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いつもの今日 http://calmelavie.livedoor.blog/

おもに読んだ本の感想文ですが、そのほか日々の雑記や独学中のフランス語のことなども書いています。

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2020/09/19

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  • 255文字・『緋色の囁き』綾辻行人

    「次は暗黒館」と云って娘が持ってきた文庫本の量に驚き、ちょっと簡単には読めそうもなく、予定を変更して借りたのが「囁き」シリーズ。まずは『緋色』。赤い、朱い、緋い血の色。<悪いことをしたら死刑になるのよ。>赤いクレヨン握りしめ、少女は人形を塗りつぶす。み

  • 255文字・『黄昏の囁き』綾辻行人

     黄昏時は逢魔が時。この世とあの世の昏いはざまで、凶々しい魔物に出会う時間。なのに、夕暮れ、遊びに夢中の子供たちは気にもしない。「ね、遊んでよ」新規参入者も現れよう。「これあげるから」――やがて始まる連続殺人。「忘れていないよね」――やはりあの時、彼ら

  • 『黒猫館の殺人』 綾辻行人

    北海道・霧の阿寒。その森に佇む一軒の館を、3人の男が訪ねる処からこの物語は始まる。館の名前は「黒猫館」。設計は、あの中村青司。もちろん、どこかに隠し扉などの仕掛けがあるはず。確かに、――あった。が、しかし……。「仔羊(ラム)ですが、お口に合いませんか」館

  • 『時計館の殺人』 綾辻行人

    女神は沈黙の獄舎に繋がれている 一九九二年八月五日 処刑のその日 時間(とき)は果て聖堂に七色の光射し 地を揺るがす叫びの中にお前たちは聴くだろう 沈黙の女神の ただ一度の歌声 美しき

  • 『人形館の殺人』 綾辻行人

    読み終わって、ニーチェの言葉が思い浮かんだ。「怪物と戦う者は自ら怪物とならぬよう気をつけたまえ。あまり長いあいだ深淵を覗き込むと、今度は深淵のほうが君を覗き込む」(「善悪の彼岸」)。例によってこの本を貸してくれた娘は、読後の感想を「予期せぬ絶望感」と表現

  • 『迷路館の殺人』 綾辻行人

    最後の最後で「まじか!」と、脳髄が折れそうになったらしいのは、この本を貸してくれた我が娘。<作中作>という魅惑的なスタイルで綴られる連続殺人の物語。後書きが最初に置かれた小説は初めてだ。迷路だらけの平面図。映画「シャイニング」に描かれた庭の迷路が

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