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うちのガラクタ http://utinogarakuta.blog.fc2.com/

古びたモノが好きです。日常の捕って付けたようなモノ・コトの紹介です。

どこか昭和を感じさせる生活道具や民具が好きです。”雑閑”では日々の雑記・展覧会・読書・映画・フリマ・骨董市などでの感想を、”モノがたり”では部屋のガラクタを、”一枚の写真”では昔の旅写真などを載せています。つたないモノコトの紹介ですがお愉しみください!

フナコレタロ
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住所
小平市
出身
旭川市
ブログ村参加

2020/09/05

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  • 1191 犬橇

    立川へ向かう道すがら「オーロラでも見よっか」と友だちと寄ってみた国立極地研究所の“南極・北極科学館”!科学館とはこんな施設です ↓http://utinogarakuta.blog.fc2.com/blog-entry-35.html ● 国立極地研究所、南極・北極科学館コロナとなって以来久しぶりの訪館です。件のオーロラシアターは感染対策で暗幕は開けっぴろげのまま、幕間から覗きみる10倍速の記録画像の5分間。背後に流れる幻想的な喜多郎風のBGMを聴きながら...

  • 1190 民具のデザイン図鑑・後期展

    『民具のデザイン図鑑』の後期展示がはじまりました。今回あらたに入れ替わったものが、ざっと以下の資料です。ただ残念なが、図鑑にはある、箕、背負い袋、頭額帯運搬籠などの編組品。夜着や風呂敷、絵馬などが一切見られず、図鑑にあるものを全部紹介と、ぐっと思い切った展示替えをして頂きたかった。それでも前期展示とは雰囲気も若干変わり、まあ新鮮というとことで・・・・・・。こちらは過去に観た絵馬展より ↓ http://utin...

  • 1189 画面のなかに _015 誤植

    ● 『活字・近代日本を支えた小さな巨人たち』 横浜市歴史博物館博物館で手にした一枚のちらし。鉛を溶かしてつくった活字組のデザインがなんとも洒落ている。若き日の父は新聞社で写植(写真写植)工をやっていた。紙型版からおこされた鉛版が巨大なドラムにセットされ、新聞が次々に刷り上がっていくそのさまに感動した。印刷物の多くが、いまのようにオフセット印刷でなかった時代まだまだ町工場のように小さな活版植字...

  • 1188 モノがたり _333 スキットルボトル

    本年も寒さ増したるこの季節、懐中にこんな小瓶を忍ばせてちびりちびりやってます。円と角、どちらが使いやすいか?円いタイプはイギリス製、90×30×高さ140ミリ彼の地の労働者が日々用いたものか、瓶に付属のピューターの杯は使い込まれてガバガバです。酒飲みの神様に育てられ、雰囲気こそはバッチシながら、難点は瓶・杯ともに置けない点。 ↓http://utinogarakuta.blog.fc2.com/blog-entry-590.html・・・・・ ということで、ち...

  • 1187 一枚の写真 _263 背負カゴ

    さきに日本の“カルイ”という背負籠を紹介しましたが。こちらはかってのラオスと中国・雲南省の旅で見かけたカルイとよく似た編みの背負籠。側面のジグザグに見える六ッ目くずしの編みのパターンはそれなりに似てはいるけれど、いずれの背負籠の底面も地べたにしっかり置けるように四辺形をしており、カルイのように一文字の底面ではない点が大きくちがっている。またそれぞれの民族による背負かたの好みなのだろうか。肩紐でもって...

  • 1186 カルイ

    前回は日向地方独特の扁平な背負籠“カルイ”の拡大部分を紹介しましたが。カルイのつくり方が載っていましたので今回はその紹介まで。 白黒写真の廣島一夫による製作工程の図版はかたりべ文庫 職人の手仕事『竹細工 廣島一夫』2009年 より。 廣島一夫は宮崎県日之影町の名人といわれた竹細工職人。これまで近江八幡、白山の展示で2度にわたり、廣島一夫が手がけた端正な竹細工の数々を見る機会を得ました。こちらはそのときのもよう...

  • 1185 民具のデザイン図鑑・カルイ

    ● 背負籠(カルイ) 512×326×高さ413ミリ 真竹、稲藁 宮崎県西臼杵郡日之影町 一度目にしたらわすれられないとても扁平で綾なすジグザグな編み目が美しい、カルイとよばれる背負籠。九州のこの地域にみられる、日本でも独特のかたちをしたカゴである。「独特のくびれがユニークな背負い籠。側面と底部は大きめの竹で内と外から補強されている。農家が収穫物を入れて運んだほか、農作業時の弁当入れ、買物籠とし...

  • 1184 民具のデザイン図鑑・水嚢

    『民具のデザイン図鑑』展出品の水嚢(すいのう)は本書には一切記載がない資料で、再度見学した際に、その部分に注視してみた。先にも一度紹介してみたけれど、 ↓http://utinogarakuta.blog.fc2.com/blog-entry-1170.htmlあらためて部分を拡大してみたらこんなかんじです。 ● スクイ 長野県上水内郡戸隠村 木、竹 480×200×50ミリ1本の木の枝をU字型に折り合わせた柄をもつ水嚢。竹ヒゴは皮竹面を外側に編む。網面...

  • 1183 民具のデザイン図鑑・トリノス

    ● トリノス(背負籠) 木、稲藁、蔓 W632×D510×H695ミリ 広島県山県郡戸河内村 (現・安芸太田町)『民具のデザイン図鑑』展に出品されていた、このU字型の木の枝を枠に組んで仕上げた一風変わった背負籠にはこんな解説がつく。「中国山地中部では、稲藁やつるを木の枝に巻き付けた背負い籠が使われている。当資料は『トリノス』(鳥の巣)の名の通り、すき間をあけた編み目が魅力で、藁の背中当てとの組み合わせは竹籠にない...

  • 1182 民具のデザイン図鑑・熊手

    「民具のデザイン図鑑」展 本日で前半展示期間終了 昨日観に行ってみたらこんなチラシを発見すでに定員オーバーで参加できずで残念無念とほほ・・・・・・・ ● ワークショップのちらし ● ちらしのデザインは、 この熊手に触発されたのだろうなぁ ● 酉の市もそろそろ終い ● 最後の〆で開運にっこにこ!...

  • 1181 ダニ

    図書館の新着本にあった食品本。ただのチーズ本と思いきや、ええっ、よく見たらなんと“ダニ”チーズである。ダニのイメージは、アレルギー性のハウスダストなどを引き起こす要因となる不快なもので、さらにもぞもぞと蟲がわいて蠢くその様にうず痒さをおぼえるような嫌なものばかり・・・・・・・・。ところがダニを活用し、美味しくしあげるチーズが、ドイツとフランスにあるらしい。動物分類学・ダニ学・昆虫を含む節足動物学の広範囲な...

  • 1180 蓑

    このところ写真に撮られた蓑・背中当をみています。今回は『宮本常一と写真』コロナ・ブックス 2014年より宮本常一による「東北各地へのオシラサマ調査旅行」昭和15年(1940)の戦中の貴重なスクラップブックよりピックアップしてみました。小さな一枚ですがよくみると、時代的にも現代のような新素材の着衣が浸透する以前のワラ細工の民具が労働着として活躍しています。 ● スクラップブック 宮本常一『宮本常一と写真』コロナ・ブ...

  • 1179 雪蓑

    さきに写真家・濱谷浩が1956年に撮った新潟・十日町の雪蓑<ミノボシ>を紹介しましたが。 ↓http://utinogarakuta.blog.fc2.com/blog-entry-1174.htmlその後いろいろな本をみていくと、おなじ時期に岡本太郎が撮った秋田の写真のなかに、よく似たものがありました。芸術家としての堅固なイメージの太郎ですが、戦前はフランスで民族学(文化人類学)を学んでいます。そして1957年よりの、芸術新潮「芸術風土記」の連載では...

  • 1178 モノがたり _332 ストーブ

    ● 灯油ストーブ 径265×高さ520ミリ 「VALOR №207」小さなストーブに、本年も薬罐をのせてスタンバイ! ↓http://utinogarakuta.blog.fc2.com/blog-entry-595.html ● 灯油ストーブ「VALOR №207」 小さな1インチ芯は、 この季節ならではのすぐれもの。 青いブルーフレイムの炎です ● 灯油ストーブ「VALOR №207」 内部タンクは着脱式 ● 灯油ストーブ「VALOR №207」 このカラーリングと小ささが気に入ってます。...

  • 1177 民具のデザイン図鑑・福箕/熊手

    酉の市の季節です。残すところは二酉:11月16日(水)三酉:11月28日(月)コロナ以来人混みを避けて、とんとご無沙汰だったけど。活気とご利益にあやかりにいさしぶりに出かけてみようかな! ● 『民具のデザイン図鑑』より 現実との交わり 福箕・熊手 解説 「日常生活で用いる道具の中には、ものをすくったり、集めたりするものがたくさんあります。そうした道具は現実の液体や穀物などを入れるだけではありません。目に見えない...

  • 1176 民具のデザイン図鑑・エジコ

    ● 木地玩具・嬰児籠 『民具のデザイン図鑑』より日本語の“かわいい” が、世界のことばとなって歩みだした現在。今回の図鑑の解説にも、その造形のもつ“かわいさ”について若干触れている。そんな表現が記された項目が、木地玩具と嬰児籠である。木材をロクロ成形でもって仕上げた玩具“木地玩具(きじがんぐ)”には、独楽や車、単純なからくりでもって素朴に遊ぶもの、幼児などちいさな子どもの姿を写したものがおおい。そして図...

  • 1175 モノがたり _331 背笠

    前回述べた新潟県十日町の雪蓑<ミノボシ、クラノカブリモノ>は、フードを被るという点では、笠と蓑を兼ね合わせた被りものといえる。被り物のなかには頭に被る以外にも、背中をすっぽりと覆うように被るものもみられる。ネパールや台湾のこれらの民具は、労働の際に背に着ける雨除けも兼ねた日よけ蓑の類ながら、カゴのようにかちりと編んでいるから、むしろ“背笠”とよべるものだろうか。柔軟な草編みの蓑よりは、このように笠状...

  • 1174 雪蓑

    ● おなじかたちの雪蓑が!久しぶりに昭和の子供を撮った写真集をみていたら ↓★162 『写真家が捉えた 昭和のこども』先日観た『民具のデザイン図鑑』展にあった、№002 新潟・十日町の蓑蓑帽子<クラノカブリモノ=蔵の被り物>とまるでおなじかたちの雪蓑が写っていた。濱谷浩 撮影 新潟県・十日町猿蔵 昭和31年(1956) 「小正月の旧暦1月14日の夜、新しいミノボシと雪沓で、いそいそとホンヤラ洞(かまくら)に向かう」図鑑で...

  • 1173 モノがたり _330 カバノキ

    白樺の並木が身近にあった子どもの頃。祖父の家の五右衛門風呂の焚き付けには白樺の皮が混じってみられ、紙のように薄く皮を剥いでは遊んでいた。 ● 『カバノキの文化誌』より薄く剥がした樹皮を、古くより紙代わりに使用した。『カバノキの文化誌』 アンナ・ルウィントン著 原書房 2022年 を読んでいて薄く剥いだカバノキの樹皮を、古来より紙がわりに用いたことが知れた。 ● 『カバノキの文化誌』よりアイスマン「エッツ...

  • 1172 民具のデザイン図鑑・蓑

    『民具のデザイン図鑑』と、その展示をみていて、やはり蓑などの着衣の民具は、実際に使われている写真が一枚添えられてさえいれば身に着けた様子もすんなりわかるのに・・・と思ってしまった。ということでいつもの合わせ癖今回展示されていた4点の蓑・背中当て(図版)とそれに該当する使用例の写真(モノクロ)を、『忘れえぬ戦後の日本』薗部澄写真 神崎宣武解説 ぎょうせい 1988年より探してみました。ひさしぶりに開いた写真集昭...

  • 1171 民具のデザイン図鑑・箕

    ● 箕6種 本日11月3日は、語呂合わせの響きよく「いい箕の日」。5年前には東京文化財研究所にて、「箕サミット」なるシンポジウムが開催され、箕研究会が発足した。毎月3日は“箕の日”にしようというYさんの提唱のもと、これまで簡易ながらもいくどか箕にふれてきた。『民具のデザイン図鑑』を開くと、こんな6種類の箕が紹介されていた。皮箕、藤箕、竹箕、ほかにも木質のイタヤカエデ、マタタビを主素材とする箕がならんでいる...

  • 1170 民具のデザイン図鑑・水嚢

    先日観た美大の『民具のデザイン図鑑』展の2会場の導入口にはこんな水嚢(すいのう)が並んでいた。「水嚢とは:柄のついた笊(ザル)。手付き笊、水切り笊、麺揚げ笊、揚げ水嚢などと呼ばれ、竹や木を曲げた枠と柄に、竹籠や金網装着して製作します。」の一文はあるものの図録もキャプションも、資料データーや写真の記載が一切ないので、これはどこのものかとしかたなく民俗資料のデーターベースにあたってみた。水嚢は、笊に柄が...

  • 1169 民具のデザイン図鑑・その2

    ● 『民具のデザイン図鑑』展 武蔵野美術大学 美術館展示室1 編前回にひきつづき美大での民具展。今回は美術館の会場でのようすです。民俗資料室ギャラリーの展示での着用具、竹製品、やきものなどとは異なりこちらでは縁起物、玩具など鮮やかなものが多く民具の映像も多用され、よりダイナミックな演示方法です。また美術館では、彫刻展も同時開催中でした。 ● 『民具のデザイン図鑑』展 展示風景バナー写真(下)は民具...

  • 1168 民具のデザイン図鑑 その1

    ● 『民具のデザイン図鑑』展 武蔵野美術大学 民俗資料室ギャラリー/美術館展示室Ⅰ東京都小平市前期10/24-11/20、後期12/5-12/24 <* 水曜休館>『民具のデザイン図鑑』の刊行にちなみ、二会場で開催している美大収蔵の民具の数々。民俗資料室ギャラリーの会場では小展示ながら、おもにカゴ類ややきもの、労働での着用の民具を展示している。その多くは収集後ゆうに半世紀を経ており、とくに竹や藁などの自然素材の民具では人々...

  • 1167 飯能さんぽ

    ● 飯能さんぽしてみました。 2022年10月23日比較的近場とはいえ、飯能に来るのもほんとうにひさしぶり。前のときには自転車で手早く巡ったけれど、今回のように少し歩いてみたら、町の雰囲気も多少なりとも良く分かりしっくりとくる。町をぶら歩く愉しみは、やはり昔を感じさせる町の面影を見つけること。明治44(1911)年の大通りと、現在の街並みを比較してみたらどうだろうと、博物館の古写真に見入ってみる。 ● 町なかにみ...

  • 1166 糸となる

    ● みちくさあん・小石川植物祭連動企画「いと になった くさ と き」展 文京区白山 gallery KEIAN にてみちくさあん(山本あまよかしむ)の小石川植物園でのワークショップと兼ねた企画。今回は、植物園内で採れる8種類の植物で繊維にし、その糸で編んだ作品の展示即売会。ギャラリーではその8種類の標本を番号付けして、植物園内にある実物を探してみるというもの。選ばれた8種類はいずれも衣服や道具などに実用とされる...

  • 1165 画面のなかに _014 茶鋏

    ● 茶鋏 映画『そして、私たちは愛に帰る』よりトルコ系ドイツ人 ファティ・アキン監督の映画『そして、私たちは愛に帰る』は、ドイツとトルコを跨ぐ、すれ違いの物語である。映画の最後のシークエンスでは茶畑が登場し、茶摘みする女性が大きな袋が付いた茶鋏を使っていた。トルコと日本、国は異なっていても茶摘みに使う茶鋏はまるで同じかたちをしている。ただトルコのそれは、お手製のチェック柄の袋がどこか可愛らしく目を...

  • 1164 画面のなかに _013 カンテラ

    ● 『夜行列車』 イエジー・カワレロウィッチ監督 ポーランド 1959年むかしのポーランド映画を視ていたら、車掌が首から提げている安全灯が気になった。筐体に被さる熱除けの丸屋根、光源を前面に拡散させる円形の反射板、空気取りの小孔など、家にあるカンテラにどこか通じるかたちである。イエジー・カワレロウィッチが撮った『夜行列車』は、夜行列車の閉鎖的な車内に乗り合わせた者の人生模様を描いた作品である。彼...

  • 1163 木の名の漢字

    ● 木の名の漢字先日寄った「家具の博物館」の解説シートにあったのが、こんな“木の名の漢字”表。「あなたは、いくつ読めますか」と記されていた。なんだか小学生の漢字ドリルのような気分で挑戦する。オウチヌルデ、オウチ、ヒサカキ、ムロの4種はまったくはじめて知る樹種。それ以外は、どこかで聞いた名前のものばかり。道具の部材や建材、そのほか人の生活にまつわる様々な木の名の漢字に、しげしげと見入る。通常認識している...

  • 1162 モノがたり _329 引手

    ● 家具の博物館 東京都昭島市コロナ以来ひさしぶりにフランスベッドの家具の博物館へ。開催されていたのは『西日本の衣裳箪笥』展。松本、名古屋、武生、三国、京都、大阪、近江、三重、出雲、石見、山陰、広島、大川、北九州などの和箪笥(江戸末期~昭和時代)が23棹セレクトされていた。杉、欅、桐、樅、黄肌、黒檀、桑、クサマキ、黒柿などさまざまな材の用い方とともに、飾り金具などの意匠に地域性がかんじられ、どれも...

  • 1161 モノがたり _328 液温計

    ● 液温計 長さ150ミリセィフティーライトの赤い光りの元、時計の秒針とにらめっこ。空白の紙面にうっすらと像が現れ、しだいにくっきり定着していく。どこまで押すかが勝負どころ。現像液のバットにはこんな液温計が沈んでいた。露光・時間・温度の3要素が複雑に絡み合い、1枚のプリントが完成する。暗闇のなかで過ごすひとときは集中を要し、時計の秒針の進み具合も、ときには速くときにはずいぶん間延びしてと、けっして一様...

  • 1160 モノがたり _327 金唐紙

    ● 金唐紙 (再現品) 140×230ミリオランダ渡りの革製品金唐革(きんからかわ)をヒントに、日本で素材を紙に置き換えて独自に発展させた金唐紙(きんからかみ)という擬革紙がある。明治期には産業化し欧米へも盛んに輸出され、昭和初期に工場とともにその技術も消失する。 ● 旧日本郵船株式会社小樽支店 貴賓室の壁紙には金唐紙がつかわれているいまでもときどき古い洋館などの壁紙に、金唐紙がつかわれているのを目にするこ...

  • 1159 モノがたり _326 壁紙

    ● 『アーツ・アンド・クラフツとデザイン』 府中市美術館コロナ以来ひさしぶりに府中市美術館へ。本日はフリー・デー、開催されていたのが『アーツ・アンド・クラフツとデザイン』展“ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで”というもの。アール・ヌーヴォー的なデザインも好きなので、英国のおなじ頃のデザイン運動にも興味がある。インスタ映えを狙ったものか、会場のサインボードなど結構趣向を凝らしてお...

  • 1158 画面のなかに _012 ウィローパターン

    ● ウィローパタンの皿 映画『フレンジー』よりヒッチコックの映画『フレンジー』では、事件の確信に迫る警部と、その妻との食卓でのやりとりがおもしろい。料理に凝る妻が仕上げた豚足料理の取り皿は、よくみたらウィローパターンの皿だった。 ● 料理を褒めつつも口のなかの豚足がもたつき、 妻の居ぬ間に皿に吐き出してしまう警部。 映画『フレンジー』よりシノワズリーのブームが興った19世紀初頭の英国で、東洋由来...

  • 1157 モノがたり _325 袋

    ● 袋 インドネシア 130×130×高さ240ミリスマトラのカバンジャヘの市場では、こんな葉編みの袋が買物で使われていた。素材はなんだろう? ヤシの類ではあるとおもうけど・・・・網代でもって緻密に編まれ、米粒ひとつ逃がさない。 ● カバンジャヘの市場(1992年撮影)と袋。網代編み角底で、こんなふうに畳んで販売されていた。あれから30年、市場で幾つも求めたこの葉編みの袋も、いま手元に残るのはこの小さな一枚きり。スーパー...

  • 1156 モノがたり _324 雁爪

    ● 雁爪(がんづめ) 巾165×長さ190×165ミリだれが名付けたものか、鳥の名前がついたこんな農具がある。アイアン・クロウ まさに 鉄の爪。4本爪、備中鍬にも似ているけれどこちらは手鍬の類。特徴的なのは、柄が極端に短く掌の握り幅しかないところ。柄が抜けないように“こみ”先を柄尻で折り曲げ、しっかり固定している。手がもつ“掻く”という機能をそのままトレースしたようなかたちである。畝間の中耕や除草では、細かくポイ...

  • 1155 モノがたり _323 箸置

    ● 箸置 67×33×高さ21ミリなんとも小さなものだけど、箸置ひとつあるだけで、普段のつましい食事もどこかしゃんとする。そして箸包みを捨てずに、その場で折り紙にして箸置を作ってしまう。食器の端に掛け置くのもありだけど、やはり卓上で箸を直置きしないささやかな抵抗として、このわずかな高さに安心する。木製で根付のように細かくリアルに仕上げた瓢箪の箸置である。瓢箪のおしりのぼっちや、蔓のとれた口の表情もじつに...

  • 1154 「昔の道具民具たち」

    今回はサムネイルを散らしてみました。 ● 金属の物品や木製品Face Book のグループ 『昔の道具民具たち』に参加するようになって丁度まる2年となりました。それ以来このブログもそのグループ投稿に連動させ、それ以前のように、書きたいものを決めてから書面を仕上げていくのとは異なり。まずは写真を撮ってから、4コマ漫画のように写真を編んで、吹き出しをつけるかんじで簡潔な文を載せるスタイルに変わりました。グループ参...

  • 1153 モノがたり _322 ペン先

    ● ペン先各種中学生の頃小遣いをやり繰りし、月にひと壜、W&N社のカラーインクを揃えていた。そして高校の美術では、レタリングが上手く描けず泣かされた。あの頃蒐めたインクはいつしか消失してしまうも、こんなペン先だけはまだ手元に残っている。いまでは一切使うことがないけれど、筆記具としての特性なのか、ペン先で描かれた文字のかたちがどこか美しく好きだ。 ● 『カリグラフィーのすべて 西洋装飾写本の伝統と美』...

  • 1152 一枚の写真 _262 アチック

    ● 屋根裏部屋の玩具コレクション アチック・ミューゼアム所蔵写真より屋根裏部屋に所狭しと郷土玩具が飾られた古写真がある。日本の民具研究の礎を築いた、渋沢敬三主宰、戦前の「アチック・ミューゼアム」コレクションである。一枚の写真から、郷土玩具の情報をどれだけ読み取れるだろうかと、この屋根裏写真の再現展示のサポートした。現存する資料は、オレンジ色の蛍光ペンでまずはマーク。消失した資料は、それがどこの郷土...

  • 1151 一枚の写真 _261 碌山美術館

    ● 碌残美術館にて今朝、ラジオで流れていたのが、高村光太郎作詞による歌曲だった。四半世紀前の青春18切符の旅で、信州の碌山美術館へ行ったことがある。尖塔のある教会のような煉瓦造りの美術館に展示された、柔らかな皮膚をかんじさせる光太郎の彫刻も素晴らしかったけれど。それよりはむしろ、どこか東欧の民家を思わせる、離れのログハウスの佇まいが素敵だった。そして、そこには妻智恵子が病床で制作したという紙絵が飾...

  • 1150 モノがたり _321 容器

    ● 容器 123×74×高さ80ミリ「敬老の日」、ごはんを食べていたら歯がぽろり。歯医者へ行くと差し歯に決まる。老化の歯目摩羅には抗えません。小さな施術台には、銀ピカのコットン容れが並んでいた。蓋がとれてはいるけど、この古びた医療容器も、そんな類のものだろうか。取り出し口は角と円。なかはバネ仕掛け底がせり上がるつくりです。よろしければ、こちらもクリック下さい! 励みになります。...

  • 1149 モノがたり _320 挟み

    ● (挟み?) 270×100ミリゴミを捨てに行ったはずなのに、連れ帰って来たものにこんなものがある。なんだか屑拾いの方御用達のような、何かを挟む道具である。いったい何に使うものなのだろう?歯先は一方が二股となり、3点でもってしっかりと固定するかたち。試しにチェブラーシカを摘んでみたら、お茶の子さいさい。 ↓ブログ№050 イメージの定着 チェブラーシカカメラの三脚や三っ脚椅子のように、3点支持は凸凹面で...

  • 1148 モノがたり _319 ナイフ

    ● ナイフ インドネシア 全長280<刃渡110×20> ミリいつだかバリ土産に頂いたのが、こんな片刃のナイフ。刃は切先にむけて微妙に反りがあり、柄の握りが随分長い。木彫に使うものと聞いたような気もするけれど、実用としてはどうなのだろう。ときどき調理に使ってます。アジアものの刃物では、なかには自動車の板バネなどを鍛えて作るものもあるというけれど、このナイフはどうなのだろうか。 ● 刃物 チベット、パボンカの...

  • 1147 モノがたり _318 錘

    ● 錘 径35×40ミリ木製の糸巻に鉄芯が嵌ったこんな錘(スイ、おもり)がある。大きさは単2、重さは単1の乾電池ほどといったところ。放出された1点には金糸が残り、訊くと「組紐」で使われたものという。家ではお役改め、ペーパーウェイトとして活用している。 ● さまざまな組紐台 東京農工大学科学博物館 にて 中国雲南省の組台には、日本ではみられない陶製の錘がつく。学生時代の「文明論」の先生が、江戸時代よりつづく組紐...

  • 1146 画面のなかに _011 太鼓

    ● 四角い太鼓?その昔ある日の整理で現れたのが、得体の知れないこんなもの。太い木枠の桟に、革が片面鋲打されている。これって太鼓だろうか、そしてなぜこんな四角形なのかなぁ。現代でいうところの射的場だろうか、弓で的を射ってあそぶ“揚弓場”(ようきゅうば)<関東では“矢場”>では、的の背後に太鼓を設え、射抜くと音が鳴る“揚弓太鼓”なるものがあったと聞くけれど、これもそんな太鼓?のひとつだろうか。『喜遊笑覧』...

  • 1145 モノがたり _317 温度計

    ● 温度計 312×60×20ミリ 久しぶりにヒッチコック気分となり『裏窓』をみる。ジェームズ・スチュワート扮する、ギブス姿のカメラマンが熱暑の室内で喘いでいる。おもわず固定中の脚がむず痒くなり、必死の形相で孫の手でもって掻きむしる始末。ちらりと写る温度計は80度を指していた。「えっ! と驚きつつも、これって華氏だったかと妙に納得」そのまま暑さにやられてか、その後勘違いミステリーが繰りひろがれる。ところで華氏...

  • 1144 画面のなかに _010 絵はがき

    ● 絵葉書「小濱名勝 小濱海邉地引網漁業及魚賣女 若狭古有風俗」福井県若狭歴史民俗資料館『若狭を撮るⅠ』展カタログよりむかしの絵葉書にみる情報量は、あなどれない。当地の写真家によって撮られた古い絵葉書の風景のなかに、現代では失われてしまった風俗を知ることができる。この大正期ころの若狭湾の漁労に関連した絵葉書も、そんな一枚である。現代の最新鋭のデジタルデーター修正技術によって、ガラス乾板の経年変化による...

  • 1143 画面のなかに _009 売薬の引札

    ● 『狙われた身体 病と妖怪とジェンダー』 安井眞奈美 平凡社 2022年感染症が蔓延する現在、近代からつづく医療史に興味をそそられる。手にした1冊の表紙には、頭痛・歯痛などを描く、売薬の引札<広告>があてがわれていた。半山直水と記された作者は、江戸時代後期から明治時代初期に活躍した大阪の浮世絵師、松川半山(まつかわはんざん;1818-1882)である。丸い頭にカナ書きされるは病名、暴れまくる彼らを、官服...

  • 1142 モノがたり _316 万能壷

    ● 万能壷 径95×高さ115ミリ医療まわりの小物が好きだ。医院でよく脱脂綿などを入れてある、こんな医療用の蓋付ビンを岩塩入れとして使っている。はじめは剥き出しで岩塩の塊りを皿に置いていたところ、気付くと涙を流すように汗をかいて嵩が減り、表面が照々となってしまった。こんな簡易な容器でも、蓋が有ると無しでは幾分湿気も防げ、保存具合がまるで違ってくる。はて、このビンの正式名は何かとググってみたら「万能壷」と...

  • 1141 一枚の写真 _260 背負カゴ

    ● 背負カゴ ラオス、ムアンサイ 1994年12月撮影 ● 上;背負カゴ<ラオス> 下;カルイ<日本>日本の背負カゴのなかでは一風独特な、宮崎の高千穂に“カルイ”とよばれる、側面がジグザグで扁平なかたちの編みのカゴがある。そんなカルイとよく似た背負カゴが、アジアにもあると聞いたことがあった。北部ラオスのモン族が背負っていたこのカゴが、そんな一例といえようか。たしかに一見側面はギザギザとした編みではあるけれ...

  • 1140 モノがたり _315 ドロップ缶

    ● ドロップ缶 100×150×高さ35ミリ 止まり木につがいのインコ、古風な印刷の森永ドロップ缶。上京の際、実家から持ってきたこの缶を、いまだに物入れとして使っている。緑と赤、ツートンカラーのこのインコと響き合う色味のドロップは、いったい何味だろうか。子どものころの定番は、角缶に円い小蓋の付いたサクマのドロップだった。おみくじのように振り出すドロップは、白い薄荷味が出るとがっかりした。飴ちゃんひとつに愉...

  • 1139 モノがたり _314 徳利

    ● 徳利 径65×高さ145夏の名残のこの季節、きりりと冷えた清酒に、こんなガラスの徳利を合わせてみる。正一合、モールガラスの手吹きの螺旋の流れを追っていくと、波間のように光りの渦が干渉し、どこかゆったりとした気分となる。なにはなくとも昼飲みの友、ガラスのうつわが心地よい!よろしければ、こちらもクリック下さい! 励みになります。...

  • 1138 画面のなかに _008 編機

    ● 編機と靴下広告 戦前ある日の骨董市で、かまぼこ板大の小片に鉤針とバネがついた、謎の物品を見かけたことがある。店主に問うも、それが何かまるで判らない。その後出会った、むかしの生活文化に聡い魚柄仁之助著、『昭和珍道具図鑑 便利生活への欲望』の広告挿絵なかに、同じものが載っていた。 ↓ブログ№369 便利生活への欲望商品名:エンゼル・ハンドルーム 「癈物同様の破れ靴下も手輕に體裁よくつくろへる」 ...

  • 1137 画面のなかに _007 養蜂

    ● 「養蜂家たち」 ブリューゲル/1568年頃 ベルリン/国立美術版画蒐集室顔面に円盤のガードをつけカゴを持つこの図の雰囲気にどこか惹かれる。解説には、ペンとインクで描かれた素描で、版画化されなかった下絵とある。ネーデルランドの風俗を数多く画面に捉えたブリューゲルは、こんな当時の詳細な養蜂の姿も残していた。養蜂に金網の顔面ガードを用いるよりは、フード前面にこんなカゴ編みの簡易な盤を付けるほうが、より...

  • 1136 代用素材

    ● 戦闘機の落下タンク 小金井市文化財センターにて 2013年撮影 小金井公園の花見ついでに偶然寄った、浴恩公園内にある小さな資料館で、珍しい物品に出会った。子どものころ作った零戦のプラモデルにも付いていたけれど、こんな落下タンクが展示されていた。解説には、「戦闘機の機体下部に取り付けられた補助用燃料タンクです。機体本体の燃料を温存して、先に落下燃料タンク内の燃料を使用し、戦闘開始と同時に投棄して身軽...

  • 1135 モノがたり _313 カゴ

    ● カゴ ラオス 径150×315ミリ背負カゴとしてはあまりに小さい、3つの乳(ち)に掛け紐を通すこのカゴは、いったい何に使ったものだろうか。以前知人が現地の旅で求めたこのカゴに、一勢に開花しだした高砂百合を活けてみる。かってラオス南部と接するヴェトナム中部山岳地帯の旅では、目にする背負カゴの高台の形が移動のたびにどんどん変化していきとても面白かった。このカゴの高台もまたしかり、竹を剥いで曲物風に星形に加...

  • 1134 モノがたり _312 直し跡

    ● 『金継ぎと漆』 加藤利恵子 目の眼 2021年近ごろではよく見かける金継ぎ関連の本ながら、本書では見開きに漆掻き道具が紹介されており目をひいた。 ● 漆掻きの様子、漆の黒目作業 本書より 漆掻きの手順;「カマ」で樹木の表皮を薄く剥いで平滑にし、「カンナ」で横一線に細い傷をつけ樹液を出やすくするためにカンナにつく“メサシ”で切り込みを入れる。出てきた樹液(漆)を「ヘラ」で掻き取り「タカッポ」と呼ばれる漆桶に入れ...

  • 1133 画面のなかに _006 運ぶ

    ● 『AIとカラー化した写真でよみがえる 戦前・戦争』 庭田杏珠×渡邉英徳 光文社新書 2020年お盆のこの季節こんな本を開いてみる。モノクロームに閉じこめられたかっての時が、最新の技術でもって彩色され、現代に鮮やかに甦る。時代とテーマだけに、編纂された写真には、人間としての暗部を描いたように見える耐え難いものが多いけれど、それでも日常生活で物資が枯渇する情況にありながらも、人々の逞しく活き活きとした...

  • 1132 発酵

    ● 『メタファーとしての発酵』“FERMENTATION as METAPHOR” サンダー・エリックス・キャッツ著 オライリー・ジャパン 2021年「人類にとって有益な腐敗を発酵とよぶ」、そんな定義が書かれていた、昔読んだ“発酵”本をイメージして小体な本書を開いてみる。どうやら“発酵”という言葉をつかっていても、いわゆる発酵食品の実地的な内容のノウハウ、レシピ本とはまるで異なっており驚かされた。 「発酵を意味する英単語、fermentationは、文字通り細胞代...

  • 1131 モノがたり _311 痰壺

    ● 痰壺(だこ) 径210×高さ180ミリ上京したての頃、駅のホームに痰壺の缶を初めてみかけ驚かされた。当時流行っていた『スネークマン・ショウ』のアルバムのなかの“たんつぼ小僧”の不気味な一節が頭に浮かんだからだ。 ● 真鍮の薄板を旋盤仕上げで表面メッキされた痰壺。 高台と胴部は別付で仕切があり中が洗いやすい構造、 小さな蓋裏には突起があり受け皿の端に掛けられる。それでも気付くといまではなぜか家にも、こん...

  • 1130 モノがたり _310 三脚

    ● 三脚 径35×長さ310ミリ<畳時>茶色の革ケースに納まった、小型のカメラ用三脚である。固定ネジが付くのみで、角度調整機能をもつ雲台(うんだい)はなし。6継ぎの脚を全部伸ばすと全長1250ミリとなるヘッドと脚爪はステンレス製、脚は軽量化を計ったものか真鍮製である。脚の締め付けネジはマイナスだから、国産のプラスネジが登場し標準化する時期の1950年前後の製品かもしれない。現代のカメラ用三脚の機能に較べると、得...

  • 1129 手形

    縄文土器片に直に触れる機会があり、土器に残された縄文人の指跡と自分の指先がぴたりと重なり感激したことがある。 ● 手形付土版 縄文中期 北海道余市市 入舟遺跡出土 ● 手形付土製品 縄文晩期 北海道恵庭市 柏木原4遺跡出土縄文時代、こちらは土器のような煮炊きの実用品として作られたものではないけれど、幼児の手や足を押しつけた土製品がわずかながら出土している。よく見るとそれらには小穴があき、そこに紐など通...

  • 1128 モノがたり _309 奉納物

    ● 奉納物 径25~50×高さ30~55ミリ棚の奥にこんな小さな土饅頭が眠っていた。 ● チョルテン ネパール、チャリコット近郊 1990年撮影いずれもネパール、シッキム、チベットなどの仏教寺院のチョルテン(小仏塔)に祀られていたもの。型を当て成形するのだろう、よくみると縁のぎざぎざ模様は仏像を象どっているのかもしれず、いわばこれも小さな仏塔なのかもしれない。すっかり忘れさられていた土塊を掌に載せ、しばし戯...

  • 1127 一枚の写真 _259 ロクロ

    ● 轆轤(ろくろ) ネパール、ティミ 1998年撮影初めてのネパールでは、カトマンドゥ市内のありふれた路上にしゃがみこみ、木製の盤に棹をあて轆轤をまわし、小山に盛った粘土から小さな瓦笥(かわらけ)を多数ひいている人をみかけ驚かされた。盆地内のやきものの町としても名高いティミでは、古タイヤを転用したこんな轆轤が使われていた。こちらも棹を用いて回すタイプ、よくみると縁に棹を受ける小穴がみられる。タイヤの側...

  • 1126 画面のなかに _005 箕

    ● 面岸箕毎月3日は“箕の日”ということで、今回も他力本願でKさんのベタ焼きを覗いてみる。1970年代に撮られたものだろうか、素材の加工調整から編みあげて箕に仕立てるための一連の作業が3本のフィルムにピタリと納まっている。盛岡藩政時代より地誌に「以木皮造箕」とあり、面岸箕はこの地の名産品として知られている。箕材は木質のサルナシ、ヤマザクラ、ヤマネコヤナギ、ネマガリダケ。道具に写る台は、小刀を用いてサルナシ...

  • 1125 「図説世界の吸血動物」

    ● “BLOOD-SUCKING ANIMALS” 『図説 世界の吸血動物』グラフィック社 2022年クレオールフィッシュに寄生するウオノエ科の甲殻類ヒトジラミの幼虫と成虫ヤマビルに吸血されるとしばらく血がとまらなくなるロバの血をなめるチスイコウモリ図書館の新着本で目を惹いた、吸血蝙蝠の牙の表紙と、副題「甘く芳しい匂いに魅かれて闇に集いし美しき彼ら-」と裏表紙に「彼らに魅かれたあなたはひょっとしたら“血”が好きになるかも知れ...

  • 1124 芋切機

    ● 芋切機(いもきりき) 東京都瑞穂町/ 瑞穂町郷土資料室にて円盤に2枚刃がついた手動式の芋切機。手回しハンドルの回転を円盤へと転換させ、円盤につく中央のネジで刃のスライス厚を調整する機構がつく。以前から単に干し芋を作るためだけのものかと思っていたけれど、戦時中の燃料用アルコール増産用であったとこの度あらためて知る。しらべてみると。日中戦争開戦直前に「アルコール専売法」(昭和12年)が施法され、燃料用...

  • 1123 ぼんぼん時計

    ● なぜか文字盤が逆さまの柱時計東京ダルマの資料を見に寄った瑞穂町郷土資料館で『ぼんぼん時計』という企画展をやっていた。日米独と内外の振り子式の柱時計が一堂にずらりと並び、チクタクと長閑な時を刻んでいる。幼少の頃祖父の家で現役だった柱時計の音を思いだし、どこか懐かしい気分となる。1点のみ「あれれ、この時計は文字盤が逆さまだ?!」と驚いていると、このコレクションのコレクターの方が現れて、床屋でつかわ...

  • 1122 画面のなかに _004 犂

    ● 犂(すき)『イカロスの墜落のある風景』 ピーテル・ブリューゲル作の写し 1560年代神話をテーマとしながらも、画題のイカロスは遥か彼方に豆粒大。画面の手前ではそんな惨事をものとも知らず、馬耕に励む農民の日常が描かれている。つかわれているのが車輪の付いた単式犂、波のような畝が起こされている。 ● 犂『グリュンベックの逆さまの世界』宗教改革の嵐が荒れすさぶ時代、腐敗した聖職者を揶揄すべく描かれた木版画。...

  • 1121 画面のなかに _003 気送管

    ● 気送管 『ブルックリン』 ジョン・クローリー 2015年映画のなかの1950年代のデパートの各売り場での金銭のやり取りでは、レジスターを用いずこんな気送管が活躍していた。金銭のやり取りをより厳格に保つには各々の売り子に任せず、専門会計に一極集中させる点で、このような道具が便利で理に適っていたのかもしれない。気送管はいまみると、かなりメカニカルでどこか格好良いけれど。1980年代後半までは、東京の都心の銀行で...

  • 1120 画面のなかに _002 アイロン

    ● 炭火アイロン 『バベットの晩餐会』 ガブリエル・アクセル 1987年19世紀、ユトランドの寒村を描いた映画 『バベットの晩餐会』。いよいよ見せ場となる牧師様の聖誕祭の晩餐会のために、自慢の料理の腕を振るうバベット。まずはテーブルセッティング、テーブルに純白のクロスをのせ、皺のばしに使われていたのが、なんともごつい鋳物製のこんな炭火アイロンであった。この手のアイロンは、いつごろからあるものだろうか。吹...

  • 1119 画面のなかに _001 炊飯器

    ● 炊飯器映画『あなたと私の合言葉、さようなら今日は』 市川崑 1959年佐分利信演じる昭和の頑固オヤジの台所、食器棚の上にはピカピカの電気炊飯器がこれみよがしに鎮座している。白黒でシンプルに洗練されたデザインは、云わずと知れた東芝製。木製の米櫃に電熱線を仕込み試行錯誤のなか登場した電気炊飯器は、やがて昭和30年代にはこんな素敵な家電となって広く一般家庭に普及する。まだスィッチひとつだけの単純な構造...

  • 1118 「伝書鳩のように」

    ● 宮本常一と写真一枚の写真から読み込める情報量はどれほどのものだろうか・・・・。平凡社刊のこの2冊を開いてみた。「歩く民俗学者」宮本常一が撮った写真は10万枚以上におよぶとい云われる。本書で厳選された写真以外にも、スクラップブックに写る小さな1コマをつい注視してしまう・・・・。 ● 『記憶の島 -岡本太郎と宮本常一が撮った日本-』展 川崎市岡本太郎美術館 2012年 より 宮本常一コーナー川崎市岡本太郎...

  • 1117 モノがたり _308 枡

    ● 計数枡 218×120×高さ45ミリ四角の箱を上から押しつぶしたような、微妙に歪んだ菱形の箱である。戦後に生まれたジュラルミン容器の類だろうか。側面に穴5つ、なかを覗くと、なにやら並べた痕跡がのこる。私服に着替え玉打ちに出かけたのは17の春だった。ビギナーズラックならず、あっという間に玉が消え去った。せめてこんな枡に玉をいっぱい貯めてみたかった。1段100玉、5段で500玉、昭和30年代のパチンコ箱のようです。よろ...

  • 1116 モノがたり _307 椅子

    ● うちの椅子2脚先に紹介した『みんなの椅子』展では、さすがに美大ならではの厳選された蒐集品で、素晴らしい椅子が並んでいましたが。うちで使っているのは、いずれもこんな草臥れた名も無き椅子です。左の椅子は、学校の事務で使われていたもので、座面はスプリング式、詰め物は棕櫚と藁です。そして右の椅子は、打ち捨てられていたピアノ椅子を、我流で白木風にレストアしてみました。ピアノ椅子ならではの高さ調整の機構が...

  • 1115 みんなの椅子

    ● 『みんなの椅子 ムサビのデザンⅦ』展 東京都小平市/ 武蔵野美術大学 美術館 2022年7/11~8/14(前期)、9/5~10/2 (後期)〔特設サイト〕 https://chairs-for-all.musabi.ac.jp/ご近所の美大は豊富な近代椅子コレクションでつとに有名です。今回はそんな椅子コレクションを一堂にならべて、ほとんどの椅子の座り心地が試せて、写真も全てOKなので、椅子好きにはなんとも魅力的で素晴らしい企画です。英国のウィンザー...

  • 1114 8 1/2 の枠

    久しぶりに、フェリーニの映画『8 1/2』(1963)を視ていて、気になる“枠”を発見。ひとつがベッドからおもむろに取り出された瞳形の枠。よく見ると、炬燵の櫓(やぐら)のような中央に火鉢が設置してある。ベッドを布団もろとも温める暖気用具だろうか。フランスベッド『家具の博物館』では、なかに炭を入れてつかうイギリス製の柄長の蓋付パンが展示されていたけれど、この枠の用途も同じであり、より廉価な簡易版といえようか。...

  • 1113 一枚の写真 _258 やきものづくり

    ● やきものづくり ネパール、ティミ 1998年3月16日バクタプール近郊のティミは、やきものづくりで有名な町。ネワール族のプラジャパティーという職能集団が、野焼きのやきものづくりに従事している。写真は、土堝をつくっているところ。轆轤でひいた器体を叩き槌と当て具を用い、器用に成形している。とくに煮炊きに使い、火にさらす堝底はでき得る限り叩きしめ強度を高める必要があり、五徳にのせても納まりがよいように、平...

  • 1112 コカ・コーラ コップ

    ● コカ・コーラ コップある日の骨董市で、三河ダルマのとなりに置かれた、何やらガチャガチャ文字がみられるこんなコップが目をひいた。どうやら「コカ・コーラ」の販促用のコップらしく、世界の言語でコカ・コーラと書かれている。中国語の「樂可口可」やハングルなどに混じり、タイ文字、アラビア文字、インド系のなんとも怪しげな文字が並んでいる。 ● カタカナ、中国語、ハングル タイ、ウルドゥ、ペルシャ グジャ...

  • 1111 モノがたり _306 おろし金

    ● おろし金 90×195×5ミリ御ろしたての初っぱなは赤金に錫引きで燦然と輝いていたことだろうけど、いまではなんとも無惨な姿と化したおろし金である。ながらく酷使され、歯の目もずいぶんなまってはいるものの、錆びモノ好きには、この草臥れ具合がむしろ気にいっている。おろし金の目立ては、くっきりと均質に畝歯を並べずあえて微妙にずらすほうが、よりよく擦りおろせると聞いたことがある。たしかによく見ると、おろし金の...

  • 1110 モノがたり _305 陶枕

    ● 陶枕 タイ、スコタイ期 径73×13ミリ円盤に5つボッチがついたこんな陶板がある。窯でやきものを重ねて焼成する際に、たがいがくっつかないように高台に敷く窯用具である。日本では桃山・江戸時代に唐渡りの「宋胡録」(すんころく)として、茶人に好まれたそんなやきもののルーツをたぐり、タイのスコタイ、スワンカローク、シーサッチャナライなどの窯場の遺跡を巡ったことがあった。たしかに、スコタイで採集した陶片の見...

  • 1109 一枚の写真 _255 継ぎあて

    ● 継ぎ当て着の人 ヴェトナム、ダラット 1995年3月4日なにかの話しでボロ(襤褸)着となり、そういえばこんな写真もあったなと引きだしてみる。これまで民具の布展などで、夜着や蒲団側、労働着などに、これでもかという継ぎ当てだらけの資料を幾度もみたことがあったけど。さすがに現代の日本では、そんなボロ着はすっかり過去の遺物となってしまった。ところが、ヴェトナム南部の高原の町ダラットで、後ろ手で散歩していた...

  • 1108 モノがたり _304 蚊取り線香

    ● キンチョウ蚊取り線香タイ版の包み袋「日本の夏 金鳥の夏」この季節ぐるぐる渦巻きといえば、なんたって蚊取り線香だ。とはいっても蚊取り線香って、いつからあのかたちなのだろう!?キンチョウ所蔵の昭和初期の輸出用製品のポスターでは、渦巻き形のほかにも棒状の線香形の製品が確認できる。たしかに棒状の線香形よりは渦巻き形のほうが、燃焼時間をより長く持続できる。ただ現行の2つ合わせの渦巻き形の前には、ひも状の...

  • 1107 昭和時代のふつうの暮らし

    ● 『あのころ、うちのテレビは白黒だった』 平野恵理子著 海竜社 2020年ほぼ同世代、都会と地方の差はまだ画然としていても「昭和時代のふつうの暮らし」として、本書にはたしかにこれもあったあれもあったと、懐かしい品々が並んでいる。章立は、玄関・居間・客間・子供部屋・台所寝室・洗面所・浴室とトイレ・縁側・庭年中行事とお祭り・旅そして最終章に、忘れられないものたちという構成。著者による温もりあるイ...

  • 1106 モノがたり _303 ピクニックバスケット

    ● ピクニックバスケット 280×155×400ミリもう随分と昔のあるフリマで女の子がひとり、このカゴの上に小物を並べ店を張っていた。いずれの物品も、どうやらお婆ちゃんの家から持ち出した物らしく、なんとも古めかしい。なかでもあまりに素朴な竹製の洗濯挟み6個が目を惹いて、訊くと全部で20円。なんだか売値そのものもお婆ちゃん時代の価格で・・・・・、ついでにこのバスケットも頂いてきちゃいました。 ● 提げるとこんな大きさ...

  • 1105 モノがたり _302 絣布

    ● 絣布 カンボジア 巾930×長さ3300ミリ『天然染料と衣服』 青木正明 日刊工業新聞社のなかに、ラック染料を用いたカンボジアの絹絵絣「ピダン」が紹介されていた。「ピダン」ははじめて聞くことばながら、カンボジア語で天蓋をさし、古くから寺院の内陣を囲んだり、本堂の天蓋などに吊す飾り布という。そういえばプノンペンのロシアンマーケットで求めた長い布も、これだったなと久しぶりに出してみる。幾何学紋の精緻な絵絣...

  • 1104 モノがたり _301 脱衣カゴ

    ● 脱衣カゴ 径500×高さ230ミリかって山形の銭湯で使われていたというこのカゴを、20年来家風呂で使っている。故郷の銭湯の脱衣カゴは籐(ラタン)製であったけど、こちらはマダケ製である。以前紹介した碗カゴと基本はおなじ編みだけど、ヒゴ割りは4つとサイズも大きくなってニュアンスが幾分異なっている。 ↓ブログ№1020 モノがたり _243 碗カゴこれもひとえに編組品のもつ面白さだろうか。銭湯好きにはこちら。 ...

  • 1103 モノがたり _300 サナ

    ● □□ 145×450×3ミリ真鍮のもつ独特の素材感にひかれ忘れ形見として頂いたもの。2つを立てて撮ってみたけど、さらにいくつか並べ寝かせて使います。こういった物の正式な名称はなんと呼ぶのだろう。いまなら素材はステンレスだろうけど、どうやらこれは一つずつ手作りで仕上げています。パッと見で解った貴方は凄いです!答えはこちらより ↓ブログ№499 大銭湯展よろしければ、こちらもクリック下さい! 励みになります...

  • 1102 モノがたり _299 団扇

    ● 団扇 275×415ミリはやくも夏至となり、こんな団扇をだしてみる。団扇のイメージの定型版ともいえる渋引きの讃岐団扇。現行品ながらも、ふるくからの作りを踏襲しつつ、この簡素なかたちが心地よい。文化2年発行の季語本“夏の部”にも「夏雜」の項に、夏短・蚊帳・扇・日傘・編笠・夏断安居・夏書・・・・・ などとともに団扇がみられる。ついでに『和漢三才圖會』では団扇は「服玩具」に登録されるも、その図は唐風で随分と異なっ...

  • 1101 モノがたり _298 ビン

    ● キンカン瓶 45×25×高さ100ミリ昨晩は、からだの凹んだ部分、臍、股間、ひかがみ(膝裏)、肘裏(ちゅうか<肘窩>っていうんだ)に湿疹ができあまりの痒さにたじろいだ。痒さといえばやはり“キンカン”、といってもこちらは虫刺され用ですが。キンカン瓶はちょっと前の蓋がゴム製のスポンジ付きのほうが味があって好みだ。蓋はすっかり硬化して捨ててしまったけれど、こんなかたちの瓶。子どもの頃は、あの高野豆腐のようなス...

  • 1100 モノがたり _297 篩

    ● 篩 径370×高さ75ミリ油屋で使われていたという煤けた篩がある。側は竹輪4段を藁縄で連結、網の素材は麻紐だろうか、およそ2ミリメッシュと細かい。菜種でも選り分けたものだろうか ・・・・・ためしにマスタードシードに定規を当ててみたら、ほぼ2ミリ弱。どうやらこれでいけそうだ!よろしければ、こちらもクリック下さい! 励みになります。...

  • 1099 モノがたり _296 スプーン

    ● スプーン 長さ120~125ミリなんともチープな型抜きのアルミ製スプーン。これは、平成のはじめごろ店終いした、鎌倉の八幡さまにあった茶店でむかし使われていたもの。ものが乏しき時代を経てきたものか、縁に緑の二本線がついた統制陶器の湯呑も一緒に残されていた。おなじく、茶店の忘れ形見の氷コップとともに長らくしまい込んだままだったけど。梅雨が明けてからでも、久しぶりにこめかみにキーンとくるかき氷に使ってみ...

  • 1098 モノがたり _295 栓抜

    ● 栓抜 87×35、78×37 ミリ使い古された卓袱台にはさまざまな輪染みが勲章のようについている。そのなかにあきらかに栓抜がつけた痕跡を認め。手持ちの古びた栓抜と重ね合わせてみるとピッタリこん。プルトップ、スクリューキャップに押されこのところ栓抜の出番もすっかり減ったけどやはり飲むなら“シュポン”と栓抜きで豪快に王冠を開ける瓶ビールかな!よろしければ、こちらもクリック下さい! 励みになります。...

  • 1097 モノがたり _294 剣玉

    ● 剣玉 165×35×55ミリ学生のころのサークルで、誰かが剣玉を持ってきたばかりに、一時ブームとなったことがある。本格的に渋く「日本けん玉協会」公認の赤玉で、版画を刷る前のウォーミングアップにほどよく、皆でぴょこぴょこやっていた。コツは爺むさく膝をバネに身体全体でリズムをとること。大皿、中皿、小皿、剣先・・・・と、慣れてくると連続して小気味く出来てしまう。ほかにも皿の角に乗せたりといろいろ技があったけど、...

  • 1096 モノがたり _293 素焼のうつわ

    ● 素焼の器 ネパール 径85×高さ65ミリはじめてインドを旅したころは、路上のチャイ屋でこんな素焼の器が使われていた。一回こっきりのポイ捨てで、やがては土に還るから彼らの衛生概念にも根付いていた。そんなチャイカップを幾度か持ち帰ってみたけれど、焼きが甘く鞄のなかでことごとく粉々に崩れてしまった。このネパールの器は、そんなチャイカップよりは一回り大きい、ヨーグルト用だったもの。物好きにも持ち帰り、底の...

  • 1095 モノがたり _292 木器

    ● 木器 ネパール 107×60×高さ80ミリ芒種・蟷螂生<ぼうしゅ・かまきりしょうず>先頃カマキリの孵化したばかりの赤ちゃんを見かけたとおもったら、関東地方は早くも梅雨入り。ドクダミのなかに八重のものを見つけ、一輪手折ってこんな器に挿してみる。何につかわれたものだろうか、口の部分には小穴が2つ、蓋でも付いていたのだろうか。無骨ながらも、吊りにも置きにも花器としてほどよく使えます!よろしければ、こちらもク...

  • 1094 曳家

    「曳家(ひきや)」そんな聞き慣れないことばの記事がどこかにあったなと手繰ってみる。知人の本家が文化財登録された号の小冊子「民家」のなかに見開きのコラムを発見。 ● 知人ゆかりの本家が登録されたときの小冊子 ● この冊子の見開きにあった“曳家”の記事 ● 工法は3種類。総受工法、上腰工法、下腰工法 ● 使用するのはこんな道具 小さな記事ながら、民家を山の上に移動したり、小学校の建物全体をそのまま移動した...

  • 1093 モノがたり _291 箕

    ● 箕とミニチュア毎月3日は箕の日ということで、知人がサンカのミニチュア箕を掲げていたけれど。ミニチュアは大きさが実用品の実物と異なるだけで、そのニュアンスは随分と異なるけれど、それなりに編む手間がかかっているのが知れる。こちらは某資料にあった、熊無の氷見箕の例。カードの備考欄には、「山桜の皮は白桜ではなく赤桜を使う」とあるけどどう違うのかなぁ。よろしければ、こちらもクリック下さい! 励みになりま...

  • 1092 モノがたり _290 クリーニングバー

    ● ヘッドクリーニングバー 長さ165ミリ机の抽斗のなかにこんなものが残っていた。ノーマル、クロム、メタルと格付けがあったものの、いまやすっかり終わったメディアとなったカセットテープ。そんなデッキのクリーニングキットに付いていたものだろう。当時はほとんど綿棒に液を浸ししこしこやっていたので、これはまったく使った記憶がない。先端にゴムが付いただけのものだけど、柄の握りと傾斜がほどよく、こういった簡易な...

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