初めて、投資信託を購入したのが、2006年6月であり、そこから起算すると、20年目に突入した。振り返ってみると、ある程度若い時期(本業がある時期)に始めた事、そして、リーマンショックを経験し、投資の世界がシビアなものであることを痛感し、含み損への忍耐力を付けることができて、良かったと思っている。 ★投資信託(個別銘柄) 当時は、日本株、世界株、日本債権、世界債権、日本リー…
初めて、投資信託を購入したのが、2006年6月であり、そこから起算すると、20年目に突入した。振り返ってみると、ある程度若い時期(本業がある時期)に始めた事、そして、リーマンショックを経験し、投資の世界がシビアなものであることを痛感し、含み損への忍耐力を付けることができて、良かったと思っている。 ★投資信託(個別銘柄) 当時は、日本株、世界株、日本債権、世界債権、日本リー…
「人生が変わった」とまでは言わないが、多大な影響を受けたことは確かである。初めてロック音楽に触れたのが「Nutrocker」であった。電子オルガンを習っていて、先生の自宅のレッスン室で「Nutrocker」のシングル盤を聴かされてぶっ飛んだのは、約50年前のことであった。 そして、初めて買ってもらったレコードが「展覧会の絵」であった。当時、我が家にはステレオがなかったので、ステレオ…
毎月月末には、銀行・証券会社の口座残高をチェックしているが、いちいち通帳記帳等しなくても確認できるように、ネットでチェックしている。その中で、2つの証券会社の口座を利用して株式投資を行っており、これらは毎日利用している。そして貴重な収入源にもなっている。 携帯のメールには、様々な「ニセ」メールが毎日流れてきている。中には、私が所有していないカードのものもあるが、…
従来の「おとなの休日倶楽部パス」は、木曜から次々週の火曜までの、13日間の利用日設定で発売されてきた。前回は 2025年1月16日(木)~28日(火)の利用日設定であった。これに対し、今回は 6月23日(月)~7月5日(土)の13日間の利用日になっている。この設定は、私にとっては利用しやすい日程になっており、この期間内で、おと休パスを「2回」利用する事を計画している。 ・1回目 (6月23日~27…
Gregの自伝で、展覧会の絵のアルバムの成功により「クラシック音楽に対する先入観や偏見の壁が取り払われた」(P129)と説明されている。EL&Pのアルバムがヒットして、クラシックのレコード(展覧会の絵)の売上が増加した。ロック音楽しか知らない若者がクラシック音楽を聴く機会を与えることになったと言える。 また、このような若者がクラシックを聴くようになったことで「我々は彼らを教育し…
BOX : Wilhelm Backhaus Plays Beethoven (10CD) Fermata 700388
このセットは、2019年に Membran 600388をオーダしたが、そのオーダを組み直した際に注文から外れ、結局購入できないままになっていたセットであった。今回、Fermataレーベルで購入した(1980円+送料配分)。ベートーヴェンのピアノ協奏曲とピアノ・ソナタ等が収録されている。以下に商品情報を引用する。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++…
もともとのタイトルは「他の楽曲への影響」という設定でこの一連の稿を書いて来た。全体の目次構成を考えたのが、2021年の10月頃であり、気が付いたら、その時点からかなりの時間が経過してしまった。恥ずかしいことに、当時、どのような事を書くつもりでタイトルを考えていたのかを忘れてしまった。 この稿のタイトルは「他への影響」として以下を記載する事にする。 クラシック作品の編…
BOX : Sunday At The Riverside (10CD) Fermata 700401
このセットは、Membran 600401として発売されていたが、どうも「塔」レコード限定商品として扱われていたようである。このため、Membranでこのアイテムの存在を認知する事はなかった。今回、Fermataで発売されたことにより、私の目に留まった商品になった。 「Sunday At The Riverside The Best Time of Jazz Piano Ⅰ」と題されている。「川辺の日曜日」という題だが「Riverside Records」…
Music : Prestige PRLP 7012 Miles Davis Dig
最近、Miles Davisの Box(Fermata 700299)(※1)を購入して、Milesの音楽を聴く機会が増えている。そのセットには収録されていないが「Dig」というアルバムについて少し詳しく聴いてみた。録音日は 1951年10月8日で、Milesが Prestige Recordsとの契約後、2回目のセッションのものである。 当時、10"盤が登場し、やがて、12"の LPレコードが発売されていく時期である。それ以前は短い楽曲を録…
第 7章は「影響」に関する事を述べる。 最初は「バンドのイメージ」についてである。私自身は「展覧会の絵」の発売後、2年以上経過した頃、このアルバムで EL&Pを知ったが、日本では特に「展覧会の絵」のヒットにより人気が爆発し、1972年の来日、野球場での公演につながっていったのであろうと思う。 「展覧会の絵」がバンドの最高傑作であるかどうかは、様々な評価の観点があるであろ…
BOX : フリッツ・ライナー&シカゴ交響楽団 名演集 (10CD) Fermata 700562
フリッツ・ライナー(1888-1963)は、ホロヴィッツがベートーベンやラフマニノフで共演して録音を残しているので、その名前は結構昔から知っていた。このセットの購入理由は「キージェ中尉」が含まれていたからである。それ以外にも、Keith Emersonに関係する曲(ツァラトゥストラはかく語りき、展覧会の絵、序曲『1812年』)が含まれ、シェエラザードの様に、私が好きな曲も含まれているので購入を…
このルートは、ニッポン城めぐりの攻略のために設定したものであったが、意外に面白い旅になった。ちなみにこのルートを辿ることで新たに攻略できた城は、たった「4城」のみであった。行程は、岡山から高速バスで米子へ向かい、浜坂まではJRを利用し、その後、バスで湯村温泉から八鹿駅へ向かうというものである。 ★岡山~米子 岡山から米子へは高速バスを利用した(1城攻略するために)。途…
Emerson , Lake & Powell は、1枚のアルバム発表と 1度のツアーだけでそのバンド生命を終えている。当初、2枚のアルバムをリリースする予定でスタートしたのであるが、結果は残念なものとなった。アルバムの出来も良いし、Liveも良かったので、とても残念である。ちなみに、ELPowellに対しての「不幸」な出来事についての稿であるので、Keithと Gregが EL&P再結成を計画した際に、Carlが参加で…
また Boxセットを購入した。旅先であったが、3月上旬に割引セールが始まったので注文を行った。予め次のオーダ候補のアイテムをメモしていたので迷わずに注文できた。オーダ当初は在庫有が 2アイテムのみで、入荷待ちが続いていた。一度出荷予定日になったが、 1アイテム未入荷であったので入荷待ちを継続し、結局、オーダ後、1か月半程でやっと届いた。今回の購入も、10CDは 1980円で、送料を…
トランプ大統領の政策に対し、ゲルは「国難」という表現を使ってるようだが、その表現をアメリカ側が聞いた場合の影響など、考えてもいないのであろう。少し前の「あさ8」で百田尚樹氏が、今の自民党は中共の下部組織になっているというような意味合いの発言を行っていたが、4:7サイドから見ると、きっと国難なのであろう。 youtubeで複数の人の見解を聞くと、トランプの狙いはいくつかある…
「Emerson Lake & Palmer : every Album every song (On Track)」は、Mike Goodeの著作である。彼は「A fan since hearing Pictures as an Exhibition as a teenager in the 70s」と説明されている。リアルタイムで展覧会を聴いたのかどうか不明だが「70年代の10代の時、展覧会を聴いて以来のファン」という内容は、私と全く同じである。 この本は2019年の発行で、私は2020年に購入したが、…
便宜上「ELP伝記」と書いているが、正式には「Emerson, Lake and Palmer : The Show That Never Ends ... Encore」という書籍名である。初版は2000年に発行されたが、これは改訂版として2013年に発行された本である。初版は表紙に「A Muscical Biography」と書かれている。レビューによると各アルバムの主要曲毎に解説されているようだ。 この本は240ページ以上の内容であるが、バンドメンバ…
Music : Blue Note 1500番台の最初の 11枚について
Jazzの Boxは、2011年から購入してきた。そして最近 Blue Noteの録音集である 3種類の Boxを購入した(※1)事で、Blue Noteの1500番台、4000番台の録音が結構集まった。中には繰返し聴いてきた録音もあれば、あまり聴かなかったもの、最近購入して未聴のものなどが含まれている。せっかくなので、色々調べながら少し詳しく聴いていこうかと考えている(稿にまとめることも含めて)。別に番号順に聴…
EL&P : Pic 6-2. Endless Enimga
「Endless Enimga」と略しているが、正式には「Endless Enigma : A Musical Biography of Emerson, Lake and Palmer」という題である。著者は Edward Macanで2006年に発行された本である。 800ページを超える「大作」である。私は2018年にかなり安価な中古でこの本を入手した。日本語であっても 800ページもの書物を読破するのは大変であるが、この本は英文である。まだ読めている部分はわず…
北海道・東日本パスで道南・北東北を巡って来た。6泊7日の日程で、初日に青森泊、函館に二泊した。旅の前半の道南についていくつかを記載してみる。 ★北海道最南端の地 青森 5:41発、新青森 6:33発で木古内へ向かった。松前へ向かうがその前に散歩する事にした。松浦というバス停で下車する。そこから次のバス停まで数キロ歩くことになる(※1)。津軽海峡と津軽半島を眺めながらの散歩であ…
BOX : Miles Davis Out of The Blue (10CD) Membran 232544
Miles Davisの1945年~1957年の録音を年代順に収録したセットである。2011年に購入した。収録内容は Discogsの「Miles Davis - Out Of The Blue」「Documents – 232544」で確認出来る。各CDの収録時間は、60分台がほとんどである(58:41~70:20)。各CDに付けられているタイトルは以下の様なものである。 CD1 Early Miles ... Feat. Miles Davis Vol. 1, 1945-1947 CD2 Early Miles ... Feat…
温泉8泊の1月で始まり、例年同様に(個人的には)楽しく過ごせている。その点では良いのであるが、ゲルがまだ続いていることで精神的にうんざりする毎日である。あいつらは、よくも日本人の感情を逆なでするような事を次々と行っているものだ。史上最低の内閣と評しても良いくらいの者どもだ。選挙で大幅に議席を減らしても責任を取らないゲル、公約を守る必要はないと言い切るゲル、全く日本人と…
BOX : Hammond Organ Organized (10CD) Membran 600530
Hammondが演奏されている音楽のセットで、Jimmy Smithや Jack McDuffの名前もあるので購入してみた。購入したのは 2021年で、1800円弱の価格であった。全18枚のアルバムが収録されている。Discogsでは「Various - Hammond Organ Organized」「The Intense Media – 600530」として収録内容が示されている。もともとは、Hammondが大活躍するアルバム群を予想していたのであるが、実際はそうでも…
昨年、年齢の上では成年を迎えた「彼」であるが、その感想文に若干の違和感を感じていた。宮内庁のHPで「幼稚園や小学校、中学校に通っていた日々がついこの間のことのように感じていますが、もう成年なのかと思うと、時が経つのは早いと実感しています」と書かれているが、私の勝手な感想としては、これは親や親戚の感想に思えてしまう。時間の速さを感じるようになったのは、私の場合40歳を過…
別稿「Nice : 1967年8月13日 7th National Jazz & Blues Festival」で The Niceの「Debut」(プログレの源流の一つ)について言及したが、この稿では「Trioとしての始動」(キーボード・トリオの源流の一つ)について書いてみる。 The Niceが Davy O'Listの脱退後に、最終的に Trioとしてスタートを切ることになったが、これはプログレのキーボード・トリオの源流の一つであるとともに、EL&P結成…
BOX : Miles Davis Just Squeeze Me (10CD) Membran 223492
このセットは 2011年に購入した。しかし長年これに収録されている音楽にそれ程親しめない状況が続いていた(※1)。収録曲について一応録音日を調べたが、パーソネル等までは手が回らず(というか面倒だった)、ただCDを聴いていくだけに留まっていた。ただ「喧嘩セッション」(1954年12月24日)については、パーソネルを把握して聴いていた数少ない例であった。そして、最近「Miles Davis Milestones…
Nice : 1967年8月13日 7th National Jazz & Blues Festival
以前、The Niceの活動を分類し、1967年5~12月を「創成期」、1968年1月~1969年10-11月を「発展期」のように分析していた。まあそういう考え方も間違いではないと、今でも「多少」思っているものの、そのうち考察し直すことも考えている。特筆すべき「マイルストーン」がぼやけてしまっている。その一つが「Debut」であり、もう一つは「Trioとしての始動」である。 結論から言うと「Debut」…
BOX : Miles Davis Milestones of A Jazz Legend (10CD) Fermata 700299
Milesの録音は「Out of The Blue Membran 232544」「Just Squeeze Me Membran 223492 」という二つの10CDを持っているが(Kind of も持っていた)、それぞれほぼ年代順に収録されているものの、同じ録音日付のものが双方に分散したりしていて、不思議な収録内容になっていた。そして、Membranで「21 Original Albums on 10CDs」と書かれたこのボックスに一応興味は持っていたが、収録内容が不明の…
Music : 超ブルーノート入門 完結編 (集英社新書 中山康樹著)
最近、Fermataレーベルの Bule Noteのアルバムを収めた 10CD Boxを 3セット購入した。合計 30枚のCDに、58枚のLPが収録されていて、4000番台のアルバムも結構含まれていた。以前「超ブルーノート入門」を購入し、その続編である「完結編 - 4000番台の至福」も中古で安く入手することを 考えていたが、なかなか 安いものが見つからなかった。そして、優待で届いたクオカードが余っているので、新…
バンドの活動期間は、1985年~1986年である。 ★新バンド構想 ELPowelの英語wikiでは「Keith Emerson and Greg Lake had planned to re-form the original ELP in 1984」と説明されているが、Keithは当初ソロプロジェクトを考えていた。それが Greg Lakeとのプロジェクトに発展し、デモを作成する。当初ツアーの話はなかったが、レコード会社がデモに感動し、ツアーと 2枚目のアルバムの契…
BOX : Blue Notes Ⅲ Milestones of Jazz Legends (10CD) Fermata 700580
Blue Noteのアルバムのコンピレーションの第三弾である。「Blue Notes Vol.3」というタイトルが付けられることもあるようだ。20枚のアルバムが収録されている。旧盤は Discogsで「レーベル : The Intense Media - 600580, Documents - 600580」として情報が登録されている。収録されているアルバムにオリジナルの番号を付加して以下に示す。 BLP4032 Sonny Red Out of The Blue BLP5023 Ken…
今年の天皇誕生日の一般参賀について、4泊5日の行程とした。飯坂温泉、都内二泊、湯本温泉のルートであったが、使用した切符に従来にない試みがあった。 ★一筆書き切符 仙台から東北本線(新幹線)で東京へ行って、常磐線で戻って来ると岩沼で東北本線に合流してしまう。だから一筆書きの切符には出来ず、連続切符にしようか?などと考えていた。そんな中で、ある旅の途中で時間があったので…
EL&P : Live in Chicago, IL (August 21st, 1971) - Super 8 Film
5分程の短い映像が公開された。 一部カラー映像もあり、もっと他の映像もあるのかと思っていたが、そうでもないらしい。音も聴くことができるが、概要を読んでみると非正規音源を用いて映像に重ねたもののようである(※1)。最初に見た時は通常の映像(音源入りの)としか思えなかった。かなり上手に映像とシンクロさせているのが分かる。 サイレントであるが、冒頭の素手でドラムをたたいて…
第6章は書籍紹介である。私が所有している本の中で「展覧会の絵」に言及されている箇所やその概要について記す。 まずは「Emerson Lake & Palmer Pictures At An Exhibition: In-depth」である。著者は Laura Shentonで、2021年に発行された本である。私はこれ以前に「ELP Together and Apart」を購入していて、この本の文章を Laura Shentonが書いていた。内容はそこそこ満足できるものであ…
昨年、初めて天皇誕生日の一般参賀に参加した。冷たい雨が降る寒い日であったが、良い体験ができたので嬉しかった。そこで、今年も参加しようと昨年の終りに計画しようとしたが、2月22日は土曜日であり、いつも宿泊しているホテルもまったく空きがないので、あきらめていた。しかし、22日、23日の連泊でどうにかホテル(かなり簡易な施設だが)が取れたので、2年続けて一般参賀に参加する事にし…
BOX : more Blue Notes Milestones of Jazz Legends (10CD) Fermata 700450
Blue Noteのアルバムのコンピレーションの第二弾である。「Blue Notes Vol.2」というタイトルが付けられることもあるようだ。17枚のアルバムが収録されている。旧盤は Discogsで「レーベル : The Intense Media - 600450, Documents - 600450」として情報が登録されている。従来、私はこれらの Boxについて「Membran」と表現してきたが、実際箱を見ると「Documents」「The Intense Media」の表…
youtubeで「THE NICE-''Live in Hamburg''1969」という短い映像を見つけた。ツアー情報を見ると、1969年に The Niceは 2月19日と 6月4日に、いずれも Hamburgの「Star Club」で演奏していることが確認できる。映像でも Star Clubの文字が確認できるので、まあ間違いないのだろう。 以前「The Nice Ossiach 1969」という映像を確認しているが、両方とも「Rondo」の最後の部分の演奏である。そ…
EL&P : Pic 5-12. 1993年 Studio録音
EL&Pは、再結成後の1993年に「展覧会の絵」を初めてスタジオ録音する。この録音は「The Return Of The Manticore」4CD Boxで発売され、その後、アルバム「In The Hot Seat」にも収録された。 正直に言うと、なんか残念な気持ちである。「焼き直し」の印象が強すぎる。録音に対する前提や狙い、制約等がどのようなものであったかはよく(いや、全く)知らない。 バンド発足時に、Keithがこの…
2025年が一か月半を経過した。個人的には、1月に温泉旅を楽しみ、2月初旬に九州にも行って来た。次は天皇誕生日に合わせた旅行が控えている。久しぶりに Boxセットも購入し、聴かなければならない CDがまた増加していて、やることはいくらでもあって、全く退屈する事がない。今年は、ブルーノートを積極的に聴いていきたいと思っている。 一方、日本は危機に瀕している。そして気分が非常に…
BOX : Blue Notes The Essence of Modern Jazz (10CD) Fermata 700353
「21 Original Albums on 10 CDs」とあるように、Blue Note の5000番、1500番、4000番、4100番のアルバムからのセレクションである。5000番は 1952-1955年に発売された 10"LP盤である。1500番は名盤も多い中心的なシリーズで 1955-1958年の発売であり、4000番はそれに続く 1958-1962年、4100番は 1962-1965年の発売である。ちなみに、Jazzの録音情報、アルバム情報については「Jazz Discography…
例年、春の北海道・東日本パスの利用期間は、3月1日~4月22日までであるので、1月中旬に、4月6日~12日の日程で、函館(道南)&北東北の旅を想定してホテルを予約していた。実は、その前に 4月16日からの 7日間で計画しようとしていたのであるが、青森のホテルがとても高かったので、別な日程で計画していた。 ところが、その後パスの発売が発表されたが、利用期間が2月22日~3月31日に変更に…
Martyn Hanson著「Hnag On To A Dream The Story Of The Nice」の初版(2002年発行)について概要や感想を書いてみる。 全224ページである。本文は全18章の構成で、最初の2章がバンド発足前のことが記述されている。第3章から第12章までが、The Niceの物語である。第13章はバンド解散、第14章は Leeと Brianのその後、第15章は主にELP、第16章は、RefugeeからStratの死まで、第17章は90年代に…
Fermataというレーベルが、Membranのボックスを販売していることを知り、まとめ買いセールを待ちわびていたが、やっとセールが始まったのでいくつかオーダした。事前に購入候補を考えていたので、旅先であったが迷うことなく以下の 6種類をオーダし、無事手元に届いている。 ★700209 マルセル・メイエ/スタジオ録音全集 1925~1957(17CD) マルセル・メイエ (Marcelle Meyer)というピア…
中古本の EL&P伝記 初版「The Show That Never Ends A Musical Biography」を購入した。2017年に新版を 1800円程度で購入していたが、この中古本は 3500円程(送料含む)の出費であった。書籍レビューで楽曲解説等の新版にはない情報が含まれていることは把握していたので、一応、楽曲解説を目当てとして、ちょっと高いが思い切ってオーダしたのであった。以下に目次の抜…
1月下旬はおと休パスの期間なので、恒例の温泉泊を考えていた。夜中も入れるかけ流しの宿を、伊東、上諏訪、美ケ原、上諏訪と4泊予約していた。冬季なのであまり観光は考えずに「湯に浸かる」ことを最優先に考えていた。 それでも折角塩尻近辺まで行くので、おと休パスの範囲外になるが、中央西線を使って、中山道の宿場も少し巡ってみたいとは考えていた。ただし、積雪状況や天候によって…
Emerson : 英国から書籍が届いた(Nice伝記、ELP伝記)
昨年末に「Nice伝記(初版)」と「ELP伝記(初版)」をオーダした。注文したのは、アマゾンの日本語サイトであるが、商品は英国からの購入である。海外からの購入であるので、本当に届くのか?、ちゃんと「初版」が届くのか?という不安もあった。12月25日にNiceを、翌日にELPをオーダして、配達は、1月15日まで、16日までというオーダ表示になっていた。 ★Nice伝記(初版) そして15日に、無事…
Membran(Documents)レーベルの10CDのボックスセットは、私の音楽鑑賞の幅を広げるために大変有用なレーベルであった。そして年月が経過するについて、より新しい時代の録音がリリースされてきたので、60年代後半から70年代のアイテムが出てくるのを楽しみにしていた。ところが、2021年頃のリリースを最後に新譜が出なくなり、一応オーダ可能になっているアイテムでも、実際オーダしても1年近く…
Nice : 2002.10.04 Glasgow Royal Concert Hall (前半)
The Niceは、2002-2003年に再結成のギグを行った。2002年10月4日の Glasgowのコンサートが「Vivacitas Live At Glasgow 2002」としてCD発売された(2003年後半)。私がいつこのアイテムを購入したか、よく覚えていないが発売後二年後くらいには購入していたと思う(国内盤を考えていたが、結局価格の安い輸入盤にした)。その後、2005年10月の Keith Emerson Bandの来日公演(東京の2日間のギグを見…
youtubeの文化人放送局で、共和党の20の公約を説明していた。ジェトロの資料にもその内容を見つけたので、コピーしておく。上院と下院で共和党が多数派になっており、1月20日にトランプ大統領が就任する事により、ほぼ確実に実行可能な項目になるようである。個人的にその意味がよくわからない項目も多い(原文を確認したいものもある)のであるが、そのまま転載しておく。トランプ氏の政策ではな…
2024年の1月4日から10日に日帰りや温泉泊等で出かけた。2025年も同様に考えていたが、北海道・東日本パスの発売が明確になっていなかったので、気にかかっていた。 嬉しいことに、10月末に無事パスの発売が発表されたので、1月4日と5日は山形県のかみのやま温泉と寒河江温泉を予約した。その後、いつも宿泊している宿の予約が始まったので、11月末に福島県の湯本温泉と岩手県の台温泉を予約…
EL&P : Pic 5-11. 1977年8月26日 Montreal
1977年に「Works Vomule 1」を発表し、オーケストラ帯同の大規模なツアーで復帰を果たした EL&Pであったが、財政破綻によりトリオ編成でギグを続けざるを得なくなった。それでも、MSG及び、最後の Montrealでは再びオーケストラ共演を行った。ツアーの setlistに新しいアレンジの「展覧会の絵」がオーケストラ共演のアレンジで加わった。「展覧会の絵」は彼らの代表作であるので復活させたわけ…
EL&P : Pic 5-10. 1973年12月18日 & 1974年4月6日
「展覧会の絵」は、1973年11月~1974年8月までのツアーでは「Rondo」に替わってアンコール・ピースとして演奏された。この時期のトピックスとしては、Keithが「回転ピアノ」の演出を行ったことである。大掛かりな仕掛けであるため、頻繁に行われたわけではないが(※1)、ここで取り上げるギグでは、両方とも「回転ピアノ」が披露されており、映像でもそのシーンが確認できることは、大変貴重であ…
また新しい年が始まった。といっても個人的に改まって新年に向けて抱負がどうだとか考えてはいない。惰性で昨年まで続けてきた暮らし方を継続していくだけのことである。これが事実ではあるが、それで終わってしまうと何もなしになってしまうので何かしら言及したい。 ★令和の時代に生きる幸せ 今の日本は決して良い状態の国ではない。しかし日本人としてこの令和の時代に生きられることを…
年末である。今年は、年金受給者になったという事が大きな変化であった。リタイア後に、減り続けてきた資産が増加に転じることになり(投資も行っているため)、取り敢えず一安心という心境である。簡単に今年を振り返ってみたい。 まず、今年の主な旅は以下の様なものになった。年間の宿泊数は、120泊を越えている。ちなみに、2,5,6,10,12月の旅は全てJRで「往復切符」を利用した旅であったが…
年末になったので、一応まとめとして何か書いておきたい。 Emersonのカテゴリでは今年は記事なしに等しかったが、Niceについては、新たに映像を見つけたりしていくつかの稿を書いている。そして The Niceについては、1st Albumや 2002年の再結成Liveにも言及しようと考えてたが、来年への持越しとなった。 EL&Pのカテゴリでは、Gregの自伝や Carlの自伝を読んでいくつかの稿を書き、「展…
EL&P : Pic 5-9. 1972年7月22日 後楽園球場
1972年7月22日 後楽園球場での演奏を取り上げる。基本的にオフィシャル発売された録音を対象にしてきたが、映像が確認できるものとして貴重なものであるため、ここで言及する。 youtubeで「ELP Live in Tokyo 1972」という映像を幸いなことに見ることができる。TV放送の映像であるが、残念ながら画質はよろしくない。それでも、初来日の演奏を「目撃」できるだけでも有難いと思わなければい…
昨日のあさ8のゲストは竹田恒泰氏であった。ニュースのラインナップに入る前に皇室関連の話が語られていた。「あ」宮や「ひ」君の事が話されていたが、この人たち何を考えているんだ?という感想である。本物とエセの区別もついていないのか?、または何らかの理由により、真実に触れないようにしているのか?。こういうものとは戦っていかなければならない。でも、東京のヒグマ(※1)は手強そ…
北海道・東日本パスを利用して、高崎線と信越線沿いの中山道の宿場巡りを行った。東北から向かうにはこのパスは大変使い勝手が良い。宿は、高崎に二泊、伊香保温泉、東京二泊、小山とした。普通列車の旅で最終日に小山にはよく宿泊する。あまり遅くならずに帰ってこれるので、このような設定にしている。また、中山道が目的であったが、温泉も一泊入れることにした。 各宿場でハガキを出すこ…
BOX : Great Concertos (10CD)(025)
Great Concertos (10CD) Membran 223603 2010年に千円未満で購入した。Haskilの Mozartが目当てであった。商品情報を引用する。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ CD 1: (1) モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488 (2) ショパン:夜想曲第2番 嬰ヘ長調 Op.15 (3) ヴィラ=ロボス:『赤ちゃんの家族』~道化人形 (4) ショパン:幻想曲 へ短…
EL&P : Pic 5-8. 1972年4月2日&7月9日
1972年の Live音源として、オフィシャル・リリースされた2種の演奏について言及する。両方とも EL&Pが参加したフェスティバルでの演奏である。 「展覧会の絵」は、1971年6月20日の London公演を最後に、setlistから消えてしまう。しかし、11月に発表した Live LPが大ヒットしたため、1972年の米国ツアーから、全曲ではなく、後半のみのバージョンとして、setlistに再登場することになった…
Music : Mozart ピアノ協奏曲の楽譜 (16種集まった)
モーツァルトのピアノ協奏曲は、Horowitzが 1987年に第23番を録音していたので、その曲の楽譜はかなり前に購入していた。しかしそれ以外の曲は、ほとんどなじみがないまま時が過ぎていった。 Membranの 10CD-Boxが安価で入手できることを見つけ、2010年に Clara HaskilのBoxを購入した(Membran 232868)。このBoxには、Mozartのピアノ協奏曲の第13番、第19番、第20番が収録されていた。そして…
EL&P : Pic 5-7. 1970年12月9日 London Lyceum
バンドはこの映像の出来具合について不満であったようだが、初期の「展覧会の絵」のフル映像が残されたことは、嬉しいことである(余計な映像編集が残念であるが・・)。 そしてこの映像が、NHKの「ヤング・ミュージック・ショー」で編集版ではあるが放送されたことも特筆すべき事項である。wikiでは1972年と1974年に EL&Pが放送されたことが記されている。1972年の方は、ベルギーの映像であっ…
Music : Dvorak String Quartet "American"
ドヴォルザークの「アメリカ」という曲を認知したのは、虎ノ門ニュースであった。百田尚樹氏が今上陛下のエピソードを語った時であった。訪米した陛下が博物館を見学なされた。そこにはヴィオラの名器が展示されており、試奏を勧められたらしい。陛下は断ったようだが、それでも試奏を勧めてきたので、ついに演奏された。その楽曲が、ドヴォルザークの「アメリカ」という曲であったという話であ…
ELPowell : Emerson , Lake & Powell について書く
Emerson,Lake&Powellについていくつかの記事を書いてみようと思う。Carl が ELPowell は EL&P ではないと、釘を刺したために、別扱いになっているが、個人的心情としては、Works Volume 1のD面と Black Moonの中間に位置するべきものであり、少なくとも EL&Pの Love Beach や In The Hot Seatよりは、余程 EL&P 的なバンドでありアルバムであると考えている。2枚目のアルバムを制作することなく…
今年は、おと休パスを利用した旅を「5回」行った。おと休パスは今年度から東日本用が4日間から5日間に変更になっている。大変コスパの良い切符であるので、利用期間にはパスを利用する日程を優先して割り当てるようなスケジューリングで長年過ごして来ている。 ★2024年1月 (利用期間 2024年1月18日~30日) 2023年度 第3回の発売で、4日間の東日本用のパスを利用した。冬季なので、伊東、…
2024年もあと30日あまりとなった。 まず最近感じている残念な事項を書く。まずは「ゲル」である。海外に出て行って、非常識とも言える醜態をさらけ出したが、本当に日本の恥晒しである。クマプーとの握手は「両手」で行ったが、事前に所作についてレクチャーがあったにも係わらず、自分勝手に振舞ったらしい。他にも常識からかけ離れた振る舞いも聞こえている。更に、世界の潮流に逆らって、…
EL&P : Pic 5-6. 1970年8月29日 ワイト島フェスティバル
ワイト島デビュー(2nd Gigだが)の録音が残され、発売されたことは大変価値あることだと思う。録音状態は決して良くなく、演奏もまだまだこなれていないし(タイミング外している箇所もあるし)、一部チューニングに問題があったりと、普通に考えたら商業用には適さない音源である。それでも、貴重な記録であることは確かである。更に、一部のパフォーマンスは映像でも確認できるのも大変貴重であ…
11月12日から有効となる「おと休パス」で北海道を旅行した。4日目は小樽に宿泊し、16日に帰ってくる日程であった。最終日は特に行動予定を決めていたわけではなく、小樽と札幌を適当に散歩して、札幌 13:26発の北斗14号で帰ることになっていた。 ★16日 貨物列車事故発生 朝、TVで貨物列車の事故(※1)を知った。運行情報をチェックすると、函館本線の長万部~森間が運転見合わせになっ…
追憶 : 晩秋の北海道 ぐるり東西南北 (1995年11月)
以前より旅行記をまとめてきているが、一応それぞれにタイトルをつけている。「晩秋の北海道 ぐるり東西南北」は5日間有効の北海道フリーパスを最大限に活用した旅であった(1995年11月23日~28日)。 利用した切符は「秋ごろ北海道フリーきっぷ」(※1)で、5日間有効で3万円(仙台発着)であった。切符の案内には「乗車する列車が有効期間の翌日にまたがって運転する場合は、乗車中の列車から…
ELPowell : Endless Enigma , ELP伝記 , Together and Apart
Emerson , Lake & Powell のカテゴリを作成したが、記事が全く公開できない時期が長く続いている。ELPowellについて記事を書いていきたいと思い、いくつかの原稿を起こしたのは、もう2年程前の事になるのではないかと思う。計画はしたものの、未読の洋書があったため、ずるずる引き伸ばしになっていた。最近、やっと洋書も一読したので、まずそれらの概要について触れておきたいと思う。 ★T…
EL&P : 1971.11.25 Madison Square Garden , NYC
youtubeで興味深い音源が公開された。「Emerson, Lake & Palmer - 11/25/71 Madison Square Garden, New York, NY」というタイトルである。(2021/11/29)(※1)。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ Emerson, Lake & Palmer 11/25/71 Madison Square Garden, New York, NY Thanks to the unknown taper, and thanks to Paolo for the files! T…
おと休パスの特別設定が発表(利用期間 2024.11.11-12.10)され、その利用を考えた。そして北海道に行くことにした。目指す場所は羅臼だ。羅臼は特別行きたいと思っていた場所ではなかったが、思い切って行くことにした。その動機の一つが「ニッポン城めぐり」の城攻略である。そして、以前、根室市内の坂道から国後島を眺めたが、その反対側にも行ってみたくなった。初日に札幌散歩の後、札幌発…
BOX : Joseph Haydn Portrait (10CD) Membran 232778
「ハイドン・ポートレイト」と題されたこのセットは、一応、購入を考えていたが見送っていた。私の場合、Haydnの音楽で興味があるのは、ピアノ・ソナタである。このセットにもピアノ・ソナタが収録されているものの、CD1枚分のみであり、今一触手が伸びなかった。しかし「テムズとともに」を購入し、今上陛下が Haydnの弦楽四重奏曲にも取り組んでおられたことを知り、いままでほとんど興味の無…
MembranのBoxを色々集めた結果、PC1の録音も複数入手できた。Membran以外でもいくつかの録音を所有しているが、とりあえず、Membranに収録されている録音を比較してみることにする(注でMembranの収録Boxを示す)。長い曲であるので、まずは第1楽章を対象にしてみた。比較対象は以下の6種の録音である。ピアニスト名の横は録音年、次の行は指揮者名と各楽章の収録時間である。またミニスコアは所…
BOX : Gyorgy Cziffra Sensitive Passion (10CD)(072)
Gyorgy Cziffra Sensitive Passion (10CD)(072) Membran 233319 Gyorgy Cziffra(ジョルジュ・シフラ)(1921-1991)というピアニストは、結構昔から知っていた。というのも、40年以上前であるが、学生時代にClassicに興味を持ち始めた頃(といってもピアノ音楽のみであるが)、レコード等を購入する余裕は全くなかったので、FM放送をラジカセ(なつかしい!)で録音して聴いていた。そんななか、おそ…
EL&P : 書籍「On Track」by Mike Goode
書籍「Emerson, Lake and Palmer (On Track) 」は 2020年10月に購入した(1925円)。それから4年も経過してやっと一読した。様々な英語本を読んでいく過程で、なんとなく優先度が低くなった結果である。この本の購入後に「Together and Apart」、ELPオフィシャル本、Keith本も購入し、それらを読むことが優先的になった。更に、この本よりも前に購入していた、ELP伝記やNice伝記を読む時間も設け…
夏のシーズンも例年通り「北海道東日本パス」が発売された。今回、パスを利用して道南・青森を旅してきた。4月にパス発売を祈りながら、函館や弘前などのホテルの予約を入れておいた。日程分割ではなく、6泊7日の日程である。 初日は青森まで移動し宿泊し、次に函館2泊を予定していた。今回は、特にターゲットがあったわけではなく、なんとなくまた函館あたりに行きたいという気分でしかな…
私は鉄道を利用した旅行を何年も実施して来たし「青春18きっぷ」も長年に渡って結構利用してきた。近年は北海道&東日本パスも使用できる(利用期間が重複しているし、パスの方が利用期間が幅広くなっている)ので、以前よりは18きっぷの利用頻度は低下してきている。それでも、利用期間がやってくると、特に春と夏は日帰り5回用きっぷとして、とりあえず購入して、気が向いたら出かけるような使…
Keithが存命であれば、80歳の誕生日である。特別なトピックがあるわけではないが、なんらかの言及を行いたいと思う。前回、彼の誕生日に稿を書いたのは、2022年であった。当時、Keith本をオーダー中で、約2週間後に、無事、本が届いた。 その後、少しずつ時間を取って英語本を読み続けた。Keith本だけでなく、ELP伝記とNICE伝記も一応読破した。多大な時間をかけながらも、結構な量の英文を…
新庄城は本丸跡と二の丸跡の一部が最上公園となっているが、それ程見ごたえのある城跡ではない。しかし、城下のあちこちに設置されている説明標柱を巡ってみると、城跡だけでなく、城下の町割りや羽州街道などを辿ることができ、かなり興味深いと思っている。 新庄市のHPに「旧町名標柱について」というページがある。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++…
以前から見学してみたいと思っていた場所である。以前にも見学を検討していたが、ヤマハのINNOVATION ROADが無料で見学できるので、そちらの訪問が先になっていた。今回、高知城からの帰路に見学してみることにした。 博物館のHPに「VRで見る展示室」があり、館内の様子を見ることが出来る。地下の鍵盤楽器ルームが第一目的であったが、電子楽器の部屋ではMoogも展示されているので、それを…
Chopinは、1949年10月17日に亡くなっているので、今年は没後175年である。以前、没後200年まで頑張ろうと思ったことがある。今でも、ぼんやりと没後200年まで生きていたいと思ってはいるものの、恐らくその前にこの世から居なくなっている可能性の方が高いのではないかと考えている。 ところで、去年の10月17日は、私が日本保守党の党員になった日でもある。党員2年目であるが、党費は月単…
東海道の宿場巡りは、丁子屋で絵葉書を購入したことがきっかけとなり、既に三回実施済であり、まだ絵葉書は2セット残っているので、そのうち(尤もその体力があればだが)第四次、そして第五次を実施するつもりである。 そこで気づいたのであるが、江戸期の江戸と京を結ぶ幹線である中山道にもきちんと向き合いたいと考えた。いくつかの宿場は何度か巡っている場所もあるが、きちんと69次を…
Horowitz : 1951.03.05 Carnegie Hall
1951.03.05 Carnegie Hall Recital 既に言及したように、この Live音源の一部(ほんとにわずかな一部だが)は「LM-1957 Horowitz in Recital」で発売された。更に、70CDの「59a 59b」としてコンサート全体が発売され、Carnegie Boxにも収録された。RCAによる録音であり、以前の Yale Collectionも価値の高いものであるが、録音の音質の観点から、この日と 4月23日、1953年2月25日の Live録音は…
BOX : Sir John Barbirolli (10CD) Membran 224043
バルビローリのBoxは購入を検討していたが、所有している他のBoxと重複する録音がいくつか存在するのと、録音日付が1930-40年代と古めであったことから、購入を見送っていたアイテムであった。今回、旅の途中で中古の物を見つけて、迷ったが最終的にその店を再訪し購入してきたBoxである。購入価格は 980円でまあ安めではあるが、かつてこれらのアイテムを精力的に購入していた時期(2012年頃)に…
ブログのアドレスに使用している文字「plenic9」であるが、私が勝手に作った文字列である。でも、れっきとした意味を持った文字列である。「plenic」は一応ネット検索して類似のものがないことは確かめていた。ところが、最近「スロベニア語」で類似の語があることを偶然見つけてしまった。スロベニアといっても、どこだ?といった感覚なのだが、旧ユーゴスラビアであった地域のようだ。私には…
JR東日本の「おとなの休日倶楽部パス」は毎回発売期間に利用するキップである。2024年9月26日~10月8日の利用期間にもこのパスを利用した。北海道にもいける方ではなく、JR東日本がフリーエリアのもので、えきねっと予約で 18,800円(5日間有効)である。 フリーキップだと、あまり必要性がないのに、あちこち行き来するような傾向があったが、今回は温泉でゆっくりすることを第一目的として、…
「テムズとともに」では第6章「オックスフォードでの芸術活動」で音楽を始めとした様々な芸術との関りについて書かれている。言及されている音楽は室内楽がほとんどであり、私にとってはほとんどが知らない楽曲群である。そして「音楽家ゆかりの場所を訪ねる」(P125-)で作曲家ゆかりの地を訪問したことが書かれている。そしてそのほとんどが英国以外の地である。P198では「ヨーロッパ諸国を回る…
もう10月になった。それなりにメリハリのある生活をしているので、あっという間の9ヵ月というわけではないが、今年も残すところ、3ヵ月である。 さて10月であるが、まず「おと休パス」の期間であるので、早速信州などの温泉巡りの5日間に出発する。都内で買い物等もする予定であるが、日本人比率の低い場所に行くのは、あまり良い気分ではない。もともと特亜は敵であるが、「すらいむ」も日…
北海道・東日本パスはよく利用する切符である。夏のシーズンは、利用期間が7月1日から9月30日までと長いのが特徴である。日程でなにかのターゲットがない場合は、宿代が高く、予約がとりづらくなる土曜日を避けて、日曜から土曜までの7日間を設定することが多い。そこで、7月下旬に、9月22日から9月28日までの7日間をパス利用日として計画した。7日間であるが、日帰り+1泊2日×3 として温泉泊を…
前回の日記から一週間が経過した。 ★品の事件 妙佛チャンネルを見続けている自分にとっては「とうとう起きてしまったか」という認識である。更に、経済も崩壊に向かっている現状では、不満のはけ口として、類似の事件が続発しているリスクはかなり高いと思う。そういう状況の中、外務省HPで「中国:凶悪犯罪に対する注意喚起」を掲載するのみで、 「危険レベル」は全く変更されていない。…
ここでは、Emerson, Lake & Powell時代とEL&P再結成時の展覧会の絵について記す。 ★1986年 Emerson, Lake & Powell tour 1986年のEmrson Lake & Powellのツアーでは、Tarkusと Picturesのメドレーとして演奏された。Tarkus(Eruption~Stones of Years~Iconoclast~Mass)の後、Pictures(Promenade~The Great Gates of Kiev)であり、EL&P時代の人気曲であるから、出来る限り圧縮してセッ…
久しぶりに「テムズとともに」を手にした。第2章「ホール邸での生活」のなかで、渡英直後の英語研修を説明した節(P19-)がある。我々の年代は、中学校から英語の授業が行われていたので、しっかり勉強すれば「読み」「書き」はそれなりのレベルに達する事はできたであろう。また、将来に備えて、英会話の訓練なども受けられていた可能性はある。特に留学を計画した時点では英語の特訓も行われて…
Horowitz : RCA LM-1957 & LM-2357
1951年3月5日と1951年4月23日のリサイタル録音の一部は、LP時代に発売されていた。 ★LM-1957 Horowitz in Recital (1957年発売) ★LM-2357 Pictures at an Exhibition from an actual Carnegie Hall recital (1959年発売) 以上の録音は、70CDでは、CD20と CD23に収録されている。 ステージから引退後、Clementi等の録音活動を再開し、発売されていたが、それらのマテリアルが十分では…
結果として自業自得なのだが、空しい日々を過ごしてしまった。そしてなんとなく「空虚な日々」という言葉が浮かび上がってきた。これは、曲のタイトル「空虚な日々の想い出」(※1)に由来するものである。その空しい内容を書いても何も生み出さないので、最近感じた事項などを書きとどめておきたいと思う。 ★50-50 大谷翔平選手が、順調に活躍している(でもリハビリ中の投手なんだ)。本…
EL&Pの名曲として、展覧会の絵と Tarkusを選定するファンも多いかと思う。1977年に久しぶりのツアーを行ったEL&Pであるが、オーケストラ帯同のツアーとして企画された。「Works Volume 1」はオケ共演の曲がほとんどであるので(Fanfareはアルバムではトリオのみの演奏だったが、Liveではオーケストラも参加した)オケ共演に適しているが、以前の曲をどのようにセットリストに含めるかについて、オ…
Horowitz : 1950.12.09 Tchaikovsky PC1
youtubeで「Vladimir Horowitz private acetate home recording - Tchaikovsky Concerto No. 1 (1950, unpublished)」(30:20)と題する音源を見つけた。補足情報は以下の通り。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ Radio Broadcast: December 9, 1950: Mormon Tabernacle, Salt Lake City, Utah (Live) Tchaikovsky: Piano Concerto No.1 in B-flat minor, Op.…
展覧会の絵は、1971年6月20日の London公演で最後のステージ演奏を行った後は、setlistから引退していた。Gregの発言等によると、バンドのオリジナル素材も増えたために、初期の展覧会の絵の役割(ギグにおけるレパートリー補完)は終えたと考えてよかった。 しかし、Live録音した展覧会の絵が、1971年11月にリリースされ、世界的なヒットになった。おそらくファンの要望に応えて復活させたの…
BOX : Otto Klemperer Beethoven , Brahms , Bruckner Membran 233373 (10CD)(209)
このセットは、少し前までだったらあまり興味を示さなかったと思う。中古で見つけて、780円と安かったし、Beethovenの交響曲が全曲含まれていたので購入した。収録情報を以下に示す。既に廃盤になっているアイテムである。オットー・クレンペラー(1885-1973)は名前を聞いたことがある程度で、ほとんど知らなかった。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++…
Horowitz : 1950.10-12 RCA Recordings
1950.10-12 RCA Recordings。この時期の録音は以下の通りである(70CDでの収録CDも併記している)。 1950.10.10 Brahms: Waltz in A-flat major, Op.39 No.15 (CD28) 1950.10.10 Moszkowski: Etude in A-flat major, Op.72 No.11 (CD25b) 1950.10.10 Moszkowski: Etude in F major, Op.72 No.6 (CD37) 1950.12.27 Sousa-Horowitz: Stars and Stripes Forever (CD37)(※1) 1950.12.27 Lisz…
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初めて、投資信託を購入したのが、2006年6月であり、そこから起算すると、20年目に突入した。振り返ってみると、ある程度若い時期(本業がある時期)に始めた事、そして、リーマンショックを経験し、投資の世界がシビアなものであることを痛感し、含み損への忍耐力を付けることができて、良かったと思っている。 ★投資信託(個別銘柄) 当時は、日本株、世界株、日本債権、世界債権、日本リー…
「人生が変わった」とまでは言わないが、多大な影響を受けたことは確かである。初めてロック音楽に触れたのが「Nutrocker」であった。電子オルガンを習っていて、先生の自宅のレッスン室で「Nutrocker」のシングル盤を聴かされてぶっ飛んだのは、約50年前のことであった。 そして、初めて買ってもらったレコードが「展覧会の絵」であった。当時、我が家にはステレオがなかったので、ステレオ…
毎月月末には、銀行・証券会社の口座残高をチェックしているが、いちいち通帳記帳等しなくても確認できるように、ネットでチェックしている。その中で、2つの証券会社の口座を利用して株式投資を行っており、これらは毎日利用している。そして貴重な収入源にもなっている。 携帯のメールには、様々な「ニセ」メールが毎日流れてきている。中には、私が所有していないカードのものもあるが、…
従来の「おとなの休日倶楽部パス」は、木曜から次々週の火曜までの、13日間の利用日設定で発売されてきた。前回は 2025年1月16日(木)~28日(火)の利用日設定であった。これに対し、今回は 6月23日(月)~7月5日(土)の13日間の利用日になっている。この設定は、私にとっては利用しやすい日程になっており、この期間内で、おと休パスを「2回」利用する事を計画している。 ・1回目 (6月23日~27…
Gregの自伝で、展覧会の絵のアルバムの成功により「クラシック音楽に対する先入観や偏見の壁が取り払われた」(P129)と説明されている。EL&Pのアルバムがヒットして、クラシックのレコード(展覧会の絵)の売上が増加した。ロック音楽しか知らない若者がクラシック音楽を聴く機会を与えることになったと言える。 また、このような若者がクラシックを聴くようになったことで「我々は彼らを教育し…
このセットは、2019年に Membran 600388をオーダしたが、そのオーダを組み直した際に注文から外れ、結局購入できないままになっていたセットであった。今回、Fermataレーベルで購入した(1980円+送料配分)。ベートーヴェンのピアノ協奏曲とピアノ・ソナタ等が収録されている。以下に商品情報を引用する。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++…
もともとのタイトルは「他の楽曲への影響」という設定でこの一連の稿を書いて来た。全体の目次構成を考えたのが、2021年の10月頃であり、気が付いたら、その時点からかなりの時間が経過してしまった。恥ずかしいことに、当時、どのような事を書くつもりでタイトルを考えていたのかを忘れてしまった。 この稿のタイトルは「他への影響」として以下を記載する事にする。 クラシック作品の編…
このセットは、Membran 600401として発売されていたが、どうも「塔」レコード限定商品として扱われていたようである。このため、Membranでこのアイテムの存在を認知する事はなかった。今回、Fermataで発売されたことにより、私の目に留まった商品になった。 「Sunday At The Riverside The Best Time of Jazz Piano Ⅰ」と題されている。「川辺の日曜日」という題だが「Riverside Records」…
最近、Miles Davisの Box(Fermata 700299)(※1)を購入して、Milesの音楽を聴く機会が増えている。そのセットには収録されていないが「Dig」というアルバムについて少し詳しく聴いてみた。録音日は 1951年10月8日で、Milesが Prestige Recordsとの契約後、2回目のセッションのものである。 当時、10"盤が登場し、やがて、12"の LPレコードが発売されていく時期である。それ以前は短い楽曲を録…
第 7章は「影響」に関する事を述べる。 最初は「バンドのイメージ」についてである。私自身は「展覧会の絵」の発売後、2年以上経過した頃、このアルバムで EL&Pを知ったが、日本では特に「展覧会の絵」のヒットにより人気が爆発し、1972年の来日、野球場での公演につながっていったのであろうと思う。 「展覧会の絵」がバンドの最高傑作であるかどうかは、様々な評価の観点があるであろ…
フリッツ・ライナー(1888-1963)は、ホロヴィッツがベートーベンやラフマニノフで共演して録音を残しているので、その名前は結構昔から知っていた。このセットの購入理由は「キージェ中尉」が含まれていたからである。それ以外にも、Keith Emersonに関係する曲(ツァラトゥストラはかく語りき、展覧会の絵、序曲『1812年』)が含まれ、シェエラザードの様に、私が好きな曲も含まれているので購入を…
このルートは、ニッポン城めぐりの攻略のために設定したものであったが、意外に面白い旅になった。ちなみにこのルートを辿ることで新たに攻略できた城は、たった「4城」のみであった。行程は、岡山から高速バスで米子へ向かい、浜坂まではJRを利用し、その後、バスで湯村温泉から八鹿駅へ向かうというものである。 ★岡山~米子 岡山から米子へは高速バスを利用した(1城攻略するために)。途…
Emerson , Lake & Powell は、1枚のアルバム発表と 1度のツアーだけでそのバンド生命を終えている。当初、2枚のアルバムをリリースする予定でスタートしたのであるが、結果は残念なものとなった。アルバムの出来も良いし、Liveも良かったので、とても残念である。ちなみに、ELPowellに対しての「不幸」な出来事についての稿であるので、Keithと Gregが EL&P再結成を計画した際に、Carlが参加で…
また Boxセットを購入した。旅先であったが、3月上旬に割引セールが始まったので注文を行った。予め次のオーダ候補のアイテムをメモしていたので迷わずに注文できた。オーダ当初は在庫有が 2アイテムのみで、入荷待ちが続いていた。一度出荷予定日になったが、 1アイテム未入荷であったので入荷待ちを継続し、結局、オーダ後、1か月半程でやっと届いた。今回の購入も、10CDは 1980円で、送料を…
トランプ大統領の政策に対し、ゲルは「国難」という表現を使ってるようだが、その表現をアメリカ側が聞いた場合の影響など、考えてもいないのであろう。少し前の「あさ8」で百田尚樹氏が、今の自民党は中共の下部組織になっているというような意味合いの発言を行っていたが、4:7サイドから見ると、きっと国難なのであろう。 youtubeで複数の人の見解を聞くと、トランプの狙いはいくつかある…
「Emerson Lake & Palmer : every Album every song (On Track)」は、Mike Goodeの著作である。彼は「A fan since hearing Pictures as an Exhibition as a teenager in the 70s」と説明されている。リアルタイムで展覧会を聴いたのかどうか不明だが「70年代の10代の時、展覧会を聴いて以来のファン」という内容は、私と全く同じである。 この本は2019年の発行で、私は2020年に購入したが、…
便宜上「ELP伝記」と書いているが、正式には「Emerson, Lake and Palmer : The Show That Never Ends ... Encore」という書籍名である。初版は2000年に発行されたが、これは改訂版として2013年に発行された本である。初版は表紙に「A Muscical Biography」と書かれている。レビューによると各アルバムの主要曲毎に解説されているようだ。 この本は240ページ以上の内容であるが、バンドメンバ…
Jazzの Boxは、2011年から購入してきた。そして最近 Blue Noteの録音集である 3種類の Boxを購入した(※1)事で、Blue Noteの1500番台、4000番台の録音が結構集まった。中には繰返し聴いてきた録音もあれば、あまり聴かなかったもの、最近購入して未聴のものなどが含まれている。せっかくなので、色々調べながら少し詳しく聴いていこうかと考えている(稿にまとめることも含めて)。別に番号順に聴…
「Endless Enimga」と略しているが、正式には「Endless Enigma : A Musical Biography of Emerson, Lake and Palmer」という題である。著者は Edward Macanで2006年に発行された本である。 800ページを超える「大作」である。私は2018年にかなり安価な中古でこの本を入手した。日本語であっても 800ページもの書物を読破するのは大変であるが、この本は英文である。まだ読めている部分はわず…
北海道・東日本パスで道南・北東北を巡って来た。6泊7日の日程で、初日に青森泊、函館に二泊した。旅の前半の道南についていくつかを記載してみる。 ★北海道最南端の地 青森 5:41発、新青森 6:33発で木古内へ向かった。松前へ向かうがその前に散歩する事にした。松浦というバス停で下車する。そこから次のバス停まで数キロ歩くことになる(※1)。津軽海峡と津軽半島を眺めながらの散歩であ…
実は旅の準備に時間を割く必要が有ったのであるが、Carlの自伝を読むことに結構時間を割いてしまった。第5章を先に読んだのであるが、続いて、第3章と第4章も読んでみた。その後、序章も読んでみた。その後、旅から戻って、第1章を読んでいる途中である。 FOREWORD by Rick Wakeman INTRODUCTION (P5) 3 LIVING ON A KNIFE-EDGE (P43) 4 ATOMIC ROOSTER (P49) 5 EMERSON , LAKE & PALMER…
4月20日に旅から帰ってきたが、その時からTVの電源を入れるのを止めた。そのきかっけは、自称公共放送の偏向放送局である。本当に日本に害をもたらす組織でしかない。早くつぶしたい。始めは、TVの映像や音が部屋にないと、何か寂しい感じもしたが、徐々に慣れていった。 その後、5月中旬には二週間程出かけた。ホテルではTVを付けたが、BS等の昔の時代劇や音楽番組は能動的に見たが、それ以…
九州からの帰路で広島観光に一日を設定した。そして、江波山気象館に行ってみることにした。特に興味があったわけではなく、口コミをさらっと見て、なんとなく良さそうだくらいの認識であったが、実際見学すると結構楽しめた。入館料は 100円である。 市電の一日乗車券を使用して江波駅で下車して歩いていく。なかなか良い外観だと思いながら入館し、1Fでビデオを見た後、エレベータで3Fに上…
Macanの「Enigma」の第 4章(P105-139)を取り敢えず読んでみた。1st Albumを中心に、1970年6~12月までのストーリが説明されている章である。基本的に良く知っている内容がベースになっているのであるが、正直、難しい本である。多彩な音楽用語が次々と出てくるし、説明されている内容も難易度は高い。 Macanは、1st Albumを結構高く評価している。そして、各楽曲についてかなり詳細に分析し…
Keithの20CDのセット「Variations」と Carlの「Fanfare For The Common Man」(3CD+ブルーレイ+自伝)が続いて到着した。最初にオーダした日付はそれぞれ異なっているのであるが、結局ほぼ同じタイミングでの入手となった。 Keithのアイテムは、2023年11月3日のオーダで、一緒に注文したアイテムの入荷待ちを繰り返していたものである。結局オーダした 5アイテムのうち、購入できたのは 2アイ…
収録内容がよく分からないまま購入したセットである。Hancockは昔LPを何枚か買っていたが、全て70年代のエレクトリック時代のものであった。だから、重複する事はないだろうし「And Friends」とあるので、リーダー作以外のものも結構含まれているものだとは思っていた。しかし実際の収録内容は違っていた。Hancockが参加していないアルバムが大多数であり、Hancock参加の物はほんのわずかであっ…
世間的にはGW期間であったが、どこにも出かけずに次の旅行の準備を行っている。今月半ばには、熊本と鹿児島へ行き、帰路に広島、大阪、名古屋、東京にも立ち寄ってくる日程を計画している。そしてこの旅で利用する切符は、先月の旅行中に会津若松のみどりの窓口で購入を済ませている。近年、JR東のみどりの窓口がどんどん閉鎖されているので、時間に余裕がある時に、次の日程のための切符を購入…
自伝の第2章で、ザ・シェイムでの録音に言及(P54)されている。Greg Lakeの Magical(7CD)や Anthology(2CD)には、The Shameと Shy Limbsの録音が収録されている(私はこれらのアイテムは未入手である)。 MagicalのCD3では、 03. The Shame – Don't Go Away Little Girl 09. Shy Limbs – Love の2曲が入っている。 ★The Shameの録音 Discogsによると「The Shame – Don't Go 'Wa…
ブラタモリはずっと見ていて、その舞台となった場所に実際に行ったこともあるが、番組で紹介された場所を網羅するのは容易でない場合が多い。また「特別な許可を受けて」というように一般人は普通では入れない場所であったりすることもあるので、行きたくても行けない(入れない)スポットも結構紹介されている。 2023年9月16日に「北海道・稚内〜“最北の町”で暮らすとは?〜」が放送された…
「まったけ」とは大変奇妙な名称である。そして漢字では「白米城」と書く。ちなみにこの城跡は、予め訪問を予定していたものではなかった。 「ニッポン城めぐり」の大分県攻略のため、中津駅 7時22分発の守美温泉行バスに乗車した。無事攻略を終え、耶馬渓校前でバスを降りた。ここは何もないので平田バス停まで戻った。バスの車窓から見えたアーチ橋を渡ってみる。「馬渓橋(ばけいばし)」…
Edward Macanの「Endless Enigma」を第3章まで、取り敢えず読んでみた。EL&P結成前の3人についての章である。各章のページ数は、第1章が49ページ(Keith)、第2章は36ページ(Greg)、第3章は18ページ(Carl)となっている。第1章については別稿で記載したが、The Niceの5枚のアルバムの各曲に言及されており、音楽的に充実した内容になっていた。 第2章は、King Crimsonが中心となっていて、2枚…
SLばんえつ物語号で新潟に行った。翌日は県内を巡ってみたが、食べ歩き的な内容になった。直江津、長岡市摂田屋、長岡を巡った。移動時間は以下の様なスケジュールであった。 新潟 5:14 → 直江津 8:07 直江津 9:22 → 宮内 10:20 宮内 12:27 → 長岡 12:31 長岡 15:33 → 新潟 16:50 ★直江津 塚田そば店 一番列車に乗り長岡乗り換えで直江津へ向かった。「塚田そば店」は何回も行った…
東京都江東区の補選は、私個人的には直接の関係はないのであるが、今月後半の一番の関心事項である。最良の結果を期待しているが、それにも増して、ムーブメントが既に起き始めていることに希望を見る思いである。 TVや新聞はほとんど無視状態であったが、流石にこの頃は無視できない状況になってきている。戦略的分析は後に明らかにされるのかもしれないが、当初想定された競争相手に対し、…
北海道&東日本パスはJR北海道とJR東日本と青い森鉄道やIGRいわて銀河鉄道等の鉄道の普通列車に乗車できる7日間有効の特別企画乗車券である。かつては、急行にも乗車できる設定であり、まだ「急行はまなす」(※1)が運行されていた時期に、一度だけ利用して北海道を巡ったことがあった。料金も安いのであるが「7日間連続」のパスであるため、普通に会社員として働いていると、年末年始やお盆休み…
青森県の中で、弘前が一番好きな街で、よく行く場所である。4月上旬にまた弘前を訪問することにした。前日は青森泊で、今まではアウガの三國寿司でまぐろ中落丼の朝食を食べるのが定番になっていたが、廃業していたので別な試みを行っていた。この前も、青森から弘前に移動して、虹のマートで朝食としていた。前回のメニューは、おかずやのハマダで豚汁&ハムカツ&ごはんの組合せ(400円)であっ…
Edward Macan著の「Endless Enigma」は「A Musical Biography of Emerson , Lake and Palmer」と記されており、私は2018年に中古本であるが、2300円(送料が300円弱必要だったが)という破格値で入手し、あちこちを拾い読みしてきた。 この本について Niceのカテゴリで取り上げるのは、最近、最初から全部読破することに決めて(さて何年かかるだろうか?)、やっと EL&P結成前の Keithの章を読ん…
「第2章 バンド草創期」では、King Crimson加入以前の複数のバンド経験について書かれている。「1960年代半ばにやっていたバンドに関する記憶は、今となってはぼんやりとしている」という書き出しの様に、今一つ、実態がはっきりしていない。 事実、自伝と Gregのwiki(日本語版と英語版)を比べて見ると、三者それぞれが微妙に異なっている。自伝では、ユニット4、タイム・チェックス、シャ…
Greg自伝の第1章「少年時代」でハンク・マーヴィンに大きな影響を受け、後に本人と出会った事が説明されているが、ハンクについて全く知識のなかった私にとっては「ああ、そうですか」的な感想しかなかった。最近、Edward Macanの Endless Enigmaの Gregの章を読んだのであるが、そこでハンクが在籍したバンド Shadowsについて説明されていた。それでやっと当時の英国のポップシーンについて多…
以前、Keithが Vocalを歌っている「Daddy Where Did I Come From」の映像を取り上げたが、その演奏の日時と場所が明らかになっているので、改めて整理しておきたい。 その映像は、1968年5月のローマのフェスティバル(4日間開催された)の物であった。 ツアー情報では「International Pop Festival (with TYA, The Move, P.Floyd, Association, B.Auger; 4000people)」と記されており「Reco…
2002年に Sanctuary Recordsからリリースされ、日本盤も発売された「BBC Sessions」のCDをやっと(中古だが)購入した。 Paul Russellの説明によると、BBC sessionsは1967年10月に始まった試みで、アーティストがスタジオで何曲かを演奏し数日後にラジオ放送されるというものである。The Niceは67年9~10月に 1st Albumの録音を行っているので、そういう時期にスタートしたことになる。アルバ…