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榎 聖子
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2020/02/19

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  • 依存脱却

    有希は、なかなか良くならない鬱状態に悩んでいた感情は落ち込むし、なんとなく無気力で何にも興味がないテレビを見ていても笑えない、ぼんやりと一日を過ごす性格は愚痴っぽい、何かにつけて「自分は悪くない」といううつうつとした日が続いたある日、母親が有希に「依存からは、何もうまれない」と厳しい言葉を投げかけた有希は「えっ、依存」と驚いた有希は気が付いた誰かが何とかしてくれるとか、心療内科の先生が助けてくれる...

  • 先祖と菩提心

    父方の永代供養が無事に終わり、寝苦しい夜が続いたある日のこと、ふと目を開けると天井から1人の武士が裃姿で、寝ている私を見下ろしていますぞっとするほど、怖い話ですが不思議に恐怖感はなく、私も天井の武士を見つめ返しましたやおら武士は、私の先祖だと告げました古い語調ですが、意味は頭でなく、なぜか心で理解でき血のつながりというものを、実感しました先祖である、その武士は長々と口上ののち「誠に、誠に、感謝申し...

  • ありがたし

    真理は中学の頃、いじめにあって不登校になった真理はいじめさえなければ、もっと違った人生になっていたと惨めでたまらなかった部屋にこもっては、ただひたすら得意の文章を書いていたいじめ、不登校、引きこもり、虐待など、自分の経験を自分のありのままの心情を書いていた母親はいつしか、真理の書いた文章から真理の苦しみ心情を察するようになっていたそして「どうして、真理だけが」と思った母親は、真理と同じ境遇の人の為...

  • 幻の花嫁

    和美が家に帰ってこなくなり3日が経とうとしていた両親が「和美、どこへ行ったんだ」と心配はつのるほうぼう探したが、誰も和美のことは知らないと言うそこへ、和美から家に電話があった父親が「3日も家へ帰らず、どうした」ときく和美は「私は今、仙台にいる。彼が秋田から仙台に転勤になり、一緒についてきたんだ」とあっさり言う両親は和美の行動に驚きをかくせず、翌日秋田から仙台の、和美のもとへ向かった「同棲なんてとんで...

  • 生きる道

    久雄は、発達障害をもつ40代の青年である両親は難病を患い、どうしても久雄を育てることが出来ず施設で育った久雄も見知らぬ親戚のところで気を使って育つよりも施設へいた方が楽だった久雄は明るさがとりえで、人なっつこい性格であった周囲の人からは「久くん」と呼ばれ、どこへ行っても人気者であった久雄は、知らず知らずのうちに人の心を読める能力を身につけていたその能力で人から人へと渡り歩くという稀有な存在だった久雄...

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ハンドル名
榎 聖子さん
ブログタイトル
聖子の幸福論
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