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猫好きが読んだ千冊の本 https://nekohon.info

猫が出てくる本、猫関連の本を選んでレビューしています。その他、動物関連の本たちも。

本館:猫とネコとふたつの本棚(nekohon.jp)

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2020/07/07

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  • 常喜寝太郎『全部救ってやる』巻04

    猫も、犬も、生きているのだから。最初は、無責任餌やり婆さんの話。庭に集まる野良猫たちに食べ物を与えるだけで、他は何もしない。つまり、去勢避妊手術は受けさせないし、猫トイレも設置しない。野良猫の数は増えるばかりで、糞害に悩んだ隣人からの相談がはいる。個人で保護活動をしている久我と、彼を手伝う星野は、その解決のためにある提案をする。いっぽう、こちらは老犬保護施設。老衰や病気で寝たきりで、里親が見つかりにくい子、行き場のない犬たちが暮らす終着点。施設、とい

  • メカルーツ『ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット』⑥

    猫に触れると猫に変身してしまうウイルス。猫の数は増える一方。仲間の人間は減る一方。この闘い、どうなる?ストーリークナギ、カオルンはじめ、人間達が立てこもる要塞、ヴェンデルシュタイン。率いるはカリスマ性抜群の高齢女性、グランマ。そのヴェンデルシタインにも、猫たちの大群が迫っていた。ライオン・ゾウ他、大型獣たちを引き連れ、すべてを支配しながら。しかし、なんせ猫は可愛すぎる。 モフモフと迫ってくる猫たちに、

  • シンガー『動物の解放』『新・動物の解放』:第五章、第六章

    第五章1975版 人間による支配スピシーシズム略史2023版 人(マン)の支配種差別小史ヨーロッパから始め西洋における人間支配の歴史が書いてあります。1975年版では「キリスト教以前の思想」「キリスト教思想」「啓蒙主義運動とそれ以後」の3つにわけられていますが、2023年版では「キリスト教以前」「キリスト教思想」「啓蒙時代」「近現代」「種差別を超えて」の5つとなっています。西洋史と日本史は随分違いますから、キリスト教以前と、キリスト教思想

  • シンガー『動物の解放』『新・動物の解放』:第三章、第四章

    第三章1975版 工場畜産を打倒せよあなたの食卓の上の肉がまだ生きている動物だったとき、どんな扱いを受けていたか2023版 工場式畜産に抗してあるいは、あなたの晩餐が動物だった時に起きたこと畜産動物の世界も、1975年版の頃と2023年版の今では様相が変わっています。一部の地域では今でも数百年前と変わらない放牧を続けている一方で、工場式畜産が激増しました。たとえば、中国の「養豚ビル」。湖北省鄂州市の郊外に、Hubei Zhongxin Kaiwe

  • シンガー『動物の解放』『新・動物の解放』:序~第二章

    動物倫理の世界に最も大きな影響を与えた一冊。かつて「倫理」が適応される相手といえば、人間だけが対象でした。それも昔は、特定階層(貴族階級、自由市民、等)に所属する男性のみを考慮、女性や下層民は顧みられませんでした。その後、対象範囲は国や人種、また女性へと広がっていきます。現在は、少なくとも建前上は、人種・性別・宗教・国籍など関係なく「ヒト(ホモ・サピエンス種)である」というだけで、倫理的考慮の対象となるあらゆる権利を有するとみなされるようになりました。しかし

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