20年ほど前に旧版で読んだ。のちに娘に貸して、彼女をアヤツジにのめり込ませるきっかけとなった本。先日、その娘から借りて(?)久しぶりに再読した。面白かったという記憶はあるのだが、ストーリーもトリックも忘れている。だから新鮮な気持ちで読み始め、やっぱり覚え
<あの>中村青司が設計した水車館。今回はどんな構造か。ぎぎぎ、ぎぎぎと不気味に鳴る音。それはどこから来るのか。まわる水車か、それとも嵐の夜、そこに集った人間たちの愚かなこころがきしむ音か。のっぺりとした白いゴムの仮面をつけた車椅子の男。(なぜここに、ス
自称<アヤツジストのはしくれ>の娘が、これ面白いよと貸してくれた本。「伊園家の崩壊」だけでも読んでみて、と言われたが、結局作者の指示通り、最初から五話全部読んだ。最近とみに脳細胞が老化してきているのを感じているので、犯人当ては無理だろうと思っていた。や
「光」 くさり切った午後。山間の街。(ころがりまろぶ鰯の目玉)白い土蔵と青いドームが霧にかすみ心、雨だれのひびき。ふるさとはかなしゆく街人一人、二人……手を組みて群がり動き。ビルディングの窓の連なりカリカリと鳴らせ今宵夢なき愁い生命(いのち)かなし果て遠
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