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2020/08/07

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  • 124回目「憐れみの3章」(ヨルゴス・ランティモス監督)

    絶賛上映中のヨルゴス・ランティモスの新作。新作が公開される度に毎回映画館で観るのは、ランティモスとアルモドバルです。なんとなく、好きなんです。 それぞれ独立した3つの物語。 はっきり言うと、3つの物語ともストーリーを思いつくままに書いたような手触りがあり、かなり荒唐無稽だ。いや、それぞれ粗筋はあるのだけれど、登場人物のバックボーンとか、行動に至る理由などが意図的に省略されてる感じがする。 例えば、1話目。 ある男に絶対的に服従して、生活を管理されてる男の話。普通なら、なぜ彼らは支配・被支配の関係になったのか、その理由というか、そのような関係に至った過去の背景なんかを描いたりしそうだが、そういう…

  • 123回目「闘争領域の拡大」(ミシェル・ウェルベック:河出文庫)

    真偽のほどは定かではないが、宮沢賢治は生涯童貞だったらしい。この話を知った当時の自分は、何故か心の底から安堵した。恐らく、高校生だった。当時の自分は、勉強もスポーツもできない、陰気な学生だった。異性からモテる要素が皆無であった。性欲は人並にあり、また、性欲に付随する形で「他人を愛し、他人から愛されたい」という願望もあった。パートナーがいない為、その欲を発散させる術は、もっぱら自慰しかないのだが、果ては虚しさしか残らない。当時、三木道山というレゲエ歌手が流行っていて、その歌詞に「一生一緒にいてくれや♪ 愛のあるセックスに精ぇだしたり♪」なんてのがあったが、自分はその歌詞を「愛のあるセックスができ…

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