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令和から始める日本酒生活 https://shutaraba.hatenablog.jp/

「日本酒の魅力を少しでも伝えたい」|一人の日本酒好きが送る日々のお酒レビュー

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2020/09/11

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  • 「黒松剣菱」時代の変遷にとらわれず味を守り抜く灘を代表する銘酒

    1505年の創業以来、500年にわたり受け継がれその味を守ってきた剣菱酒造さんから「黒松剣菱」です。 剣菱(無印剣菱)とともに全国のスーパーやコンビニに並べられる剣菱酒造を代表する一本。 芳醇な風味ふくらむ旨口 剣菱酒造の商品全般に言えることですが、剣菱酒造では味に再現性を持たせるため製造年度(熟成年数)の異なる原酒をブレンドしています。精米歩合はその年々のお米の出来によって異なり、特定名称を名乗れないため酒税法上普通酒扱い。書いてあるのはアルコール度数のみと非常にシンプル。 詳しいスペックを見る 原料米:山田錦、愛山 精米歩合:- アルコール分:16度 その他: 製造/開栓: 購入店:近所の…

  • 「上喜元 純米吟醸 無濾過生原酒 こいおまち H29BY」

    かつて北前船で賑わった山形県酒田市、戦後5つの蔵元が合併し誕生した酒田酒造さんから「上喜元 純米吟醸 無濾過生原酒 こいおまち H29BY」です。 南国系のジューシーな甘さ、とろみのある触感にうっとり 広島県のオリジナル酒米「こいおまち」を50%使った純米吟醸。火入れ、加水ろ過していない無濾過生原酒。アルコール分は16度と原酒にしては低め。日本酒度は+3。約5年間自宅にて氷温(-5℃)管理。 詳しいスペックを見る 原料米:こいおまち100% 精米歩合:50% アルコール分:16度 日本酒度:+3 その他:無濾過生原酒、H29BY 製造/開栓:18.05/23.05 購入店: 香りは穏やかでほの…

  • 「玉川 やんわり 山廃純米酒 2017BY 」ぬる燗でやんわり!

    23京都府京丹後市の木下酒造さんから「玉川 やんわり 山廃純米酒 2017BY」です。無濾過生原酒シリーズを中心に度数が高くガッツリとしたタイプのお酒が多いイメージの同蔵が提案する日々の晩酌、お燗向けの低アルコール純米酒。 軽やかながらしっかりとした濃い味わい 北錦を100%使用した精米歩合66%の山廃純米酒。アルコール分は12.8%。木下酒造さんの山廃は自然仕込と称しているとおり、乳酸菌だけでなく発酵に欠かせない酵母までも蔵内を漂っている微生物の力を利用している。購入したのは1年前ですが、出荷時点で5年経っているので約6年間熟成していることになります。 詳しいスペックを見る 原料米:北錦10…

  • 「隆 桜ラベル 純米吟醸 生酒」お燗が旨い春酒

    神奈川県北西部、丹沢山地の麓に位置し良質なお米の産地として知られる足柄にある川西屋酒造店さんから「隆 桜ラベル 純米吟醸 生酒」です。酒米の特性やタンクごとの個性を大切にした「隆」シリーズの白ラベルの生酒で、地元のお米と丹沢山系の地下水を使った純米吟醸です。 パワフルなうま味、重厚な酸味 地元足柄産の若水を使用した精米歩合55%の純米吟醸酒。酵母は協会7号。アルコール分は15度で日本酒度は+6。 詳しいスペックを見る 原料米:足柄産若水100% 精米歩合:55% アルコール分:15度 日本酒度:+6 その他:無ろ過 製造/開栓:02.23/04.23 購入店:柏屋 穏やかでほのかに米の香りが感…

  • 「鍋島 BlossomsMoon 純米吟醸」華やかで生命の息吹を感じさせる力強い純米吟醸

    有明海に面した佐賀県鹿島市、歴史的な町並みが残る肥前浜宿(ひぜんはましゅく)に蔵を構える富久千代酒造さんから「鍋島 BlossomsMoon 純米吟醸」です。以前レビューした「鍋島 HarvestMoon」と同じく四季に合わせた鍋島・ムーンシリーズの春バージョンです。 鍋島らしい飲みやすさにコクがきいたバランスのよさ 鍋島ラインナップ唯一(?)の但馬強力を100%使用した精米歩合50%の純米吟醸酒。但馬強力は名前のとおり強力から純系分離した品種です(なぜ鍋島でこのお米を使うに至ったのか中々興味深いところ)。アルコール分は15度。開栓注意の記載がありますが要冷蔵ではないので火入れだと思います。 …

  • 「春霞 純米酒」花見に持っていくならこのいっぽん!

    明治7年(1874)創業、古来より名水の地として名高い秋田県美郷町六郷の地に蔵を構える栗林酒造店さんから「春霞 花ラベル 純米」です。地元で収穫されたお米に蔵付分離酵母を使うなどテロワールに満ちあふれています。 瑞々しくバランスのよい食中酒タイプ 栗林酒造店さんのトレードマークともいえる美郷錦を全量使用した純米酒。表示では精米歩合60%とありますが、麹米のほうは50%のようです。酵母は蔵で採取された酵母の中から分離培養した亀山酵母を使用。日本酒度は±0で酸度は1.5。一回火入れ。 詳しいスペックを見る 原料米:美郷錦100% 精米歩合:60% 酵母:亀山酵母(蔵内分離) アルコール分:16度 …

  • 「わかむすめ 薄花桜 純米吟醸 無濾過生原酒」花冷えが美味しい春にピッタリな純米吟醸

    山口県山口市、豊かな自然あふれる徳地(旧徳地町)にてご夫婦で酒造りをされている新谷酒造さんから「わかむすめ 薄花桜 純米吟醸 無濾過生原酒」です。薄花桜とは日本の伝統配色「襲の色目(かさねのいろめ)」の一つで、「わかむすめ」ブランドでは商品名にこの襲の色目の名前が多くつけられています。 フルーティでエレガント、シンプルで美しい佇まい 山口県が開発したオリジナル酒米、”西都の雫”を全量使用した精米歩合60%の純米吟醸。アルコール分は16度と原酒にしてはかなり低め。やはり都市部に向けて出荷されるお酒はこの傾向が強いですね。わかむすめのラインナップを見るとほぼ全商品無濾過のようですね。 詳しいスペッ…

  • 「手取川 春 純米辛口」きめ細やかな泡が心地よい純米生酒

    山島村-その村はかつて酒造りの村として栄え「山島酒」、「手取酒」と呼ばれる銘酒を醸してきました。2023年、造り酒屋は一軒となってしまいましたが、今なお「手取酒」の本流を目指し継承し続けているのが石川県白山市に蔵を構える吉田酒造店さんです。 今回はそんな吉田酒造店さんから「手取川 春 純米辛口」をいただきます。「手取川」といえば定番ともいえる山廃仕込純米酒を想像される方も多いと思いますが、こちらは同一スペックで季節を表現する四季シリーズの「春」限定酒です。 フレッシュ感とバランスのよさが光る ラベルに説明はありませんが、おりが絡んだうすにごり生酒です。麹米には山田錦、掛米には五百万石が使用され…

  • 「磐城壽 純米酒 アカガネ」伝統的な日本酒の魅力が詰まった熟成純米酒

    東日本大震災による被害で地元福島県浪江町から約150キロ離れた山形県長井市で酒造りを続けられている鈴木酒造店さんから「磐城壽 純米酒 アカガネ」です。 磐城壽の中でも熟成をテーマにしたコンセプト酒で、日本酒の魅力を多くの人に伝えようと古来より日本人に親しまれた金属である銅にあやかりアカガネと命名されたそうです。 熟成による香ばしさに円やかさ、存在感のある旨味と安定感のある酸味 現行のメジャー酒米の中でも古典的な雄町(岡山県産)を全量使用した純米酒で精米歩合は65%、アルコール分は16度。以前は山廃造りでしたが現在は生酛造りに変更されています。熟成がテーマということでしぼってから2年かけて出荷さ…

  • 「正雪 純米吟醸 別撰PREMIUM うすにごり生酒 R4BY」瑞々しさと上品な旨みを兼ね備えた高コスパ静岡吟醸

    図らずも前回と同様、こちらもかつて東海道の宿場町だった静岡県由比町に蔵を構える神沢川酒造場さんから「正雪 別撰プレミアム 純米吟醸 うすにごり生酒」です。 別撰プレミアムは名人「山影純悦」前杜氏の名を冠したシリーズの後継ブランドで、原料米から仕込み、管理に至るまで大吟醸レベルとワンランク上を行く純米吟醸です。 香りから味、余韻に至るまで最高のバランス! 兵庫県産山田錦を全量使用した純米吟醸で、精米歩合50%と大吟醸クラスに磨かれています。酵母は土井酒造場(開運蔵元)の大吟醸もろみから分離された静岡酵母HD-1。アルコール度数は16度で日本酒度は+2~+4、酸度は1.0~1.3となっています。別…

  • 「唯々 銀花のあかり 純米無濾過生原酒 R4BY」鯖の棒寿司と合わせたくなるただただ美味い新酒

    東海道の宿場町、滋賀県湖南市石部にある竹内酒造さんから「唯々 銀花のあかり 純米無濾過生原酒 R4BY」です。 竹内酒造さんでは昔から続く「香の泉」がメイン銘柄でしたが、「ただただ美味い酒をつくる」ことを目指し地元近江産米を主に使用した「唯々」が新たに立ち上げられました。 「想い出ラベル」シリーズは四季に合わせたノスタルジックなラベルを装った季節商品で、売り上げ金の一部は動物愛護団体に寄付されます。 軽やかながらしめ鯖にも負けない豊かな旨み 滋賀県で生産された渡船を100%使用した純米無濾過生原酒。精米歩合は70%。アルコール分は16度と原酒にしては低めです。唯々は山廃の商品も多いですが、こち…

  • 「仙禽 雪だるま」冬を代表するサワーテイストにごり酒

    栃木県さくら市の”せんきん”さんから、昨今のにごり酒ブームを牽引していると言っても過言ではない冬の風物詩「仙禽 雪だるま」です。 元から人気のあるお酒でしたが、ここ数年は日本酒系Youtuber「サケラボちゃんねる」さんが猛プッシュされていることもあってか特に伸びてるなあと感じます。 キメ細やかで甘すぎることもない旨みは食事にもぴったり合う 酒蔵で使用する仕込み水と同じ水脈上の田んぼで育てた(ドメーヌ化された)ドメーヌさくら・山田錦を全量使用した純米吟醸規格のお酒です。火入れ処理はしていない酵母が活きた状態の活性にごり酒です。 詳しいスペックを見る 原料米:ドメーヌさくら・山田錦(さくら市産)…

  • 「玉川 純米酒 ひやおろし R3BY」気温変化の激しい秋にぴったりな玉川の速醸純米

    当ブログすでに3回目の紹介となる京丹後の木下酒造さんから「玉川 純米酒 ひやおろし」です。 もともと玉川のひやおろしは山廃本醸造でしたが、昨今の日本酒市場における純米の強さに押され、かと言って山廃純米では熟成が間に合わないということで速醸純米に至ったようです。 shutaraba.hatenablog.jp shutaraba.hatenablog.jp 飲むシーンを選ばない懐の深い味わい 兵庫県産北錦を全量使用した精米歩合66%の純米酒。北錦は商品数の多い木下酒造さんの中でも使われることが多く、蔵の十八番とも言えるお米のようです。アルコール分は17度、日本酒度は+11、酸度は2.0。 詳しい…

  • 「月の井 純米 ひやおろし R3BY」熱ければ熱いほど旨い最高の食中酒

    広島の竹鶴酒造で杜氏を務められていた石川達也氏を迎え入れ新体制となった茨城県大洗町にある酒蔵、月の井酒造店さんから「月の井 純米 ひやおろし」です。 これが秋の日本酒だ!といいたくなるほくほくとした味わい 原料米に茨城県唯一のオリジナル酒造好適米「ひたち錦」を全量使用した精米歩合65%の純米酒。「ひたち錦」は両親が飯米ながら高い酒造適性をもつという珍しい酒造好適米。アルコール分は16度の加水ありで日本酒度は+15.0、酸度は2.4。前回の日置桜といい完全発酵に深いこだわりを感じます。 詳しいスペックを見る 原料米:ひたち錦100% 精米歩合:65% アルコール分:16度 日本酒度:+15 酸度…

  • 「日置桜 純米ひやおろし 山装ふ R3BY」秋の食材と合わせるのにこれ以上の酒はない

    鳥取県鳥取市の青谷町にある山根酒造場さんから、季節限定”山シリーズ”のうち秋の山を彩る紅葉をモチーフにした「日置桜 純米ひやおろし 山装ふ」です。 山根酒造場さんは生産者ごとに仕込タンクを分けるという全国的にも稀な酒造りをしており、今回は同県倉吉市の数馬豊氏が生産されたお米を使用しています。 いい意味で「武骨」、だけどどこか優しさを感じる 鳥取県を代表する酒米「強力」を全量使用した精米歩合70%の純米酒。使用酵母は協会7号。日本酒度+9.4、酸度2.2となっており、アルコール分は15度なので加水されているみたいです。他の生詰ひやおろしで見る要冷蔵の記載がないので恐らく二回火入れと思われます。 …

  • 「菊姫 純米ひやおろし R3BY」秋まで寝かすことでしっかりと旨味がのっていて爽やかさも感じさせる濃醇旨口酒

    加賀の銘酒「菊姫」から「菊姫 純米ひやおろし」です。最高の酒米を用いて醸された新酒を一回火入れし、蔵内で秋口まで寝かせた後リリースされます。菊姫といえば熟成(1~3年をブレンド?)のイメージが強いので今回のお酒はひやおろしとはいえ菊姫のラインナップの中では比較的若めと言えます。 以前レビューした山廃純米はこちら shutaraba.hatenablog.jp 凝縮した甘み旨味、心地よい酸味が余韻へと繋がる 特A地区の山田錦を全量使用し自家製米で65%まで磨いた純米酒。霊峰と名高い白山の伏流水と自社酵母で仕込まれたアルコール分18度の原酒となっています。菊姫といえば山廃造りですが、ひやおろし純米…

  • 「天穏 ひやおろし 純米生詰原酒 R3BY」大山が育んだ豊かでコク深い純米ひやおろし

    昨年があまりの美味しさだったのでリピートしました。ラベルは昨年と同じですが、スペックが速醸ではなく酵母無添加の生酛と異なるためレビューします! 昨年(R2BY)のレビューはこちら shutaraba.hatenablog.jp なめらかで濃醇な旨味、リッチで豊かなコク深い味わい 鳥取県伯耆町大山八郷産山田錦を使用した精米歩合60%の純米吟醸規格で、アルコール分は17度の生詰原酒。生酛の精米歩合60%と本来であれば ”無窮天穏” スペックながら今回は "天穏" としてリリースされたそうです。 詳しいスペックを見る 原料米:鳥取県伯耆町大山八郷産山田錦100% 精米歩合:60% 日本酒度:+1 ア…

  • 「酉与右衛門 特別純米酒 無濾過生原酒 直汲み 美山錦 R3BY」東北らしさに東北らしからぬパワフルな旨味を纏った一本

    南部杜氏ゆかりの地、岩手県花巻市石鳥谷にある川村酒造店さんから「酉与右衛門 特別純米酒 無濾過生原酒 直汲み 美山錦 R3BY」をいただきます。「酉与」は「酔」の旧字にあたるそうです。 綺麗さの中に旨味の塊を感じる 自社田で育てられた美山錦を100%使用した精米歩合55%の特別純米酒で、アルコール分は16-17度。酵母は酉与右衛門ブランドほぼ全てで7号酵母を使用されているようです。裏ラベルによると日本酒度は+5.5、酸度は1.8で醪日数は24日とあります。ラベルにここまで詳細なスペックを書いているお蔵さんも珍しいですね(ファンに優しい!)。 詳しいスペックを見る 原料米:美山錦100%(自家田…

  • 「天美 純米吟醸 火当」フレッシュ甘美な次世代日本酒

    2020年に山口県下関市で廃業予定だった酒蔵を買い取り、新たに再スタートしたことで話題となった長州酒造と藤岡美樹杜氏がタッグを組んでつくる「天美」から「天美 純米吟醸 火当」をいただきます。 天美には二つの定番がありそれぞれ「特別純米」こと黒天と今回いただくこちらが白天と呼ばれています。火当とは火入れ処理のことを指します。 徹底した管理が生み出す驚異的な透明感 全量山田錦を使用した精米歩合60%の純米吟醸。酵母は901号。アルコール度数は原酒で15度と近年トレンドの低アル原酒。 詳しいスペックを見る 原料米:山田錦 精米歩合:60% 酵母:901号 アルコール分:15度(原酒) その他: 製造…

  • 「小左衛門 特別純米酒 美山錦」温度帯や料理ジャンルを選ばない万能食中酒

    岐阜県南東部に位置する瑞浪市。「瑞穂が浪(波)打つ」様子が由来するように米作りに適した当地で創業約300年の歴史がある中島醸造さんから「小左衛門 特別純米 美山錦」をいただきます。 フルーティーな香り、バランスのいい味わい お米は長野県産美山錦100%使用しており、精米歩合は55%と純米吟醸を名乗れるスペックです。アルコール分は15.5度とあり、酒屋さん情報によると日本酒度は+2.0、酸度は1.6とのことです。 詳しいスペックを見る 原料米:美山錦 精米歩合:55% アルコール分:15.5度 日本酒度:+2.0 酸度:1.6 その他:常温保存 製造/開栓:22.01/22.06 購入店:小山商…

  • 「与謝娘 特別純米酒」柔らかさとコクを感じさせる旨酒

    日本三景「天橋立」にほど近い与謝野町にある与謝娘酒造さんから「与謝娘 特別純米酒」です。初めて見るお酒とその可愛らしいラベルに惹かれ購入しましたがその味やいかに。 コクとキレ、旨味と酸味のバランスがいい 京都府産の五百万石を全量使用した特別純米酒で精米歩合は60%、アルコール分は15度、日本酒度は+2となっています。 詳しいスペックを見る 原料米:京都府産五百万石100% 精米歩合:60% アルコール分:15度 日本酒度:+2 製造/開栓:04.05/04.06 購入店:鴨下酒店 香りは穏やかで穀物や木の実のような日本酒らしさにべっ甲飴のような熟成のニュアンスも少し感じられます。 口当たりはソ…

  • 「花陽浴 純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒 おりがらみ」透明感のあるピュアな甘さを楽しむ

    埼玉県羽生市にある南陽醸造さんから同蔵を代表する花陽浴より「花陽浴 純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒 おりがらみ」です。小山商店さんで偶然売ってたので久しぶりに飲んでみたいなーってことで購入しました。日本酒飲みはじめのころはよく外呑みでお世話になっていたので楽しみです! 雑味のないお米の甘み、滑りのいい質感 山田錦を全量使用した純米吟醸で精米歩合は55%です。アルコール分は16度と一般的な日本酒の原酒と比べると低い数値となっています。雫採り(袋吊り)のあらばしり部分を集めたおりがらみのようです。 詳しいスペックを見る 原料米:山田錦 精米歩合:55% アルコール分:16 その他:無濾過生原酒、お…

  • 「賀茂金秀 純米しぼりたて生」料理がほしくなる爽快旨辛酒

    広島県東広島市、銘醸地として名高い西条地区から少し離れた黒瀬町にある金光酒造さんから「賀茂金秀 純米しぼりたて生 R3BY」です。広島県産八反錦を使用した純米生酒で、その年最初にしぼる新酒です。 フレッシュな味わい、爽快なキレが食欲をそそる 広島県を代表する酒造好適米、八反錦を全量使用した純米酒生酒。精米歩合は60%。酒販店さんによると日本酒度は+2.0、酸度は1.5とのこと。 詳しいスペックを見る 原料米:広島県産八反錦100% 精米歩合:60% アルコール分:16度 日本酒度:+2.0 酸度:1.5 その他:生酒 製造/開栓:21.11/22.03 購入店:はせがわ酒店 香りは非常に穏やか…

  • 「西之門 純米吟醸 美山錦 あらばしり 無濾過生原酒」ガス感に包まれたピュアな甘みが魅力の純米吟醸

    長野県は長野市善光寺に隣接する西之門町にて日本酒、味噌を製造する老舗蔵、よしのやさんより「西之門 純米吟醸 美山錦 あらばしり 無濾過生原酒 」です。「西之門」は「雲山」とともによしのやを代表する銘柄ですが、この限定流通酒シリーズは全国で3軒の特約店でしか販売されていないようです。 透明感のある甘味に消えるような余韻 長野県産の美山錦を全量使用した純米吟醸無濾過生原酒。精米歩合は60%。酵母は長野C酵母(アルプス酵母とも)の後継として開発された長野D酵母。アルコール度数は14度と昨今トレンドの低アルコール原酒です。仕込水は犀川系伏流水。あらばしりという醪(もろみ)の重みで自然と垂れてくる部分を…

  • 「作 純米大吟醸 新酒 R3BY」四季醸造でも色褪せぬ季節感をまとった作の新酒

    こんにちはー、わさびです。 今回紹介するのはモータースポーツの聖地としてお馴染みの鈴鹿市にある四季醸造蔵、清水清三郎商店さんから「作 純米大吟醸 しぼりたて」です。作のしぼりたては季節ものとしては珍しく毎年11~2月の間、月1ペースで蔵出しされます。 フレッシュさと上品さを兼ね揃えた気品あふれる味わい 精米歩合50%の純米大吟醸。使用される米は酒蔵に入荷した順番に仕込まれるので出荷時期によって米が異なるようです。「新酒・しぼりたて」ときくと生酒のイメージがありますが品質維持の観点から2回火入れです。アルコール分は15度。日本酒度、酸度ともに非公開。 詳しいスペックを見る 原料米:国産米 精米歩…

  • 「来福 純米酒 初しぼり」コスパに優れたバランス最高の純米生酒

    享保元年(1716年)創業、茨城県筑西市に蔵を構える老舗・来福酒造さんから「来福 純米酒 初しぼり」です。地元の契約農家が栽培した酒造好適米を100%した純米酒生酒。 透明感のある甘み旨味とフレッシュな酸味とのバランスが最高 地元筑西市の契約農家さんたちが栽培した五百万石を100%使用した純米酒で、精米歩合は59%と謎のこだわり数値。酵母はお得意の花酵母で種類はツルバラ、日々草。裏ラベルによると来福酒造さんは全商品無濾過のようです。 詳しいスペックを見る 原料米:五百万石100% 精米歩合:59% 酵母:東京農業大学分離株 アルコール分:16度 その他:生酒、無濾過 製造/開栓:21.11/2…

  • 「安芸虎 しぼりたて 純米吟醸 土佐麗 生酒」南国土佐らしいトロピカルなしぼりたて

    こんにちはー、わさびです。 本日紹介するのは高知県東部に位置する安芸市から「安芸虎 しぼりたて 純米吟醸 土佐麗」です。昨年までのしぼりたては「土佐錦」を使用していましたが、今期から「土佐麗」に変更されたそうです。 トロピカルでジューシー! 高知県が新たに開発した酒造好適米「土佐麗」を100%使用した純米吟醸無濾過生酒。精米歩合は50%。Alc.は16、日本酒度は±0、酸度は2.0となっています。仕込水の赤野川系伏流水はとても軟らかくふくらみのある味わいに仕上がるそうです。 土佐麗 高知県農業技術センターが平成21年から開発してきた早生品種「高育80号」の名称であり、従来の早生品種(風鳴子)に…

  • 「くどき上手 純米大吟醸 しぼりたて 生酒」まるでもぎたてメロン。

    R3BY新酒のトップバッターは当ブログ初出の山形県から「くどき上手 純米大吟醸 しぼりたて」 です! 吟醸王国山形においてとりわけ目を引く酒銘とラベルが特徴のくどき上手の新酒は兵庫県産山田錦を100%使用した贅沢な純米大吟醸となっております。 なめらかな甘みと鮮やかな苦味とのバランスが秀逸 兵庫県産山田錦を使用した精米歩合50%の純米大吟醸生酒。酒販店情報によると小川10号(協会10号系)とM310のダブル酵母。Alc.16.3~16.7、日本酒度は-4、酸度は1.2です。 詳しいスペックを見る 原料米:兵庫県産山田錦 精米歩合:50% 酵母:小川10号・M310 アルコール分:16.3~16…

  • 「石鎚 特別純米 ひやおろし」地鶏と合わせたい、柔剛併せ持つふくよかな一本

    こんにちはー、わさびです。ひやおろし最終回は久々の愛媛県からお送りします。 西日本最高峰「石鎚山」の麓で名水の町として名高い愛媛県西条市にあり、山の名を社名と酒銘に冠した石鎚酒造さんより「石鎚 特別純米 ひやろおし」です。 以前にも媛一会の夏酒で紹介したことがある愛媛酒ですがどちらも西条市のお酒で、ともに名水「うちぬき」と由来を同じとした伏流水が使われています。 水のやわらかさと米の力強さ 麹米に備前雄町、掛米には松山三井を使用。精米歩合は60%と純吟並に磨いている特別純米酒。松山三井は愛媛県の酒蔵で使われるお米(もとは飯米)で、大粒かつタンパク質含有量が低いのが特徴。 詳しいスペックを見る …

  • 「相模灘 秋上がり」特本から純大まで色んなお酒をブレンドした複雑味溢れる濃厚旨酒!

    こんにちはー、わさびです!時期外れの秋酒レビュー第5回目は当ブログお初となる神奈川県からの紹介となります。 都心から車で約1時間の距離にある相模原市、自然に囲まれた酒蔵でクラシックな9号酵母にこだわった酒造りをされている久保田酒造さんより「相模灘 秋上がり」です。最近、各酒蔵から色んなタイプの「ひやおろし・秋上がり」が出されますが、こちらのお酒は特別本醸造から純米大吟醸までの色んなお酒の責めの部分をブレンドし生酒のまま貯蔵するというかなり特徴的な一本です。 なめらか且つ濃厚、複雑感のあるパワフルな味わい 山田錦、雄町、美山錦を使用した特別本醸造から純米大吟醸までの責めの部分をブレンド。どのお酒…

  • 「鍋島 HarvestMoon」秋の夜長にぴったり

    こんにちはー、わさびです。 当ブログお初の佐賀銘柄、有明海に面した鹿島市に蔵を構える富久千代酒造さんより「鍋島 HarvestMoon」です。数ある鍋島ラインナップの中でもムーンシリーズは春夏秋冬にそれぞれリリースされ、ハーベストムーンは収穫の月や中秋の名月を意味した秋の限定酒です。 透明感のあるソフトな旨口酒 精米歩合60%の特別純米酒。使用米は愛山のみ記載していたり麹に雄町、掛に愛山と酒販店によってバラバラ。酵母はラベルに「classic」の文字があるので9号もしくは14号を使用しているものと思われます(たぶん)。 詳しいスペックを見る 精米歩合:60% アルコール分:15度 製造/開栓:…

  • 「自然郷 円融純米」氷温貯蔵により綺麗に整った自然郷の秋酒

    こんにちはー、わさびです。 今回紹介するのは福島県西白河郡矢吹町に蔵を構える大木代吉本店さんの秋酒「自然郷 円融純米」です。福島県の酒造好適米「夢の香」を使用し、無濾過無加水(無濾過原酒)の状態で瓶燗火入したのち氷温で一夏寝かせたお酒です。 フレッシュなのにまろやかで落ちついた味わい 詳しいスペックを見る 原料米:福島県産夢の香100% 精米歩合:60% アルコール分:15度 その他:無濾過無加水、瓶燗火入、氷温貯蔵 製造/開栓:21.09/21.11 購入店:小山商店 福島県が開発したオリジナル酒造好適米、夢の香を全量使用。純米表記ですが精米歩合60%と純米吟醸を名乗れるレベルまで磨いていま…

  • 「天穏 ひやおろし 純米生詰原酒」ひやおろしとはかくあるべきという一つの答え

    神話の国、島根県出雲市から板倉酒造さんが送る秋酒「天穏 ひやおろし 純米生詰原酒」です。山陰吟醸による丁寧な造りとブラッシュアップから練られたスペック構成で完成の域に達したと紹介されています。 天穏という銘柄は以前からとても気になっていましたが、「全てのひやおろしの基準となる酒に」というキャッチフレーズに購入欲を抑えずにはいられませんでした。今回はその真意に迫りたいと思います。 ちなみに、お酒だけではなく酒蔵(特に杜氏の小島氏)の日本酒に対する考え方、世界観ともに興味深いものがあるので気になる方はぜひホームページを訪れてみてくださいませ! カニとの相性抜群な自然な甘味と深い旨味、甲羅酒もいいぞ…

  • 「黒龍 純米吟醸 秋上がり」黒龍らしい上品さに熟成によるふくよかな旨味を兼ね揃えた万人向け秋酒

    こんにちはー、わさびです。 今期のひやろろしトップバッターは黒龍酒造さんから「黒龍 純米吟醸 秋上がり」です。ブログでの紹介はつい最近ですが飲むのは約1年ぶりになります。 黒龍酒造さんには「吟醸 ひやおろし」と「純吟三十八号」という二つの秋酒がありましたが、今年よりこちらの「純米吟醸 秋上がり」に一本化されたようです。 残念ながらどちらも飲んだことがないので比較はできませんがスペック的には純吟三十八号に近い感じでしょうか。 熟れているけど熟成感は感じさせない絶妙なバランス 詳しいスペックを見る 原料米:山田錦 精米歩合:55% アルコール分:16度 日本酒度:2.5 酸度:1.3 備考:火入れ…

  • 「総乃寒菊 OCEAN99 銀海 -Departure- 純米吟醸 無濾過生原酒 R2BY」なめらかで透き通った旨味を感じさせる純米吟醸

    こんにちはー、わさびです。今回は人気爆上がり中の銘柄『総乃寒菊』より「OCEAN99 銀海 -Departure- 純米吟醸 無濾過生原酒 R2BY」を紹介します。 自分が初めて寒菊を見たのは令和に入ってからでしょうか?ここ1,2年という短い期間で都市圏の酒屋を中心に一気に拡がりを見せた印象があります。 寒菊の中でも特に人気の高い”OCEAN99”シリーズは季節ごとに様々な表情を見せる九十九里海岸を意識した季節限定酒で、今回いただく 銀海 -Depature- はラベルに描かれた飛行機にあるように新たな出発を意味するそうです。 甘旨酸のバランスが整ったクリアな味わい 詳しいスペックを見る 精米…

  • 「嘉美心 純米吟醸生酒 冬の月 R2BY」無濾過生原酒ブームの草分け的存在な芳醇旨口酒

    こんにちはー、わさびです。今回紹介するのは、岡山県浅口市より「嘉美心 純米吟醸生酒 冬の月(以下冬の月)」です。「冬の月」は嘉美心酒造さんが2000年からスタートされたスピンオフ的なブランドです。 無濾過生原酒の走りといえば「飛露喜」を思い浮かべる方も多いと思いますが、こちらの冬の月もその草分け的存在といえます。20年前は今ほど冷蔵流通や冷蔵管理の体制がしっかりしていませんでしたが、うまい日本酒を飲み手に届けたいという蔵元の思いから生まれたのが冬の月です。 フルーティさと旨味が口全体に広がる芳醇な味わい 詳しいスペックを見る 原料米:岡山県産アキヒカリ 精米歩合:58% 酵母:岡山白桃酵母 ア…

  • 「黒龍 垂れ口 R2BY」冬の到来を告げるロングセラー

    こんにちはー、わさびです。福井県永平寺町より「黒龍 垂れ口」の紹介です。 日本酒愛好家から絶大な支持をほこる黒龍。今回いただく垂れ口は寒さが本格的に厳しくなり始める初冬に搾られたその年の新酒で、毎年ソッコー売り切れとなる程の人気商品だそうです。 ちなみに”垂れ口”とは、お酒を搾る機械(槽:ふね)から搾ったお酒が出るところで”ふな口”ともいいます。つまり、搾り終わったばかりのお酒をろ過、火入れせずに詰めたお酒で瓶の底には僅かですがオリ(もろみ)があります。 サラりとしつつコクを感じさせるバランスに脱帽 詳しいスペックを見る 原料米:福井県産五百万石100% 精米歩合:65% アルコール分:18度…

  • 「玉川 純米吟醸 福袋 R2BY」新年一本目のドキドキ感、まさに福袋

    本日は日本酒の日ですねー、っということで正月の振り返りレビューです_(┐「ε:)_今回は私がほぼ毎年いただいている玉川さんの新酒第一弾・福袋を紹介します。 皆さんご存知の通り、日本酒造りはその年のお米の出来、天候などに影響されるまさに自然との対話ともいうべき仕事で造り手さんたちは毎年一からの心構えで臨まれます。「福袋」はそんな緊張感の中造られた1本目の純米吟醸を化粧なしの無濾過生原酒で詰めたお酒です。 ちなみに「福袋」という名前は新酒が出来上がるまでの造り手の”ドキドキ”と今年はどんなお酒ができたかなという飲み手の期待感の”ドキドキ”、これを空けてみないと分からない「福袋」にかけたそうです。 …

  • 「豊盃 純米しぼりたて 生酒 H29BY」豊盃の名を全国に知らしめた銘酒

    こんにちは、わさびです。大分が空いてしまいましたがまたボチボチ書いていこうと思います。 昨年末にいただいた青森県は三浦酒造さんから「豊盃 純米しぼりたて 」を紹介します。 「豊盃」といえば青森県屈指の人気銘柄ですがかつての十四代や獺祭などがそうであったようにもとは青森にあるイチ酒蔵の地酒でした。それが全国区で有名となる、その火付け役となったのがこちらのお酒だそうです。 果実の様に華やかで芳醇な味わい 詳しいスペックを見る 原料米:青森県弘前市藤代産華吹雪 精米歩合:55%|60% アルコール度:16-17 その他:無濾過生原酒、H29BY 製造/開栓:27.11/20.12 購入店:小山商店 …

  • 「奥播磨 純米吟醸 霜月 生」生熟成の面白さを体験できるスモーキー濃醇フルボディ

    こんにちは、わさびです。前回の大関に引き続き、兵庫県は姫路市から「奥播磨 純米吟醸 霜月 生」を紹介します! 奥播磨を醸す下村酒造店さんは前回紹介した「大関」など多くの大手蔵元が本社を置く「灘(灘五郷)」とは異なり「播磨」と呼ばれる地域に位置する酒蔵です。最近、GI播磨に認定されたことでも話題になりましたね! 「霜月」というサブタイトルの通り毎年11月に発売される限定酒。11月というと新酒が出回り始める時期ですが、霜月は昨年搾ったお酒を約1年蔵内貯蔵した熟成酒です! 今回いただくお酒はそこから更に三年間レマコムで氷温保管したものになります。どんな味わいになっているのか非常に気になります! それ…

  • 「夢見るひつじ 純米にごり酒」ワンカップで有名なあの大手蔵が世に送るゆるふわ軽快にごり酒

    こんにちは、わさびです。今回は当ブログ初となるカップ酒を紹介します! 日本を代表する大手酒蔵・大関より、今年9月に発売された「夢見るひつじ 純米にごり酒」です!もともと大関には冬季限定で発売される純米にごり酒があったのですが、成分見る限りだとそれを通年、リニューアル化した感じでしょうか。 それではいただきます。 繊細なおりが織りなす軽快なめらかな味わい 詳しいスペックを見る 精米歩合:78% アルコール分:11度 日本酒度:-33 酸度:1.4 その他仕様:にごり酒 THE・カルピスの香り! 香りはほのか、甘さの中に乳酸が混ざったような香り。うん・・・カルピスだこれ しっかりとおりの存在感を感…

  • 「防長鶴 純米酒 ふた夏越した ひやおろし 番外編」ふた夏分の旨味を蓄えた全温度帯でハイパフォーマンス

    こんにちは、わさびです。前回の貴に続いてまたまた山口県からの紹介です! 今回ご紹介するのは、山口を訪れたことがある方ならコンビニや土産物店で一度は見たことがあるであろう「毛利公」で有名な山縣本店から、「防長鶴 純米酒 ふた夏越したひやおろし」です。 防長鶴は、新たな杜氏を迎えるにあたり従来の酒造りから心機一転、「伝統と新規性の共存」を掲げ立ち上げられた創業当時の復刻銘柄です。 番外編シリーズは、防長鶴の中でも杜氏さんの趣味(?)で試験的に貯蔵されていた文字通りまさに番外編なラインナップ。今回いただくお酒はふた夏を蔵で過ごしたひやおろしです。 それでは、いただきます。 見出し 詳しいスペックを見…

  • 「貴 特別純米 ふかまり」旨味がのった秋の食材にぴったりな万能食中酒

    こんにちは、わさびです。今回は山口県より「貴」の秋酒を紹介します。 近年、ひやおろしは8月中旬(お盆明け)ごろというまだ残暑の厳しい時期から出荷が始まります。それに対し、10月1日とかなり遅れて解禁される「貴 特別純米 ふかまり」は「ひやおろし」本来の意味を大切にし、秋の食材と合うようにとしっかり熟成期間を設けられた蔵元の想いが詰まったお酒です。 いただきます! 熟成によって生まれた旨味と酸味との最高のバランス、驚くほどふくよかかつ軽快な味わいは焼き魚と合わせたい 詳しいスペックを見る 原料米:山口県産山田錦 精米歩合:60% アルコール分:15度 製造/開栓:20.09/20.11 購入店:…

  • 「梅乃宿 Unfeigned SAKE Harvest」味わい深いのに飲み飽きしない、偽りなき美味しさ

    こんにちは、わさびです。 ひやおろし第二弾は奈良県より「梅乃宿 Unfeigned SAKE Harvest」を紹介します!梅乃宿酒造といえば和リキュールで有名ですが、私が最も好きな日本酒のひとつ「玉川」を醸す木下酒造杜氏のフィリップ・ハーパー氏が修行をされた酒蔵でもあるのです。Unシリーズは2020年からスタートした梅乃宿酒造の新ブランドで、「Umenoyado Nihonshu(梅乃宿の日本酒)」のイニシャルから名づけられました。 定番商品のUndersong(純米酒)、Unfold(純米大吟醸)に対し、UnfeignedはUnシリーズの中でも季節商品にあてられ、今回いただくハーベストは文…

  • 「蓬莱泉 特別純米酒 ひやおろし 夢筺」トンネル熟成により旨味を蓄え『旬』を迎えた純米酒

    こんにちは、わさびです。世間では新酒ラッシュが続いていますが当ブログではこれから数回にわたり秋のお酒「ひやおろし」を紹介していきたいと思います! トップバッターは愛知県下において圧倒的地元支持を勝ち取り、人気酒「空」の醸造元として知られる関谷醸造さんより「蓬莱泉 特別純米酒 ひやおろし 夢筺」です! 「夢筺」は春にしぼったお酒を年間を通して15度前後に保たれるというトンネル内で貯蔵した純米酒です。15度というと人間だと少し肌寒さを感じる温度でしょうか。 それでは、いただきます。 女性的な綺麗な味わいながらたっぷりと旨味がのったグラマーテイスト 詳しいスペックを見る 原料米:麹:夢山水、掛:チヨ…

  • 「にいだしぜんしゅ 純米原酒」からだに優しい純米酒、その滋味深さは底知れない

    こんにちは、わさびです。 今回は福島の二大”自然酒”蔵の一つ、仁井田本家さんより「にいだしぜんしゅ(以前は金賓自然酒)」のご紹介です! 仁井田本家の主力商品「にいだしぜんしゅ 純米原酒」は、無肥料・無農薬米でつくられた自然米を精米歩合80%と余り磨かず、酵母を添加しない生酛造りに独自の汲みかけ四段仕込で仕込んだお酒を加水しない原酒のままじっくりと熟成させたお酒です。 では、いただきます! 甘味とコクがありつつ不思議と軽快で旨い! 詳しいスペックを見る 精米歩合:80% アルコール度:16.5度 その他仕様:酵母無添加(蔵付き酵母)、生酛造り 製造/開栓:20.08/20.10 購入店:柏屋 山…

  • 「美丈夫 特別本醸造」土佐より出づるハイコスパ本醸造

    こんにちは、わさびです。 今回は酒豪(いごっそう)が多いイメージの土佐(高知)からハイコスパな一本を紹介したいと思います。土佐鶴に酔鯨、司牡丹といった群雄割拠の高知県で一番東にある酒蔵「濱川商店」さんから「美丈夫 特別本醸造」です!一升瓶で税込み1980円とリーズナブルな価格設定ですが、精米歩合60%と吟醸酒なみに磨いた本醸造です。 トロピカル風味のサッパリテイストはお風呂上りに冷やして飲みたい 詳しいスペックを見る 原料米:松山三井 精米歩合:60% アルコール分:14度 日本酒度:+6 酸度:1.2 酵母:aa-41 製造/開栓:20.09/20.10 購入店:近所のカクヤス 松山三井は愛…

  • 『天狗舞 山廃仕込純米酒』世界が認めた伝統的山廃純米酒

    こんにちは、わさびです。 今回いただくお酒は石川県白山市から『菊姫』とともに山廃を代表するお酒として名高い『天狗舞』です!天狗舞をつくる車多酒造には、前回少し紹介させていただいた農口杜氏(農口尚彦研究所)とともに能登四天王の一人に数えられる中三郎(なか さぶろう)氏が現在も顧問杜氏として在籍されています。 そんな車多酒造の看板商品『天狗舞 山廃仕込純米酒』は、自家製米した酒造好適米を伝統的な山廃仕込みに天狗舞独自の製法を加味し熟成させた純米酒です。山廃造りの代表格なお酒として国内はもとより、2019年、2020年のKuramaster純米酒部門においてプラチナ賞を2年連続受賞するなど海外からも…

  • 『菊姫 山廃純米』原点にして頂点

    こんにちは、わさびです! 山廃純米、山卸廃止酛仕込など・・・今でこそ酒屋さんの棚を見渡せば商品名やラベルに山廃造りであることを表した日本酒は数多くありますが、「山廃仕込」の文字をラベルに入れたのは菊姫が一番最初だそうです。かの有名な農口尚彦杜氏が長年杜氏を務められた酒蔵でもあります。 今回紹介するのはそんな菊姫を代表する『山廃純米酒』です。もはやいうまでもない山廃の王(姫)のようなお酒。”特A地区”と呼ばれ山田錦の名産地としられる兵庫県三木市吉川町、そこで作られた上質な山田錦を100%使用し伝統の山廃造りで仕込み2~3年熟成させてから出荷されています(書いてるだけで涎がでてきそうだ!)。 刺激…

  • 『陽乃鳥』既存概念を打ち壊す新感覚貴醸酒

    こんにちは、わさびです。 今回はみんな大好き新政酒造から『陽乃鳥』の紹介です。陽乃鳥は、亜麻猫、天蛙などで構成される新政の人気シリーズ「Private Lab」の一角。亜麻猫が白麹仕込、天蛙が低アルスパークリングなのに対してこの陽乃鳥は貴醸酒タイプの日本酒です。 貴醸酒とは、仕込み水の代わりに一部日本酒を用いてつくられたお酒で、濃密でトロっとした甘い味わいが特徴です・・・が、そこは業界の異端児新政。どうアレンジしてきたのかお手並み拝見です! 第一印象は甘口白ワイン、しかし日本酒らしい旨味がそこにはある 詳しいスペックを見る 原料米:美山錦100% 精米歩合:65% アルコール分:14度 その他…

  • 『久保田 千寿 吟醸』久保田が世に送る淡麗辛口のニューモデル!

    こんにちは、わさびです。 今回は新潟県を代表する銘醸蔵・朝日酒造さんの久保田シリーズから定番商品『久保田 千寿』の紹介です! 千寿はむか~し(5年前くらい)飲んだことがありますが、記憶が曖昧なのと今年4月にリニューアルしたそうなので折角だし飲んでみたくなった次第。 今回のリニューアルもそうですが、朝日酒造さんは2017年にそれまでの久保田シリーズになかった純米酒系をラインナップに加えたり、同県のアウトドア企業スノーピーク(燕三条)とコラボするなど様々な取り組みにチャレンジされていますね。 さて、新しく生まれ変わった千寿いただきます! すっきりとした中に確かな旨味を感じさせつつ爽やかにキレる 詳…

  • 『玉川 自然仕込 山廃純米酒 雄町 無濾過生原酒 2019BY』豊かでふくよかでジューシー、京丹後の自然に育まれた玉川の山廃

    こんにちは、わさびです。 今回は自分の超お気に入り銘柄の一つ、『玉川』の紹介です!玉川といえば夏に発売される『Ice Breaker』を思い浮かべる方が多いと思いますが、この自然仕込シリーズも最高に美味しいですよー! 自然仕込シリーズの山廃は乳酸菌だけでなく酵母すらも添加しないという、発酵に必要な微生物たちの選定を自然に委ねたお酒。自然淘汰を生き延びた強い微生物(乳酸菌、酵母菌)たちによって醸されたお酒はコシのある、濃醇なお酒になります。 米のもつ旨味が溶けこんだような甘酸っぱくふくよかで濃厚な味わい 詳しいスペックを見る 原料米:赤磐雄町100% 精米歩合:66% アルコール分:19~20度…

  • 『又兵衛 吟醸』~地元消費率95%?! 米の旨みを十二分に味わえる吟醸酒~

    こんにちは、わさびです。前回の『遥香 純米酒』に続いて今回も福島のお酒の紹介です。こちらのお酒も遥香と同じ酒屋さんで購入しました。地域密着型の酒屋さんは地元のお酒もしっかり取り扱ってて嬉しいですね! いわき市は四家(しけ)酒造さんより『又兵衛 吟醸』です!又兵衛は地元の消費率が95%、とそのほとんどが県外に流通せず地元で消費されるという地酒の中の地酒と言えるお酒。 今回いただくのは又兵衛ラインナップでもミドルハイクラスに位置する吟醸酒。東北第二位の人口をほこるいわき市の呑ん兵衛たちが愛してやまないその味やいかに! 噛めば噛むほど味がでるスルメ酒 詳しいスペックを見る 原料米:不明 精米歩合:5…

  • 『遥香 純米酒』~造りての想いが伝わってくる純米酒~

    こんにちは、わさびです。 本日紹介するのは美味い日本酒を求めてネットを彷徨ってたら偶然出会った一本、『遥香』です。聞いたことない銘柄だなあと思い調べたら全国約90の地酒屋でつくる「地酒屋研究会 遥香会」という団体が会津若松の末廣酒造に製造を依頼したお酒のようです。 末廣酒造といえば、大正時代に嘉儀金一郎氏が日本で初めて山廃造りの試験醸造を行った山廃発祥の蔵として有名ですね。 酒造りを依頼するにあたり、顧客の声を活かそうと消費者や飲食店にアンケートをとったという気合の入った一本・・・いただきます。 程よく香り、程よく旨い洗練された味わい 詳しいスペックを見る 使用米:夢の香100% 精米歩合:6…

  • 『雪中梅 特別本醸造』~淡麗辛口だけじゃない!新潟県を代表する淡麗旨口酒~

    こんにちは、わさびです。 本日ご紹介するお酒はかつて幻と言われた越の三梅の一つ『雪中梅』です。新潟県と言えば淡麗辛口のイメージがいまだ根強いですが、意外と淡麗旨口のお酒も多くつくられていて雪中梅はその代表格的なお酒です。 今回いただく特別本醸造は雪中梅では珍しい季節限定酒です。昨年しぼったお酒を10カ月ほど寝かせて晩秋から冬にかけて発売されるある意味秋上がりっぽいお酒です。そういえば雪中梅のラインナップにひやおろしってありませんね。 優しい甘味が粉雪のように舌にしみ込む 詳しいスペックを見る 使用米:上越産 五百万石 精米歩合:60% アルコール分:16.2度 日本酒度:-3.5 酸度:1.2…

  • 『超王祿 無濾過本生 ★』~5年生熟成の万能食中酒~

    こんにちは、わさびです。 本日いただくのは島根県「王祿酒造」さんより『超王祿 本生★』です!以前から名前は知っていましたが中々飲む機会がなく、日本酒歴5年目にして初の王祿です。 王祿酒造さんはブレンドなし(タンク単一)・無濾過・瓶貯蔵・−5℃管理(酒販店含む)とかなり厳格なスタンスでお酒造りに取り組まれてる印象があります。 今回いただくこちらは以前「王祿 超辛純米」として販売されていましたが、今の王祿を超える王祿という意味を込め『超王祿』として生まれ変わりました。 余談ですが超王祿は★の数が1~5まであり数が増えるごとにレアリティが上がります(それなんてソシャゲ)。 軽快な口当たりからは想像出…

  • 『太田 純米吟醸 神の穂』~蔵元自らの名を冠した隠し酒~

    こんにちは、わさびです。 本日いただくのは『半蔵』で有名な大田酒造さんの隠し銘柄・・・蔵元自らの名を冠した「大田 純米吟醸 神の穂」です。聞くところによると中のお酒は「半蔵 純米大吟醸 神の穂」の無濾過生原酒バージョンだそうです。 こちらのお酒は小山商店さんの細い通路にあるセラーで見つけ「お、知らない銘柄やん買ったろ!」となり購入しました。 芳醇な味わいと引けの良さが秀逸 詳しいスペックを見る 使用米:神の穂100% 精米歩合:50% アルコール分:17~18度 日本酒度:+2 備考:無濾過生原酒 購入店:小山商店 製造/開栓:'19.05/'19.11 三重県の酒造好適米「神の穂」を50%ま…

  • 『風の森 露葉風80 純米しぼり華』~一粒で三度美味しい純米奈良酒~

    こんにちは、わさびです。 今回いただくのは大人気銘柄『風の森』から「露葉風80 しぼり華」です。ラインナップの変更で80seriesは807(精米歩合80%/7号酵母)seriesに。また、大吟醸・吟醸といった表記が廃止されて全製品が「純米奈良酒」に統一されました。 風の森は原則として無濾過無加水。また、風の森には独自のお酒の搾り方が色々あるのですがここで説明すると長くなるのでそれはまた次の機会に... 炭酸ガスと旨味が織りなすハーモニー 詳しいスペックを見る 使用米:奈良県産 露葉風100% 精米歩合:80% アルコール分:17度 日本酒度:+1.8 酸度:1.4~1.5 酵母:協会7号系 …

  • 『出羽の冨士 純米酒 ひやおろし』~知る人ぞ知る秋田の美酒~

    こんにちは、わさびです! 『会州一』、『辰泉』と続いてひやおろし第三弾は秋田県由利本荘市より『出羽の冨士』です!こちらのお酒は昨年10月に近所の酒屋さんで開かれたひやおろし呑み比べ会で一番美味しいと感じ購入したお酒です。 「由利本荘市」と聞いてピーンときたかたは余程の日本酒好きとお見受けします!由利本荘市には昨年NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」で紹介された高橋藤一氏が杜氏を務める齋彌酒造店(雪の茅舎醸造元)があります。 出羽の冨士をつくる佐藤酒造店がある矢島町は、日本海に面した由利本荘市の中でも沿岸部ではなく、少し内陸よりの鳥海山(出羽冨士)の麓に位置します。ちなみに酒蔵から歩いて5分…

  • 『辰泉 純米酒 生詰め 秋上がり』~これぞ理想的なひやおろし~

    こんにちは、わさびです! ひやおろしレビュー2番手は前回の『会州一』と同じく3年前に会津若松を訪れた際に渡辺宗太商店で購入した『辰泉 純米酒 秋上がり』です。前回の『会州一』同様、こちらも東京だと取り扱い店が少なく気になっていたお酒なのでとても楽しみです! 辰泉酒造さんは昭和30年代から徐々に姿を消していった「京の華」という酒米を独自に復活させたり、その酒米を使用したお酒で全国新酒鑑評会で金賞を受賞するなどかなりこだわった酒造りをされています。いつか京の華を使ったお酒も飲んでみたいですね! ふくよかな米の旨味と重すぎない味わいのバランスがいい 原料米(麹/掛):夢の香/コシヒカリ 精米歩合(麹…

  • 『会州一 特別純米酒 ひやおろし』~まるで和梨の様な爽快な味わい~

    こんにちは、わさびです! 昼間はまだまだ暑いですが夜には秋の気配が感じられるようになってきましたね♪ということで今回から三回に渡って昨年飲んだ秋酒「ひやおろし」を紹介していきたいと思います! トップバッターは3年前に会津若松を訪れた際に渡辺宗太商店さんで購入した『会州一 特別純米原酒 ひやおろし』です。こちらのお蔵は平成17年に一度廃業されたのですが、その二年後に酒造りを再開された復活蔵でもあります。名前は聞いたことがあるものの東京での取り扱いも少なく気になっていたお酒なだけに期待が高まります! 甘く爽やかな味わいとスカッとしたキレの両立 使用米:美山錦 精米歩合:55% アルコール分:16度…

  • 『仙禽 かぶとむし』~夏酒の代名詞、大人のレモンスカッシュ~

    こんにちは、わさびです。前回の投稿から約八カ月ぶり・・・嘘だよな?ということで『屋守』、『媛一会』に続いて夏酒第三弾は栃木県さくら市から『仙禽』です!※こちらのお酒は2019年6月に小山商店で購入しました。 仙禽と言えば今は当たり前になっている「甘酸っぱ系日本酒」の先駆者的な存在。テロワールを重視した酒造りをコンセプトに掲げ、近年では後述する使用米の完全ドメーヌ化(それも仕込み水と同じ水脈で育てた稲)を達成するほどの徹底ぶり。 今回はそんな仙禽さんが送る夏酒の代名詞的なお酒、『仙禽 かぶとむし』のレビューです! 柑橘を思わせる甘酸っぱいジューシーな味わい 使用米:ドメーヌさくら山田錦 精米歩合…

  • 『媛一会 夏酒 純米吟醸 無ろ過生原酒』~夏にぴったり!南国感あふれるジューシー旨酒~

    こんにちは、わさびです。 早くも更新に間が空いてしまいました・・・ブログ難しい( ;∀;) さて、前回の『屋守』に引き続き今回は夏酒第二弾!愛媛県は西条市より『媛一会(ひめいちえ)』のレビューです! 前々から気になっていた銘柄なのですが出会える機会に恵まれず・・今回やっと購入できました!都内でも取り扱い店の少ないお酒の一つです。※こちらのお酒は2019年6月に小山商店さんで購入しました。 『媛一会』を醸す武田酒造さんがある西条市は石鎚山の麓に位置し、「うちぬき」と呼ばれる地下水が市内各所から自噴する水の町として有名です。 地元向けに『日本心(やまとごころ)』というお酒をつくられており、『媛一会…

  • 『屋守 純米中取り 直汲み生』

    明けましておめでとうございます、わさびです。 令和二年スタートに合わせて日本酒ブログも始めて行きたいと思います! 記念すべき初投稿は地元のお酒でしたいなー・・・ということで東京は東村山より「屋守 純米中取り 直汲み生」のレビューです! ※こちらのお酒は2019年5月に小山商店さんで購入しました。 東京の日本酒と言うと「え、東京で日本酒作ってるの?」「東京の水ってマズそう・・・」という声が返ってきそうですが(かつては自分もそうでした・・・)、そんな声を一蹴し今や全国区の日本酒となったのが「屋守(おくのかみ)」です。 「金婚」で有名な豊島屋酒造さんが「屋守」ブランドをスタートしたのは平成14年、4…

  • 日本酒ブログはじめます!

    はじめまして、我錆(わさび)と申します。 タイトルのとおり日本酒ブログを始めていこうと思います! 本当は4月くらいから始めようと思い飲んだお酒のメモをちまちま取っていたのですが中々時間がとれず今年ももうすぐ終わりというところまで来てしまいました・・・なので最初のうちはちまちま取ったメモ片手に過去に飲んだお酒のレビューをしてこうかと。 自己紹介 いやお前だれやねん?! と思われる方しかいないと思うので簡単に自己紹介すると 日本酒にはまって4,5年くらい 基本的に苦手なタイプはない(アル添、古酒含む)。 飲んだことない日本酒を飲むのが好き 大吟醸だろうと生酒だろうと何でも燗する変態 知らない場所に…

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