東京都江東区の補選は、私個人的には直接の関係はないのであるが、今月後半の一番の関心事項である。最良の結果を期待しているが、それにも増して、ムーブメントが既に起き始めていることに希望を見る思いである。 TVや新聞はほとんど無視状態であったが、流石にこの頃は無視できない状況になってきている。戦略的分析は後に明らかにされるのかもしれないが、当初想定された競争相手に対し、…
Nice : War and Peaceの原曲は Big John Pattonの録音だった
最近、The Niceの伝記「Hang on to a Dream」を最初から読み進めている。以前、The Niceの1968~69年の部分などについて少し読んでいたのであるが、改めて最初からの完読を目指して、少しずつ読み進んできた。現在、The Niceの 1st Album「The Thoughts of Emerlist Davjack」に関する部分を読んでいるが、ここで私が今まで認識していなかった、The Niceの曲の原曲に関する情報を得た。それは「…
Emerson : 『キース・エマーソン自伝』発売記念 ―自ら語る、『自伝』と音楽― 2013.03.21
youtubeに2013年来日時の Keithのインタビューが登録された。タイトルは「『キース・エマーソン自伝』発売記念 ―自ら語る、『自伝』と音楽― 2013.03.21」であり、概要欄には以下の様に説明されている。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 2013年3月20日、キース・エマーソンさんは、「吉松隆 還暦記念コンサート《鳥の響展》」…
盛岡 5:57発の釜石行に乗って遠野へ向かった。遠野駅で下車すると、待合室ではストーブが炊かれていた。東京では桜が満開であるがこちらはまだ冬モードが続いている。駅を出てまっすぐ進み鍋倉城へ向かった。何回か行ったことはあったが、城跡をきちんと見学したのは今回が初めてであった。 鍋倉城はwikiで「鍋倉山に本丸を築き、猿ヶ石川と早瀬川を外堀、来内川を内堀とした。寛永4年(1627…
百名城&続百名城のスタンプ巡りは、通算 193城迄達していて、コンプリートが見えてきた。百名城の残りは人吉城と高知城でどちらも過去に行ったことがあるが、トリは高知城にしようと思う。また続百名城について最後は能島城にしようと考えている。今までは前後関係等は考えずに城巡りしてきたが、今後はコンプリートに向けてのスケジュール検討を行った。今のところ今後の予定は以下の通りであ…
島原の乱で有名な原城は行ったことはあったが20二十年以上前のことであまり覚えていない。続百名城になっているので再訪することになった。 wikiでは「島原半島の南部に位置し、明応5年(1496年)、日野江城の支城として有馬貴純によって、有明海に張り出した丘陵に築かれた。 15世紀末期に文禄・慶長の役で朝鮮半島の倭城や肥前名護屋城の知識を得た有馬晴信によって居城として整備された。…
沖縄の百名城を片付けたので、次は長崎県と佐賀県の百名城めぐりを計画した。佐賀県では佐賀城と吉野ヶ里は済んでいるので、それ以外の百名城を集中して巡ることにした。 九州への往復には、青春18切符を使用することにした。かつてはムーンライト九州やムーンライト山陽といった、九州方面へのアプローチに便利な臨時の夜行列車が存在したが、今はそのようなものはない。往路は三日かけて長…
昨年11月に無事英国から届いた「Keith Emerson Book」であるが、やっと完読した。途中で、EL&P伝記の1980~90年代の部分を読んでからこの本に戻ってきた。そして2月初めにとりあえず完読できた。 全Ⅵ章の構成であるが、彼の人生について時系列になっているのは、Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅴ章であり、Ⅳ章は家族と親しい友人達の言葉、Ⅵ章は全員からの言葉がまとめられている。 Ⅰ~Scherzo (P 10) Ⅱ…
バスのフリーパスを利用して勝連城と中城(なかぐすく)城を訪問した。前回中城城に行った際はタクシーを利用したのであるが、今回は徒歩移動とした。また私の場合、百名城スタンプを押したハガキを最寄りの郵便局から投函する必要が有るため、それも考慮したルートになっている。更に、ニッポン城巡りアプリの攻城の関係から、行きはすこし遠回りのルートを選択した。 ・県庁北口から27系統の…
沖縄の百名城の中で今まで一度も訪問したことがなかったのは今帰仁(なきじん)城であった。那覇から行くと一日がかりである。今帰仁城のHPのアクセス情報では「本部循環線」と「やんばる急行バス」が記されている。フリーパスの利用等も検討したが(※1)、乗り換えなしで行けるやんばる急行バスを利用することにした。 ・県庁北口 6:45発→今帰仁城跡入口 9:02着 ・今帰仁村役場 12:55発→県庁…
2015年から百名城めぐりを始めているが、その間沖縄へは一度も行っていない。従って沖縄の百名城(首里、今帰仁、中城、勝連、座喜味)は手付かず状態であった。そろそろ片付けたいと思い、昨年の11月頃に行こうかなとなんとなく思っていたのであるが、結局他の要件で予定が埋まっていって延期になっていた。 なんか準備に今一つ本気になれなくて、だらだらしそうになったので先に日程を決める…
昨年の大河ドラマは初回を見て、自分には馴染まない制作方針に思えたので以降全く見なかった。時代的にも興味がなかったし。今年は、戦国時代でもあり、一応5回までは見てきたが、以降見るのを止める。 大河ドラマは、1963年の「花の生涯」から始まっているが、当時の記憶は全くない。いくらか記憶があるのは、「太閤記」や「源義経」である。義経を演じたのは、尾上菊之助(当時)なのだが、…
Emerson : 「インタビューズ」増補版は出ないだろうか?
リットーミュージックが刊行した「キース・エマーソン・インタビューズ」(1992年)は、30年前の書籍であるがその価値はほとんど失われていないと思う。私自身、昔から所有していたのだが、全体を読んでいたわけではなかったように思う。そしてしばらく行方不明になっていて、Keithの自伝を読む際に、改めて参考として読んでいった。そして、以前は何となく読んでいた内容が、自伝の記述等を基に…
自分が幸せな状態にいたり、将来的にもっと幸せになれると思っている時は、自分が果たして「幸せだろうか?」などとは考えないと思う。だから自分が幸せかどうか自問自答するということは、それ程幸福度が高くないという証拠になるかもしれない。 なんとなく、別な国や別な時代に生まれたらどうだったろうかと考えて見た。と言ってもあまりに漠然としている。例えばこの日本で別な時代に生…
EL&P : 伝記本「the show that never ends... encore」
EL&P伝記「the show that never ends... encore」は2017年に購入した。70年代の部分を中心に読んで来たのであるが、やっと全体をとりあえず一読するに至った(あくまで「とりあえず」であるが)。初版は2001年に出版され、2013年に「....encore」と付加して出版されたものが私が購入した本である。全15章で、2010年のHigh Voltage Festivalまで(その後の2012年まで)言及されているので、ほぼEL&P…
Emerson : 英国の Chiddingly という場所
Chiddingly (チディングリー)という地名は、最近、Keith Emerson本を読んでいて注目した場所であった。P100で Keithの元妻の Elinorが「beautiful old house called Stonehill in Chiddingly,Sussex」と説明していたからであった。 サセックス(Sussex)は Keithの自伝で何回も登場する地名であるし、ストーンヒル(Stonehill)は Keithと家族がかつて住んでいた場所で自伝でも言及されているし…
Music : Ravel編曲「展覧会の絵」Eulenburg版(全音楽譜出版社)
展覧会のオーケストラ版のミニスコアをやっと手に入れた。ミニスコアは、全音楽譜出版社、音楽之友社、日本楽譜出版社からも出版されているが、今回私が購入したのは「Edition Eulenburg」(オレインブルグ)の日本語版であった。購入価格は 660円だが、そのシールの下の値札は 1430円となっていた。新品では1870円(※1)であるので、かなりのお買い得であった。 Edition Eulenburgのミニスコア…
戦争やコロナ等、安定しない世界であったが、個人的にはかなり正常運転の一年を過ごすことができた。ある意味で、コロナ禍とされている中、自分なりの過ごし方が通常化した感がある。去年は2カ月ほど外出を自粛した期間もあったが、今年は例年の過ごし方に戻った感がある。 積極的に出かけたために、今までで最も外泊した年になった。尤も、安いビジホ中心であるので、ひたすら「数」での勝…
今年は、EL&P関連の音源で新たに購入したものは何もなかった。但し、書籍は2冊入手することになった。 ★書籍 1月に、EL&P オフィシャル本が届き、一応完読した。また、Keith Emerson Bookは初めてプレオーダを行い、11月中旬に無事届いた。両方とも英国からの発送であり、他国の出版社に直接注文を入れて書籍を購入したのは、私にとって初めての体験でもあった。 オフィシャル本を読…
百名城めぐりは、2015年から始めていて、今年も優先的に取り組んだ結果、通算181城(百名城 92 , 続百名城 89)まで数を伸ばすことができた。合計して200城であるので、9割を超え、ようやくゴールが見えてきた感じである。日本全国の200ヶ所をも巡る試みであるので、かなり大変な作業である。また特に「続」の方は山城が多いため、登城すること事体も大変な城が多かった。 2022年が終了し、本…
上田城は駅からも近く、昔の櫓も残っていて、関ヶ原に向かう徳川秀忠軍が、突破できなかった城としても有名であるので、何度となく足を運んだ城跡であったが、今回「隅欠(すみおとし)」というものに注目して再訪したが、新たな発見があった。 何回も行っている場所であるが、事前に情報収集をしていたら「隅欠」なるものを見つけた。その説明板のある場所は、何回か通っているので見ている…
Keith Emerson Bookは全6章であるが、4章までを読み終えた。章構成は以下の通りである。 Ⅰ~Scherzo (P 10) Ⅱ~Allegro (P26) Ⅲ~Concerto (P50) Ⅳ~Symphony (P 96) Ⅴ~Fugue (P 130) Ⅵ~Anthem (P180) 「親しい家族や友人たちが、彼の生涯にまつわる思い出やエピソードを語り、その素顔に迫ります。」とこの本ついて説明されていたが、執筆者の Chris Welchによる文章は少し…
一般参賀の類は、今まで行ったことはなかったし興味はなかった(というより人混みが嫌いなことが敬遠する第一の理由であった)。しかし、令和5年の一般参賀は事前申し込みで、一回ごとの人数も制限されていて、混雑にならないようなので申し込みを行ってみた。 2023年1月2日の一般参賀は、6回で1回あたり1500名とのことで、恐らく当たらないであろうとは思っていた。もともとくじの類に当た…
12月の18キップ期間に、百名城を巡る旅を行って来た。当初に計画を立てたのは 9月で、移動 2日 - 城巡り 5日 - 帰路 3日という、18キップを2セット利用する日程を考えた。まず 2日かけて下関まで移動する。5日間で九州・四国の百名城を巡り高松へ。2日あれば高松から帰って来られるが、往路のような移動に継ぐ移動は疲れるので、ゆっくり復路を計画した。 当初の目論見は、(1) 福岡城&唐津城…
Greg Lakeの自伝「Lucky Man」は、2017年に発売され、どうにか完読していた(当然、訳に悩んでいる箇所がいくつもあるが)。その翻訳本は出版される見込みはなさそうだと思っていたが、嬉しいことに翻訳本が出版されることになった。当初、8月31日の発売予定が、10月に、更に来年 1月に延期になっていた。 原本を所有して、一応読んでいるので、4千円もする翻訳本を購入するつもりはなかった。…
11月27日から大人の休日倶楽部パスを使って、信州の温泉に三泊し、甲信の百名城(武田氏館、甲府城、高遠城、上田城)を再訪して戻ってきた。甲信では何も買わなかったが、有楽町の東京交通会館でカツ天(徳島)ととんぶり(秋田)を買って来た。11月が終わって、今年は今まで 118泊していて、近年で(というより今までで)一番、頻繁に出かけた年になった。更に、今月も九州と四国の百名城をいくつか巡…
シエナ・ウインド・オーケストラによる、Emerson , Lake & Palmerの「TARKUS」吹奏楽アレンジ版が演奏されるという情報は、11月23日の秋田公演によって認知したと記憶している。但し、その時点で第一優先に考えたわけではなく、状況が許せば聴きに行こうかくらいに考えていた。チケットは7月から発売になっていたが、確か9月ごろにチェックしたら、完売になっていたので行きたくてもいけない状…
九州の百名城を巡るために、鹿児島県まで行くことにした。そして「行き」は鹿児島中央まで新幹線で一気に移動することにした。この「一気に移動」であるが、普通なら目的地まで新幹線で向かうことは当然なのだろうが、私の場合、途中で色々寄りながら最終目的地に向かうことが多いので、私にとっては特別なことであった。 取り敢えずその日のうちに鹿児島に到着出来れば良いので、少しゆっく…
Emerson : KE本 Keithを業界に送り出した二人
Keith Emerson Book を読み進めている。全6章の構成になっているが、まだ第2章の途中なので全体の概要はまだ把握できていない。 P 10 Ⅰ~Scherzo P 26 Ⅱ~Allegro P 50 Ⅲ~Concerto 前半の章は上記の様になっている。「Scherzo」は Keithの従妹の発言が含まれていて、出生から V.I.P.s 時代までが説明されていて、「Allegro」は Lee Jacksonの発言が中心で The Niceについて説明され…
Emerson : Keith Emerson Book が届いた
Keithの公式本が無事届いた。これで、彼に関する写真入りの本が、3冊揃った。合計 3万円を越えるという、私としてはかなり高価な買い物である。今回は初めてプレオーダしてみた。 写真集「ELP Together and Apart」は、当初購入する意思はなかった。Amazonで安くなっていたので購入した(内容にあまり期待していなかったが)。購入価格は 7112円であったので、けっこう安価に入手できた。ス…
現時点で今年を振り返る。Keith関連で購入したものは、1月に無事届いた「ELPオフィシャル本」のみである。少しずつ読み進めて、一応完読している。流石に写真集「Together and Apart」よりも文章量が多いので、それなりに時間がかかったが、面白かった。そして、ELP伝記は、1970年代前半を中心にしか読んでいなかったのであるが、改めて全体を読んでみようと、これも少しずつ読み進めている。現…
EL&P : Pic 4-14. The Hut of Baba Yaga
当初、目次を展開した際に、CDのTrackに準じて稿を分けたわけだが、この「Track 10 The Hut of Baba Yaga」は「Track 8 The Ht of Baba Yaga」とは一体のものであり、楽曲の形式としては「The Hut of Baba Yaga including The Curse of Baba Yaga」と名付けてもいいくらいで、Track 8~10がひとつの塊となっていて、実際これらのトラックは切れ目なく演奏されている。 先の記述の繰り返しに…
youtubeに「Keith Emerson & Lee Jackson - Jam Night at The Central...」と題する動画が最近Upされた(2022/10/19)。 説明文は「I "music enhanced" the audio and fixed the out-of-sync issues. Emo and Lee jam together at 'The Central' in 1983. 'America' starts of quick... and finishes even quicker..!」となっている。 ツアー情報を見てみると、1983年7月5日にLAの「The Cen…
知覧の武家屋敷はずっと昔に訪問したことはあったが、城跡があることは全く知らなかった。今回、百名城スタンプ入手のため知覧を再訪することにした。鹿児島中央駅前のホテルを出てバス停に向かった。しかし、事前に調べていた6時27分発のバスはバス停の時刻表には書かれていなかった。仕方ないので、その次の6時47分発の「特攻観音入口」行のバスに乗車して鹿児島を出発した。知覧の武家屋敷入…
Music : YAMAHA Innovation Road を見学
浜松市楽器博物館はまだ入館したことがなかったので見学してみようと思ったが、別な場所で「YAHAMA GX-1」を展示している場所を見つけたので、代わりにそこを見学することにした。 浜松市のYAMAHA本社にある「Innovation Road」という楽器を中心とした展示・体験施設である。無料であるが予約が必要である。ガイドツアーもあるが、今回は自由見学としてネットで予約を入れた。最寄り駅は遠鉄…
今年は、日本で鉄道が開業して 150周年という節目の年である。きっと鉄道の日前後に素晴らしい切符が発売されるのだろうと期待していた。しかし、見事に期待が裏切られた。結局、普通の往復切符を利用して、現在は九州に滞在中である。 今までいろいろな切符を利用してきたが、一番印象深かったものは、1997年にJR発足10周年を記念して発売された謝恩切符である。「謝恩フリーきっぷ」のwiki…
★観覧車 函館公園の観覧車に乗ってみた。この存在を知ったのは「マ〇コの知らない~」番組であった。2019年4月に函館に行ったのであるが、この時はGWに向けての整備中とのことで乗ることは出来なかった。この観覧車は、現地の説明板に「1950年9月2日」に「大沼公園東大島」に設置され「1965年函館公園」に移設されたものであると説明されている。以前、大沼公園にも行って、東大島にコンクリ…
9月24日から30日まで旅行していたので、昨日、久しぶりにリアルタイムで虎ノ門ニュースを見た。結論として皇室関連については、他のオールドメディア同様「不敬」の至りであることを再確認した次第である。 虎ノ門ニュースは割とまともな内容であるので、日常リアルタイムで見ることが多い。但し、外出中はあまり時間がないので、帰ってきてからまとめて見ることが多い。30日に帰ってきて…
今年は、The Nice再結成から20周年である。再結成した The Nice は、2002年と2003年にいくつかのギグを行った。その後、レコーディングのプランもあったようだが、実現せず、Keith Emerson Bandが活動を続け、来日も果たした。ツアー情報によると、2002年は以下のコンサートが行われた。Glasgowのギグは発売されたが、youtubeで他のギグも確認可能である。 2002.04.09 London (100 Club)~yo…
旅の途中でデジカメの調子が悪くなり、まともに使えない状況になってしまった。数日後にまた出かけるので新しいものを購入しようと店に行った。別に何らかのこだわりがあるわけではなく、普通にズームが使えて写せれば良いだけである。そして、SDカードや電池が流用できた方がいいので、同じモデルまたは後継機種でも入手しようかと考えていた。 デジカメのコーナは店の奥まった部分にあって…
BOX : Vladimir Sofronitzky Masterworks And Rarities Membran 600566
Vladimir Sofronitzky (ヴラディーミル・ソフロニツキー)(1901-1961)はwikiで「ソビエト連邦のピアニスト。アレクサンドル・スクリャービンの信奉者にしてその演奏様式の継承者であり、その遺児エレーナと結婚した」「スクリャービン未亡人ヴェーラによって、スクリャービンの後期作品の最も正統的な演奏家として認められた」「ソフロニツキーは西側において、全くと言ってよいほど演奏旅行を行…
EL&P : Pic 4-13. The Course of Baba Yaga
Track 9「The Curse Of Baba Yaga」の(00:54-)が該当する。 00:54 A 01:01 B 01:41 C 02:16 D 「A」の Bass演奏からが「The Curse」に該当すると考えている。それに続いて「B」では Moogが活躍する。メロディックなものではなく、効果音に近いような旋律である。「C」の部分では「The Gnome」の原曲38小節目からの「E♭ A E♭ B♭ 」の旋律が再利用(引用)(※1)されている(実際のキーは…
今年は、ELP初来日 50周年である。しかし当時私は彼らの存在は知らなかったので、再来日 30周年の方が感慨深い。 1992年9月に、Emerson , Lake & Palmer は 1972年以来、2度目の来日を果たした。日本でのギグは、8回行われたのであるが、私はそのうちの、5回のギグを見る機会に恵まれた。チケットはウドーの会員になっている知人にすべてをお任せであった。不慣れなチケット手配をしなくて済…
さて 9月になったので、あちこち出かけることにする。皮切りは北海道である。6月に続いての北海道であるが、今回は 6月にやり残した件を片付けるのが目的である。今回も根室に行って、北方領土問題を考えてくる(?)予定である。まあ冗談であるが、前回、根室の比較的高い場所の交差点から国後島を遠望し、ロシアの夜の演習が実施された際は、その射撃の火花等も見えたのではないかと、やや恐ろし…
EL&P : Pic 4-12. The Hut of Baba Yaga
前稿「EL&P : Pic 3-9. The Hut Of Baba Yaga」で言及したように、CD版のトラッキングに誤りがある。正しくは、Track 8「The Hut Of Baba Yaga」と Track 9「The Curse Of Baba Yaga」の前半部分(00:00-00:53)でなければならない。 前曲の Promenadeのトリオ演奏のまま、この曲に移行する。ほぼ原曲通りのアレンジであるが、原曲は両手のオクターヴ演奏の連続でかなり技巧的に高い演奏技術…
EL&P : Pic 4-11. Promenade (3rd)
Track 7「Promenade」は LPでは B面の最初の曲である。3回目の「Promenade」であるが、最初は Keithのソロ、次は、Gregと Keithでの演奏であり、初めて Carlが参加して 3人での演奏になっている。A面同様に、B面も Promenadeで始まっているので、LPの各サイドでそれなりのまとまりを持った曲構成になっている(あくまで結果的にではあるが)。 以前「EL&P : Pic 3-8. Promenade (3rd)」の稿で…
4月某日、新潟に宿泊していて、翌朝新潟 5時17分に出発して喜多方へ向かった。7時半を過ぎて、もう開店してるなあと思いながらマップを開いたが、店が表示されない???。「食べログ 」を見たら、去年の 8月末で「あべ食堂」が閉店していたとのコメント情報を得た。ショックであった。 初めて喜多方ラーメンを食べたのは 1992年だった。ちょうど金曜日に会津若松の出張があり、せっかくなの…
やっと、甲子園の優勝旗が東北に来る。この記念すべき瞬間をリアルタイムで確認出来て、東北人としてほんと幸せである。現在は、特定の番組(録画して見ている)以外は、ほとんどテレビを見なくなっているが、この夏の大会は全試合ほとんどを見て過ごした。特に注目したチームもなく、単純に試合を見て楽しんだのであるが、途中で東北の高校同士の決勝戦もあるかも?と期待したが、準決勝での対決…
BOX : Rosalyn Tureck Plays BACH (10CD) Membran 600474
Bachの音楽をもう少しきちんと聴いてみたくなって、このBOXを購入した。毎度の Membran 10CDであるが、ロザリン・テュレックというピアニストは知らない人であった。「Rosalyn Tureck Plays BACH Milestones of A Legend Membran 600474」は、Bachの平均律とゴルドベルク変奏曲が収録の中心である。 wikiによると、ロザリン・テュレック (Rosalyn Tureck 1914年-2003年)は「アメリカ合衆国…
7月になったら、今年の前半を振り返ってみようと考えていたのであるが、いつの間にか 8月半ばになってしまった。今月後半は特別な予定はないので、8カ月分の振り返りになってしまう。あら「もう一年の2/3が終わってしまう !?」という感じで、時が過ぎるのが早い印象はあるものの、実績を振り返ってみると、それなりにあちこち出かけてきているので、かなり活動的である。 去年・一昨年は流…
EL&P : Pic 4-10. Interlude Part2
CDの Track 6「Blues Variation」の(03:41-04:19)は「Interlude Part2」という分類にした。この部分は、トリオの演奏が終了し Moogと Drumsが鳴っているだけであるが、それでも注目すべき点がある。Newcastleの録音では、フェイドアウトしていくので、ここでは別な演奏を参考としたい。 そこで参考になるのは、1970年12月9日の「展覧会の絵」のLive映像である(※1)。この youtube映像の(24:4…
EL&P : Pic 4-9. 4th Variation of The Old Castle
原曲「The Old Castle」の第4変奏曲は「Blues Variation」である。CDの Track 6 の(00:00-03:41)が該当する。 第3変奏曲である、ELP版「The Old Castle」から続けて演奏されている。曲名が「Blues ~」となっているように、ブルース・コード進行によるハ短調の楽曲である。ブルースは wikiでも説明されているように、12小節が基本形となる。wikiではハ長調(C)を例示してコード進行例が示され…
EL&P : Pic 4-8. 3rd Variation of The Old Castle
CDの Track 5「The Old Castle」(02:31)の (01:05-02:31)は「3rd Variation of The Old Castle」であり「嬰ト短調(G# minor)」によるシャッフルである。「G# G# F# D# F# D#」を基本とするオスティナートに乗って、Moogでメロディーが演奏される。 原曲「The Old Castle」は嬰ト短調(G# minor)で 6/8拍子である。一方、ELP版「The Old Castle = 3rd Variation of The Old Castle」は、同じ嬰…
EL&P : Pic 4-7. Interlude Part1
CDの Track 5「The Old Castle」の (00:00-01:04)は「Interlude Part 1」という分類にした。ここでは、Keithが Moogのリボンコントローラで様々なアクションを見せる場面である。また Gregが Guitarから Bassに持ち替える時間も与えている。 鍵盤もリボンコントローラも共に抵抗値を制御する装置である。鍵盤の場合はそのキーに応じた固定的な抵抗値になるが、リボンコントロ-ラはそれをス…
久しぶりに北海道を旅した。予定を検討する中で、久しぶりに白老に下車してみようと思った。白老のアイヌ村は、修学旅行で訪れた懐かしい場所であり、その後も何回か行っている。そのため当初、白老のウポポイに行ってみようかと考えたのであるが、かつてNHKがしきりに宣伝していたので、なんとなく「胡散臭さ」を感じて、白老陣屋跡に変更した。ちなみに、帰ってきて知ったのであるが「捏造と…
EL&P : Pic 4-6. 2nd Variation of The Old Castle
Track 4 (04:40)「The Sage」 の(00:46-04:40)が「2nd Variation of The Old Castle」である(The Sage そのものである)。 Moogの上昇するポルタメントに促され、Gregのソロが演奏される。私はギターについては全く分からないが「on track」(P 37)によると Gregは Gibson J-200 を演奏しているようだ。曲の構成は、歌(イ短調)~間奏(ホ長調)(※1)~歌(イ短調)である。Live演奏では、スタジオ…
EL&P : Pic 4-5. 1st Variation of The Old Castle
Track 4 (04:40)「The Sage」 の(00:00-00:45)が「1st Variation of The Old Castle」である。 「Pic 3-7. The Old Castle」で考察したように、原曲「The Old Castle」の冒頭の 4音の音列に基づいている。Keithのソロ演奏で、MoogとHammondで演奏される。この短い曲は、Gregがギターを持ち替える時間を与える目的もあるのかと考えたが、Lyceumの映像では、前の曲「Promenade」のHammondが演…
佐渡島は一度だけ行ったことがあるが、短時間であった。今回、2泊3日で島内を割と広範囲に巡ってきた。海上移動はジェットフォイルとし、新潟から両津港に入り、小本港から直江津へ向かうコースとした。またバスのフリーパスは1day~3dayの 3種類があるが、2dayフリーパスを利用することにした。 佐渡については、ほとんど知識がなく、佐渡金山や奉行所には行ってみたかった。その程度の思い…
EL&P : Pic 4-4. Promenade (2nd)
ELP版の2つ目の「Promenade」に対応するのは、原曲の第 2「Promenade」である。原曲の楽譜では、個々の音に変化記号が付いているが、実質的には変イ長調である。これに対し、ELP版は変ロ長調(最初の Promenadeと同じ調性)で演奏されている。 ELP版 1 00:00 2 00:18 原曲のAに対応 3 00:40 原曲のBに対応 4 01:03 原曲のCに対応 「1」でのHammond演奏は、最初の「Promenade」の1-4…
クレジットでは「The Gnome (Mussorgsky arr: Palmer)」となっている。Carlがアレンジ全般を担当したわけではないだろうが、この曲のアレンジ面において Carlの貢献度が高かったということだろう。 「In-depth」(P 23)に1971年7月の Gregの発言が引用されている。彼は「Carl plays a bigger part in arranging」と語っている。この時点で 2枚のスタジオアルバムと「展覧会の絵」が録音されて…
攻城に際し、中津川駅前のホテルに宿泊した。今回のターゲットは苗木城である。かなり遠いが歩いていくことにしている。そして百名城の前に廃線探訪を行うことにした。かつて北恵那鉄道線という路線が存在していたようだ。wikiによると「北恵那鉄道線(きたえなてつどうせん)は、かつて、岐阜県中津川市の中津町駅と、恵那郡付知町(現中津川市付知町)の下付知駅を結んでいた北恵那鉄道(現北…
EL&P : Pic 4-2. Promenade (1st)
まず、CDの Track 1 最初の「Promenade」である。 冒頭の Keithの MCについては「On Track」(P 35)に記載されているのだが、ヒアリングが全くダメな私では何十回聴いても、その文字と耳から聞こえる音が一致しない。 私の耳には「テケテッケテーネクサビーション」としか聞こえない。そしてオーディエンスが大歓声を上げる。Keithはステージの上方に設置されている Pipe Organへ移動する…
この章では、LP(そしてCDでも)で発売された、1971年3月26日録音の「展覧会の絵」を詳細に聴いていく。それに先立って、改めて録音された楽曲をどのように分けるべきかを、第一に検討したい。そしてその分類に基づいて録音を詳しく聴いていくことにする。 「Fanfare」Box収録の「展覧会の絵」は以下のトラック構成になっている。 No Time Title 01 01:57 Promenade 02 04:16 The Gnome …
今週はずっと家にいたので、朝は毎日「虎ノ門ニュース」を見ていた。8日にあのような大事件が発生したので、当然のことながら、安倍元総理の話題が多かったのであるが、如何に彼のことを知らなかったのかという点を痛感させられた。これ程、悲しく、残念な気持ちになったことは、近年ほとんどなかったことである。 ただ、これらの放送の中で、竹田恒泰氏が「女性天皇」がなぜ駄目なのかにつ…
私は小林多喜二(1903-1933 プロレタリア文学の小説家)の作品のファンではない。ただ何となく気になる人物である。というのも高校時代に授業で演劇を観る機会があったのであるが、それが「蟹工船」であった。大変印象深かった思い出があり、その後「蟹工船」の文庫本を購入して読んでみた(内容については、とっくに忘れ去っているのだが・・)。そしてそれから20年以上経過して、小樽に行って、石…
この曲を初めて聴いた時は、まだクラシックにはほとんどなじみがなかった。しかし、Tchaikovskyのメロディーはあまりにも有名であるから、私も認識しており、くるみ割り人形をアレンジしたものだと思っていた。そして、レコードのクレジットの「Kim Fowley」が何を意味しているのか全く分からなかった。この「ナットロッカー」が実は、B. Bumble & The Stingersの「Nut Rocker」をアレンジした…
旅 : 北のソウルフード (カレー・焼きそば・やきとり・パスタ)
久しぶりに北海道を旅してきた。もともと夕食はスーパーやコンビニで食品を購入してホテルの部屋で食べるのが私のスタイルなので、外食は主に昼食になる。今回は、偶然現地で見つけたものも含めて、4種類のソウルフードを食べてきた。 ★小樽・あんかけ焼きそば 最終日のランチは、小樽で食べた。文学館見学の後、五十番菜館に行ったのであるが残念なことに臨時休業!であった。仕方ない…
EL&P : Pic 3-10. The Great Gates Of Kiev
最後の曲「The Great Gates Of Kiev」(キエフの大門)は、前の曲「The Hut Of Baba Yaga」から続けて演奏される。「展覧会の絵」の英語版wikiでは「Stasov's comment」として「Hartmann's sketch was his design for city gates at Kiev in the ancient Russian massive style with a cupola shaped like a slavonic helmet」と書かれており、全音の楽譜の解説では「キエフ市の入口に建っている…
Horowitz : 1950.04.24 Carnegie Hall
1950.04.24 Carnegie Hall (Yale Collection) 他の Yale Collectionは youtubeで確認することが出来てきたのだが、この日は残念ながら、Carnegie Boxで発売された一部の録音のみが確認できる。 Concertographyには以下の情報がある。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ April 24, 1950: Carnegie Hall, New York City, New York Chopin: Polonaise in …
Laura Shenton著の「A Time and a Place : The ELP Story」を予約オーダしていたが、キャンセルした。写真集「Together and Apart」の文章は合格点を出したが、「Emerson Lake & Palmer Pictures At An Exhibition : in-depth」は出来の悪いスクラップブックで全く評価の対象にならなかったので、不安に思いながらも、一抹の期待を持って一応オーダしていた。しかし「コージー・パウエル伝 悪魔…
EL&P : Pic 3-9. The Hut Of Baba Yaga
「バーバ・ヤーガの小屋」というタイトルでずっと認識してきたのであるが、「展覧会の絵」のwikiでは「鶏の足の上に建つ小屋 - バーバ・ヤガー」と説明されている。全音の楽譜でも曲のタイトルは「Die Hütte auf Hühnerfüßen (Baba-Yaga)」と記されている。一方、解説文では「ババ・ヤーガの小屋 (鶏の脚の上に建つ小屋)」という書き方になっている。全音の解説文で「ババ・ヤーガとい…
英国の出版社 Rocket 88 が出版した、EL&Pのオフィシャル本を取り敢えず一読した。尤も、いくつか訳に窮した箇所もあり、きちんと読めているわけではないが、感想等をまとめてみたい。ちなみに「尼」でも購入可能であるが、1万8千円程であり、出版社から直接購入すると、約 2/3の価格で入手可能である。再度、目次を確認する。 P4 Carl Palmerによる序文 P8 Keith Noel EMERSON P22 Gregor…
旅 : 東京散歩 (東郷神社 , 啄木下宿跡 , 日本水準原点)
東京をあちこち巡る際は、JRの都区内パスを利用する機会が多いのであるが、久しぶりにメトロ一日券(24時間)を使って何か所かを巡ってみた。そのきっかけは、ELPのオフィシャル本(P 246-247)に、1992年再来日時の写真が掲載されていて、その場所に行ってみたいと思ったことであった。二基の灯篭をバックに 3人が写っているもので、靖国神社あたりだろうかと思っていた。 灯篭には「第一驅逐隊」…
鬼ノ城は全く知らなかった。百名城に認定されているので訪問したが、結構大変であった。それでもかなりの達成感を味わえた。 wikiによると「鬼ノ城(きのじょう)は、岡山県総社市の鬼城山(きのじょうさん)に築かれた、日本の古代山城(神籠石式山城)である。鬼ノ城は史書に記載が無く、築城年は不明であるが、発掘調査では7世紀後半に築かれたとされている。鬼ノ城は、吉備高原の南端に…
備中松山城の最寄駅は JR伯備線の備中高梁駅である。備中高梁は何度も行っていて、街並みを散歩したり、男はつらいよのロケ地、司馬遼太郎の「峠」でも描かれた、河井継之助ゆかりの地などと、いろいろなテーマで散策してきている。その中で、当然松山城も視野に入っていたのであるが、アクセスが大変なために、何度か「城は次の機会にしよう・・」と先延ばしにしてきていた。 今回日程を検…
6月5日が「老後の日」であることは、ネットの記事を見て初めて知った。この手の語呂合わせの類は多数あるので、いちいち気にしても仕方ないのであるが、ちょっと老後について考えてみた。結論的に私の「老後」は何時からなのかは分からない。いくつか身体にガタが来て動くのに支障が出てきたら、そういう時期であると感じるのかもしれない。 実は、50歳になったとき、なんとなくその後の人生…
EL&P : Pic 3-8. Promenade (3rd)
ELP版の第 3 Promenadeに対応する原曲は何か?。「The Hut Of Baba Yaga」に先行する Promenadeという意味であれば、「Catacomae」の後半部分「With the Dead in a Dead Language」(ローマ時代の墓)である。CDでは、Track 13である(※1 ※2)。 Bar CD youtube 001-020 01:52-03:48 20:32-22:27 但し、これは「カタコンベ」から「The Hut Of~」へ推移していく流…
私も百名城のスタンプを収集している。但し、公式ガイドブップに押印していく方法ではなく、ハガキに押印し、その城を訪問した感想等を書き加えたうえで、自分あてに投函して記念品とするやり方を行っている。そして途中から、郵便局の風景印もセットで押印するように方法を変更している。 私が百名城とスタンプラリーの存在を知ってスタンプ収集を開始したのは、2015年後半であった(※1)。…
EL&P : Emerson, Lake & Palmer - Vienna, Austria 1971 (TV-MASTER)
youtubeに「Emerson, Lake & Palmer - Vienna, Austria 1971 (TV-MASTER)」と題する、7分ほどの映像がUPされている。そして「to order the full master DVD/digital file contact me by e-mail」とあるので、宣伝用で full master DVDを売り込むためのものらしい。但し、そのDVDがどの程度の時間の収録でどんな内容かも明らかにされていないので、これ以上の考察は不可能である。但し、この 7分…
EL&P : Pic 3-7. The Old Castle
次に比較する絵は、2枚目の「The Old Castle」(古い城)である。ELP版で対応するのは、同じ題名の「The Old Castle」であるが、実際には「The Sage」「The Old Castle」「Blues Variation」の 3つの Trackがそれぞれ原曲の「The Old Castel」に何らかの関連を持っており、結果的に 4つの変奏曲に展開されている、というのが私の考えである。Richterの演奏時間は、4分39秒である(最後の107小節目…
GW期間は毎年出かけないことにしていて、その後にまとまった旅行を行うのが、ここ数年の恒例になっていた。今年は中国地方の百名城めぐりを企画した。昔はワイド周遊券など長旅に重宝する切符があったのであるが、いまは存在しないので、往復切符を利用することが多い。今回は「新幹線(東北・東海道・山陽)~吉備線~伯備線~山陽~岩徳線」というルートの切符を利用した。岡山から吉備線で総社…
Horowitz : 1950.03.20 Carnegie Hall
1950.03.20 Carnegie Hall (Yale Collection) この日の演奏は Carnegie Boxの CD6/7で聴くことが出来る。 Concertographyには以下の情報がある。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ March 20, 1950: Carnegie Hall, New York City, New York Clementi: Allegro con brio (1st mvt) from the Sonata in B-flat major, Op.24 No.2 Cleme…
EL&P : Pic 3-6. Promenade (2nd)
2回目の「Promenade」を原曲と比較する。原曲の2回目の「Promenade」は変イ長調で12小節である。「Moderato commodo assai e con delieatezza」と記されていて、テンポゆっくりで、気楽に、優美にといった曲調である。また原曲の1~8小節は、左手の単音メロディー 2小節と右手の伴奏つき 2小節が繰り返されており、左手部分を Vocalに対応させ、右手の伴奏部分をHammondに対応させるようなアレ…
Keith Emerson本に続いて、もう一冊、洋書をオーダしてみた。タイトルは「A Time and a Place : The ELP Story」というもので、著者は例の Laura Shentonである。出版社は Wymer Publishing、発売日 2022/10/7、224ページのペーパーバックである。 「Together and Apart」での Shentonの文章はなかなか良かったが、「Emerson Lake & Palmer Pictures At An Exhibition: in-depth」は出来の悪…
「The Gnome」(ノーム)(小人)の、Hartmannの絵は現存しない。展覧会の絵の英語wikiでの「Stasov's comment」では「A sketch depicting a little gnome, clumsily running with crooked legs」となっている。「曲がった足で不器用に走るちいさな小人」ということだが、続く解説では「大きな歯を持つ胡桃割り人形」とも書かれている。「Gnome」は英辞郎では「地中に住むとされる伝説上の小人で、…
英国の出版社「Rocket 88」から発行されたオフィシャル本は今年初めに届いたのであるが、なかなか時間が取れなくて、ほぼ読めていなかったが、最近、少し読んでみた。全270ページにうち、まだ80ページくらいしか読めていない。今、ちょうど TARKUS録音のあたりである。ここまでの章構成は以下の通りである。 P 9 Keith Noel EMERSON P 23 Gregory Stuart LAKE P 35 CARL Frederick Kendall…
EL&P : Pic 3-4. Promenade (1st)
最初の「Promenade」は変ロ長調で、速度は「Allegro」指定でフォルテで開始する。24小節の楽曲である。そして冒頭から5/4拍子と6/4拍子が交互に現れる変拍子になっている(8小節迄で、9小節目以降はほとんど6/4拍子の記載で、実際のフレージングとは合致していない(※1 ※2 ※3)。 ここからは、ELP版を原曲と比較していくが、比較対象は楽譜と録音にする。楽譜の小節(Bar)を基にいくつかの部…
この「組曲構成比較」以降は、かつて原曲比較を記載した別稿(※1)を改めて考察する様な内容である。 原曲とELP版の比較については、「Endless Enigma」(P 176)も「In-depth」(P 57 , P 62)も「3-2. 組曲の検討」で引用したような原曲の構成一覧とELP版の 11 Trackを比較する形態をとっている。 しかし私はそのような比較では不十分であると考えている。まず「Promenade」であるが、 展覧…
Horowitz : 1950.01.23 Carnegie Hall
1950.01.23 Carnegie Hall (Yale Collection) この日の演奏も youtubeで確認できる。 Concertographyには以下の情報がある。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ January 23, 1950: Carnegie Hall, New York City, New York Bach/Busoni: Toccata, Adagio & Fugue in C major, BWV 564 Schumann: Kinderszenen, Op.15 Barber: Sonata in E-…
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東京都江東区の補選は、私個人的には直接の関係はないのであるが、今月後半の一番の関心事項である。最良の結果を期待しているが、それにも増して、ムーブメントが既に起き始めていることに希望を見る思いである。 TVや新聞はほとんど無視状態であったが、流石にこの頃は無視できない状況になってきている。戦略的分析は後に明らかにされるのかもしれないが、当初想定された競争相手に対し、…
北海道&東日本パスはJR北海道とJR東日本と青い森鉄道やIGRいわて銀河鉄道等の鉄道の普通列車に乗車できる7日間有効の特別企画乗車券である。かつては、急行にも乗車できる設定であり、まだ「急行はまなす」(※1)が運行されていた時期に、一度だけ利用して北海道を巡ったことがあった。料金も安いのであるが「7日間連続」のパスであるため、普通に会社員として働いていると、年末年始やお盆休み…
青森県の中で、弘前が一番好きな街で、よく行く場所である。4月上旬にまた弘前を訪問することにした。前日は青森泊で、今まではアウガの三國寿司でまぐろ中落丼の朝食を食べるのが定番になっていたが、廃業していたので別な試みを行っていた。この前も、青森から弘前に移動して、虹のマートで朝食としていた。前回のメニューは、おかずやのハマダで豚汁&ハムカツ&ごはんの組合せ(400円)であっ…
Edward Macan著の「Endless Enigma」は「A Musical Biography of Emerson , Lake and Palmer」と記されており、私は2018年に中古本であるが、2300円(送料が300円弱必要だったが)という破格値で入手し、あちこちを拾い読みしてきた。 この本について Niceのカテゴリで取り上げるのは、最近、最初から全部読破することに決めて(さて何年かかるだろうか?)、やっと EL&P結成前の Keithの章を読ん…
「第2章 バンド草創期」では、King Crimson加入以前の複数のバンド経験について書かれている。「1960年代半ばにやっていたバンドに関する記憶は、今となってはぼんやりとしている」という書き出しの様に、今一つ、実態がはっきりしていない。 事実、自伝と Gregのwiki(日本語版と英語版)を比べて見ると、三者それぞれが微妙に異なっている。自伝では、ユニット4、タイム・チェックス、シャ…
Greg自伝の第1章「少年時代」でハンク・マーヴィンに大きな影響を受け、後に本人と出会った事が説明されているが、ハンクについて全く知識のなかった私にとっては「ああ、そうですか」的な感想しかなかった。最近、Edward Macanの Endless Enigmaの Gregの章を読んだのであるが、そこでハンクが在籍したバンド Shadowsについて説明されていた。それでやっと当時の英国のポップシーンについて多…
以前、Keithが Vocalを歌っている「Daddy Where Did I Come From」の映像を取り上げたが、その演奏の日時と場所が明らかになっているので、改めて整理しておきたい。 その映像は、1968年5月のローマのフェスティバル(4日間開催された)の物であった。 ツアー情報では「International Pop Festival (with TYA, The Move, P.Floyd, Association, B.Auger; 4000people)」と記されており「Reco…
2002年に Sanctuary Recordsからリリースされ、日本盤も発売された「BBC Sessions」のCDをやっと(中古だが)購入した。 Paul Russellの説明によると、BBC sessionsは1967年10月に始まった試みで、アーティストがスタジオで何曲かを演奏し数日後にラジオ放送されるというものである。The Niceは67年9~10月に 1st Albumの録音を行っているので、そういう時期にスタートしたことになる。アルバ…
2020年から、昔住んでいた場所等の思い出の場所巡りをしている。最近、その対象を拡大していて、かつてよく行った場所等にも行ってみたくなった。その一環として、久しぶりに西新宿を散歩してみた。かつて多数のレコード店巡りをした場所である。 高校生の頃「Music Life」や「音楽専科」といった雑誌が主要な情報源であった。それらの雑誌の広告には、オムやキニー等のレコード店の貴重盤特…
新しい年になって二カ月が経過したが、かなり好調である。1~2月は寒いので数年前までは、あまり出かけないで過ごしていたのであるが、ここ3年程は割と活動的になっている。 今年も、沖縄や大分に出かけたり、温泉も何回が宿泊している。そして先日は、冷たい雨模様ではあったが天皇誕生日の一般参賀に初めて参加できた。このように、いままでに経験していなかったことにもチャレンジし…
令和になって、一度は一般参賀を経験してみたいと思うようになっていた。昨年は、事前申し込みの抽選で実施され、新年及び天皇誕生日に応募したが、生来くじ運に恵まれない私であるので、想定通り「外れ」てしまった。ただし、2月23日には、2泊3日で東京には行ってみた。 そして次の一般参賀に備え、昨年10月に、2月22日と23日のホテル予約を済ませておいた。当初は、2泊3日の予定であったが…
ショパンのマズルカは私にとって最も身近なクラシック作品群である。メカニカル的に容易な曲もたくさんあるので実際に演奏するものもいくつかある。楽譜も3種類持っていて、全曲録音もいくつか所有しているので、それらを比べてみたい。 まず楽譜について。私は「〇〇版」にこだわるとか、数種類の楽譜を詳細に比較するような人間ではない。なんとなく3種類揃っているという程度のものである…
東京に行くと、disk unionに行って、中古の楽譜を探すことが多い。今回、新宿で Bachの「2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調」のミニスコアが 100円!で出ているのを見つけて購入した。日本楽譜出版社の「¥500+税」(※1)となっているもので、結構状態の良いスコアであった。録音を所有しているが曲そのものはあまり親しんではいない状態であった。だから、スコアを見ながら少し詳しく聴い…
日本銀行は一般人には無関係の場所であると長年思っていたのであるが、店舗に入る経験をした。それも数日隔てて2ヶ所であった。その用件は破損した札の交換である。 ★その1 1月下旬に「おと休パス」を利用して温泉三泊の旅行をした。その最終日に長野駅で買い物をしたのだが、サイフから出した千円札が見事真っ二つに割れてしまった。私は長年通常の財布を使っていない。小銭入れにコイン…
引き続き、映像の後半を見ていく。 ★Stravinsky (27:32-) 再びオーケストラのみでの演奏である。「春の祭典」の「生贄の踊り」が演奏されている。 ★Country Pie (30:04-) メータが Keithにクラシック由来の音楽について語りかけていて、The Nice単独での「Country Pie」が演奏される。この曲については、他の映像も存在するので、目新しくはないが、相変わらずの演奏スタイルである…
実際の映像について詳しく見ていくことにする。とはいっても、私自身、登場する音楽家達や音楽について、それ程詳しいわけではないので、あくまで個人的な偏った知識に基づく見解である。 ★Santana (2:41-) 最初は、メータ指揮の Los Angeles Philharmonicと Santanaの共演である。私は、Santanaについて興味はなく、ここで演奏されている楽曲についても不案内である。オケがクラシック系?…
「The Switched On Symphony」は1970年に米国で放送されたTV番組で、The Niceも参加しているイベントである。Keithの自伝でも、P215-218で割と詳しく語られているイベントである。私がこの映像を見るのは初めてであり、以前一部の音源が確認されていたのみであった。 youtubeに「Swicthed On Symphony」という49分の映像が登録された(2024/01/24)。説明欄で「FOR ECUCATIONAL PURPOSES -Zubi…
沖縄の百名城以外で一番行ってみたかった城跡は玉城城(たまぐすくぐすく)であった。岩をくり抜いた城門をくぐって見たかった。調べて見ると近くに糸数城(いとかずぐすく)もあるようなので、ここにも行ってみることにした。 行程は、百名行バスに乗車し、中山バス停で下車。その後、玉城城と糸数城を巡り、富里バス停からバス乗車し、乗り換えてジョン万次郎上陸地や具志川城へ向かうという…
昨年、勝連城に行ったが、その調査中に興味深い城跡を見つけた。うるま市にある安慶名城(あげなぐすく)である。昨年はまず沖縄の百名城をすべて巡る事が第一目的であったので、ここによる時間は作れなかった。しかし、久しぶりに沖縄に行ったのであるが、ここのような行きたい場所がいくつか残ることになったので、今年も昨年に続いて沖縄訪問を計画することになった。 観光サイトでは以下…
昨年2月に約15年ぶりに沖縄へ旅行した。目的は百名城巡りで、無事5カ所のグスクを巡ることができた。そしてそれらの調査中に行ってみたいグスクがいくつかあったが日程の関係で次回へのお楽しみとなっていた。 今年もまた2月に行こうと思ったのであるが、1月のほうがオフシーズンのようで、結局1月中旬に5泊6日の日程とした。5泊にしたのは特別な意図があったわけではなく、去年と同じにし…
最近、The Niceの伝記「Hang on to a Dream」を最初から読み進めている。以前、The Niceの1968~69年の部分などについて少し読んでいたのであるが、改めて最初からの完読を目指して、少しずつ読み進んできた。現在、The Niceの 1st Album「The Thoughts of Emerlist Davjack」に関する部分を読んでいるが、ここで私が今まで認識していなかった、The Niceの曲の原曲に関する情報を得た。それは「…
youtubeに2013年来日時の Keithのインタビューが登録された。タイトルは「『キース・エマーソン自伝』発売記念 ―自ら語る、『自伝』と音楽― 2013.03.21」であり、概要欄には以下の様に説明されている。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 2013年3月20日、キース・エマーソンさんは、「吉松隆 還暦記念コンサート《鳥の響展》」…
盛岡 5:57発の釜石行に乗って遠野へ向かった。遠野駅で下車すると、待合室ではストーブが炊かれていた。東京では桜が満開であるがこちらはまだ冬モードが続いている。駅を出てまっすぐ進み鍋倉城へ向かった。何回か行ったことはあったが、城跡をきちんと見学したのは今回が初めてであった。 鍋倉城はwikiで「鍋倉山に本丸を築き、猿ヶ石川と早瀬川を外堀、来内川を内堀とした。寛永4年(1627…
百名城&続百名城のスタンプ巡りは、通算 193城迄達していて、コンプリートが見えてきた。百名城の残りは人吉城と高知城でどちらも過去に行ったことがあるが、トリは高知城にしようと思う。また続百名城について最後は能島城にしようと考えている。今までは前後関係等は考えずに城巡りしてきたが、今後はコンプリートに向けてのスケジュール検討を行った。今のところ今後の予定は以下の通りであ…
島原の乱で有名な原城は行ったことはあったが20二十年以上前のことであまり覚えていない。続百名城になっているので再訪することになった。 wikiでは「島原半島の南部に位置し、明応5年(1496年)、日野江城の支城として有馬貴純によって、有明海に張り出した丘陵に築かれた。 15世紀末期に文禄・慶長の役で朝鮮半島の倭城や肥前名護屋城の知識を得た有馬晴信によって居城として整備された。…
沖縄の百名城を片付けたので、次は長崎県と佐賀県の百名城めぐりを計画した。佐賀県では佐賀城と吉野ヶ里は済んでいるので、それ以外の百名城を集中して巡ることにした。 九州への往復には、青春18切符を使用することにした。かつてはムーンライト九州やムーンライト山陽といった、九州方面へのアプローチに便利な臨時の夜行列車が存在したが、今はそのようなものはない。往路は三日かけて長…
昨年11月に無事英国から届いた「Keith Emerson Book」であるが、やっと完読した。途中で、EL&P伝記の1980~90年代の部分を読んでからこの本に戻ってきた。そして2月初めにとりあえず完読できた。 全Ⅵ章の構成であるが、彼の人生について時系列になっているのは、Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅴ章であり、Ⅳ章は家族と親しい友人達の言葉、Ⅵ章は全員からの言葉がまとめられている。 Ⅰ~Scherzo (P 10) Ⅱ…
バスのフリーパスを利用して勝連城と中城(なかぐすく)城を訪問した。前回中城城に行った際はタクシーを利用したのであるが、今回は徒歩移動とした。また私の場合、百名城スタンプを押したハガキを最寄りの郵便局から投函する必要が有るため、それも考慮したルートになっている。更に、ニッポン城巡りアプリの攻城の関係から、行きはすこし遠回りのルートを選択した。 ・県庁北口から27系統の…
沖縄の百名城の中で今まで一度も訪問したことがなかったのは今帰仁(なきじん)城であった。那覇から行くと一日がかりである。今帰仁城のHPのアクセス情報では「本部循環線」と「やんばる急行バス」が記されている。フリーパスの利用等も検討したが(※1)、乗り換えなしで行けるやんばる急行バスを利用することにした。 ・県庁北口 6:45発→今帰仁城跡入口 9:02着 ・今帰仁村役場 12:55発→県庁…
2015年から百名城めぐりを始めているが、その間沖縄へは一度も行っていない。従って沖縄の百名城(首里、今帰仁、中城、勝連、座喜味)は手付かず状態であった。そろそろ片付けたいと思い、昨年の11月頃に行こうかなとなんとなく思っていたのであるが、結局他の要件で予定が埋まっていって延期になっていた。 なんか準備に今一つ本気になれなくて、だらだらしそうになったので先に日程を決める…
昨年の大河ドラマは初回を見て、自分には馴染まない制作方針に思えたので以降全く見なかった。時代的にも興味がなかったし。今年は、戦国時代でもあり、一応5回までは見てきたが、以降見るのを止める。 大河ドラマは、1963年の「花の生涯」から始まっているが、当時の記憶は全くない。いくらか記憶があるのは、「太閤記」や「源義経」である。義経を演じたのは、尾上菊之助(当時)なのだが、…
リットーミュージックが刊行した「キース・エマーソン・インタビューズ」(1992年)は、30年前の書籍であるがその価値はほとんど失われていないと思う。私自身、昔から所有していたのだが、全体を読んでいたわけではなかったように思う。そしてしばらく行方不明になっていて、Keithの自伝を読む際に、改めて参考として読んでいった。そして、以前は何となく読んでいた内容が、自伝の記述等を基に…
自分が幸せな状態にいたり、将来的にもっと幸せになれると思っている時は、自分が果たして「幸せだろうか?」などとは考えないと思う。だから自分が幸せかどうか自問自答するということは、それ程幸福度が高くないという証拠になるかもしれない。 なんとなく、別な国や別な時代に生まれたらどうだったろうかと考えて見た。と言ってもあまりに漠然としている。例えばこの日本で別な時代に生…
EL&P伝記「the show that never ends... encore」は2017年に購入した。70年代の部分を中心に読んで来たのであるが、やっと全体をとりあえず一読するに至った(あくまで「とりあえず」であるが)。初版は2001年に出版され、2013年に「....encore」と付加して出版されたものが私が購入した本である。全15章で、2010年のHigh Voltage Festivalまで(その後の2012年まで)言及されているので、ほぼEL&P…
Chiddingly (チディングリー)という地名は、最近、Keith Emerson本を読んでいて注目した場所であった。P100で Keithの元妻の Elinorが「beautiful old house called Stonehill in Chiddingly,Sussex」と説明していたからであった。 サセックス(Sussex)は Keithの自伝で何回も登場する地名であるし、ストーンヒル(Stonehill)は Keithと家族がかつて住んでいた場所で自伝でも言及されているし…
展覧会のオーケストラ版のミニスコアをやっと手に入れた。ミニスコアは、全音楽譜出版社、音楽之友社、日本楽譜出版社からも出版されているが、今回私が購入したのは「Edition Eulenburg」(オレインブルグ)の日本語版であった。購入価格は 660円だが、そのシールの下の値札は 1430円となっていた。新品では1870円(※1)であるので、かなりのお買い得であった。 Edition Eulenburgのミニスコア…
戦争やコロナ等、安定しない世界であったが、個人的にはかなり正常運転の一年を過ごすことができた。ある意味で、コロナ禍とされている中、自分なりの過ごし方が通常化した感がある。去年は2カ月ほど外出を自粛した期間もあったが、今年は例年の過ごし方に戻った感がある。 積極的に出かけたために、今までで最も外泊した年になった。尤も、安いビジホ中心であるので、ひたすら「数」での勝…
今年は、EL&P関連の音源で新たに購入したものは何もなかった。但し、書籍は2冊入手することになった。 ★書籍 1月に、EL&P オフィシャル本が届き、一応完読した。また、Keith Emerson Bookは初めてプレオーダを行い、11月中旬に無事届いた。両方とも英国からの発送であり、他国の出版社に直接注文を入れて書籍を購入したのは、私にとって初めての体験でもあった。 オフィシャル本を読…
百名城めぐりは、2015年から始めていて、今年も優先的に取り組んだ結果、通算181城(百名城 92 , 続百名城 89)まで数を伸ばすことができた。合計して200城であるので、9割を超え、ようやくゴールが見えてきた感じである。日本全国の200ヶ所をも巡る試みであるので、かなり大変な作業である。また特に「続」の方は山城が多いため、登城すること事体も大変な城が多かった。 2022年が終了し、本…
上田城は駅からも近く、昔の櫓も残っていて、関ヶ原に向かう徳川秀忠軍が、突破できなかった城としても有名であるので、何度となく足を運んだ城跡であったが、今回「隅欠(すみおとし)」というものに注目して再訪したが、新たな発見があった。 何回も行っている場所であるが、事前に情報収集をしていたら「隅欠」なるものを見つけた。その説明板のある場所は、何回か通っているので見ている…