わたしの朝一番の贅沢は 小鳥のさえずりで目を覚ますことです。 澄んだ 軽やかで 美しい 高い音が大好きです。 ソプラノなので 真似てみたりもします。 ところが 日が昇るにつれ 鳩の低く くぐもった声が混じってきます。 わたしは それが 好きではありません。 聞きたくないなぁ と思うと なおさら 聞こえてくるものです。 すると なんと 「フウフ ハ ナカヨシ」 「フウフ ハ ナカヨシ」 「夫婦 は 仲良し」 と 聞こえてきました。 ありゃりゃ! 確かに 鳩さん夫婦は仲良しですものね。 鳩の声も まあいっかぁ となりました。
わたしは 結構おせっかいで 「こりゃあ いい!」 と思うと すぐさま 人に 伝えたくなってしまうのです。 でも ある時 ストレートな物言いをする友人に 「あんたが 今まで薦めたので 良かったのは パン教室だけじゃん」 と言われて 考えました。 わたしは 人の役に立つことで 自分の価値を 示そうとしていたのかもしれない と。 自分がまず満たされ 輝くことによって 他人が憧れ 聴いてくるまで 待っててもいいんだ。 急いで 十分な結果や 効果が得られてないものまで 人に薦めることは もうやめよう。 かえって 軽んじられるだけだ と。 まず自分! 自分が心地よく 機嫌よく 過ごすことが先 なんだね。
花粉症のおかげで 雨の日が好きになりました。 かと言って 晴の日が嫌いになるわけではなく もともと好きなものは好きなのです。 声を張り上げる場所がないおかげで 早朝の海岸に行きました。 折よく風は海に向かって流れ 気持ち良く歌うことができました。 そして なんと 日の出とともに 虹が立ち上がってくる瞬間も 観ることができました。 歳を経たおかげで 誰彼構わず 気軽に声を掛けることが できるようになりました。 そうやって 方向音痴な私は たくさんの親切な人々に出会い 助けていただきました。 誰かや 何かの「せいで」 と考えると 嫌なことでも 「おかげで」に変えると いいこともあるのかな と思いま…
人嫌いというわけではなく むしろ誰にでも声をかけられるし 仲良くもなれます。 ですが なぜか「つるむ」ということが ありません。 いつも一緒にいる友だちを見て うらやましく思うこともありました。 仲間がほしいなぁ と思ったり。 でも もう 自分は そういう者なんだと あきらめました。 いろんな先生にもついてきました。 学校の先生 空手の先生 合気道の先生 スピリチャルの師 などなど。 これも もういいかな。 生徒でいるのにも 飽きてきましたし 競い合うのも しんどい。 今は 声楽の先生だけです。 こればっかりは 自分ひとりでは うまくいきませんから。 自分を 生涯修理が必要な ポンコツと観るの…
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