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掃除と読書だけの日々 https://ameblo.jp/suteki-s-club

もう、常識にはとらわれないで暮らそう。 これからは、好きなことだけしていこうと決めたのでした。

chizu
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2020/09/03

  • 斉物論篇(2-21)

    二むかし、荘周は自分が蝶になった夢を見た。楽しく飛び回る蝶になりきって、のびのびと快適であったからであろう。自分が荘周であることを自覚しなかった。ところが、ふ…

  • 斉物論篇(2-20)

    二罔両〈うすかげ〉が、影に向かって問いかけた。「君は、先ほどは歩いていたのに今は立ち止まり、先ほどは坐っていたのに今は立っている。なんとまぁ定まった節操のない…

  • 斉物論篇(2-19)

    二(こうしたあてにならない判断、つまり)内容のない移ろいやすい声に期待するのは、初めから期待をかけないのと同じ(で無意味なこと)だ。そこで天倪〈てんげい〉(す…

  • 斉物論篇(2-18)

    二もし、私と君とが議論をしたとして、君が私に勝って、私が君に負けたとすると、君が正しくて私が間違っていることになるのだろうか。私が君に勝って、君が私に負けたと…

  • 斉物論篇(2-17)

    二長梧子〈ちょうごし〉の言葉は続く。「人間が生を喜ぶことが惑い(であるかもしれない、そう)ではないと、私には決められない。逆に、人間が死を憎むことが、幼い頃に…

  • 斉物論篇(2-16)

    二瞿鵲子〈くじゃくし〉、長梧子〈ちょうごし〉に尋ねて言った。「私が先生から聞いた話ですが、聖人は仕事に励むことはせず、利益に走らず、害を避けず、追求を好まず、…

  • 斉物論篇(2-15)

    二齧缺〈げつけつ〉は、さらに尋ねた。「先生は利害を心にかけられないようですが、それなら至人=道に到達した人も、利害などを全く心にかけないのでしょうか」すると、…

  • 斉物論篇(2-14)

    二齧缺〈げつけつ〉が、師の王倪〈おうげい〉にたずねた。「先生は万人が一致して正しいと認めるような事実を、ご存じでしょうか」「そんなことは知らないよ」「それでは…

  • 「望み」:雫井脩介

    ■こんなおはなし年頃の息子と娘を育てながら平穏に暮らしていた石川一登・貴代美夫妻。9月のある週末、息子の規士が帰宅せず連絡が途絶えてしまう。警察に相談した矢先…

  • 斉物論篇(2-13)

    二さて、その昔、尭帝が舜に向かって言った。「わしは、宗・膾・胥敖の三国を征伐しようと思っている。だが、天子の位について政治を行いながら、武力を用いて征伐すると…

  • 斉物論篇(2-12)

    二そもそも、真の道には、名づけるべき言葉がなく、真の弁舌は、無言のままである。真の仁愛は仁としては現れず、真の清廉(心が清らかで私欲がないこと)は謙遜の徳を示…

  • 斉物論篇(2-11)

    二そもそも道にはもともと境界などなく、言葉にはもともと固定した意味などない。そこから(道を言葉によって表すとなると)対立差別が現れるようになった。その対立差別…

  • 「斉物論篇(2-10)

    二この世界で秋の獣の毛先ほど大きなものはなく、泰山なんてちっぽけなものだ。幼くして死んだ子供ほど長生きの人はなく、彭祖なんて若死にもいいところだ。かくて、天地…

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