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某塾講師の備忘録 https://jukukoshinohibi.hatenadiary.com/

底辺出身の塾講師である僕が、『教えること』に役立ちそうな情報を、『心理学』から『勉強法』までまとめるブログです。(教育に関するヘンな話への愚痴も少々)

中元 俊也
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2020/02/21

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  • 【英文読書ルーティン日記187】"The Code Book"読書感想ブログⅡ ~古代の暗号とその解読~

    サイモン・シン氏の文才は堀江貴文氏も絶賛するほどであったが、偉そうなの承知で言うと、僕も本当にそう思う。上手に言葉にできないが、とにかく読み易い。 具体的に内容をイメージしやすく、それゆえにぱっぱと情報が頭の中でまとまっていき、スピーディに読み進めることができている。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com そのテーマは正直難解で、数学や数的パズルの素養や興味が無ければアレルギー反応を起こすことは請け合いのはずなのに、最初から歴史に纏わる話なので、とても嬉しい。 ミステリーというものが好きな人であれば、全員例外なくこの話に面白みを見出せるのではないかと思う。ということで…

  • 実用書の速読は結構いいよ、という提案。

    今日は珍しく、自分が校舎で取り組んでいることについて書いてみようと思う。僕が最近常々感じているものに、国語の読解力に関するものがある。 いわゆる「論理的思考力が・・」といった云々以前に、人生において1冊の本を読み切る経験が、たとえ進学校の高校生であっても、正直足りないと感じるのだ。 確かに、日頃メインで用いるであろうSNS等では、段落構成があるような文章を目にすることの方が難しい。だから、塊で読むことが苦手になんじゃないか。 現代文を教えていると、そういう疑念をどうしても抱く。基本的な暗黙知ともいえる説明文の構成ひとつとっても、どこか腑に落ちていない感じがするのだ。 それを克服しつつ、そして共…

  • 「無駄な仕事を生むな」VS「自分で考えて仕事しろよ」

    労働環境に関する議論はとても盛んだ。真面目に有識者が話し合っているのと同時に、ただの口論と揚げ足取りみたいなやり取りが四六時中行われている印象である。 もちろん、無駄に働き過ぎという状況は、すごく不健全だと感じている。むしろ休みがないこと、滅私奉公することが美徳みたいな価値観は、とても危ないとさえ思う。 【中古】ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない /新潮社/黒井勇人(単行本) posted with カエレバ 楽天市場 Amazon しかしこの最中において、ある興味深い対立軸が生まれているようにも思う。それは、怠惰は美徳派と、なんだかんだで努力するのは大事派の2つだ。 前者…

  • 自分の体力は思った以上にあるのか、それともないのか、よくわからない。

    繁忙期に入ったのは認めるが、今は自分の体感値として、2つの相反する感想が生じている。 それは、「しんどいな」というものと、「まだやれるくね?」というものだ。30代に突っ込んで数年経つが、自分の体力が減ったのか否か、実はよくわかっていない。 似たような気持ちは、FANさんという放送作家の方がnoteに書いていた。すごく共感を覚えたので、引用して紹介する。 自分としてはこれでも、自分のやりたいことが全然やれてない!という感覚です。 毎日働き詰めのように見える書き方を上でしてしまいましたが、24時間働きっぱなしとか全然寝てないとかそういうことはなく、ただ「いまはちょっと何かをやるにはしんどい」という…

  • 人生最狂の夏にする宣言。

    いよいよ夏が始まった。なんかのボディビルに出る人みたいなことを言っている気がするが、ぶっちゃけ頭の冴えとか体調は、過去最高にイイように感じている。 だが、今の僕が、この仕事を始めて以来一番”充実しているか”でいうと、すごくアヤシイ。少なくとも過去最忙とは思わない。それはつまり、仕事が生めてないのと同義。 プレイヤーとしての自分の調子は悪くないのに、校舎を預かる身としてどこか不完全燃焼な感じがする。このちぐはぐさ、猛烈に違和感が込み上げてくる。 こんな状況で、休みだなんだ、空き時間がどうだなんて、ぐちぐち言いたくない。そんな資格があるとは、ちょっと思えない。そんな温いことは言いたくないと、強く思…

  • 改善点は「前向きな観察」で得られていく。

    「仕事とは何か。」なんかプロフェッショナル感極まりない禅問答だが、僕はこれに、まだ即答することができない。 だが世の中には、僕と同じ年齢でも、スパッとそれに答えてのけるすごい人がいる。例えば、「出来事に対して、感情抜きにして代案を出し続けること」みたいに。 僕自身、明確な座右の銘になり得るほどの言葉は作れていないのだが、方針として性に合っているだろうというベクトルまでは目星をつけている。それは【微差力】だ。 【中古】微差力 /サンマ-ク出版/斎藤一人(単行本) posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 常に昨日より今日、今日より明日の方が良いという状態をキープし、毎日少しずつ良…

  • 「自分の時間が無い」という帰結は、とても貧しい気がしてきた。

    自覚している、僕自身の地雷がある。それは他人から勝手に、僕の時間を蔑ろにされることだ。具体的には、僕の意思を問わずして、勝手に仕事を入れるあの感じである。 時間は有限だ。だからこそ、別のタスクを組み込むと、元々僕が組んでいた別のそれが、ガコンと押し出されて消えてしまう。こういう構図に、僕は滅茶苦茶腹が立つ。 短気は損気というから、こういう些細なことでイライラするのは止めようと考えていた時期もある。しかし今はむしろ、自分の大事な価値観だと認めて、大切にしている。 ―とはいえ最近、「俺の価値観だからサ」というのを都合のいい免罪符にして、自分の器が段々小さくなってきているようにも思う。 例えば今、僕…

  • 【英文読書ルーティン日記186】"The Code Book"読書感想ブログⅠ ~解けても解けなくても、死~

    昔、公務員を受けようと思っていた頃、一番苦手でありながら、やってて面白かった問題がある。それは暗号解読だ。一定の規則を探り取るという問題。 正直、自分には1㎜もセンスが無いことは早々に自覚したのだが、読めたときの「アハ」感と、「もうちょっとでコツが掴めそう」という悔しさで、勉強を続けていた。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com この塾講師という仕事に就いてから、そんな日々のことは完全に忘れていた。だが今回不思議と僕が手に取った本は、「暗号解読」をテーマにした本である。 原体験なんてどこに潜んでいるかわからない。そんな不思議さを面白がりながら、今週からまたコツコツと読…

  • 「可愛い」は禁句。

    今日は同意を得るかどうか、過去イチ微妙な話をしたいと思う。皆様は自分の中で禁止にしている言葉はあるだろうか。 僕の場合、「わかる」と「可愛い」は、人に言わないようにしている。前者は、実はコミュニケーションを遮断する声掛けだと、最近知ったからだ。 観察力の鍛え方 一流のクリエイターは世界をどう見ているのか (SB新書) [ 佐渡島庸平 ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon そしてもう一つは、「可愛い」である。実は物心ついたときから何故か、僕はこの言葉を使うのがすごく苦手である。なんというか、すごく後ろめたい。 だが、その理由を今まで言語化しようとしてきたかというと、そうい…

  • 「量より質」というアドバイスを馬鹿正直に守ったら、受験は終わる。

    今日は「量より質だ」と言う意見について、持論を書いてみようと思う。これに関しては、いわゆる筋トレにおける重さと回数のような感じで、論争が絶えない印象だ。 例えば、「質より量」というのは体育会系の根性論で、スマートじゃない!という意見がある。それは「泥臭い努力をしている人はダサい」という考え方とイコールだ。 正直なところ、僕自身もそう思う場面が、たまにある。例えば、「質より量!」と言いながら、Excelがあるのに電卓と手作業で計算しているような人を見たとき、とか。 しかし、それに当てはまらない例もある。むしろ大体の場合は、「いいから黙ってある程度までつべこべ言わずに取り組んだ方が正しい」とさえ感…

  • 「才能も無ければ、努力もできないヤツ」

    YouTuberや、色々な競技で活躍してくると出てくるのが、アンチという存在だ。足を引っ張ることばかり考えて、根も葉もないことを事実みたいに並び立てる。 そういうコメントは見ていて嫌な気持ちになるので、なるだけ見ないようにしているのだが、1年前にたまたま目にしたアンチコメントへの”返し”が、未だに忘れられない。 それは確か、とある若手のアスリートに送られたDMか何かだ。正直内容は、言いがかりというか、妄想100%で、それ自体がとても痛々しかった。 曰く、「こんな短期間で成長できるわけが無い!絶対にズルしてるに決まってる!みんな!騙されちゃだめですよ!」といった感じ。 そして僕が忘れられないのは…

  • 【人生RTA】あほな自由研究・報告レポート 第十六部 ―睡眠向上サプリを酒で飲んだら身体に起きたこと―

    最近、寝起きの体調が猛烈に悪い。自律神経失調症を疑ってしまうくらい、朝が絶望的に起きられなくなってしまった。そんな日々が1ヶ月程度、続いている。 具体的には、目覚まし時計が鳴った際は覚醒できるのだが、あまりにも激しい疲労感、ぼやけた視界、働かない脳ミソに苛まれ、そのまままた布団に伏せてしまうのだ。 そんな僕が起き上がられるようになるのは、本来起きたい時間から大体2~3時間後。今の仕事のシフトだから何とかなっているが、これでは普通には働けないだろう。 本当に色々と試してみた。カーテンを少し開ける。目覚まし時計を遠ざける。起きたらすぐに水を飲む。ストレッチを入れる・・・。 その全てに効果が無いか、…

  • 「俺も老いたな」なんてことを言う贅沢は、今の自分に許されちゃいない。

    今日は主に「反省」という観点から、自分の仕事に対する考えを振り返り、それを記事としてまとめてみたい。 僕は自分が特別仕事ができるとはつゆほども思っていないのだが、最近、そうやって卑下した水準よりもさらに仕事ができてないのではと、少し怖い実感が湧いてきている。 同級生や後輩たちの中には、僕よりも優れた考え方や働き方をする人たちがいる。それ自体は別に当然のことなのだが、僕より優れた人の方が、周りに多い気がする。 それなのに、なぜ自分が肩書や責任を持って校舎を回しているのか、不思議で仕方がない。申し訳なさと焦りが入り混じった何かを、最近ずっと胃の辺りに抱えている。 だから何度も自問自答する。「俺はこ…

  • 人の目を見れない三十代の告白。

    僕は人の目を見られない。自覚したのはいつ頃だったかややうろ覚えだが、確かアメトーークの「人見知り芸人」を観ていた際にふと、そうなんだと気付いた記憶がある。 「目を見てくれないねと言われて・・」みたいな悩みを吐露する芸人さん。それに対する共感の嵐。「いやお前、芸人やろ!」みたいなツッコミと爆笑。 そのときに僕は、「人の目を見ない方が、実は異常なのだ」と初めて学んだ。僕の中の常識は、世間に言わせれば、真逆どころかコミュ障のそれなのだ! そしてその「目を見られない」という症状に、特に改善の兆し(と意識的な努力)が無いまま、僕は30歳を過ぎ、気付けばそこから数年経とうとしている。 そんな今。僕は、本腰…

  • 【英文読書ルーティン日記185】"Who moved my cheese?"読書感想ブログ完 ~チーズはどこに消えて、あいつはどこへ行く?~

    かつて社員研修の場で、僕はこう宣言したことがある。「僕はマンネリズムが嫌いです」と。今思えば、すごく青臭くて恥ずかしい。厨二病だなぁと思う。 なぜか。それは、僕の生活は大体、マンネリズムで構成されているからだ。カッコよく言えばルーティンワークだが、つまり変化に、起伏に、あまりにも乏しい。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com そんな僕なので、口では変化を歓迎するようなことを言ったとて、ひとたびチーズの迷路に放り込まれれば、小人の片割れよろしく不運を嘆き、行動を否定するだろう。 そして、変化を拒否するという決断をした僕は、その後の未来にもっと苦しい思いをしている僕から、…

  • 「褒める」ってなに?「褒められる」っていいこと?

    「褒める」という言葉がある。それ自体は知っている。だが白状すると、実はこの言葉が具体的にどんな言動や感情を意味するか、あまり腑に落ちていない。 捻くれているのは承知の上で素直な感想を言うと、「褒める」とは、どこか上から目線で、主観的な意味での「良さ」を満たした人に与える評価、という感じがする。 自分が人を褒めるのも苦手だが、言われる方がもっと苦手だ。いつからか、僕は「褒められること」を素直にあまり喜べない性質なのである。 世の中に、似たことを考える人はいないのだろうか。いや、いるに決まっている。だから「褒められる 苦手」というワードで検索をする。やはり、そこそこヒットした。 今日はそこで知った…

  • 僕のメタは悲劇しか演じさせてくれない。

    子どもの頃の記憶は8割以上が嫌なそれなのだが、その中でも飛びぬけて苦々しいものがある。それは幼稚園の頃のお遊戯会のこと。 当時の僕は、今なら多分ADHDと即座に診断されるほど、落ち着きがなく、話も聞けないという、そんな子供だった。自分で自分を評するなら、ザ・クソガキだ。 そんな有様なので、当然、流れなど覚えられない。音楽に合わせてあっちからこっちという説明が、左耳から右耳へと抜けていく。当時の先生はさぞ苦労したことだろう。 そのまま本番を迎えたので、檀上はいわば公開処刑の舞台だ。一人だけ流れを全く覚えていないことが明白で、ただただ周りに合わせて変なことをしている僕。 文字通り、衆人環視の中で恥…

  • ニコニコ動画が教えてくれた、「僕が失ったもの」。

    ニコニコ動画がサイバー攻撃を受け、機能不全に陥って久しい。公式アプリを立ち上げる度に、「メンテナンス中のお知らせ」が表示され、どこか悲しい気持ちになる。 それはユーザーの総意らしく、大元をエンジョイできない代わりにと、有志が過去の動画を閲覧できるサービスを作っている。これがなかなかに”エモい”のだ。 www.nicovideo.jp 僕がニコニコ動画に入り浸っていたのは、大体2006~7年頃。高校2,3年のシーズンだ。自分から突撃したというより、友人に引きずり込まれる形で、招き入れられた。 そのときはアニメを観る、某レスリング動画で笑うということもしてきたが、印象に一番残っているのは、”曲”だ…

  • 僕の「子供嫌い」に関する、超しょうもない一考察。

    いつからか僕は、「あー、俺は子供がマジで嫌いなんだなぁ」と心底納得している。それなのにこの仕事をしてるなんて妙な話だが、自覚したのは就職後だ。仕方ない。 例えば、子供がかわいいとか、子供と過ごしている時間が本当に幸せとか、そんなことを本気で言える人が、僕はどうしても信じられない。 それは世間体を気にした建前に過ぎず、心の中ではどす黒いものを必死に封印しているのではないかと、裏を僕は勝手に心配しているくらいだ。 一体、子供の何がそんなに嫌いなのか。何がそんなに許せないのか。内省は過去何度も繰り返したけど、しっくりくる回答は、自分の中にはまだ結晶化してきていない。 ―そういう自分にとって手垢べとべ…

  • 【最終回?】電話が大嫌い過ぎる僕。好きになる努力は、もう止める。

    過去何度も何度も書いて、擦り倒したネタ。「僕は、電話が、大嫌いだ」。僕が胸を張って公言している数少ない「嫌いな物」の筆頭格と言っても、これは過言ではない。 掛かってくると、思い切り眉間に皺が寄る。だからテキストメッセージの返信を「めんどくさいから」と電話で返す人の気が知れない。口悪く言えば、神経をマジで疑う。 「良い電話だったな~」「最高の時間だったぜ~」という感想を持つことは、無い。もっと手短に、文面で済ませよと、毒づくことの方が圧倒的に多いくらいだ。 なんで、こんなに、電話が嫌いなのか。 その嫌さっぷりを言葉にしようと、何度も頑張って向き合ってきたが、そのたんびに「掴めた!」という手応えを…

  • 「恵まれた人」の本音を知ると、「僕らと同じ」ってことがよくわかる。

    最近、エッセイが好きで、よく読んでいる。そしてなるべく、世間一般で言うところの、「恵まれた人」にカテゴライズされた人のそれがお気に入りだ。 ここでいう「恵み」とは何か。美貌。容姿。体型。出自。学力・学歴。金銭力。要は、何かしらの人から羨ましがられるステータスで、偏差値60以上を出していることだ。 ぶっちゃけエッセイを出版できている時点で「勝ち組」なのだが、ではなぜ、そういった人たちのエッセイを選んで、僕は読んでいるのか。 それは、「なんだかんだで僕らと同じ」ってことが、身に染みて分かるからだ。そしてそれによって、僕は無駄な嫉妬心が和らいでいることを、確かに感じている。 今日はそんな随筆を書いて…

  • 【英文読書ルーティン日記184】"Who moved my cheese?"読書感想ブログⅡ ~変化を愉しみ、変化しない自分を嗤う~

    どうでもいいが、僕はチーズが大嫌いだ。この世の食品の中で一番嫌いであり、粉チーズは勿論、うまい棒のチーズ味もダメだ。 そのため、チーズがこの上ない報酬と定義されている世界はなかなかに想像しづらいが、ちいかわの無限白米のようなものかと捉え直して、読み続けている。 jukukoshinohibi.hatenadiary.com さて。愚直に変化を受け入れて行動するネズミと、変化を自分への理不尽な罰として受け止めて怒り狂う小人。 各々を待つ運命はどうなっていくのか。平易でわかり易いだけに、すごく気になる。では以下、そんな感想文である。

  • 「好ましくない」ことがなぜそうなのかは、”受けてみれば”よくわかる。

    ビジネスにおける所作、言動、行儀は、大事だということはわかっているものの、それがなぜそうなのかを腑に落とすのは、殊の外難しい。 特に「NG例」とされるもので、それがダメな理由まできちんと併記されているものはとても珍しく、「別によくねぇか?」という疑念がどうしてもくっ付いてくる。 そういうわけで、「好ましくないこと」を意識して再現することは、やっぱり簡単ではないと思えてならないのだ。何かしらの工夫をしなければならないのは自明だろう。 そう思っているのだが、その工夫について、「こうしたらいいんじゃないのかな」というアイデアの心当たりが、実はある。 それは、模擬でも実体験でもなんでもいいから、「受け…

  • 「哀れ」という感情が、最近やっと腑に落ちた。

    今日は「哀れ」という感情について、最近やっと理解できた気がするという話を書いてみる。ぶっちゃけ少し嫌な話になるのだが、このままゴリ押す。 主にメンタリストDaiGoさんのブログや著書を読んでいると、「自分より残念な人」は、素直にそうだと認めて見下してしまう方が良い、という考えが紹介されている。 超報復力 いじめる相手を徹底的に見返す方法 [ メンタリストDaiGo ] posted with カエレバ 楽天市場 Amazon 例えば、どんな人にも必ず、あなたより優れた点があるのだから、クソとかそんな風に思っちゃダメ。絶対に他者はリスペクトしなさい・・といった高尚な言葉がある。 この美談をあまり…

  • ”悲愴感を出さない”

    今日はここ最近の自分が肝に銘じていることについて、記事を書いてみる。それは、とにかく”悲愴感を出さない”というものだ。 僕はネガティブだと言われるし、自分でもそうだと思っている。しかし、それをそのまま無工夫で放出すると、実は自他ともに何もメリットがないことにも気付いている。 僕の後ろ向きな思考を、言葉にして発する。あるいは、仕草などから人に気取られてしまう。そうなると、その場全体が暗く沈み、そして淀んでいく。 こんな場に居たいなんて人はいるわけないし、そんなことをする人に人徳が積まれていくわけもない。何なら僕だって、願い下げである。どの口が、という話だが。 しかしこれは何も、徹底して無理して陽…

  • 【同業者向け】基本の所作の練習が”面白く”なるのは、キャリアを積んだ後っぽいです。

    今日は同業者向けの話に特化した内容になるが、こないだ起きたちょっとしたことについて書いてみたいと思う。 折しも、久しぶりに自分の授業を他の人に添削してもらう機会があった。僕としては前回のときに思うことがあったため、そこまで作り込まず、普段通りの授業を行った。 その結果が返ってきたのがそれから2週間後のことだったが、その中に一つ、非常に辛辣なコメントが並んでいる物があった。 いわば、良かった点ではなく、ダメだった点だけが並んでいるようなアンケート。言葉を選ばずに言えば、僕のアンチから貰ったコメントと同じである。 そのコメントを見ると、例えば「説明が単調で抑揚がない」という指摘があった。これ自体は…

  • 弱った自分に効くのは結局”アレ”説。

    今日は「何を言っているんだ?」と我ながら思う話だが、意外と「俺はできる!」という根拠のない思い込みが効果的だという気づきについて、書いておこうと思う。 最近、しんどさがなかなか消えないとずっと感じていた。もちろん現在進行形で感じているが、その原因がどうにも曖昧で、自分でもこの不調が不思議で仕方がない。 慢性疲労症候群という言葉を知ったのも、最近「疲れ」について色々と調べたからだ。一度でも心当たりを得てしまうと、全てがそれの原因に見えて仕方がない。 自分の思考、他者からの圧。自他を問わず、様々なことが僕の心を痛めつける原因のように思えてくる。精神状態もすこぶる良くない。ずっとそう思ってきた。 し…

  • 僕にとっての「電話が嫌い」ということの解像度がブチ上がったので、書く。

    相も変わらず電話が嫌いだ。20年以上電話が嫌いで、特に知らない人からかかってくる電話も、知らない人にかける電話も、恐怖を通り越して嫌悪感に至っている。 なぜ僕はこうも電話が嫌いなのか。その理由の一つは、僕がその「いやだ」という感情を、対して言語化できていないのが大きいのではないかと考えている。 そんな電話嫌いの僕だが、こないだまた嫌で嫌でしょうがない電話を終えた後、急に自分の「いやだ」を表現する言葉が見つかった。 そのときは時間が無かったので、箇条書きでそれを残したのだが、この記事ではそれらを一つの記事として改めて仕上げて、色々客観視してみようと思う。

  • 【英文読書ルーティン日記183】"Who moved my cheese?"読書感想ブログⅠ ~ネズミと小人~

    「チーズはどこに消えた?」とは、何とも中身を想像し辛いタイトルだ。だからこそ、中学生の頃から、興味だけは持っていた。 せっかく読むなら、原著を読んでみたい。そう思い、2300円を支払って買ったのが、【Who moved my cheese?】である。 前回の本も中身を知らぬままに手に取ったが、それが吉と出たか凶と出たかは、ちょっと判断がつかない。だからまだ、様子見を重ねたいなと。 ということで敢えて事前情報を特に詰め込まないまま、読書を開始したいと思う。では以下、そのルーティン読書感想文である。

  • 「暗さ」はどう克服すればいい? その考察と仮説をば。

    先日、「暗い」と改めて指摘されて、ちょっと凹んだといった感じの話を書いた。こういうときは、勉強こそが僕の心の動揺を鎮めてくれるもの。 そう思って、「暗い」性格を悩む人の声を拾い、しっかりと一つずつ読んでみるという時間を取ってみた。すると、玉石混交、様々な意見がずらっと並ぶ。 例えば、「暗い人 ウザい」「暗い人 めんどくさい」という検索候補には、「あー、実害あるんだ、ごめんなさい」という感想が湧いて、また少し凹んだ。 しかし、これも一つのリアルな感想だ。そう捉え直し、あくまでも客観的な視点を心掛けて、玉と石を切り分けつつ、読んでは調べて、調べては考えて、それを繰り返した。 結果、世間が言う「暗さ…

  • 「ミス」に弱いと店を潰す説。

    今日は禅問答みたいな内容になるが、「ミス」についての自分の考えを整理してみたいと思う。 まず、「ミス」以外にも、「失敗」、「エラー」など、呼び方はいろいろある。それらに差異はあるのかと辞書で引いてみたが、全て同じ事を指しているようだった。 [名](スル)誤ること。まちがえること。失敗。ミステーク。「捕球を—する」「計算—」 ミスに関して言うと、しない人間はいないと僕は考えている。だから、それを防ぐ努力はマストだが、ゼロにすることは不可能だという風に捉えている。 むしろ問題は、ミスをしないことではなく、”した後”の心の構え方、もっと砕けていえば気持ちの面の押し引きの方が遥かに大切だと、最近感じて…

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