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某塾講師の備忘録 https://jukukoshinohibi.hatenadiary.com/

底辺出身の塾講師である僕が、『教えること』に役立ちそうな情報を、『心理学』から『勉強法』までまとめるブログです。(教育に関するヘンな話への愚痴も少々)

中元 俊也
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2020/02/21

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  • 「確認したい!!!!!!」という欲は最強のモチベの1つである。

    今日はモチベーションに関する話を少し書いてみようと思う。ただしこれは決して普遍的な話ではなく、あくまで僕にとっては割と機能するというだけのものだ。 以前にも触れたが、僕には「こういう人になりたい」「こういう未来を歩みたい」といった、いわゆる“なりたい自分像”があまりない。 天才はあきらめた (文庫) [ 山里亮太 ] posted with カエレバ 楽天市場 そういった理想像に対して、一時的に「頑張ろう!」と思っても、ほぼ確実に心が折れてしまう。例えば彼女を作ろうとした際もそうで、公務員を志したときもそうだった。 その理由は明白で、自分の本心から湧き出た動機ではなく、社会的に押し付けられた成…

  • 「日常こそ修行の場」ということを忘れていた、ってのを思い出した。

    今日は、「本来日常生活こそ、修行の場だよね」という感覚を久々に思い出したので、少し反省も込めて書き残しておこうと思う。 何度も擦ったネタなのだが、僕は空いた時間があまり好きじゃない。その理由は、放っておくと脳みそが勝手に暴走してしまうからだ。 具体的には、今更どうしようもない過去の黒歴史を思い出したり、遠い未来のタスクを勝手に想像して憂鬱になったり、まだ起きてもいない悲劇の妄想まで始めたりする。 そういった思考がどんどん湧いてきて、文字通り頭がうるさくなる。結果として、仕事をしているほうが無駄な思考が湧かない分疲れない・・・という変な状態になる。 この脳の特性を自覚してから、僕は“空白の時間”…

  • 「ゆとりの時期」をどう過ごすか? ※難問過ぎて答え出なかったです。

    今日は、「ゆとりの過ごし方をどうするか?」というテーマで、特に何かしらの気づきも書きたいこともない状態なのだが、無理やり考えてみることにする。 正直、これは塾業界にとっての内輪ネタだが、今は中学も高校も定期テストがひと段落して、かつ喫緊で大事なテストがあるわけでもない、いわば狭間の時期だ。 英検が週末にあるとはいえ、期末テストの準備にはまだ早く、かといって受験の話をするにはもっと早い。そんな、いわば“宙ぶらりん”の時期に突入している。 もちろん、この期間だからこそ仕込んでおくべき準備はある。でも、それで1日がバツバツに埋まるわけでもなく、相対的にゆとりのある時期だと言える。 ただ僕は、この“ゆ…

  • 【観察】の第一歩とは、まずその状態に長く身を置くことではないか。

    今日は、「観察」について、また新しいことに思い至ったので、忘れないうちに思考の整理を兼ねて記事にしてみたいと思う。 きっかけは、以前から何度も読み返している『観察力の鍛え方』という一冊だ。内容はもちろんその文体も好きで、折に触れて何度も再読している数少ない本だ。 観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか【電子書籍】[ 佐渡島 庸平 ] posted with カエレバ 楽天市場 この読書を通じて、僕は「どうすれば“今この瞬間”に意識を置き、ありのままの世界を観ることができるのか」に強い関心を持つようになった。 以来、仏教哲学を学んだり、体型的な方法を学んだうえで瞑想を試みたり…

  • 僕はなぜ「休みは尊い」と思うのに、「休みを定期的に取ること」は嫌いなのか?

    先日、4か月ぶりくらいにキャンプへ出かけた。森の奥、人の気配もない、静かな場所。山の方を向く形でテントを設営したので、人工物がほぼ目に入らない。 日入り果てた後は野生動物の鳴き声が遠くから響いてきた。それ自体は怖くもあったが、多分人間がいない頃から流れている”音”だと思うと、恐怖心は段々消えていった。 そうやって身を自然にさらして1日を過ごしてみたのだが、その効果はてき面だった。多少疲労が残るかと思いきや、熟睡もできたし、心も軽い。つまり普段より癒えたのだ。 ゆえに「休みは良いものだ」と思えた。ちゃんちゃん。・・・というクソ記事が書きたかったわけではない。問題は、前回のキャンプも確かそう思った…

  • 【英文読書ルーティン日記230】"When to rob a bank"再読感想ブログ16 ~無知は愚昧なり~

    「頭を使う」とは何か、たまに考える。言葉としてこの上なく簡単なのに、その定義は非常に曖昧で、言語化が可能な領域に無い気もしているのが現実だが。 だが明確に、「この人は頭を使っている」とも思うし、「この頭を使っていない回答は好きじゃないな」と思うこともある。この差はなんなのだろう。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com ただ筆者たちは、子供のような精神年齢には違いないが、この上なく頭を使っている印象が強い。それはいったいなぜなのだろうか。 それを紐解くために、少なくとも曖昧なものを曖昧なまま、それでも確かに理解するため、今週も読み進めたいと思っている。

  • 僕の天敵「ゆとり」という言葉を、どう再定義するか。

    突然なんだという話だが、今の自分にとって最大の課題は「ゆとり」という言葉のリフレーミングではないかと感じている。 以前から口にしていることではあるが、僕は正直「ワークライフバランス」という言葉に、あまりいい印象を持っていない。 たとえば「家族との時間を大切にしたい」「定時で帰ってプライベートを充実させたい」といった価値観は、個人の自由だと思うし、否定する気もない。 ただ、それを「万人にとっての理想」として押しつけるような風潮には、どうしても違和感がある。具体例は挙げないが、過激な思想・価値観に同じと思ってさえいる。 とはいえ僕自身の感覚をより正確に言葉で言うならば、それ以上に強く感じているのは…

  • 【同業者向け】今の時代に適した、皆に求められる教え方とは、なんなのか?

    今日は、まだ確固たる答えが自分の中で結晶化しているわけではないが、考えながら自分の中で整理し、腹落ちさせたいと思っている、”あること”について書いてみる。 実のところ、去年や一昨年まではあまり感じてこなかったのだが、「いい授業とは何か」「何ができる講師を“いい”と呼ぶのか」について、最近よく考えるようになってきた。 私とは何かーー「個人」から「分人」へ (講談社現代新書) [ 平野 啓一郎 ] posted with カエレバ 楽天市場 僕が受験生だった15年前ごろは、それこそ「分かりやすさ」がすべてだったように思う。具体名は出さないが、方々の予備校・衛星授業コンテンツなんかは特に。 説明を聞…

  • 「しっかり考える」とは、どういうことか?

    今日は、「しっかり考える」ということの本質について、自分なりに思うことや感じることを、整理しておこうと思う。 尚、今回は誰かに向けた苦言というより、自分自身に対する“備忘録”──つまり反省の言葉として記録しておきたい。 ちょうど今は定期テストの結果が返ってくるタイミングであり、もちろん全体としては成果が出ている教科や生徒が多かった印象だ。 しかし一方で、40点台、下手をすれば30点台後半という点数の答案にもいくつか出会うこととなった。この水準の成績を目にすると、僕は正直、かなり戸惑ってしまう。 というのも、自分自身がそのスコア帯を取った経験がほとんどなく、いわば自分の中に具体的体験が存在しない…

  • 「思い込み」を通せば、世界は必ずその色になる。

    今日は、「思い込み」というものがどこまで強力なのか、そしてそれがどのように僕自身に影響しているのか、そんなことについて考えてみたい。 例えば”思い込み”をポジティブに解釈したものとして、「引き寄せの法則」や「思えば叶う」といった言葉があるが、そこには確かに美しい響きがあるといえる。 ただし、そこにはどうしてもスピリチュアル、あるいはオカルト的な匂いを感じてしまうのもまた事実だ。 とはいえ、「この世界で起きている出来事の多くは、思い込みやジンクスのフィルターを通して“そう解釈している”だけではないか」と感じることが、僕にはときどきある。 以下、それを起点として、つらつらと書いてみる。

  • 30歳過ぎてから急にダメになった「あるもの」の話。

    今日は、完全に個人的な話になるが、「気がつけばまったく受けつけなくなっていた、あるもの」について記しておきたい。 年を重ねると、子どもの頃には平気だったものがダメになったり、逆に当時は苦手だったものが好きになったりする、という話はよく聞く。 僕自身、たとえば牛乳は子どもの頃に問題なく飲めていたが、大人になってからラクトース不耐になり、受けつけなくなってしまった。 一方で、子どもの頃は苦手だったピーマン系の野菜は、大人になってから特に「ししとう」の美味しさに気づき、料理に使うほどになった。 具体例こそ食べ物の話になってしまったが、よく考えればこのような変化は、なにも食べ物に限った話ではない。 た…

  • 僕は”面白い”という感性を大事にしたい。

    【観察力の鍛え方】をはじめ、佐渡島庸平氏の著書やインタビューに触れる度、「言語化が届きそうで届かない」と思う図がある。 それは以下のインタビューでも紹介されている、「四つの曖昧さ」である。特に最後に至る領域の、「創造的だが曖昧なもの」がすごく興味深い。 【サウナ対談】「死を意識したら、自分のやっていることの意味のなさに気づいた」(佐渡島庸平×箕輪厚介)|新R25 Media - シゴトも人生も、もっと楽しもう。 この言わんとすることは、僕の解釈だが、「言語化はできないが、確かに伝えることができ、そして受信することが可能なもの」だと思っている。 これについてボンヤリと折に触れて考え続けてきたが、…

  • 【英文読書ルーティン日記229】"When to rob a bank"再読感想ブログ15 ~とりあえずその裏を見る~

    著者たちは一見へそ曲がりに誤解される気がする。なぜなら、世間が言うことは大体間違っていて、別の観点が正しいという主張が並ぶからだ。 僕も最初はそう思っていた。逆張りがとても上手なだけで、悪ガキと形容されることから、迎合自体が嫌いなだけなのではないか、と。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com しかし今は、そもそも大衆が感情的に結束して発したコメントは十中八九間違えている、ということではないかと思うようになっている。 藤沢数希氏も、「愚かなポピュリズム、ここに極まれり」という印象的なフレーズを残していたが、それは市井の声を丸呑みにした結果の政策に対してのものなのだ。 疑…

  • やはり校舎長である自分は、今年で仕舞いにしたいという思いが変わらない件について。

    今日は無料テスト対策と銘打った、いわばイベント系の授業がある。外部から誘ってくれた体験生もいることから、いわば勝負どころの一日となる。 正直、この場に来た生徒のうちたった一人でも入塾してくれれば、運営・経営における雰囲気や流れは非常に大きく変わる。そのくらい重要なタイミングだと考えている。 ところで、今僕の受け持つ校舎がの人数は、全体で見ても2番手の規模だ。ナンバー2と取ることもできるが、はっきり言って面白くはない状況である。 だからこそ、ここでバシッと認知を、あわよくば新規入塾生を刈り取り、さらにいい方へ流れを変えたいというのが正直な気持ちなのである。 ―ただ、僕がこの校舎に就任して3年目に…

  • 節約生活1ヶ月を経て、僕の金遣いはどう変わったか。

    今日は、「節約生活を1ヶ月続けてみた結果、自分の金遣いがどう変化したか」について、備忘録なりヒントなりとして、記録しておこうと思う。 もともと1ヶ月ほど前から『バビロンの大富豪』という書籍を再読し、その教えに強く感化されていた。お金に対する考え方が根底から変わるような感覚を覚えたからだ。 バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか [ ジョージ・S.クレイソン ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon その流れで、同書の現代的かつパーソナライズされた実践例として最も近いと感じたのが、ひろゆき氏の『無敵の思考』である。 【中古】無敵の思考 誰でもトクする人に…

  • 悪い噂は、”翼を得たように”、広がる。

    今日は、「悪い噂は翼を得たように広がる」という話を、主に自分への注意喚起として記録しておきたい。 先日、生徒が何気なく話していた内容の中に、興味深くも怖い示唆が含まれていた。ある他塾の様子について、生徒が友人から聞いた話を教えてくれたのだ。 その内容というのは、「授業が始まったら適当なプリントをポンと渡され、それを解くだけで授業時間が終わる」というのが1つ。 それとは別に、「『ここやっておいて』と指示を出した後、講師が隣でずっとスマホを触っている」というのを言っていたと聞き、それはにわかには信じがたいものであった。 それを聞いた当の生徒は、「でも、この塾は面倒見がしっかりしてるから、僕は好きだ…

  • 僕にとってのストレスやイライラの根源は、やはり【未】である。

    ストレスマネジメントという言葉がある。別にそこまで興味がある言葉ではないのだが、普段からカリカリしていると人望を無くすので、頭の片隅には置いている。 とはいえ、別段難しいことは自分に課していない。単に、「自分にとっては何が強いストレスになるのか」をしっかり把握し、なるべくそれを生活から除去しているだけだ。 そして具体的に何に対してイライラし易いかを並べて、その共通点を抽象的に括るというのを繰り返していると、やはり共通する「ある一点」が見えてきた。 僕にとってのストレスやイライラの根源は、やはり【未】である。今日はそんな謎の話をつらつらとまとめていく。

  • 「一つの感情に浸れる時間は、この上なく贅沢である」

    今日は、「一つの感情に浸れる時間はこの上なく贅沢である」という話をしておこうと思う。これは最近ではなく、1年くらい前から思うようになった話だ。 なんだかんだで僕は、支店長のような立場にあるのだが、中小企業ゆえ、裏方でマネジメントに専念などできず、現場での判断・対処を任されることも多い。 リーダーの仮面 「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法/安藤広大【1000円以上送料無料】 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon そのため、良い報告も悪い報告も、僕の都合やメンタル状態とは無関係に飛び込んでくる。そして当然だが、都度対応するのは僕一人である。 だからこそ、…

  • 自動発動しがちな連想思考を、少しずつ制御する。

    今日はまだ仮説検証の段階に過ぎないが、「自分の強い連想思考をどう制御していくか」について、現時点での試みを書いておきたい。 僕は衝動性もあるだろうが、それ以上に「次々と頭の中で物事が繋がって、さらに時間軸を無視して伸び広がっていく」という強い連想思考という特性を持っている。 これはいわば症状というよりギフトに近いと捉えているが、これは現状“オート発動”であり、それに任せているのは、TPOによっては逆にとても効率が悪いとも思っている。 どんな場面でもそれがバフとなっているというのは美談に聞こえて、時に弱点となる。この構図は、あらゆるエンタメ作品で散見する、鉄板の話でもある。 だから、ときには手動…

  • 【英文読書ルーティン日記228】"When to rob a bank"再読感想ブログ14 ~~

    子供らしくあるとは、なんなのか。単に精神的に成長しないままという意味では、それはどちらかと言えば反社会的な性格にもつながり、好ましくないとされる。 とはいえ僕は、精神年齢が極端に高い人に憧れるかというと、決してそうではない。むしろそうなったら終わりだという、反面教師にしているほどである。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com ここでいう子供らしさとは、好奇心を殺さないという意味だ。いわば、偏見なり常識なり通念なりによって”かけさせられた”メガネを外す力だと言える。 そしてそれらをより面白く興味深いものにまで昇華させるには、いわば大人のような合理的・論理的思考力が必要と…

  • あの頃無茶したから、今は無茶している感覚がないのかな、と。

    最近、休みも返上しなければ回らないほどの仕事量があり、つまり繁忙期で心身ともにヘロヘロ・・という状況になるはずなのだが、不思議な手ごたえが先行している。 なんというか、日常+α程度の負荷に過ぎない。そんな余裕があって、今の状況もどこか俯瞰してみている感じがある。自分事と思わない、というか。 【エントリーで全品ポイント10倍!】[新品]ドラゴンボール[完全版] (1-34巻 全巻) 全巻セット posted with カエレバ 楽天市場 Amazon ただ、この日々も、例えば社会人1年目だった頃の自分ならば相当キツいに違いない。きっと「終わったらなんかで発散しないとやってられない」と感じていたは…

  • 僕にとってのワークライフバランスは、多分「8:2」くらいだ!

    今日は、先日の記事の続きのような内容になるが、「ワークライフバランスなんて人によって違う」という話を書いておこうと思う。 まず正直に言えば、ワークライフバランスという言葉の本来の定義にはあまり興味がない。調べるのも面倒なので、そのあたりは掘り下げていない。 つまりここから先は、別に何にも基づいていない、いわば聞きかじりによるただの偏見ということで、割引いていただけるとありがたし。 さて。僕の感覚で捉える「ワークライフバランス」とは、「休暇と有給はきっちり取れ」「残業はするな」「定時で必ず退勤せよ」といった命令だと思っている。 本来は個人的な価値観で留めておけばいいことを、無理やり拡張し、制度や…

  • 本を読むと、著者の思考が憑依する気がする説。

    僕は以前から何度も書いている通り、読書が好きだ。読書の冊数そのものは決して多いわけではないが、起床後と就寝前に別々の本を読むというのが日課である。 その本は大体が実用書とされるもので、その時々の自分に必要だと感じるテーマを学ぶ目的で読むことが多い。ただ、シンプルに娯楽目的で小説を読むこともある。 【中古】ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた そしたら意外に役立った /角川書店/堀江貴文(単行本) posted with カエレバ 楽天市場 Amazon ただ、どのジャンルにせよ、あるいはなんの本を読んでいるにせよ、その読書中には、ある種の“現象”が起こることに気づいて…

  • 休みが嫌いなわけでも多忙が好きなわけでもない、という言い訳。

    今日は休みが嫌いなわけでも多忙が好きなわけでもない、という言い訳をテーマに、記事を書いておこうと思う。 ゴールデンウィークが終わり、今日がその初日である。実を言うと、ここからしばらくは2週間ほどの連勤になる見込みなのだが、正直なところホッとしている部分がある。 起業家 (幻冬舎文庫) [ 藤田晋 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon ちょうど今はテスト週間真っ最中という時期でもあり、このタイミングで連勤の必要がないほど予定がスカスカであれば、それはむしろかなりまずい状況だからだ。 だからこそ、予定がきちんと埋まっていることには安心している。そして予定が埋まっているからこ…

  • 「なりたい自分になる」ではなく、「なりたくない自分にならない」ためなら頑張れる。

    自分は何のためなら頑張れるか。この問いの明快かつ普遍的な答えを持っている人は、僕は稀有なのではないかと思う。 僕自身、この問いに確信をもって答えられるようになったのは、ここ最近の話だ。僕は僕のモチベーションの構造について、ある程度の言語化が出来ている。 【中古】「やればできる!」の研究 能力を開花させるマインドセットの力 /草思社/キャロル・S.ドウェック(単行本) 楽天市場 Amazon by カエレバ 僕は実のところ、「これをしたらこうなれるよ」という未来報酬型のモチベーションがあまり機能しない。唯一の例外は大学受験くらいだと思っている。 むしろ、「なりたい自分になる」ではなく、「なりたく…

  • 学びたいテーマがあるなら、類似した本を数冊同時に回した方が良い説。

    このGW前から、【節約】や【資産形成・運用】に関する興味が爆発している。実際それに伴い、金遣いの感覚がメキメキ変わっていることを自覚している。 そのきっかけは、もはや擦り倒した話だが、【バビロンの大富豪】を読んだことだ。この一冊が起点となり、お金に関する向き合い方を変えようと、芯から誓えたのだ。 バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか [ ジョージ・S.クレイソン ] 楽天市場 Amazon by カエレバ ・・・だが同時に、危惧していることがある。それは、この本を再読するのは、これで少なくとも5回目であり、上記の感想はその都度抱いたものだということだ。 いうなれば今僕は…

  • 【英文読書ルーティン日記227】”Think Like A Freak”と"When to rob a bank"再読感想ブログ13 ~盲点を見る~

    精神年齢が高いことによる利点は色々と浮かぶ。例えば冷静な判断、理知的な物言い、人望、カリスマ性、エトセトラ。 一方、精神年齢が低いことに利点があると説かれる場面は、こと学校教育においては極めて少ないと僕は思う。少なくとも僕は、自分がそうだからと褒められたことは無い。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com しかし、皮肉なことに、今ではそういう大人びた物言いや思考ができる人は「型にはまったつまらないやつ」と評される場面がちょこちょこ出てきている。 一方、精神年齢が低いことについて、斬新で面白いアイデアを提案できるヤツという評価を頂くことも増えてきている。救いがあるのかない…

  • 脳のオーバーヒート状態をどう御すか。

    連休どころか、連勤を重ねた後の休日で、ほぼ100%悩む現象がある。それは、鬱になったのかと思うほど、身体を動かすことができなくなるというものだ。 一応、起きて、覚醒はする。例えば読書といった低刺激なアクティビティはできる。だが、身体を起こす気力がわかず、気付けばずっとショート動画を漁る・・。 この症状はなんなのか。身体に出ている全てをChatGPTに打ち込むと、「脳がオーバーヒートを起こしている状態」という風に指摘された。 曰く、連休はさておき、それまでに酷使した日々が長すぎて、今まで多忙によって麻痺させていた疲労が段々表面化してきたのでは、というものだった。 脳を酷使し続けた結果、その頭はフ…

  • 最近、急速に自分の御し方が上手くなっている気がする。 -飲み会酩酊率高い問題編。

    いつか書いた話だが、僕の人生におけるモットーは、【日々自由研究】である。昨日と違う今日を生きて、今日と違う明日にしたいと、心の底から思っている。 【ヤバい経済学】などに強い共感を覚えるのも、そもそも性根が同じだからだと納得している。だから僕は、常に”ネタ”に飢えている。 そのネタ元として最も簡単で、かつ最も優秀なのは何か。色々と浮かぶだろうが、僕はそれに関して、「自分」だと思っている。 自分という摩訶不思議な生物。その生物が脳内に抱え込んでいる意味不明な世界。それらに対して観察の目を向けると、いつも何かしらの発見が手に入るのだ。 てことで、何の役に立つかは知らないが、単なるレポートとして、最近…

  • 【節約】が身につくと、世界がどうみえるのか?

    「バビロンの大富豪」を再読して以来、はっきりと世界の見え方が変わっているのを感じる。簡単に言えば、節約がデフォルトになった感じだ。 とはいえ、むやみやたらに清貧を地で行くとかそういうことは全く無く、むしろ今の満足度をもっと安い値段で得られないか都度自問するクセがついた、という話だ。 バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか [ ジョージ・S.クレイソン ] 楽天市場 Amazon by カエレバ 例えば僕は時たまポテチを食ってそのまま昼寝をしてしまう怠惰な時間が好きなのだが、いつも何も考えず、「堅あげポテト」ばかり選んでいた。 それにふと気づいた際、「そもそもポテチなら何で…

  • 【備忘録】漢検2級の勉強を通じて学んだことを書いておく。第一部:190点を阻む壁たち。

    すごく自分事だが、今年に入ってすぐぐらいの時期から、漢検2級の勉強を重ねている。突然思い立ったわけではなく、その理由は2つある。 1つは、高1の頃に受検して普通に落ちてしまったまま、17年以上放置していることにいい加減嫌気がさしたからだ。 漢検 2級 過去問題集 2023年3月発行【公式】 [ 公益財団法人 日本漢字能力検定協会 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 当時はおつむが足りなかったというより、勉強法をまるっきり間違えていたのは明白で、その頃の勉強を思い出すと今の自分の頭が痛くなる有様だ。 そしてもう1つの方が重要で、それは生徒たちに「時間が無くて勉強できない…

  • 僕はいつから、なんで、空白の時間が嫌いになったのだろうか。

    今日もまた、休日を返上して職場に向かっている。理由はネガティブなものではない。むしろ、かなりポジティブな動機である。 具体的には、ビックリするほどの売上につながる個別指導の依頼が入り、ゴールデンウィーク前半の1~2日を返上しなければ回し切れないという事情があるというだけだ。 【中古】仕事はおもしろい / 斎藤一人 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 大学生講師と手分けしながらコマを実施しているが、この判断は正しかったと確信しているし、多分休んでいたら詰んでいたとも感じる。 この出来事を通して、改めて感じたのは「僕という人間は、本当に“何もしない時間”が耐えられない性質なの…

  • 僕にとっては「休む」というより、「シンプルなガス欠」の方がしっくりくる。

    世間では今日からゴールデンウィークが始まったらしい。だが、僕は初日と2日目を自主的に返上し、授業を入れたり、広報活動へと出かけたりする予定である。 正直なところ、今週は体調不良が続いており、ほとんど募集活動ができていない。そのため、GW前にもかかわらず、十分な種まきができていない状況である。 この状態でそのまま連休に突入しても、絶対に楽しくない。だから今は、休日としての空きを取るのではなく、シンプルに仕事へ出た方が後々確実に生きてくる。 そういった性分もあってか、僕は昔から「真面目すぎる」と言われることが多いが、これは単なる真面目さではないと思っている。そんな簡単に括れてたまるか、と。 そもそ…

  • 【英文読書ルーティン日記226】”Think Like A Freak”再読感想ブログⅫ ~あの頃を取り戻せ!~

    アイデアはいつだって欲しい。現状を打破する方法に僕はいつも飢えている。しかしそういう心の底まで焦燥感に囚われた状態では、アイデア自体もどこか苦しみを帯びる。 純粋なアイデアを生み得る心の状態とは、非常にデリケートなものであり、それは狙って、意識の力でそこへもっていくのは無理なのではないかと僕は感じている。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com そうではなく、準備が整えば自然と人間は入眠するように、きちんとした環境を創ることで、そのモードに入ることを期待せずに待つことが正しい構図なのではないか。 繰り返すが、僕は現状を打破する方法に、いつだって飢えている。だが、飢えを感…

  • 我がメンター、片頭痛。

    今日は、久しぶりに「早退」を選ばざるを得なかった話を記録しておく。(最近よく具合が悪くなると思っていたが、それは気のせいで、前回の病欠は2か月前のことであった) 早退といっても、比較的仕事量が少なかったからその選択ができただけであり、もしこの日が通常の多忙な日であれば、間違いなく最後まで残っただろうと思う。 それくらい微妙な体調だった。では何が起きたのか。それは、過去にも記事にした記憶があるが、僕はおそらく母親からの遺伝による慢性的な偏頭痛持ちである。 昨日Wikipediaを読んで驚いたが、男性で慢性的な偏頭痛を持つ人は日本ではたったの3.6%しかいないらしい。そして僕は、その希少な3.6%…

  • 【節約】の意識が読むだけで見につく名著を2つ紹介する。

    最近、節約を頑張っている。1ヶ月ほど前に、結果として6万円ほどご馳走する機会があり、それにプラスして新年度の更新系が重なって、支出がワヤになったためだ。 とはいえ、日頃から無駄遣いはしていないつもりだったのだが、なぜだかいつも給与を使い切っている計算になっていることが、不思議で仕方がなかったのだ。 その原因もとい潜在意識を叩き直す機会としてもちょうどいい。そう思ったので、あくまでも基本に忠実に、まずはそのマインドセットを含めてやり直そうと誓っている。 そう思って、今回参考にした本は二冊ある。それらはいずれも、ただ読むだけで、『節約しようって気になる』と思わせてくれる、ある意味非常に貴重な名著で…

  • なんで僕は人に仕事を依頼しないのか。

    僕は周囲から見ると「1人で抱え込みがち」なタイプに見えるらしく、「もっと周りに仕事を頼め」「もっと頼っていい」といった指摘を、わりと高い頻度で受けている。 しかしそういう配慮とは、翻訳するとつまり「言われたらやるから、必要なときは遠慮なく言ってください」といった内容になることがほとんどだ。 いつも結果を出す部下に育てるフィードフォワード [ 久野和禎 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon だから内心では、「その“言われたらやる”の時点で、もう違う」と感じている。そういう違和感が、僕から誰かへの仕事の依頼を阻んでいる気が、薄々している。 もちろん、それだけが理由ではない。…

  • 僕にとって書くことは、鼻炎持ちにとってのナザールである。

    今日は備忘録的な内容になるが、「頭の中のモヤモヤの整理には、やはりジャーナリングが最強だ」という現在の気づきを記録しておきたい。 確か昨日も似た話を書いたが、僕は「気にしない」ことが非常に苦手である。その理由は、「考えごとが常に爆発的な連想によって脳内に展開される」という特性にある。 つまり、ひとつの悩みや課題に対して、10個くらいの関係ある・ない記憶や事象が一斉に頭に浮かんでくる。その結果、猛烈に頭が疲れ、集中が続かなくなるのだ。 この頭の中に現れる思考群は、感情的なものと理性的なもの、真実と虚構、記憶と予測などがすべて混ざっている。これを切り分ける作業だけでも相当な労力がかかる。 だからこ…

  • 本当の意味で「気にしない」ための方法論。

    今日は備忘録的な内容になるが、「本当の意味で気にしないとはどういう状態か」について、自分なりの考察を記しておこうと思う。 僕は昔から「気にしすぎる人間」、いわゆる“気にしい”だと感じてきた。そしてそれは今でも変わらない。 気にしない生き方【電子書籍】[ ひろゆき(西村博之) ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon ただ、最近ようやく、その「気にしすぎる」という感覚の正体が、徐々に言語化できつつあるとも感じている。正確に言えば、「何を気にしているのか」がわかってきたのだ。 それは他者の目そのものではなく、結局は「自分の所作」なのである。「自分が変なことをして笑われるのではな…

  • 「休まない人」が本当に問題になる瞬間とは何か。

    今日は、「まったく休まない人間が本当の意味で問題になるのはどういう時か」というテーマについて書いておきたい。 昨日は今月2回目の休暇、つまり会社に行かなくてもいい日だった。これ自体、いわば当たり前の話で、さして報告する必要性があるような話には聞こえない。 しかし、ゴールデンウィークなどの長期休暇を除けば、月に2回以上休めたのは本当に久しぶりで、おそらく昨年10月以来ではないかと思う。 休みのたびに「もっとちゃんと休んだ方がいいんだろうな」という気持ちは正直に湧いてくる。充実した時間を過ごせているとは、正直思う。必須だとも感じてはいる。 しかしそれ以上に強く感じるのは、自分がこうして余暇を満喫し…

  • 【英文読書ルーティン日記225】”Think Like A Freak”再読感想ブログⅪ ~稚気と熟練~

    年を取ったなと、最近よく思う。これは自分の衰えを感じるからではなく、自分の疲労といった内側の声が、よく聞こえるようになったからである。 もっと若い頃は、そういう声に極めて鈍感で、馬鹿みたいに遊んでエネルギー切れで寝落ちしたり、滅茶苦茶なケアで治った風に錯覚したり、色々あった。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com もっと自分のことが理解したい。その果てに自分という摩訶不思議な宇宙がよく見えるようにはなってきたが、結果、まだまだ深淵が潜んでいることが分かってもいる。 知りたいことは尽きない。あたかも落とし穴の中を知りたいがあまり、頭を突っ込み過ぎて真っ逆さまに転落してい…

  • 口コミの発生源が、想像と違った件について。(生徒編)

    今日は「口コミの順番」について、昨日ふと気づいたことを記録しておきたい。具体的には、全然とまで言わないが”想像とまるで異なっていた”という話だ。 ただし今回の話は生徒目線の話であり、保護者向けの話とはまた別の構造になるかもしれない。その点はあらかじめご了承いただきたい。 革命のファンファーレ 現代のお金と広告 [ 西野亮廣 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 昨日、生徒との雑談の中で「友達に塾のことを聞かれた」との話が出た。思わずテンションが上がったが、努めて冷静に、その続きを聞いてみた。 僕は正直、その子が友達に語る内容として、「どう成績が伸びたか」「英検1級を持っ…

  • ”使い切れる”という両刃の剣について。

    今日はまたひとつ、自己分析シリーズとして、「使い切るという両刃の剣」について書いておきたいと思う。 幼い頃からの話ではあるが、大人になってから特に顕著になってきたことがある。それは、僕は「8時間睡眠では足りない」という感覚だ。 最近では、2度寝・3度寝を繰り返し、最終的に9時間を超えるあたりでようやく覚醒スイッチが入る。 詳しくは知らないが、交感神経と副交感神経の切り替えとか、はたまたコルチゾールなどの分泌とかと、関係しているのかもしれない。 この現象について、最初は起立性調整障害のような「バグ」だと疑っていた。しかし、ChatGPTと相談したり、各種コラムを読んだりする中で、別の仮説に辿り着…

  • 広報活動をコツコツと1ヶ月継続したら何が起きたか。

    今日は途中経過として、地道にコツコツと取り組むことで、”数値”がどのように変化していくかという話を記しておく。 もちろん、集客に王道など存在せず、認知度を高めるには、どれだけしつこく続けられるかが重要だということは、知識としてはよく理解しているつもりだ。 革命のファンファーレ 現代のお金と広告 [ 西野亮廣 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon しかし、どこまでやれば、いわゆるインフルエンサーの方々の言う「水準」に到達するのか、体感としてはわからないままである。 そのため、自分が今もってその水準に達していないのではないかと不安になることは多く、実際、自分の無力さを呪いた…

  • ”自覚なき限界のサインが出ているらしい”と言われたが・・・。

    今日は、「自覚なき限界のサインが出ているらしい」という話を書いておく。どちらかといえば、自分への提言というより、他の誰かに向けたもの、といった内容である。 最近、特にここ2日ほど、訳のわからない悪夢を見ることが続いている。たとえば昨日の夢については前の記事に書いた通りだが、今日もまた奇妙な夢を見た。 遊戯王 悪夢の拷問部屋 EE1-JP030 ノーマル 【中古】 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 内容は支離滅裂で、やたらと強くゲイの男性に言い寄られたり、機械トラブルや周囲の対応ミスが重なって重たいクレームが降りかかってくる……というようなものだった。 正直、人生で見た夢…

  • ここ数年で一番の悪夢を見たという話。

    今日はなんとなく、今朝見た悪夢の話でも書いておこうと思う。いつ見たのか正確な時間は覚えていないが、いわゆる未明というか、眠りの浅い時間帯に、ある夢を見た。 その夢に出てきたのは、4~5年前に担当していた中3の生徒たちの顔だった。当時は今よりも生徒数が多く、校舎としても順調に運営できていた。その頃の記憶だ。 生徒たちの顔が浮かんだあと、ふと誰かの声が頭の中に響いた。そしてその声は、「じゃあ今、君の校舎には何人いて、客単価はどれくらいで……」と問うてきた。 夢と現実がごっちゃになるような思考の中で、僕は今の在籍人数と客単価を掛け算していた。その数値がどれくらいか、ぼんやりと脳内に浮かんだ直後…。 …

  • 脳の使用率が80%を超え続けるあなたへ。

    今日は、僕の中で最近ようやく解けた、一つの謎について書いてみたい。それは僕自身の心の体力の回復法とでもいうべき話だ。 尚この記事は、衝動性や多動性が強いと自覚している人に向けた、ひとつのコツのような内容になると思う。 マンガ 死ぬこと以外かすり傷 (NewsPicks Comic) [ 箕輪厚介 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon さて。実はここ4~5日ほど、マジで燃え尽きたような感覚が続いていた。考えごとをした瞬間、思考が発散するかのようで、本を読もうとしても全然頭に入ってこない。 面談をしていても言葉に躓くことが多々あり、「ああ、もう脳みそが限界だな」と思う瞬間が…

  • 【英文読書ルーティン日記224】”Think Like A Freak”再読感想ブログⅩ ~しょうもないけど残酷な真理を知る~

    なんで、どうしてと問い続けることは、子供じみた行為だとされる。それは大人を困らせることだから、言わない方が良いと教わる。時にそれは叱られる。 そう考えると僕はマシな環境だったのかもしれない。クレヨンしんちゃんの場面にあった「色即是空」の意味を尋ねた僕に、母は辞書で引いて教えてくれたのを覚えている。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 今はその問いかけを、遠慮なく自分に差し向けまくっている。そうすると、僕が気づいていない僕の価値観が分かったり、逆に特に理由のない惰性に気付いたりするからだ。 全ての行為に意味を求めたい。僕の欲求はここにあるらしい。全てを知りたいという欲…

  • ホウレンソウか、独り言か。それらを分かつ観点を探る。

    今日は、僕の中で最近解けた一つの謎についてシェアしたいと思う。それが「ホウレンソウ」という言葉についてである。 別のブログでも伝えたが、僕はこの言葉が結構嫌いだ。報告・連絡・相談をした結果、自分が矢面に立たされる場面を何度も経験してきたためだ。 だから同時に「責任は俺が取る」という言葉も嫌いであり、それもあって僕は「ホウレンソウ」を強制・徹底”させられる”ことには、言い知れぬ嫌悪感がある。 とはいえ、何が起きたかをすぐに共有するという考え方には賛成であり、風通しをよくするためにも、報告や相談は、実は自主的に、かつ頻繁に行っているつもりである。 しかし、時々指摘されることがある。それは、「今の君…

  • 休みや空き時間が見えると、ほぼ確で仕事が飛んでくるのはなぜなんだい。

    今日は、「小休みや空き時間が見えると、ほぼ確で仕事が飛んでくるのはなぜなんだい」という謎の愚痴について話してみたいと思う。 これはマーフィーの法則のような話に近いが、僕が「今日は暇だな」とか、「この日はオフになりそうだな」と思うと、なぜか依頼事が起き、僕に連絡が来ることが超多い。 【中古】 小休止のすすめ 運を呼び込む「人生の休み方」の極意 SB新書/ヒロミ(著者),藤田晋(著者) posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 結果として、平時以上にスケジュールが埋まり、猛烈に小忙しくなる、という現象が頻発している。数えたわけではないが、体感値として月に2~3回はそうなる。 これが…

  • 仕事を全然休まないやつの胸の内とは?

    今日は、自虐的なネタではあるが、「仕事を全然休まないやつの胸の内」というテーマについて、話をしてみようと思う。 あまり公言するのは少し憚られるが、2024年度に休んだ日数を冷静に数え直してみたところ、30日ほどだった。つまりそれ以外の日は、何かしらの形で仕事をしている。 起業家 (幻冬舎文庫) [ 藤田晋 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon もちろん授業が一つ二つだけの日や、面談しかない日などを出社扱いにしなかったらもう少し増えるかもしれないが、体感としてはその程度である。 毎日毎日、社会全体が停止する連休シーズン以外、常に何か仕事に取り組んでいる感覚だ。時代が求める…

  • 僕自身が苛立ちを覚えるものに関する別考察。

    今日は、「僕自身が苛立ちを覚えるものに関する別考察」という、やや堅苦しいタイトルで記事を書いてみようと思う。 1ヶ月くらい前、僕は「自分の中でズレを感じるものに苛立つ」という仮説を立てた。これは、可能性のひとつとして挙げた話だったが、納得感はとても強い。 怒る一流 怒れない二流【電子書籍】[ 向谷匡史 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon たとえば、シャワーを浴びている時など、理由もなくイライラしてくることがある。そこに潜むのも、やはりギャップの存在だ。 実際、シャワー中は体を洗う以外に何もできないのだが、その間も容赦なく、頭の中に様々な思考が湧いてくる。 例えば未完了…

  • 雨が降っても自分のせい、と思っておくと何がイイのか?

    今日は、自分の中で長らく違和感を伴っていた、”ある言葉”の解釈が変わった、という話を書いておく。 確か松下幸之助氏の言葉だったと記憶しているが、「雨が降っても自分のせい」というフレーズがある。 www.exness.co.jp これはうろ覚えだが、確か斎藤一人氏も著書で紹介していたくらいなので、著名な経営者たちの間では共通認識のような考え方なのではないか、という印象がある。 しかし僕はこの言葉について、現代においては非常に危ういものだと考えていた。雨が降っても自分のせいだというならば、すべてが自分の責任になる。 つまり、「自分が悪い」と常に自分へグサグサと自責の針を刺し続けるような思考が生まれ…

  • ”ネタ”になる覚悟。

    今日は「”ネタ”になる覚悟」というタイトルで、僕が最近結構必死で考え続けていることを記事にしたためていこうと思う。 これは自分の独自理論というより、多くの人がすでに言及している内容を、自分の言葉で整理し直したものにすぎないというのは、先に念押ししておきたい。 ぼくらの仮説が世界をつくる (PHP文庫) [ 佐渡島 庸平 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon さて。人の魅力とは何かと問われれば、その一面として、「多くの人の話題にされること」だと僕は考えている。 そしてここには、“ネタ”が社会的に抹殺されるレベルの不祥事でない限り、多少の悪事も含まれる。ある意味芸能ゴシップ…

  • 【英文読書ルーティン日記223】”Think Like A Freak”再読感想ブログⅨ ~なんでどうしてなんでどうして・・・~

    僕は今、仕事において一つ腹を括ったことがある。それは属人化の積極推奨だ。僕がもっと顔役になり、没個性のような状況を打破するというものだ。 僕自身が魅力ある容姿であるとは口が裂けてもいえない。だが、魅力的な人とは、そこを超越した次元で、科学できるのではないか。分析も再現性もあるのではないか。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com その前提に立った方が希望があるし、そう思った方が観察していて楽しい。あの経験はなぜ感動的だったのか。あのやり取りはなぜ心に残っているのか。 僕の中の子供の部分が、久しぶりに起動し、毎日ヒリつくと同時に、どこかワクワクする気持ちさえこみ上げてきた…

  • 僕の「才能」について。

    今日は、自分に備わっている「才能」について、仮説的に話してみようと思う。ただし先に言うと、それは決して華やかなものではなく、むしろ弱点とさえ言われる物だ。 多くの人がそうだと思うが、これまで僕は、自分に才能があると思って生きてきたわけではない。全能感は小学生の頃には消え、胸を張ることは愚かと思っていたほどだ。 むしろ中学・高校の頃から、何をしても自分より優れた誰かがいることを理解し、そのうえでどう渡り合うかだけを考えてきた気がしている。 才能はあると思うだけ勘違いの可能性が高い。それがある種の矜持だったがそんな折、最近ChatGPTと2時間ほど対話していたとき、こんな指摘を受けた。 「あなたが…

  • 僕は「幸せ」という言葉の使いどころがわからない。

    今日は少し仕事とは関係のない話になるのだが、ふと「自分にとっての幸せとは何なのか?」ということを、漠然と考えてみたくなった。 僕自身、今が幸せかと聞かれると、正直答えにくい。きっと、幸せなのだろうとは思うが、世間一般が「これがあれば幸福だ」と言うようなものを僕はほぼ持っていない。 お金2.0 新しい経済のルールと生き方 [ 佐藤航陽 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon そのため、社会的に見れば、むしろ僕は不幸な部類に入るのかもしれない。だが、別にそれをネガティブには感じていない。僕の人生として納得しているからだ。 そもそも、「幸せ」という言葉が何を意味しているのか、僕…

  • イベントをめんどくさがると、やはり衰退が発生する。

    自分の塾・校舎が順調だったときと、苦戦が始まったときで、何が異なるのか。時代の流れという解像度が低い言葉を使わず、それを分析する日々を続けている。 そしてその中で、一番心当たりとして大きいのが、「イベント」だ。気づけばコロナ禍を一つの”言い訳”として、イベントの頻度がめっきり落ちてしまっている。 新世界 [ 西野 亮廣 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 例えばコロナ前までは勉強合宿なりなんなりやっていたが、アフターコロナたる今も「利益が出ない」「手間暇に見合わない」ということで、縮小したそれになっている。 原因がそれだけとは言わないが、イベントへの熱量が冷めたタイミ…

  • 「人望」を科学する。

    今日は「人望」や「人を惚れさせること」について考えてみる。最近、このテーマに強い興味や危機感を持っているため、これを説明する話に敏感になっているためだ。 今日も、西野さんのブログ(Voicyの文字起こし)を読んでいたら、「営業から逃げるのは二流の経営者だ」といった話が書かれていた。 chimney.town これを読んで、首がちぎれそうなほど同意すると同時に、地面に埋まりそうな勢いで落ち込んだ。僕自身、今までは間違いなく営業を避ける側だったからだ。 そもそも、なぜ営業をしないのか。仕組みで集客しようとすることがなぜ愚かなのか。それは結局、どこまでいっても「属人化」―つまり、その人の魅力勝負だか…

  • 心理学的テクニックを自己適用するってのは、いい練習だ!

    今日は少し変わったテーマについて考えてみる。心理学的テクニックの練習をする際は、まず自分を実験台にするのが良いという、そんな話だ。 突然だが、「サイコパスに学ぶ成功法則」という本がある。この本では、サイコパスの思考や行動をただ紹介するのではなく、意図的に再現する方法が述べられている。 サイコパスに学ぶ成功法則【電子書籍】[ ケヴィン・ダットン ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon すなわち、これらのコツを意識的に実践すれば、良いサイコパスの、利点を抜粋して取り入れることができるという、いわばレシピ集のような本なのだ。 本に書かれている内容は極めて理にかなっており、そこに…

  • 覚悟とはつまり、表に出ることなり。

    最近、僕の中で吹っ切れつつある。元々僕は僕がいなくても円滑に回る組織こそ理想と考えており、だからこそ最初から属人化を回避するような行動を採り続けてきた。 しかしやはり、もっと表に出て、堂々と評価されないといけない。もっと僕の我を出して、僕のキャラで校舎を運営しなければならない。属人化は推し進めるべきだ。 マンガ 死ぬこと以外かすり傷 (NewsPicks Comic) [ 箕輪厚介 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 今までの方針を転換し、僕がいなければ没個性まっしぐらになるくらいの勢いでないと、大手に潰されるだけ。そのことに、何度考えても着地してしまう。 この2年間…

  • 【英文読書ルーティン日記222】”Think Like A Freak”再読感想ブログⅧ ~したたかな子供であれ~

    過去に言ったかどうかうろ覚えだが、僕は一応経済学部出身である。ただ、そこで何を学んだか、胸を張って理論だなんだと喋る気にはならない。 ハッキリ言って、結構な量のそれを忘れてしまったからだ。それはあまりにも恥ずかしいと最近思い直し、しばらく学び直しをしていた時期さえあるくらいである。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 僕が経済学を勉強するたびに思うことがある。それは、「そりゃそうだろ」という事象も、丁寧に分析するとこんなに面白いのか、ということである。 それが本質なのだとしたら、入学した時すぐに、僕はこの本を知りたかったなと残念に思う。ただし、出会わなかったIfスト…

  • ふと気づいた。僕がしたいのは、「引退」ではなく「移行」である。

    僕は、自分のキャリアについて、あと1・2年ほどで「ただの講師」からは引退しなければならないという考えを持っている。 ただ、「引退」という言葉が適切かどうかについては、まだ完全に腑に落ちていない部分もあった。そのため、その言葉が適切か否かは、これまで丁寧に考えてきた。 ワイド新版 思考の整理学 (単行本) [ 外山 滋比古 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon その結果、現時点では「引退」ではなく「方針を決める」という表現のほうがしっくりくるのではないかと思い始めている。 ちょうど高校生が文系・理系を選択するように、僕自身も「ただの講師」という曖昧な立ち位置に区切りをつけ…

  • 僕はなぜ独立したいのか。その理由をついに言語化でき始めた。

    僕はこれまで何度も「独立したい」と話してきた。ただ、その理由を言語化することが上手くできず、どこか漠然とした願望のまま、2年以上それだけを考え続けていた。 しかし、最近起きた色々な出来事をきっかけに、自分の中でその理由がはっきりと見えてきた。ピースがハマり、急にジグソーパズルの全体像が見えたような感覚だ。 WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ〜【電子書籍】[ 佐渡島庸平 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 独立を望む最も大きな理由。それは、「同じ価値観の人と仕事がしたい」、というものだ。僕と同じ…

  • ストレスフリーな思考法に思いはせると、そこには釈迦の教えがあった。

    世の中には、ストレスをほとんど感じていないように見える人がいる。そういった人たちを観察していると、共通する考え方があることに気づく。 実は、僕は子供の頃から「ストレスを感じない人の思考は何か違う」と漠然と思っていた。しかし、それをうまく言語化することが、不思議とずっとできなかった。 超ストレス解消法 [ 鈴木 祐 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 例えるなら、日本人、韓国人、中国人の顔の区別は何となくつくものの、その違いを具体的に言葉で説明するのは非常に難しいのと似ている。 それと同じように、ストレスを受け流すのが上手な人の思考には、ぼんやりとした特徴があるのは判っ…

  • 属人化の”ブライトサイド”を考える。

    「属人化」という言葉について、そのデメリットについてはよく語られる印象がある。だが今回はそのメリット、つまり「ブライトサイド」について考えてみたい。 世の中では、特定の個人に業務を依存している状態と言える属人化は、とてもリスクが高いため、なるだけ避けるべきだとする風潮が強まっている。 < リーダーの仮面 「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法 [ 安藤広大 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 僕もそれには賛同していた。何なら自分がそれを体現しようと頑張っているところもあった。しかし、これは状況によるのではないかと最近考えるようになっている。 むしろ…

  • シナジーマップを、改めて疑う。

    今日は、「シナジーマップを改めて疑う」というテーマで考えを整理してみる。最近、これについて自分は認識を間違えている気がしている気がしてきているためだ。 シナジーマップとは、自分の行っている活動が相乗効果を生んでいるかを可視化し、効果の薄いものを切り捨てたり調整したりするための考え方だ。 www.youtube.com 初めてこの概念を知ったのは、宮迫さんのチャンネルに西野亮廣さんが登場した回だ。だが、飲酒しながら観た動画だったのに、気づけばその内容に釘付けとなっていた。 例えば西野さんが釣り雑誌にコラムを書くと、ギャラはもらえるものの、彼の主な活動には何一つ波及効果が無いため、シナジーマップ的…

  • 「教育者としての自己顕示欲が極端に低いですね」

    今日は、先日たまたまChatGPTと別件で話しているときに指摘された、僕自身の教育者としてのスタンスについて深掘りしようと思う。 言われたのは、僕はどうやら「教育者としての自己顕示欲が極端に少ない」ということだった。 なかなかに謎のフレーズながらパワーワードでもあるのだが・・。 仮面の告白 (新潮文庫) [ 三島 由紀夫 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon ただし、この指摘はどこか妙に納得感があり、結果として僕自身の考えを整理するいい機会になったので、ここで腰を据えて改めて言語化してみる次第である。

  • 【英文読書ルーティン日記221】”Think Like A Freak”再読感想ブログⅦ ~ガキの哲学~

    悩みが大きくなると、不思議と人は近視眼になる。目の前のことばかりが気になってしまい、自転車操業へ自分から突っ込んでいくかのように。 ボウリングであれば、真ん中を狙って一発で10本倒した方が楽なんてのは、誰でもわかる。だが僕らは焦ると、端から一本ずつ倒すかのような行動に出がちだ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com こういうときに必要なのが、根源から問い直す力、もとい純粋な視点だと言える。客観的を突き詰めると、子供のような無垢な疑問に辿り着くのかもしれない。 本書の読み直しも、あと2週間くらいで終わりそうだ。その果てに僕はどんなことを再発見するのだろう。建設的なヒント…

  • 頑張れば未来は楽になる、なんて嘘だ!

    「時間汚染」という言葉がある。死ぬほど乱暴に言えば、「時間がない!」という感覚が常にまとわりついた状態で、日々過ごすことだと思ってほしい。 僕の時間は今、自分でも驚くほどの濃さで汚染されている。そのことは、年度が切り替わり、中学3年生と高校3年生の授業が終了したあとに気が付いた。 週40時間の自由をつくる 超時間術 [ メンタリストDaiGo ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 本来、これまで担当していたコマが終了することで、今まで勝手に組んでいたセルフブラックなシフトがいよいよ解消されるだろうと、そう楽観していた。 ところが、マーフィーの法則みたいな話だが、そう思っ…

  • 最近、言い訳しなくなった自分に気付いた。

    僕自身、大多数と同じく、窮地になると言い訳をする癖がずっとあった。もちろん今も油断すれば、つい口にしたくなることはある。 ただ、最近は「言い訳は本当に無駄だ」と心から理解し、意識的にそれをしないよう、自分を御せるようになりつつある。これはどういうことだろうか。 自分としても不思議な現象。これは感情の鈍化なのか、はたまた精神的な成熟なのか。なかなかに謎な自己分析だが、今日はこれを基に記事を書き進めてみたい。

  • 自分こそ、自分を研究する者の第一人者たれ。

    最近、「研究者のように自分と向き合うことの大切さ」を改めて実感している。これ自体はもともとわかっていたつもりだったが、まだまだ奥が深いことを認識している。 僕は割ともうすぐ30代後半に入るが、同世代、および40~50代の人が書いた本や記事を読んでいると、自身の不調を緻密に言語化している人が多い、という印象を受ける。 熟達論ー人はいつまでも学び、成長できるー【電子書籍】[ 為末大 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 特に、体調やメンタルの変化に対する「感度の高さ」が目につく。やはり、アスリートであろうとなかろうと、自分の状態を高い解像度で察知できることは重要なのだろう。…

  • 最近試している新しい仕事術。—『2分間バースト』のご紹介。

    今日は毛色を変えて、最近試している仕事術について書いてみようと思う。バカ丸出しな方法ではあるのだが、それによって実際、かなり捗っているためだ。 僕は以前から、「どういう仕事の進め方をすればストレスが少なく、かつ生産的に働けるのか?」を考え続けてきた。そのきっかけは以下の本である。 図解 自分を操る超集中力【電子書籍】[ メンタリストDaiGo ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon まず最初にしっくりきたのは、「ポモドーロ・テクニック」だ。25分作業し、5分休むというサイクルは自分にとってぴったりで、長らく愛用してきたテンプレだと言える。 しかし、最近になって、色々と試し…

  • 仕事を辞めたいわけじゃない。引退しなければならないと、やはりなぜだか思う。

    最近、自分の中である確信が固まりつつある。それに関してはこれまで何となく考え続けていたことだが、それが明確な形を持ち始めているので、一度整理しておきたい。 僕は今年で34歳になるが、未来の自分が教壇に立って授業をしている姿がまったく想像できない。黒板の前で、熱心に授業をする、そんな未来が現実味を持たないのだ。 代わりに何をしているのかはまだ明確には思い浮かばないが、少なくとも、今以上に集中特化し、授業に情熱を燃やしている未来は、どうしても見えてこない。 この違和感を言語化すると、おそらく僕自身が「授業を極めたい」と思わなくなったからだろう。これ自体、手を抜いているように聞こえて誤解を招きそうだ…

  • 続・わが友、低血圧(疑惑)。

    最近、自分の血圧が低く、脈拍も少なく、そして人から言われたことで改めて、自分の顔色が悪いことに気づいた。 いわゆる低血圧特有の症状が出ているのはほぼ確定だったため、ここ最近毎日ちょっとずつ対照実験を行い、血圧を上げる方法を試してきた・・という話をこないだ書いた。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com その試行錯誤の中で、あるサプリメントの摂取量を調整すると、それだけで寝起きのしんどさが大幅に改善することがわかった。 まだまだ追試は必要な段階ではあるが、今回はその話をまとめておきたい。

  • 【英文読書ルーティン日記220】”Think Like A Freak”再読感想ブログⅥ ~悪ガキ教授の哲学~

    この世はどうなっているんだろう。この純粋な問いは、不思議なもので、いずれこうなっていく。「僕が思うような世の中であるには、データはどうあるべきなんだ」と。 例えば、俺に彼女ができないのは、一部のイケメンたちが女を独占しているからだ!みたいなヒスっぽいコメントを散見する。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com そういう人たちにとっては、その反証たるデータが示されては困るし、それを支えるデータだけが世に溢れていないと困るのだ。 この二人の経済学者は、前提となるスタンスがそもそも違う。どこに辿り着くかはわからないし、それが楽しいということなのだ。 大人とは、偏見で凝り固まっ…

  • ”感情の切り離し”に関する、また新たに気付いたことまとめ。

    今日は感情を切り離して物事を考えることについて、新たな観点からその重要性に気づいたことについて記事を書いてみる。 以前、少し触れたかもしれないが、今は感情的に対処していると仕事は終わらないし、ストレスが溜まり続けるという、ある意味ヒリついた忙しさに身を置いている。 そのため、今は忙しい状況の中でなるべく淡々とシンプルに物事を考えることに集中しているわけだが、その結果、感情を出すことが面倒に感じることさえ多くなっている。 スポーツで言えば、基礎的な動作を繰り返し練習することで、無駄な動きが省け、集中力が高まるような感覚に近い。反復が単に、僕の意識を塗り替えたのだ。 さて。このような思考方法にある…

  • わが友、低血圧(疑惑)。

    最近、自分の中で別々の身体的悩みと思っていたことが、どうやら一つの原因に集約されそうという発見があり、こっそり慄然としている。 情けない話だが、僕は入眠こそ滅茶苦茶いいのに起きるのが滅茶苦茶苦手で、毎朝布団の中で1時間くらい、悶々とする時間を経ないと起き上がれないほどなのだ。 一時期は起立性調整障害をガチで疑うほど酷かったのだが、最近その頃に戻ったかのような重さが続いており、そこそこ日常生活に支障をきたし始めている。 どんな様子なのか。まず目覚めると、身体が金縛りにあったかの如く重いところから始まる。目覚まし時計を止めるという最低限の動きさえ億劫で、思考も鈍い。 そこから起き上がるまでがとにか…

  • 一つの感情に浸る・・なんてのは贅沢な時間なんだな、と思う。

    今日は、公立高校の合格発表の日だ。塾業界において、この日は最も胃が痛む日でもあり、同時に何かが吹っ切れる日でもある。 当然、嬉しい報告も、悔しい報告も、どちらも自分の耳に届く。そして、それぞれの生徒に対して、相応の対応をする必要はもちろんある。 龍が如く7 光と闇の行方 - PS4 [video game] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 合格した生徒には、心からの祝福を伝えたいし、不合格だった生徒には、その悔しさを受け止め、支えてやりたい。そして僕自身、その感情を味わわないと駄目だとも思う。 だが、実際にはそんな感情に浸っている余裕はない。授業は通常通りあるし、今後…

  • 「暇な人ほど悩む」というのは、残念ながら多分本当。

    最近、誰が誰に言うとんねんという話だが、「暇な人ほど悩む」というのは本当だと実感する出来事が起きているので、その話を書いておこうと思う。 ここしばらく、記事がやたらと愚痴っぽくなっていることからうかがえる通り、今までとは違う種類の忙しさにひたすら追われている。 【中古】 WE ARE LONELY,BUT NOT ALONE. 現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ/佐渡島庸平(著者) posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 任せた仕事が放置されて現場の講師からクレームが出かけたり、病欠の代打手配に追われたり、組織全体から降ってくる業務の精査も同時にブン回したり。 …

  • 責任感のズレという厄介な課題。――「できる人がやればいい」の壁。

    前々から書いている通り、先日「責任感の違い」の程度の甚だしさを痛感する出来事があった。 ある業務について「ここは対応してほしい」と明確に依頼していたにもかかわらず、実際には全く動いてもらえず、その結果、現場の先生に迷惑をかけてしまったのだ。 このことを後から知ったとき、最初に湧いた感情は怒りではなく虚しさだった。だが、それ以上の整理はできておらず、ずっと心に穴が空いたかのような気持だった。 「なぜやってくれなかったのか?」という疑問ではなく、「こんなにも責任感に差があるのか?」という意外さと、それによる謎の喪失感。 これをもっと建設的に振り返るため、あたかもレポートを書くかのような文体で、この…

  • 「エネルギーの枯渇は、真綿で首を絞めるよりも遥かにゆっくりやってくる」

    今日は自分への戒めとして、「エネルギーの枯渇は、真綿で首を絞めるよりも遥かにゆっくりやってくる」という話を残しておこうと思う。 昨日は31日ぶりの完全な休みだった。ずっと溜まっていた精神的な緊張をほぐし、気分転換と充電をするにはこの日しかないと、前々から思っていた。 特に目的を決めず、行きたい場所に行き、好きなだけゴロゴロするつもりで過ごそう。そう考えていたのだが、いざ蓋を開けてみると、文字通り、全く動けなかった。 普段より2~3時間長く寝ても、ベッドから起き上がることすらしんどい。ご飯を食べるのも面倒に感じ、遊びに出かけるどころか、その発想すら浮かばなかった。 結局昨日は一日中、寝ているか、…

  • 【英文読書ルーティン日記219】”Think Like A Freak”再読感想ブログⅤ ~悪ガキ教授の理念~

    大人っぽさや子供らしさについて、たまに考えることがある。僕は前者は合理的、後者は感情的ということだと思っていた。 もちろんそういう側面もあるだろうが、子供はたまに、驚くほど合理的なことがあると思いつつある。したくないことはしない、したいことだけする、なんてまさに。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com それが稚気であると指摘され、恥ずかしいことだと刷り込まれ、迎合するよう圧を掛けられ、人は大人になっていくのではないか。僕はそんなことさえ思う。 子供は合理的だ。その仮説に立つなら、合理的でありたいなら子供の思考、判断を学ぶことが”合理的”だと言えるだろう。 子供たちこそ…

  • 僕はなぜ、裏切りに対して怒りより強い虚無感を覚えるのだろうか?

    先日書いた「久しぶりに腸が煮えくり返るほど怒った話」の続きを少々。時間は経ったが、整理整頓が終わっていない部分があるのを感じているためだ。 ちなみにこの記事自体は、通勤時間にスマホへ吹き込んだ内容をChatGPTで整理し、それをさらに推敲しながらまとめている。 時間を置いたのもあってか、昨日の時点で感じていた憤りはすでに消えている。ただ、同時に強く感じた「虚しさ」と「空虚感」は今もなお心に残っている。 理由は分からないが、ただただ虚しい。もちろん、迷惑をかけた先生に対する申し訳なさはある。しかし、それ以上に強く感じるのは、何に対してとも言えない虚無感だ。 これを掘り下げた先にあるのは、僕の価値…

  • 理想と現実、理性と感情。その振れ幅にストレスあり。

    今日は、自分の苛立ちの原因について、改めて考えたことを整理してみる。あくまで仮説の段階であり、根本的な解決策ではないことは、あらかじめ断っておくけど。 僕は、自分で言うのもなんだが、やはり割と短気な方だと思う。理不尽な会議を入れられたり、予定を狂わされたりすると、かなりわかりやすくイライラする。 怒る一流 怒れない二流【電子書籍】[ 向谷匡史 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 今年で34歳になるのだが、未だにゲームで負けるとか、釣りをしていて糸が絡まるといった些細なことでも、感情的な小爆発といえるくらい腹が立つことがある。 一方、普通苛立つ場面が平気なこともある。例…

  • 人生トップレベルの”虚無感”を味わっていたときの胸の内。

    今、我ながらいつ以来ぶりかわからないくらい、腸が煮えくり返っている。この矛先は特定の個人ではなく、やはり自分自身に向いているのだが。 何が起きたのか。端的に言うと「背信」に尽きる。僕が依頼していた仕事を完全にほっぽり出されて他のことをされていることを、遠回しに報告されたのだ。 起業家 (幻冬舎文庫) [ 藤田晋 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon なるべくぼかしながら整理する。ある特定の曜日に、高校3年レベルの英語の授業が入り、責任が重たいということもあり、僕がそれを受け持つことになったのだ。 その間、僕はとある幼児向けコンテンツを監督していた。だが、正直それは僕じゃ…

  • 僕が捨てられない理想。それが苛立ちの原因の7割を占めるのに、さ。

    今日もまた、自分の中にある”ギャップ”について整理する記事を書いておく。尚、今回は特に独り言に近い内容になるので、その点は了承してもらえるとありがたい。 僕はどうやら、自分の中に”ギャップ”があるとき、特にそれが感情と理性、理想と現実の乖離として表れると、強いストレスを感じるらしい。 これは最近気づいたことなのだが、これまでの人生や、日常生活を改めて振り返ると、これは自分の考え方の最たる特徴として考えていいものなのだと思う。 ギャップそのものに苛立つ僕。そのとき内面で生じていることを言語化すると、一体どんな思考・認識が渦巻いているのか。なるべく丁寧に紐解きたいと思う。

  • 衝動性・連想癖がすごい人ほど、「予習」はマジマスト。

    今日は「予習の意義」について、自分の中で認識が更新されたため、忘れないうちに整理しておきたいと思う。 それを書く前に、ここ最近生じている、新たな悩みについて触れておく。それは、自分の持つ衝動性や多動性が、年齢とともに強まっていると感じることだ。 特に、説明などの場における、連想癖がひどくなっている。例えば些細な質問に対する回答が脱線しすぎてしまい、話が本筋から逸れてしまうことが増えたのだ。 このままでは、自分の授業が雑談によって過度に味付けされた分かりにくい何か、つまり売り物にならないゴミになるのではないか、という危機感を覚えてさえいる。 授業に臨む際、自分の気持ちよさや楽しさを優先するように…

  • 自己評価なんて心底アテにならんなと、よくわかった一件。

    突然なんだという話だが、僕は声が低い。合唱をすればバス的なパート以外やった記憶もなく、サビで盛り上がらせてもらったことが無いように感じる。 まだカラオケに行っていた頃も、自分の音程がかなり低いところで止まるため、選曲にいつも苦労していた記憶がある。歌いたいものより、歌えるもの優先だったのだ。 そんなわけなので、僕は自然と、「自分の声は低い」ということを刷り込まれながら生きてきた。だがそれは、ある意味僕にとって、一つの誇りでもあった。 というのも、僕は声が低いタイプの人が昔から好きで、大塚明夫さんの声、山寺宏一さんの声、最近ならラランド・ニシダさんの声に惹かれるものがある。 そしてジャンルとして…

  • 【英文読書ルーティン日記218】”Think Like A Freak”再読感想ブログⅣ ~子供という合理主義者~

    本は、自分が置かれている状況が変わると、そこから立ち上る意味もまた大きく様変わりすると言われる。僕は最近、そのことを強く認識している。 今回は初めての洋書再読なのだが、当時僕に引っかかった言葉とは全く違う部分が、今の僕に響いてくる。そしてそのヒントの価値たるや、すごいものを感じている。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 当時と今で、何が異なるのだろうか。単に年齢を重ねただけだろうか。それ以上の変化は、既に変化してしまった後の僕には、よく見えてこない。 この再読を通じて、そこへ至ることはできるかな。期待せずに読み進めることにしよう。では今週も、改めて読んでいく。

  • 先を見て行動することの【型】とはなにか?

    今日も、「考えることや悩むことは、所詮行動ではないよな~」という、自分がここ最近一番気づいて凹んだことを、建設的にするためにも深めていく。 この点については、昔から行動力の高い人たちの話を読んだり、実際に話を聞いたりしてきて、知っている話ではあった。だが僕の中で、受容しきれない点もあるわけで。 新世界 [ 西野 亮廣 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 彼らは一貫して「悩んだり考えたりする時間は無駄だ」と言っていた。そんなことする暇があったらさっさと試してデータを取ったり話を進めたりしろよ、という感じで。 しかし、すべての行動には、それを裏付ける思考や計画が必要なはず…

  • リーダーの評価に”パフォーマンス”が入ってくる構造が実は好きじゃない。

    僕は人から草食系男子のテンプレみたいな評価をよく言われる。異性に興味が無さすぎとか、押しが弱いとか、しゃべらなさすぎとか、そんな感じだ。 それらに対し、「なにくそ!」と思うことは10年以上前に止めている。そしてそんな僕がいずれ理解されるという期待に至っては、そもそもしてないと去年気づいた。 【中古】 絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ 講談社+α文庫/見城徹,藤田晋【著】 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon そういう僕なので、リーダーとしては二流くらいの立ち位置にいる。カリスマ性が皆無だからだ。だがそれに対してどう思うかというと、特に何も感じていない。 そもそもだ…

  • 僕は”情報処理の仕方が特異”らしい。

    僕は昔から、僕だけ”できない”と思う場面が多かった。それは実のところ、学校における授業において頻発していたものだ。 最たる例は、僕は黒板に書いてある情報を書きとれない、ということに尽きる。正確に言うなら、書いてある文言をそのまま書くのに、強い抵抗があったのだ。 だから僕は、定期テストシーズンに入るたび、学校の先生方から厄介者にされていた。その理由は簡単で、ノートを提出しないためだ。(これは今も承服致しかねる) ではなぜノートが出せないかというと、黒板に先生が書いたものを忠実に筆写したという意味であるならば、そもそも僕はノートなど一切取っていないためである。 書いてあることをそのまま転写してどう…

  • 飲み会の翌朝、なぜかすごく恥ずかしい気持ちになる。—という問いから辿りついた僕の信念。

    昨日、長く勤めてくれたバイトの送別会があった。我ながら致死量と思えるほどの酒を腹に流し込み、酩酊し、記憶が曖昧な状態で帰宅した。 どうやって帰宅したかも、あまり覚えていない。だがそんなのは些末な話だ。なぜなら起床してからというもの、なぜか猛烈に恥ずかしいという気持ちに支配されたからだ。 思い返せば、最近こうした大勢での飲み会に参加すると、そのメンツに一切関係なく、翌日には決まって恥ずかしい気持ちになる。 とんでもないことをしでかした気がして、思い出すたびに身悶えする。何がそんなに恥ずかしいのかと考えると、やはり自分の言動だ。酔うと理性のブレーキが外れるのだ。 もちろん、ウザ絡み等の迷惑行為はし…

  • 不安を消すのは行動であって、思考ではない。

    今日もまた、自分への強い戒めとして記事を書こうと思う。今回改めて肝に銘じたいのは、「不安を消すのは行動であって、思考ではない」ということだ。 白状すれば、今は仕事がいくつか手つかずのままになっており、黄信号になりかけている。これらは2~3日前から「やらなければならない」と認識してはいたのだが・・。 マンガ 死ぬこと以外かすり傷 (NewsPicks Comic) [ 箕輪厚介 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon しかし、この2~3日間で何をしていたかというと、実際に手を動かすのではなく、それらをどう処理するかを考えていただけだった。 必死で紙に書き殴り、額を押さえなが…

  • 冷静沈着であることは大事だが、そのプロセスはどうでもいい。

    今日は「冷静沈着であることは大事だが、そのプロセスはどうでもいい」ということを考えてみたい。 僕は昔から、感情的にならない、クールで冷静な人に憧れている。そんなキャラばかり好きになったし、自分もいずれはそうなりたいと思っていた。 「カッコいい」とは何か (講談社現代新書) [ 平野 啓一郎 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon さらに言えば、これは異性としての好みというわけではないが、最近「仕事ができる女性」に対して、男性に対してよりも強く、同じような感覚を持つようになった。 彼女たちの言葉や思考を読んでいると、男性以上に感情的にならないよう理性で制御できていることが伝…

  • 【英文読書ルーティン日記217】”Think Like A Freak”再読感想ブログⅢ ~物語を語れ!逸話は要らぬ!~

    再読ということで、頭から丁寧に読むというより、思いきりスキャニングして、自分が引っかかったところだけ重点的に拾う、というやり方に切り替えている。 広範に読み直しができる分、「あ、そういうこと?」という気づきが得られたり、「今の俺にはこの考えが要るじゃん」と思えたりするので、そこが素直に面白い。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com ただし運が悪ければ数分スキャニングに徹しても何一つ引っかかるものが得られない・・ということがあるのだが、それは新書を読んでいても同じことだと感じる。 だから今週も進度重視で、再読ブログを改めて読んでいく。

  • 天才のやり方を真似すると、やはり事故る。そう納得している。

    僕自身、生徒たちにもよく伝えているが、天才のやり方をそのまま真似しないほうがいいと思っている。 そもそも、天才とは何かを一言で定義するのは難しい。生まれ持った才能なのか、育った環境の影響なのかは分からないが、とにかく秀でた人をそう呼ぶ気はしているが。 これは何も、有名なアスリートに限った話ではない。身近な友人にも、いわば天才と呼べる存在がいた。 例えば、僕が目で追えなかった高速で動く生き物を一瞬で捉え、その種類まで言い当てる驚異的な動体視力の持ち主がいた。 また、専門的な用語を流暢に使いながら、一貫した説明を即興でできる人もいた。このような才能を目の当たりにすると、天才に憧れる気持ちは確かに理…

  • 僕は「人を”頼れない”」と思ってい”た”。

    最近、僕はどうやら、自分の弱点とやらを取り違えていることに気がついた。 それは何かというと、人を頼ることにまつわるものだ。 僕は昔から「人を頼るのが下手」だと言われてきたし、自分でもそれは自覚していた。仕事をすべて自分で回そうとし、休日も平気で潰すからだ。 人生の勝算/前田裕二【3000円以上送料無料】 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon その結果、2024年度を振り返ると、仕事がまったくない日—僕が「フル休み」と呼んでいる日—は、正月・GW・盆を含めても、累計で30日もなかったと思う。 こんな状況だから、「人を頼るのが下手だ」という指摘はもっともだと思っている。いや、正…

  • 「嫌い」という無責任な感情を紐解く。

    僕が今日考えたいのは、「自分が嫌いだと思っているものは、本当に自分から完全に分離しているのか?」ということだ。 誰しも嫌いな人が1人や2人はいるだろう。とはいえ、実は自分事でいうと、僕は特定の個人を丸ごと嫌いになることはほとんどない。 33年間生きてきて、そのレベルに達したのは2人ほどしかいない。だからといって聖人なんて口が裂けても言えない。特定のジャンルとして嫌うものは存在するからだ。 僕は何度も言っているように、子どもが嫌いだ。子ども全般が嫌いというよりも、子どもっぽい要素を持つ人や、そういう子どもが集まる環境に身を置くのが耐えられない。 しかし、今の会社は幼児向けコンテンツに力を入れてお…

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