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255文字・『緋色の囁き』綾辻行人
「次は暗黒館」と云って娘が持ってきた文庫本の量に驚き、ちょっと簡単には読めそうもなく、予定を変更して借りたのが「囁き」シリーズ。まずは『緋色』。赤い、朱い、緋い血の色。<悪いことをしたら死刑になるのよ。>赤いクレヨン握りしめ、少女は人形を塗りつぶす。み
2020/11/29 15:50
255文字・『黄昏の囁き』綾辻行人
黄昏時は逢魔が時。この世とあの世の昏いはざまで、凶々しい魔物に出会う時間。なのに、夕暮れ、遊びに夢中の子供たちは気にもしない。「ね、遊んでよ」新規参入者も現れよう。「これあげるから」――やがて始まる連続殺人。「忘れていないよね」――やはりあの時、彼ら
2020/11/29 11:33
『黒猫館の殺人』 綾辻行人
北海道・霧の阿寒。その森に佇む一軒の館を、3人の男が訪ねる処からこの物語は始まる。館の名前は「黒猫館」。設計は、あの中村青司。もちろん、どこかに隠し扉などの仕掛けがあるはず。確かに、――あった。が、しかし……。「仔羊(ラム)ですが、お口に合いませんか」館
2020/11/22 11:56
『時計館の殺人』 綾辻行人
女神は沈黙の獄舎に繋がれている 一九九二年八月五日 処刑のその日 時間(とき)は果て聖堂に七色の光射し 地を揺るがす叫びの中にお前たちは聴くだろう 沈黙の女神の ただ一度の歌声 美しき
2020/11/21 15:47
『人形館の殺人』 綾辻行人
読み終わって、ニーチェの言葉が思い浮かんだ。「怪物と戦う者は自ら怪物とならぬよう気をつけたまえ。あまり長いあいだ深淵を覗き込むと、今度は深淵のほうが君を覗き込む」(「善悪の彼岸」)。例によってこの本を貸してくれた娘は、読後の感想を「予期せぬ絶望感」と表現
2020/11/09 05:55
『迷路館の殺人』 綾辻行人
最後の最後で「まじか!」と、脳髄が折れそうになったらしいのは、この本を貸してくれた我が娘。<作中作>という魅惑的なスタイルで綴られる連続殺人の物語。後書きが最初に置かれた小説は初めてだ。迷路だらけの平面図。映画「シャイニング」に描かれた庭の迷路が
2020/11/08 08:19
2020年11月 (1件〜100件)
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