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うちのガラクタ http://utinogarakuta.blog.fc2.com/

古びたモノが好きです。日常の捕って付けたようなモノ・コトの紹介です。

どこか昭和を感じさせる生活道具や民具が好きです。”雑閑”では日々の雑記・展覧会・読書・映画・フリマ・骨董市などでの感想を、”モノがたり”では部屋のガラクタを、”一枚の写真”では昔の旅写真などを載せています。つたないモノコトの紹介ですがお愉しみください!

フナコレタロ
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小平市
出身
旭川市
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2020/09/05

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  • 1218 そろばん

    ● そろばんの製作工程とそろばん箪笥 / 白井そろばん博物館にて ● ポーランドのそろばん(上)カラフルな珠を組み合わせてオリジナルそろばんも(下) / 白井そろばん博物館にて先日見学した「白井そろばん博物館」では古今東西さまざまなそろばんが紹介されていた。 ● 視覚障害者用そろばん / 白井そろばん博物館にて ● 視覚障害者用そろばん<武田式> (下のもの) / 白井そろばん博物館にて代表的な日本の視覚障害者用そろ...

  • 1217 毛糸の靴下

    ● 毛糸の靴下 3種寒波到来この冬も大活躍! ● 毛糸の靴下 母作1号青っ鼻小僧だった子ども時代毛糸を幾度もほぐしなおしての手編みものは、どこか貧乏くさくて嫌だった。帽子、マフラー、セーター、毛糸のパンツ(女児専用)、紐つきミトン、脚絆、靴下と頭の天辺から足元までまだら毛糸でもっこも子だった。そんなあの頃がいまとなっては懐かしく、帰省の際母にリクエストしてみたら、やはりほぐし毛糸の中途半端なバランスの...

  • 1216 ひとフン12

    年末に引っ越したS君を訪ね千葉へ遊びに行きました。 ● 懐かしのククリラムと素敵な部屋がお迎えかっては彼の知人の親が使っていたという一軒家へ引っ越ししたS君。新居は部屋数も独り者にとっては十分なはずながら、前住人が残していったままの物とリミックスされて、なんとも微妙な空間がうまれていた。仕込棚のなかには子どもの縫いぐるみや食初め碗などに混じり、彼のコレクション品のインドから日本へ里帰りしたクリシュナ...

  • 1215 民具カード

    ● 『宮本常一の旅学 観文研の旅人たち』 福田晴子著 宮本千晴監修 八坂書房 2022年観文研とは㈱近畿日本ツーリスト旧日本観光文化研究所の略。昭和最後の夏より平成にかけての半年あまりのアルバイトは。この研究所の閉所にちなむ引っ越し作業で松戸にあったプレハブの民具収蔵庫に通い日々民具の梱包作業にあけくれていた。ご指導して下さったのは宮本先生の勧めで日本全国の竹細工収集をされた所員のK氏。扱った民具は、やき...

  • 1214 履き物

    よくある草鞋や草履の履き物、ぱっとイメージするその素材はもっぱら稲藁で編んだものだけど八重山の竹富島でみたものはいろいろな植物の名前を冠せたものが並んでいた。よくみたら、草鞋のかたちや紐の掛けかたも少し違っている。「そうかこの植物が、こんな履き物になるのだなぁ・・・・」 こちらは知人が編纂した『西表島 手わざ帖』島の植物利用の民具とその作り方が紹介されています。 ↓http://utinogarakuta.blo...

  • 1213 ハナ

    ● ハナ(小正月の飾りもの) 2019年小正月のこの季節に祀られる、秩父や上州の小正月飾りのケズリカケ・ケズリバナなどを竹細工のSさんが探訪し自らそのかたちを再現した展示「ハナをめぐる旅」を見てから4年が過ぎた。ミズキやコウゾなどの生木を、鋭利な刃物で削り生まれた断面は螺旋状のみごとな渦をなし、ひらひらとした軽やかさとともにかすかに匂いたちその白さがなんとも眩しかった。お洒落なクラフトを並べたいつものち...

  • 1212 祝い棒

    ● 祝い棒 福井県嶺南地方新春のこの季節の寿ぎでこんな棒を手にした子どもたちが地区内の各家を門付けし、戸口で唄をうたい棒をトントンと叩いて祝言を述べる戸祝いの行事が若狭一帯にみられます。棒にはなにやら招福をまねく文字や吉祥にちなむ図柄がたくさん描かれています。そんな棒が興味深く、昨年は博物館にある棒の数々を見せて頂きました。元来は青年となる前の男児を対象としたこの行事が近年は少子化により女児や幼...

  • 1211 イナラ

    ● イナラ<粟刈鎌> 竹富島・喜寶院蒐集館 2003年木柄にわずかな刃が付いたこんな鎌がある。粟を刈るための穂摘み専用のものである。「粟の穂を刈るには30-40㎝程の長さに選んだ穂先を鎌で掬い採るように刈り、手前に倒すようにしてもってきて左手で穂の束を受ける。刈り取った粟穂を積んで保存用のシラ(穀倉)を作った。穂を搗くときは左手で穂の束を握り木臼に入れイナッキ(竪杵)を用い一人で搗いた・・・・・」と島の古老か...

  • 1210 貝の道具

    前回の二枚貝にひきつづき貝の道具です。今回は石垣島沖に浮かぶリーフの小島、竹富島・喜寶院蒐集館の民具です。貝の種類が南の海らしく、シャコガイ、ホラガイ、スイジガイ、ヤコウガイなどと巻き貝を併せ大きく変わりますが、こちらもほとんど加工をされぬまま道具として活用されています。 ● ブラヤクン(ホラガイの薬罐) シャコガイ製鍋と貝柄杓大型の貝はそのまま鍋や薬罐に転用できる。ブラヤクンには木蓋にフガラ(ク...

  • 1209 貝の道具

    ● イタヤガイの貝匙 武蔵野美術大学民俗資料室 戦時中のホタテの代用鍋 恵庭市郷土資料館「こんなところにかいがおちているぅ~」窓の外から響く元気な園児の声。いやいや落ちて(捨てて)いないから。ホタテの殻を野晒しにして、食器にしようという魂胆だったのだが・・・・二枚貝は殻のかたちをそのまま活かし、容器をはじめちょっとした道具に転用することが可能である。子どもの頃の駄菓子には、蛤の殻にニッキ飴が盛られ...

  • 1208 音具

    ● 『世界の音 楽器の歴史と文化』 郡司すみ 講談社学術文庫 2022年図書館の新着にあった一冊は、表紙になにやらいろんな楽器が散りばめられている。セルパン、メイ、ポロン、ダフ、ルール、小鼓、ハーディガーディ、シュン、ルードヴィーナ1990年代当時、著者が館長をされていた音大の楽器学資料館に美大出の友だちのK君が、なぜか楽器の実測図を描くアルバイトをしていた。作図のための参考資料として彼に貸したのが...

  • 1207 注連縄

    ● 注連縄(しめなわ) 沖縄県八重山地方 2004年撮影八重山の厩に祀られた注連縄にはよくみたらなにやら黒いものがついている。なんだろうと近寄ってみたら炭だった。この地方の注連縄にはどうやら炭がつくらしい・・・・年の瀬より新春にかけてのこの季節限定で全国津々浦々、注連縄・注連飾りをもとめ、探訪の旅へ発つ知人がいる。長年にわたる旅の成果が実を結び蒐められた注連縄・注連飾りの展示をみたことがある。 ↓http:/...

  • 1206 糸かご

    ● 八重山の民具館で 2003年八重山の波間にうかぶ小島の民具館へ幾度か通いお掃除に明け暮れたことがある。あれから20年が過ぎ、世代の推移と開発の波が一起に押し寄せて、いま島の民具は崩壊の危機にあると、そんな憂いの言葉が賀状に一筆添えられていた。 ● ティッカサー(糸かご) 沖縄県八重山地方“ティッカサー”とは土地の言葉で「手の司」真摯な女性の手技を褒め称えるこの名前が、民具の糸かごについている。竹が自...

  • 1205 鶴亀

    2023年、新年おめでとうございます!片付けをしていたらこんなのが出てきた。沖縄のおもちゃを並べたときの藁細工。新年らしく鶴亀の寿(ことほぎ)ということで!ちなみに編み方はこんなぐあいです。...

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