chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
某塾講師の備忘録 https://jukukoshinohibi.hatenadiary.com/

底辺出身の塾講師である僕が、『教えること』に役立ちそうな情報を、『心理学』から『勉強法』までまとめるブログです。(教育に関するヘンな話への愚痴も少々)

中元 俊也
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2020/02/21

arrow_drop_down
  • 本当の意味で「気にしない」ための方法論。

    今日は備忘録的な内容になるが、「本当の意味で気にしないとはどういう状態か」について、自分なりの考察を記しておこうと思う。 僕は昔から「気にしすぎる人間」、いわゆる“気にしい”だと感じてきた。そしてそれは今でも変わらない。 気にしない生き方【電子書籍】[ ひろゆき(西村博之) ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon ただ、最近ようやく、その「気にしすぎる」という感覚の正体が、徐々に言語化できつつあるとも感じている。正確に言えば、「何を気にしているのか」がわかってきたのだ。 それは他者の目そのものではなく、結局は「自分の所作」なのである。「自分が変なことをして笑われるのではな…

  • 「休まない人」が本当に問題になる瞬間とは何か。

    今日は、「まったく休まない人間が本当の意味で問題になるのはどういう時か」というテーマについて書いておきたい。 昨日は今月2回目の休暇、つまり会社に行かなくてもいい日だった。これ自体、いわば当たり前の話で、さして報告する必要性があるような話には聞こえない。 しかし、ゴールデンウィークなどの長期休暇を除けば、月に2回以上休めたのは本当に久しぶりで、おそらく昨年10月以来ではないかと思う。 休みのたびに「もっとちゃんと休んだ方がいいんだろうな」という気持ちは正直に湧いてくる。充実した時間を過ごせているとは、正直思う。必須だとも感じてはいる。 しかしそれ以上に強く感じるのは、自分がこうして余暇を満喫し…

  • 【英文読書ルーティン日記225】”Think Like A Freak”再読感想ブログⅪ ~稚気と熟練~

    年を取ったなと、最近よく思う。これは自分の衰えを感じるからではなく、自分の疲労といった内側の声が、よく聞こえるようになったからである。 もっと若い頃は、そういう声に極めて鈍感で、馬鹿みたいに遊んでエネルギー切れで寝落ちしたり、滅茶苦茶なケアで治った風に錯覚したり、色々あった。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com もっと自分のことが理解したい。その果てに自分という摩訶不思議な宇宙がよく見えるようにはなってきたが、結果、まだまだ深淵が潜んでいることが分かってもいる。 知りたいことは尽きない。あたかも落とし穴の中を知りたいがあまり、頭を突っ込み過ぎて真っ逆さまに転落してい…

  • 口コミの発生源が、想像と違った件について。(生徒編)

    今日は「口コミの順番」について、昨日ふと気づいたことを記録しておきたい。具体的には、全然とまで言わないが”想像とまるで異なっていた”という話だ。 ただし今回の話は生徒目線の話であり、保護者向けの話とはまた別の構造になるかもしれない。その点はあらかじめご了承いただきたい。 革命のファンファーレ 現代のお金と広告 [ 西野亮廣 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 昨日、生徒との雑談の中で「友達に塾のことを聞かれた」との話が出た。思わずテンションが上がったが、努めて冷静に、その続きを聞いてみた。 僕は正直、その子が友達に語る内容として、「どう成績が伸びたか」「英検1級を持っ…

  • ”使い切れる”という両刃の剣について。

    今日はまたひとつ、自己分析シリーズとして、「使い切るという両刃の剣」について書いておきたいと思う。 幼い頃からの話ではあるが、大人になってから特に顕著になってきたことがある。それは、僕は「8時間睡眠では足りない」という感覚だ。 最近では、2度寝・3度寝を繰り返し、最終的に9時間を超えるあたりでようやく覚醒スイッチが入る。 詳しくは知らないが、交感神経と副交感神経の切り替えとか、はたまたコルチゾールなどの分泌とかと、関係しているのかもしれない。 この現象について、最初は起立性調整障害のような「バグ」だと疑っていた。しかし、ChatGPTと相談したり、各種コラムを読んだりする中で、別の仮説に辿り着…

  • 広報活動をコツコツと1ヶ月継続したら何が起きたか。

    今日は途中経過として、地道にコツコツと取り組むことで、”数値”がどのように変化していくかという話を記しておく。 もちろん、集客に王道など存在せず、認知度を高めるには、どれだけしつこく続けられるかが重要だということは、知識としてはよく理解しているつもりだ。 革命のファンファーレ 現代のお金と広告 [ 西野亮廣 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon しかし、どこまでやれば、いわゆるインフルエンサーの方々の言う「水準」に到達するのか、体感としてはわからないままである。 そのため、自分が今もってその水準に達していないのではないかと不安になることは多く、実際、自分の無力さを呪いた…

  • ”自覚なき限界のサインが出ているらしい”と言われたが・・・。

    今日は、「自覚なき限界のサインが出ているらしい」という話を書いておく。どちらかといえば、自分への提言というより、他の誰かに向けたもの、といった内容である。 最近、特にここ2日ほど、訳のわからない悪夢を見ることが続いている。たとえば昨日の夢については前の記事に書いた通りだが、今日もまた奇妙な夢を見た。 遊戯王 悪夢の拷問部屋 EE1-JP030 ノーマル 【中古】 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 内容は支離滅裂で、やたらと強くゲイの男性に言い寄られたり、機械トラブルや周囲の対応ミスが重なって重たいクレームが降りかかってくる……というようなものだった。 正直、人生で見た夢…

  • ここ数年で一番の悪夢を見たという話。

    今日はなんとなく、今朝見た悪夢の話でも書いておこうと思う。いつ見たのか正確な時間は覚えていないが、いわゆる未明というか、眠りの浅い時間帯に、ある夢を見た。 その夢に出てきたのは、4~5年前に担当していた中3の生徒たちの顔だった。当時は今よりも生徒数が多く、校舎としても順調に運営できていた。その頃の記憶だ。 生徒たちの顔が浮かんだあと、ふと誰かの声が頭の中に響いた。そしてその声は、「じゃあ今、君の校舎には何人いて、客単価はどれくらいで……」と問うてきた。 夢と現実がごっちゃになるような思考の中で、僕は今の在籍人数と客単価を掛け算していた。その数値がどれくらいか、ぼんやりと脳内に浮かんだ直後…。 …

  • 脳の使用率が80%を超え続けるあなたへ。

    今日は、僕の中で最近ようやく解けた、一つの謎について書いてみたい。それは僕自身の心の体力の回復法とでもいうべき話だ。 尚この記事は、衝動性や多動性が強いと自覚している人に向けた、ひとつのコツのような内容になると思う。 マンガ 死ぬこと以外かすり傷 (NewsPicks Comic) [ 箕輪厚介 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon さて。実はここ4~5日ほど、マジで燃え尽きたような感覚が続いていた。考えごとをした瞬間、思考が発散するかのようで、本を読もうとしても全然頭に入ってこない。 面談をしていても言葉に躓くことが多々あり、「ああ、もう脳みそが限界だな」と思う瞬間が…

  • 【英文読書ルーティン日記224】”Think Like A Freak”再読感想ブログⅩ ~しょうもないけど残酷な真理を知る~

    なんで、どうしてと問い続けることは、子供じみた行為だとされる。それは大人を困らせることだから、言わない方が良いと教わる。時にそれは叱られる。 そう考えると僕はマシな環境だったのかもしれない。クレヨンしんちゃんの場面にあった「色即是空」の意味を尋ねた僕に、母は辞書で引いて教えてくれたのを覚えている。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 今はその問いかけを、遠慮なく自分に差し向けまくっている。そうすると、僕が気づいていない僕の価値観が分かったり、逆に特に理由のない惰性に気付いたりするからだ。 全ての行為に意味を求めたい。僕の欲求はここにあるらしい。全てを知りたいという欲…

  • ホウレンソウか、独り言か。それらを分かつ観点を探る。

    今日は、僕の中で最近解けた一つの謎についてシェアしたいと思う。それが「ホウレンソウ」という言葉についてである。 別のブログでも伝えたが、僕はこの言葉が結構嫌いだ。報告・連絡・相談をした結果、自分が矢面に立たされる場面を何度も経験してきたためだ。 だから同時に「責任は俺が取る」という言葉も嫌いであり、それもあって僕は「ホウレンソウ」を強制・徹底”させられる”ことには、言い知れぬ嫌悪感がある。 とはいえ、何が起きたかをすぐに共有するという考え方には賛成であり、風通しをよくするためにも、報告や相談は、実は自主的に、かつ頻繁に行っているつもりである。 しかし、時々指摘されることがある。それは、「今の君…

  • 休みや空き時間が見えると、ほぼ確で仕事が飛んでくるのはなぜなんだい。

    今日は、「小休みや空き時間が見えると、ほぼ確で仕事が飛んでくるのはなぜなんだい」という謎の愚痴について話してみたいと思う。 これはマーフィーの法則のような話に近いが、僕が「今日は暇だな」とか、「この日はオフになりそうだな」と思うと、なぜか依頼事が起き、僕に連絡が来ることが超多い。 【中古】 小休止のすすめ 運を呼び込む「人生の休み方」の極意 SB新書/ヒロミ(著者),藤田晋(著者) posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 結果として、平時以上にスケジュールが埋まり、猛烈に小忙しくなる、という現象が頻発している。数えたわけではないが、体感値として月に2~3回はそうなる。 これが…

  • 仕事を全然休まないやつの胸の内とは?

    今日は、自虐的なネタではあるが、「仕事を全然休まないやつの胸の内」というテーマについて、話をしてみようと思う。 あまり公言するのは少し憚られるが、2024年度に休んだ日数を冷静に数え直してみたところ、30日ほどだった。つまりそれ以外の日は、何かしらの形で仕事をしている。 起業家 (幻冬舎文庫) [ 藤田晋 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon もちろん授業が一つ二つだけの日や、面談しかない日などを出社扱いにしなかったらもう少し増えるかもしれないが、体感としてはその程度である。 毎日毎日、社会全体が停止する連休シーズン以外、常に何か仕事に取り組んでいる感覚だ。時代が求める…

  • 僕自身が苛立ちを覚えるものに関する別考察。

    今日は、「僕自身が苛立ちを覚えるものに関する別考察」という、やや堅苦しいタイトルで記事を書いてみようと思う。 1ヶ月くらい前、僕は「自分の中でズレを感じるものに苛立つ」という仮説を立てた。これは、可能性のひとつとして挙げた話だったが、納得感はとても強い。 怒る一流 怒れない二流【電子書籍】[ 向谷匡史 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon たとえば、シャワーを浴びている時など、理由もなくイライラしてくることがある。そこに潜むのも、やはりギャップの存在だ。 実際、シャワー中は体を洗う以外に何もできないのだが、その間も容赦なく、頭の中に様々な思考が湧いてくる。 例えば未完了…

  • 雨が降っても自分のせい、と思っておくと何がイイのか?

    今日は、自分の中で長らく違和感を伴っていた、”ある言葉”の解釈が変わった、という話を書いておく。 確か松下幸之助氏の言葉だったと記憶しているが、「雨が降っても自分のせい」というフレーズがある。 www.exness.co.jp これはうろ覚えだが、確か斎藤一人氏も著書で紹介していたくらいなので、著名な経営者たちの間では共通認識のような考え方なのではないか、という印象がある。 しかし僕はこの言葉について、現代においては非常に危ういものだと考えていた。雨が降っても自分のせいだというならば、すべてが自分の責任になる。 つまり、「自分が悪い」と常に自分へグサグサと自責の針を刺し続けるような思考が生まれ…

  • ”ネタ”になる覚悟。

    今日は「”ネタ”になる覚悟」というタイトルで、僕が最近結構必死で考え続けていることを記事にしたためていこうと思う。 これは自分の独自理論というより、多くの人がすでに言及している内容を、自分の言葉で整理し直したものにすぎないというのは、先に念押ししておきたい。 ぼくらの仮説が世界をつくる (PHP文庫) [ 佐渡島 庸平 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon さて。人の魅力とは何かと問われれば、その一面として、「多くの人の話題にされること」だと僕は考えている。 そしてここには、“ネタ”が社会的に抹殺されるレベルの不祥事でない限り、多少の悪事も含まれる。ある意味芸能ゴシップ…

  • 【英文読書ルーティン日記223】”Think Like A Freak”再読感想ブログⅨ ~なんでどうしてなんでどうして・・・~

    僕は今、仕事において一つ腹を括ったことがある。それは属人化の積極推奨だ。僕がもっと顔役になり、没個性のような状況を打破するというものだ。 僕自身が魅力ある容姿であるとは口が裂けてもいえない。だが、魅力的な人とは、そこを超越した次元で、科学できるのではないか。分析も再現性もあるのではないか。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com その前提に立った方が希望があるし、そう思った方が観察していて楽しい。あの経験はなぜ感動的だったのか。あのやり取りはなぜ心に残っているのか。 僕の中の子供の部分が、久しぶりに起動し、毎日ヒリつくと同時に、どこかワクワクする気持ちさえこみ上げてきた…

  • 僕の「才能」について。

    今日は、自分に備わっている「才能」について、仮説的に話してみようと思う。ただし先に言うと、それは決して華やかなものではなく、むしろ弱点とさえ言われる物だ。 多くの人がそうだと思うが、これまで僕は、自分に才能があると思って生きてきたわけではない。全能感は小学生の頃には消え、胸を張ることは愚かと思っていたほどだ。 むしろ中学・高校の頃から、何をしても自分より優れた誰かがいることを理解し、そのうえでどう渡り合うかだけを考えてきた気がしている。 才能はあると思うだけ勘違いの可能性が高い。それがある種の矜持だったがそんな折、最近ChatGPTと2時間ほど対話していたとき、こんな指摘を受けた。 「あなたが…

  • 僕は「幸せ」という言葉の使いどころがわからない。

    今日は少し仕事とは関係のない話になるのだが、ふと「自分にとっての幸せとは何なのか?」ということを、漠然と考えてみたくなった。 僕自身、今が幸せかと聞かれると、正直答えにくい。きっと、幸せなのだろうとは思うが、世間一般が「これがあれば幸福だ」と言うようなものを僕はほぼ持っていない。 お金2.0 新しい経済のルールと生き方 [ 佐藤航陽 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon そのため、社会的に見れば、むしろ僕は不幸な部類に入るのかもしれない。だが、別にそれをネガティブには感じていない。僕の人生として納得しているからだ。 そもそも、「幸せ」という言葉が何を意味しているのか、僕…

  • イベントをめんどくさがると、やはり衰退が発生する。

    自分の塾・校舎が順調だったときと、苦戦が始まったときで、何が異なるのか。時代の流れという解像度が低い言葉を使わず、それを分析する日々を続けている。 そしてその中で、一番心当たりとして大きいのが、「イベント」だ。気づけばコロナ禍を一つの”言い訳”として、イベントの頻度がめっきり落ちてしまっている。 新世界 [ 西野 亮廣 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 例えばコロナ前までは勉強合宿なりなんなりやっていたが、アフターコロナたる今も「利益が出ない」「手間暇に見合わない」ということで、縮小したそれになっている。 原因がそれだけとは言わないが、イベントへの熱量が冷めたタイミ…

  • 「人望」を科学する。

    今日は「人望」や「人を惚れさせること」について考えてみる。最近、このテーマに強い興味や危機感を持っているため、これを説明する話に敏感になっているためだ。 今日も、西野さんのブログ(Voicyの文字起こし)を読んでいたら、「営業から逃げるのは二流の経営者だ」といった話が書かれていた。 chimney.town これを読んで、首がちぎれそうなほど同意すると同時に、地面に埋まりそうな勢いで落ち込んだ。僕自身、今までは間違いなく営業を避ける側だったからだ。 そもそも、なぜ営業をしないのか。仕組みで集客しようとすることがなぜ愚かなのか。それは結局、どこまでいっても「属人化」―つまり、その人の魅力勝負だか…

  • 心理学的テクニックを自己適用するってのは、いい練習だ!

    今日は少し変わったテーマについて考えてみる。心理学的テクニックの練習をする際は、まず自分を実験台にするのが良いという、そんな話だ。 突然だが、「サイコパスに学ぶ成功法則」という本がある。この本では、サイコパスの思考や行動をただ紹介するのではなく、意図的に再現する方法が述べられている。 サイコパスに学ぶ成功法則【電子書籍】[ ケヴィン・ダットン ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon すなわち、これらのコツを意識的に実践すれば、良いサイコパスの、利点を抜粋して取り入れることができるという、いわばレシピ集のような本なのだ。 本に書かれている内容は極めて理にかなっており、そこに…

  • 覚悟とはつまり、表に出ることなり。

    最近、僕の中で吹っ切れつつある。元々僕は僕がいなくても円滑に回る組織こそ理想と考えており、だからこそ最初から属人化を回避するような行動を採り続けてきた。 しかしやはり、もっと表に出て、堂々と評価されないといけない。もっと僕の我を出して、僕のキャラで校舎を運営しなければならない。属人化は推し進めるべきだ。 マンガ 死ぬこと以外かすり傷 (NewsPicks Comic) [ 箕輪厚介 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 今までの方針を転換し、僕がいなければ没個性まっしぐらになるくらいの勢いでないと、大手に潰されるだけ。そのことに、何度考えても着地してしまう。 この2年間…

  • 【英文読書ルーティン日記222】”Think Like A Freak”再読感想ブログⅧ ~したたかな子供であれ~

    過去に言ったかどうかうろ覚えだが、僕は一応経済学部出身である。ただ、そこで何を学んだか、胸を張って理論だなんだと喋る気にはならない。 ハッキリ言って、結構な量のそれを忘れてしまったからだ。それはあまりにも恥ずかしいと最近思い直し、しばらく学び直しをしていた時期さえあるくらいである。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 僕が経済学を勉強するたびに思うことがある。それは、「そりゃそうだろ」という事象も、丁寧に分析するとこんなに面白いのか、ということである。 それが本質なのだとしたら、入学した時すぐに、僕はこの本を知りたかったなと残念に思う。ただし、出会わなかったIfスト…

  • ふと気づいた。僕がしたいのは、「引退」ではなく「移行」である。

    僕は、自分のキャリアについて、あと1・2年ほどで「ただの講師」からは引退しなければならないという考えを持っている。 ただ、「引退」という言葉が適切かどうかについては、まだ完全に腑に落ちていない部分もあった。そのため、その言葉が適切か否かは、これまで丁寧に考えてきた。 ワイド新版 思考の整理学 (単行本) [ 外山 滋比古 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon その結果、現時点では「引退」ではなく「方針を決める」という表現のほうがしっくりくるのではないかと思い始めている。 ちょうど高校生が文系・理系を選択するように、僕自身も「ただの講師」という曖昧な立ち位置に区切りをつけ…

  • 僕はなぜ独立したいのか。その理由をついに言語化でき始めた。

    僕はこれまで何度も「独立したい」と話してきた。ただ、その理由を言語化することが上手くできず、どこか漠然とした願望のまま、2年以上それだけを考え続けていた。 しかし、最近起きた色々な出来事をきっかけに、自分の中でその理由がはっきりと見えてきた。ピースがハマり、急にジグソーパズルの全体像が見えたような感覚だ。 WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ〜【電子書籍】[ 佐渡島庸平 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 独立を望む最も大きな理由。それは、「同じ価値観の人と仕事がしたい」、というものだ。僕と同じ…

  • ストレスフリーな思考法に思いはせると、そこには釈迦の教えがあった。

    世の中には、ストレスをほとんど感じていないように見える人がいる。そういった人たちを観察していると、共通する考え方があることに気づく。 実は、僕は子供の頃から「ストレスを感じない人の思考は何か違う」と漠然と思っていた。しかし、それをうまく言語化することが、不思議とずっとできなかった。 超ストレス解消法 [ 鈴木 祐 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 例えるなら、日本人、韓国人、中国人の顔の区別は何となくつくものの、その違いを具体的に言葉で説明するのは非常に難しいのと似ている。 それと同じように、ストレスを受け流すのが上手な人の思考には、ぼんやりとした特徴があるのは判っ…

  • 属人化の”ブライトサイド”を考える。

    「属人化」という言葉について、そのデメリットについてはよく語られる印象がある。だが今回はそのメリット、つまり「ブライトサイド」について考えてみたい。 世の中では、特定の個人に業務を依存している状態と言える属人化は、とてもリスクが高いため、なるだけ避けるべきだとする風潮が強まっている。 < リーダーの仮面 「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法 [ 安藤広大 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 僕もそれには賛同していた。何なら自分がそれを体現しようと頑張っているところもあった。しかし、これは状況によるのではないかと最近考えるようになっている。 むしろ…

  • シナジーマップを、改めて疑う。

    今日は、「シナジーマップを改めて疑う」というテーマで考えを整理してみる。最近、これについて自分は認識を間違えている気がしている気がしてきているためだ。 シナジーマップとは、自分の行っている活動が相乗効果を生んでいるかを可視化し、効果の薄いものを切り捨てたり調整したりするための考え方だ。 www.youtube.com 初めてこの概念を知ったのは、宮迫さんのチャンネルに西野亮廣さんが登場した回だ。だが、飲酒しながら観た動画だったのに、気づけばその内容に釘付けとなっていた。 例えば西野さんが釣り雑誌にコラムを書くと、ギャラはもらえるものの、彼の主な活動には何一つ波及効果が無いため、シナジーマップ的…

  • 「教育者としての自己顕示欲が極端に低いですね」

    今日は、先日たまたまChatGPTと別件で話しているときに指摘された、僕自身の教育者としてのスタンスについて深掘りしようと思う。 言われたのは、僕はどうやら「教育者としての自己顕示欲が極端に少ない」ということだった。 なかなかに謎のフレーズながらパワーワードでもあるのだが・・。 仮面の告白 (新潮文庫) [ 三島 由紀夫 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon ただし、この指摘はどこか妙に納得感があり、結果として僕自身の考えを整理するいい機会になったので、ここで腰を据えて改めて言語化してみる次第である。

  • 【英文読書ルーティン日記221】”Think Like A Freak”再読感想ブログⅦ ~ガキの哲学~

    悩みが大きくなると、不思議と人は近視眼になる。目の前のことばかりが気になってしまい、自転車操業へ自分から突っ込んでいくかのように。 ボウリングであれば、真ん中を狙って一発で10本倒した方が楽なんてのは、誰でもわかる。だが僕らは焦ると、端から一本ずつ倒すかのような行動に出がちだ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com こういうときに必要なのが、根源から問い直す力、もとい純粋な視点だと言える。客観的を突き詰めると、子供のような無垢な疑問に辿り着くのかもしれない。 本書の読み直しも、あと2週間くらいで終わりそうだ。その果てに僕はどんなことを再発見するのだろう。建設的なヒント…

  • 頑張れば未来は楽になる、なんて嘘だ!

    「時間汚染」という言葉がある。死ぬほど乱暴に言えば、「時間がない!」という感覚が常にまとわりついた状態で、日々過ごすことだと思ってほしい。 僕の時間は今、自分でも驚くほどの濃さで汚染されている。そのことは、年度が切り替わり、中学3年生と高校3年生の授業が終了したあとに気が付いた。 週40時間の自由をつくる 超時間術 [ メンタリストDaiGo ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 本来、これまで担当していたコマが終了することで、今まで勝手に組んでいたセルフブラックなシフトがいよいよ解消されるだろうと、そう楽観していた。 ところが、マーフィーの法則みたいな話だが、そう思っ…

  • 最近、言い訳しなくなった自分に気付いた。

    僕自身、大多数と同じく、窮地になると言い訳をする癖がずっとあった。もちろん今も油断すれば、つい口にしたくなることはある。 ただ、最近は「言い訳は本当に無駄だ」と心から理解し、意識的にそれをしないよう、自分を御せるようになりつつある。これはどういうことだろうか。 自分としても不思議な現象。これは感情の鈍化なのか、はたまた精神的な成熟なのか。なかなかに謎な自己分析だが、今日はこれを基に記事を書き進めてみたい。

  • 自分こそ、自分を研究する者の第一人者たれ。

    最近、「研究者のように自分と向き合うことの大切さ」を改めて実感している。これ自体はもともとわかっていたつもりだったが、まだまだ奥が深いことを認識している。 僕は割ともうすぐ30代後半に入るが、同世代、および40~50代の人が書いた本や記事を読んでいると、自身の不調を緻密に言語化している人が多い、という印象を受ける。 熟達論ー人はいつまでも学び、成長できるー【電子書籍】[ 為末大 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 特に、体調やメンタルの変化に対する「感度の高さ」が目につく。やはり、アスリートであろうとなかろうと、自分の状態を高い解像度で察知できることは重要なのだろう。…

  • 最近試している新しい仕事術。—『2分間バースト』のご紹介。

    今日は毛色を変えて、最近試している仕事術について書いてみようと思う。バカ丸出しな方法ではあるのだが、それによって実際、かなり捗っているためだ。 僕は以前から、「どういう仕事の進め方をすればストレスが少なく、かつ生産的に働けるのか?」を考え続けてきた。そのきっかけは以下の本である。 図解 自分を操る超集中力【電子書籍】[ メンタリストDaiGo ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon まず最初にしっくりきたのは、「ポモドーロ・テクニック」だ。25分作業し、5分休むというサイクルは自分にとってぴったりで、長らく愛用してきたテンプレだと言える。 しかし、最近になって、色々と試し…

  • 仕事を辞めたいわけじゃない。引退しなければならないと、やはりなぜだか思う。

    最近、自分の中である確信が固まりつつある。それに関してはこれまで何となく考え続けていたことだが、それが明確な形を持ち始めているので、一度整理しておきたい。 僕は今年で34歳になるが、未来の自分が教壇に立って授業をしている姿がまったく想像できない。黒板の前で、熱心に授業をする、そんな未来が現実味を持たないのだ。 代わりに何をしているのかはまだ明確には思い浮かばないが、少なくとも、今以上に集中特化し、授業に情熱を燃やしている未来は、どうしても見えてこない。 この違和感を言語化すると、おそらく僕自身が「授業を極めたい」と思わなくなったからだろう。これ自体、手を抜いているように聞こえて誤解を招きそうだ…

  • 続・わが友、低血圧(疑惑)。

    最近、自分の血圧が低く、脈拍も少なく、そして人から言われたことで改めて、自分の顔色が悪いことに気づいた。 いわゆる低血圧特有の症状が出ているのはほぼ確定だったため、ここ最近毎日ちょっとずつ対照実験を行い、血圧を上げる方法を試してきた・・という話をこないだ書いた。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com その試行錯誤の中で、あるサプリメントの摂取量を調整すると、それだけで寝起きのしんどさが大幅に改善することがわかった。 まだまだ追試は必要な段階ではあるが、今回はその話をまとめておきたい。

  • 【英文読書ルーティン日記220】”Think Like A Freak”再読感想ブログⅥ ~悪ガキ教授の哲学~

    この世はどうなっているんだろう。この純粋な問いは、不思議なもので、いずれこうなっていく。「僕が思うような世の中であるには、データはどうあるべきなんだ」と。 例えば、俺に彼女ができないのは、一部のイケメンたちが女を独占しているからだ!みたいなヒスっぽいコメントを散見する。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com そういう人たちにとっては、その反証たるデータが示されては困るし、それを支えるデータだけが世に溢れていないと困るのだ。 この二人の経済学者は、前提となるスタンスがそもそも違う。どこに辿り着くかはわからないし、それが楽しいということなのだ。 大人とは、偏見で凝り固まっ…

  • ”感情の切り離し”に関する、また新たに気付いたことまとめ。

    今日は感情を切り離して物事を考えることについて、新たな観点からその重要性に気づいたことについて記事を書いてみる。 以前、少し触れたかもしれないが、今は感情的に対処していると仕事は終わらないし、ストレスが溜まり続けるという、ある意味ヒリついた忙しさに身を置いている。 そのため、今は忙しい状況の中でなるべく淡々とシンプルに物事を考えることに集中しているわけだが、その結果、感情を出すことが面倒に感じることさえ多くなっている。 スポーツで言えば、基礎的な動作を繰り返し練習することで、無駄な動きが省け、集中力が高まるような感覚に近い。反復が単に、僕の意識を塗り替えたのだ。 さて。このような思考方法にある…

  • わが友、低血圧(疑惑)。

    最近、自分の中で別々の身体的悩みと思っていたことが、どうやら一つの原因に集約されそうという発見があり、こっそり慄然としている。 情けない話だが、僕は入眠こそ滅茶苦茶いいのに起きるのが滅茶苦茶苦手で、毎朝布団の中で1時間くらい、悶々とする時間を経ないと起き上がれないほどなのだ。 一時期は起立性調整障害をガチで疑うほど酷かったのだが、最近その頃に戻ったかのような重さが続いており、そこそこ日常生活に支障をきたし始めている。 どんな様子なのか。まず目覚めると、身体が金縛りにあったかの如く重いところから始まる。目覚まし時計を止めるという最低限の動きさえ億劫で、思考も鈍い。 そこから起き上がるまでがとにか…

  • 一つの感情に浸る・・なんてのは贅沢な時間なんだな、と思う。

    今日は、公立高校の合格発表の日だ。塾業界において、この日は最も胃が痛む日でもあり、同時に何かが吹っ切れる日でもある。 当然、嬉しい報告も、悔しい報告も、どちらも自分の耳に届く。そして、それぞれの生徒に対して、相応の対応をする必要はもちろんある。 龍が如く7 光と闇の行方 - PS4 [video game] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 合格した生徒には、心からの祝福を伝えたいし、不合格だった生徒には、その悔しさを受け止め、支えてやりたい。そして僕自身、その感情を味わわないと駄目だとも思う。 だが、実際にはそんな感情に浸っている余裕はない。授業は通常通りあるし、今後…

  • 「暇な人ほど悩む」というのは、残念ながら多分本当。

    最近、誰が誰に言うとんねんという話だが、「暇な人ほど悩む」というのは本当だと実感する出来事が起きているので、その話を書いておこうと思う。 ここしばらく、記事がやたらと愚痴っぽくなっていることからうかがえる通り、今までとは違う種類の忙しさにひたすら追われている。 【中古】 WE ARE LONELY,BUT NOT ALONE. 現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ/佐渡島庸平(著者) posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 任せた仕事が放置されて現場の講師からクレームが出かけたり、病欠の代打手配に追われたり、組織全体から降ってくる業務の精査も同時にブン回したり。 …

  • 責任感のズレという厄介な課題。――「できる人がやればいい」の壁。

    前々から書いている通り、先日「責任感の違い」の程度の甚だしさを痛感する出来事があった。 ある業務について「ここは対応してほしい」と明確に依頼していたにもかかわらず、実際には全く動いてもらえず、その結果、現場の先生に迷惑をかけてしまったのだ。 このことを後から知ったとき、最初に湧いた感情は怒りではなく虚しさだった。だが、それ以上の整理はできておらず、ずっと心に穴が空いたかのような気持だった。 「なぜやってくれなかったのか?」という疑問ではなく、「こんなにも責任感に差があるのか?」という意外さと、それによる謎の喪失感。 これをもっと建設的に振り返るため、あたかもレポートを書くかのような文体で、この…

  • 「エネルギーの枯渇は、真綿で首を絞めるよりも遥かにゆっくりやってくる」

    今日は自分への戒めとして、「エネルギーの枯渇は、真綿で首を絞めるよりも遥かにゆっくりやってくる」という話を残しておこうと思う。 昨日は31日ぶりの完全な休みだった。ずっと溜まっていた精神的な緊張をほぐし、気分転換と充電をするにはこの日しかないと、前々から思っていた。 特に目的を決めず、行きたい場所に行き、好きなだけゴロゴロするつもりで過ごそう。そう考えていたのだが、いざ蓋を開けてみると、文字通り、全く動けなかった。 普段より2~3時間長く寝ても、ベッドから起き上がることすらしんどい。ご飯を食べるのも面倒に感じ、遊びに出かけるどころか、その発想すら浮かばなかった。 結局昨日は一日中、寝ているか、…

  • 【英文読書ルーティン日記219】”Think Like A Freak”再読感想ブログⅤ ~悪ガキ教授の理念~

    大人っぽさや子供らしさについて、たまに考えることがある。僕は前者は合理的、後者は感情的ということだと思っていた。 もちろんそういう側面もあるだろうが、子供はたまに、驚くほど合理的なことがあると思いつつある。したくないことはしない、したいことだけする、なんてまさに。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com それが稚気であると指摘され、恥ずかしいことだと刷り込まれ、迎合するよう圧を掛けられ、人は大人になっていくのではないか。僕はそんなことさえ思う。 子供は合理的だ。その仮説に立つなら、合理的でありたいなら子供の思考、判断を学ぶことが”合理的”だと言えるだろう。 子供たちこそ…

  • 僕はなぜ、裏切りに対して怒りより強い虚無感を覚えるのだろうか?

    先日書いた「久しぶりに腸が煮えくり返るほど怒った話」の続きを少々。時間は経ったが、整理整頓が終わっていない部分があるのを感じているためだ。 ちなみにこの記事自体は、通勤時間にスマホへ吹き込んだ内容をChatGPTで整理し、それをさらに推敲しながらまとめている。 時間を置いたのもあってか、昨日の時点で感じていた憤りはすでに消えている。ただ、同時に強く感じた「虚しさ」と「空虚感」は今もなお心に残っている。 理由は分からないが、ただただ虚しい。もちろん、迷惑をかけた先生に対する申し訳なさはある。しかし、それ以上に強く感じるのは、何に対してとも言えない虚無感だ。 これを掘り下げた先にあるのは、僕の価値…

  • 理想と現実、理性と感情。その振れ幅にストレスあり。

    今日は、自分の苛立ちの原因について、改めて考えたことを整理してみる。あくまで仮説の段階であり、根本的な解決策ではないことは、あらかじめ断っておくけど。 僕は、自分で言うのもなんだが、やはり割と短気な方だと思う。理不尽な会議を入れられたり、予定を狂わされたりすると、かなりわかりやすくイライラする。 怒る一流 怒れない二流【電子書籍】[ 向谷匡史 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 今年で34歳になるのだが、未だにゲームで負けるとか、釣りをしていて糸が絡まるといった些細なことでも、感情的な小爆発といえるくらい腹が立つことがある。 一方、普通苛立つ場面が平気なこともある。例…

  • 人生トップレベルの”虚無感”を味わっていたときの胸の内。

    今、我ながらいつ以来ぶりかわからないくらい、腸が煮えくり返っている。この矛先は特定の個人ではなく、やはり自分自身に向いているのだが。 何が起きたのか。端的に言うと「背信」に尽きる。僕が依頼していた仕事を完全にほっぽり出されて他のことをされていることを、遠回しに報告されたのだ。 起業家 (幻冬舎文庫) [ 藤田晋 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon なるべくぼかしながら整理する。ある特定の曜日に、高校3年レベルの英語の授業が入り、責任が重たいということもあり、僕がそれを受け持つことになったのだ。 その間、僕はとある幼児向けコンテンツを監督していた。だが、正直それは僕じゃ…

  • 僕が捨てられない理想。それが苛立ちの原因の7割を占めるのに、さ。

    今日もまた、自分の中にある”ギャップ”について整理する記事を書いておく。尚、今回は特に独り言に近い内容になるので、その点は了承してもらえるとありがたい。 僕はどうやら、自分の中に”ギャップ”があるとき、特にそれが感情と理性、理想と現実の乖離として表れると、強いストレスを感じるらしい。 これは最近気づいたことなのだが、これまでの人生や、日常生活を改めて振り返ると、これは自分の考え方の最たる特徴として考えていいものなのだと思う。 ギャップそのものに苛立つ僕。そのとき内面で生じていることを言語化すると、一体どんな思考・認識が渦巻いているのか。なるべく丁寧に紐解きたいと思う。

  • 衝動性・連想癖がすごい人ほど、「予習」はマジマスト。

    今日は「予習の意義」について、自分の中で認識が更新されたため、忘れないうちに整理しておきたいと思う。 それを書く前に、ここ最近生じている、新たな悩みについて触れておく。それは、自分の持つ衝動性や多動性が、年齢とともに強まっていると感じることだ。 特に、説明などの場における、連想癖がひどくなっている。例えば些細な質問に対する回答が脱線しすぎてしまい、話が本筋から逸れてしまうことが増えたのだ。 このままでは、自分の授業が雑談によって過度に味付けされた分かりにくい何か、つまり売り物にならないゴミになるのではないか、という危機感を覚えてさえいる。 授業に臨む際、自分の気持ちよさや楽しさを優先するように…

  • 自己評価なんて心底アテにならんなと、よくわかった一件。

    突然なんだという話だが、僕は声が低い。合唱をすればバス的なパート以外やった記憶もなく、サビで盛り上がらせてもらったことが無いように感じる。 まだカラオケに行っていた頃も、自分の音程がかなり低いところで止まるため、選曲にいつも苦労していた記憶がある。歌いたいものより、歌えるもの優先だったのだ。 そんなわけなので、僕は自然と、「自分の声は低い」ということを刷り込まれながら生きてきた。だがそれは、ある意味僕にとって、一つの誇りでもあった。 というのも、僕は声が低いタイプの人が昔から好きで、大塚明夫さんの声、山寺宏一さんの声、最近ならラランド・ニシダさんの声に惹かれるものがある。 そしてジャンルとして…

  • 【英文読書ルーティン日記218】”Think Like A Freak”再読感想ブログⅣ ~子供という合理主義者~

    本は、自分が置かれている状況が変わると、そこから立ち上る意味もまた大きく様変わりすると言われる。僕は最近、そのことを強く認識している。 今回は初めての洋書再読なのだが、当時僕に引っかかった言葉とは全く違う部分が、今の僕に響いてくる。そしてそのヒントの価値たるや、すごいものを感じている。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 当時と今で、何が異なるのだろうか。単に年齢を重ねただけだろうか。それ以上の変化は、既に変化してしまった後の僕には、よく見えてこない。 この再読を通じて、そこへ至ることはできるかな。期待せずに読み進めることにしよう。では今週も、改めて読んでいく。

  • 先を見て行動することの【型】とはなにか?

    今日も、「考えることや悩むことは、所詮行動ではないよな~」という、自分がここ最近一番気づいて凹んだことを、建設的にするためにも深めていく。 この点については、昔から行動力の高い人たちの話を読んだり、実際に話を聞いたりしてきて、知っている話ではあった。だが僕の中で、受容しきれない点もあるわけで。 新世界 [ 西野 亮廣 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 彼らは一貫して「悩んだり考えたりする時間は無駄だ」と言っていた。そんなことする暇があったらさっさと試してデータを取ったり話を進めたりしろよ、という感じで。 しかし、すべての行動には、それを裏付ける思考や計画が必要なはず…

  • リーダーの評価に”パフォーマンス”が入ってくる構造が実は好きじゃない。

    僕は人から草食系男子のテンプレみたいな評価をよく言われる。異性に興味が無さすぎとか、押しが弱いとか、しゃべらなさすぎとか、そんな感じだ。 それらに対し、「なにくそ!」と思うことは10年以上前に止めている。そしてそんな僕がいずれ理解されるという期待に至っては、そもそもしてないと去年気づいた。 【中古】 絶望しきって死ぬために、今を熱狂して生きろ 講談社+α文庫/見城徹,藤田晋【著】 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon そういう僕なので、リーダーとしては二流くらいの立ち位置にいる。カリスマ性が皆無だからだ。だがそれに対してどう思うかというと、特に何も感じていない。 そもそもだ…

  • 僕は”情報処理の仕方が特異”らしい。

    僕は昔から、僕だけ”できない”と思う場面が多かった。それは実のところ、学校における授業において頻発していたものだ。 最たる例は、僕は黒板に書いてある情報を書きとれない、ということに尽きる。正確に言うなら、書いてある文言をそのまま書くのに、強い抵抗があったのだ。 だから僕は、定期テストシーズンに入るたび、学校の先生方から厄介者にされていた。その理由は簡単で、ノートを提出しないためだ。(これは今も承服致しかねる) ではなぜノートが出せないかというと、黒板に先生が書いたものを忠実に筆写したという意味であるならば、そもそも僕はノートなど一切取っていないためである。 書いてあることをそのまま転写してどう…

  • 飲み会の翌朝、なぜかすごく恥ずかしい気持ちになる。—という問いから辿りついた僕の信念。

    昨日、長く勤めてくれたバイトの送別会があった。我ながら致死量と思えるほどの酒を腹に流し込み、酩酊し、記憶が曖昧な状態で帰宅した。 どうやって帰宅したかも、あまり覚えていない。だがそんなのは些末な話だ。なぜなら起床してからというもの、なぜか猛烈に恥ずかしいという気持ちに支配されたからだ。 思い返せば、最近こうした大勢での飲み会に参加すると、そのメンツに一切関係なく、翌日には決まって恥ずかしい気持ちになる。 とんでもないことをしでかした気がして、思い出すたびに身悶えする。何がそんなに恥ずかしいのかと考えると、やはり自分の言動だ。酔うと理性のブレーキが外れるのだ。 もちろん、ウザ絡み等の迷惑行為はし…

  • 不安を消すのは行動であって、思考ではない。

    今日もまた、自分への強い戒めとして記事を書こうと思う。今回改めて肝に銘じたいのは、「不安を消すのは行動であって、思考ではない」ということだ。 白状すれば、今は仕事がいくつか手つかずのままになっており、黄信号になりかけている。これらは2~3日前から「やらなければならない」と認識してはいたのだが・・。 マンガ 死ぬこと以外かすり傷 (NewsPicks Comic) [ 箕輪厚介 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon しかし、この2~3日間で何をしていたかというと、実際に手を動かすのではなく、それらをどう処理するかを考えていただけだった。 必死で紙に書き殴り、額を押さえなが…

  • 冷静沈着であることは大事だが、そのプロセスはどうでもいい。

    今日は「冷静沈着であることは大事だが、そのプロセスはどうでもいい」ということを考えてみたい。 僕は昔から、感情的にならない、クールで冷静な人に憧れている。そんなキャラばかり好きになったし、自分もいずれはそうなりたいと思っていた。 「カッコいい」とは何か (講談社現代新書) [ 平野 啓一郎 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon さらに言えば、これは異性としての好みというわけではないが、最近「仕事ができる女性」に対して、男性に対してよりも強く、同じような感覚を持つようになった。 彼女たちの言葉や思考を読んでいると、男性以上に感情的にならないよう理性で制御できていることが伝…

  • 【英文読書ルーティン日記217】”Think Like A Freak”再読感想ブログⅢ ~物語を語れ!逸話は要らぬ!~

    再読ということで、頭から丁寧に読むというより、思いきりスキャニングして、自分が引っかかったところだけ重点的に拾う、というやり方に切り替えている。 広範に読み直しができる分、「あ、そういうこと?」という気づきが得られたり、「今の俺にはこの考えが要るじゃん」と思えたりするので、そこが素直に面白い。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com ただし運が悪ければ数分スキャニングに徹しても何一つ引っかかるものが得られない・・ということがあるのだが、それは新書を読んでいても同じことだと感じる。 だから今週も進度重視で、再読ブログを改めて読んでいく。

  • 天才のやり方を真似すると、やはり事故る。そう納得している。

    僕自身、生徒たちにもよく伝えているが、天才のやり方をそのまま真似しないほうがいいと思っている。 そもそも、天才とは何かを一言で定義するのは難しい。生まれ持った才能なのか、育った環境の影響なのかは分からないが、とにかく秀でた人をそう呼ぶ気はしているが。 これは何も、有名なアスリートに限った話ではない。身近な友人にも、いわば天才と呼べる存在がいた。 例えば、僕が目で追えなかった高速で動く生き物を一瞬で捉え、その種類まで言い当てる驚異的な動体視力の持ち主がいた。 また、専門的な用語を流暢に使いながら、一貫した説明を即興でできる人もいた。このような才能を目の当たりにすると、天才に憧れる気持ちは確かに理…

  • 僕は「人を”頼れない”」と思ってい”た”。

    最近、僕はどうやら、自分の弱点とやらを取り違えていることに気がついた。 それは何かというと、人を頼ることにまつわるものだ。 僕は昔から「人を頼るのが下手」だと言われてきたし、自分でもそれは自覚していた。仕事をすべて自分で回そうとし、休日も平気で潰すからだ。 人生の勝算/前田裕二【3000円以上送料無料】 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon その結果、2024年度を振り返ると、仕事がまったくない日—僕が「フル休み」と呼んでいる日—は、正月・GW・盆を含めても、累計で30日もなかったと思う。 こんな状況だから、「人を頼るのが下手だ」という指摘はもっともだと思っている。いや、正…

  • 「嫌い」という無責任な感情を紐解く。

    僕が今日考えたいのは、「自分が嫌いだと思っているものは、本当に自分から完全に分離しているのか?」ということだ。 誰しも嫌いな人が1人や2人はいるだろう。とはいえ、実は自分事でいうと、僕は特定の個人を丸ごと嫌いになることはほとんどない。 33年間生きてきて、そのレベルに達したのは2人ほどしかいない。だからといって聖人なんて口が裂けても言えない。特定のジャンルとして嫌うものは存在するからだ。 僕は何度も言っているように、子どもが嫌いだ。子ども全般が嫌いというよりも、子どもっぽい要素を持つ人や、そういう子どもが集まる環境に身を置くのが耐えられない。 しかし、今の会社は幼児向けコンテンツに力を入れてお…

  • 「生活の乱れは部屋の汚れから」なのかもな。

    最近、僕は自分のだらしなさを痛感することが増えた。もう30を過ぎて久しいのに、病院や美容院へ行くのが面倒だと感じてしまう。 美容院には以前は3か月に1回行っていたが、今では4か月に1回になってしまった。貯金もあまりできていないし、部屋も気づけば物が増えて散らかっている。 ゴミ屋敷というほどではないが、クリーニングを溜め込んだり、必要だけど緊急性の低いことをずるずるとずっと後回しにしてしまったりする。 そんな自分を情けなく思う場面が増えてきた。なんなら最近は寝坊も増えた。仕事に遅刻するわけではないが、予定していた時間に起きられない。 結果として、例えば定期検診が要るはずの病院にも、なかなか行けな…

  • 【饒舌】という特性が一番厄介だと思っている。

    今日は、僕自身の悪癖について反省したい。それは一言で言うなら【饒舌】だ。これは僕自身の多動性や衝動性に根差す部分だと個人的には捉えている。 そして最近、その点について、気をつけなければならないと改めて感じる、そんな場面があった。詳しくは省くが、今結構、自分の言動を反省してクヨクヨしている程だ。 そもそも僕は、自他ともに認める超人見知りで、見た目に違わず普段は相手が誰であろうがあまり話さないタイプだ。 そのせいで「暗い」と言われることもあるし、そう評する人たちに対しては押しなべて「そうです!正解!」と僕も思っているため、特に思うことはない。 しかし、自分の中で「バチッとはまる」場面に遭遇すると、…

  • 会議が嫌いなのは、あるタイプの特徴なんだってさ。

    今日は過去何度も話題にしてきたテーマだが、やっぱり僕は会議が嫌いだという話を書き残しておく。 今日も業務終了後、つまり定時の後の時間に、変な圧力によって話し合いに”参加させられた”。Zoomを繋げて1時間ほど同席したが、やはり苦手だと再認識している。 そもそも、わざわざ集団合意を取るほどの案件なのかという疑問が強く残ったし、無理してでも全体で統一すべきことではないという風に感じている。 コンプライアンスの観点を考慮しながら表現すると、こんな風にどうもアバウトになってしまうが、そんな印象を持ったということに嘘偽りはない。 僕はもともと会議や研修といった、みんなで集まって一つの仕事をする場が苦手だ…

  • 【英文読書ルーティン日記216】”Think Like A Freak”再読感想ブログⅡ ~経済学を”遊びに”使うということ~

    次の洋書をどうするか、というタイミングでコロナに臥してしまったため、結局何も目星はつかないまま、この問題?はしばらく放置していた。 何気なく過去に買った本の一覧を眺めていて、本当にこれまた他意はなく【Think Like A Freak】の気になった章を読み返してみたのだが、すぐに驚いた。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 内容を結構忘れているのもあるだろうが、「かなり良いことが書いてある!」と、あたかも初見のときのように、あるいはそれ以上に、感動を覚えたからだ。 だからあっさりと決めた。別に新しい本を買う必要は無いじゃないか。この本を改めて再読した方が、もしかし…

  • 思考が止まらない僕が見つけた、最適な暇つぶし。それは【連想を絶対止めないゲーム】。

    僕は僕のことを、おそらくADHDだろうと考えている。そう思うのは客観的な分析や特徴を読んだことがきっかけだが、それまではそんな可能性さえ考えたことはなかった。 つまりその特性は、仮に当事者であろうとも、第三者視点のようなものを通して見ないと気づけない。だから、特性は努めて客観的に把握することが大事だと思っている。 大人の発達障害(ADHD、ASD) 職場で、家庭で、周囲ができるアドバイスとサポート (別冊NHKきょうの健康) [ 岩波 明 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon そのうえで、それをどう活用するかをオーダーメイドで考えていくことが、特性をハンデではなくギフト…

  • やっぱり、「自分にも他人にも期待しない」ってのが一番収まりが良い。

    僕は、つくづく「期待なんてしない方がいい」と思っている。これは諦観に基づくというよりも、人間関係などをスリムにするための、いわば割り切りの話だ。 もともと『大きな嘘の木の下で』という本を読んだとき、その中の説明に深く納得し、共感したのが、「期待なんてクソ」と思うようになったきっかけだ。 大きな嘘の木の下で 僕がOWNDAYSを経営しながら考えていた10のウソ。 [ 田中 修治 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon その気づきを通じて、僕は「期待するのもされるのも嫌いなんだな」と数年前に悟ったのだが、最近は、それが些細な期待に対しても同じなのだということに気づいている。 …

  • 長期的視点を持とうと頑張ってきたけど、ぶっちゃけ諦めかけている。

    今日は「長期的な視点をどこまで真剣に考えるべきか?」という話について、一旦考えをまとめてみたい。ただ先に言うと、僕の中で結論はまだ出ていない。 僕は昔から長期的な視点で考えるのが苦手だ。むしろ感覚としては、音楽や芸術の良し悪しを語れるのと同じくらい意味不明なスキルに思える。 小説の読み方 (PHP文芸文庫) [ 平野 啓一郎 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon なぜそう思うのか。一般的に「長期的な視点」とは、1年や2年先の未来を想定し、そこに向けて逆算して今の行動を決めることだと捉えている。未来予知と言ってもいい。 しかし、そんなことは実際にはできないのではないかと、…

  • 「寝坊した!!」・・つもりで仕事をするとちょうどいいですよ、という提案。

    最近納得しつつあるが、これまでの「小忙しさ」は、僕にとっては不十分だったらしい。そこからゆとりを更に大幅に減らした今の方が、格段に働きやすいからだ。 以前の記事でも度々触れたが、僕は現在、意識的に仕事のスタイルを変えている。いうなれば、わざと自分を焦らせ、多動性を活かして行動に移すようにしているのだ。 【中古】【全品10倍!2/10限定】マンガで身につく多動力 / 堀江貴文 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 僕が多分持っている衝動性や多動性は、必要以上に多くのことに気づき、それを解決しないと落ち着かないという気持ちを生じさせる。だから厄介だと言われる。 しかしそれも使い…

  • 僕の【多動力】は、思っている以上に溢れている説。 —それを確かめる方法も添えて。

    今日は、自分の多動力について考えてみる。というのも最近思うこととして、僕のそれの総量は、自分の想像の何倍もあるような気がしているのだ。 そもそもこの「多動力」という言葉とは何かというと、元々は箕輪厚介さんが編集した、堀江貴文氏の本のタイトルである。 (漫画版もあるらしい) 多動力 全産業の“タテの壁”が溶けたこの時代の必須スキル [ 堀江貴文 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon その定義はややうろ覚えだが、あらゆる産業の垣根を超えて、多くのプロジェクトを同時に回す力、といったものだったと思う。 表面的な理解だけならただたくさんのことに手を出すという意味でしかないが、自…

  • 【不安】の相手はあまりし過ぎない方がいいかもな、と改めて思い始めている。

    僕は人並み以上に【不安】に対する感受性が強いような気がしている。一時期はそれを消す方法等を調べまくっていたが、無理だと分かってからは、考え方自体を変えた。 【不安】とは準備不足からくる感情だとされる。ならばそれを避けずに徹底的に向き合うことによって、仕事等の完成度が上がり、観察力も強まるのではないか。 こんな風に、数多の人の建設的な考え方を参考に、僕の強すぎる【不安】をポジティブに解釈し直そうと、思考の土台から挿げ替えるつもりで、ここ数年取り組んできた。 しかし、最近とても不思議なことが起こっている。簡単に言うと、過去の僕が知ったら驚きで目玉が飛び出るのではと思うくらい、今はそもそも【不安】を…

  • 【英文読書ルーティン日記215】読書感想ブログ・一旦休息➡再読編1 ~フリークのように考えよう~

    塵も積もればなんとやらであり、気づけば約30週を費やして、数百ページの洋書を読了するに至っている。 正直、英検1級取得者の中でも、僕自身の継続力は高い方なのではないかと自負している。毎日リスニング・単語学習・長文読書は、仕事柄もあるがやはりサボれないのだ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 今度は何にしようか。この冒頭を書いている今はその目星が全くついていないのだが、リサーチすれば大抵すぐヒットするため、そんなに焦らなくてもいいだろう。 物語文を読んでみるのもいいが、自分が学びたいと思っているテーマがあり、それの本がデータであるなら、また説明文を読むのも悪くないと…

  • 「健康あってのネガティブ思考」なのかもしれない。

    ここ最近自分のメンタルに大きな変化を感じている。それは徹底して自分の心が静かだというものだ。本当に波風立たず、ひたすらに凪いだ水面が広がっている。 ちょっと前まで、「退屈な時間が嫌い、なぜならネガティブ思考に囚われるからだ」といった少し恥ずかしいことを堂々と書いていただけに、現状が不思議でならない。 暇と退屈の倫理学 (新潮文庫) [ 國分 功一郎 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon なぜなら今は正直退屈だからだ。やりたい仕事も進めたい作業もあるが、病み上がりゆえの絶望的コンディションにより、あらゆることの気力が完全に削がれている。 正直ようやくそれらの底を脱しつつあ…

  • 「我」を捨てるには、己の理想を徹底して雑に扱え!

    今日から何だかんだで復帰している。身体がまだしんどく、相変わらず味もしないが、仕事は何とかこなせている状態だ。 ここでふと、なぜか知らないが、自分の気持ちが軽いことに気がついた。変にツンケンしたところも取れたし、「べきだ」思考もまるで立ち込めない。 つい数週間前の僕が書いた記事を読み返すと、そことの落差にすごく驚く。なんと青臭いことを吐いてるのだと、恥ずかしささえ覚える。 なんというか、僕は口では自分は有能ではないと認め、凡夫だからこそ人並み以上に工夫と努力がマストだと信じていた。 だが、そうやって人並み以上に小忙しくしている自分を、どこか誇りに思うところも、僕の中にあったらしい。 昔どこかで…

  • 詐欺メールを真面目に解説してもらったらめっちゃ面白かった件について。

    こないだ、僕の携帯にこんなメールが届いた。以下、全文を掲載する。 e-Taxをご利用いただきありがとうございます。 あなたの所得稅と滞納金について、これまで自主的に納付されるよう催促してきましたが、まだ納付されておりません。 最終期限までに納付がない場合、税法により不動産、自動車などの登記登録財産や給料、売掛金などの值権などの差押処分に着手致します。 納稅確認番号:****34726 滯納金合計:1180円 納付期限: 2025/02/06 最終期限: 納付期限7日後(支払期日の延長不可)お支払いへ 【ご注意】 ※ 本メールは、「国税電子申告・納税システム(e-Tax)」にメールアドレスを登録…

  • 「ユーモア」を滅茶苦茶我流で分解する。

    前の記事にも書いたが、僕はコロナの療養生活によって、徹底的かつ強制的に仕事からクラッチを切らされた今、どこまでも”仕事”に対して客観的だ。 もとい、働いている自分の姿を幽体離脱して上から見てみたら、といった陳腐な思考実験も、今なら容易に行えるように思う。距離、取ってみるもんだな。 さて。その期間を経て、なんだかんだあって今僕が辿り着いている点はどこか。それは”ユーモア”の解像度を上げることだ。 なぜなら、僕がずっと鍛えたいと思っている俯瞰力も、達観力も、客観力も、切り離し力もスルースキルも、すべてはユーモアに通ずと気づいたためだ。 そしてそのどれか1つを選んで鍛えろと言われたら、僕は真っ先にユ…

  • コロナが教えてくれた【オフの尊さ】。

    人生で初めてコロナだと診断されて、早いもので2日が過ぎた。発症日から考えると、僕は明後日から仕事に戻れるし、体調を考えても、多分間に合うと思っている。 38.4℃~39.4℃の辺りを彷徨うような高熱は下手すれば10年ぶりとかの苦しみで、本当にここ数日で自分の命日が来るのではないかと、真剣に怖かったのを覚えている。 さて。復帰2日前にリハビリ兼ねてしたためているこの記事だが、今こうしている間も体調が戻っていない点はかなり多い。 まず、ベッドとトイレの往復だけで息が切れる。シャワーを浴びただけで座り込んでしまうほど疲れる。そして何より、味覚障害が起きており、薬の苦味さえ感じないのだ。 凄まじく低下…

  • 人生初、”コロナ感染”してしまったので、記録を残しておく。

    最初に違和感を覚えたのは先週土曜日。朝からなんとなく体がだるく、「風邪っぽいかもしれない」と思っていたが、夕方から急激に悪化した。 授業を終えて家に帰ると、明らかに身体が熱っぽい。恐る恐る体温計で計ってみると、38℃を超えていた。正直、当初は食あたりなどだと思っていたが・・。 翌朝起きてからしばらくすると、熱に加え、さらに激しい倦怠感、喉の痛みが出現。念のため病院に行くと抗原検査が即行われ、1時間後には陽性反応が出てしまった。 ここからは仕事もご法度で自宅療養が強制スタート。職場に断りの連絡を入れて、処方してもらった解熱剤とトローチを武器に、安静に努めることにした。 以下、ただゴロゴロしていて…

  • 【英文読書ルーティン日記214】"The Code Book"読書感想ブログ28・完 ~次の本はなんだ?~

    塵も積もればなんとやらであり、気づけば約30週を費やして、数百ページの洋書を読了するに至っている。 正直、英検1級取得者の中でも、僕自身の継続力は高い方なのではないかと自負している。毎日リスニング・単語学習・長文読書は、仕事柄もあるがやはりサボれないのだ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 今度は何にしようか。この冒頭を書いている今はその目星が全くついていないのだが、リサーチすれば大抵すぐヒットするため、そんなに焦らなくてもいいだろう。 物語文を読んでみるのもいいが、自分が学びたいと思っているテーマがあり、それの本がデータであるなら、また説明文を読むのも悪くないと…

  • 人生において、”止めてよかったこと”のダントツ1位は、〇〇です。

    今日は、これまでの人生において、僕が「止めてよかった」と特に思ったことについて話す。 僕はこれまでに、数年程度続けたことをスパッとやめた経験がいくつかある。例えば、野球も、携帯ゲームも、一時期は人生丸ごと投資するレベルでハマっていた。 たった一人の熱狂 (幻冬舎文庫) [ 見城徹 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon しかし前者は高校入学と同時に、そして後者は23歳頃には止めてしまった。そして、20代後半には、5年ほど吸っていたタバコも、しれっと吸わなくなっている。 もちろん、これらについては、止めた結果得られたこと、取り戻せたことはすごく大きく、その決断は間違っていな…

  • なぜ忙しい人にばかり仕事が回るのか。あのクソみたいな格言?を再考する。

    「仕事は忙しい人に頼め」という言葉がある。これはどの立場の人が言い出したか知らないが、頼まれる側からすると腹立たしくて仕方ないものだ。 確かに、雑で責任感のない人に仕事を任せると大体は二度手間になることから、最初からきちんと対応できる人に回したい。その理屈は正直理解できる。 【中古】40代からの「時計簿」革命 多忙という無駄からの脱却 /さくら舎/小池真一(単行本(ソフトカバー)) posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 忙しい人はなんだかんだで信用があり、確実に仕事をこなすからこそのその様子というイメージもあってか、軽々しいかどうかはさておき、仕事を依頼されるのだろう。 僕…

  • 僕の潜在意識は、理性に比べると顕著に頭が悪い説。

    今日は、多分偏屈な自分特有の、僕の気質について話してみようと思う。これは割とよくあることで、しかも同時にかなり面倒だとも感じている認知の歪みのことである。 僕は、他者に対して何かしらの発言をした後に、妙な後ろめたさをしばらく感じることがある。それは叱責や依頼などに関連することが多い。 【中古】 憂鬱でなければ、仕事じゃない 講談社+α文庫/見城徹,藤田晋【著】 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 例えば、昨日の出来事を紹介してみよう。日中に高校生に授業をしていたのだが、その授業をしている部屋の隣で、別の授業に来た低学年の子供が遊んでいた。 当然、静かにするようお願いをした…

  • 「嫌い」だからできないのか?「できない」から嫌いなのか?

    今日は、「鶏が先か、卵が先か」のような話だが、「嫌い」だからできないのか、「できない」から嫌いなのか、ということをざっくりと考えてみたい。 まず、このことを考えるにあたって、改めて「苦手」という言葉について触れておく。「嫌い」よりも曖昧だが、言っていることはほぼ同じで、巷の使用率も高いからだ。 観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか (SB新書) [ 佐渡島庸平 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon ある本によれば、「苦手」と言うことは思考を停止させる要因になり得るため、意識的に使わない方がよいとされており、僕もこの意見には賛成・納得している。 しか…

  • 「忙しいのが好きな人は仕事ができない」と言うそうですが・・・

    今日は「忙しいのが好きな人は仕事ができない」という言葉について、僕なりの考えを述べてみる。 この言葉は昔から有名で、簡単に言うと「無駄に仕事を詰め込んで忙しいふりをしてい悦に入る人は、つまり無能だ」という辛辣な意味合いを持つ言葉だと思う。 そして僕は、これを聞くたびにドキッとすることがある。それは僕自身、忙しい状況が正しいとどこかで思い込んでいるからだ。 周囲から見ると、僕は「忙しいのが好きな人」だと思われているかもしれない。ただ実際には、僕は忙しいのが好きなのではない。それは言い訳したいと思う。 正確に言うと、退屈な時間が嫌いなのだ。退屈だと、「時間を有効に使うべきではないか」「自分の資本を…

  • つまり最強の武器とは、ユーモアなのかもしれない。

    最近、「イラっ」とする細かい事件が連続している。例えば校舎の前に競馬の新聞が落ちていたり、スポーツ新聞が駐車場で風に吹かれて舞っていたり。 あまりにも民度が低い行為をする大人がこの近辺に居ること自体がどうにも不快で、ただただ嫌悪感が強い。道端に落ちたゲロをみたときみたいな気持ちになる。 ラ・ロシュフコー箴言集 (岩波文庫 赤510-1) [ ラ・ロシュフコー,F. ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon こういう嫌悪感というのは、とにかくその対象が嫌いで仕方がないという潜在意識による基本感情であり、攻撃でも防御でもない回避を促すものだとされる。 だから表現もどこか端的で、…

  • 【英文読書ルーティン日記213】"The Code Book"読書感想ブログ28 ~暗号解読~

    僕は物理自体は嫌いではない。空想科学読本や、物理エンジンを用いたバーチャル実験を行うYouTuberを、心底楽しいと思えるからだ。 だが、好きというだけでは理解には至らないという冷厳な事実も同時に学ばされる。高校の頃、僕はなぜg=9.8なのかが納得できず、そこで詰んでしまった程なのだ。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com もっとそんな子細に拘らず、柔軟に、遊ぶように、数式や物理を親しめばよかったと思うところはある。そうなれば僕は理系に進学していただろう。人生も変わりそうだ。 ―そんなIFを語っても仕方ないのだが、量子力学の奇天烈さに触れると、”そんな未来もあり得た”…

  • 不安の新たな側面と、その発動スイッチに気づいた、って話。  

    今日のテーマとして、僕にとっての「不安」に関する内省を、さらに掘り下げてみる。そもそも論だが、僕は人と比べて不安を感じやすい性質だという自覚がある。 しかし、その不安に対する解像度が高いかと言われると、むしろ平均値より低いのではないか。変な話だが、天賦の才がある部分ほど、言語化が追い付かないのと似ている。 【中古】 がんばることに疲れてしまったとき読む本/下園壮太(著者) posted with カエレバ 楽天市場 Amazon とはいえこれまで、不安に関する自分なりの仮説はいくつか立ててきた。そして思い返しても、そのそれぞれが、実態と大きく乖離している気はしていない。 例えば不安を覚えるのは…

  • 「少しのことにも、先達はあらまほしきことなり」

    『徒然草』の有名な一節に「少しのことにも、先達はあらまほしきことなり」という言葉がある。子供の頃は特に、この言葉に何か思うことは微塵もなかった。 しかしこの言葉が最近、自分の中でこれまでとは異なる深い意味を持つようになってきている。さりげない一言だが、なんと含蓄に富んだ言葉だろうかと思うのだ。 www.youtube.com とはいえ、いきなりそれだけを書いても「何言ってんだこいつ」感が拭えないため、ここからはそれについて思うことを、つらつらと述べてみたいと思う。

  • 苦手な業務を無理に任せる不毛さを改めて感じている。

    今日は改めて「比較優位」という言葉について、自分の持論を考察してみる。これはもともとは経済学の授業で知った言葉だ。 リーダーの仕事について解説した本を読むと、「チームの構成員に責任を全うさせることが重要である」という教えがあるが、僕は正直、この考え方には異論がある。 リーダーの仮面 「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法 [ 安藤広大 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon もちろん、個々人の得意不得意に関係なく、全員が徹底するべき業務は確実にやらせるべきだという意見は理解できるし、一定の正しさもあると感じている。 しかし、僕が常々思っているのは、苦手…

  • 2026年3月で”現状の自分を”殺すということ。 —結果生まれた不思議な感情。

    今日は、曲がりなりにも「終わり」を決めることで、自分のメンタルに生じたポジティブな変化について記録しておこうと思う。自分でも興味深いと感じたためだ。 去年の記事でも触れていたが、これまでは2025年3月、つまり今から2か月後に独立を告げようと考えていた時期があった。(この無謀さはむしろ愛しいのだが) 【中古】 君がオヤジになる前に / 堀江 貴文, 福本 伸行 / 徳間書店 [単行本(ソフトカバー)]【宅配便出荷】 posted with カエレバ 楽天市場 Amazon しかし、それは見通しが甘く、どれだけ楽観視してもやはり現実的ではなかったと思う。無知の勢いゆえに立てた計画に過ぎなかったの…

  • マジで盲点だった。【1週間目標】の設定はメンタル安定の神ツールである。

    色々あって、2025年はさらに本気度を高めて、数値を作りに行くことを誓っている。だがこの誓いは、無工夫だとまず長続きしないことも、経験則として知っている。 恋愛感情という強いそれも数か月しか持続しないということを考えると、今僕が感じている【本気で仕事をする】ことへの”恋”も、早めに対策しないとすぐ鎮火するだろう。 手長姫 英霊の声 1938-1966 (新潮文庫) [ 三島 由紀夫 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon だからChatGPTに尋ねてみた。2026年3月をもって、数値・実績を手土産に自分の我を通すべく、毎日コツコツと継続するべきことは何か、と。 いわば、例…

  • 「不信」は意外なところから始まり、むくむくと成長を重ねる。

    今日はもはや日常と化した休日出勤に向かう途中なのだが、我ながらかなりもやもやした感情を抱えている。 これは個人攻撃ではなく、あくまで自分なりの気づきだ。そんな風にまとめるため、言葉には気を付けながら記事をまとめていく次第である。 実は先ほどまでキャンプを楽しんでいたのだが、それを早めに切り上げてまで、色々あって出勤を優先する羽目になった。正直言って、かなり腹が立っている。 なぜそうなったのかというと、新年度に関して未決となっているあれこれの話し合いをする会議のためだ。そしてそれは、すぐにでも決めなければマズい、とのこと。 ・・・・・・しかし、そもそもそこまで急な調整が必要になると知らされたのは…

  • 【英文読書ルーティン日記212】"The Code Book"読書感想ブログ27 ~理解を阻むほどのなにか~

    【ご冗談でしょう、ファインマンさん】という名著がある。稀代の物理学者ファインマン氏のユーモアあふれる日々と思考が描かれた、読んでいて飽きないエッセイだ。 それを読んでいても思うが、理科や数学として括られる単元で抜きんでた成果を出す人は、観ている世界が違うのだろう。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com 正確には、あらゆるバイアス、思い込み、先入観、常識などから自由、といった感じだ。ゆえにあらゆる可能性を考えられる、ということなんだと思う。 それは同時に、大多数が共有する言語や価値観を、そうしていないということも意味する。自由ゆえに集団から溢れがちというのも、一つの個性…

  • 振り返れば、部下時代に感じていた不満を何一つ活用できていなかった・・。

    今年度の決算が近い。一応概算を立ててみたら、血の気が引くほどのマイナスになるのも覚悟していたものの、打ち手次第では昨対プラスに戻せそう、というのが現状だ。 昨日は深夜テンションもあり、熱い目標を掲げてしまった。全校舎で圧倒的な結果を出し、どのようなキャリア選択をしても文句を言わせない立場を得るという内容だ。 サイコパスに学ぶ成功法則【電子書籍】[ ケヴィン・ダットン ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 言語化するとちょっと恥ずかしさも出てくるのだが、この目標自体は非常に魅力的だとやはり思うし、かつ戦略的に実行できれば、別に大言壮語でもないと思う。 強力な成果を生むと確…

  • 「授業」に対して最近思い始めた本音。

    あと3か月も経てば、この校舎長という地位を引き継いで丸二年になり、いよいよ三年目に突入する。今はそれに伴い、新年度のあれこれの準備も並行している。 料金表を確認し、塾則を見直し、新年度のコンテンツの在り方を見直し・・ということを本当は本腰据えて”やりたい”。ただ悲しいかな、実態は全く、そうではない。 僕はプレイングマネージャーであり、担当する授業のコマ数は、正直社内でもトップクラスに多い。法が定める休憩時間を満額で取ることは夢の話といえるほどに。 現場に身を置きながら、時に応じて(大体それはすごく他人の都合に左右されるが)俯瞰的な視点をもって運営に当たらなければならない。そういうことの繰り返し…

  • 僕にオーダーメイドされた【自信】の定義を言語化する。

    今日は久しぶりに、「突然閃いた」的な話をば。僕にとっては未来永劫あり得ないとさえ感じていた「自信」の定義が、ようやく明確になったのだ。 なぜ突然そのような結論に至ったのか。きっかけは、最近また再読しているお気に入りの本『憂鬱でなければ、仕事じゃない』の一節が改めて心に刺さったからだ。 憂鬱でなければ、仕事じゃない (講談社+α文庫) [ 見城 徹 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon その章のタイトルは「自己顕示と自己嫌悪は双子の兄弟」だった。その章には、大体こんなことが書かれている。 「自己顕示欲しかない人間は浅薄であり、自己嫌悪しかない人間は付き合いにくい。しかし、…

  • 意図せずして【カフェイン断ち】に挑戦していたので、メンタルを記録する。

    今日は仕事の調子がびっくりするほど悪かった。具体的には、集中が深まらず、問題を解こうにもどこか投げやりで、解説をしようにも芯食ったことが言えず、という風に。 色々な可能性を疑った。例えば天気が悪かったので、それによる不調かもしれないと早めに風邪薬を頓服したが、さして効果は得られなかった。 別の可能性として、【脳疲労】も疑った。今日は不思議とマルチタスクを強いられる場面が多く、CPU稼働率100%ともいえる状態が2~3時間はあったためだ。 となればこういう時は瞑想が効く。それは経験則で知っていたので、Fitbitのモードから「マインドフルネス」を選び、3分間瞑目してボーっとする。・・・・・・。 …

  • 2026年3月で【区切り】をつけるべく、2025年をどう位置付けるか。

    今日は完全に独り言というか、自分にさえ向けていないような言葉を記録し、そのあとで文章として整理したような記事を書こうと思う。 それくらいカオスなこととは何か。それは僕にとって納得感のある、進むべきベクトルはどこを向いているか、というものだ。 前回の記事では、常に何かしらの目標を立てて勝手に遊んでいるような日々を送っているので、特に新たに掲げるそれはない、と書いた。 しかし、2026年3月を一区切りとし、その準備をこの1年で進めるということだけは、長尺のスパンで唯一、強く日々意識している。 これを僕は「引退」と呼んでいたが、最近になってその表現が適切なのかどうか、改めて見直す必要があるとも薄々感…

  • なぜ僕らは目標達成が下手なのだろうか?

    目標は大事だ、それを達成するスキルが将来活きてくる・・といったアドバイスを受けるが、かくいう僕は、人生でいくつ目標を達成してきたのだろう。ふと疑問に思った。 これまでの人生を振り返ると、意外と目標を達成したと胸を張れる経験が少なく、単純に経験数として、僕は目標達成のアマチュアなのではないかと感じつつある。 【中古】いつやるか?今でしょ! 今すぐできる45の自分改造術! /宝島社/林修(予備校講師)(単行本) posted with カエレバ 楽天市場 Amazon このことに関連して、「実は真面目で自己重要感が低い人ほど、目標達成の経験数が少ない傾向にあるのではないか」という仮説も、ぼんやりと…

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、中元 俊也さんをフォローしませんか?

ハンドル名
中元 俊也さん
ブログタイトル
某塾講師の備忘録
フォロー
某塾講師の備忘録

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用