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2020/03/31

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  • 昭和のスーパースター

    1970年代です。 私と弟。 長靴を履いています。 お正月でしょう。 凧を短く持った父を追いかけています。 着物を着ていますね。 この写真を撮った母のおなかには、妹がいたかな。 いや、背中におぶさっていたかな。 父の走る先には大きな桜の木がありました。 生まれ育った伊豆の家の近くです。 ちょうどこの頃、巨人軍の長嶋選手が、毎年自主トレで近くの大仁ホテルに来ていました。 小学生だった私達は、長嶋選手が来た!というニュースを聞くと、 ひとめ見ようと狩野川の河川敷や、大仁橋のあたり、常宿の大仁ホテルに続く山道などを捜索したものです。 東京下町生まれの巨人ファンだった夫にとっても、 長嶋さんが亡くなっ…

  • 土曜日のおやつ どんぶり2種

    おさんどんを担当している私には、 「できたてを食べる」という特権があります。 次の日用にハンバーグを作って、 買いすぎた人参で、酢味噌和えも作って、 ちょうど雑穀米も炊けたし、私だけ、できたてハンバーグいただきます。 新生姜の二倍酢漬けと、肉々しいハンバーグとの相性が良い。 洗い物を増やすのが嫌なので、味噌汁椀にすべて盛りつけました。 もうちょっと、なんか食べたい。 今夜のおかずの肉じゃがも出来上がっていたので、 玉ねぎだけ、いただきます。 肉じゃがって、肉よりじゃがいもより、この、トロンと煮えた玉ねぎが一番おいしい。 煮汁を吸ったじゃがいもの崩れたところも捨てがたいけどさ。 土曜の午後、16…

  • 肌寒い日は、ポトフ

    なんだか、妙に肌寒い。 厚手の靴下と、長そでのトレーナーを着込み、ポトフを仕込んだ。 野菜と肉の塩味スープ。 これにしようと決めた瞬間、気持ちが楽になるよね。 簡単で豪華。 展開可能。 豚肩ロースと、牛すね。 塩をもみ込んんでから、一度ゆでこぼし、 あとは、野菜と煮込むだけ。 灰汁は、まめに掬う。 2時間後。 肉はそのままでもホロホロでおいしいけど、 パセリ・アンチョビ・にんにく・オリーブオイル・塩・ワインビネガーを、ガーっとミキサーにかけたソースを作った。 緑色のマヨネーズだ。 ちょっと、しゃれてる。 ランキングに参加しています。よかったらクリックお願いします。

  • 寅さんが嫌い 父のこと③

    darjeelingmama.hatenablog.com 先日、父のことを書いた。 数ある酒がらみの思い出のひとつである。 「いい話」っぽいけど、読んで泣いた人がひとり、いた。 妹だ。 「鼻の奥がツンとして、目が熱くなって涙が流れた。みんな、不安で惨めで大変だった。そのとき私は部屋でじっと黙って待っていたんだと思う」 と、ラインしてきた。 そういえば母は、寅さんシリーズが嫌いだった。 父を想起させるからだ。 傍から見たらおもしろい、 「ちょっと厄介な家族」。 愛し愛されているんだけど、 個性が過ぎる時があって、 いないとホッとしたりする。 父の酒は、長い間母を苦しめてきた。 母は、父が飲むと…

  • レバーとピーマンだけ。

    大好きなおかず。 レバーとピーマンだけ。 数年前に、レバーの香り揚げ、というのを、スーパーの惣菜コーナーで買った。 レバーに片栗粉をまぶし、揚げ焼きして、醤油・酒・砂糖で味付けしてある。 ピーマンを加えてみたら、見栄えも味もよりおいしくなった。 以来、定番です。 ピーマンだけを、油で色よく炒め、塩を少し振り、 そこにレバーをザザっと投入。 混ぜ合わせて出来上がり。 食卓で黒酢をかけて、いただきます。 これがあるなら、これだけでいい、そんなおかず。 簡単なら、なお嬉しい。 小腹が空いた深夜。 花畑牧場のカマンベールチーズ、ナッツみたいな風味がしておいしい。 炭酸水と白ワインを混ぜて。 一か月だけ…

  • 実家の猿 父のこと②

    これは、昭和13年生まれの父が、中学の修学旅行で買ってきたもの。 日光に行ったのかな。 見ざる聞かざる言わざるの彫り物。 小遣い全額を使い果たし、これひとつを購入した中学生男子。 持てばずっしりと重く、持ち運びも大変だったでしょう。 父らしいエピソードです。 2016年に78歳で亡くなった父は、酒が好きな人でした。 酔うと大声になり、寝ている子を起こし、音楽を大音量でかけたりして、 父が酒を飲む夜、家族は戦々恐々としていたものです。 基本的に1日おきの飲酒でした。 体のためではなく、飲みすぎた次の日は酒が残って飲めないからでした。 それほどに、大酒飲みだったのです。 私が運転免許を取ったばかり…

  • 実家で昼寝 父のこと➀

    日曜日。 朝7時に横浜を出発して、伊豆の実家に日帰り弾丸里帰り。 ミッションは3つ。 ➀家に風を入れる。 ②石楠花の花がら摘み。 ③うなぎを食べる。 9時半到着。 まず畳の部屋にゴロンとなり、窓の外を見る。 父が居た頃には及ばずとも、心なごむ庭がここにはある。 父の部屋を捜索していたら、こんな写真を見つけました。 おそらく、1972年頃。 私の運動会の朝でしょうか。 就学前の弟と、父。 祖父母の代から住んでいたこの家には庭がありませんでした。 屋上と家の周囲に、鉢植えの植物が所せましと置いてあり、 朝夕に父が水やりをしていた姿を覚えています。 この約20年後、父は、念願の庭付きの中古住宅を購入…

  • 幸せは、そこここに、散らばっている。

    週末。 曇天。 食べるぞ、と気合いを入れて作る朝ごはん。 卵2個をフライパンに割り入れ、 たっぷりの油で下側をこんがり揚げ焼きして、 最後にちょっと蓋をして膜を張らせる。 目玉焼きを取り出し、まだ熱い油にハムを投入してサッと焼く。 味付けは塩と胡椒。 8枚切りのトーストにバター。 昨夜刻んだ野菜に、オリーブオイルとレモンを絞る。塩少し。 熱い紅茶を入れて、いただきます。 午後、娘達とコメダ珈琲へ。 たっぷりのソフトクリームがのったアイスココア。 次女が、グルテンフリー食生活への決意を語る。 「お菓子はね、おせんべい一択」 バッグの中からごそごそとおせんべいの袋を取り出す。 原材料に、うるち米、…

  • 風邪っぽい朝に思うこと

    昨日、喉の異変に気付いた。 ジリジリするような ガサガサするような 水を飲んでも乾燥しているような。 風邪かなあと、梅エキスを舐めてから、早寝した。 夜中、鼻の奥が乾燥して、目が覚める。 水を飲む。 喉が痛い。 朝、少し回復していた。 喉の違和感はまだある。 緑茶と、梅干し3つ。 今日はおとなしくしていよう。 先日の大腸カメラ検査後、大腸の内部写真をカラーコピーでもらった。 薄いピンクグレーの内壁に、赤味がかった毛細血管が張り巡らされている。 カメラのライトに反射してキラキラしている幻想的な大腸の内景。 見慣れた自分の顔は、肝斑が浮き出てシワっぽくなってきている。 タルタルしているおなかの皮も…

  • 最後の寒波のユニクロで

    何度目かの厳しい寒波が襲来した、3月のある日、ユニクロに行った。 こんな上着が特価で吊るされていて、ずいぶん前の、ある夜の事を思い出した。 20年以上前。 友人から、「マンションを買ったから遊びに来て!」と連絡がきた。 さすが独身バリキャリの彼女だ。 仕事にかこつけ、神戸三宮駅近くの高層マンションに会いに行った。 新築の建材がにおい立つ、ピカピカの部屋。 寝室には、白くて青い蓋の丸っこい加湿器が置いてあった。 こんなおしゃれな加湿器があるんだ、ってまず思ったなあ。 高級アパレル勤務が長かった彼女は、ワードロープも絢爛だった。 ある時、ゴワゴワに見える生地なのに触るとしなやかに柔らかい手触りのス…

  • ナムル→キンパとビビンバ丼

    Youtubeの見様見真似で、ナムルをいろいろ作ってみた。 まずは、ビビンバ丼。 上にのせたのは、唐辛子ではなく、コチュジャン。 次の日の昼食は、初めてのキンパ巻き。 華やかな海苔巻きだ。 酢飯ではなく、塩とごま油を混ぜたご飯。 いくつ食べてもおなかいっぱいにならないのはなぜ。 とは言え、ごはんものは、やはり腹持ちがいい。 夜になってもおなかが空かず、 揚げを焼いて、一味唐辛子と醤油をかけ、 ポートワインの炭酸水割とで、お夕飯としました。 これって、ダイエットになる? お昼たらふくダイエットだ! (ツッコミ絶賛募集中) ランキングに参加しています。よかったらクリックお願いします。

  • 妖怪宿

    寒暖差に翻弄された3月。 友人と一泊二日の小旅行に行ってきた。 車で丹沢方面に向かって出発。 途中から山中へ分け入り、走ること2時間弱。 ひなびた温泉宿に到着。 よく会う友人なので、目新しい話はない。 それぞれ話したいことを話すから、会話はずっと脱線してる感じ。 なんと露天風呂付の部屋なのだ! まず入湯。 丁寧に洗い上げ、磨き上げられた木風呂が気持ちいい。 でもね、隣の部屋との境がスッカスカの簾でね。 これはこれで、オープンな感じ? 私達は全然気にしないけど。 人の気配は皆無だしね。 人? そう、「人」の気配がほとんど無いのよ。 でも、別の何かが… 部屋からの景色。 絶妙な放置加減の樹々、岩々…

  • 大阪2日目 今何時 食い意地

    クレーム対応を済ませての2日目。 少し気が軽くなって、食欲復活。 所用がいくつかあり、落ち着いての食事は1回だけ。 用事を済ませたら、大阪中央卸売市場のそばにいることを発見。 土曜日の午後3時過ぎだったので、やってるお店が少なくて、ビルの中の食堂に行った。 煮魚定食。たぶん、おいしいと思う。 でも、伊豆下田のキンメ定食を思い出してしまった。 ※参考画像 今年2月のキンメ定食 @下田 最高でした。 帰りの新幹線に乗る前に買ったもの。 自分用。 車中の友。 固めのご飯がツヤツヤしていて、ゆっくり食べるのが難しい。 お土産➀。 夫も娘達も大好き。 おみやげ②。 天のやの玉子サンド。 添加物たっぷりだ…

  • 大阪の夕焼け

    3月中旬、クレーム対応で大阪に行った。 先方に夜7時のアポなので、夕方に新大阪着。 気が張っていて、朝からお茶しか飲んでいなかった。 何か食べたほうがいいよね、と、駅構内で人生2度目の明石焼き。 温かいものをおなかに入れると落ち着くね。 静岡に生まれ神奈川に住み、北海道や九州は旅行で行っても、 関西に来る機会はほとんどない。 これが大阪の夕焼けだ。 これが大阪のどぶだ。 これが大阪の木蓮だ。 気が重かったクレーム対応。 先方の人が優しくてホッとした。 夜8時過ぎ、ホテルに到着。 せっかく大阪にいるんだから、何かおいしいもの食べたいけど、疲れたから買ってきた。 焼き芋と、サラダ的なもの3つ。 お…

  • 私の部屋

    30年前に買ったぬいぐるみが鎮座するここ、私の部屋です。 ベンチみたいなソファと、大きな四角いテーブルに挟まれた、キッチンに隣接した壁際のスポット。 夏はエアコンが直撃。 冬は毛布を敷いて布団を常設。 主に夜、プールのあと寝るまでの時を過ごす。 プールからの帰り道に、夜10時までやってるスーパーがある。 閉店間際、安くなる。 そこの寿司がうまい。 夜11時の寿司。 紫蘇もある。 わさびはきざみわさび(チューブ)。 寿司のあと、かき餅。 揚げてないからカロリーほぼゼロなのに、マヨつけちゃった。 かき餅のあと、チーズ。 閉経後はたんぱく質とらないと、ね。 とりあえずアイス。 箱入りの小さいやつだか…

  • ひとりの日 荒れる台所

    夫が2泊3日で家を空けた。 1日目。夫を見送り、朝ごはん。 豚汁の残りに小松菜を追加。 納豆にマヨネーズ。 生卵に醤油。 ご飯3杯。 夫婦二人暮らし。 二人とも在宅仕事が多い。 1階に夫、2階に私。 2階で私。 互いの仕事については、ほぼ不干渉だし、 さぼっていて怒られることもない。 だが、階段を上ってくる足音には、ピリッとする。 足音がしない2日間だ。 昼ごはん。 納豆にマヨネーズ。 名残りの白菜漬。 具が少なくなった豚汁。 ご飯1杯。 夕飯。 煮返し続けた豚汁の汁に、豆腐とわかめと小松菜と粒味噌を足した。 ご飯にしらす・紅生姜・ごまをのせる。 プールに行く。 15分きっかり泳ぐ。 いつもよ…

  • ちょい豪華なサンドイッチ

    山型の食パンで、ちょい豪華なサンドイッチを作ります。 1枚目:ディジョンマスタード・クリームチーズ・スライスチーズ。 2枚目:マヨネーズ・ソーセージみたいなハム・綿抜きした胡瓜・ガーキンスのピクルス。 3枚目:バター・よく焼きの目玉焼き+塩。 断面。 娘から丁寧な感想が送られてきました。 「噛むともちもちのパンに歯が沈んでいき、卵がプリプリと小気味よく、きゅうりがシャキシャキ。濃厚なマヨネーズとチーズが口の中に広がり、パサついたパンをまとめてくれる。その後、ハムの塩気、ピクルスの酸味を感じ、すべての味がマリアージュ。終盤、小麦の旨みが滲み出てきます。トーストすればよかったと少しの後悔あり。ただ…

  • たどりついた。炊きこまない炊き込みご飯

    みんな大好き炊き込みご飯。 鶏肉・あぶらげ・人参・ごぼう・こんにゃく・きのこなど、あるもので作る。 米ともち米を研いでザルにあげておく。 具材を炒めてから、醤油・酒・みりん・塩・少しの砂糖と、出汁で煮る。 具材をざるで漉し、煮汁をゲット。 水と煮汁を合わせて、いつもより少し少な目の水加減で炊飯。 炊けたらすぐに、飯台に移し、具材を混ぜる。 出来立てが一番と思いきや、 次の日に、モチっとなってるおにぎりを食べた時や、 飢餓状態で冷凍庫を漁り、ラップに包まれたこのご飯を見つけた時も、かなり嬉しくておいしい。 向田邦子さんの、人参とあぶらげだけの潔い炊き込みご飯が印象的で、 少ない具材でもおいしくで…

  • 去年漬けた梅

    去年の夏に漬けた梅干しを、濃い緑茶と共に、朝。 梅干しを初めて漬けたのは、約20年前。 お隣が大きな農家で、庭先で野菜を販売していた。 腰が90度に曲がったおばあちゃんが店番をしていて、ある日お手製の梅干しを樽から出して、私の手のひらにのせてくれた。 梅酢が滴り落ちる、鮮やかに赤い梅干し。 一口かじると、食べたことのないおいしさ。 しょっぱいんだけど、甘い。 豊潤な果実味が弾ける、瑞々しさ。 おばあちゃん、これどうやって作るの?と聞いたら、 「普通の作り方なんだけど、塩を少な目にして、酢を入れるんだよ。赤紫蘇はたくさん」 と、教えてくれた。 その後、五倍酢を使った梅干しレシピを見つけ、作ってみ…

  • ひとりで夜食③アルバムプロジェクト進行中。

    亡き父は酒に飲まれる人で、 母はずいぶんいやな思いをした。 それを見てきた私たち子ども3人は、皆、ほとんど酒を飲まない。 父も母も逝った今、私の中の父の血が酒を呼んでいるような気がする。 ちょっと飲みたくなる夜が増えてきたのだ。 夫は夕食後、自分の部屋にこもっている。 私は夜ジムに行き、帰宅するのは22時過ぎ。 夜半に布団に入るまでの間は、静かな私だけの時間。 小さなプロジェクトをすすめる。 現行は、父と母のアルバム整理。 昔の大仰な装丁の分厚いアルバムから、これはと思う写真をべりべりとはがし、スケッ チブックに貼っていく。 スパイシーな赤ワイン。 生鮭に塩少し、水気をふき取り、粉をはたいて、…

  • ポテチにアイス。誰かとめてくれ。

    ポテチにアイス。 プリズンブレイク、という海外ドラマで、 フライドポテトで、甘そうなシェイクをすくって食べているのを見たことがあります。 ソルト&ビネガーのポテチに、ハーゲンダッツのストロベリーです。 道徳に背く、と書いて「背徳」、そう、これは、背徳の味。 健康がどうのって、大口叩いた直後に心苦しいのですが、 ジャンク欲という名の煩悩が覚醒しました。 コーラが飲みたい。 ジンジャーエールでもいい。 次の日、バーガーキングをテイクアウト。 飲み物はスプライト。 ハンバーガーはオールヘビー。 (今回覚えたオールヘビー。野菜もソースも、増し増しってこと) あーおいしかった! やっぱ時々ジャンク、入れ…

  • 肺炎再発(夫)日焼け止めクリーム卒業(私)

    darjeelingmama.hatenablog.com 年末に、1週間、入院したうちの旦那。 1月末、咳と発熱があり、診察を受けたら、肺炎再発。 入院は回避できたが、また強い抗生剤を内服する。 病人食。 稲庭うどんをクタクタに煮て、卵とじ。 青みは春菊。 約2週間、しつこい咳が続いたが、今(2月下旬)は元気になった。 ジム通いも再開して、筋トレに余念がない。 しかし抗生剤のせいか、下痢や、口内炎、口角炎に見舞われた。 重い感染症になると、抗生剤治療は避けられない。 肺炎は治っても、日々の食事や運動で培っている体のバランスが崩れるのだろう。 ここ10年、夫、父、母の順でガンになり、父と母は亡…

  • 私の昭和⑨ 土曜日のラーメン

    これは、30年間作り続けている、うちのピザです。 食パンは10枚切り。 玉ねぎとピーマンたっぷり。 ソーセージはできれば生協ブランド。 ピザソースとチーズはなんでもいいけど、どちらも少なめ。 たくさん作って冷凍しておきます。 オーブントースターで焼くときは、アルミホイルを下に敷き、 150度くらいの低温でじっくり。 チーズが溶けて焼き色が付いたら、温度を上げ、ホイルを抜いて下もこんがり焼く。 今回、数年ぶりに食べた娘が、 「なつかしいなあ。これピザじゃなくて、ピーマンパンだよね」 娘たちが小学生の頃、ほとんど毎週末、作ってました。 私が小学生の頃、昭和50年前後、土曜日の学校は半ドンでした。 …

  • 伊豆の空

    1月下旬、伊豆の実家に行ってきた。 庭師が入り、バッサバッサと伐採したり、 ウイーンウイーンと草刈りしたり、 パチパチ剪定したり。 長い付き合いの庭師さんは、私よりちょっと年下。 かつて私を、おじょうさん、と呼んでいたが、今は苗字で呼ぶ。 亡き父母のことは、かわらずに、おやじさん、奥さんと呼んでくれて、昔の話に 花を咲かせる。(庭師だけに) 私も作業の真似事を、足手まといにならないように、させてもらう。 実家での時間が、いつもよりにぎやかに過ぎる。 片付けを済ませ、じゃあまた、と庭師が帰るのを待っていたかのように、日が落ちていく。 私は、初めて履いた地下足袋の感触が楽しくて、薄暗くなってからも…

  • 大根を塩で。

    牧野伊三夫さんの、「かぼちゃを塩で煮る」。 素敵な表紙。 牧野伊三夫さん、1964年生まれの同年代でした。 10年近く前に購入したとき、勝手に70歳くらいの人だとイメージしていました。 根拠のない思い込みでした。 文中、甘辛く煮たかぼちゃは苦手だったけど、ある日八百屋のおばさんに、 「塩だけで煮てごらんなさい」と言われ、以来好きになったというのを読んで、 わたしも真似してかぼちゃは塩だけで煮るようになりました。 そして今回、瑞々しい冬大根を豚バラと昆布と、塩で煮てみました。 酒にしばらく漬けた昆布を敷き詰め、 こんがり焼いた豚バラをのせ、 大根で覆う。 塩をバラリ。 ↓ 大根が主役のおいしい煮…

  • 私の思い込み健康法

    ➀朝一番、緑茶を浴びるように飲み、梅干しを食べる。 カテキンとクエン酸、ですかね。 朝、この余裕があれば、まずはダイジョブ。 ②背中に太陽を当てる。 冬の太陽には、何かある。 ものすごく体にいいものが、確かにある。 ③健康ごはん。 ある日は: 塩蔵わかめを戻して、出汁で煮る。 ぐつぐつ、トロンとするまで、煮る。 味噌を少し、溶き入れる。 わかめの上に、にんにくのみじん切りを少し。 小豆玄米に、醤油でパラリと炒めたひじきをのせる。 これ、最強デトックス定食。 わかめを煮るのがポイントです。 またある日は: ぬか漬けぎっしり弁当。 小豆玄米の上に、ぬか漬け(蕪の茎と、人参)。 目玉焼きと、冷凍コロ…

  • 白菜漬

    大きな白菜を八つ割りにして、半日、日に当てる。 5%くらいの塩(気持ち、多め)と、昆布と輪切り唐辛子。 3日で水がたっぷり上がってきたので、重石を半分にして、更に3日。 食べてみると、しょっぱい! 慌てて引き上げて、タッパに分け入れ、1週間後。 水に3分から5分漬けて、塩出しをして、いただきます。 少しの酸味と、こなれた塩味。 何はともあれ、ご飯を巻く。 父の白菜漬は、大量の鷹の爪とにんにくが入っていて、個性的な味だった。 私は昆布と塩の、正統派。 白菜を塩に漬けただけなのに、おいしいよねえ。 半分は常温。 半分は冷蔵庫。 味の変化が楽しい。 お雑煮も、白菜漬けも、なんとなく、お正月前後の食べ…

  • インフルエンザで腎不全。

    年末、夫が1週間入院した。 ことの始まりは、金曜日の朝。 体調が悪いと言い出す。 仕事を休み、終日、寝ている。 喉の痛み、咳、微熱があるという。 夕方から、酒を飲んでいた。 週末の昼間、私は外出した。 おにぎり・味噌汁・卵サンド・果物・ポカリなどを置いておく。 土曜日も日曜日も、夕方帰宅すると、酒の匂いがしていた。 ほとんど食べていないことは容易に察せられたが、 「なんでお酒飲むの?」という、あきれる気持ちがあった。 本人が、いらない、だいじょぶ、と言うのをいいことに、放っておいた。 月曜日。 咳としゃっくりがひどい。 夕方、内科に行くと言い出す。 そのあとジムの風呂だけ入ってくる、と言って1…

  • 作ってみたかったもの。

    各地、各家、各人のお雑煮がある。 初めて作ってみた、白味噌雑煮。 玄米餅をこんがり焼いて、大根・人参・里芋・鶏もも・小松菜。 ほのかに甘い味噌が玄米餅に合う気がする。 母に習った雑煮は、鰹と鶏の出汁に醤油。 お醤油の量が決め手。 お醤油の味が舌にあたるくらい入れる。 しょっぱいの、ちょい手前。 慣れた味のお雑煮はやっぱりおいしい。 母はいつも最後に自分のお雑煮をよそっていて、 お餅が崩れてグダグダになっていて、うらやましかったっけ。 元旦。 近所の夕暮れ。 2022年の元旦に母が亡くなって、丸3年たったんだなあ。 あの日から、白髪染めと、シャンプーをやめたのよ。 湯シャン、4年目に突入です。 …

  • つゆだくのジャガイモで大晦日。

    スーパーの精肉コーナーには、高級和牛が年末価格で並んでいた。 私は、すじ肉を買う。 すじ肉も年末価格だけど、ローストビーフ用や、すき焼き・しゃぶしゃぶ用よりはかなり安い。 たっぷり買って、おでんを仕込む。 途中で、人参も入れてみた。 大晦日の夜。 じゃがいもでお味見。 崩して、おつゆ追加。 トロリと煮えたすじ肉をのせた。 調味料はお醤油だけ。 優しい味です。 つたないブログではありますが、わたしにとって、とても大切な場所になりました。 読んでくださる皆さんのおかげです。 ありがとうございました。 どうぞ、良いお年をお迎えください。 来年も、ご訪問くださいね。

  • それでも玄米はおいしい。

    私が中学生の時、母が玄米食を始めて、私も一緒に毎晩玄米。 圧力鍋で炊いていた。 「香ばしくておいしい! 白米よりおいしい!」 なんて言いながら、私と母だけ、玄米。 玄米のおかげで、「便通」を始めて意識した、あの頃、 ファミリーレストランが、町に出現した。 母・私・弟・妹で、さっそく行ってみた。 ハンバーグや海老フライを食べたんだと思う。 パンか、ライスを選ぶ段になり、 母とうなづきあいながら、「ライスおねがいします」 やってきた、平皿に盛られた白く輝くライス。 これが、ひとり一皿(当たり前)やってきた。 一口食べて仰天。 お、お、おいしい。。。 母と私、黙って白米だけを食べ続けた、という出来事…

  • 私の昭和⑧ ドルックスはおばあちゃんの香り

    昭和46年夏。富士急ハイランド。 母29歳 私6歳 弟3歳。 おばあちゃん51歳… え、わたし今、59歳… ドラッグストアの化粧品コーナーでドルックスを見つけた。 たちまちよみがえる、なつかしい、おばあちゃんの香り。 今も売ってるんですね。 母に連れられて、祖父母の家に泊まりに行く。 おばあちゃんは、鏡台の前に斜めに座り、 顔中にドルックスを塗りたくり、薄いガーゼでゴシゴシ拭き取る。 口回りを拭く時の顔が面白くてケラケラ笑った。 顔面パック(小麦粉と卵、だったかな)もよくしていた。 パック剤の生ぐさいにおいと、 パック中の、おしゃべりが止まった瞬間の違和感を覚えている。 テレビの音が大きく聞こ…

  • 味噌汁さえあれば。

    豆腐・揚げ・わかめ。 一番好きな、お味噌汁。 味噌は白味噌多めの、合わせ味噌です。 昨年の切り干し大根が好評だったので、今回、うす~いやつ、作ってみました。 ↓ ↓ 結論: 切り干し大根は、ある程度、厚みがあった方が良い。 薄切りを干すと、限りなく、耳○○と同じ形状。 おいしい味噌汁があってよかった。 ランキングに参加しています。よかったらクリックお願いします。

  • お見舞いは誰の為

    仕事で20年来お世話になっている方のお見舞いに行ってきた。 彼はお見舞いを喜んでくれるのかな、と考えながら、目黒川沿いを登る。 9月の終わりに会った時には既に1日にヤクルトだけ、って言ってたから、 緩和病棟に移ったと聞いて、少し緊張しながら面会カードを受け取った。 ナースステーションで、本人に面会してくれるかどうかを聞いてもらう。 事前にご家族に了解をもらっているけど、 ここまで来ていて、断りたくても断りにくいよな、とも思う。 OKをもらって、部屋を訪ねる。 79歳。 税務をお願いしていた。 年に一度の決算時には、最小限のお叱りと、最大限の励ましを、いつももらった。 ごく自然に、超常現象っぽい…

  • 郷愁のそば湯ポタージュ

    玉ねぎ・セロリ・にんにく・舞茸・茄子・ひき肉を炒めて、季節はずれのトマトと赤ワインで煮込んだミートソース。 聖護院カブのぬか漬けを添えたら、これがまったく、合いません。 ピクルスや、オリーブの塩漬けだったら? きっとおいしいんでしょうね。 別の日。 小豆入り玄米に、ひじきの醤油炒めと梅干し。 ゆうべの味噌汁に、ゆうべの煮びたし(小松菜と揚げ)を出汁ごと投入して、卵。 残り物だらけでも、味噌と醤油がすべてをまとめる。 日本には日本の、 イタリアにはイタリアの食文化があるのね。 これぞ日本、と思ったのは、 そば湯にミソモト(味噌+昆布茶+ネギ+練りごまを練り合わせた簡易味噌汁の素)を入れてかき混ぜ…

  • はりきって歩く時は気をつけて。

    小豆が多すぎる玄米・味噌汁はミソモトとネギ・大根葉とツナ醤油炒め・梅干し。 こんな朝ごはんは、すぐにおなかが空くけど、それがまたよい。 腹6分目の朝食で始めた1日は調子が良い。 夜はプールに行く。 泳ぎ過ぎたかも(800m)。 少し足が重い。 アスファルトの坂を登る。 気分は良い。 帰ったら寝るだけと思うと、心がおどる。 布団乾燥機でぬくぬくさせた布団で、ちょっとだけ携帯ゲームやろう。 ニヤニヤしながらはりきって歩いてたら、何もない所でつまづきそうになり派手にタタラを踏んだ。 あぶないあぶない。 思っているよりも足が上がっていないのだ。 10月の風邪も、回復の遅さに年を痛感したし。 darje…

  • 遠くて、遠い、成田に近い場所。

    千葉の小さな町に行ってきました。 自宅から約3時間。 どこでお昼を食べようかなと考えていたけど、 電車の乗り換え時間が短くて、 帰りの時間も気にすると、早く目的地に着きたくて、 結局、お昼は駅の売店で買ったこれ。 特急列車で食べました。 しおさい3号は、座席も上等、乗務員も親切で、 ならば、豪華な駅弁でゆっくりすればよかったと、事前調査の甘さを痛感。 到着。 成田に近い場所。 さっさと用事を済ませ、 JR駅の両側、さびしい方の商店街を歩きました。 すれ違う人もいないし、車は轟音で走り去るけど、 30年前の賑わいが、耳を澄ませばかすかに聞こえてくるようなそんな商店街。 眼鏡屋の看板の文字が大きい…

  • かわいい手帳を買っちゃった。

    街には早くもクリスマス音楽が鳴っている。 ちょっと早すぎない? でも、もう12月に突入してるのよね。 来年の手帳を買った。 漫画「3月のライオン」の作者 羽海野チカの手帳。 B6サイズ。 柄にもなく、かわいくてうれしい。 2025年、60歳になる年。 来年も、自分の体と家の中の無駄を削りたい、というのが抱負のひとつです。 毎年言ってる。 12月最初の週末に、食器棚を掃除した。 服も食器も、気づくと同じものを繰り返し使っている。 これもいらない、これも捨てられるはず、なのだが、 加齢と共に、「思い出の品」が増えてしまい、なかなか思い切ることができない。 捨てられない大切なものは、しまい込まずにき…

  • ホキの空、じゃなくて、蕎麦。

    朝。 週末/快晴。 レモン湯。 レモンの絞り汁をお湯で割ったものは、朝一番に最もふさわしい飲み物のひとつ。 今日は、千葉県八千代市に用事があるので、そのまま足をのばして、 千葉市のホキ美術館に行ってみよう。 ホキ美術館は、写実絵画専門美術館。 写真にはピントがある。 絵画のピントは、画家の思うまま。 すべてにピントが合っている、子細に描き込まれた大きな風景画を前にしたら、 どれだけの迫力なんだろう、見るだけで疲れそう、という期待がありました。 午前中に用事を済ませ、まずは、船橋の人気蕎麦屋の暖簾をイソイソとくぐる。 レジの後ろ側の席で天せいろ。 お昼時のさんざめく店内にジャズが流れている。 老…

  • スポーツジム わたしの心得。

    近所のジムに15年通っている。 途中、母の介護で4年間休会した。 もっぱら、プールと風呂だけ。 ヨガや、ボクササイズに挑戦したこともあるが、続かず。 私も含めて、決まった時間帯にジムに行くという人が多いのだろう。 プールにも、風呂にも、固定メンバーが何人かいる。 プールでは黙々と泳ぐだけ。 レッスンや、エクササイズに参加したことはない。 泳ぎ始めは雑念が頭の中をぐるぐるまわる。 200mを越えて体が水に慣れたあたりからだと思う、頭も心もからっぽになる。 肩から大きく腕を回し着水したら前にグイっと伸ばしてできる限りの水を掻き、後方に押しやる、と同時に強く足を蹴る、そしてまた、腕を大きく回す、その…

  • スープの抜けた小籠包

    乾燥した冬の日曜日には、とにかく干す。 今回は、あわびたけ・まいたけ・しいたけ・大根。 干したキノコはにんにく・ベーコンと炒めて、パスタにしました。 こちらはポトフ。 干しきのこ、干し大根、白菜、人参、玉ねぎの上に、 豚肩肉の塊を厚めにスライスして、塩コショウきっちりして、焼き色をつけたもの。 味つけは塩とローリエ。 1時間後、野菜の旨味が溶けだしたスープとホロホロの豚肉がおいしい。 毎日これでもいいんじゃないか、と思う。 1日目 そのまま、スープで。たとえばバゲットと共に。 2日目 引き続き、スープで。今度はご飯で。 3日目 カレーにする。 って、特に展開ともいえない展開ですが、3日はいけま…

  • わたしの昭和⑦ ケロヨンとおじいちゃん。

    昭和43年の夏。 弟と私。 ケロヨンの帽子。 同じ年の冬。 ケロヨン帽子と、ケロヨンシャツ。 50年以上前の静岡県伊豆である。 コーディネイトより、ケロヨン重視。 昭和42年のクリスマス。 ケロヨン人形を抱きしめている。 アルバムには、こんな写真も貼ってある。 日本テレビ系の木馬座アワーという番組で昭和41年から44年に放映されたとのこと。 なかなかリアルなキャラクターですよね。 目玉部分が発泡スチロールだったケロヨン帽子は、母方の祖父のお土産だった。 東京で買ってきてくれて、あなたずっとかぶってたのよ、と母から言われ、 もらった時のことまで覚えているような気がする。 そんなわけないけど。 こ…

  • ダージリンティはいつも。

    野菜直売所で葉付き大根を買いました。 りっぱな葉っぱがついているとすごく得した気分。 大根葉は小口切りにして、塩でもみ、ざっと水洗いして、絞っておきます。 一番大きなフライパンに油を熱して、一気に炒めます。 味つけは醤油とみりん。 ごまをふり入れて出来上がり。 大根葉のえぐみがおいしいと思います。 翌朝、お弁当を作ってお昼にいただきました。 お弁当の下の方にある、白いペースト状のものは、伊豆で買ってきたわさび漬けです。 健康的だわ、と悦に入ってましたが、2時間後、おなかが空きました。 これはおやつ。 レーズンパンをトーストして、たっぷりのバターをのせる。 ぬるのではなく、のせる。 熱い紅茶を入…

  • 夜食シリーズ③ 発酵食品なら許される。

    ぬか漬けといえば夏ですが、 私のぬか床は、今夏、夏休みをいただきました。 猛暑でのぬか床維持をあきらめたんです。 7月、ぬか床の半分を捨て、残りに塩を足し、タッパに入れて冷蔵庫保管。 そのまま何もせずに、夏を越します。 10月中旬、ぬか床を冷蔵庫から取り出しました。 いりぬか・塩・ビールを足して、キャベツの外皮で捨て漬け。 3日くらい経つとふっくらしてきて、ぬか床復活です。 人参と大根は冬の定番。 蕪もおいしい。 こんなのを見つけたら、買わずにはいられません。 深夜におなかが空いたので、夜食にぬか漬けとポートワイン。 ポートワインの甘さとぬか漬けの塩気がよくあいます。 10月初めに体調を崩して…

  • 青レモンと味噌汁

    11月初旬、実家に行ってきました。 毎年律儀に実を結ぶ、父が植えたレモンの樹。 パチンパチンと実を切り落とすたびに、得も言われぬ清冽な香りに包まれます。 ドレッシングを作ったり、焼き魚や揚げ物に絞ったり、贅沢に使います。 そして、今回のうれしい発見は… 大分県民は,、かぼすを味噌汁に入れるとどこかで聞いたことを思い出し、 青レモンを味噌汁にギュッと絞り入れてみました。 酸っぱくなるわけじゃないんです。 出汁が強化されるというか、 新たなレモン出汁で風味が増幅するというか。 なぜもっと早くやらなかったのか!と後悔するおいしさです。 玄米にたっぷりのせたのは、 じゃこ・大根葉・人参をカラリと炒めて…

  • わたしのちゃんぽん 妹のラクサ そしてチョコミントアイス

    わたしのちゃんぽん @リンガーハット。 野菜多め 麺少な目。 お酢と、生姜ドレッシングをたっぷり。 博多に出張した時、第一食はリンガーハットだった。 もちろん、博多ならではのおいしいものを探していたのだが、 看板を見つけたら吸い寄せられてしまい、駐車場に入ってしまった。 「なぜ」 「なぜ博多に行ってまでリンガーハット」 と、娘達にも友人にも言われたっけ。 好きだからしょうがない。 これは、妹のラクサ。 香辛料が効いた、東南アジアの麺料理。 週に4回は食べているらしい。 海鮮は海老だけ(スライスして多く見せてる)し、練り物は原材料不明だけど、ココナツミルクで仕上げたスープが癖になると。 本格的な…

  • ポートワイン ー 妹の場合 ー

    赤玉ポートワインを飲んだと妹に話したら、この写真が送られてきました。 ポルトガル グラハム社のポートワイン。 20年ものだそうです。 妹が友人とポルトガル料理を楽しんだ時に出てきた、ポートワイン。 ボトルが大き過ぎる。 料理は… アヒージョでしょうか。 オリーブオイルがたっぷり過ぎる。 オニオングラタンスープかな? パンが豪快過ぎる。 ステーキですね。 肉がおいしそう過ぎる。 にんにくが丸ごと過ぎる。 野菜も食べないと。 油まみれ過ぎる。 素敵なデザート。 クリームブリュレに人参は変化球過ぎる。(ちがうよね) 長年の友人と久闊を除した妹。 笑顔の写真が送られてきました。 そして、深夜。 妹の夫…

  • ひとりで夜食シリーズ② ファーストクラスな夜

    先週末のこと。 ロッド・スチュアート似のおばさんがいるいつもの魚屋に行った。 え、牡蠣、半額? それなら3パック買います。 片栗粉と水で、やさしく洗ってから、3%の塩水にしばらく漬ける。 ざるにあげて水気をふきとったら、にんにくと一緒にオリーブオイルでじっくり焼く。 小さくなったら、オイスターソースで味付け。 フライパンを振りながら少し煮詰めて、粗熱がとれたら容器にいれて、 牡蠣が全部ひたるまでオリーブオイルを注ぎます。 鷹の爪も入れておきましょう。 出来立てを玄米にのせ、 ぬか漬けのにんじんを添えました。 もっちり炊けた玄米と牡蠣の旨味が混じりあう。 浅く漬かったにんじんと濃厚な牡蠣が互いを…

  • 旅したバッグ

    あたしの7つ下の妹はね、 東南アジアの小国でね、 モラハラ夫と暮らしているの。 自営業だからね、 家でもオフィスでも夫婦は一緒でね、 会話をすれば、その9割は激しい口論に発展するって言ってた。 英語で喧嘩するんだけど、夫の方が英語は上手なのよ。 その彼女から、こんな写真が送られてきたわ。 生成りと紺のショッピングバッグを待つ、グレーのシャツの女性。 バスの列で、妹の前の前に立っていたんだって。 このバッグはね… 〜 数年前に日本に帰ったときに、お姉ちゃんが連れて行ってくれたショッピングモールの靴屋。その店には、古い靴の引き取りサービスがあった。購入すると、その分値引きしてくれる。私は足が大きく…

  • 切り干し大根を煮る

    冷蔵庫の奥から救出した切り干し大根。 今年の1月に作ったもの。 まだ十分、使えます。 黄金色に輝く戻し汁を舐めてみたら驚くほど甘いから、砂糖はほんの少しでいい。 人参、あぶらげと一緒に炒め、砂糖・醤油で調味してさらに炒め、戻し汁を加えた らあとはふっくらと煮あげます。 娘が小さかった頃、お夕飯に切り干し大根煮ときゅうりのぬか漬けを出しました。 まず切り干し大根を口に入れ、 次にご飯。 少しもぐもぐしてから、 ぬか漬けを小さな口に押し込んでました。 三位一体の味を楽しむ娘を見て、うんこの子はだいじょぶだ!と確信しました。 何がだいじょぶなのかは、不明ですが。 小さなお弁当を作って娘に届け、ずに、…

  • 口内環境を整える。

    朝。 寝起きの口は、いつも気持ち悪い。 理由は、歯のリテイナー。 歯周病で根が縮小した奥歯を守るために、毎晩装着してる。 睡眠中に歯をくいしばる癖があるので、その圧を分散させるのだ。 目が覚めたら少しグダグダしたいのだが、リテイナーを外したいのですぐに起き上がる。 カパッと外して口をゆすいで、ほっとする。 濃い目の知覧茶を飲んで、スッキリ、目も覚める。 昨年、歯周病を一気に治療してから、口内環境は大きく改善された。 自己管理で重要視しているのは、毎晩のフロス作業。 歯医者でのクリーニングと定期チェックは3か月に1度。 2年前の一括治療は、自由診療/先進治療の歯医者でやったので、すごく高額だった…

  • 冷ご飯に冷えた味噌汁

    当代きっての人気小説家、宮部みゆきの時代小説がオーディブルにアップされていたの で聴いてみた。 「霊験お初~震える岩~」 舞台は江戸時代後期の1802年。 第11代将軍徳川家斉の治世。 時代推理小説だし、「霊験」だから、怪奇な事件が次々と起こる。 中盤、この話が約100年前の赤穂浪士の事件に深く関わっていることが明かされ始める と、俄然おもしろくなった。 主人公のお初の初恋の相手となりそうな右京之介(うきょうのすけ)は眼鏡をかけた優 し気な青年。 快活で率直なお初と、芯は強いが印象は草食系の右京之介。 考えをめぐらす右京之介が懐(ふところ)で細い腕を組んだらきれいな肘が見えた、 というくだりが…

  • りんご

    6月の雨。 その後の猛暑。 カメムシ大量発生。 今年の農業は大変だったそうです。 友人のお兄さんが定年間際に脱サラして、りんご農家に弟子入り。 昨年もらったグラニースミスがおいしくて、来年は購入したい!と伝えてありました。 darjeelingmama.hatenablog.com 先日、うれしい事に、たわわに実ったりんごの樹の写真がおくられてきました。 2日後、りんご到着。 強い香りと、ほとばしる果汁。 満員電車から自分を解き放った都会育ちの元サラリーマンが、土と太陽にまみれて育てたりんご。 さっぱりした甘味を引き立てる、強めの酸味が味わい深い。 甘味と酸味、人生にはどちらも必要だ。 ランキ…

  • ロッドと、マモーと、サーモンと。

    よく行く小さなスーパー。 あごに手をあてて今日のオススメの魚たちを眺めていると、 長いビニールの前掛けをして、長靴を履いた魚屋さんのおばさんが、 少し横揺れしながら近づいてきた。 ねえサーモンもってかない?3割引きにするからさ、と囁く。 彼女のオススメは、まず間違いない。 そして、「もってかない?」と聞いてくるときは、必ず割引してくれる。 冷凍のコロッケを揚げる予定だけど、この量ならいいか、と決断する。 まいど~という声に見送られて、レジに向かう。 駐車場までの道々、以前から彼女が誰かに似ていると考え続けていた、その答えがでた。 ロッド・スチュアートだ。 髪型とあごの線、全体の雰囲気が、ロッド…

  • 麗しのポール

    週に4~5回、泳ぎに行く。 たいてい同じ時間帯に行く。 去年の年末くらいから、時々見かける男性がいる。 年の頃、60歳前後。 おなかが少し出ている。 坊主頭。 ある日気づいた。 彼は、ポール・ジアマッティに似ている。 私はポール・ジアマッティが好きだ。 2004年の米映画「サイドウエイ」で知った。 去年の「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリデイ」も素敵だった。 ネットフリックスの「ビリオンズ」も、もちろん見ている。 プールの彼を密かに、「ポール」と呼んでいた。 隣のレーンになると、わざと同時にスタートしたりする。 クロールも平泳ぎも、私の方が早い。 ハイポール…なんて水中で呼びかけたりして…

  • ひとりで夜食シリーズ➀海老サラダ

    まだ1回目なのに、勝手にシリーズ化。 夜更けにひとりで食べるおいしいもの。 今回は海老サラダ。 閉店間際のスーパーで赤札2割引きのゆで海老を買って、 ちぎったロメインレタスの上において、 シーザーサラダドレッシングをまわしかけて出来上がり。 調理時間は30秒。 お味は、海老とレタスとドレッシングの味… 冷えた白ワインなどがあれば、かっこつくんだけど、 同じカロリーならお酒より食べ物、という性分です。 ちなみに、酒にはめっぽう強いです。 酒といえば、8年前に78歳で亡くなった父には酒乱の気がありました。 飲まれるほどに飲まなくては保てないほどのストレスやプレッシャーがあったのか もしれないし、た…

  • 未破裂脳動脈瘤、消失。

    darjeelingmama.hatenablog.com 2023年6月、未破裂脳動脈瘤の血管内治療手術を受けました。 あれから約1年半。 定期的な外来診察・検査・服薬を経て、ようやく先日、治療終了となりました。 これが現在の私の脳MRI画像。 かつてあった、7ミリの脳動脈瘤は消えていました。 1年半飲み続けた血液サラサラ薬も終了。 主治医曰く、本当は血管造影検査したいけどアレルギーがあるからねえ、MRIでよしとしましょう、とのこと。 そう、この治療で私、造影剤のアレルギーが発覚したんです。 というわけで、お墨付きをいただいた帰り道、ひとりサンマルクでたらこスパ。 ふふふ。 おいしい。 けど…

  • キノペーパスタ

    秋になると必ず作るキノコペースト。 2015年に出版された白崎裕子さんの「秘密のストックレシピ」の「きのこスーブの素」で習いました。 無人のきのこ販売店で、新鮮で安くて立派なきのこをどっさり買ってきて、少し日に当てつつ、 ブンブンカッターでブンブンカッティング。 私はかなり細かくするので、ちょっとペーストっぽくなります。 みじん切りのにんにくをたっぷりの油でジクジク炒めてから、キノコ達を投入。 最初は強火、しんなりしたら弱火でじっくり、10分以上炒めます。 調味は、塩、しょうゆ、酒。 粗熱がとれたら容器にいれて、冷蔵庫で3日寝かせると完成。 今回は椎茸とヒラタケで作りました。 なんのキノコでも…

  • よく会う死んだ人

    外出すると、この友人に会うことがある。 頻度は半年に一度くらい。 darjeelingmama.hatenablog.com 今回は、日暮里からの帰途、混雑した電車で立っていたら、真ん前に座っている女性が彼女だった。 すぐには気づかなかった。 眉根を寄せて腕を組み、座席の端の白い壁に頭を預けて目を閉じた時、なおみちゃんだと気づいた。 小鼻の張った、薄い唇の、やや東南アジア系の面立ち。 元気にやってる? あれからどうなの? 声に出さずに話しかけた。 ふと、彼女が目を開ける。 もうちがう人。 目をそらして、窓に映る自分をみた。 あんたがいなくなってもうすぐ4年。 一緒におばあちゃんになろうねって言…

  • 運命の立ち食い蕎麦@日暮里

    連休中日。 天気よし。 予定なし。 上野の美術館で開催中の、田中一村展を見に行きませう、ええ、行きませう。 待て。 ちょっと待て。 上野と言えば、日暮里がすぐ近い。 日暮里と言えばあの店がある。 インスタグラムや、youtubeショートで出てくるたびに、思いを募らせていた立ち食い蕎麦の店。 芸術の秋、食欲の秋、どちらも満たす素敵な休日をレッツ過ごしませう。 あのね、もっと早く家を出るべきだったのよ。 シーツまで洗濯したり、納豆ご飯三杯食べたり、農協の太秋柿争奪戦に参戦していたら、そりゃ午前中終わるよね。 とりあえず、家を出ます。 当初、先に美術展を済ませてそのあとゆっくり蕎麦だな、と、考えてい…

  • ハロウィン→金木犀→のり弁

    10月末、ハロウィンの手作りバッグを手土産に、妹52歳+姪16歳+甥13歳の3人がやってきました。 過去20年、妹の帰国は、暑いお盆と寒い年末でした。 今回は素敵な季節、秋です。 滞在中、妹が一番喜んでいたのは、金木犀の香りだったかもしれません。 見つけるたびに、竜巻を起こす気か、というくらい深呼吸してました。 2021年の同じ頃、母と金木犀のそばで過ごしたひと時がありました。 亡くなる4か月前でした。 darjeelingmama.hatenablog.com 秋の日本を満喫した一行が帰る日、中段にかつぶし+ネギ+醤油をはさんで、のり弁をこしらえました。 ⇓ おいしいおいしいと食べてくれまし…

  • 夏の終わりの免疫力低下。

    あの日、あれちょっと寒いな腰が痛いな、と思いながらプールに行きました。 いつもなら泳ぐと疲れがとれるのに、その日は体が重くなりました。 早く布団に入ったけれど、朝起きたら私の体は風邪に乗っ取られていました。 昼には体温が38度越え。 仕事も休む。 家事も休む。 何もできない。 カロナール(解熱剤)を置き、(飲まなかった) 水で薄めたポカリだけを摂取。 すぐにガサガサになる唇にワセリン。 体温計がお友達。 塩分が足りない気がして梅干しを舐める。 3日目の夜、まだ熱が下がらない。 ソフールを買ってきてくれ。 甘くて冷たくてさっぱりしていて、のどに心地よい。 4日目の朝、寝床から起き上がってジューサ…

  • こよひ会う人 みな美しき

    夕方、少しの雷鳴の後、バラバラッと大粒の雨が通り抜けた。 お盆前からの狂暴な暑さにうんざりしていて、 どうせこの雨も湿気を呼ぶだけ、と思っていたのに、 夕飯の買い物に行こうと家を出たら、外気がひんやりしていた。 体半分を玄関に戻して夫に、 「外、涼しいよ!」と言い置いて、歩き出した。 母を介護していた数年間の、2度目の夏。 あの日も夕方、思いがけない涼気が訪れた。 ベランダに出て涼しさを確認した私は、母を車椅子に乗せて散歩に出た。 川沿いの道をのんびり歩く。 すれ違う人みんなに、涼しいですねえ、少し楽ですねえ、母は今ちょっと落ち着いてい るんです、と話しかけたいような気持ちで、私はニヤニヤして…

  • 違和感の正体

    先日、仲良しのお夕飯時を突撃しました。 彼女、木曾駒ケ岳から下山したばかりで疲労困憊とのこと。 お夕飯はまかせて!とラインして、 栃木のおいしい冷凍餃子を持って、ピンポーン。 darjeelingmama.hatenablog.com ひとしきり食べて落ち着いた時、 「今日もプール行くの?」と聞かれて、 シャツをめくって、誇らしげに着込んだ水着を見せた私。 「えらいわねえ、ほんと」と彼女に言われました。 ほぼ毎日、プールに行く。 すごいなあってよく言われます。 いつもはなんとなくスルーするんだけど、 お世辞やおべんちゃらとは無縁の、まっすぐな魂を持った彼女に言われて、 私はモゴモゴしてしまった…

  • ローストビーフで焼肉丼

    しゃれた料理を作ってみたい。 よし、ローストビーフだ! 大枚はたいて、サシの入ったカタマリ肉を買って、 周囲を焼き付けてから、蒸した。 肉汁でソースも作って、一晩冷蔵庫で寝かせて。 玉ねぎ・かいわれ菜・胡瓜のサラダにのせて。 肉汁ソースをまわしかける。 うん、おいしいけど、膝を打つほどではない。 マヨ+山葵+醤油の白いソースも作ってみた。 これもうまいよ、うまいけど、肉の値段(¥890/100gの2割引き)には物足りない。 自分の至らなさを棚に上げて、 「こんなはずじゃなかった」と落ち込みそうになったので、やおら立ち上がり、フライパンで焼いてみた。 ローストしたビーフを、焼いてみた。 肉汁ソー…

  • おはよう→いただきます→やるぞ!→おやすみなさい→また来ます

    おはよう。 実家の朝。 まずは、静岡産の無花果。 ねっとり甘くてプチプチしてる。 朝ごはん。 ピーマンと卵をピエトロドレッシングで焼いて、 アボカドと一緒に、トーストにのせる。 ナイフとフォークで、いただきます。 準備万端。 真夏の太陽になんか負けないぞ。 草刈りと、石だたみの掃除だ! やるぞ!がんばるぞ! 百日紅も満開だ! 10分後。 暑すぎる。 汗が目に入って痛い。 娘から電話。 「やめて。夕方にして。家の中にいて」 はい、そうします。 昼寝します。 おやすみなさい。 起きたら夕方でした。 少し、床を拭いたりしました。 横浜に帰ります。 夏は庭仕事には向かない季節です。 また来ます。 ラン…

  • お盆は実家で 誰もいないけど。

    お盆休みの幕開け。 まずは夜の東名をぶっ飛ばして、伊豆の実家に向かいました。 一泊で帰ってくるのに、 家を空ける前は決まってバタバタするのはなぜだろう。 21時に出発してすぐ、空腹であることに気づきました。 お夕飯、食べてないじゃん! 海老名SAに寄りました。 アカアカと明るく広いフードコートに、 浮足だった家族連れや若者グループが、外の熱気と喧騒を持ち込んでいて、 夏祭りのような人混みに連れのいない私は強烈に「ひとり」が意識されて、 孤独そして孤高、などと、頭の中でカッコつけながら、 大盛りアジフライ定食を食べました。 肉厚でうまかったぜ! 途中、マックスバリューで翌日の朝ごはんを買って、 …

  • 酷暑 栃木へ

    熱風を吐き出す室外機の蹂躙を振り払い、 横浜から一路、栃木に行ってきました。 約3時間のドライブ。 我が故郷、伊豆によく似た風景を左右に見ながら、 まずは腹ごしらえ。 みんなが頼んでる生姜ラーメン。 これは、毎日食べたいラーメンです。 スッキリ生姜。 スッキリ塩味。 スッキリピロピロ麺。 地元のおじさんやおばさんが箱買いしている、餃子を注文してみました。 大振りの野菜ぎっしり餃子。 弾力のある皮は厚みがあるのに、軽やかです。 これもまた、毎日食べたい餃子でした。 餃子もラーメンも奥深い、それでいて、癖のない味。 私も箱買いです。 日帰りの栃木旅、思えば人生初の栃木でした。 おいしいものは、シン…

  • 夏はこれ。 目をむいてかっこんだ。

    冷や汁もどき。 冷ご飯と、水・味噌・白だし・ねり胡麻・さば缶・きゅうり・豆腐。 紫蘇・茗荷・七味唐辛子をトッピング。 おいしいに決まってるとは思ったが、想像を越えてきた。 さばの旨味と練りごまの調和。 冷えて固くなったご飯の粒々感。 パリパリ胡瓜が涼風のごとく口の中を吹き抜け、 偉大な味噌がすべてをまとめ上げている。 お店の人にトッピングはひとつだけと言われたら、紫蘇です。 (どこの店じゃ) 今年も、暑い/熱い。 夏なればこその美味しいもの、作りましょう。 そして同年代のお友達と、 「昭和の夏はよかった」と、しつこく語り合いましょう。 昭和の夏@沼津三津浜。 わたし、2歳くらい? 半世紀以上も…

  • 私の昭和⑥ 今日は亡父の誕生日

    「86年前の今日、私の父が生まれました」 なんだか、違和感のある文章です。 86年前、もちろん私は存在していなくて、父がやっと生まれたわけで、 だから、86年前に私の父が生まれた、というのは、時制が混乱しているような気がします。 母国語ならではの、皮膚感覚でしょうか。 山梨の勝沼。ぶどう狩り。 父はまだ20代。私はやっと2歳、くらいかな。 Qちゃんのシャツだ。 父は8年前に、78歳で亡くなりました。 昨日、今日と梅雨明けの狂暴な日差しで、梅干しを土用干ししてます。 約20年前、初めて漬けた梅干しを実家に持って行ったら、 「ばあさんが梅干しを漬けなくなったら、娘が漬けだした」と父が言いました。 …

  • 残り物で豪華な献立からの、弟のこと

    月曜日の朝。 じめじめしていて、ぬる暑い。 熱い緑茶を入れて覚醒しよう。 朝ごはんです。 週末の残り物を並べたら、豪華な朝ごはんになった。 漬かり過ぎたぬか漬け。 ピーマン焼きびたし。 ハンバーグ。 白米。 小松菜・豆腐・油揚げの味噌汁。追い小松菜あり。 さあ仕事だ(在宅)、やる気がでない。 そんな時、思い出すことがある。 小学生の頃、学校で親の職業を問われることがあって、 ほとんどみんなが、「会社員」と言っていたので、うちも会社員ということにした。 うちは、自営業だった。 3つ下の弟は高校卒業後、数年勤めてから父の会社に入社した。 その後、弟が30代中頃かな、その頃に母が語った弟の言葉を思い…

  • 真夜中シリーズ➀スイカ

    終日、細かい数字をチェックする仕事をして、肩と頭が凝った。 仕事先との後味の悪いやりとりもあって、なおさら気が重い。 だらだらしていたら、22時になってしまった。 プールは22時50分まで。 ジムは23時まで。 スイカを食べるたびに、 小林カツ代さんがどこかに、 「スイカが大好き。夏になると毎日食べる」って書いていたことを思い出す。 何度も読んだなー。 小林カツ代さん、ずっと大活躍だったけど、 68歳でくも膜下出血で倒れてからの、いやそれより前からかもしれない私生活には苦難 も多くあったことが今は知られている。 写真入りの料理本もいいけど、エッセイはあたたかくて具体的で人類愛にあふれている。 …

  • 梅干し食べときゃ、大丈夫

    遅くなったけど、梅干しを2キロ漬けました。 ここ数年さぼっていた、梅干し作り。 今年、再開です。 (重しはこれでいいのか?) これは17年前の夏、娘たちと梅の土用干しをしている写真です。 二人とも一生懸命やってる。かわいいなあ。 梅干し作りの第一段階の、塩漬け。 ここで上がってくる水分が、白梅酢です。 娘たちがよく、水で薄めて氷を浮かべて飲んでました。 赤紫蘇を入れてからできるのが、赤梅酢。 赤梅酢で作る紅生姜は、格別です。 実は私、梅干しがあまり好きではありません。 しかしながら、梅干しの効用には全幅の信頼をおいております。 梅干し作りを再開した今年は大切な区切りの年になる、そんな気がしてい…

  • それぞれの日常へ 私の基本形

    妹が帰ったあと、伊豆で買った無花果をひとりで食べました。 無花果には紅茶があうと思います。 その頃、妹は空港のラウンジで腹ごしらえをしていました。 LCC便なので、機内食はありません。 いろんな飲み物あるけどそれなあに、と質問したら、モクテルだと。 疑似カクテルだそうです。 モックは真似るという意味の英語で、テルはカクテルのテルなのね。 なんだかオサレ。 一番おいしかったのは、ストレートアールグレイティって。 やっぱり、シンプルな基本形が一番なのね。 20年以上前のこと。 友人の息子さん、当時4歳くらいかな。 ポテトチップスはチップスターのうすしお味しか食べないし、チョコはフィンガー チョコが…

  • 大雨だから、さわやかハンバーグ

    妹と伊豆修善寺の温泉旅館に一泊。 翌朝の風景です。 夜半から降り始めた雨は勢いを増し、 宿の部屋から見える山肌は、雨にけぶってほの白く見えました。 この日は庭仕事をする予定だったけど、これは無理だなあ。 仕方ない、さわやかハンバーグ函南店にいこう。 豪雨で所々通行止めの国道136号線を走ります。 海外暮らしの妹は、百均・しまむら・本屋・薬局があると、寄らずにはいられません。 お昼時なのにたった37分待ち(いつもは120分以上)のさわやかハンバーグに到着。 宿の朝食をたらふく食べたおばさん二人、お肉をがっつりいただきました。 さわやかのハンバーグは、回を増すごとによりおいしく感じます。 横浜への…

  • 竹林 かっこいい看板 → 夜鳴きラーメン

    伊豆、二日目の夕方。 修善寺の温泉旅館に到着です。雨が降り始める前に散歩しました。 修善寺町の温泉街にある竹林。 約300mの散策路。 スピーカーから大音量で響き渡るホーホケキョは興ざめですが、 竹はその幹も葉も美しく伸びやか。 かっこいい看板。 消防団のポンプ置き場。 消防信号の暗号だそうです。 夜、温泉に浸かりすぎてなんだか重くなった体を引きずって、夜鳴きラーメンをいただきました。 今回、これが一番おいしかった。 ギリギリしょっぱくない、熱々スープ。 ギリギリ硬くない、ちぢれ麺。 普通の半分くらいの量ですから、あっという間に完食です。 降り始めた雨の音と、桂川のせせらぎを聞きながら眠りまし…

  • 妹と実家 1日目

    実家に着いたらまず、母の山アジサイに挨拶。 咲き始めていました。 母が死んで1年後にやっとみつけた、両手鋏。 鋭利な刃先と長い持ち手のこの鋏は、思いがけないところに収納してありました。 庭全体に群生した西洋タンポポをバッサバッサと切り倒し、 梅の伸びすぎた太い枝をのこぎりでゆっくり断ち切り、 我が物顔で領土拡張する笹を尻餅をつきながら抜去。(腰注意!) 今回の滞在でできることはほんの少しだけど、なんだか楽しいぞ。 まだ明るい、夜7時少し前。 濃淡大小、いろいろな雲がぐんぐん流れていく。 これは確かに、嵐の予感。 ゆっくりとお風呂に浸かってから、お夕飯です。 きゅうり・水菜・もやし・アボカド・焼…

  • 梅雨前線と待ち合わせ 伊豆の実家へ

    日曜日の朝。 食べごろのアボカド+全粒粉パントースト+レタス+ピクルス+塩+オリーブオイルたっぷり。 今日は妹が海を越えてやってきます。 妹・成田空港からレンタカー→横浜で私を拾う→二人で伊豆の実家へ。 いつも子連れだった私たち、51歳と58歳、初めての二人旅です。 東名に乗って、すぐに港北インターで休憩。 コンビニのカフェラテで気分が上がる主婦ふたり。 しかも二人でひとつ。 伊豆に到着。 梅雨前線がすぐそこにいる、そんな曇り空だけど、 ふるさとの空気を胸いっぱいに吸い込んで、2泊3日の短い旅の幕開けです。 ランキングに参加しています。よかったらクリックお願いします。

  • 私の昭和⑤ わたしには弟と妹がいます

    昭和46年頃かな。 弟とわたし。 伊豆箱根鉄道に沿って広がる田んぼ。 春になると一面にピンクの蓮華が咲きました。 レンゲが田んぼの栄養になっておいしいお米ができる、と母が教えてくれたっけ。 カメラ越しに私たちを見つめる、片頬にえくぼを刻んだ母の横顔が浮かびます。 おなかには、妹がいたかもしれない。 数年後。 妹もいます。 弟の面差しに妹の息子を見つけました。 忙しかった母が時間を見つけて近場に連れ出してくれたんでしょう。遊ぶ道具とカメラを携えて、仕事と家族7人のおさんどんの段取りを考えながら。それはとても慌ただしかったはず。 約40年後の今、 私と弟はかろうじて交流あり。 私と妹は緊密。 弟と…

  • 雨あがりの月曜日

    雨上がりの月曜日。 緑色の風が首すじをなでていく。 濡れた庭木の香りが漂う。 ゴミを出してそのまま散歩にでかけたいけど、 今日はPCへばりつきの仕事が待ってる。 朝ごはんは、昨夜の豚汁と、梅干し混ぜ込みおにぎり。 心ときめく、昨日の豚汁や、昨日のカレー。 わざわざおにぎりを握って冷蔵庫で冷やしてから、 熱々の豚汁と一緒に食べるのが大好き。 在宅勤務だと、台所がすぐそこにある。 仕事の合間に、いそいそと冷蔵庫を開ける。 農家の直売所で買ったレタス・胡瓜・新玉をスライスして、ニラもザクザク切って、しゃぶしゃぶ用のヒラヒラした豚肉を湯がいてのせる。 醤油+酢+砂糖+酒を煮切ってから、練り胡麻とピリ辛…

  • 大きな声で、ただいまと言うわけ。

    前回、妹の夫婦関係をウケ狙いで書きたてて、ごめんなさい。 私と夫とて、今は平穏ですが、ほめられたもんじゃありません。 真夜中、愛媛産の美生柑を食べながら、ずいぶん前のことを思い出しました。 子供が生まれてから、諍いや口喧嘩が多くなりました。 子育てや、仕事や、お金のこと。 女性関係が発覚した時はさすがに離婚か、と思いましたが、 話し合い、離婚せずにやっていこうと、決めました。 日常は忙しく、子供もどんどん成長していきます。 太っている暇や、思い悩んでいる余裕はあまりなく、 もめて消耗するのさえ、面倒だった。 きちんと向き合って、膝をつき合わせて話し合ったら、離婚していたかもしれない。 でもそれ…

  • 特集「私の夫はモラオ」独占インタビュー➀モラオとの日々

    darjeelingmama.hatenablog.com darjeelingmama.hatenablog.com darjeelingmama.hatenablog.com 静岡県伊豆に育ち、今は国外に住んでいらっしゃる、「私の夫はモラオ」さんにお話をうかがいました。 以下、ワモラさん、と表記いたします。 モラハラとは: モラル(倫理)を盾にするなどして、嫌がらせをする行為。 心理的な虐待。 言葉や態度によって、相手の心を傷つける精神的な暴力。 「ワモラさん、最近のモラオさんはいかがですか?」 「相変わらずです。でも、夫のモラ発言やモラ行動って、あんまり覚えていられないんです。自己防衛本…

  • 咳も母の声だった

    曇りの日曜日 朝。 水200g塩10g砂糖10gの液に2日間漬けた鮭を焼きました。 身はふんわり、皮はカリッ。 ちょうどいい塩梅で、これは成功。 玄米おにぎりは、昆布佃煮・青のり・黒胡麻を混ぜましたが、まとまりのない味。 次は塩だけで握ります。 夫が昨日から咳をしています。 熱は37度台をウロウロ。 おかゆ・果物・ポカリ。 夕飯には好物の焼きたらこ。 のどがイガイガするというので、 ジャスミン茶・苦水バラ・ハイビスカス・陳皮・乾燥レモン・莫大海(喉・咳に効く漢方薬)がブレンドされたお茶にはちみつをいれました。 「俺いらない」って言うかなと思ったけど、素直に飲みました。 弱気になってるな。 階下…

  • ピリ辛醤油麹 おいしくてびっくり

    塩麹を使いこなせずにいた。 最近、にんにく麹と、玉ねぎ麹を作り、 肉の下味や、スープによく使っていた。 先日、初めてピリ辛醤油麹を仕込んだ。 榎本美沙さんのYouTubeチャンネルのレシピ。 醤油・乾燥麹・一味唐辛子を混ぜて、炊飯器の保温機能で一晩熟成させる。 にんにく麹、玉ねぎ麹も同時に作った。 炊飯器を使うと、甘味が引き出されねっとりできあがる。 ピリ辛醤油麹を味見したら、しょっぱいより先にうまみが来る。 香りもよい。 米麹の甘味+唐辛子の辛味+醤油で、コクのある調味料になっていた。 まずは、お弁当。 レモンチキンにピリ辛醤油麹。 小松菜と揚げの煮びたし。 塩もみきゅうり。 玄米に梅干し。…

  • ずっとそばに置く本④ ともだちシネマ

    1999年10月第1刷発行。 中野翠と石川三千花が、映画と役者について語り合う対談本。 30代、娘たちが小さかった頃に購入しました。 好き嫌いがはっきりしている仲良し2人がどちらかの部屋で、 時に食べたり飲んだりしながら、寝転んでしゃべり倒す。 ロバート・レッドフォードが百年くらい同じ髪型だとか、 来日記者会見の時のレイ・リオッタの茶髪がキューティクルゼロだったとか、 フェイ・ダナウエイの顔は、ワックスがけリンゴみたいだとか、 ジュディ・デイビスは、顔がシワだらけでクマもすごいけど若い人にはない豊かな情感があるとか。 途中で、(二人、テーブルに用意した築地・寿司岩の寿司などを取りに行く)なんて…

  • 真夜中の台所

    夜。 早く寝たほうがいいのはわかってる。 でも、野菜を刻みたい。 真夜中の台所がてまねきしている。 ①豆サラダ 煎り豆をやわらかく茹でる。 胡瓜の皮をむいて角切りにして塩で汗をかかせて絞る。 人参は角切りにして、塩で茹でる。 缶詰のコーンはそのまま。 玉ねぎ麹・レモン・オリーブオイルと、少しの砂糖で味付け。 早く寝なさい、と言う親も、 早く寝かさなきゃ、という子もいない。 階下で夫がYouTubeとテレビと同時視聴している気配がかすかにある。 明日は通常。 気の張る用事は特にない。 ② レモンチキン 鶏むね肉4枚。 皮をはいで、平たくして、フォークでブスブス突き刺す。 にんにく麹・胡椒・レモン…

  • 十割そば @実家

    連休後半、思い立って朝、実家に出発。 朝食は、豆乳で作ったバナナジュース。 渋滞だけど、お天気もいいし、ほら富士山が見えてきた。 お昼は何を食べようかな。 お蕎麦だけは、うちから持ってきたのよ。 途中、三島のスーパーで食材を調達。 この十割そば、おいしいんです。 太め固めの冷たい蕎麦を、もぐもぐワシワシ食べるのが好き。 新玉・胡瓜・ツナ・紫蘇・アボカドをたっぷりのせて。 味付けはポン酢+黒酢+食べるラー油。 ここに来ると、外で食べたくなるのよね。 ね、こんなに濃い、ポタージュみたいなそば湯がとれるんです。 熱々のそば湯を、冷たいお蕎麦と一緒にいただきました。 おなかが落ち着いたので庭に出て、群…

  • 玄米と小豆と塩

    数年前にちょっとブームになった、酵素玄米。 先日、友人が持ってきてくれたのを食べたら、軽くてモチモチしていて、おいしい。 玄米と小豆を洗って、塩を少し入れて、炊飯器の玄米モードで炊きました。 これは、できたてなので、色が薄い。 約3日間、炊飯器に入れっぱなしで熟成させます。 毎日かき回すのを忘れずに。 たのしみたのしみ。 しらす・ピーマン炒め・大根のぬか漬け・昆布茶と味噌を混ぜた即席みそ汁。 今日は予定がないので、ゆっくり料理します。 左は、かぼちゃのスープ。 新玉ねぎ・かぼちゃ・バター少し・塩・水。やわらかく煮えたら、ハンドミキサーでポタージュにして、生クリーム。 右は、牛肉と野菜のスープ。…

  • さあ来た!さあ来い!

    3月下旬から、心配事が群れを成して襲ってきた。 そんな時は、母の言葉を思い出そう。 「困ったことが起きたときにはね、さあ来た!さあ来い!負けるもんか!って言うのよ」 ひとつずつ事が治まり、落ちついて来たのが先週あたり。 ある夜、疲れを感じて、早く布団にはいった。 ふと目が覚めたら、まだ夜中らしい。 長い夢を見ていたような気がして、暗闇で目を開けた。 窓のあたりに、外からの薄いあかりが細い線を作っていて、あれ、どこに寝てるんだっけ? 私は今、ひとりなの? あの窓のあかりはどこからはいってくるの? 頭はどっちを向いているの? あの人はどこ? いるはずの人がいないような気がする。 誰だっけ。 その人…

  • オールタイムマイベスト映画⑧ジャッカルの日

    1973年。イギリス・フランス映画。 フレデリック・フォーサイス原作。 フレッド・ジンネマン監督。 ロバート・レッドフォードと、ジャック・ニコルソンが主人公のジャッカル役のオーディションの為に、ヨーロッパに飛んだが、 ヨーロッパの俳優のみをキャスティングするという、ジンネマン監督の意向で、イアン・リチャードソン、デヴィッド・マッカラム、マイケル・ヨークらが検討されたのち、当時ほぼ無名だったエドワード・フォックスが選ばれた。 イアン・リチャードソンは、大好きなドラマ、ハウスオブカードの原型である、 1990年のイギリスドラマ「野望の階段」で、主人公のフランクを演じた俳優だし、 エドワード・フォッ…

  • 朝、まずくなったスープと、失敗しない角煮

    夏日になるという、日曜日。 明日も祝日でお休み。 夫は早々にジムに行き、ひとりだけのゆっくりした朝。 まずは、緑茶と梅干し。 朝ごはん。 雑穀米・鮭の塩麹焼き黒酢かけ・昨夜作ったスープ。 鮭はうすぼやけた味。 スープが、まずい。 昨夜はおいしかったスープが、一晩たったら、切り干し大根の味しかしない。 切り干しを入れたのが敗因だな。 こんなこともあるさ。 気を取り直して、豚バラブロック2㎏で角煮を仕込む。 直径30センチの琺瑯鍋で、豚肉・米ぬか・生姜・にんにくと、たっぷりの水を茹で続けること2時間半。 やわやわになった豚肉をそっと取り出し、丁寧に洗って、一口大に切る。 鍋には、泥状のスープと、豚…

  • ずっとそばに置く本③ 叶恭子のスーパービューティー

    2000年発行。叶姉妹の本。 約20年前にブックオフで購入。 手に取るたびに、さまざまにやる気が出る本である。 この頃の叶姉妹は、本当に美しい。 お二方とも、おそらく30代。 イロモノ扱いされることもある叶姉妹だが、 私の叶姉妹は、この本だけで十分。 食事・美容・運動・体調管理・外食などについて、浮世離れしたこだわりが満載。 叶家のパントウリー(原文ママ)が初公開され、常備品が紹介されている。 オリーブオイル・赤ワイン・ミントティー・スタバのコーヒー豆・松の実・ピーナッツ・アーモンド・ヒマワリの種・干しイチジク・クルミ・マカダミアナッツ・十穀米・クラッカー・べに花油を使ったマーガリン・卵・各種…

  • 私の昭和④ 夏みかんと塩むすび

    昭和42年(1967年)8月の或る日。 後列、父と2歳の私。 前列真ん中が父の父、私の祖父。 祖父の両脇は、たしか祖父のいとこの、お孫さん達。 静岡県沼津市の内浦湾にある三津海水浴場。 私にとって、海水浴といえば三津でした。 駿河湾の中の内浦と言う湾にあり、波も小さく、水もきれいな場所。 一緒に住んでいたこの父方の祖父は、50代で脳卒中を起こし半身に麻痺が残りました。 子供だった私の頭には、 「おじいちゃんは、ノウイッケツで、チュウブウになった」と、刻まれました。 仕事ができなくなった祖父は、家まわりの雑用や、掃除、片付け、ゴミ燃やしなどをいつもセッセとしていました。 口うるさくて、我が強く、…

  • 台所で過ごす日曜日

    曇天からの雨。寒かった日曜日。 紅茶と、ロールパンにハムとレタスをはさんで、朝ごはんを済ませたら、 台所に椅子を持ち込んで、漫画を読みながら,ひねもす料理をしました。 紫蘇・胡瓜・パプリカ・セロリを刻んで、 豚ロースをマリネ液(醤油・酢・砂糖・酒)に漬けこんだものをのせます。 蕎麦と一緒に食べるのが好き。 ネットフリックスで「ハウスオブカード(2周目)」を見ながらお昼に食べました。 新ごぼうできんぴら。 新ごぼう・新玉ねぎ・新生姜… やわらかくて香り高い春の野菜がたくさんの、この季節。 鍋いっぱいの、かきたま汁。 かつお出汁、鶏ガラ顆粒、塩で味つけしました。 透明な汁に水菜とネギの緑色がきれい…

  • つい、イワシを買ってしまったら。

    よく行く小さなスーパー。 お魚屋さんに居るのは、同年代のおばちゃん。 夜、食パンを買いに寄ったら、 「これ、20パー引くから、持ってかない?」 なんて言われてつい買ってしまった。 ピカピカに太ったイワシ。 もう夕飯は済んでる。 明日は忙しい。 今、このイワシをなんとかする。 オイル煮だ。 頭を落とし内臓を洗って、塩水に30分くらい漬けておく。 水気をふき取り、たっぷりのオリーブオイル・塩・にんにく・輪切り唐辛子で、ぐつぐつ煮る。 20分くらい煮ると、骨まで柔らかくなって、オイルにもイワシのうまみが溶け込んで、そのままガラス容器に入れて保存。 翌日、まずはイワシ丼。 オイルと一緒に、フライパンで…

  • 今だけのイチゴトースト

    小腹が空いたとき、納豆ご飯ばかりを食べてるわけじゃありません。 今日は8枚切りのトーストをカリッと焼いて、バターをたっぷり。 甘いイチゴがありました。 スライスしてのせてみる。 ちょい、甘すぎる。 バターの塩気だけじゃ、足りない。 塩を振りました。 イチゴをちょっと潰して、すかさずかぶりつく。 台所で立ったまま、食べちゃいました。 大満足。 ごちそうさま。 ランキングに参加しています。よかったらクリックお願いします。

  • 大阪出張② お土産

    1泊2日、駆け足の大阪出張。 お土産ミッション。 ➀蓬莱551の豚まん。 ②喜八州総本舗の焼きもち。 ③赤福。 ④都すみそ。 ⑤おいしそうなもの。 ➀蓬莱551 梅田阪急店で、チルドではなく、温かいのを購入。 翌日の朝、ひとり暮らしの娘からの写真です。 豚まんに対する敬意を感じる蒸かし方。 すぐにかぶりつかず写真を撮ってくれました。 5個はいける、とのこと。 ②十三駅そば。喜八州総本舗。 以前にここの焼きもち食べて以来、いつかまた、と心に決めていました。 緑色の焼きもち。 4個760円。 つきたてのお餅にヨモギたっぷり。 甘すぎないあんこ。 夜7時くらい、仕事帰りの人達が並んでいました。 どう…

  • 大阪出張➀

    1泊2日の大阪出張。 現地でのミッション。(仕事以外ね) ➀蓬莱551で海鮮焼きそばを食べる。 ②茨木駅ちかくの、たつみやの立ち食いうどんを食べる。 ③にしんそばを食べるために、帰りは京都から新幹線に乗る。 ④おいしいお土産を買う。 ➀蓬莱551で海鮮焼きそば。 梅田阪急百貨店のB1階。 1030円。 上品な薄味。 お酢をたらーり。 3分で完食。 ②茨木駅近くの、たつみや。 立ち食いのそば・うどん屋さん。 地元の人達が普段着で集う。 本当においしいものは、ここにある! 時間がなくて素通りしました。 無念。 ③帰りは、京都から新幹線。 山陽新幹線の遅れがあり、海外からの観光客でごった返していまし…

  • オールタイムマイベスト映画⑦月の輝く夜に

    1987年のアメリカ映画。 「月の輝く夜に」 ニューヨークを舞台にした、イタリア系アメリカ人の人間模様を描いた作品。 前半、主役のロレッタ(シェール)と、ロニー(ニコラス・ケイジ)の初対面の場面で、ステーキが出てきます。 この場面。 たぶん、塩コショウだけのシンプルなステーキ。 パスタはかなり細麺。 胸毛ワサワサのロニーに、ロレッタが焼いてあげました。 ロレッタは、パスタだけを、塩を振ってからクルクルとフォークに巻き付けて食べてます。 真似して、ステーキを焼きました。 付け合わせは、クレソンと玄米。 味付けは、焼肉のたれとにんにく。 おいしかった! この映画は、シェールの独壇場です。 「ポップ…

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