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  • 病めるときも健やかなるときも独り

    妻が生理前ということで定例説教タイム。今回は午前3時まで続く。頭がぼんやりする。妻に言われてぐうの音も出なかったのは、私は妻に不快な思いをさせないように細心の注意を払っているが、妻を幸せにするために生活してはいないということ。不快の除去をいくらやっても快適の創出にはならない。私が妻を不快にさせないようにしているのは妻が怒りだすケースを発生させないためであり、それは妻のためではなくて私を防衛するためのものである。何一つ文句を言わせないために余計な欲望を持たず、妻に余計な負荷をかけず、息を潜めている。業務遂行として完璧であればあるほど熱を感じなくてありがたくない。そして業務範囲を逸脱する要望を妻が…

  • コミュ力って双方向性のものだよね

    昨日は白水大池公園に出向く。すると、長女が通っているピアノ教室の友達とばったり遭遇。夕方まで一緒に遊ぶことに。友達の親御さんとは今まで接点がなく、先週あった発表会で軽く挨拶した程度。ただ、示し合わせたわけでもなく短期間に二度も顔を合わせるのは珍しいことなので、せっかくと思って色々話し込んだ。聞けば、同じ市の違う小学校に通ってるのかと思いきや、住んでる街は隣町で、そこからわざわざ福岡市内の私立小に通わせているとのこと。ダボッとしたパーカーとカーゴパンツの出で立ちからあまり洗練された雰囲気は感じなかったのだが、自営業の社長さんだった。気さくな雰囲気、話はウイットに富んでいて語彙も豊富、子どもへの関…

  • 四六時中も好きと言ってやるかよ

    昨日は専務が福岡に来た。ここ数年、この時期にわざわざ私と話すためだけにやってくる。いつも3時間ほど話し込んで帰るのだが、その会談があったことによって会社の方向性に大きく影響があったとか、自分の待遇が改善したとか、そういう恩恵は特になかった。なので、なんのためにやっているのはよくわからないでいる。もしかすると、本当は放っておけば待遇が悪化する可能性があったのに、面談のおかげで待遇が据え置きで済んでいるのかもしれないが、そんな恩着せがましい背景があるのならそう言ってほしいし、そんなに自分の立場が脆弱な環境にあるのなら、この先がないのでさっさと辞めてしまった方が身のためだろう。とりあえず、来るものは…

  • 白旗を挿したまま息をしている

    妻が転職してから一ヶ月。「もっと早くこのクラスの会社で私は勤めるべきだった。そうしたらもっと違う人生だったのに」ということをしばしば口にするようになった。そのたびに私はいたたまれない気持ちになる。妻の新しい勤め先は東大早慶がゴロゴロいるような会社で、皆頭の回転が早く、それでいて性格も申し分ないらしい。そんな中に混ざって活躍できている手応えを妻は感じているらしく、自分自身を過小評価していた、と歯噛みしている。自意識過剰かもしれないが、「違う人生だった」の中に「もっとレベルの高い人と結婚できたはずだ」という意味が含まれているように感じている。私との会話に明らかに退屈しているし、私に対する関心も失っ…

  • 冨樫義博展に行ってきた

    冨樫義博展が福岡で開催しているらしいことを聞きつけて、美術館にも博物館にも縁のない私ではあったが、辛抱たまらず足を運んできた。 福岡市博物館に到着。これは、、、試しの門…!!!(違うゾルディック家に潜入ですかっけぇぇ!!!煽るねぇ中は写真撮影不可だが、その必要はなかった。そこには写真で伝わるものなどなかった。展示されていたのは、おびただしい数の原画。幽☆遊☆白書、HUNTER×HUNTERの名シーンを、本物の原稿で見ることができ、その迫力と、描き込みの詳細さに興奮し、ニヤニヤが止まらない。ここ手描きなの??ここの表現、修正液でやってんの??と驚かされてばかりだった。純粋に絵画として見ごたえ抜群…

  • こっちもあなたにノイローゼ

    妻が早くも猫の飼育にノイローゼ症状をきたしている。 同一空間を誰かと始終共有することがストレスで、それは猫であっても同様らしい。家族を持つのにほんと向いてない。そのくせ孤独は嫌い。魔法のランプじゃあるまいし、あなたの都合で現れたり消えたりできないんですよ。 そのことがあまりに幼稚なことは妻も承知していて、けれどもそのことを公に認められず、何かしら私の不備を捏造して邪険にするというやり口でしかストレスを吐き出せない程度には幼稚である。これからも数え切れな言いがかりをつけられるであろう将来が容易に想像できて涙も出ない。

  • 飼い猫は電流棒の悪夢を知るか

    猫を飼い始めて1週間が経った。環境の変化を嫌ってご飯を食べないのではとか、急に寒くなったので風邪を引くのではないかとか、所構わず糞尿を垂れ流すのではないかとか、様々な不安を抱えていたが全て杞憂だった。ブリーダーさんのもとでしっかりと躾をされていて不自由を感じることはなかった。娘たちも、猫を溺愛し世話を焼いているものの、それまでの勉学や別の遊びの習慣がすべてそっちのけになるほどではなく、日常が破壊されない程度に新しい家族との生活を楽しんでいる。一番影響を受けているのはいつも通り妻で、もうある程度用具は揃ったのに、あれも買うかこれも買おうかと制限なく猫グッズが増えている。その出費も馬鹿にならないが…

  • 好きです、春吉。

    11月からオフィスを自主的に移転した。 10年通った博多から、天神への小移動だ。勤め先が事務所の賃料をケチってシェアオフィスのラウンジだけ使える会員カードを渡してきたので、じゃあこっちも好きなところで働くわ、と新天地を選んだ。天神は福岡一の繁華街だが、九州中を回る営業部隊としてはJRを使える博多の方が何かと便利だった。しかし、ほとんどの商談をオンラインで済ませてしまっている今、博多にとどまる理由は私にはなかった。ということで、飽きつつあった博多を見捨て、天神での労働を始めている。オフィスのある位置は天神は天神でも南の方で、大名、今泉、西中洲、春吉という魅惑たっぷりなエリアのちょうど中心に鎮座し…

  • ハライチ岩井の結婚報道についての短い考察

    ハライチ岩井の結婚報道を昨日見た。37歳男性と19歳女性との結婚だ。法律に反していないとはいえ、年齢差といい、女性側の若さといい、世の婚姻の平均からは大きく逸脱していると言える。私は報道に触れた当初、些細な違和感と大きな驚きを感じたが、時間が経つとそれはただ平均から逸脱したものを見るとアラートが鳴る脊髄反射みたいなものだということを理解した。自分もアラフォーに差し掛かりつつある中でようやくわかってきたことなのだが、何年生きたかと精神の成熟は一次関数的には相関しない。50になっても小学生くらい幼稚な人間もいるし、8歳でも驚くほど洞察力の優れた子もいる。人生経験だけは違うというかもしれないけれど、…

  • PTA側から突きつけられたNo thanks

    PTAの会議を無断ですっぽかしてしまった。私は今年PTA内にある委員会の委員をやっているのだが、その委員の役割である地域自治会との会合が今日行われていたのだ。その事実を知ったのは、帰宅後に娘が出した一通の封筒を見たときだった。「ごめんもらったの渡し忘れてた。」 娘は悪びれもせずそう言った。その封筒の中に、会合の開催リマインド文書が入っていたのだ。文書の発行日は先週の金曜日。今日が火曜日なので、娘が仮に金曜日に律儀に渡していたとしても、到底予定の工面がつけられないタイミングだった。文書には「事前にお知らせしていた会議ですが、前回から日をおいてしまったので念の為のリマインドです。直前になって申し訳…

  • It's not my businessの成れの果て

    ここ最近、仕事をしていて空しさを感じる日が続いている。本社が東京の会社に所属しながら独り福岡で働いているのは、とても気楽で自由な反面、誰からも無視されているような錯覚に陥るのだ。勤め先はいつまでも辞めない老害と化した経営陣が、誰からのニーズも掬えていない的はずれな事業を暴走させ、回収できない無駄金を垂れ流し続けている。私はそのことを馬鹿馬鹿しいと思いながらも、自分の立場でできることはないと悟り、自分の手掛ける新規事業にだけ集中しようと割り切った。すると、次第に私と同じように、会社の施策は無視して、自分の仕事にだけコミットする従業員が続発した。そうして会社の施策だけでなく、従業員同士が互いの仕事…

  • 猫との同居、初日。

    家の中は好き放題探索していたし、新しい家族になんにも警戒していないように見えるけど、ご飯も水も食べず、トイレもせず、ひたすら寝てばかりの1日だった。長女の願いを聞いての猫の購入だったが、妻の溺愛っぷりが尋常じゃない。私に対しての負の関心が減ったことは心から喜ばしい。ふと、人間にとって結婚したり子どもを持ったり動物を飼ったりするのは、淋しさを穴埋めするためにやる行為なのだろうということを思う。淋しければ淋しいほど、淋しさを紛らわせるために、自分の周囲を生き物で固めていく。人間や生物を世話したり人間に世話されて身を寄せ合ってると、幾分人生の淋しさが和らぐ。気がする。それでもどこからか隙間風が吹いて…

  • 3度目の子育て

    猫を飼うことに決めた。 子猫をブリーダーさん家に引き取りに行き、リビングに放つと、部屋中をひとしきり探索したあと、お気に入りの寝処を見つけて毛布にくるまった。3時間経ってもすやすや寝ていて、あれこれと世話する覚悟だったのが拍子抜け。我が子達ももっとベタベタできると期待していたので欲求不満気味である。環境が変わったのに可愛がって負担をかけると体調を壊すと言われたのでしばらくは我慢の日々が続く。猫とはいえ赤ちゃんが家に来ると、子どもたちはいつもより神妙な面持ちで、静かに子猫の様子を注視している。我が家に久方ぶりの静寂が予想外の形で訪れた。子どもの精神的成熟に繋がってくれることを願う。

  • メモ:家庭円満につながるコミュニケーションの型

    妻の主張:傾聴の姿勢のみなのがウザい。夫の率直な意見を聞きたい。ただ寄り添ってもほしい。テーマへ関心があること、妻の味方であること、意見を気兼ねなく言える安心感を持っていること。この3つを発信するのが夫婦の会話の目的である。上記が妻に伝わるための手順: ①妻の質問、悩みに、夫なりの視点・見解を臆面なく述べる。それがたとえ妻と異なる意見、妻の意見に対する否定の構図になるとしても躊躇わない。②そのうえで、妻の判断、行動に対しては共感・肯定をして、味方であるという表明をする。③とどめに、妻の行動の結果については、その捉え方について別の視点を与えてフォローする。たとえ何かしら失敗してしまう、あるいは望…

  • 日常生活の中に分散したchocozapチャンスを拾いに行く

    急に秋が訪れてから、少し体を動かしたいという気持ちが芽生えてきた。しっかり運動するというよりは、日常生活+α程度の負荷をかけるくらいのこと。筋肉に筋肉であるという自覚を持たせる、ほんの目覚まし程度のトレーニングだ。芽生えの初日はスクワット30回のみだった。それを数日継続していると、使っていない他の部位が気になりだして、プラーク60秒を追加。その翌日には腕立て20回。そして今日はそのセットを朝夜の2回やる、というふうに徐々にエスカレートしてきた。ポイントはちょこちょこやること。気がついたときに、その環境でできる負荷を少しだけかける。ちょっと早足で歩くとか、自転車をかっ飛ばすとかだっていい。階段を…

  • 緩慢な自殺

    先日、両親が孫に会いに北海道からやってきた。かれこれ5年近く会っていなかったので、互いの近況報告を兼ねて妻と子ども抜きで近所の居酒屋へ。親は70を過ぎて耄碌してきているかなと思いきや、思いのほか達者で老化を感じさせなかった。毎週の登山がボケを回避しているのだろう。父は相変わらず焼酎をストレートで飲んでいる。アル中でもないし、酔って暴力を振るうようなこともなく、ただシンプルに濃い酒が好き。それはそれで狂気。ロシア人のウオッカみたいなものなのだろうか。南国の福岡に来てそれをやったら酒の回りが早くて泥酔するのではと危惧したが、幸いそのような大事にはならなかった。私、あんどう家の血筋は親族づきあいがか…

  • カラオケだけが友達さ

    地元から遠く離れ、家事育児に忙殺される生活を選んだ私は、人並みの家庭を得た代わりに多くの趣味と友人を失った。趣味と友人のメンテナンスは多くの時間と資金を要するが、私にはそのどちらもないからだ。私の可処分時間は平日の日中、勤務時間しかない。その時間帯であれば私は有給を行使していくらでも遊びに行ける(ただし飲酒は運転を伴う子どもの送迎があるため不可)のだが、なぜか誰もそういう時間の使い方をしない。必ず土日か平日の夜間にお誘いがある。そのためその殆どを断っているうちに誘われる事自体がなくなった。なぜそんなにみんな有給使うのに抵抗があるのかは私には預かり知らないことだ。そんなわけで、私に課せられた条件…

  • オープンワールド厨は吉野ケ里に行け

    先日、子どもの遊び場目当てで吉野ケ里歴史公園に訪れたら、遊び場以外のところがすごすぎて遊ぶ時間がなくなってしまった。天気が抜群に良かったせいもあるが、未知の世界を探検するワクワク感があって興奮した。オープンワールドのゲームがもてはやされているけれど、現実世界も捨てたもんじゃないぜって感じのする空間だった。 三国無双感漂う佇まい。伏兵に襲われそう村に到着色彩のコントラストに胸躍る中に入れる建物も沢山ある建物内のクオリティも高い歴史の資料集に載ってそうな道具がわさわさ 壮観。リンクだったら空を舞いたい 当初の目的だったアスレチックの写真は撮っていないのだが、アスレチックも新しく、充実していた。永久…

  • ヤワなハートが痺れる

    ここ最近妻の情緒側ずっと不安定で、口論の頻度、悪化度合いが酷い。今朝はおはようのあと直ぐに「コレを捨ててもいいか」という判断を迫ってきて、寝起きの私がうまく処理できずにまごつきながら「いいんじゃないか」と返答すると、「なんでそんなに含みのある言い方なのか、嫌なら嫌ってはっきり言え」とすぐ着火。「寝起きですぐに頭働かないよ」と言うと、「じゃあいつならいいのか、どんな内容でも明朗に即答できるコンディションが整うまで共有スペースに顔を出すな」とヒートアップ。こうなるともう手を付けられない。8時から13時までのノンストップ口論でようやく満足されたようだ。その後、結局生理だったことが判明。拍子抜けもいい…

  • noteデビューしてきた。

    勤め先で、11月から紙媒体の広報誌に加えてnoteアカウントの編集長にもなったので、記事を1本書いてきた。自分が紙WEB両方の媒体について責任者になったのは、文才を認められたからではない。単に私が文章を書き続けることを厭わなかったからだ。前任者はこれまでしきりに「オウンドメディアを持ちたい」と主張を続けてきて、それが部分的に認められてnoteの法人契約を勝ち取った。しかしいざ好きに記事を投稿していいという段になると、自分で記事を書いたり、記今週のお題「最近読んでるもの」事のもとになる企画を打ったり、社員に執筆の依頼まではするのだが、肝心の公開が一向に進まなかった。ああでもないこうでもないと手直…

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