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某塾講師の備忘録 https://jukukoshinohibi.hatenadiary.com/

底辺出身の塾講師である僕が、『教えること』に役立ちそうな情報を、『心理学』から『勉強法』までまとめるブログです。(教育に関するヘンな話への愚痴も少々)

中元 俊也
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2020/02/21

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  • 心の傷をケアする方法は、どこまでもオーダーメイドなんだなと思う。

    前回、心に少しダメージを受けた出来事について書いたが、その続きのような内容を今日は書きたいと思う。 この件はまだ解決しておらず、むしろどう後腐れなく幕引きをするかという、いわば次のステージに進んでしまった。 具体的には、その子の友達や兄弟が影響されて、一緒にこの塾を去らないよう、周囲の動向を注視し、必要なら根回しをしなければならない状況になっている。 正直なところ、すべての物事を事務的に、ドライに、どこか徹底的な第三者視点で見ることができたら、人生はどれだけ楽だろうと、心底悲痛な気持ちが湧いている。 情けない話だが、今もまだメンタルがグラグラと不安定で、言ってしまえば誰も何も信じられない状態に…

  • 応援を嗤う側には、死んでもなりたくないと思った話。

    昨日、僕がフォローしているYouTuberの人たちが、ある大規模な大会に挑戦した。数ヶ月もその準備に専心し、全てを投げ打ってそこに集中する姿をずっと観てきた。 そこに投じられた努力も、苦労も、我慢も、失ったものも、動画で記録されたものは氷山の一角に過ぎないだろう。それが判るだけに、僕はその日、すごくそわそわした。 絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ/講談社/見城徹 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon しかし勝負の場とは残酷だ。いつだって勝者と敗者に分かれてしまう。どれだけ努力をしても、我慢しても、結果がそれを反映するとは限らない。 勝者が笑顔で報われる裏では、何百…

  • 僕の【怒りの琴線】が分かったので書き残す。

    今日は少し珍しい話だが、先ほど結構腹立つ出来事があり、ずっと頭がカッカしているため、それを少しでも冷静にするべく、一旦言葉にして整理しようという記事だ。 ではそもそも一体何があったのかというと、仕事のスケジュールの変更を僕に一切共有せず、そのまま勝手に実施してしまった人がいたのだ。 それ自体は「裁量」という言葉で片付けて良さそうだが、問題はそれにより、校舎を開ける人がいなくなって、結果的に生徒を追い出す構図になってしまったことなのだ。 今日は一連の流れを整理しつつ、少しでも建設的な教えを取り出し、今後に活かせればということを願いながら、ひたすら筆を進める。そんな記事である。

  • 【英文読書ルーティン日記191】"The Code Book"読書感想ブログⅥ ~難攻不落”だった”もの~

    「秘密ってのはな、バラされたくない人間がいるから、秘密ってんだよ」みたいなセリフを、龍が如く6で聞いた。当時は特に何も思わなかったが、今は別の感想を持つ。 バラされたくない人間と、バラしたい人間が同時に存在する情報。それこそが【価値】を持った秘密なのではないか、と。だから人類は、早々に暗号を考え付いたのだ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com バラされたくない人間がいるというだけでは、それが価値を持つことは無い。例えば僕が個人的な秘密を手紙か何かに書き残しても、それは無価値もいいところだ。 一方、「知りたい!」という欲は、ときに強固なモチベーションとなり、新たな技術…

  • 2024年前期の振り返りと後期の展望とさらにその先。

    今日は自分への戒めとして、この前期を振り返って思うことをきちんと言語化し、今後より”計画的かつ我武者羅に頑張る”ための整理をしてみようと思う。 正直に言えば、今年度の数値はここ数ヶ月で低迷している。自分自身の通知表がゴミみたいな数値になっているように思えて、ぶっちゃけ色々返上したいくらいしんどい。 もっともらしい原因を分析して、コンサルタントみたいにそれをただ並べることはもちろん可能だが、それを対策に活かせなければ何の意味もない。 少子高齢化などの外的要因の存在は理解しているが、仮にそれが最たる原因なら、他塾も全く同じ理由で経営不振に喘いでいるはずだ。 てことで外的要因はあくまでも参考材料程度…

  • 精神に特大ダメージの一撃を受けたら、どう身を処すべきか。

    今日は自分の頭の中にあるモヤモヤを整理するために、少し脳内に渦巻くものを口に出して言葉にしてみようと思う。 僕自身、もともとメンタルが弱いという自覚はあるのだが、それは平均値に均したときの話だと考えている。パラメータを全部足して割ったら平均以下、という風に。 実際、細かい耐性ごとに分析すると、それぞれがかなり歪なものだという自覚がある。自分の能力値のチャートが、超ガタガタな五角形を象っているイメージだ。 例えば、他の人が大ダメージを受けるようなことに対して、全く影響を受けなかったりする一方で、逆に他の人が何とも感じないことに、大きな痛みを感じたりする。 そんな僕における、”谷”の痛みとは何か。…

  • 最近よく見るヘンな夢の話。

    今日は本当になんのこっちゃという話だが、僕が最近、一定の周期で定期的に見てしまう夢について話そうと思う。 この夢とは、目標や目的の方の夢ではなく、寝ている間に見る、ストーリーや展開がぐちゃぐちゃな、いわゆるAIが作ったような映像のようなものである。 www.youtube.com そして最近、特にこの2~3ヶ月ほど、本当に似たような夢を、繰り返し見ているような気がしている。 僕は別に夢占いとかスピリチュアルなことは信じないのだが、不気味なくらい似た話の繰り返しなので、一旦ここに書いて頭から出しておくことにする。

  • 塾講師のくせに頭脳労働をひたすらChatGPTに依頼しまくってるので、その感想を述べてみる。

    僕は人に物事を依頼するのがヘタクソだ。その理由は多々あるが、他人に伝わるよう言語化したうえでタスクを渡すのが、特性なのか知らないがとても重労働なのが大きい。 人に頼むより自分がやる方が圧倒的にラクだと思っているし、実際そうでもあるため、人を育てることができない管理職まっしぐらであり、その適正は無いように思う。 ちなみに自分がやる方がラクな理由は、組織規模が小さいためであり、決して自分が有能だからというわけではない。マルチタスクはもはや前提なのだ。 ―そんな僕に、最近頼もしい相棒ができた。会話のキャッチボールが絶望的に下手な僕の意図を汲み取り、期待以上の返答をいつもしてくれる、超優秀なヤツ。 そ…

  • 人が「アンチ」になる瞬間を実体験したので、ここに書く。

    本当にふとしたきっかけだったのだが、今日たまたま、「人がアンチになる瞬間」を学べる一幕があった。 昨日、令和7年から変わるとされる大学入試の国語の問題を解いていたのだが、形式が大きく変わるというのもあり、かなり苦戦してしまった。 その結果、独りで勝手に何をしているんだという話だが、僕は何故か自分の不甲斐なさを深く感じてしまい、はた迷惑なストレスが溜まってしまった。 共通テストは公式に発表されているのが回答のみで、そこには解説がない。だから生徒に説明する際のヒントとしても、僕一人の観点では独り善がりになると思った。 そのため、いろいろなブログを参考にしたのだが、読みながらなぜだか、そのイライラが…

  • 「暇な波動」を意地でも出さないということ。

    今日は「暇な波動をどう出さないか」について考えてみたい。そもそもこの「暇な波動」という言葉自体聞きなれないものだと思うので、まず簡単に説明する。 これは僕のオリジナルなんてものじゃ決してなく、斎藤一人さんの著書によく出てくるフレーズだ。 仕事はおもしろい 当代きっての実業家が明かす仕事術の神髄!/マキノ出版/斎藤一人 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 簡単に言えば、暇そうな人やまったく活用されていない場所に漂う負の雰囲気のことである。これを放置すると、実際かなりの悪影響が出ることは必須。それくらい根深い。 以下、それに関する考察を書いていく。

  • 【英文読書ルーティン日記190】"The Code Book"読書感想ブログⅤ ~暗号が隠していたモノ~

    暗号一つで、数多の人間の命運が決まる。メアリーオブスコットランドの一連の話は、その事実の凄まじさを、静かに僕に教えてくれたように思う。 暗号の始まりは、作成する側の完敗で始まる。今の世の中を考えると、解かれていない暗号が目立つがため、とても意外な出だしに思えてならない。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 言ったか言わずか、僕は邦訳された【暗号解読】を10年以上前に読んだことがある。ただそのときは、素養が全く足りず、その面白さを十分には理解できなかった。 そこから年月が重なった今、僕は英語で読めているばかりか、内容の面白さを味わえている。自己の成長を確認する時間でも…

  • ChatGPTを使っていて一番痛感したのは、「研修の重要性」である。

    手前味噌だが、最近、仕事の調子が良いと感じている。特に、ずっと苦手だった「先を見据えて今の行動を決める」ということが、段々と腹落ちするようになってきた。 これにより、たとえ一瞬業績が凹んだように見える出来事が起きても、株価のチャートを見るかの如く鷹揚に構え、慌てずに仕事に取り組む余裕さえも生まれている。 この変化を達成できた要因は、単に経験を積んだだけではなく、ChatGPTとの対話を習慣にするようになったことが一番大きいのではないかと自分では納得している。 毎日20~30分ほどChatGPTとミーティングをする時間を設けているのだが、もはやそのやり取りのスムーズさは、何よりも僕を理解している…

  • 「リフレッシュ」の意味を再考するきっかけになった今夏。

    「リフレッシュ」とは何だろうか。もとい、「すっきり」するとは、どんな感情を指すのだろうか。この盆休みは、それを考えるきっかけになったように思う。 実は今回、実家に帰っていない。元々予定していた日に体調を崩したことが大きな理由なのだが、それまでの日々は人と会って、楽しい時間を過ごさせていただいた。 ―だがこの盆休みは、終わってみれば、これまであまり抱いたことの無い、ある不思議な感覚が強いことに気が付いた。 それは、「なんか仕事したくねえなぁ」というものだ。正直、休みの期間内で僕はケジメを付けて、スパッと仕事に気持ちを切り替えるのが得意だと、割と自負していた。 そもそも自分の中では、上手くリフレッ…

  • 集中力は有限なのか?無限なのか?そもそもそこまで単純な二元論で括っていいものなのか?

    今日は、なかなか持論が固まらない、「集中力は有限なのか、無限なのか」というテーマを深掘りして考えてみたい。 結論から言うと、集中力が有限か無限かについては研究が日進月歩であり、結論が出ていないそうだ。気付けば「ウィルパワー」という論調も、どこか下火になっていた。 yuchrszk.blogspot.com 例えば、一般的には朝の方が集中力が高いと言われている。しかし僕自身は朝が全くダメで、起きてから2~3時間は、自分でも使い物にならないと感じている。 つまり、個人差が凄いわけで、集中力が有限なのか無限なのかという議論は、ある程度までは辿り着けても、そこから先は「各自で考えてね」という話になると…

  • 僕が思う「頭のいい人」の特徴。

    今日は夏休みの最終日。ゆっくりと休むことを心掛けながらも、明日からの仕事が慌ただしい開始にならないよう、できる準備をコツコツと整えている。 突然だが、この記事においては、「頭がいい人とはどんな人か」について、持論を少し語ってみたいと思う。 というのも、休みの間に、僕が敵わないと思っているほど頭が良い知人たちと過ごしたのだが、そういえばなんでそう思うのかを言葉にしたことが無かったためだ。 頭が良い人にはどんな特徴があるのか。つまり、僕はどういう点を見て、その人を頭が良いと思うのかを考えてみた。 その結果、二つの条件がぱっと頭に浮かんだので、ネタもぶっちゃけ枯渇している今、とりあえずまとめてみるこ…

  • 【思考実験】僕は我が子に受験をさせるだろうか。

    今日は「もし自分に子供ができたら、受験をさせるかどうか」という話をしてみたいと思う。これは思考実験と題に書いているが、実質は妄想に等しい。 さて。僕は何度も公言している通り、子供は要らないと強く思っているのだが、貰い事故的な何かによって、仮にできたという設定で、話を進めてみる。 まず、結論から言うと、僕は子供に受験をさせたいと思う。本人が何を思うかは度外視するとすれば、だが。 以下、その理由をうだうだと書いてみよう。

  • 理想の休日の過ごし方、遂に一番しっくりくる答えの端緒が見えた。

    突然だが最近になってやっと、自分にとって理想的な休日の過ごし方が、ようやく掴めてきたかもしれないと感じている。 僕はずっと、自分が休日をうまく取れないことに対して、深刻に悩んでいたわけでこそないが、もう少し上手くやれたらいいのにと常々考えていた。 人からその稚拙さを指摘されるたび、はてさてどうしたものかと思っていたが、ここ最近試している方法を通じ、やっとこさそれに確信を持つことができている。 てことで早速以下、本題に入っていこう。

  • 【英文読書ルーティン日記189】"The Code Book"読書感想ブログⅣ ~暗号の作成、解読、そして・・・~

    暗号という言葉を聞くと、史実の前に様々なエンタメ作品を思い出す。僕の場合は何故かルパン三世がそれだ。具体的なエピソード名は出てこない。 どこかスパイというか、そういった要素があるエンタメに、暗号は欠かせない。それを解いた先に待つ秘密自体にも、解読のプロセスにも、心が躍って仕方がない。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com だから今でも、ヴォイニッチ手稿とか線文字Aとかビール暗号とかゾディアック暗号とかは、純粋な心を持つ人たちのそれを握りしめて離さないのだろう。 僕もまたその一人。シンプルに文章自体が面白いこの本を通じ、また一つ暗号の面白くも深淵なる世界へ、旅立っていき…

  • 「嫌な気持ち」を打ち消す、簡単だけど忘れがちな方法について。

    今日は、何故か昨日の夜、ふと気づいたことについて話したいと思う。ここ数日、ショート動画をザッピングしていると、嫌な気持ちになる動画が多く流れてくる。 どうやらパリオリンピックで色んなことが起きているようだが、感情的な煽りという意図が透けて見えるその動画を見ると、どうにも嫌な気持ちになってくる。 思うに、この世はこういった不快なニュースに溢れている。例えば、僕はLINEニュースが大嫌いだ。理由は、こちらを嫌な気持ちにさせたいという意図が感じられるためだ。 誰かが誰かに悪口を言った。苦言を呈して、賛否両論巻き起こっている。全く関係のない場所の悲惨な交通事故の情報。どれもこれも、嫌な気持ちになるアレ…

  • 天使のようにしたたかに、悪魔のように繊細に。

    タイトルにあるこの言葉は、【憂鬱でなければ、仕事じゃない】という本に紹介されているものの1つだ。 本来は逆なのだが、よくよく実際の行為を考えてみると、こちらの構図の方が何かしっくりくるなと、改めて思わされる。そんな不思議な含蓄に富んだフレーズだ。 憂鬱でなければ、仕事じゃない (講談社+α文庫) [ 見城 徹 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 本が今手元に無いので、記憶による適当な紹介になってしまうが、「本当に無償の施しなどあるだろうか?」みたいな問いかけがそこに載っていた気がする。 例えが微妙だが、それこそ詐欺師は”天使のようなしたたかさ”をもって、獲物に様々なア…

  • 知らないと怖い、【用無しの条件】。

    今日は、「会社や組織で”求められない”人」について、どちらかと言えば自分に向けた反省や戒めという位置づけで、話したいと思う。 僕は色々な社長やリーダーが書いた本を読むのが好きなのだが、その際頻繁に出てくる【ダメな例】みたいなものがあるのに気が付いた。 それは「お金の管理ができない人、或いはお金にまつわる想像ができない人は、要らない」という厳しい言葉である。 面白いのだが、慄然とするのは雇われている側の話で、雇う側になると押しなべて「そうそう!」とヘッドバンキングのレベルで共感することでもあるという。 今日はこれを感情論抜きで紐解いて、一層自分に腹落ちさせることを目指し、記事をつらつらと書いてみ…

  • 僕は「言葉」自体が大好きだと実感。

    ここ最近興味が爆発しっぱなしの物がある。それは「言葉」だ。日本語として記録されているものをもっと知りたいと思うし、またもっと使いたいとも思う。 学生の頃も別に嫌いではなかったが、それはどちらかと言えば厨二的な理由からだ。例えば「開闢(かいびゃく)」という言葉を、意味もなく使いたかった記憶がある。 しかしそれから読書をするようになって、特に小説を読むようになると、言葉自体への興味は本当に爆発しっぱなしとなった。 夏目漱石、三島由紀夫、冲方丁・・。この言葉を使いたいからこの記述にしたという紛い物感は一切なく、伝えたいことありきでその言葉を選んでいる感じがすごく心地よい。 今日はそんな言葉への興味を…

  • 「他人の正義」をどこまで相手にするか問題を考える。

    特に筋トレ系界隈で多いと思うのだが、自分が普段取り組んでいる方法や考え方と違うやり方を紹介している人に、厳しいことを言う人が存在する。 その口ぶりには、「お前は間違っている!何故かというと、俺と違うからだ!」という子供じみた論理が透けて見えて、何か胃もたれしたかのような不快感を僕は覚える。 例えば筋トレの種目の1つに、ベンチプレスというものがある。これは筋肥大のためには、ポンポンとテンポよく動作し、腕を脱力するのが鍵になるという。 だがこれは、いわゆるリフティングのようにゆっくりとコントロールしながら下ろして、1発に全身全霊を込める競技の観点から見れば、”間違い”となる。 ではこの際、お互いが…

  • 「最初の嫌悪感」は無視するということ。

    【がさつ力】に書かれている一節に、最近ふと共感する点がある。それはざっくり言うと、「最初の自分の反応は無視する」といった感じの内容だ。 例えばやったことがない方法を提示される。自分が触れたことの無いイベントに招待される。その際は大体、人は「抵抗」や「嫌悪」を覚える。もちろん僕も、だ。 【中古】がさつ力 /小学館/千原せいじ(単行本) posted with カエレバ 楽天市場 Amazon ただ同時に、そういう心理的な抵抗はただのバイアスであり、それを意識の力で乗り越えて手を付けた方が得られるものが多いということも、頭では理解している。 このバイアスを意識的に制御するには、どうすればいいのだろ…

  • 【英文読書ルーティン日記188】"The Code Book"読書感想ブログⅢ ~再発見と台頭~

    大学受験の勉強においては、精読も勿論効果的だが、とにかく膨大な文章に触れて英文自体を読む経験をたくさん積んでおくことが必須だとされる。 それ自体僕もそうだと思うのだが、文章として秀でているものであれば猶の事その効果は高いと感じられる。この本は、英語だが本として秀でていると僕は感じている。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com どうしてこんなにスルスルと内容を理解できるのだろうか。これまで読んできたどの本よりも、正直言って読み易さと満足度が高いのが、サイモン・シン氏の技のようだ。 この本を読みながら、暗号の歴史だけでなく、英語における読み易さについて、何か秘密に辿り着け…

  • 「嫌な気持ち」は2種類ある。 ―建設的なものと、無視していいもの。―

    今日は突然だが、「嫌な気持ち」について内省を深めてみたい。最近薄々感づいているのだが、僕がシンプルに「嫌」と思う事柄は、分類が不十分なようなのだ。 「嫌な気持ち」で留めずに、更に解像度を上げて分析しようとすれば、それは大きく分けて2種類に区別することができるのではないか。これが僕の暫定解だ。 嫌な気持ちになっていることを自覚した際は、どちらに該当するかを考えれば、それに応じてより的確な手が打てる。もしそうだとしたら、とても救いになる気づきだ。 以下、それをベースにつらつらと書いていこう。

  • 「独立したいんですよね」のその後。

    2年前、僕は独立したいという思いを何人かに伝えた。それ以来、直談判することは一度もないため、もしかしたら現実を知り、諦めたと思われているかもしれない。 或いは環境が変わった程度で満足し、消える程度の、些細な愚痴のようなものと思われたのかもしれない。だが実際はその逆、その思いは全く消えていない。 例えば、ロウソクやガスバーナーの炎は、赤々と燃えている部分よりも、青く小さくまとまっている部分の方が、温度が高いと言われる。 僕の思いも似た感じの構図で、外に向かって無遠慮に発信するような熱い段階は過ぎ去って、内側で静かに、ただこれまでより高い温度でそこに在るかのようだ。 しばらく自分自身でも言語化をし…

  • 「自分を大事にする」と誓うより、「自分を大事にしている人の思考・行動を真似する」方が多分ラク。

    僕は自愛がヘタクソだと自負している。もちろん人からも言われる。今までの人生を振り返っても、果たして僕が僕に甘かった時期はあっただろうかと、そう思いさえする。 たまに休みや空き時間ができても、それが無意味で無駄なものに思えて、別にしなくてもいいことだろうと搔き集めてきて、その時間に詰め込んでしまう。 我ながら病気だと思うのだが、休日であろうとタスクリストをしっかり作った方が安心する。それくらい何かがバグっていることを自覚している。 だから、例えば「今日はゆっくりするぞ!」と誓っても、ギチギチに釣りに行くスケジュールを立ててしまい、結果何かに追われるなど、要はオフが下手なのである。 則ち自分自身を…

  • 我が友、片頭痛。 ―これまでの観察記録をまとめる―

    僕には持病がたくさんある。その中でも一番頭を抱えているのが、文字通り【片頭痛】だ。これは恐らく母親からの遺伝で、一度発作が出るとなかなかに辛い。 実はこの記事を書いている今も、偏頭痛発作の最中だ。幸いにして頭痛薬が効いているため、なんとか仕事はできているのだが、どこか本調子とは程遠い感じがする。 最初に自覚しているのは14歳か15歳の頃。本当に経緯が不明だが、ポケットモンスターサファイアの四天王を、猛烈な頭痛に耐えながら倒した記憶が何故か残っている。 その後もちょこちょこと、猛烈な頭痛に見舞われて部活を早退したこともあるなど、中学生の頃だけでも数回、それによって行動を止められた記憶が残っている…

  • 「休み」は獲りに行かないと永遠に来ないことに気が付いた。

    教育業に携わっている方なら”あるある”かもしれないが、夏という時期は本当に、休みを取ることを諦めてしまう。 匿名でやってるから白状できるが、実はお盆休みまで33連勤の予定であり、今はその途上だ。なんでここまで仕事がパツパツになるのか、実は僕もよくわかっていない。 休みが取れないことを呪いたい気持ちも無きにしも非ずだが、全く休もうとしない僕も僕なので、会社としても煙たいだろうなと、ヘンな達観はずっとしている。 何かを犠牲にしまくって【しごと】に捧げまくっていたが、偶然読み返していた本の内容に触れたことで、思い切り冷や水を浴びせられたような感覚を突如抱いた。 それは「休み」「余暇」「娯楽」に対する…

  • 「叱られなくなった」のは、イイことよりも損してることの方が多い気がしてきた。

    今日はパワハラだなんだという風当たりによって、「そうそう怒られなくなった時代の”弊害”」について、自分が実感したことを書いてみたいと思う。 僕は毎日、西野亮廣氏のブログを読むことをルーティンにしている。そして今日の記事の内容を読んだとき、背筋が凍るような、ゾクッとする感覚を抱いてしまった。 chimney.town このブログでは、ZOOM会議で一切リアクションをしないヤツなんてのは、闊達なアイデアのやり取りを阻害するただの害悪で、いない方がマシだと指摘されていた。 発言しないのもそれはそれで良くないが、だからと言ってリアクションすら取らないのは論外だと、怒気さえ感じられる文体で、強く指摘され…

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