「猫弁シリーズ8」。百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優秀で、かのアインシュタインをも凌ぐほどとの噂さえある。あらすじ今回の依頼人は、「幽霊屋敷」と呼ばれる家を知らないうちに相続していた女性。彼女は極端な男性恐怖症で、ほぼ引きこもりの毎日だ。百瀬太郎は彼女の代理に幽霊屋敷に泊まり込んで調査す
猫が出てくる本、猫関連の本を選んでレビューしています。その他、動物関連の本たちも。
本館:猫とネコとふたつの本棚(nekohon.jp)
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総合ランキング(PV) | 4,095位 | 4,063位 | 4,081位 | 4,027位 | 4,069位 | 4,096位 | 4,055位 | 1,034,337サイト |
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本ブログ | 18位 | 18位 | 16位 | 16位 | 18位 | 18位 | 17位 | 14,706サイト |
書評・レビュー | 7位 | 7位 | 7位 | 7位 | 8位 | 8位 | 8位 | 3,906サイト |
「猫弁シリーズ8」。百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優秀で、かのアインシュタインをも凌ぐほどとの噂さえある。あらすじ今回の依頼人は、「幽霊屋敷」と呼ばれる家を知らないうちに相続していた女性。彼女は極端な男性恐怖症で、ほぼ引きこもりの毎日だ。百瀬太郎は彼女の代理に幽霊屋敷に泊まり込んで調査す
「猫弁シリーズ7」。百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優秀で、かのアインシュタインをも凌ぐほどとの噂さえある。あらすじ宇野勝子は衆議議員。政治家2世だ。近く選挙があるが、同じ選挙区に強力なライバルも立候補する予定。彼女に勝つには、人々の心を掴むような選挙公約が必要だ。勝子は、その公約
「猫弁シリーズ6」。百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優秀で、かのアインシュタインをも凌ぐほどとの噂さえある。あらすじ正水直(まさみずなお)は、リュックひとつで単身、甲府から東京に出てきた。早稲田大学に入学するため。まだ手続きの書類が届いていないのが気になってはいたが、入学金等はもう振り込ん
「猫弁シリーズ5」。百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優秀で、かのアインシュタインをも凌ぐほどとの噂さえある。あらすじ弁護士とは正義の味方と「勘違い」している百瀬太朗は類を見ないお人よし。前作で百瀬は「三毛猫誘拐事件」を解決するために、動物愛護センターに「三毛猫が保護されたら連絡くだ
「猫弁シリーズ4」。百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優秀で、かのアインシュタインをも凌ぐほどとの噂さえある。あらすじ百瀬法律事務所の玄関ドアは目立つ黄色だ。猫お世話係 事務員の七重が塗った。そのドアーに、毎日のように張り紙が貼られる。「猫専門」等、猫弁を揶揄する悪戯に七重は怒っているが、百
「猫弁シリーズ3」。百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優秀で、かのアインシュタインをも凌ぐほどとの噂さえある。あらすじある女優が飼っていた猫が妊娠した。その猫は密室で、決して他の猫とは接触できない環境で、それは大事に室内飼育されていたのに。いったいどうして?どこから雄猫が侵入したの?もしや誰
「猫弁シリーズ2」。百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優秀で、かのアインシュタインをも凌ぐほどとの噂さえある。あらすじ百瀬の事務所に依頼メールが届いた。これがひどい悪文。悪文すぎて、何を言いたいのかよくわからない。しかも依頼人は「透明人間」と名乗っていて、本名も書いてない。しかし多額
「猫弁シリーズ1」。あらすじ百瀬太郎、39歳、独身。職業は弁護士。東大首席の天才的頭脳の持ち主だが、人が好過ぎる上に、ごつい黒ぶちの丸眼鏡+くせの強い前髪+安っぽいスーツで、彼女いない歴=年齢を更新し続けている。以前は大手弁護士事務所に所属していた。が、あの有名な「世田谷猫屋敷事件」をひとりでまるく解決してしまったため、以後、ペット関連の相談が殺到するようになったが、ペット訴訟なんて儲からない。大手弁護士事務所は事実上クビとなった。独立してか
【主な登場猫】テヌー:百瀬太郎が自動販売機の取り出し口から拾ってきたサビ猫。しばしばフランス語風のしゃれた名前と褒められるが、実は「神が手抜きしたようなでたらめな模様」からテヌー。なお、アパートの大家には「ボロ」と呼ばれていた。【主な登場人物】百瀬太郎(ももせたろう):頭脳は超一流の天才レベルでありながら、性格は国宝級の超お人よし。そんな百瀬太郎の弁護士事務所は猫だらけ、扱う案件もペット関連だらけ、つけられたあだ名は「猫弁」。複雑な生い立ちをも
Nyaight of The Living Cat。2025年TVアニメ化決定!あらすじ猫たちに広がった特異なウイルスにより、世界は大混乱。それこそが、・・・猫に接触した人間はたちまち猫に変身してしまうという、羨ましい 恐るべきウイルス!生物界に於いて最たる武器は 大きな「牙」でも 鋭い「爪」でも ましてや高度な「知能」でもない それは世界をも魅了する 「可愛さ」であるクナギやカオルたちが逃げ込んだ拠点「ヴェンデルシュタイ
「生類憐みの令」はどんな法令だったか?かつて、「生類憐みの令」の評判は散々なものでした。その後、多くの歴史家たちが、綱吉の施政や「生類憐みの令」を見直し、その評価も変わってきました。本著の「はじめに」では、テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」で流れたナレーションを引用しています。「江戸幕府第五代将軍綱吉は天下の悪法と言われる生類憐みの令を発布したことにより、犬公方と呼ばれ、暗君の極みとされてきた。しかし、近年の研究ではその実像は全く異なり、文治国家の
副題:元禄のフォークロア。江戸の第五代将軍・徳川綱吉(在職:1680年-1709年)は犬公方と呼ばれ、綱吉の「生類憐みの令」は、犬を厚く守ったとして有名です。しかも「お世継ぎに恵まれないのは前世の報い。子が欲しければ生類を大事にするように。綱吉は戌年だから、特に犬を大事に扱え」と僧侶の隆光に言われたからという、まことに身勝手な理由から出た令だと。人よりも御犬様が大事とは、綱吉め、ってことですが、本当にそんな悪法だったのでしょうか?この本は、綱吉だけでなく十七
副題:神社の猫伝説老三毛猫が子猫に聞かせる不思議な昔話あらすじ神社のおみくじ売り場の番をしているのは、人間ではなく、年老いた三毛猫でした。その三毛猫を慕って、子猫のニャ吉がよくやってきます。三毛猫はニャ吉に昔話を語って聞かせるのでした。とおいとおい昔のお話。神様が世の中をおつくりになり、人々がそこに暮らすようになりました。あるとき、その国に災難がふりかかりました。その禍から逃れるには、選ばれし者が危険な山に登って神聖な梅の木をとってこ
.あらすじ主人公は3人の子供たち。エープリルは12歳、小柄で頭が切れ、髪の色はblonde(金髪)ではなくtawny(金髪に少し茶色がかかった柔らかい色)。姉のダイナは健全な14歳。弟のアーチーは10歳のいたずら盛り。3人の母親はかつては敏腕な取材記者、今は推理小説作家です。女手一つで3人の子供たちを育てています。少々仕事熱心すぎるのが玉に瑕、創作に乗ると他の事は何一つ目に入らなくなります。子ども達は、ある日、銃声を聞きました。2発。とても近
愛猫を亡くし、保護猫をひきとった山岸凉子先生のやさしさ。愛猫サビを亡くした山岸凉子先生。サビちゃんは18歳と7ヵ月、猫としては長生きしたとはいえ、ペットロスに苦しみます。サビちゃんの最後は相当苦しそうな様子だったことも、先生に「大きな大きな罪の意識を持ってしまいました」ことになります。. あまりの辛さに、しばらく猫は飼わないつもりだったのですが、そんなときに、あの大震災。東北大震災で多数の猫たちが路頭に迷ったことを知った先生は
山岸凉子といえばバレエ漫画、その最高傑作。『アラベスク』『黒鳥-ブラックスワン』『牧神の午後』『ヴィリ』『言霊』他(←全部持ってます😊)、山岸凉子氏のバレエ漫画はどれも素晴らしいものがありますが、やはり最高傑作といえばこの『舞姫テレプシコーラ』だと私は思います。 あらすじごく簡単にいえば、バレエに情熱をかける少女たちの成長物語です。第一部は、バレエ姉妹篠原六花(しのはらゆき、小五~)、その姉・篠原千花(しのはらちか、小六~)、重要な脇役の須藤
「シシ垣」って何?シシ垣ときいてすぐにわかる人は、代々の農家や農関係者、あるいは熱心な郷土史研究家くらいじゃないでしょうか。シシ垣は、漢字で「猪垣」、「鹿垣」、「猪鹿垣」と書く。わが国では、古くからイノシシ、シカ、カモシカといった肉がとれる獣類のことを「シシ」と言った。これらの獣は山間の住民にとって貴重なタンパク源であったが、一方でイノシシやシカは、田畑の作物に多大な被害をもたらす獣であった。シシ垣(猪垣、鹿垣、猪鹿垣)は、これらの獣が田畑に侵入しないよう
2023年1年間のアクセス解析により、ページビューの多かった作品トップ10です。No.1+2 根岸鎮衛『耳嚢(みみぶくろ)』https://nekohon.info/mimibukuro1/https://nekohon.info/mimibukuro2/1位と2位をしめた『耳嚢』。岩波文庫では上中下の3冊組になっていたものを、2ページにわたってレビュー解説したものでした。こんな古典がトップに躍り出たのは、言うまでもなく、ホラードラマ
猫が営むラーメン屋!アニメ化も決定されました!(TBS、2024年7月~)あらすじ社珠子(やしろたまこ)がバイトとして雇われたのは、猫のラーメン屋。猫がいるラーメン屋ではない。そんな平凡な店ではない。「ラーメン赤猫」は、運営も、調理も、接待も、製麺まで、すべて猫がやっている店なのだ。いや、正確には、製麺は猫ではない。虎である。立派な体躯の本物の虎が、店の奥で毎日、せっせと麺をこねている。 「ラーメン赤猫」に掲
江戸時代の介護事情。あらすじお咲(さき)は25歳。一度嫁いだが、産みの母親が義父から勝手に作った借金を返しながら、介抱人の仕事をしている。介抱人は原則3日泊まり込みで老人の世話をする。昼も夜も目を離せない年寄りばかり。食事は勿論、下の世話も、汚れた襁褓を洗うのも介抱人の仕事だ。一瞬も気を抜けない3日の仕事を終えたあとは、からだは綿のように疲れて重い。が、お咲にはもっと気の重いことがあった。毒親の佐和だ。佐和は誰もがハッと振り向くほどの美貌で、
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「猫弁シリーズ8」。百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優秀で、かのアインシュタインをも凌ぐほどとの噂さえある。あらすじ今回の依頼人は、「幽霊屋敷」と呼ばれる家を知らないうちに相続していた女性。彼女は極端な男性恐怖症で、ほぼ引きこもりの毎日だ。百瀬太郎は彼女の代理に幽霊屋敷に泊まり込んで調査す
「猫弁シリーズ7」。百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優秀で、かのアインシュタインをも凌ぐほどとの噂さえある。あらすじ宇野勝子は衆議議員。政治家2世だ。近く選挙があるが、同じ選挙区に強力なライバルも立候補する予定。彼女に勝つには、人々の心を掴むような選挙公約が必要だ。勝子は、その公約
「猫弁シリーズ6」。百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優秀で、かのアインシュタインをも凌ぐほどとの噂さえある。あらすじ正水直(まさみずなお)は、リュックひとつで単身、甲府から東京に出てきた。早稲田大学に入学するため。まだ手続きの書類が届いていないのが気になってはいたが、入学金等はもう振り込ん
「猫弁シリーズ5」。百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優秀で、かのアインシュタインをも凌ぐほどとの噂さえある。あらすじ弁護士とは正義の味方と「勘違い」している百瀬太朗は類を見ないお人よし。前作で百瀬は「三毛猫誘拐事件」を解決するために、動物愛護センターに「三毛猫が保護されたら連絡くだ
「猫弁シリーズ4」。百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優秀で、かのアインシュタインをも凌ぐほどとの噂さえある。あらすじ百瀬法律事務所の玄関ドアは目立つ黄色だ。猫お世話係 事務員の七重が塗った。そのドアーに、毎日のように張り紙が貼られる。「猫専門」等、猫弁を揶揄する悪戯に七重は怒っているが、百
「猫弁シリーズ3」。百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優秀で、かのアインシュタインをも凌ぐほどとの噂さえある。あらすじある女優が飼っていた猫が妊娠した。その猫は密室で、決して他の猫とは接触できない環境で、それは大事に室内飼育されていたのに。いったいどうして?どこから雄猫が侵入したの?もしや誰
「猫弁シリーズ2」。百瀬太郎、弁護士。依頼されるのはペット訴訟ばかり、で、あだ名は猫弁。癖の強い前髪、丸メガネ、安っぽいスーツ、靴だけは上等。名声欲・出世欲・金銭欲、すべて無し。見るからに冴えない男だが、その頭脳は超優秀で、かのアインシュタインをも凌ぐほどとの噂さえある。あらすじ百瀬の事務所に依頼メールが届いた。これがひどい悪文。悪文すぎて、何を言いたいのかよくわからない。しかも依頼人は「透明人間」と名乗っていて、本名も書いてない。しかし多額
「猫弁シリーズ1」。あらすじ百瀬太郎、39歳、独身。職業は弁護士。東大首席の天才的頭脳の持ち主だが、人が好過ぎる上に、ごつい黒ぶちの丸眼鏡+くせの強い前髪+安っぽいスーツで、彼女いない歴=年齢を更新し続けている。以前は大手弁護士事務所に所属していた。が、あの有名な「世田谷猫屋敷事件」をひとりでまるく解決してしまったため、以後、ペット関連の相談が殺到するようになったが、ペット訴訟なんて儲からない。大手弁護士事務所は事実上クビとなった。独立してか
【主な登場猫】テヌー:百瀬太郎が自動販売機の取り出し口から拾ってきたサビ猫。しばしばフランス語風のしゃれた名前と褒められるが、実は「神が手抜きしたようなでたらめな模様」からテヌー。なお、アパートの大家には「ボロ」と呼ばれていた。【主な登場人物】百瀬太郎(ももせたろう):頭脳は超一流の天才レベルでありながら、性格は国宝級の超お人よし。そんな百瀬太郎の弁護士事務所は猫だらけ、扱う案件もペット関連だらけ、つけられたあだ名は「猫弁」。複雑な生い立ちをも
Nyaight of The Living Cat。2025年TVアニメ化決定!あらすじ猫たちに広がった特異なウイルスにより、世界は大混乱。それこそが、・・・猫に接触した人間はたちまち猫に変身してしまうという、羨ましい 恐るべきウイルス!生物界に於いて最たる武器は 大きな「牙」でも 鋭い「爪」でも ましてや高度な「知能」でもない それは世界をも魅了する 「可愛さ」であるクナギやカオルたちが逃げ込んだ拠点「ヴェンデルシュタイ
「生類憐みの令」はどんな法令だったか?かつて、「生類憐みの令」の評判は散々なものでした。その後、多くの歴史家たちが、綱吉の施政や「生類憐みの令」を見直し、その評価も変わってきました。本著の「はじめに」では、テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」で流れたナレーションを引用しています。「江戸幕府第五代将軍綱吉は天下の悪法と言われる生類憐みの令を発布したことにより、犬公方と呼ばれ、暗君の極みとされてきた。しかし、近年の研究ではその実像は全く異なり、文治国家の
副題:元禄のフォークロア。江戸の第五代将軍・徳川綱吉(在職:1680年-1709年)は犬公方と呼ばれ、綱吉の「生類憐みの令」は、犬を厚く守ったとして有名です。しかも「お世継ぎに恵まれないのは前世の報い。子が欲しければ生類を大事にするように。綱吉は戌年だから、特に犬を大事に扱え」と僧侶の隆光に言われたからという、まことに身勝手な理由から出た令だと。人よりも御犬様が大事とは、綱吉め、ってことですが、本当にそんな悪法だったのでしょうか?この本は、綱吉だけでなく十七
副題:神社の猫伝説老三毛猫が子猫に聞かせる不思議な昔話あらすじ神社のおみくじ売り場の番をしているのは、人間ではなく、年老いた三毛猫でした。その三毛猫を慕って、子猫のニャ吉がよくやってきます。三毛猫はニャ吉に昔話を語って聞かせるのでした。とおいとおい昔のお話。神様が世の中をおつくりになり、人々がそこに暮らすようになりました。あるとき、その国に災難がふりかかりました。その禍から逃れるには、選ばれし者が危険な山に登って神聖な梅の木をとってこ
.あらすじ主人公は3人の子供たち。エープリルは12歳、小柄で頭が切れ、髪の色はblonde(金髪)ではなくtawny(金髪に少し茶色がかかった柔らかい色)。姉のダイナは健全な14歳。弟のアーチーは10歳のいたずら盛り。3人の母親はかつては敏腕な取材記者、今は推理小説作家です。女手一つで3人の子供たちを育てています。少々仕事熱心すぎるのが玉に瑕、創作に乗ると他の事は何一つ目に入らなくなります。子ども達は、ある日、銃声を聞きました。2発。とても近
愛猫を亡くし、保護猫をひきとった山岸凉子先生のやさしさ。愛猫サビを亡くした山岸凉子先生。サビちゃんは18歳と7ヵ月、猫としては長生きしたとはいえ、ペットロスに苦しみます。サビちゃんの最後は相当苦しそうな様子だったことも、先生に「大きな大きな罪の意識を持ってしまいました」ことになります。. あまりの辛さに、しばらく猫は飼わないつもりだったのですが、そんなときに、あの大震災。東北大震災で多数の猫たちが路頭に迷ったことを知った先生は
山岸凉子といえばバレエ漫画、その最高傑作。『アラベスク』『黒鳥-ブラックスワン』『牧神の午後』『ヴィリ』『言霊』他(←全部持ってます😊)、山岸凉子氏のバレエ漫画はどれも素晴らしいものがありますが、やはり最高傑作といえばこの『舞姫テレプシコーラ』だと私は思います。 あらすじごく簡単にいえば、バレエに情熱をかける少女たちの成長物語です。第一部は、バレエ姉妹篠原六花(しのはらゆき、小五~)、その姉・篠原千花(しのはらちか、小六~)、重要な脇役の須藤
「シシ垣」って何?シシ垣ときいてすぐにわかる人は、代々の農家や農関係者、あるいは熱心な郷土史研究家くらいじゃないでしょうか。シシ垣は、漢字で「猪垣」、「鹿垣」、「猪鹿垣」と書く。わが国では、古くからイノシシ、シカ、カモシカといった肉がとれる獣類のことを「シシ」と言った。これらの獣は山間の住民にとって貴重なタンパク源であったが、一方でイノシシやシカは、田畑の作物に多大な被害をもたらす獣であった。シシ垣(猪垣、鹿垣、猪鹿垣)は、これらの獣が田畑に侵入しないよう
2023年1年間のアクセス解析により、ページビューの多かった作品トップ10です。No.1+2 根岸鎮衛『耳嚢(みみぶくろ)』https://nekohon.info/mimibukuro1/https://nekohon.info/mimibukuro2/1位と2位をしめた『耳嚢』。岩波文庫では上中下の3冊組になっていたものを、2ページにわたってレビュー解説したものでした。こんな古典がトップに躍り出たのは、言うまでもなく、ホラードラマ
猫が営むラーメン屋!アニメ化も決定されました!(TBS、2024年7月~)あらすじ社珠子(やしろたまこ)がバイトとして雇われたのは、猫のラーメン屋。猫がいるラーメン屋ではない。そんな平凡な店ではない。「ラーメン赤猫」は、運営も、調理も、接待も、製麺まで、すべて猫がやっている店なのだ。いや、正確には、製麺は猫ではない。虎である。立派な体躯の本物の虎が、店の奥で毎日、せっせと麺をこねている。 「ラーメン赤猫」に掲
江戸時代の介護事情。あらすじお咲(さき)は25歳。一度嫁いだが、産みの母親が義父から勝手に作った借金を返しながら、介抱人の仕事をしている。介抱人は原則3日泊まり込みで老人の世話をする。昼も夜も目を離せない年寄りばかり。食事は勿論、下の世話も、汚れた襁褓を洗うのも介抱人の仕事だ。一瞬も気を抜けない3日の仕事を終えたあとは、からだは綿のように疲れて重い。が、お咲にはもっと気の重いことがあった。毒親の佐和だ。佐和は誰もがハッと振り向くほどの美貌で、
「種差別」について徹底的に追究した名作マンガ。「人種差別」や「性差別」についてなら、誰でも聞いたことがあるでしょう。ヒトを、肌の色や人種とか出生地、あるいは、男か女かLGBTQかで差別することです。しかし日本人は平和ボケ民族と言われるだけあって(?)、人種差別や性差別を鋭く掘り下げたマンガは少ないようです。まして「種差別」について、これほど深く、これほど詳細に追究したマンガなんて、他にないでしょう。動物愛護マンガは多いのですが、種差別と動物愛護は似て非なるも
うんちはいろんなところで役に立っているよ!うんちってなに?どうやってできるの?動物たちのトイレは?うんちの形は?動物達のうんちを、楽しくかわいらしく解説した絵本です。 動物たちは色使いも表情も親しみやすい絵柄です。西洋の絵本によくあるような、我々日本人から見たらリアルすぎたりデフォルメが不気味だったり、なんて絵はありません。また、内容からして当然ながら、うんちの絵だらけですが、不思議なほど不潔感はありません。それどころか、愛
副題:~小笠原のノラネコ引っこし大作戦~。永吉カヨ/絵、小笠原自然文化研究所・社団法人東京都獣医師会/監修。あらすじ小笠原諸島は、日本本土の南東、1000km以上も離れた太平洋上に位置する島々です。父島列島、母島列島、聟島列島と、硫黄列島、西之島、南鳥島、沖ノ鳥島など、大小30余りの島からなっています。小笠原諸島は大陸と陸続きになったことはありません。そのため、ごく限られた生き物たちしか島々にたどり着けませんでした。翼を持つ鳥やコウモリ、風に
副題:異説里見八犬伝曲亭馬琴の超大作『南総里見八犬伝』は、名字に「犬」がつく八剣士(犬士)が大活躍する物語。しかし、里見家に本当にいた家臣たちにについていた字は「犬」ではなく・・・!?あらすじ猫田京介(狂介)は孤児だった。18歳で養護施設を卒業した後も、まともな職につかず、飲み歩いては暴れて、警察の厄介になることもしばしば。その男、小笠原に出会ったのも浅草警察署の留置場内だった。小笠原はなぜか猫田に興味を持ったようで、一枚の名刺を渡してきた。その名刺
どうしたら佐々木主人に恩返しができる?。あらすじ怪界には絶対の掟がある。現界に降りた物の怪は、決して人間にその正体を知られてはならない。もし見られた場合は怪界に戻るのが掟だった。猫又の斑さんも、うっかり、見られてしまった。王は斑さんに、二週間後に怪界に戻るよう言い渡す。虎太郎という見張り役までつけられてしまった。ほんの子猫だが、この子も観怪(みけ)=物の怪の見張り役=である。こうなったらもう、斑さんも掟には従うしかない。それにしても心残りなの
吾輩は猫又である。あらすじ名前はなかった・・・大昔、ふつうの猫であった頃は。猫又と今は立派な名前がある。「斑(まだら)さん」だ。「さん」付けで頼むね。吾輩のご主人、佐々木探偵事務所の佐々木さんが、「斑さん」と名付けてくれたのだから。そう、大正時代には普通の猫だった。それがなぜか「怪界(けかい)の王」に認められて、物の怪、つまり猫又となったばかりか、「観怪(みけ)」として現界に来ることになった。観怪というのは、いわば物の怪たちの見張り役のようなものであ
井上太一訳。副題:真の非暴力へ、《軍事-動物産業》複合体に立ち向かう (前略)軍事という人間の営為は人間以外の生きものを、人間以上に苦しめる。(中略)最大の被害者は彼等であり、戦争が起これば我々はどのような立場の人間であれ加害者になる(後略)「訳者あとがきに代えて」より page261私は、ロシアがウクライナに侵攻して以来、Twitterにアカウントを作って、1日1回だけだが毎日欠かさずツイートしている。内容はずっと同じ。「NO WAR」の文字と動物写真
都会から田舎に引っ越した元箱入り娘猫は・・・。となりの家まで田んぼ数枚分、つまり、数百メートル。そんな空き家に愛猫1ニャンをつれて移り住んだ一人の男。それまで空き家だったその田舎家には、以前はキツネが住んでいたとかいなかったとか。 そんな古民家で、男は小さな畑を耕し、大根やキュウリを植え、薪ストーブを燃やして暖を取る生活を始めた。まさに絵に描いたような田舎暮らし。 愛猫の名前はカボチャ。山の暮らしにたち
←もどる:『耳嚢』(1/2)巻之九 猫の怪の事現代語(逐語訳ではありません)文化十一年、日光東照宮に修復工事があって、江戸から大勢出かけたが、御徒目付(おかちめつけ)の梶原平次郎が、当地の知り合いへ言ったこと。日光奉行同心(どうしん)の山中佐四郎の妻が愛猫家で、常々3~4匹も飼っていたが、一両年前から病気になって、去年以来重く、猫の真似などするようになり、この春は食べるときも猫みたいに食べる上、病気なのに食欲もすごい。看病人も困って、「何かに取り付か
『耳嚢(みみぶくろ)』について『耳嚢』は旗本根岸鎮衛(ねぎしやすもり)が、天明から文化にかけて三十余年間に書継いだ随筆です。内容は、耳に挟んだ奇談や雑話など、今の言葉でいえばゴシップ話に近いものから、生活の知恵や治療法など、いわゆるライフハックまで。どれも数行~せいぜい3ページくらいの、ごく短いものです。それが全部で10巻433話。文庫本では、原文だけ現代語訳無しの編集でも、分厚い上中下の3冊分。なかなかの分量です。【補】天明=1781-1789年、文化=1
ニャン氏の事件簿シリーズ3冊目。猫缶を開ける音の「音楽的な響き」??あらすじ茶谷歩(ちゃたにあゆむ)は入社三年目の24歳、勤め先は製缶会社。缶詰の中身ではなく、外側、カンカンを作る方である。アマチュアロックバンド「スクーターズ」のギタリストでもある。そんな、まだ下っ端の茶谷が、大株主(の秘書)との会合(?)に使命されちゃて。抜擢の理由は、「茶谷くんはロックバンドをやっていたわよね?」大株主は、音楽をやっている社員と話がしたいそうで。いや、音楽と言って
ニャン氏の事件簿シリーズ2冊目。悩める女性編集者のまわりで不思議な出来事が次々と。あらすじ田宮宴(うたげ)は、中堅の出版社「プラタナス書房」の編集者。担当は児童書。最近は児童書の需要が減っているのか、それとも単に会社が力を入れてないだけなのか、かつては複数名の編集者が在籍していたが、いまや宴ひとりだけ。おかげでてんてこ舞いの忙しさ、なんてことは全然なくて、むしろ暇。暇だから、あちこちの雑用に引っ張り出されたりもする。それはそれで、面白い体験もできて、悪くはな
珍獣アイアイの、詳細な観察レポート。動物が好きで、生き物の観察記録や研究レポート等を読むのも大好き、なんて人たちには、たまらなく魅力的な一冊。はい、私もそんな一人です。ですから夢中で読みました。すっごぉい!きゃー、ホントに?あら、うらやまし~!え、そうなの?等々(笑×笑)。アイアイという動物は、その奇妙な姿等から動物系の番組で時々とりあげられることや、「アイアイ」という童謡(相田裕美作詞・宇野誠一郎作曲、1962年発表)が流行ったことなどから、その名
副題:「動物の知性と感情をめぐる驚くべき物語」。動物達のはかり知れぬ能力。その愛情の深さは人類より深く、その知力はしばしば人類にも勝る。なのに、なぜ、人間は動物達をこれほどまでに貶め続けてきたのか?なぜ、動物達の能力に気づかなかったのか?気づこうとしなかったのだ。彼らとヒトと、なんら違いがないことを知られてしまったら、ヒトにとってはあまりに不都合だったから。・・・本では、実はそこまで強い言葉では書かれていません。気づかなかったのはあくまで「ヒト目線で
家を失った老紳士は愛猫をかかえて旅立つ。あらすじハリー、72歳。妻を亡くし、子供たちも独立して、今はニューヨークで一人暮らし。常に愛猫トントと一緒で、外出時にも連れ歩く徹底ぶり。トントも、リードをつけられて犬のように散歩を楽しんでいた。そのハリーが住むアパートが区画整理で壊されることになった。ハリーは抵抗したが、強制的に立ち退かされる。 仕方なく息子の家に同居したが、孫とは同室だし、嫁とは折り合いが悪い。いたたまれなくなって、
2022年1年間のアクセス解析により、ページビューの多かった作品トップ10です。No.1 『しっぽの声』第13巻 作画:ちくやまきよし、原作:夏緑、協力:杉本彩https://nekohon.info/chikuyamakiyoshi-shipponokoe13/動物愛護の問題について、鋭く突っ込んだ名作コミックが堂々の1位となりました。何より「ビッグコミック オリジナル」という一般誌で連載されたというのがすばらしい出来事でした。この作品
4人の人間と、1匹の猫が、複雑に織り込まれて。あらすじ主な登場人物は4人。中学2年生の男の子、同じく女の子、25歳の男、35歳のアーティスト、それから、一匹の猫。中二の佑多は、小学生のときは「猫たちを数えて勝負する世界」に身を置いていた。その世界の天才児だった。その頃の名前はユウタ、または、響きだけの U-ta。しかし小六の夏休みの大決戦で破れた。中二の少女の、小学校時代の名はシュガーだった。小学校は兎たちの聖域として「うさうさ王国」が樹立さ
人間になっちゃった猫と、内気な新聞記者の、ハートフル・コメディー♡あらすじティベは新聞記者。なのに内気すぎて、取材ができません。関係者にどんどん突進して取材しなきゃならないのに、つい気おくれしちゃうんです。とうとう、ボスに言い渡されます。明日こそ記事になるネタを持って来い!でなきゃクビ!トボトボと歩いて帰る途中、木の上に登った女性に出会います。犬に追いかけられて、思わず登っちゃったのだとか。これ、新聞記事になるかなあ?
映画『Clarence the Cross-Eyed Lion』"He's the King of Beasts ...who just couldn't quite be Beastly!" (彼は猛獣の王者・・・ただ、どうもちょっと、猛獣っぽくなれないんだ)「Cross-eyed」とは「内斜視」という意味。国立国会図書館サイトでは「やぶにらみのライオン」と訳されていました。そうなんです、クラレンスは内斜視のライオン。シャム系の猫にもよく見
飼い主が夜逃げ。残された子猫を救え!あらすじ保護猫カフェのオーナーにレスキュー要請がはいった。アパートの借り手が夜逃げし、猫が部屋に残されたらしい。しかしオーナーはぎっくり腰でろくに動けない。おじさまと、おじさまの元教え子・九重は、オーナーに付き添ってレスキューに乗り出した。そのアパートはまさにゴミ屋敷だった。あらゆるモノが積み上がり、腐臭がすごい。こんな部屋に本当に猫がいるのか?まだ生きているのか?もしまだ生きているなら、一刻も早く助け出さないと餓