとで身につけた知識を使って言うと、ミキシングのコンセプトが全く違うのです。曲そのものも全く異なりますけどね。橋幸夫の場合は楽器は奥に引っ込みとにかく歌のメロディだけがよく聞こえるようなバランスの取り方です。対してビートルズの方はベース、ボーカル、ギター、ドラムがそれぞれの役割を主張しているバランスの取り方です。最近は少し変わってきているような気もしますが、橋幸夫以降のポップ...ミキシングのバランス問題_ボーカル編

  • 老人と車

    昨日の報道によると72歳の女性が運転する車が若い男女を死傷させるという痛ましい事故がおこりました。原因はアクセルとブレーキーの踏み間違いということでした。以前免許の「老人講習」を受けた際の実地検査でブレーキとアクセルの踏み間違いに遭遇した話は当ブログで書いたことがありました。実地検査は3人一組で同じ車に乗るのですが、一番目の私が無事終わったあと次の方の運転が、逆行はするはブレーキとアクセルの踏み間違いはするはで恐怖の実地検査でした。先日ミューズのレッスンが終わって近所のうどん屋で食事をとりました。食事が終わって店を出たら少し前を年老いた女性がゆっくりと歩いていました。多分お店にいて食事をされていた方でしょう。右足がほとんど動かず不自由みたいで杖をついてゆっくりゆっくり歩いていました。私は倒れたりしないか心...老人と車

  • ミキシングのバランス問題_ベースライン編

    ソロでリュートを弾くときは椅子に座ればあとは弾くだけですが、それでもステージのどの位置に座るかを決めるのは結構重要です。ステージの後ろよりなのか前よりなのか、それが問題です。一方アンサンブルだと編成によってリュートはどこにすわるかはなかなか悩ましい問題です。座る位置が悪いとアンサンブルのバランスがわるくなるからです。録音の場合だとバランスは後で調整ができ「理想」のバランス(音量的にも音の分離的にも)を作ることができます。ポップスの録音の場合は昔の美空ひばりみたいに全員集まってセーノで録ることはほとんどないようです。各アーチストが決められた日程で所定のトラックに録音して終了と言うことになります。このあとはエンジニアがミキシングやマスタリングをして完成品となります。この工程は録音の品質を決めるばかりが音楽に対...ミキシングのバランス問題_ベースライン編

  • BWV1003のリュート編曲(14)

    11小節目から12小節目にかけてのホ短調のカデンツもちょっと形を変えてみました。自筆譜ではトリルはついていませんが、普通このような場所ではトリルを入れることが多いです。ただホ短調の属和音(シレ♯ファ♯)で楽譜のようなポジションの音型にトリルを入れるのはリュートにとってはとてもやりにくいのです。この和音はどこのポジションに持って行っても楽に弾ける位置がありません。これがホ短調(とかロ短調も)がリュートにとって鬼門となる理由です。11小節目の3拍目のバスはシで、これは4拍目にも持続していると考えるべきですが、ヴァイオリンだと4拍目もシが持続している感じで聞き取ることができます。というのも今まで出てきバスは短い音ばかりでいわば「点描」型なので、「4拍目もシが続いているつもり」になれるのです。ところがリュートでは...BWV1003のリュート編曲(14)

  • やはり暖冬かな?

    2月の前半あたりは1年のうちで最も寒い時期のはずですが、今日は春みたいに暖かいです。昨日も暖かかったですがきょうはもっとです。ただ一日のうちの寒暖差は激しいみたいで夜になると0度近くまで冷え込むらしいです。部屋の暖房もなしでいいくらいですが一応オイルヒーターはオンにしています。でも22度設定だと24度くらいまで上昇するので設定は20度まで下げています。まぁこれは暖房は不要ということなのかもしれません。室温が22度くらいというのがリュートを演奏するのにもっとも適していると思います。体温との関係もありますが、この位の温度だと経験的には弦の狂いが最もすくないのです。以前ドイツのスタジオで録音したときはスタジオ内の温度がぴったり22度をキープしていました。よく分かっています。それでもテイクを何回か録る毎にチューナ...やはり暖冬かな?

  • 欠番

    少し前某野球選手の欠番背番号が話題になりましたが、リスペクトのために使わせない番号ということですね。これとは異なり忌諱欠番というのもあります。キリスト教の国では13が避けられるという風に聞いています。日本では語呂合わせでいくつかの数字が避けられます。ときどあるのは駐車場の駐車位置を示す番号。ミューズでレッスンをするときにときどき使う駐車場のひとつに結構徹底しているところがあります。4と9がつく番号は全てなし、もちろん13もありません。ですから1,2,3,5,6,7,8,10・・・と並び、37,38の次は50になります。駐車スペース数の割には大きい数字の番号になっています。パチンコ屋の台の番号も昔は4や9はなかったですが、今はどうなんでしょうか。立ち寄り温泉の靴箱やロッカーの番号も4とか9とか42なんかがな...欠番

  • クラシック音楽は歪んでいる~12の批判的考察~ (光文社新書)

    新聞で「日本のクラシック音楽は歪んでいる」「誰も知らない検証されてこなかった真実」、というキャッチーなタイトルの本の広告が目に入りました。森本恭正、クラシック音楽は歪んでいる~12の批判的考察~(光文社新書)です。これは面白そうです。確かに日本のクラシック音楽は歪んでいると言えば歪んでいます。ぜひ読んで見たいとアマゾンのサイトを見てみました。最近はこのパターンが多いです。購入するのも紙の本ではなくKindleで読みます。ポチる前に一応書評を読んでみました。驚くことにえらい強烈な否定的な書評が複数件ありました。一瞬購入をためらいましたが、別の興味も出てきてポチってみました。Kindleはすぐ読めるのが強みです。いちいち本屋さんに行く必要がありません。ざっと走り読みをしてみましたが、うーむ、書評はかなりあたっ...クラシック音楽は歪んでいる~12の批判的考察~(光文社新書)

  • 奥三河のコンサート

    今日は愛知県の奥三河の某所で開催されたコンサートに行ってきました。主催されている方はかつてコンサートご一緒したことがあり、そのご縁でコンサートのプログラムにチラシを挟んでいただけることになりました。初めての所でしたので地図で調べてみると結構奥深い山の方の感じがしましたが、実は国道1号線から折れてすぐのところでした。昔の街道筋にある蔵を改造した建物のようです。開場より少し前に到着しましたので、本コンサートのナビゲーターを務められている佐藤豊彦氏にお目にかかり私の訳本「とりどりのリュート曲集」を贈呈させていただきました。コンサートが始まる少し前、席が空いていなかったので立っていましたら、すぐ横の座席にお座りの妙齢のご婦人が私の方を見て「あれ、チラシと同じ人がいる!」なんて仰るものですから、周りの方が目が私に集...奥三河のコンサート

  • 無理な曲を弾く(3)

    こういった経緯もあり私の教室では基本的にバッハのレッスンは行いません。しかしどうしてもバッハをという方のために「バッハ体験コース」を用意しています。これはバッハの曲を習得することは求めず、いわば「バッハ解説ツアー」という感じのレッスンです。しかし時間に余裕のある方ならぜひ正攻法でバッハに向かって行ってほしいとおもいます。その正攻法のために、今曲集を整備しているところです。バロック・リュートの教則本で12曲、EasyBaroqueLutePieces1(イバリピ1)で12曲、同2で12曲、MediumBaroqueLutePieces1,2(ミバリピ1,2)で各12曲計24曲、これら合わせて60曲をえらびました。今のところミバリピ1までできています。ミバリピ2も選曲は終えていますので、あと2息くらいで完結で...無理な曲を弾く(3)

  • メタバース市役所!?

    桑名市のメタバース市役所が開設!といっても実証実験で期間限定だそうですが。メタバース桑名市役所は2月26日から3月29日までです。えらい聞こえがよくて目新しい話なので、テレビなどで大きく報道されました。でもなんか地に足がついていない感じもしますが、大丈夫でしょうか。少し前に桑名市におけるインターネットの活用状況について問題点を指摘したことがありました。指摘したのは不燃ゴミ回収システムとホールの予約方法についてでした。不燃ゴミ回収システムは一応ネットで予約出来るようにはなっているもののシステムが未整備なので結局電話予約せざるを得ない状況がありました。ホールの予約方法についてはネットだけで完結しないシステム(ファックスで送るとか書類持参が必要)でした。でもいまだ何も問題点は解決されていません。それどころかホー...メタバース市役所!?

  • 無理な曲を弾く(2)

    でも別の発表会ではとても筋のいいバッハ演奏に出会うことがありました。こういう演奏を聴くと一筋の光が差したような感じがします。その方に話を伺うと、きちんといい先生について勉強されているとのことでした。でもギターだけでなくリュートの発表会でもそうですがあまりに無理な曲を演奏するのは何なんでしょうか。BWV998とか997とかプロでも相応の覚悟をして弾くような曲が結構プログラムにあがっています。結果はまぁ大体予想通り。あるいはそれらよりずっと易しいはずのヴァイスのファンタジアやパッサカリアくらいの曲でも途中で空中分解したような演奏を平気でします。いくらなんでももうちょっときちんと勉強して欲しいところです。以前BWV998のプレリュードをレッスンしてほしいというリュートの方がいらっしゃってレッスンしたことがありま...無理な曲を弾く(2)

  • 無理な曲を弾く(1)

    私が中学生や高校生の頃桑名市民ホールなどで時々ギターの発表会がありました。曲目はアストリアスとかアルハンブラとかソルのなんとかとかバッハなんかもありました。なかなか立派な曲がならんでいました。でもどれひとつとしてまともな演奏はありませんでした。アストリアスを弾こうとしたお兄さん、そもそもテンポ遅すぎて曲になっていません。とうとう途中で止めてギターを抱え上げあちこち眺め始めました。ギターが悪いのでどうもオレはうまく弾けんのや!てアピールしていたみたいでした。この当時は禁じられた遊びが弾きたくてクラシック・ギターを弾き始めた人がわんさかいて、今では信じられないくらいのブームでした。でもきちんと勉強した人はほぼ皆無で皆我流、いわゆるギター教室も桑名にありましたが、先生も我流。我流がいけないといっているわけではあ...無理な曲を弾く(1)

  • BWV1003のリュート編曲(13)

    BWV1003の第1楽章Graveは即興的な雰囲気の装飾的フレーズがウネウネと続きます。かなり速い動きのフレーズもあり、リュートで技術的に無理がないよう最適化を行わなければなりません。タブ化されていてもスムーズに弾けないポジションを使ったのでは、単にタブに置き換えただけのものになります。20年くらい前でしたか某氏からいただいたBWV1003のタブはそんな感じでした。指が届かないところもありましたし。やはり何回も弾き込んで最適化をするという作業が必要です。その点ホピーや今村氏が出している楽譜はとてもこなれたポジションと運指が示されています。とても難しいですが、技量を上げ練習を積めば必ずきれいにひけます。どれだけ練習してもスムーズに弾けないタブもありますから要注意。6小節目の4拍目は次のようにしてみました。こ...BWV1003のリュート編曲(13)

  • フレットを替える

    3月17日のリサイタル本番に向けてフレットを交換しました。前回交換したのが11月22日でしたからまだいいような感じですが、この先練習量も増えていきますので、ここで替えておかないと本番では音がへたりすぎになるでしょう。テーブルの上に乗せて1フレットから替えていきます。フレットを巻くときは低いフレットの位置で巻いて、それを下(ロゼッタの方向)にさげることによってかちっとしまるようにします。1フレットの場合は下げる余地が少ないので、なかなかカチッと締めるのが難しいです。そこで思いついたのはアキラの合成樹脂フレットです。これが発売されたとき一応評価用に全ゲージを買っておきました。実は9フレットはある事情でこの合成樹脂フレットを使っていてまぁ何とか問題なく使えています。合成樹脂フレットはこま結びするだけで手早くかっ...フレットを替える

  • 紙のカタログ廃止

    トヨタ自動車が紙のカタログを廃止していくようです。恐らく他のメーカーも追随していく可能性があるかも知れません。車のカタログはとても厚手の上質紙を使って立派なものが多いですが、考えてみればそれをずっと保存しておくようなことは(私の場合は)なく、しばらく眺めた後に捨ててしまいます。これは資源の無駄遣いで、紙カタログがなくなればメーカーとしても経費が節約できるというものです。となると販売店にはiPadみたいな端末があってそれで見られるようにしておくのでしょう。ネットではすでにPDF版のカタログがずっと前からアップされていますので、それを見るような感じになるんですね。紙のカタログを見るときのわくわく感がなくなるのはちょっと寂しいですが、これも時代の流れなんでしょう。ただひとつ個人的に困ることがあります。実はリュー...紙のカタログ廃止

  • BWV1013のリュート編曲(12)

    2小節目の終わりから3小節目の冒頭にかけては音が低いのでとても弾きづらいところです。ト短調版を断念したのはこのような箇所がさらに弾きづらくなるからです。3小節目、4小節目です。波線がついているところはヴァイオリンでは音を伸ばしているところです。この連載で、ヴァイオリンは実は音が切れる楽器だ、ということを書きましたが、これは無伴奏作品などに置いて重音を弾いたり、アルペジオの音型での場合の話。長めの音価の音で弓をずっと引けばやはり当たり前ですが音は持続します。そういう箇所ではリュートではひっくりかえっても音は持続しません。そういう箇所でのリュートにおける処理はトリルをするとか、波線がついている箇所のようにディミニューションするとかヴィヴラートをするなどの方法が考えられます。ただこの部分は小細工をせずに弾いても...BWV1013のリュート編曲(12)

  • BWV1003のリュート編曲(11)

    どういうところにバスを入れるか、和音にするかなど、リュートにとって自然な響きになるのかは、ヴァーチャルで思い浮かべるより実際に弾いてみないといいアイデアがでてきません。幸いなことに本編曲では原曲と同じイ短調ですので、バッハの自筆譜を見て何度も弾いてみることが必要です。音は実音より1オクターブ高い記譜になるので少し面倒かもしれませんが、通奏低音をする人であればト音記号の楽譜を1オクターブ下げて弾くのは朝飯前でしょう。まず冒頭のバスの扱いを見てみましょう。1小節目の3拍目からはオクターブさげていますが、2小節目の1拍目は1オクターブ上に行きます。これはその次のバス、レ♯とのつながりをよくするためです。3拍目にはミを補いました。どういうポジションで音を出すかとかスラーをどう付けていくのかはアーティキュレーション...BWV1003のリュート編曲(11)

  • 中日新聞の取材

    中京地区(名古屋近辺、三重県北部、岐阜県南部)では圧倒的な読者数を誇る中日新聞の取材を受けに、名古屋市内にある同新聞社本社を訪れました。本社ロビーにはなんと飛行機が展示してあります。かつて社機として使っていたDeHavillandCanadaDHC-2Beaverという機種ということです。いつもはこのロビーで取材を受けるのですが、今回は特別にいいお部屋を用意して頂きました。担当記者はM記者で、前回2019年のときにも取材していただきました。そのときはまだ入社したてということでしたが、今回はもうすっかり第一線の記者という感じでした。お話を伺ったらジブリパーク関連で古楽の関係者も取材をして記事を書いたと仰っていました。M記者には今回のリサイタルの趣旨をいろいろお話させていただきました。最後に壁の前に楽器をもっ...中日新聞の取材

  • BWV1003のリュート編曲(10)

    BWV1003の第1楽章グラーヴェを見てみましょう。冒頭のバスはラから順番に下がっていきますが、ヴァイオリンはソより下の音がないので、3つ目からはオクターブ上がっています。このようなバスの流れはリュートではよくあるのですが、リュートではファもミもきれいに響くバス弦がありますからオクターブ下げます。(マル1,2)ただ2小節目でレ→レ♯と動きますが、バス弦でレ♯を出すのは難しい(楽器によっては下に指板がないので物理的に無理です。私の楽器がそうですが)のでここはオクターブ上げます。レ→レ♯の流れをきれいに出すため、マル3も5コースで。四角4、5はハ長調とホ短調のカデンツがあるところですが、リュート的な処理をしたいところです。また12小節目の冒頭はミのオクターブだけではなく、和音を入れます。(Eminorの和音で...BWV1003のリュート編曲(10)

  • 誤用だ!誤用だ!

    横綱の照ノ富士が貫禄で優勝しました。まだまだ実力は第一人者です。古傷が痛んでこなければしばらくは最強の横綱でいられそうです。でも最近は琴ノ若、大の里、霧島、豊昇龍らの若手の台頭が著しく、照ノ富士も優勝インタビューで「若い人たちがみんな番付上がって来ているので、そういう人たちと肌を合わせてやるのが楽しいですね」なんておっしゃっていますが、今日のお題はこのインタビューの中のおことば、「肌をあわせて」「やる」です。確かに「肌を合わせてやる」のは楽しいかもしれません。(笑)照ノ富士は「肌を合わせる」を稽古をするとか勝負するという意味で言ったようですが、私なんかついついアレの方面を思ってしまいます。まあ確かに相撲は裸で勝負しますので肌と肌は触れ合いますが。一応念のため「肌を合わせる」を辞書で調べますとやはりあります...誤用だ!誤用だ!

  • バロック音楽の旅16講座第5回コンサート

    まだ日陰には雪が残っていましたが、お天気は上々で寒さも少し緩んできました。今日はバロック音楽の旅16講座の第5回、ソプラノの増野友香さんとチェンバロの杉浦道子さんコンサートでした。杉浦さんはもう常連といっていい存在ですが、今回はあたらしいチェンバロ(安達正浩製作)を携えての登場です。装飾や絵画がとても美しい楽器です。増野さんは以前本講座コンサートに出演されましたが、今回は久しぶりにお越しいただきました。プログラムは次の通りです。ミシェル・ランベール(1610–1696)/あなたのつれなさがルイ・クープラン(c.1626–1661)組曲ト調(プレリュード、アルマンド、クーラント、サラバンド、シャコンヌまたはパッサカリア)フランソワ・クープラン(1668–1733)聖水曜日のための「ルソン・ド・テネブル」より...バロック音楽の旅16講座第5回コンサート

  • BWV1003のリュート編曲(9)

    BWV1003をイ短調で編曲するにあたり、擦弦楽器用の曲をそのまま撥弦楽器のリュートに移すのはいろいろ問題点が出てくるのは先述の通りです。何カ所かはバスや和音を補ったり、リュート的な音型に変えたりすることが必要です。また弾きにくくなりがちなホ短調のカデンツもリュートに有利な形に直すことも有効でしょう。これは鍵盤楽器曲からの編曲の場合も同様ですが、リュートでは出てこない音型を何もムリして使う必要はなく、リュートの流儀に直してみましょう。郷に入っては郷に従えならぬ、リュートではリュート流に、です。そうすることで編曲作品がリュートっぽく響くようになります。作品のリュート化です。とはいうものの元がリュート用ではないので、技術的な面で完全には無理です。でも響き的に、聴いている人にとってリュートっぽいなと感じさせるく...BWV1003のリュート編曲(9)

  • REM Fireface UCX II

    きれいな録音をするにはそれ相応のミュージックインターフェイスが欠かせません。ここ何年かは自宅のスタジオでも機材さえ揃えたら即CDレベルの録音が可能です。(もちろんいいマイク、ちゃんとしたDAWも必要ですが)数年前まではTEACの中級品(5万くらいの品)を使っていまして、そこそこだろうと思っていましたが、2020年にAntelopeのDiscrete4に替えたらそれはもうびっくり。まるで別物の音で録音できました。まるで音のクオリティが違います。コロナ禍でヒマだった頃です。ただこの機種、少し扱いづらいところがありまして最初はいろいろ苦労しました。セッディングが面倒だし、そもそも本体パネル操作体系があまり整理されていません。まぁ慣れたので適当にやれば出来るようにはなっていますが。いっそ別の品にしようかと調べてみ...REMFirefaceUCXII

  • 積もりました

    当地方は昨夜からずっと雪が降り続き、少量ではありますが明け方まで降っていました。30cmくらいはいっていますかねぇ。あさの7時前の写真です。ガラス面の雪を下ろし屋根の雪も少し下ろしたところでまた降ってきました。JPCZが発生すると当地方は結構な積雪になります。三重県北部、いなべ市、東員町なんかはもっと積もっているはずです。でもあまり報道されないので、雪が沢山積もっているとは思われないようです。今朝平野部でそこそこの積雪があったのは当地方だけだと思いますが、もっとテレビで映して!以前名古屋の建築関係の方が三重県のいなべ市に仕事に行こうとして、途中雪で行けなくなったことがあったそうな。何も報道されていなかったからで、このときも多分JPCZが発生して今日と同じパターンだったんでしょう。積もりました

  • 小雪舞い散る

    午前中は小雪舞い散るという感じでしたが、昼過ぎになって少し本格的に降ってきました。午前中に銀行に行ってきたのですが、そのときは車載の温度計では外気温は3度でしたが、昼からまた別の用で出かけましたときは0.5度に下がっていました。気温がどんどん下がっているんですね。でもまだ0度を下回っていませんので、積雪はありません。今年は暖冬だというので車のタイヤをスタッドレスに交換していません。明日は幸いにも車で出かける用はないのでいいのですが、雪が降っているけどどうしても少し距離があるところに車で行く必要があるときもたまにはありますので、この先やはり交換しておこうかと考えております。けど、せいぜいそういうのは何年かに1回あるかないかなので、イェティ・スノーネットにした方がいいような気もしています。1回だけコンサート当...小雪舞い散る

  • ラースにケースを送る

    アッティオルバート用の軽量ケースをラースに送りました。こんな細長い箱にケースを入れました。これは引っ越しの衣類を送るための段ボール箱です。こんな感じに入れます。隙間があいているところにはもっとプチプチや新聞を詰めてケースが動かないようにします。一般的な段ボール箱に使われている段ボールは「一重」ですが、この箱は「二重」になっていて外からの圧力に強く重量物も入れることができます。私が持っている段ボールでそういう二重段ボールをつかっているものはLuxmanアンプの段ボールだけです。こちらは20数キロあるので当然です。この段ボール箱、購入したのは実は100cmx50cmx50cmが本来のサイズ。このままだとバロック・リュートがケースごとすっぽりと入り、隙間を緩衝材で埋めて日本郵便の国際小包で送付することができます...ラースにケースを送る

  • ヨーロッパが遠くに・・・

    ラースの楽器を送ってもらわずに、自分で取りに行った場合いくらくらいかかるかを調べてみました。なんと航空運賃は軒並み大幅値上げ、1.5倍から2倍くらいになっています。10年くらい前だと10万円台前半の往復切符が普通にありましたが、今や20万超えが普通で、それに高いサーチャージが付け加えられたら30万近くになってしまいます。1976年に初めてヨーロッパに行ったときは30万の「格安」チケットを買って30時間くらいかけて行ったものでした。アンカレジ経由の北極横断コースです。今回調べたチケットも同じようなコースらしくて20何時間かかるチケットばかりです。20年何年か前に中部国際空港が出来たときは、ヨーロッパ路線はロンドン、パリ、フランクフルト、チューリヒ各都市との直行便があり、一時帰国で帰国してスイスに帰るときなん...ヨーロッパが遠くに・・・

  • さよならマツダ6

    数少ない国産Dセグメントのセダン・ワゴンであるマツダ6が4月に国内向け生産販売を中止されます。このクラスのセダンはクラウンなんかがまだありますが、ワゴンは同車が最後になるのかな。今やSUV全盛で、セダン・ワゴンは人気が低迷、ワゴンに至っては一クラス下でもレガシー、カローラだけになったのかな?かくいう私は20数年前はホンダのUSアコードワゴンに乗っていました。テオルボも楽に積めるし、ファミリーにとっても充分な大きさを備えたいい車でした。それが今では子供も独立し、今のミニ・クロスオーバーで充分。テオルボも斜めにしないでも積めます。(今もっているテオルボはフレンチテオルボで長い弦の長さは118cmです)マツダ6はアテンザという名で誕生し、現行車が三代目になります。2019年にマイナーチェンジをして名前もアテンザ...さよならマツダ6

  • BWV1003のリュート編曲(8)

    ただイ短調で行くにしてもいろんなポジションや運指が考えられますが、それらを弾きながら何度も検討していき、大体定まった時点で曲はほぼ技術的には問題なく通るようになるというのがいつものパターンです。このあたりが編曲の大変なところで、最初からきちんと検討されたタブが存在しているリュートのためのオリジナル楽曲と大きく異なるところです。シベリウスでは上の段の5線譜を先に打ち込みます。前にも言いましたがこのときに声部の構造は無視してタブみたいに音の入りだけ打ち込みます。全て打ち終わったらそれを下の6線タブにコピペします。これでタブ譜が一応できあがるわけですが、手書きでやっていた時代はここまででも相当な労力が必要でした。今は楽になったとはいうものの、実はここから先が大変なのですです。予めざっと眺めて全く演奏不可能な部分...BWV1003のリュート編曲(8)

  • BWV1003のリュート編曲(7)

    実際にイ短調版とト短調版を比較してみましょう。フーガの冒頭です。まずオリジナルと同じ調のイ短調版です。次に一音下げたト短調版です。曲は3小節目の応答からすぐにホ短調色が出てきますが、8、9小節目あたりはト短調版ではニ短調でとてもナチュラルな響きです。イ短調版だとローポジションだと少し押さえにくくなり音が切れてしますので、上の図版のポジションあたりが妥当な線だと思いますが、これでもそう簡単ではありません。それに音が少し曇った感じになります。私が今まで使ってきた楽器によってはこのあたりのポジションの音がとても貧相になる場合がありますが、幸いLarsの楽器はこのポジションでもとても美しく豊穣に響きますので全く問題ありません。話はすこしそれますが、ミドルポジション(5-7フレット)あたりの2コースから5コースの響...BWV1003のリュート編曲(7)

  • 富士通の事件?

    富士通のアプリに関することが原因でイギリスでえん罪事件が起こっています。郵便局で使われているシステムに問題があったようで、コンピュータ会計上の売り上げと実際の現金の金額が合わず、横領の罪に問われている人が沢山出ているという事件です。富士通の現地幹部が議会で謝罪したという報道がありましたが何か違う感じがします。あくまでもえん罪事件ですから、富士通が罪をかぶせたわけではありません。郵便局と司法当局にまず一義的な責任があるとように思います。郵便局や司法当局は謝罪したんでしょうかねぇ。でもどこの国でも当局はなかなか謝罪なんてしないですよねぇ。それで思い出すのは私の知り合いでスピード違反取り締まりのオービスにひっかかった人がいました。オービスを設置したときは、機器の手前何キロの地点に「無人速度取締中」という表示をし...富士通の事件?

  • リュートを海外に送る

    新しいアッティオルバートを送ってもらう送料をラースに尋ねたら日本円で14万ほどかかるとのことです。日本からだと日本郵便の国際小包で1万円台で送れるのですが、スウェーデンにはそういう仕組みがないとのことです。日本から楽器を送るときは国際小包で、長さ150cmと横周の合計300cmのものまで安価で送ることができます。引っ越しするときのスーツを入れる段ボール箱にこのサイズにぴったりあてはまるものが市販されていて、この段ボール箱にはテオルボ以外の楽器は全て入ります。ケースに入れて隙間に発泡スチロール製の緩衝材を詰めますいままでもそのサイズの箱でこちらからスティーブン・マーフィーにラソオマ製の軽量ケースを送り、折り返し同じ箱にラソオマ製のケースに入れた楽器を送ってもらったことがありました。モーリス・オッティジェーに...リュートを海外に送る

  • どうするタウンエース!

    ダイハツの検査不正に「天罰」!?厳しい是正命令が下りました。なんとグランマックスの型式認証取り消しです。(トヨタのタウンエース、マツダのボンゴも)先日の当ブログのエントリーではタウンエースをテーマにしましたが、そのタウンエースはダイハツのOEMです。ダイハツの自社車名はグランマックス(なんか大きそうなイメージの名です)、さらにマツダにもOEMで出していて、マツダ名はボンゴです。三兄弟ですね。型式認証が取り消されると製造、販売ができなくなるみたいですが、現在走っている車についてはどうなるのでしょうか。三兄弟は結構前に発売された車ですので、もうこのまま消え去るということかも。よく働く車でしたのに。そういやトヨタのプロボックスも開発がトヨタと共同、製造はダイハツで検査はダイハツが行ったというらしいので、また検査...どうするタウンエース!

  • BWV1003のリュート編曲(6)

    さて件のBWV1003は平行調指向か属調指向か。リュートにとってはちょっと残念ですが基本的には属調指向です。第1楽章は2部形式ではないですが12小節目にホ短調のカデンツが出てきます。第2楽章のフーガは、フーガという形式そのものが属調に向かう形式です。第4楽章の前半部はもう典型的な属調指向で半分くらいはホ短調近辺で動いています。この曲をイ短調に編曲すると頻繁に出てくるホ短調の部分で苦しめられそうです。ただフーガの終りの速いパッセージなんかはそのままで結構弾きやすそうです。速いので大変ではありますが。一方一音下げてト短調にした場合は、属調はニ短調になりますのでこれはリュートにとってとても都合がよろしい。ただ音が低くなるので弾きにくくなる可能性もあります。音が低ければ弾きやすくなるとは必ずしも言えません。イ短調...BWV1003のリュート編曲(6)

  • Liuto attiorbato 出来!

    スゥェーデンの製作家、ラース・イェンソンに頼んであったリウト・アッティオルバートが完成しました。約三年半待ちでした。14コース、シングル弦仕様です。弦長は64cm/90cmです。マテオ・セラスのモデルですが、オリジナルモデルが何々というのは実はあまり音には関係のない話で、実際は作った製作家の音になります。同じセラスでもラースが作ればラースの音、モーリスが作ればモーリスの音になり、音の共通点はとても少ないと思います。でもある製作家の楽器はどのモデルであっても共通のサウンドが聞こえるものです。弦は私が選定したものを張ってもらうので、今スウェーデンに向かっているところです。選定した弦は、1,2コースがガムートのナイロン、あと残りはサヴァレスのKF(カーボン弦)ですで、張力は3.5kg-3.0kgの間です。弦は昨...Liutoattiorbato出来!

  • NHK大河ドラマ

    今年のNHK大河ドラマは平安時代ものでちょっと方向が変わりました。信長や家康なんかが出てくるのはもう見あきましたので今度はどうだろうかと第1回を見てみました。第1回からなかなかの展開で面白かったです。久しぶりに毎週録画予約をセットしました。ただ惜しいのは藤原為時役の役者さんがちょっとミスマッチ。為時は和歌や漢籍に通じているインテリですが、そのインテリ感というか学者感がちょっと乏しいですなぁ。もうちょっと知的な感じの人がよかったです。以前の平安時代ものでは「平清盛」がありましたが、吉松隆が音楽を担当すると言うので何回か見ました。画面のトーンが少しくすんだ感じでよく時代の雰囲気を出していていい感じでしたが、どっかの知事さんが画面が汚いとかおっしゃって、それにNHKが忖度したのか急に途中からトーンが妙に明るいも...NHK大河ドラマ

  • BWV1003のリュート編曲(5)

    さて具体的にBWV1003を見てみます。まず何調で弾くかを決めなければなりませんが、この曲の場合は原調のイ短調か一音下げてト短調でしょう。実際のタブを制作するにはまず原調のままSibeliusに打ち込みます。あとでタブに移すときに便利なように「音の入り」だけ書くようにします。声部に分けてしまうとあとでタブに移したときいろいろ面倒になります。その前に原曲のまま一度弾いてみるといいでしょう。そうそうオリジナルの楽譜コピーに小節番号をきちんとふっておきます。オリジナルの楽譜(イ短調)をそのまま弾いてみるとそれほどリュート的に問題なく弾けそうですが、なんといっても問題になりそうなのはホ短調の部分が何か所か出てくることです。ニ短調調弦の楽器にとってホ短調とロ短調は鬼門というべき調です。ヴァイスはホ短調とロ短調のソナ...BWV1003のリュート編曲(5)

  • ヘリを活用したら?

    能登半島地震はいまだ全貌がつかめていない状況で、救援もちゃくちゃくと進んでいるとはいうもののまだまだ不十分なようです。やはり半島という地形が困難さに輪をかけているようです。道が寸断されていて物資が運べないのなら自衛隊のヘリ(民間でもいいです)どんどん使えばいいのにと思ったので、調べてみましたら、輸送用多目的用で陸上自衛隊は206機、航空自衛隊52機、海上自衛隊10機所有しているようです。(保有機数自体はもっと多いのですが戦闘用はさすがに使えません)私は小学校低学年のときに伊勢湾台風で被災しましたが、近所の中学校に大きなヘリコプターが舞い降りるのを見たことがあります。その頃の救援物資の衣類は新品はなく古着ばかりでした。時代がかわったんですねぇ。アメリカ経由の救援物資の中にはコンビーフの缶詰があって、これは人...ヘリを活用したら?

  • ペットと楽器のスペース

    少し前、年始めの航空機衝突事故関連でペットを飛行機のキャビン内に入れてはどうかという、某女優のSNS投稿が話題になりました。いやぁそれはさすがに個人的には御免被りますねぇ。高いカネ払ってるし。電車なら移動したり途中下車もできますが、飛行機だとそうもいきません。隣の席に犬を抱いた人がいて、ときどき吠えたりするなんて、私にとっては恐怖のフライトです。犬でなくとも、ロングヘアのお姉さんが前に座っていて、そういう人に限って大きくリクライニングしてきます。その場合手元に美髪が来てしまいますが、気の弱い私はなかなかシートを立てて下さいなんて言えません。ましてやその髪の毛をなんとかして下さいなんて言えるわけはありません。ペット用のスペースを確保している航空会社もあるので、ペットと飛行機に乗りたい方はそういう航空会社を選...ペットと楽器のスペース

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リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」
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