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  • 他者評価の慣性

    今年度の期末賞与通知が来た。額面にして100万円也。ここからどれだけ税金が引かれるかは振り込まれてからの話だし、どうせ大半を家庭の口座に入金するだけだから実益はないんだけど、中小企業勤務の割には貰えたほうだと思う。残した利益という意味では、過去にはもっと良い成績の年もあったんだけど、その年よりも多くもらった。来期から私をマネージャーにするという判断が先にあり、その後に賞与額を判断するという順で物事が決まっていったわけだが、もうマネージャーにするという判断を下してしまった手前、その判断と整合性の取れない評価をつけることは心理的に抵抗があったのだろう。そのおかげで、色眼鏡なく評価すればせいぜい50…

  • 不労所得

    会社は年度末で来期体制の下準備に大忙しである。その監視の目が行き届かないことをいいことにこれでもかと言うほどサボり散らかしている。顧客都合や業務都合でしかたなく入れられた会議には参加しているが、それ以外の時間はほぼスマホゲームに充当している。昨日3月の給料が振り込まれたが、給料が振り込まれる筋合いのある労働をした記憶がない。しかし振り込まれたものはありがたく頂戴し、その大半を家計に引き取られた残りを課金につぎ込むことにする。それにしても、4月からは私の始めた新規事業がついに部署となり、私自身も管理職になるというのに、この体たらくはなんだろう。20代の頃は喉から手が出るほど欲していた権力や地位も…

  • 父親と夫を休業したい

    最近ブログが滞っている。自分のための時間がなさすぎて、ブログに時間を使うのが惜しいためでもあるし、振り返ることでようやく沈めた怒りや憤りをわざわざぶり返すことになるようなクソッタレな日常しかないためでもある。 今日は祝日だったが、何一つとしてめでたいことはなかった。子どもたちにとって休日は最高の一日かもしれないが、親にとっては子どもがやりたいことをやるために付き合う労働の一日にすぎない。私がやりたいことをやるための時間は許されていない。ひたすら家事と子どもの遊びの付き合いと妻の買い物の付き合いだ。私がやりたいことは平日に、買いたいものは自腹で済ますのに、妻と子どものやりたいことは休日で、買いた…

  • 私なりのトロ火のFIRE

    気分が鬱々としていたので、今日は有給を取って一日中スーパー銭湯に篭っていた。作務衣に着替えて、む何年か前に読んだキングダムを読み漁る。函谷関の戦いのあたりは驚くほど中身を忘れていて、初見のように楽しんだ。5年後ぐらいに初めから読んだら、また初めて読んだように楽しめるのだろう。風呂に浸かって、サウナに入って、コーラを一杯。自分が想像できる休みの過ごし方のチープさに嘆息する。FIREというのは労働から早々に引退できるだけ稼いで余生を過ごすことだと思うけど、別に1億円ないとだめ、みたいなのは金額のボーダーがあるわけではない。私はもうすでにFIRE的生活は実現していることに気づいた。ただその予算が人よ…

  • つべこべ言わずに、若者にいい思いさせてやろうぜ

    白饅頭さん曰く:少なくとも2020年代の世界において、出生率に影響しているのは経済的な豊かさではない。世の中ではよく「お金に余裕がないから子どもをつくれない」といったもっともらしい説明がなされ、それに多くの人が納得しているが、はっきり言ってしまえばそれは誤解である。私たちの暮らしてい… https://t.co/XqShiA6AVp— 田端@「ダマさないからネットで売れる」中古車屋のBUDDICA DIRECT取締役 買取も! (@tabbata) 2024年3月7日 Xでこんなポストが共有された。なるほどなるほど、子育て世代の経済支援と出生率には因果関係がないと。これはこれでとても興味深い分…

  • 採点と配点

    今朝も朝から痴話喧嘩。もううんざり。そんなに違和感が気になって仕方ないなら、俺を漂白剤にでも漬けて殺してくれ。「そんなに気に入らないことが私に多いなら、そもそも私はあなたに全くフィットしてないんじゃないの。全然違う人間の型を無理やりに嵌められても入るわけないよ。その型に合いそうな人を探すところからやり直してくれ。」私はそう吐き捨てた。すると、「そもそも型は合っている。大筋で不満はない。だから結婚をしている」と返答が来た。話が噛み合わない。妻からすると、私は酒を飲まない、タバコを吸わない、ギャンブルをしない、友達付き合いが少ない、家事をちゃんとやるなど、基本的な点はクリアしている存在である。それ…

  • 他人の死は哀しい

    同僚の女性が亡くなった。くも膜下出血だった。 健康に問題があるようには見えなかったし、先週まで普通にチャットのやり取りをしていたので、今ひとつ現実感がない。これが死というやつなのか。とても明るい人だった。特段一緒に仕事をしたことはないのだが、その印象だけが残っている。湿気のない、カラッとしたキャラ。誰からも死を願われるような恨みを買うことのない、ただただ善良な人間だった。そういう人に限って呆気なく逝ってしまうというのは世の常だ。もっとあいつとかあいつとか、あの世に引っ張ってっても惜しくないやつは他にいるだろう。死神の腕が悪すぎる。やるならもっとちゃんと腕を磨いてこい。彼女にはまだ小学生のお子さ…

  • 家庭は癒しの場などではそもそもなくて

    今回の抗争でも、家庭からの離脱に失敗。もう私か妻のどちらかが死ぬしか関係の解消に至れないことを悟った。ただ私は毒物を混入して殺害するような肝の据わった人間ではないし、妻は毒物を混入して殺害するような肝の据わった人間ではあるが、この環境に満足しているので動機がない。ただただ寿命の尽きるのを待つのみ。妻と数時間言葉を交わして理解したのは、家庭というのはそもそも癒しや安らぎの場なんかじゃないってこと。そんなことを期待しているので日々の暮らしに不満を持つのだろう。家庭とはすなわち修行の場である。それ以上でもそれ以下でもない。ひとかどの人間として ただひたすらに素養を磨くために存在している。あとはパート…

  • 権利と義務、自由と責任

    今年度のひな祭りは大惨事で幕を閉じました。きっかけは些細なこと。妻の小言が耳障りで、私反応が悪かったのだが、その態度を妻が許容できなかった。その許容できなかったことに私が憤慨した。以下無限ループにエスカレート。サラエボ事件よろしく、火種はどんな些細なことだっていいのだ。ドンパチやりたい、機会があればやり込めたいとあらかじめ互いに思っていて、あとは名目さえ整えばよかった。妻の私に求める態度は、私が妻に対する愛情がある前提の行為ばかりだ。しかし妻への愛情はとうの昔に潰えている。ここで言う愛情とは、相手の至らないところも微笑ましく見えてしまったり、多少無茶なことを言われても応じてあげたくなるような感…

  • 日常に連れ戻されて

    出張から帰り、家族とのいつもの日常に強制リセットされた。この土日はひな祭りという家族イベントにみっちり費やされる。ケーキやちらし寿司を子ども達と作る。昔の交際相手に会ったことで、もともとあった心の空洞を改めて直視することになり、目の前の家族ごっこが白々しく思えてしまう。親としてかけられる期待に応え、言われた作業を淡々とこなすだけ。自分の心からの気持ちで体験を楽しみたいという気持ちは湧いてこない。子どもはそういうの気づくのかな。私自身が子どもの頃、親から愛情を払われてるかどうかに関心がなかった、そこに疑問に思ったことがなかったので、表面的に違和感なく振る舞ってればそのまま親子でいられるかもしれな…

  • 精神的不倫

    昔交際していた女性から、パートナーと離婚したことを告げられた。交際は大学の時なので、もうかれこれ15年以上前の付き合いだが、お互い違うパートナーと結婚したあとも、お互い出張などで近くに寄った際はメシに誘う関係が続いていた。昨日はもともと私から声をかけていたものの、開始が遅くなりそうだったのでキャンセルした予定だった。しかし先週になって、「あの予定の日、遅くなってもいいから会おうよ」と逆にお誘いがあったのだ。なんとか会おうと粘ってくるのは珍しいことだったので、そういうことなら、と22時から店を取った。久々に会った彼女は指輪をしていなかった。違和感から目を背け、いつも通り互いの近況の共有をし、思い…

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