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  • 畑中翔太『ポケットに冒険をつめこんで』第1話 西野七瀬

    「量産型リコ」「こむぎの満腹記」の畑中翔太が企画・脚本・プロデュースのポケットモンスターシリーズを原案にしたオリジナルドラマ「ポケットに冒険をつめこんで」。西野七瀬主演であれば期待はふくらむというもの。 赤城まどか(西野七瀬)の設定はカマボコ会社での勤務からクリエイターを目指して上京。そして小さな広告代理店「ADventure」に転職。そこで会社の命運を握る競合プレゼンを引き受けてしまい、営業の桧山(笠松将)を巻き込んで悪戦苦闘する感じ。 一方母親からゲームボーイポケットのイエローと『ポケットモンスター 赤』が送られてきたので、久しぶりにプレイすることで、懐かしさを味わうとともに、ポケモンから…

  • 上田誠『時をかけるな、恋人たち』第1~2話

    「魔法のリノベ」以来の上田誠作品。その間の「かっこいいスキヤキ」は未見。ただやっぱりヨーロッパ企画なので否が応でも期待してしまう。 とにかく井浦翔(いうらかける)役、永山瑛太の狂気に満ちたとても気持ち悪い感じが実に素晴らしい。セリフもよくわからない謎めいた感じがとってもいい。常盤廻(ときわめぐ)役の吉岡里帆もいつも通りの安定感だし、天野りおん役伊藤万理華のクールさもツボる。 1話のゲスト泉澤祐希くんが珍しく純真な未来人の青年役で、シンガーソングライターの吉澤嘉代子と時空を超えた恋の物語は温かく、でもせつなくて、とても良かったと思う。特に主題歌が流れるエンディングシーンの素晴らしさよ。 ただ2話…

  • 蛭田直美『推しが上司になりまして』第1〜3話 漫画:森永いと 原作:東ゆき

    見ていて感じのいいドラマだと思う。原作があって、脚本もテンポ良く、そして演じる俳優たちが感じのいい人たちだと、やっぱり見ていて楽しくなる、という当たり前のことを当たり前のように感じる。気持ちよく見ることができるドラマって大切なのだ。 原作は漫画・森永いと、原作・東ゆきによる同名作。原作者がいる漫画のドラマ化はやっぱり強い。コミック冒頭部分を読んだところ、推しはキリッとしていてクールさ強め。パニックになるOLも普通の子っぽいがクールビューティー系。でも心の中の分身キャラが可愛くてなかなか楽しい。 その設定でOL中条瞳役に鈴木愛理、推しの桐生斗真 / 上司の高城修一役に片寄涼太を充てる素晴らしさよ…

  • 橋部敦子『ゆりあ先生の赤い糸』第1話(入江喜和原作)

    入江喜和による漫画作品のドラマ化。 ゆりあ(菅野美穂)の夫吾良[ごろう](田中哲司)がくも膜下出血で昏倒し、運び込まれた病院の主治医前田が志田未来というキャスティングに、えっ原作もそんな感じなの?となって、読んでみたら原作はお爺ちゃん先生だったという驚き。ま、まぁ、それはそれで諸事情で仕方ないんだろうけど、原作未読でもなかなかの違和感のあるスタート。 菅野美穂演じる伊沢ゆりあは刺繡教室の先生であり、小説家の旦那ゴロとの間に子供はいないが、良好な夫婦関係を築いていた感じ。そして現在は夫と姑節子(三田佳子)との3人暮らし。節子はなかなか手のかかる不思議な存在で且つ人見知り。ゴロの妹志生里(宮澤エマ…

  • 金子茂樹『コタツがない家』第1話

    面白く見た。 金子茂樹が描くホームドラマは、間違いなく楽しく見ることができる。 深堀万里江(小池栄子)はやり手のウェディングプランナー。夫と子供に加え、父親が加わることで、3人のダメ男と暮らしていく物語になっていくようだ。旦那の悠作(吉岡秀隆)は売れない漫画家で、いかにもダメ人間的な感じを出してくるが、吉岡秀隆の隠しきれない品の良さが出てしまっているので、本当にダメなのか、いや本当はいい夫なのではないか、という謎めいている雰囲気が面白い。 ダメ夫なのに万里江が離婚しないのはウェディングプランナーという職業上からであり、それはそれで説得力があるし、今後漫画家として悠作に転機が訪れるのであれば、よ…

  • 生方美久『いちばんすきな花』2話

    まずアバンからの藤井風「花」の入り方にしびれた。それもイントロのみで歌なし。じらす。でもグッとくる。 ゆくえ、椿、夜々、紅葉に共感できるかというと、少しは寄り添えるものの、そこまでではないという気持ちで推移する。でもあったかもな、と昔を思い出す。自然と昔の自分を思い出させてくれる。そこがいい。自分だけ思ってることと違う、でもみんなに合わせる。それは中学・高校の頃はもちろん、社会人になっても普通にある。自分の意見は違うんだけど、今この場の空気を壊したくない、乱したくない、だから主張することはない。結局飲み込んでしまう。ただ飲み込まず普通に逆の意見を声高に主張する人もいる。でもその人たちは自分にと…

  • 毎日ブックオフに行く

    毎日ブックオフに寄っている。 出社している時は、昼休みに会社近くのブックオフに行く。 休みの時は、家の近くのブックオフに行く。たまに電車に乗って違う店舗にも行く。 何を買うわけではないのだけど、毎日行くことでたまに、おっ!という本に出会える。それが嬉しい。 買うのは文庫本。店内に入ると、110円の文庫本の棚を一気に見る。 まずは海外小説、そしてノンフィクション、次に日本人作家と順番に確認する。 本当はCDもチェックしたいのだけど、あのCDの棚を確認するのは大変過ぎる。 よって毎日見て探すのは、やっぱり文庫本の110円コーナーとなる。 毎日行ってもあまり変わらない。でも一応確認する。 そうすると…

  • 「らんまん」と「ひらり」と「あまちゃん」と「梅ちゃん先生」を見る週末

    週末は朝ドラを見る。 平日には見ず、週末に1週間分を一気に観ている。これがちょっとした楽しみになっている。 今まで朝ドラを見るという習慣は無かった。でも突然見るようになった。 なぜだかよくわからない。とにかく朝ドラを見ることを始めたのだ。 そこで朝8時から放送されている新作の連続テレビ小説だけではなく、現在再放送されている朝ドラも見ようと決めた。 これもただそう決めただけで、なぜだかは今ひとつ分からない。 ただリアルタイムで観ることは出来ない。よってNHK+で見るか、録画して見るかである。 2023年6月現在は「らんまん」がNHK総合で朝8時から放送されている。月曜から金曜が本編で土曜は1週間…

  • ブックオフで110円と220円の本が混在する棚の存在

    突然ブックオフの110円コーナーに220円までの本が押し寄せてきた。 なんということだろう。これは正直困る。 基本的にブックオフには110円の本を探しに行く。220円の本は買うことは無いのだ。 ぶらっと立ち寄って110円の棚を眺めて、おっ!という本があれば買う。そんな至ってシンプルな買い方になって久しい。 以前は300円〜500円ぐらいの値札が付いていた本が110円の棚に流れてきたのを見つける瞬間、ブックオフで初めて見た文庫本を110円の棚で見つけた瞬間、それらを味わうためにブックオフに訪れている。 それが110円と220円の本が同じ棚に並べられているのである。これは心がざわついてくる。大変な…

  • 毎日コーヒーをハンドドリップで淹れてマグボトルで持って行く

    毎朝コーヒーを淹れる。 コーヒーはハンドドリップで淹れており、平日出社の時も出来上がり500mlのコーヒーを朝マグボトルに入れて持って行くようにしている。 コーヒーは豆から挽くわけではなく、ペーパーフィルターをドリッパーにセットして、Amazonで買った粉を入れ、手動でお湯を注いでいる。 コーヒーメーカーを使った方が便利で美味しく作ることができるのかもしれないけど、なんとなく掃除とか面倒なのかもと思い込み、ペーパードリップで淹れるようになった。 このハンドドリップという行為が、まったく面倒だと感じないのが不思議である。 基本的になんでも面倒だと思うのに、朝時間のない中、ペーパードリップでコーヒ…

  • カウンター7席の店で一人飲みを継続している話

    カウンター7席すべてに一人飲みの客が座っている。 のれんをくぐり「1人で」とまず呟いて、店の人の反応を待つ。 元気な店員さんたちではないので、席があれば「こちらのカウンターへどうぞ」、まだ片付けていない場合は「少々お待ちください」となる。 カウンターが満席かどうかは、かろうじて外から把握できるのが救いである。 無事にカウンターにつくと「瓶ビール、アサヒで」もしくは「酎ハイで」とお兄さんに告げる。 この店はカウンター席はおそらく7席、後ろにテーブル席がある。 カウンターは一人飲みのおじさんで占められている。おじさんの実態としては、40代、50代、60代が中心だろうか。たまに30代、70代ぐらいの…

  • 居酒屋のひとり飲みで唐揚げを食べる

    居酒屋では、鶏の唐揚げが食べたくなる。 毎回食べたくなる。いつでもつまみたくなる。 もちろん冷奴、ピーマン千切り、オニオンスライス、もつ煮も注文したくなるのだけど、やっぱり鶏の唐揚げにはかなわない。 でも量が心配になる。 そもそも唐揚げが何個来るのか分からないし、大きさや個数によっては、それだけでひとり飲みが終了してしまう。 お店によっては「ハーフ」や「一個いくら」で注文できるため、そうなるともう完全に口が唐揚げモードになっていく。 ひとり飲みに唐揚げはいくつ必要か。果たして何個が適切か。 前提としてこちらは一人であり、終盤に向けて刺身やあと一品ぐらいはたのみたい。 酒はビールか金宮のソーダ割…

  • 落語の途中で拍手をする人・大声で笑う人

    最近また会社帰りに落語を聴きに行っている。 寄席に行くのではなく、ホール落語と言われるXX公会堂とかXX会館小ホールとかに出向き、だいたい19時開演、21時終演ぐらいで落語を聴く。 土日の昼間に行くことも多いが、平日夜の会社帰りに2時間落語を聞くのは普通に楽しい。でも少しだけ緊張する。 落語は疲れている時に聴くと寝る。お腹いっぱいの時に聴いても寝る。寝不足の時も寝る。会場が温かいと寝る。と、落語は元気な時でないと寝る確率が跳ね上がる。 でも最近激務から解放されたこともあり、平日の夜を有効に使いたいという思いからも、会社帰りに月数回落語を聴きに行くという選択もなかなかいいな、と思っている。 落語…

  • 居酒屋でベーコンエッグ

    居酒屋でハムエッグがあると嬉しい。 この日は馴染みの居酒屋のメニューに「ベーコンエッグ」を見つけたので、さっそく注文した。 常に減量を考える人生であるため、糖質よりもタンパク質メニューをどうしても探してしまう。 その点居酒屋は高タンパク食品を手軽に摂取できる感じがしている。肉類、魚介類、卵類、豆類等、かなり選択肢が多い。 唐揚げ、ソーセージ、納豆、厚揚げ、オムレツ、豚肉キムチ炒めに至るまで、タンパク質が摂っている、多分ね、という感じがする。 よく豆腐を食べている限り罪悪感は生まれてこないと言われるが、刺身や焼き魚を食べている時の充実感は素晴らしい。 卵料理となるとだし巻きとか煮卵が多くなるが、…

  • 朝ドラ「らんまん」そして再放送の「ひらり」を観ている

    最近NHKの朝ドラを観るようになった。 と言っても毎日朝8時から観るのではなく、週末にまとめて1週間分を観ている。 朝ドラは毎週土曜日にBSで1週間分を放送する。それを録画している。 でもほとんどNHK+で観ることが多く、NHK+で消えてしまった時には録画で見る。 そして今は古い朝ドラの再放送もある。 2022年5月現在、新作が「らんまん」、そして再放送が「ひらり」と「あまちゃん」というラインナップである。 これが週末にこなすタスクの1つとしてとても楽しみになっている。 とはいっても1週間が待ち遠しい、という程ではないのだけど、観ることができないと寂しいぐらいの位置づけまでにはなってきている。…

  • 居酒屋に開店と同時に入って最初に出る

    土曜日は居酒屋に行く。 仕事は土日が休みなので、居酒屋に行くのは土曜日。日曜日は家で飲むか、ノンアルの時が多い。 基本的にひとりで居酒屋に行き、開店時間に店に入る。そしてあまり長居せず、一番で居酒屋を出たい。 そこに意味はあまりないのだけど、長尻、ながっちりだけには気をつけたいと思っている。 ただ、開店と同時に入っても、その時点で予約でいっぱいという可能性もあるため、人気店は必ず予約をする。 本当はひとり飲みの時には予約をせずに、その時にふと思いついた店に入りたいのだけど、意外と満席で入れない時もあったりする。 「予約されてますか」という店員さんの一言に心が折れ、「いや、してません」「そうです…

  • 金曜日は居酒屋でひとりボーッとする

    金曜日は会社帰りに、居酒屋でひとり飲んだ。 1軒目は馴染みの店で、新年の挨拶を兼ねて1時間半。2軒目は馴染みではない店で1時間半。 どちらも1時間ぐらいかと思ったら、家に着いたら22時半を過ぎていた。 「1人飲み、1時間で、お会計」という目標は達成できず、どちらも30分くらいはオーバーしたようだ。 この日も食べたいものを独り占めでつまんだ。 1軒目では、マグロの中トロ、そして車海老のフライ。酒はビールと日本酒。 2軒目ではタラ豆腐。酒は酎ハイと日本酒。 いつも注文するメニューだけど飽きる事がない。 ずっと中トロだし、海老フライがあれば注文し、タラ豆腐があれば注文する。 変化を求めず、ずっと変わ…

  • 芋のお湯割りと本マグロの刺身

    この日は地元の人気店へ新年のご挨拶。 この「新年のご挨拶」は、本心でもあり、居酒屋へ行く口実でもあり、これからまた一年が始まるんだなぁ、という意味が込められていて、好きな言葉だ。 新年の挨拶のあとは、いつもと同じ通常運航。瓶ビール、ポテサラを注文する。 お通しが鱈の子の煮付けで、これが実に美味しかった。お通しに力を入れている店は間違いないと改めて思う。 そしてビールを飲みながら、今日のおすすめをじっくりと眺める。 お通しはビールのつまみとして、そして何を注文するか、今日はどんな注文の構成でいこうか、と検討するためにある。 手書きの品書きには、本マグロの刺身がある、もつ煮がある、アジフライがある…

  • 一人飲みは1時間、長くて1時間半

    居酒屋に行って一人飲んだ。 休みの日に一人で飲むときは開店と同時に行くことが多い。すいている時間に訪れて、なるべく長居しないで店を出る。 一軒めの店は、昨年開店したこじんまりとした居酒屋で、主人とも知り合いであり、事前に予約して開店時間に訪れた。 しばらくは他のお客も来なかったので、若い主人と年末年始の話をしながら、日本酒を頂いた。 しばらくするとお客さんも入りだし、店内がにぎやかになってきたので、そろそろかな、と思いお会計をした。暖簾をくぐってから1時間半後だった。 一人飲みに長居は厳禁、と毎年の目標にしている。 ただこれが伸びる。1時間が1時間半となり、2時間が経過し、2時間半となってしま…

  • Amazonのセールでコーヒーの粉を買う

    Amazonの初売りセールではコーヒーの粉だけ買った。 コーヒーをとにかく飲むので、1000gの粉をよく買う。一回のドリップで出来上がり700ml、800mlとか淹れるので、コーヒーの粉の消費も激しくて、豆から挽いてなんて言っていられない。休日はペーパードリップでどんどんコーヒーを淹れていく。 最近Amazonのセールでは、欲しいものがなかなか見つからない。ビールは多少安くなるが、あえてこのセールで買う必要があるのだろうか、と考えてしまう。そもそも、そこまで安くないのがAmazonのセールだと思う。相変わらず数十%引き!とかでYoutubeでは盛り上がっているのかもしれないが、今はもう消耗品を…

  • 本を読むのは移動時間しかない

    電車の中で小説を読む。 本を読むのは移動時間が多い。その次は風呂。その次がトイレで、あとは何かの待ち時間。 普通に家でのんびりしている時にソファに座って本を読むことはなかなかない。 時間がある時でも、家ではなかなかできない。 それは本を読むことより優先度の高い「何か」があるからだと思う。 それはエンタメに限って言えば、映画を見る、ドラマを見る、動画を見る、ゲームをする、とかが優先されてしまう。 よって本を読むのは移動時間がほとんどで、特にやる事のない、風呂、トイレ、何かを待ってる時が続いていく。 本当は「カフェで」とか言ってみたいが、なかなかカフェに行く機会も少ないし、たまに居酒屋の一人飲みの…

  • 新刊本ははメルカリで買う

    今日も小説を読む。 小説というのは、数日間じっくりと本と向き合わないといけないので、かなり面倒な行為だと思う。 でも、やっぱり小説を読むことは楽しいし、面白い。 小説を読んでいる時は集中できるし、没頭できて、その世界に没入できる。 昨年は、初めて伊坂幸太郎や吉田修一の作品を文庫本で読み、改めて小説の素晴らしさを実感した。 でもこの二人の作品は映像化されていることが多いため、映画で見れば2時間、でも小説だと数日間かかる。 でもやっぱり原作だよな、小説だよな、という、あまり根拠のない理由で、小説を読み続けるのだけど、読み終えた時の満足感はすごい。 よってブックオフの100円コーナーにはよく通ってい…

  • 水島かおり著「帰ってきたお父ちゃん」を読む

    壮絶な小説だった。 おそらく、この家族小説を読んだ人の感想は、皆「壮絶な」「強烈な」「すさまじい」「恐るべき」「パンクな」という言葉を使って表現するのではないだろうか。 いや、なかなか凄いものを読んだ、という感想が真っ先に出てくる。 この「帰ってきたお父ちゃん」という小説は、女優であり、脚本家でもある、水島かおりさんの半自伝的小説である。 題名が「帰ってきたお父ちゃん」という親しみやすさと、表紙の絵の可愛らしさ、そして帯に「抱腹絶倒」と書かれているので、ハートウォーミングな家族愛に溢れる小説だろうと普通は思って読み始める。 私は事前情報なしで読み進めたので、確実にそう思った。 確かに家族愛に溢…

  • 1月2日、居酒屋でひとり飲む

    1月2日に居酒屋へ行った。 カウンター8席、テーブル、小上がり合わせて、10数人ぐらいで満席となる、こじんまりとした地元の居酒屋。すでに予約で満席であり、近くの人たちにずっと愛されている店なんだなと改めて感じた。 お通しもお正月、そしてウサギの箸置きも。 この日は大将から振る舞い酒が出され、金粉をまぶした「綿屋」という酒を頂いた。 これは美味しかった。 「綿屋」の新酒・干支ラベル(純米生原酒)で米の味わいと酸味のバランスが丁度よく、お隣の常連さんはお代わりしていたが、確かに旨くて料理とよく合う。 今年は兎年であり、加えて女将のウサギ愛からか、ウサギラベルの酒を、かなりの種類仕入れており、ウサギ…

  • 2022年に買ってよかったものはPS3

    たまにハリー・ポッターを見たくなる。 ロッキーやランボーも見たくなる。そしてジュラシックパークやダイハード、急にシチュエーションコメディのフレンズも見たくなる。 見たいときにサブスクでは配信されていない映画やドラマは多い。サブスク内のレンタルで見ることはできるかもしれないが、いや、そこまで見たいわけではない。 でも急に見たくなる映画やテレビはある。 2022年は物置のような部屋になっていた自分の部屋を片付け、なかなか快適な書斎のような環境になった。ただオーディオもテレビも20年前のものが鎮座し、すべてがアナログ仕様のままである。 ただ23.8インチのゲーミングモニターだけは持っていたので、この…

  • 酒を毎日飲むのをやめた話

    2022年は、酒を毎日飲むことをやめた年だった。 今までは風呂に入った後はビールか第三のビールの350ml缶を飲み、そのあとは泡盛か黒糖焼酎、もしくはバーボンのソーダ割を2~3杯飲む生活が364日続く毎日だった。 飲まない日は人間ドックの前日ぐらいで、毎日酒を飲む生活を続けていた。 そして昨年AWSの資格試験を受験することになり、必ず合格しなければいけない状況に追い込まれた。 AWSの資格試験の中でも非エンジニア向けのような「AWS Certified Cloud Practitioner」に合格するためには20時間とか30時間ぐらいは勉強する必要があるようで、まったく知識がなかったため、勤務…

  • 本を読むためにグリーン車に乗り、終点で餃子を食べ、アナログレコードを買って帰ってきた休日

    本を読もうと思って電車に乗った。 ある平日の休みの朝、このまま家で過ごそうか、映画にでも行こうかと考えていた。天気もいいので、まずは一人で電車に乗って、本を読んで、終点で何か食べて帰ってこようと急に思い立った。 一番の目的は本を読むことなので、行き先はどこでもよかった。東海道線か高崎線か宇都宮線か湘南新宿ラインか。 まず思いついたのが宇都宮線だった。終点で餃子を食べることができるという単純な思いからであり、あまり迷うことなく宇都宮線に乗ることにした。 各駅停車なので、かなりの時間を電車の中で過ごすことになる。よってグリーン券を買った。平日の昼なので車内はガラガラだった。 朝食がわりに駅弁でも買…

  • 役者陣が大変素晴らしい~プレオム劇『脚光を浴びない女』

    下北沢のザ・スズナリで『脚光を浴びない女』を見てきた。 プレオム劇という女性ユニットによる作品。中島淳彦作、福島三郎演出による再演。出演者の年齢層は幅広く総勢10名。 pureomugeki.amebaownd.com 舞台は築50年の立ち退きが迫る団地の一室。セットも秀子(小林美江)が住む部屋が作り込まれており、そこに団地の住人や秀子の母てる(矢野陽子)等が入れ替わり立ち替わり登場する。 会話のテンポがよく、終始面白く見ることが出来た。全体的にはとてもよくできたプロダクションだと感じた。 何より出演者が生き生きと演じられる脚本であることは間違いなく、その楽しさ、心地よさを観客側も感じ取ること…

  • コクーンシートで新たな趣味を見つける~ミュージカル『October Sky -遠い空の向こうに-』

    ミュージカル『October Sky -遠い空の向こうに- 』を見てきた。 原作はNASAのロケット技術者であるホーマー・ヒッカム・ジュニアによる自伝小説で、1999年に映画化されている。 october-sky.jp 1957年米ソ冷戦時代のアメリカ・ウエストバージニアの炭鉱の町コールウッドが舞台。スプートニクショックをきっかけにホーマー(甲斐翔真)はロケットを自らの手で作りたいという夢を抱くようになる。 仲間のロイ(阿部顕嵐)、オデル(井澤巧麻)、そして科学の知識に長けているクエンティン(福崎那由他)とともに一意専心突き進んでいく。ただホーマーの父ジョン(栗原英雄)はそれを快く思っていなか…

  • 多彩で野心的なアプローチ~駅前劇場『ビニール袋ソムリエ2021』

    駅前劇場で『ビニール袋ソムリエ2021』を見た。制作「山口ちはる」プロデュース。2021年10月13日から17日までの上演。 yamaguchiproduce.wixsite.com 脚本・演出を手がけたのは雲隠ノノ太郎。そして四次元ボックスの佐藤修作、PAPALUWAの鈴木真之介を中心に総勢16名。魂の込められた素晴らしいステージだった。 チラシ裏には「午前11時。全国の覚醒したソムリエ達が下北沢駅前に集結する。そして。ビニール袋と共にあらんことを! ビニール袋と共にあらんことを! ポリエチレーーーン! ああ、最高だ。」と書かれていた。正直これを読んだ瞬間、かなり苦手な分野かもと警戒した。 …

  • 安い酒を飲みながら知らない映画を観る

    毎日晩酌している。 酒を飲まない日はなく、缶ビール350mlと焼酎かウィスキーのハードリカーを炭酸割で2~3杯飲んでいる。 多いと言えば多いかもしれないし、適量と言えば適量かもしれない。 普通に眠れて、普通に朝起きることができて、毎日はかる血圧や体重にもあまり異常値は感じられない。 コロナ禍で酒の量が減ったとか、酒自体飲まなくなったという声をよく聞くのは、あくまでも外で飲むことが無くなり、家でも飲まない人が多いのかもしれない。 確かにあの「飲み会」というものが無くなったのは酒飲みからしてもとても嬉しく思っている。特によくわからない謎の飲み屋で開かれる2時間飲み放題、1時間半でラストオーダーの飲…

  • 美味しいコーヒーを淹れることができない

    コーヒーが好きで1日数杯飲む。 出勤の時は自動販売機のコーヒーを1日4杯ぐらいは飲む。たまに缶コーヒーのブラックも飲む。 家で飲む時はペーパードリップで淹れている。これが美味しく淹れることができない。 コーヒードリッパーはハリオ。コーヒーの粉はAmazonでヒルスかUCCを買っている。 その粉の袋にコーヒーのいれ方という記載がある。 一人当たり10g~12gのコーヒー(注ぐお湯の量は140g~160g)が適量です。 あくまでもお湯の量は注ぐ量であって、出来上がりのコーヒーの量ではない。そう読める。 でもこの量だともの凄く濃かったり不安定なコーヒーが出来上がる。 コーヒーの量、注ぐお湯の量はあく…

  • 新聞紙で鏡や窓を拭く気持ちよさ

    急にスポーツ新聞を買うようになった。 それは毎日ジャイアンツ戦を観るようになったからだ。よってスポーツ報知を買っている。 駅の売店かコンビニであれば普通に売られている。150円という値段も今まで知らなかった。意外と安い。 そして今は大人専用のページも無くなっていた。まぁその方が良い。 今は毎日の巨人戦が楽しみになっている。もちろん本を読んだり、ラジオを聴いたり、映画を観たりと、何かしらの刺激はあるのだけど、プロ野球は毎日ある。そこが凄い。 サッカーと違ってBSかCSかどこかで必ず放送があり、ラジオでの中継もある。環境が整いすぎている。 スポーツ報知巨人取材班によるリアルタイムのツイートへの反応…

  • イヤホンを付けないで外を歩く

    朝、家を出る。 今は毎日出社なので、朝早めに家を出て、駅まで歩く。 家族は自転車で駅まで行くが、1kmぐらいの距離なのでずっと歩いている。 この11~2分ぐらいの時間を有効に使いたい。以前はそう考えていた。 たとえば前日のTBSラジオのアトロクをPodcastで聴いたり、TBSラジオの深夜帯の番組やNHK FMの番組を聴いていた時期もあった。 音声コンテンツは昔から好きなので、ラジオだったりPodcastのような音声を流しながら歩くことが常だった。 でもなんとなく歩きながらイヤホンを付けるのをやめた。 12分間すら無駄にしない、という考え方もあると思うのだけど、その12分間は朝の自然音を聞きな…

  • 居酒屋で刺身をつまみたい

    居酒屋での一人飲みが懐かしい。 いつから居酒屋で一人飲みが再開できるようになるのだろうか。 もうずっと緊急事態宣言中であり、また延長、再延長で、馴染みの居酒屋数軒ともに休業中。 よって居酒屋が再開したときのイメージを膨らませながら過ごしている。 まず瓶ビール注文し、いきなり刺身を注文したい。 マグロの中トロとカツオ。これはもう絶対である。譲れない。 今までは最初に枝豆や冷奴を注文していた。ただ家での晩酌が延々と続き、毎日枝豆と冷奴から家飲みをスタートしているという実情がある。 よってまずは刺身をつまみたい。 刺身だけは晩酌で食べる機会がとても少ない。刺身はやっぱり店で食べたいと思う。 スーパー…

  • プロ野球ニュースを昼にスマホで観る生活

    ジャイアンツ戦を毎日楽しんでいる。それも急に。 毎日張り合いのある生活を目指し、急にテレビでプロ野球観戦である。これが楽しい。 巨人が勝てば嬉しいし、負けると気持ちが動揺する。勝っても負けても平常心を心掛けたいのだけど、なかなかそうもいかない。 巨人6-0で圧勝モードの時に、6-6に追いつかれた阪神戦はほんときつかった。というか3連戦すべてきつかった。 あと家族とのチャンネル争いが勃発しつつある。今まではニュースかドラマかバラエティーをなんとなく付けていた。 それがジャイアンツ戦となるとなんとも言えない雰囲気になる。家族はジャイアンツにもプロ野球にも何も興味を示さない。 今は各自スマホがあるの…

  • 温めないで食べる、冷たいまま食べる

    昼はコンビニへ行く。 基本的に毎日出勤しているため、今日の昼はどうしようか、と日々考えることになる。 昼の居酒屋で食べていたときもあったが、今はもう外食はやめた。最近はずっとコンビニで買っている。 ただ現在減量中でありコンビニ弁当という訳にはいかない。血圧も下げないといけないので、一般的なコンビニランチとは程遠いものになっていく。 どうしても高タンパク質の食品を選んでしまうので基本高くつく。800円台なんて安いほうであって、たまに1000円を超す。 近くのコンビニはセブンイレブン。まずサラダを買う。ほうれん草の緑黄色野菜ミックスという120gの野菜である。 かなりたくさんの野菜が入っているが、…

  • スペイン警察・特殊分析班シリーズ第一弾「花嫁殺し」カルメン・モラを読む

    いや、いや、凄い。傑作であり名翻訳だと思う。 花嫁殺し (ハーパーBOOKS) 作者:カルメン モラ ハーパーコリンズ・ジャパン Amazon スペインの警察小説。スペイン語からの直訳である。スペイン・マドリードの情景も十分味わうことができ、翻訳ミステリーの読者でよかったとつくづく思う。 題名が示しているように殺されたのは花嫁。ただ被害者は頭にあけられた穴に蛆を埋められており、徐々に脳が蛆に食われていくという異常な殺人。 日本のミステリはおじさんが普通に殺されるのが常だが、ヨーロッパのミステリはその被害者や殺され方も異常なことが少なくない。 被害者の姉も七年前に同様の手口で殺されており、その犯…

  • PS5の抽選販売に応募する、そして外れ続ける

    PS5の抽選に応募する。 ネットでの抽選販売だと、本家ソニーかビックカメラぐらいだろうか。あとはよくわからない。 ヨドバシはもうネットでの抽選販売は行わないのだろうか。 ただコツコツ抽選に応募したとしても、当選しないことはなんとなくわかる。 確率的には当選する可能性はあるかもしれないが、それは数年先なんだろうなとは思う。 ただPS5は欲しいなとは思う。 今PS5を一番欲しいと思う理由。それはPS5専用ソフトを遊びたいわけではない。 今持っているPS4が壊れたらどうするんだろう、という漠然とした不安の解消というのが一番かもしれない。 いや、そもそもPS4が壊れた時に考えればいい、というのが正論か…

  • 張り合いがある毎日を送る

    日々の生活には張り合いが必要である。 何かしらの張り合いがあれば、毎日が少しは楽しくなる。 張り合いとは、「かいがあること」「やりがい」のこと。 ただなんとなくこれらは「日々の張り合い」とは意味が微妙に異なるような感じがする。 張り合いがある毎日ということは、何かしらの楽しみ、何かしらの変化、何かしらの充足感が日常に存在することであって、努力するかいがあるとか、そういう感じではない。 努力となると重い。甲斐もなんとなく重い。 毎日普通に過ごしている中で、ちょっとした楽しみに満たされることで、暮らしていくことに張りが出てくる感じがするのだ。 たとえばプロ野球、ジャイアンツ戦。もうスタメンの発表か…

  • 誰も見ていないところではサボらない

    誰も見ていないところでサボるのは、何か違う感じがする。 誰も見ていないところでは、良いことをした方がいいと思う。 なぜそうするのかというと、なんとなくいい気分になるからである。 誰も見ていないところで、仕事をサボったり、お金を拾ってポケットにいれたり、ゴミをポイ捨てするのはとても簡単なことである。 でもそれはいい気分にはならない。 なんだか悪いことしてるなと思う。 でも「まぁいっか」となって、その「まぁいっか」がどんどん積み重なっていく。 その「まぁいっか」が蓄積してくると、人としてかなり悪い人になっていく感じがする。 だから誰も見ていないところでは良いことをした方がいいと思っている。 良いこ…

  • 巨人中田翔の打席に毎回釘付けになっている

    中田翔がジャイアンツに来た。 中田の名前はもちろん知っていたが、パワーヒッターぐらいの認識しかなく、どういう選手か正直あまり知らなかった。 打点王を3回獲っており、ゴールデングラブ賞も4回。打つし守るし、あーやっぱりすごいんだなと思った。 そして移籍後いきなりスタメン。そしてミスターの激励に応える2ラン。ただその後打率は1割台と低迷。 それでも原監督は使い続ける。 そして毎日中田翔の打席となると釘付けになる。 中田は内角への速いストレートや内角に食い込んでくる変化球に対しては、うまく対応できないらしい。 パで打点王を獲っていてもそうなのかと不思議に思うが、やはりほぼすべての投手が内角を攻めてく…

  • 居酒屋での一人飲みはもう戻ってこない

    以前は週5とかで、地元の居酒屋で一人酒を飲んでいた。 酒が好きになり、居酒屋で飲むことが好きになり、居酒屋のテレビでプロ野球や、世界びっくり人間とかをボーっと見るのが好きだった。 カメラも好きだったので、料理の写真を撮ってFacebookに上げたり、ブログを書いてたりしていた。 でも今は居酒屋自体が休業していることもあり、家で飲む日が週7である。毎日が家飲みである。いつかまた普通に居酒屋で酒を飲むことができるのだろうか。 たとえば緊急事態宣言から、まん延防止等重点措置となり、居酒屋での酒の提供が可能になったとする。 でも不安はぬぐえない。ワクチンは2回打っている。 ただワクチンの効果が数か月で…

  • ジャイアンツ戦をつまみに飲む

    最近はジャイアンツのゲームを見ながら晩酌している。 昭和の時代は毎日民放でプロ野球が放送されていたが、その時には体験していなかったことを今やっている。 会社から帰ってきて、シャワーを浴び、冷蔵庫から缶ビールを取り出し、お疲れさまをしながら見始める。 ただ平日だとビールを飲み始める時には、既にイニングが4回か5回ぐらいになっている。なので晩酌しながら後半戦を楽しむのが日常となりつつある。 元々コロナ禍以前の平日の夜は、ジムに通ったり、居酒屋で飲んだり、ニュースやドラマを見たりすることが多かった。ただ新型コロナが収束しない今、出勤はしているものの毎日直帰であり、家で晩酌をして過ごす。 いつかこの新…

  • 毎日体重計に乗り、毎日血圧を測ることで、いまの自分を知る

    毎日体重計に乗る。毎日血圧計で血圧を測る。 それはいまの自分に目を向け、いまの自分を知ることにつながる。 きっかけは高血圧をなんとかして、薬に頼らずに改善しようと思ったこと。 そうなるとまずは肥満の解消ということになる。こればっかりはもうやるしかない。ダイエットを行うしかないという状況になる。 そして毎日自分の体重の変化を知ることが大切だと思い、朝起きて体重計に乗ることにした。 体重は毎日変化する。100gや300g、たまに500g上下する。そして意外と数日間停滞する時もある。人のカラダなんて不思議なことばかりであると知る。 体重をはかると、昨日の食事のことを思い出す。なんで増えたんだろうか、…

  • これからの休日は何もしないでゆっくりと過ごす

    年休を金曜日にとって3連休にした。 月曜日ではなくて金曜日に年休(有給)を取る。なんとなく月曜日は出勤したほうがいいような気がするので年休は金曜日。 以前から「休みの日の計画は念入りに立てる」という意気込みで週末にのぞんでいた。でも最近、予定は1日1つくらいでいいのではと思うようになった。 何か1つできたら良しとする。その1つがもし出来なかったとしても、何かはしているはずだから、それでも良しとする。 これからもずっとステイホームが続いていく。 だとしたら、何もしないでゆっくりと過ごすことが休日、という考え方に変えていったほうがいいように思えてきた。 そもそも出かけることが出来ない休日。それが今…

  • Kindle Unlimited アンリミという無上の悦楽

    アンリミが面白くて楽しい。 Kindle Unlimitedは登録したり解約したりを続けていたが、ちょうどキャンペーン中とのことで再度利用することにした。「2ヶ月99円」のキャンペーンとのことで、解約経験ありでも利用することができた。 Kindle Unlimited(アンリミ)はKindle本読み放題と言っても、そもそも読みたい本が少なかった印象。それで月額980円は高いよなーというのが今までのイメージ。それが2ヶ月99円であればまた試してみようという気になった。 ちょうど高血圧を改善したかったこと、ダイエットを無理なく続けてみたかったこと、血糖値の下げ方、糖質とは、タンパク質とは、という自…

  • 本は読んでも読んでもすぐ忘れていく

    本は読み終わったら、なぜすぐに忘れるのだろう。 読んだ本のタイトルは大体覚えている。読んだ本か、読んでない本かも分かる。でも読み終わった本の内容となると忘れる。 たまに本を読んでいる時に少しページを戻ったりすると、えっこんな文章あったっけ、となる。昨日読んだページなのにもう忘れている。怖い。 読む本は海外ミステリ。読み終わった瞬間、記憶から猛スピードで遠ざかっていく。 先日もアリー・レナルズの「寒慄【かんりつ】 (ハヤカワ・ミステリ 1968)」を読了した。ポケミスは今でも刊行されており、毎月読み続けている。 読了時の読書メモにはこう書いた。 アリー・レナルズ「寒慄【かんりつ】」 頭の中が完全…

  • 酢納豆をやめ、納豆は醤油と辛子へ回帰する

    納豆に酢をかけて食べる。これが美味しくない。 ではなぜそうするのか。それは高血圧が改善し、糖尿病の予防につながる「らしい」からである。 現在薬に頼らずに高血圧を下げようと取り組んでいるが、かなり良くなってきたように思える。 でも、もう酢納豆はやめた。高血圧が下がってきた一因として酢納豆の取り組みが良かったのかもしれないが、あの大好きな納豆が何より美味しくないのだ。 そもそもなぜ納豆にお酢なのか。 納豆には付いてくるタレか、基本の醤油、そして辛子を混ぜて食べるのが一般的だと思う。その代わりに酢を使うことで塩分の摂取量が減り、それが高血圧の改善となるらしい。 ただ酢に関しては血圧を上げるホルモンを…

  • 酒をやめずにダイエット

    ダイエットは楽しい。 晩酌をやめることなく、ダイエットを続けている。そして体重も血圧にも成果があらわれてきているのが、なんだか嬉しい。 毎朝体重計に乗る。一瞬一喜一憂する。そして記録がスマホに転送される。アプリ内では折れ線グラフが表示される。 1ヵ月間で何キロ減ったかが表示されている。そして右肩下がりのグラフを見ながらニヤニヤする。 酒に関しては糖質ゼロビールの350mlを1本飲み、その後は泡盛か黒糖焼酎かウィスキーを飲む。糖質ゼロビールの味とコスパに関しては、いろいろと思うことがあるのも確か。一方泡盛と黒糖焼酎の水割りはほんと旨いなぁと思う。 最近は赤ワインも自分ルールで飲むことにした。でも…

  • 新型コロナのワクチンは出来が悪いのではないだろうか

    既にワクチンは2回接種した。 でも今後3回目を打たないといけない雰囲気がある。 今回の新型コロナのワクチンには新技術が活用され開発されているのだとは思う。 モデルナ社、ファイザー社が採用しているmRNA技術、そしてアストラゼネカ社、ジョンソン・エンド・ジョンソン社が採用しているウイルスベクター技術。 新型コロナウイルスの遺伝子を体内に送り込んで、ウイルスに対する免疫反応を誘導するという技術。おそらく革新的なのだろうとは思う。 ただ残念ながら新型コロナのワクチンは出来が悪いのではないかと思ってしまう。 最初のうちは国民の70%がワクチン接種を行えば集団免疫の状態になると言われていた。そうなればワ…

  • 六代目三遊亭圓生の「浮世床」をカシオのポータブルCDプレイヤーで聴く

    三遊亭圓生のCDを聴いている。 落語はまだサブスクよりもCDがメインということもあり、手持ちのポータブルCDで落語を聴くことが多い。 その中でも今まで聴く機会の少なかった六代目三遊亭圓生を聴いている。 この「圓生百席」というシリーズは何十枚も出ているため、コツコツと集めいていく楽しみもある。 まだ6枚しか持っていないが、おそらく50枚以上は発売されているはずである。 ただ驚くのはこのCD、スタジオ収録なのだ。落語のCDといえばほとんどがライブ収録であり、ラジオ音源をCD化したものも多い。 これがスタジオ収録だとお客さんの笑い声はない。誰も笑っていない。 つまり噺を聴いて笑うのは自分だけなのだ。…

  • 好きなスポーツは原辰徳である

    居酒屋のテレビでプロ野球を見るのが好きだった。 今はもう店自体が休業しているため居酒屋でプロ野球を楽しむことは難しい状況だ。でも店で酒を飲みながら見るプロ野球は格別な情緒がある。 もちろん家で晩酌しながらプロ野球を見るのもいい。サッカーや柔道だと酒を飲みながら見るには緊張感が伴ってくる。サッカーは90分間の集中を余儀なくされ、柔道はビールをグラスに注いだ瞬間、目を逸らした瞬間に「一本!」となる。 でもやっぱり居酒屋で見るプロ野球は面白いしなにより楽しい。スポーツバーとかしゃれた場所ではなく、居酒屋の店内でなんとなくついているテレビに映っている野球の雰囲気が好きだ。 好きな球団はジャイアンツ、と…

  • 週末の予定を決めておこうと思っても決められない

    週末の予定を立てること、予定を計画してから週末を迎えること、それが最近特に重要だと感じている。 いまの自分にとっては、毎日体重計に乗ること、毎日血圧を計ること、日々高タンパク食を心掛けること、7時間睡眠を実行することと同じくらい、あらかじめ休みの日の予定を立てることは重要なことである。 コロナ禍だからこそ、緊急事態宣言中だからこそ、休みの日の予定は前もってしっかりと計画してから週末を迎えたいと思う。 このような思いを常に抱きながら、水曜日ぐらいから週末のことを考え始める。ただあまり具体的な案も出ず、いつのまにか金曜日の夜になる。 予定を立てるということは、週末の行動をイメージしていくことになる…

  • 高血圧 薬に頼らず自力で血圧を下げる

    毎日血圧を測り、毎日体重計に乗ることが楽しみになっている。 前日に食べ過ぎたときは体重計に乗りたくないと思う気持ちもあるのだけど、今のところ朝決まった時間に乗るように心がけている。この習慣化がいいのか、体重も順調に減り始めている。 朝起きて歯を磨いてトイレにいく。そして血圧を計る。血圧計はdretec(ドリテック) の手首式の血圧計を使っているが、気軽に計ることができるため、これも毎日続けている。手首式だとカフの位置によって数値が変わってしまうが、数回計った平均でいいとしているので、一喜一憂するときもあるが、徐々に高血圧が改善されていくのは少しうれしい。 実は前回の健康診断で、血圧の上が160…

  • 柚月裕子さんと柚木麻子さんは別人である

    何年にも渡って間違って認識していた、ということがある。 最近では、柚月裕子(ゆづき ゆうこ)さんと柚木麻子(ゆずき あさこ)さんをたいへん失礼ながらも同じ作家さんだと思っていた。 それもつい最近までずっとである。お二人の著作をそれぞれ読んでいるのにである。 いま第161回直木賞候補作である「マジカルグランマ」を読み進めている。これがとにかく面白い。これがあの佐方貞人シリーズや孤狼の血シリーズも書いている作家さんだと思いこんでいて、どれほど様々なジャンルで書かれているのかと思っていた。 また「盤上の向日葵」を読んだ時も、「ナイルパーチの女子会」や「BUTTER」と同じ作家さんだと疑いもせず、ただ…

  • マグロの中トロはカメラで撮る

    鮪の中トロはカメラで撮る。 中トロを注文して運ばれてきた時、iPhoneのカメラではなくカメラにおさめるという誘惑が勝つ。そしてスマホで撮らなくて良かったと思う。 大間の本鮪、中トロ。 運ばれてきたらカメラを出して撮る。カメラはミラーレス一眼。もちろんフルサイズなんてものではなく、マイクロフォーサーズのミラーレスである。 中トロをミラーレスで撮る。ただそれだけである。 撮って出しの満足感が高い。でも一応RAWでも撮っている。現像なんてするはずもないのに、中トロはRAWでも撮っておきたい。 毎日カメラを持ってはいるが、日常ではもう撮ることもなくなった。 このミラーレスは中トロ専用と言ってもいい。…

  • 雨の日に持っていく本

    雨の日は「どの本を持っていこうか」と悩む。 本は濡れたらその生涯を終える。そんな気がしている。紙の本が濡れてしまったら、そのウォーターダメージを一生背負って生きていかねばならないのである。 紙の本においてはウォーターダメージは直らない、ゆがみは直らない、小口の汚れは直らない、日焼けも直らない。もうすべてが直らない。 その点Kindleで読む本は何も気にする必要がない。小口の研磨跡も気にならない。そもそも小口が無いのだから。 研磨と言えば、未だに小口の研磨跡を気にしているのは自分だけかもしれないと思うようになった。本屋で文庫本を手にとると新刊以外ほぼ研磨されている。新刊でさえも研磨跡があり、もう…

  • 駅のホームで本を読む人

    駅のホームで3人ぐらいが本を読んでいた。 会社帰りの乗り換え駅のことである。最近エスカレーターの位置と乗車口の関係でホームを比較的長く歩く。車両5,6両分ぐらいの距離を歩いたりする。 その時は電車の遅れもあって、ホームにはかなりの人が電車を待っていた。そして人の間を縫うように自分の乗車扉まで歩いた。 電車を待っている人はスマホを見ている。本当にみんなスマホを見ている。電車が来るまでのちょっとした暇つぶしとしてスマホの力は本当に強い。 ホームで本を読んでいる人もいた。意外といる。ホームに50人ぐらいが待っていたとしたら3人ぐらいは本を読んでいた。6%ぐらい。やはり少ないか。でもそんな感じである。…

  • 家の中で立って本を読む人

    読書は本を読むための時間を確保する必要がある。 よく隙間時間に本を読むと言うが、隙間時間とは「あいた時間」「ひまな時間」のことであり、もちろんその時に本を読むこともあるのだけど、意外とスマホパワーに押されがちである。 よって本を読むのであれば、意識的に時間を作る必要がある。それは通勤時間であったり、カフェや喫茶店での時間であったり、以前であれば図書館に行ったりしていた。 では休みの日はどうかと言うと、家にいる時に本を読む時間を確保することはなかなか難しいと感じる。誘惑がたくさんあり過ぎて、本に集中できなくなる。 よって最近は家での読書時間の確保として家の中で立って本を読んでいる。家の中では座っ…

  • いい文章を読んでいい音楽を聴く

    「いい文章を読んでいい音楽を聴く」 この村上春樹の言葉がとても印象的だった。 ユニクロの無料マガジンの中で村上春樹が26の質問に答えている。その中のひとつに いい文章を読んでいい音楽を聴くってことは、人生にとってものすごく大事なことなんです。 ユニクロ LifeWear magazine 村上春樹に26の質問 という回答がある。 おそらく今までの経験からそう感じているのだろう。その想いがダイレクトに伝わってくる。 70歳を過ぎた村上春樹だからこそ言えることかもしれない。そして70歳を超えた今だから断言できることなのだろう。 30代や40代だとまだまだ先の人生は長いと感じる。実際そう感じ…

  • 変化した休日、変わらない休日、のどかな休日

    休みの日の過ごし方が毎週同じになった。 休みの日に変化がない。毎週同じ過ごし方である。平日は会社に行って帰ってくる。よって平日にも変化がない。 今までは平日も休日も変化があった。もう1年以上前になるが確かに変化は存在した。それは庶民の生活におけるちょっとした変化だ。毎日の生活にメリハリがあった。 平日は一人飲みだったり、会社の飲み会だったり、出張だったり。休日は美味しものを食べに少し遠出したり、カメラを持って撮影に行ったり、昼から飲んだり。 サラリーマンの毎日の変化って昼食か夕食がほとんどだ。だからこそ休日はしっかりと予定を立てる。なるべく充実した休みを過ごそうと思っていた。 今はもう平日に変…

  • 芋焼酎のお湯割りでイキっていたあの頃

    芋焼酎のお湯割りはうまい。 まずお湯を先に入れ、焼酎はあとから入れる。すると温度差で自然に対流がおきるので、そのままじっと待つ。かき混ぜない。 そして、そっと飲む。これがうまい。 お湯は熱い方が好きだ。そこに好みの芋焼酎をそそぐ。クセの強い芋焼酎だとなおのこと美味しく感じられる。 前もって焼酎と水を六対四ぐらいに割って数日間寝かせておくことを「前割り」という。それを燗してから盃で飲むと、一段上のレベルになる。 前割りした芋焼酎はまろやかさがきわ立ち、単に割るだけとは段違いのうまさがある。 ただ作るのが少々億劫なこともあり、最近はもっぱらお湯と芋焼酎をその場で割る。 以前は週5ぐらいで馴染みの居…

  • コーヒーに砂糖とミルクが必要な時

    コーヒーはブラックで飲む。 以前は砂糖もミルクも入れてコーヒーを飲んでいた。あまり記憶が定かではないが、ある時から砂糖を入れなくなった。 これは当時砂糖は入れない方がいいと言われたからである。そうなのかと思って素直に砂糖を入れなくなった。健康面を気にしてそうしたのかもしれない。 それからは砂糖は入れずにミルクだけを入れるようになった。ブラックの苦味を消して飲みやすくなるので、しばらくはミルクを入れて飲んでいた。 特に不満は無かったが、ミルクとは言っても乳脂肪を主原料とする生クリームではなく、コーヒーフレッシュと呼ばれる植物性脂肪がほとんどなので、なんとなく気にしつつも普通にコーヒーフレッシュを…

  • ブログは仮想読者三名に向かって書く

    ブログってあまり読みませんよね。 特に数千字のブログ記事なんて一般的に読まれないと思うんです。句点まで長いし、読点なんてほぼ無いし、改行も少ないし。まぁ読みにくい。自分もですけど。 記事が長いと何が言いたいのかよく分からないし、3行ぐらい読んだらハイサヨナラが普通だと思うんです。実際そうですし。 若い人は検索もGoogleは使わないようですし、検索したらブログ記事が上位にヒットして超役立った!じゃあ他の記事も読んでみる!オモロー!なんてないですよね。 直帰率というか、もう直帰前提ですよね。ササッと帰る。帰らないで欲しいけど、帰っちゃうんだよね、みんな。ふん! ただやっぱり何か書きたくなる訳です…

  • 面白かった?と聞かれて何と答えるか、宇佐見りん「推し、燃ゆ」

    宇佐見りん著「推し、燃ゆ」を読んだ。 読む前に娘と「推しが燃えた。ファンを殴ったらしい」で始まるみたいよ、と少し話していた。娘も「推し」がいるようなので、多少の興味はあるようだった。 「推し、燃ゆ」の主人公に対しては共感する箇所を無理やり探さなくてはならないほど、かけ離れた世界を生きているが、著者の素晴らしい躍動感のある表現によって、一気に距離を縮めながら読んだ。 とにかく文章がうまい。そしていい文章が多い。最初に読んだ時も前のページに何度も戻って、その表現、その描写を再確認しながら読み進めた。 そして「推し、燃ゆ、読み終わったよ」と娘に告げた。娘はいつものように「面白かった?」と聞いてきた。…

  • 一冊の小説にできるだけ時間をかけてゆっくりと読む

    先月読了した小説は3冊。 少ないなと思う。でも小説を速く読むことが、いつの間にかできなくなった。 平野啓一郎「本の読み方 スロー・リーディングの実践」を読んでからは、もうスローリーディングが当たり前になってしまった感じがする。 読書を楽しむ秘訣は、何よりも、「速読コンプレックス」から解放されることである! 本を速く読まなければならない理由は何もない。 平野啓一郎「本の読み方 スロー・リーディングの実践」より でも本に関しては、月に何冊読んだ、年間何百冊読んだという物差しで語られることが多い。読書の質ではなく量。読んだ冊数が読書における成果の指標となっている。 但し今は小説をじっくりと読む事が心…

  • 家の中で1万歩以上歩いてみる

    休みの日に家の中で1万歩以上歩いてみた。 1日1万歩には、歩きすぎとか、根拠がないとか、老化するとか、まぁいろいろと言われているようだ。それはそれで、ふーん、そうなんだー、ぐらいなのだけど、フィットネスアプリや歩数計アプリにおける連続記録更新のために家の中でも歩いている。 平日は会社との往復で1万歩はクリアできている。問題は休みの日である。家にいるだけだと4000歩がいいところ。 Apple Watchのフィットネスアプリだと「その他」というワークアウトのモードにしておけば、軽やかにズルできるものの、さすがに歩数だけは実際に歩くか室内ウォーキングをする必要がある。 そこでAppleのフィットネ…

  • キレートレモンを飲むというちょっとした生活の変化

    キーワードはクエン酸である。 TBSラジオ「アフター6ジャンクション」で宇内梨沙アナが、懐かしいキレートレモンを買って飲んでみたら、寝起きがいい、調子がいい、と話されていたので、初めてキレートレモンを飲んでみた。 www.pokkasapporo-fb.jp ネットでのまとめ買いだと70円台と安いが、コンビニだと125円ぐらいと、それなりの値段がする。あとC1000という商品もあったけど違いはよく分からない。 キレートレモン(155ml)は小さい瓶に入った酸っぱいレモン飲料である。公式ではレモン本来の美味しさが楽しめる「瞬間レモン体感飲料」とのことで、1本でビタミンCとクエン酸が1350mg摂…

  • あまり興味の無い映画を映画館で観る

    休みの日は映画館に行く。 そして特に興味の無い映画を観る。観たいと思う映画を観るのが普通だが、あまり興味も無く今観なくてもいいような映画を映画館で観る。それも一人で観るのである。 これはTBSラジオ「アフター6ジャンクション」の金曜日「ムービーウォッチメン」という週刊映画時評における課題映画を観るためである。毎週ライムスターの宇多丸さんが評論する映画がランダムに決まる。 そして1週間で宇多丸さんは2度映画館へ行くようで、リスナーもその映画を観て感想メールを送る、という一連の流れがある。 リスナーからのメールはかなり長文で熱く書かれたレビューが多く、賛否ともに紹介されるため、特に否のメールはとて…

  • 本を読むときに聴く音楽はアンビエント、チルアウト、エレクトロニカ

    本を読むときに音楽は必要だろうか。 電車のガタンゴトン、そして自然音であれば特に問題ない。 最近よくコメダ珈琲へ行く。コメダで流れるBGMは作業や読書の妨げにならないのでこれも問題ない。逆に心地いい。 ただ、おしゃべりが盛んな人たちのそばに座ってしまったら最後。イヤホンを付けざるを得ない状況に追い込まれる。その状態で作業をしたり本を読むことになる。 その時何を聴くか。まずは近くにいる他人のおしゃべりの声を消すこと、そしてゆったりと作業をしたり本が読めることが条件である。 radikoで聴きのがしたTBS「アフター6ジャンクション」を聴きたくなるが、そこはグッとこらえる。ラジオを聴いてしまうと、…

  • 缶ビールをいつ買って何本冷やしておくかという問題に直面する

    たまに冷蔵庫にビールが無い時があり愕然とする。 毎日風呂上りに缶ビールを飲む。晩酌を始める時はどんな季節であっても缶ビールもしくは第三のビールの350ml缶1本を飲む。 冷蔵庫から缶ビール1本出したら1本入れればいい。普通はそうだ。 ただ会社から帰ってきて、風呂に入ったあと、さて今日も始めるかって時は些細な喜びに満ちており、缶ビールとグラスを持ち、リビングに気持ち小走りで向かい、スパッと缶を空けて、グラスに注ぎ、お疲れさまですと言いながら、ぐびっと飲む。これがうまい。 その瞬間、すでに冷蔵庫に常温の缶ビールを入れることを忘れている。だって冷蔵庫には少なくとも3~4本のビールは入っているはずなの…

  • ラジオを聴きながら小説を読むことはできない

    ラジオを聴くようになった。 TBSラジオを聴いている。FM90.5MHzのワイドFMで聴くことができるため、リアルタイムで聴くときはradikoではなくラジオで聴く。とは言っても普段は朝夕の通勤時間帯と、帰宅してから夜の時間帯に放送されている番組を聴いている。 朝は森本毅郎さんのスタンバイ!を朝7:00から聴き始め、ニュース・ズームアップというメインコーナーが終わる頃会社に到着する。 夕方は18:00からアフター6ジャンクション(通称:アトロク)を帰宅途中に聴き始め、20:00からの特集も帰宅後に聴く。聴くことが出来なかった日は、翌朝出勤途中にradikoで聴くこともある。 これは、ラジオを聴…

  • 老いるということ、老いを受け入れるということ

    最近、老いを感じる。 本当にこれが老化なんだなと思う。今までは冗談半分で「これも老化ですかねー」と言うこともあったが、40歳を超えてから徐々に、50歳を超えてから一気に、毎日老化と戦っている感じがする。 あそこが痛い、ここが変、ここも違和感、なんなの一体、これからの人生どうなんの、という感情の中で日々暮らしている。 2021年2月16日TBSラジオ「たまむすび」の中で町山智浩さんが「サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~」を紹介されていた。 miyearnzzlabo.com 主人公のメタルドラマー・ルーベンが聴力を失い始め、ありのままの自分を受け入れるものの、新しい自分とこれまで歩ん…

  • 一生ナッツを食べ続けることは出来ない:「空腹こそ最強のクスリ」を読み、いかに空腹を楽しむか

    お腹が空いたら「ナッツ」 とオリラジのあっちゃんが言っていた。 これは中田敦彦のYouTube大学で「「空腹」こそ最強のクスリ」というベストセラー本を題材にした時の一言。 簡単に言うと半日断食が推奨されており、夕食を食べ、寝て、起きて、朝食か昼食をとるまで16時間あけることが大切らしい。 これはノーベル賞を受賞したオートファジー研究から生まれた医学的に正しい食事術らしく、「無理なくやせる! 」「頭がさえる! 」「疲れにくい体になる! 」と書いてある。 たとえば20時に夕食をとったとして、16時間後というと翌日昼の12時、つまり昼食である。ようは朝ごはんを抜きましょう、ということか。空腹の時間を…

  • リモート飲み会の経験がない

    リモート飲み会をやったことがない。 毎日晩酌するので、酒は飲んでいる。ただリモート飲み会という形態は経験せずに終わりそうである。そんな予感がする。 リモート飲み会を妄想する それは友達が少ないからでは?ということかもしれないし、それはあなたを誘いたくないのでは?ということかもしれない。まぁそれはそれであまり気にしない。その可能性は語りたくない。 リモート飲み会を妄想してみると、会議のファシリテーターみたいな人が仕切っていくのだろうか。いやいや、そんな面倒なこともなく、普通の飲み屋での会話が再現されていくのだろう。 でも普通の飲み会で何を話してたっけ、となる。基本的に他愛のない話題がほとんどだろ…

  • 世界の十大小説と今後どのように向き合っていくかを平日の休みに悶絶しながら考える

    メイヴィルの「白鯨」を読み始める。もちろん読み終えてはいない。読み始めて悶絶しているだけである。 白鯨(モウビー・ディック)という小説 「白鯨」とはアメリカの小説家、ハーマン・メルヴィルの長編小説である。初出は1851年、つまり170年前の小説である。 森鴎外の「舞姫」は1890年、島崎藤村「破戒」は1906年、夏目漱石の「吾輩は猫である」は1905年、つまり「白鯨」とは、とてつもなく昔の小説なのだ。1851年の日本は江戸時代。つまり嘉永年間の小説である。 「白鯨」は世界の十大小説に入ると言われている。サマセット・モームが10の古典小説を選び、言いたい放題・好き勝手まくしたてるというハードコア…

  • 沖縄に酒を飲みに行くことは、もう出来ないのかもしれない

    平日の休みである。 昨日も休みで、明日も休みである。だって夏休みだから。そもそも夏休みでもなんでもなく、いわゆる1週間の連続休暇をこの緊急事態宣言下の2月に取っているだけである。 それを「夏休み」なんていう言い方自体寒い感じだけど、会社のスケジュール表には「夏季休暇」と記入した。 例年通り沖縄に飲みに行こうかと思ったが、今の時期に沖縄に行くことは、やはり歓迎されないかもしれないし、ここは「行かない」という選択しかないのだと自分に言い聞かせた。沖縄には那覇のビジネスホテルに泊まるだけで、夜飲みにいくだけの旅行をもう何年も続けている。 昼は桜坂劇場かシネマパレットで映画を観て、ご飯を食べて、街フォ…

  • 緊急事態宣言下に冬の夏休みを過ごす

    現在夏休み中である。 冬に夏休みを取るというのは、単に遅い連続した休みなのだけど、2021年2月緊急事態宣言下で1週間の連休である。いつものように沖縄に行くことが出来ず、台湾にもいつ行けるのか分からない。でも休みなのだ。 緊急事態宣言下の冬の夏休み 仮に強行して旅行に行ったとしても、キャリーバッグは目立つだろうし、誰にも言わずに、黙って、そおっと行って、結局一人ホテルという事態が容易に想像できる。 ここはまず何かしら旅行以外の予定を立てるしかない。計画は重要である。たぶんそうだ。 予定を立てずになんとなく休みを過ごしてしまうと、AmazonプライムやNetflixを「ながら見」して、スマホをい…

  • 日焼けした古本のポケミスをマイペースで読み続ける

    紙の本ばかり読んでいる。 電子書籍ではなく紙の本である。あんなにKindleの電子書籍を買ってきたのに、あんなにKindleセールを楽しみにしてたのに、今は紙の本しか読んでいない。さよなら電子書籍。 紙の本を古本で買う 基本的に今は古書・古本・中古本を買って読んでいる。昭和30年代の古書を入手する時もあり、基本的に古本は古本なので、汚れ、破れ、日焼けは当たり前である。 今はハヤカワ・ポケット・ミステリ(通称:ポケミス)を中心に読んでいるが、今までどなたの手に、そして何人の手に渡ったかも分からない古書を手に取って、まさか何冊も読むとは思ってもみなかった。日焼けした状態の悪い本を、電車で読むのにも…

  • すべての原因は自分にあると考える

    すべての原因は自分にある。 今回ある仕事がとても厳しく困難な状況に陥った。ここまで難しくしてしまった原因は誰のせいなのか。担当者、そしてPMだった部下のせいなのか。ただやはり上司である自分の責任である。原因は自分にある。 もっと早い段階で進捗遅れや課題に気づくことで早期のリカバリーを図れたはずである。その判断が遅れ、有効な対策を実行することが後手に回った。 これはプライベートにおいても同じである。 妻とけんかをして、どう考えても妻の行動や考え方のほうが間違っていると思う時がある。でもそこに至るまでの間、自分になにか出来ることはなかったのか、前もって解決する手段はなかったのか。 結局人のせいにし…

  • 家で飲む酒、万年筆でつける日記

    家で飲む酒はたいていの場合、それほど飲みすぎることはない。深酒になることはないし、いつのまにか眠くなって寝るだけだ。 平日はいかに睡眠時間を確保するかが大切である。よって20時ぐらいから夕食をとりながら飲み始め、21時に日記をつけ、また少し飲んでから22時には寝ることが多い。 かと言って週末でも飲みすぎることはあまりない。何かのスイッチが入ってしまって、ガンガンいくこともなく、外で飲むより酒の量は確実に減っている感じがする。 そしてなによりお金がかからない。もちろん酒代はかかるが、家で飲む酒はとにかく安い。ウイスキーのソーダ割り、すなわちハイボールを自分でよく作るが、ウイスキーを45ml使うと…

  • ブックオフで100円で買った本をブックオフで売る

    紙の本はどこかで処分しなければならない。 本を処分する時 買った本をずっと手元においておける家があればいいのだけど、本棚という物理的なスペースに収納するとなると、どうしても限界がある。よって最終的に紙の本は売ることになってしまう。 特に小説を手放す時はいろいろな思いが交錯する。新刊を買って読むことが多いので、まず買ったら積読はせずに早めに読み始める。読み終わったら、本棚やリビングに置いておく。そうすると読了本がどんどんたまっていく。そして時間の経過とともに本の市場価格も徐々に下がっていく。 どこかのタイミングで本を売るか、誰かにあげるか、処分するかしない。そうしないと家の本棚、家のスペースが崩…

  • 4連休はテイラー・スウィフト folklore を聴きながら過ごした

    Taylor Swift / folklore 4連休はテイラー・スウィフトの folklore を聴きながら過ごしていた。本当にずっと聴いていた。そして今でも聴き続けている。 日本時間7月24日(金)13時から配信が開始された。特に予告もなく突然のサプライズリリースだった。 Surprise 🤗 Tonight at midnight I’ll be releasing my 8th studio album, folklore; an entire brand new album of songs I’ve poured all of my whims, dreams, fears, an…

  • 休みの日の朝、スーパーに行くことが好きだ

    休みの日は朝起きたらスーパーに行く。 朝のうちにApple WatchのアクティビティAPPの、ムーブとエクササイズのリングをある程度進めておきたい。よって朝、すなわち涼しいときにウォーキングをスタートして、その途中でスーパーに寄る。 週末であれば、SpotifyでNew Music Fridayというプレイリストを聴く。様々な国ごとのNew Music Fridayがあるので、US、UK、Japan、AU&NZあたりを聴いていく。かなりの曲数なので時間はかかるが、各国で今何が注目されているかを知ることができる。 サブスクは新曲を聴くことがとにかく楽しい。昔聴いた懐かしいアルバムを聴くことも楽…

  • 第5期叡王戦 七番勝負 第5局における解説の素晴らしさ 佐藤天彦九段 高見泰地七段

    4連休の初日は、第5期叡王戦七番勝負、第5局を観ていた。 基本的に「観る将」(自分では将棋を指さずプロ棋士の対局の観戦を楽しむ人)である。将棋は子供のころから指してはいたが、まったく強くはならなかった。でも週刊将棋、将棋世界、近代将棋を愛読していたぐらいには将棋が好きだった。 よって今から将棋を覚え直しても絶対に強くならないという変な自信があり、現在は完全に「観る将」としてAbemaTVやニコニコにおける将棋中継を楽しんでいる。 www.eiou.jp ニコニコ将棋チャンネルで中継されていた第5期叡王戦七番勝負 第5局。この日は佐藤天彦(さとう あまひこ)九段と高見泰地(たかみ たいち)七段の…

  • プチ断食で1日1食抜く、まずは朝食を抜いてみるか悩む

    また朝食をとるか、とらないかで、少し悩んでいる。 休みの日は朝早く起きてしまうので、まずコーヒーを飲んで、お腹空いたなと思ったら、ご飯、味噌汁、焼き魚、納豆、玉子、海苔ぐらいで朝食を食べる。平日は家では食べずに会社でパンを食べるか、コーヒーだけで昼まで食べないか、その時のお腹の空き具合で決めている感じである。 朝食なんてお腹が空けば食べればいいし、お腹が空かなければ食べないでいいような気がしている。もちろん厚労省は、朝食・昼食・夕食の1日3回の食事をしっかり食べることを勧めているため、健康診断のアンケートに正直に書くかどうかいつも悩む。 朝食を抜くと逆に太るとも言う人もいるのだけど、一方で朝は…

  • 夏とうなぎと池波正太郎

    珍しく土用の丑の日にうなぎを食べた。 家でうなぎを食べる よく行く魚屋さんで蒲焼を予約して、半分は酒のつまみとして、半分はご飯と共にうな丼にして食べた。 浜名湖のうなぎであり、蒲焼はとても美味しかった。さすがにそれなりのお値段なので年に1〜2回ぐらいしか食べられないけど、こんなにも美味しいものを毎月とか食べていたらバチが当たりそうだ。それほど旨い。 うなぎは大好物なのに頻繁に食べることをちゅうちょする食べ物だ。基本的に高価であるため、いつもは穴子の白焼きか蒲焼をつまみに酒を飲むぐらいで満足できる。うなぎはやはり特別なものだなと思う。 翌日昼食を食べに行くとメニューにうな重という文字があった。1…

  • 普通のおじさんとは何か

    あなたは普通のおじさんだろうか。 普通のおじさんとは ネットの情報だと35歳を超えるとおじさんゾーンに足を踏み入れ、40歳を超えると完全におじさんとなるらしい。いや、そんなおじさん化の目安は正直どうでもいい。問題は普通のおじさんかどうかである。 実は以前に「普通のおじさん」と見ず知らずの人から呼ばれたことがある。詳細を書くと長くなるため簡潔に言うと、知らない人から「あの人は普通のおじさん」と言われたのである。これはなかなかの破壊力である。 そうか、普通のおじさんだったんだ、と胸が激しく波打ち、膝が訳もなく震えながらも、ホッとしている自分がいた。一般的におじさんを表現する場合、まず見た目で言われ…

  • 昼食は一人で食べるこれからも

    出勤する。昼になる。昼食をたべる。 昼食は一人で食べる 昼どうしようか。なにを食べようか。どこに行こうか。これはその日の気分で決める。そして一人で食べる。 一人での昼食は世間的にも今は普通な感じもするが、まだ「えっ、一人なんですか」という顔をされる時がある。食事は誰かと行くものである、そして楽しく食べるものである、ということを言いたいのかもしれない。 それはそうなのだけど、単なる会社出勤時の昼飯である。仕事と仕事の合間の1時間である。それは出来る限り気を遣わない1時間にしたい。 よって一人の方が気楽である。常識の範囲内で自由に1時間の昼休みが取れるのだから、仕事の切り上げ具合で昼は気兼ねなく過…

  • ラーメン屋はみんな同じだと思っている節がある

    ラーメンはどれくらいの間隔で食べる食事メニューなのだろうか。 週に数回食べるのか、週1ぐらいは食べるのか、月2ぐらいなのか、年数回なのか。それは人によって異なるのは分かる。でもそこまで食べていないんじゃないかという感じもしている。 ただ不思議なのは、みんなしっかりと、美味しい、今一つ、まずい、という評価をしていることである。さすがに最近はまずいラーメンに出会うことはあまりないと思うのだけど、美味しいラーメンかどうか、期待通りか、期待外れか、その評価をしっかりとしているのである。 ラーメンを食べる回数は年数回ぐらいだと思う。一人で食事する時にメニューから自分の意志でラーメンを選ぶことはほぼない。…

  • 毎日カメラを持ち歩く理由

    毎日カメラを持ち歩いている。でも日々の暮らしの中で写真を撮るということは、スマホで写真を撮ることの方が普通だ。いつの間にか写真はカメラではなく、スマホで撮ることが当たり前になった。 カメラをカバンから出すと普通の人は驚いた顔をする。確かに居酒屋で突然カバンからカメラを出したりすると「えっカメラ持ってるんですか」と嘲笑するに充分な理由があると言わんばかりの如く振舞われる。 いや、さすがにそれは被害妄想かもしれないが、カメラを出す、驚かれる、苦笑い、という一連の流れは毎回のこととは言え少し面倒だ。 確かにカメラを持ち歩いている人なんてあまりいない。いや、いない。カメラはスマホがあれば十分だとほとん…

  • やっとPS4とNintendo Switchを入手、そして燃え尽きる

    もうゲーム機を買うことは出来ないと思っていた。 買えないゲーム機 Nintendo Switchは抽選販売が主流であり、ヨドバシとビックカメラ、そして任天堂公式ショップに申し込んで毎回ハズレていた。これはもう無理かもしれないなと、なかばあきらめていた。 そもそも家庭用のゲーム機というのは、ここまで手に入りにくいものなのだろうか。そしておじさんがゲーム機を買うために奔走することに意味はあるのだろうか。 ゲームといえば今はスマホゲームなのかもしれない。でもスマホのゲームにはなかなか夢中になれない。ゲームはコントローラーを握ってこそ楽しいと思っている。FFXIをプレイする時もコントローラーを握ってい…

  • 毎日慎重に行動する老化防止・生き方リストを見直していく

    人生で初めて起きること その日は遅い昼食を近くの中華料理屋でとった。普通は少し歩いて居酒屋ランチの刺身定食や唐揚げ定食を注文するのだけど、急にチャーハンと餃子が食べたくなったので中華屋に入った。 ランチメニューの餃子は、焼き餃子とライスのセットかチャーハンと水餃子のセットだったので、チャーハンはあきらめ、焼き餃子とライスのセットにした。どうも水餃子は避けてしまう傾向にある。 でも昼に餃子を食べてもいいのだろうかと少し考えた。今はマスクをしているから大丈夫だろう、というあまり根拠のない理屈で注文することにした。 しばらくして餃子、ライス、スープ、杏仁豆腐のセットが運ばれてきた。おーきたきた、餃子…

  • 4連休の過ごし方をそろそろ考える

    4連休である。 東京五輪が開催される前提での4連休だったが、その東京五輪は延期された。でも7月の4連休は変わらないのだ。 7月の4連休 これは7月第3月曜日の「海の日」を23日にシフトし、10月第2月曜日の「体育の日」が名前を「スポーツの日」と改め、且つ7月24日に変更して、23~26日を4連休としたものである。そして来年2021年においても、ほぼ同様に4連休となるようだ。 土日が休みな人にとって、この7月、そして8月(8月10日が山の日となり3連休)における、夏真っ只中の連休は貴重である。でも今はコロナの時代。なかなか旅行というわけにもいかないのが実情である。 ただGo Toキャンペーンに合…

  • チャーハンと黒糖焼酎で晩酌する

    家で飲む。もうそれしかない時代である。 空きっ腹で飲む しかしずっと晩酌をすることになるとは思わなかった。自粛当初は戸惑いもあったが、普通に夕飯を食べながら酒を飲むと考えれば、特に珍しいことでは無いのかもしれない。そう考えるようになってきた。 酒を飲むのであれば、何か食べてから飲む方がカラダにいいのかもしれないが、やっぱり空腹で帰ってきて、シャワーを浴びて、ビール(いつもは麦とホップ)を飲む。すきっ腹にビールを流し込むのがいいのだ。 確かに若い頃はまず食べてから飲む、なんて事もやってきたが、そのプロセスを踏むことはもう難しい。何かを食べた後に飲む酒は、なんとなくキレがなくなり、ぼんやりとした印…

  • これからも蕎麦を食べて生きていきたい

    蕎麦(そば)が好きだ。 蕎麦屋で食べるそば 酒の肴を相手に蕎麦屋で一献。まずは何をおいても瓶ビール。そして玉子焼き、茄子の田楽なんかがあれば必ず注文する。でも今は蕎麦屋に行くこともなかなか出来ない。 刺身があったり鴨鍋のある蕎麦屋もあるが、さすがに今は長居することも出来ない。以前は蕎麦屋でビールとつまみを楽しみながら、さてそばは何にするかな、と考える時間が楽しかった。 結局もりそばに落ち着くことが多いのだけど、たまには天とじ、鴨南ばん、天せいろを注文する時もあった。今は昼に蕎麦屋に入ってササっと食べるだけなのでせわしない。 蕎麦と糖質 ただ家だと落ち着いて蕎麦を食べることができる。でも蕎麦は糖…

  • 読むはずのない本を選んでいる時間が好きだ

    旅行に行くとき、持っていく本を選ぶ。 日帰りと1泊とでは持っていく本の冊数がまず違うし、どこに行くかによって本のジャンルも変わってくる。でも必ず紀行文や旅行記のような旅に関連する本は持っていく傾向にある。 村上春樹や沢木耕太郎の本を選ぶ時もあるし、下川裕治、宮脇俊三を持っていくときもある。あくまでもその日の気分であって、そこには特に規則性はない。 ただ残念ながら今の時期は旅行に行くことが出来ない。大好きな沖縄にも行くことができない。いや飛行機も電車も動いているのだから、無理してでも行こうと思えば行けるのだけど、それはまだ早いような気がしている。 Go To キャンペーンの開始日も決まったようだ…

  • 老後じゃなくて、今こそ時間を作って、すぐやる

    もう元の生活には戻らない。 これはなんとなく誰もが気づき始めている。ただ、もしかしたら以前のような生活に戻るかもしれない、というささやかな希望もある。 でも、それはおそらく無いんだと思う。だからと言って、元の生活にはもう戻らないと人は敢えて口にはしない。 もう東京都の感染者が毎日200人を超えても、今後300人を超えたとしても、政府や都としては基本的に特に対策はせず、ノーガード戦法でいくのだろう。観光庁は「Go To トラベル」事業を7月22日から実施すると発表している。 今旅行に行きたいか たださすがに今、そこまでして旅行に行きたいかというと、なかなかそのような気持ちにはならない。今まで旅行…

  • セブンのコーヒーにフタをつける時の緊張感

    セブンイレブンのコーヒーを毎日飲む。 出勤しているときは必ず飲んでいる。朝に青(キリマンジャロ)、昼に白、そしてどこか区切りのいいところでもう一杯ぐらい。 注文の仕方 キリマンジャロのラージで、もしくはコーヒー白のラージで、と常にラージサイズを注文する。ラージではなくL(エル)と言うのが主流なのかもしれないが、「ラージで」とずっと言い続けている。 注文の仕方としては「コーヒーお願いします」だけだと、ホットですか?レギュラーですか?普通のですか?白ですか?キリマンジャロですか?といろいろ質問されることになる。 よって普通のサイズのホットコーヒーを注文したければ、「コーヒー白(普通の)のレギュラー…

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