「死の棘」 さがされて、いたい。うまれて、しまった以上。いやされることなどのぞむべくもなく。せめてただ だれかにさがされていたい。うみおとされたときからささっていた。ささやかなめいめいの死の棘。うすべにいろのやわらかい揺籃期すぎて眩惑の霧にべもなくはれわ
「五億年」五億年の雨が降り五億年の雪が降りそれから私は何処にもいなくなる闘いという闘いが総て終わりを告げ一匹の虫だけが静かにうたっているその時例えばコオロギのようなものかも知れない五億年以上を鳴いたというその無量のかなしみをこめて星雲いっぱいにしんしん
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