下北沢のザ・スズナリで『脚光を浴びない女』を見てきた。 プレオム劇という女性ユニットによる作品。中島淳彦作、福島三郎演出による再演。出演者の年齢層は幅広く総勢10名。 pureomugeki.amebaownd.com 舞台は築50年の立ち退きが迫る団地の一室。セットも秀子(小林美江)が住む部屋が作り込まれており、そこに団地の住人や秀子の母てる(矢野陽子)等が入れ替わり立ち替わり登場する。 会話のテンポがよく、終始面白く見ることが出来た。全体的にはとてもよくできたプロダクションだと感じた。 何より出演者が生き生きと演じられる脚本であることは間違いなく、その楽しさ、心地よさを観客側も感じ取ること…
コクーンシートで新たな趣味を見つける~ミュージカル『October Sky -遠い空の向こうに-』
ミュージカル『October Sky -遠い空の向こうに- 』を見てきた。 原作はNASAのロケット技術者であるホーマー・ヒッカム・ジュニアによる自伝小説で、1999年に映画化されている。 october-sky.jp 1957年米ソ冷戦時代のアメリカ・ウエストバージニアの炭鉱の町コールウッドが舞台。スプートニクショックをきっかけにホーマー(甲斐翔真)はロケットを自らの手で作りたいという夢を抱くようになる。 仲間のロイ(阿部顕嵐)、オデル(井澤巧麻)、そして科学の知識に長けているクエンティン(福崎那由他)とともに一意専心突き進んでいく。ただホーマーの父ジョン(栗原英雄)はそれを快く思っていなか…
多彩で野心的なアプローチ~駅前劇場『ビニール袋ソムリエ2021』
駅前劇場で『ビニール袋ソムリエ2021』を見た。制作「山口ちはる」プロデュース。2021年10月13日から17日までの上演。 yamaguchiproduce.wixsite.com 脚本・演出を手がけたのは雲隠ノノ太郎。そして四次元ボックスの佐藤修作、PAPALUWAの鈴木真之介を中心に総勢16名。魂の込められた素晴らしいステージだった。 チラシ裏には「午前11時。全国の覚醒したソムリエ達が下北沢駅前に集結する。そして。ビニール袋と共にあらんことを! ビニール袋と共にあらんことを! ポリエチレーーーン! ああ、最高だ。」と書かれていた。正直これを読んだ瞬間、かなり苦手な分野かもと警戒した。 …
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